と、Kobeさんに言われました…っていうのは正確じゃなくて「とりあえずおいしいもの食べたかったらセンパイのあとくっついていけばいいんですよね」とか、それくらいでしたけど。

 名古屋から帰りました。なんかずっと和食だった気がする、京都名古屋の旅。
 今回は1週間程度前に京都の宿がまったく押さえられず、当日予約限定サイトとかのほうがもしかして可能性あるのか?と思い、前日夜(というか0時回って当日)から色々探すも見つからず、力尽きたので朝になって宿に電話しまくって結局ネット上では空き無しの所に滑り込めました…あぶねー。ていうか宿も無駄してるよね、電話で訊くと在庫があるって想像はできたって普通そこまでしないだろうし。つうか別にお祭りとかの時期でもないのになんでここまで混んでたんだろう。

 で、当日も寝坊したわけではなくその宿との交渉に時間をとられて遅刻しそうになり、新幹線にもその後の電車にも駆け込みというような感じになってました。ふー。しかも新幹線自由席ほとんどあいてないし。
 京都駅からタクシーを拾い、待ち合わせ場所からもダッシュで電車に乗り、向かったのは貴船。清涼院流水の作品に貴船さんって出てきたよね~とかってのはまあどうでもいいとして、川床料理が目的でした。京都のわりと山の中の駅を降りて、そこから送迎のバスに乗って10分くらいかな?両側に宿や料理屋がぎっしり。
 料理は…別に川床料理ってジャンルがあるわけじゃないのね(そりゃそうか)。とりあえず内容にしては明らかに高い!普通に美味しかったけどね。しかし川床料だと思うしかないね…涼しいし、風情があるのはあるよ。ちなみに言ったのは2時過ぎで、お客ははけはじめてました。最後のほうほとんど占有だったんで、そこら辺の時間を狙うといいでしょう。

 帰り道、「センパイなんか鞍馬寺とかって表示が」とか言い出した人がいて、思わぬ登山をする羽目に。入山料みたいなのをとられるだけあって、普通に2.5kmのトレッキングでした。スーツとPC背負ってやるもんではないね…。でも時間が微妙だったし、そこら辺のカフェでだらだらするよりよっぽど有意義だったのは確か。あ、ちなみに今回の参加者は呼びかけ人Kobe from 奈良のほか、明石のメーカーの研究所に就職した後輩と某花札屋に就職した後輩、共に男子。男3女1のパーティだったわけです。

 で終わってばいばいして、大阪で働いているサークルの同輩"3"と晩御飯、の所がKobeがなんかつまんなそうにしてたので誘って(面識ないけど同じサークルだし)3人で晩御飯。以前某バーでご紹介いただいたちょっと創作が入った和食の店で、なんていうか僕はとてもこの店の料理が好きなのです。でも流行ってない…今回もすごく凝った料理(しかも安いんだ、ありえないレベルで)出してくれたのに、僕らが入って出るまで自分ら以外ノーゲスト。京都行く友人にはみんなに勧めてるのになあ。ブログやら食べログとかでかかれることもなく…いつ閉まるか不安なレベルです。
 3ちゃんも来月彼氏と結婚で僕と会うのは3年?ぶりくらい。以前上海に船で行った時大阪で会ったとか、そんなん。なんかこう相変わらずおとなしそうなのに適当かつ投げやりな感じでおもしろかったです。時間を感じない相手っていいよねー。あまり会えないけど僕はいつも会えそうな時は連絡するというくらい、気に入ってるんです。

 夕食後普通なら呑みに行く?ってなるけど、今回は両方遠方からだったのでバイバイして、僕は一人で先斗町のバーへ。いいね先斗町!!道の狭さと両側の店の風情がなんともいえません。観光の人が多いけど、夜歩くと本当に素敵です。
 僕が目指したバーは上で書いた晩御飯の店を紹介してくれた人の店。四条大橋かな?の方の入り口に近いところにある、入り口はちょいとハードルが高い感じの店です。残念ながらその目的の人は体調不良とかでいなくて会えなかったんだけど(ああそうそう僕はその人が東京でバーテンやってた時の客ね)、カジュアルとオーセンティックの中間くらいの店かな。多分土地柄観光客とか軽めの客が多い事を意識しているんだろうと思われる内装とか接客の方法とか品揃えとかが僕の好み直球ではないかなと正直思ったかなー(値段はわりと立派…というか正統派のバーの値段)。知ってるその人が前働いてたのがガチオーセンティック系だったしそういうのを期待してたんだけどね…。
 この日現場は女の子ひとりとそのアシスタント的な若い男の子2人で回してて、バーテンとしてまともに動けるのは女の子ひとり。ただしあまり知識はない…だけど話はうまいというかするっと入り込んでくる…要するに、客筋にちゃんとあってるんでしょうね(しかし前僕が通ってる系列のバーにいた人と顔も背の低さも芸風もめちゃ似てて笑えたけど)。でも若い子の教育はもっとちゃんとしたほうがいいよー!
 てか会えなかったのが残念。3年ぶりとかだから多分名前だけじゃ相手も覚えてないだろうしなー。結局そんな文句を垂れながらも隣の客と盛り上がり、わりと遅くまでばかばか飲みました。この日は一日で飲み食いに相当金が…。

 そして今日は名古屋の料亭街(っていうのか?)、白壁の中でもひときわ広いと思われる料亭で、元同僚の披露宴でした。1000坪ってすげえな!建物の中がやたら入り組んでます。でもこういうところでやったらすごいよさそう、とは思った。料理もとても美味しいし。多分相当(予算的に)気合入れたんだろうなー。僕は自分が手配した演奏者さんがちゃんと仕事をしてくれたので安心でした…っていっても高い音何度かはずしてたから冷や汗だったけど…でもまあ、ちゃんとやってくれた範囲内でしょう。2週連続で披露宴で形式は両極端というか正反対か、だったけど、やっぱ色々みるとこれは好きとか嫌いとか、そういうのが出てきますね。っていうか友達女子ばっかりの僕がもし万が一披露宴をやると招待客が多分まず間違いなく8割以上女子になって、つまり相手が普通なら全体の9割くらいが女子になるんじゃないかと思うんだけど大丈夫なんですかね…まあ妄想だから大丈夫なんですが。
 あそうそう、「名古屋って式が派手で云々」って口癖のように言われるけど実際それを言う人は参加した事が有る人ではなくて結局何が派手なのかさっぱり、と思ったんで今日はいい機会か、と思ったけどそういう意味では別に普通でしたよ。いや、普通というか金は相当かかってるしレベルは高いけどそれは「派手」というより単に(?)「上質」というだけの話ですから。引き出物は多かったかなー。結局何が派手なんだろう。


 今誰だかわからん人からメール(しかもライブ告知)が…と思ったら以前NYで部屋をサブレットさせてもらった人だった。鍵の受け渡しのときにちょっと話をして「誘ってね」って言っといたんだけど、覚えていてくれたみたい。日本ベースの人ではないし、それだけ集客やばいって事かもしれないけど、まあそんなやらしいこと考えずにただ、感謝しましょう。
(一部携帯から書いていたり飲みながら書いていたり。あと今は疲れてる)

結婚式で高原地域に来ています。デカンじゃないよ。203でもない。

せっかく(?)携帯がまともなものに変わったのだし、今日は携帯から書いてみます。
いつか書いたかもしれないけど、うち・・・というよりうちの本家はかなり変な家で、まーいろいろあるんです。昔は嫌な言い方だけど権力の真ん中らへんにいた時代もあり、その残り香というのかなんというのか、たまに普通じゃないことが起きたりする。んで明日・・・というか今日式をあげるのはその本家の次男。長男はアメリカ行って帰ってこない(明日のためには帰ってきたけどね)ので、多分実質的な跡継ぎ。といってもいまどうかと言われて目立って金持ちなわけではないし、なんかちがうわけでもないんだけどね・・・でも今僕がいる、そして挙式の会場になるのは重文かなんかだと思います(ぐぐったら別にそんなおおぎょうなものではなく、単に一般人立ち入り禁止なだけだった)。あとどうでもいいけど日本人同士が半分英語で会話してたりする。


まぁそんなわけで式のお手伝いをしていて痛切に思ったのが2つ。ひとつは、思考が似ていて信頼できるチームがいることがどれだけ安心かということ。今回は僕以外に本家三兄弟がそれぞれのパートナーを連れて手伝いに入っていたんだけど、初対面が多かったのにとても物事の進みがスムーズ。よく動くし、無駄がない。わざわざ口に出さなくてもきっちり汲み取って、物事が進んでいく。
それが自分がいま仕事で感じてる不満だったり前職での上司たちと働いてたことへの郷愁?だったりとかとリンクしてくるんだよね。お互いにカバーするし、皆が目的をちゃんと認識して自発的に動き回るって快感だなと。まー言っちゃえばこんなのプロジェクトとしてはとても小さいわけだけど、そういうものですら圧倒的な、ね。

二つ目は自分のパートナー選びがうまいこといかん理由がクリアになったというか、将来的にも難しいだろうなーというか。それぞれのパートナーと会ってみて改めて、この人たちが皆世間的に見て超ハイスペックだってのを実感したんですわ。勤務先とかそういう外見の話だってそうだけどまーこれは自分が満たしてないから無視するにしても、あーすごいやらしいけどこういうのって受けてきたキョーイクの差とかそういうやつですかねー、みたいな。
なんていうか、血も繋がってないのにこの輪に入ってちゃんと話をできて、そして受け入れられる人ってそんなにいないんだろうな、と言うことなのかな、なるべく単純に書くと。さっき書いた「動く」こともそうだし。
 別に僕はその血の本流ではないから実際のところ誰もそんなこと気にはしないしどうでもいいよむしろ一人でそんな事気にして滑稽、ってんだろうけど、悲しいことにこっちは気にするわけよ!彼らに胸張って紹介できる嫁って誰よ!っていうね。そういう意味で今日結婚した彼は僕なんかよりとてもとても重いものを背負わされていたと思うし、それでもちゃんと素敵な妻を見つけてこうしてゴールしたのは本当にすごいなと、思う。

 
 結婚式はとても素敵でした。ちょっと寒かったけど天気はとてもよくて、新郎(と家族)が思い入れを持っている素敵な場所で手作りとちゃんとしたプロの仕事のちょうど良いミックス。僕だってたまにはする結婚式妄想のひとつの理想系。

 その式、なんかこうはじめとおわりにミスが…というのが足りず余分な話。や、単に行きに会社にスーツ忘れて引き返すはめになって、帰りは帰りでその会場の鍵もって帰ってきちゃっただけなのだけどね…。


 で、旅。結局国内になりそうです。検討したのは順不同に
シンガポール: 偽名ちゃんがいかなかったらそこまででも。去年行ったし
上海: 人付き合いがめんどいモード
沖縄: 雨季やん
タイ・サムイ島: セックス・ドラッグ・ロケンローな島だった。めんどい
グアム: 飯がうまくなさそう
サイパン: さびれてる
ハワイ: 地味に高い

 一応ビーチリゾートをテーマにしてたはしてたはずが、結局結論としては北海道横断+被災地訪問という謎の企画になりそうです。僕が国内旅行すると移動距離と訪問都市数がエラいことになるんですよねー、ってそれ別に国内に限らないか…。

 ということで今日もこれから時刻表とにらめっこ(ってのは比喩だな、さすがに)に戻ります…。今週は夜結構予定がある上に週末京都&名古屋だしなんかばたばたしてるわー。

 なんか眠いのでなぜ被災地に、ってのはまた今度。
(飲んでる) 

 ようやく祭りがおわりました。今日はずっとぐったり。色んなことがあったけどその話は気が向いたら又今度。でも、一個だけ。今回一緒に仕事をした人たちの仕事への姿勢がなんていうか、うらやましかったので。
 それは簡単に書けば、全てに対してポジティブであり、感謝をしていること。…ってなんかうさんくさい自己啓発系みたいなモノイイだけど、うらやましいし、ああなりたいなと思ったのよね実際。少なくとも、そういう態度を外に見せながら仕事をしたい。口先だけでなく、ちゃんとね。そういう事ときちんと仕事をする、金を稼ぐ事とを両立させるのは難しそうだし彼女たちが必ずしもそれを出来ているとは(いっちゃあわるいが)思えないんだけど、それにしたってなかなか真似できないです。勉強させてもらいました。

 なんか重ったるい気分です。最近ちょいちょいいろんなことがあって、自分が死んだら連絡してねリストをアップデートしています。パスワードをかけたExcelなんだけどでも、当初の計画では自分が選んだ二人の人にパスをわけて渡そう(そして僕が死んだらその二人が連絡を取れば開錠、っていうね)と思っていたのに、その対象になったであろう彼氏さんとの関係が途絶えたせいで、実際に渡すところまで行っていません。人選がねえ…でも、個人情報とはいえ普通の人にとって価値があるものでもないし、僕との関係性が書いてあるわけでもないので別にそこまで慎重にならなくても良いのかもしれないけど、それでもやっぱりそういうものを託す相手というのはそれなりに、それなりじゃないかなと思ってはいます。だから、ね。
 自分が死んだら友人に知られたいか、というような話をそういえば偽名ちゃんとこないだしました。彼女は別に知られなくていいんじゃない?という立場だったと記憶しているんだけど、なんかその流れで自分が死について考えたときの話をしていました。死にたいと電話を受けたらどうするか、というような話で、僕は本当に腹の底から死にたいと思っているなら何で連絡してくるのかわからないにしろ協力してやるのが本当の友人なんじゃないか、みたいなことを言って、彼女は電話なんかしてる時点で止めて欲しいの明確じゃないかあなたは冷たいねえ、みたいな事を僕に向かって言っていた気がします。まあそりゃそうか。 その後、「私が死ぬことにしたら、その前に挨拶くらいはしにいくから安心してください」みたいな事もいわれたような気がするんだけどなんなんだろうねえ。
 僕が自分が死んだらみんなに知らせたい、というのは別に自分の葬式にみんな来いよ!とかってことではなくて、単に知らずにひょんな事から僕が死んだ後数ヶ月なり数年たって連絡を取ろうと思い立って連絡してみた時に僕の死を知る、みたいな人がいるとしたらそれはとても申し訳ないなと思うからなんだよね。自分が過去そういう思いをしたわけではないんだけど、でもそういった羽目に陥る嫌な想像を時々する。上で偽名ちゃん登場してるから偽名ちゃんを例に取るなら、彼女がいきなり死んでも、僕には絶対に伝わらない。まあ、伝わる可能性がないという意味では嫌な予感はしつつも「あー俺切られたんだな」で済むといえば済むのかもしれないけど、それを何かのきっかけで大分経ってから知ったら本当に暗い気分になるだろうな、と思うのです。ましてやそれが自死だったりしたらね。

 
くらいなー。


 この山を越えたので本当はシンガポールか上海かにいくつもりだったんですが、来週、再来週と遠隔地で結婚式がはいってぐったりです。で、だから6頭にでもどっかビーチリゾートにでも行ってこようかなと…ってお前独りでなにやってんねんって感じですよねーですよねー。まあその通りなんですけど。でもシンガポールはもうわりとわかってる(つもり)だし、上海は友達と会えるというのは嬉しいけど今はあまり正直そういう気分じゃないんですわ。一過性のものかもしれないけど、ビーチサイドで本でも読みながら適当にビールでも飲んで数日だらだらしたい、という欲がねえ。
 というかんじで、今はタイとかのビーチリゾートを探しています。ていうか6月って雨季か?

 
 ぐったりピーク。

 なんだかなんとか価値経済とかっていう言葉がはやっているような事を一ヶ月くらい前に来て、でもなんも書けなかったのです。色々批判もされてるようでぼくも違和感があるんだけど、そういう事じゃなくてこれってなんか前ここにも書いたかもしれないけど問題解決の仕方、ってのに似てるのかなあと思った、という話。

 その心は、って別に難しい話じゃなくて、価値の交換を何によっておこなうか、という話。あれ、ちょっと難しいな。別に難しくないんだけどな。簡単な例をあげると、前の会社と今の会社で問題を解決するときのアプローチが違うのね。すんごく乱暴に言うと、前の会社は金で解決し、今の会社は人脈で解決する。金というのは誰が使っても金だから有り得さえすれば強く、でも人脈はそういうわけにはいかない。必ず人にくっつくものだし。

 それと根が同じなのかわからないけど、起業家の人ってわりとネットワーキングが好きな人が多くて、仲間内で仕事をコロコロしている場合も多い気がする。お互い様で力を借りるときに金は払わないけど、逆に何か頼まれれば仕方ないけど安くやってあげたりする。

 こういうのが評価価値かどうかというと違うんだろうけど、貨幣経済とは少なくとも違う気がする。というか本来はそういう人脈とか自分の手が届く範囲の材料で解決ができないものを解決する代償を払うために貨幣が出来たわけなんだろうけどさ。

 社会的な地位の高低、っていうわけじゃないんだろうけどなんなんだろうねー。金と違って人脈はムラが激しいというか効果があるかないかがその場になってみないとわからないわけで、やっぱり安定したリターンがある金のほうが使いやすい、ってことになるのかなあ…うーむー。

 何が書きたいかよくわからん?僕も。

お前もか / 面談

2012年4月22日 日常
 また休みのない週末を過ごしています。ここ2ヶ月くらい?ずっとこんな感じだけど、体調はそこまで崩れていない。でもなんていうか生産的な内容じゃない仕事の溜まり方なんで、いかんなーと思ってます、主に精神的に。仕方ないから歯を食いしばってやってるけど、まあずっと本来自分の仕事じゃないバグ出しみたいなものばっかりだからね…。まあでも土日を使うとひとつひとつの仕事…というかこりゃ「作業」…だけど、をきっちりやれるので、それはそれでひとつずつの仕事に関するクオリティは満足、とまではいかないまでも悪くないのも事実。

 お前もか、の話。以前ちょこっと出てきたことの有る大学サークルの後輩ちゃんでKobeという子がいて、彼女はちょうど地震のちょっと後…だったように記憶してるけどとにかく学部を卒業して去年の3月に奈良方面の大学院に旅立って行ったのです。なんだったか脳内の映像をスクリーンに投影する研究!とかそんなんをしに。その彼女とは最後にご飯でも、ってことで恵比寿でそばを食べたんだけど、その時に偶然、宮崎に行ったはずの僕の前職の同僚と鉢合わせたのは書いたっけなー思い出せない。多分書いてない気がする。
 今回縁あってというかなんというか声をかけられて、その宮崎行ったはずの同僚の会社のマーケをちょろっとだけ手伝っています。その時以来だから1年ぶり、Facebookで繋がってた事がきっかけで。で、その人をあるメディアの記者さんに引き合わせるというのを先週末やったんですがそれは後で書くとして、その元同僚とやりとりをしてる時にそういやKobeどうしてるかなーと思ってメールしてみたわけ。そしたら1週間くらいあけて「誰かから伝わってるかもしれませんが実は最近ちょっと…」みたいなメールが返ってきて。
 鬱になってたようです。お前もか…まあ真面目なのは確かだけど、ちょっと意外。いや僕の周り、実際鬱サバイバー多いんですわ。ていうか今認知も増えてるだろうし別に僕の周りに特に多いということじゃなくて誰の周りにも多いのかもしれないけどさ。で、おいおいーと思って若干心配、だけど遠くにいるしなあそこまでずいずい近寄ってくほど親密ではないし、と気を揉んでいたら丁度今週末帰京するようなことを言ってきて、今日会うことになりました。まーあたしが会った所で何かがどうなるもんでもないのだけど、直接顔を見れるのはまあ、少なくとも僕自身にとっては安心しますわな(ってあっちに気を使わせてどうする)。偶然元同僚と繋がったことで連絡したら偶然その週末にこっち帰ってくるっていうんだからわりと偶然、だよねー。あ、勿論僕の為に実は帰ってくる!とかではなく法事だそうですよ。

 こないだ社長と面談がありまして。年に一度給料の査定(というか決まってるのを申し渡されるだけだけど)名目で実施されるんですが、まあぼろくそに言われました。ちょーーーーっとだけおこずかいレベルで上がってはいたのですが「会社が苦しいのにこの成果を出してないやつになんで給料やってるんだ?」みたいなことを延々と。まあ僕の本来の仕事とされている協賛金営業が全然成り立ってないのは事実で、そこは認めなきゃいけないんだけど、あんた従業員にそんな事言っても士気下がるだけでなんも良いことないと思うんだけど…とか思ったりして。
 いや、実際給料やばいです。2回の定期昇(?)給をはさんでなお、前職の初任給より低い。ちなみに前職は華々しい業界だったから外資だし高いでしょ?って言われたけど中途しかいない会社で新卒は僕だけだったから給料の基準がないから決められない、ということですごい適当に人事が他の会社の給料を参考に決めたので全然よくなかったんですが(多分2年目か3年目の世間の平均くらい)…それすら未だ越えられないとなると。というわけで僕は新卒の時が一番給料高かったという世間様と全く逆のスパイラルなわけです。給料が上がるという快感を知らん。

 協賛金営業っていうのは僕はもう入社前から時勢的にナンセンスだと思ってて、そもそも確かに相当手を抜いています。だって今のこの時代にそんな儲かってるから文化に金を、なんてのんびりした事やる合理的理由がある会社なんてどこにあるんですか。株主に突き上げられて以上終了でしょう。
 だからその代わりにイベント的なものを売ったり、権利モノみたいなビジネスをやったり音源ビジネスを開拓したり、他にいろんなことを立ち上げてる。まー損はないにしろ、そこまで儲かってるかって言われると自慢できるほどではないのは確かだけどでもまあ金で言っても自分の稼動費くらいは稼いでるし、それ以外に新しい分野に踏み込んだりして会社の間接的な利益を他の社員と比べても生んでる自信はある…んだけどなあ…評価されないのね。
 要するに直接的な金で戻ってこないと評価しないよということなんだけど、それを見ると当然フロントの営業以外は誰だって別に直接金なんて稼いでないわけで、別に僕だけ高い給料もらってるわけでもないのにそれを求められても不公平だよなあ…とか思ってしまうわけ。いやお前の判断で営業儲からないって勝手に判断して間接部門に逃げるなよといわれれば確かにその通りでございますけれども。まーその辺難しいですね。上の世代はやっぱり営業に回れば金が落ちてくる時代に育ってるから「なんでそんな簡単なことができないの」って気持ちになるのはわからなくもないし…。

 そんなもやもや。ほら吹くのがあんまり得意じゃなくて新規営業にガツガツ回るタイプじゃないのも確かだしね。あとこの会社は僕は本当に休憩と、あと好き勝手やるために居座るというのを自覚的にやっているから、その辺の意識がちょっと透けてるのかもねー。あー仕事探さなきゃ。あと北京に飛ばして☆ってお願いしときました。

 もう少し、5月の頭で仕事は山場を越えます。そしたら月末の元同僚の結婚式@名古屋に行って、その次の週くらいにはシンガポールか上海か、週末絡めて最低4日くらいいきたいな、というようなことを妄想するのが最近の楽しみです。
 仕事を抜けて、ルート・アイリッシュという映画を見てきました。イラク戦争での民間軍事会社の引き起こす負の面について取り上げた映画で、アメリカでは2010年公開。

http://ism.excite.co.jp/art/rid_E1333086064074/
今週末見るべき映画「ルート・アイリッシュ」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120328/230342/?P=1
民間軍事会社のリアルな実態を描く『ルート・アイリッシュ』

 この監督の作品を見るのは初めてだけど、この人が高い評価を得ている理由は見てすぐにわかる。細かい破綻が少なく、絵もまとまっている。その場面で何を言いたいのか、言葉を使わずにちゃんと表現できている。最近に限ってるわけじゃないけどそういった基本的な所がダメな映画を良く見るので、そういうものと比べると安心して見る事が出来た。

 だけど残念な事に超映画批評(http://movie.maeda-y.com/movie/01659.htm)で指摘されているように、なんつーか題材が古すぎる。内容が渋すぎて日本に入ってくるのに時間が云々といった事も書いてあるけど、たとえばPMCって頭おかしいよね、って話が世間で騒がれるようになったブラックウォーターズの民間人虐殺って2007年(年号は調べて知った。思ったより前だね)なわけで…LiveLeak.comなんかでそれこそ携帯で撮った似たような話の動画を手軽に鼻くそほじりながら見れる今、それだけを映画にする事にどんな意味があるんだろう、と思わずには居られませんでした(ちなみに劇中でも「ネットに流せ」みたいな事を言う人はいる)。その当時に言われていた事以上の内容が出てくるかと思いきやそういうわけでもないしね。結末も結局テロ肯定みたいにとれなくもなくて、まあある種の皮肉といえばそうなのか…。圧倒的な装備の正規軍vsゲリラの非対称型の戦争といわれるイラク戦争をテーマにしている作品で結局主人公は復讐のために非対称戦を選ぶわけで(といっても超映画批評が書いてるように巨悪過ぎて勝てないんじゃなく、法律に訴えても立証苦しそうで裁判勝てそうもないから憂さ晴らしに殺っちゃってるという面が強いような…)。

 ただ繰り返しになるけど、物語・作品としてはよく出来てると思うのね。だから見ててつまんないとは思わなかったし、むしろ逆。だけど見終えたあとに考えれば考えるほど…あれ…みたいな。なーんか残念。

 あ、あとポスターやウェブなどで公開されているビジュアルが全て本編で登場しないニセモノでなんかミスリーディングです。あれ見ると実際にイラク行ってなんかする話なのかなと思うけどそんな事はなくて、ほとんどずっとリバプールでウダウダしてます。というか主人公パスポート取り上げられてて国外出れない設定…ってことはあのビジュアルは最初どういう設定だったら有り得たんだ?…という相当な途中からの路線変更を感じさせますよね。「編集の都合で採用されなかったカット」とかじゃなく、完全に違う設定の話だもん。


 ここからはまた偽名ちゃん話。昨日ぼーっとしてたらいきなり降ってきたんですよ、天啓。ある外国の有名人の名前が偽名ちゃんの名前と酷似していることに!ということは...?
 といっても全くわからないと思うのでここで偽名ちゃんの嘘で塗り固められた嘘ライフをもう一度整理。彼女の偽名は複層構造で、外側から

1)ハンドルネーム1
2)ハンドルネーム2
3)ハンドルネーム3
4)偽名1(ハンドルネーム1と紐付く。僕が知ってる名前)
5)偽名2からXまで(僕も何個あるか知らない) 
6)本名っぽいもの(世間で一番流通している名前・ハンドルネーム2は恐らくここから・通名?)
7)本名(民族名?)

 という7段階になっているかと思われる...まあ7を偽名っていうのはちょっと膨らませすぎてて、普通の人でもハンドルネームいくつか使い分けてる、ってのはよくあるんじゃないかなと思うは思う(僕もそんな一人)...けどねえ。まあいいんだけど。いいんだけど。

 で、今日の天啓ってのは会って最初の日に知らされ、また僕が信じていた偽名1が実は7)の「本名」とリンクしていたのではないか疑惑…いや疑惑っていうほどネガティブじゃないか。まあそんな話。まったくの嘘だと思ってたんだけど、実は一番奥にあったものが一番表に出ていました、という。だからなんだって言われるとまあなんでもないんだけど、そんな発見を記すのです。


 最近忙しいです、とかって事をことさらに言い立てるのは好きじゃない(とかいっときながら、気を抜くとそう言う事無意識に言う自分が)んだけど、実際忙しいといって差し支えないでしょう今の私。昨日はコンサートの立会いの後サイン会のさばきを途中で抜けて22時前から終電まで打ち合わせ。
 で、忙しいと色々不安定になってくるのが人間だものってやつで、なんか去っていったり不安定だったりする人間関係について朝晩布団の中で考えています。いや考えているというか勝手に意識に上ってくるというか。厄介なものです。
 仕事に限らずこの先自分がどうしたいのか、そんなことを最近考える事が多いことも多分原因なんだろうね。仕事に限らずと書いておきながら仕事が一番たとえとしてわかりやすいんだけど、自分の(仕事で言えばキャリアの)連続性みたいな事を考えてしまうのよ。人生って割と選択肢が多いし、王様から魔王を倒してこいといわれるわけでもない。だから今すぐ仕事をやめて明日の飛行機でタイ行って外こもる事を止める力なんて、実は何もないのよ。なんとなくしない、考えないだけ。多分誰しも自分が一直線に進んでいるかのように考えたがっていて(僕だってそう)、自分が拡散していくのを自分で縛り付けている。
 なんで一直線に進んでいるかのように考えたがるのか、ってのは一時自分でも不思議で考えてみたんだけど、多分一人の人間が人生で何を味わうか、なんてのを小さい頃から死の床まで全て見ることが出来るのは有名人の伝記ぐらいのもんで、そういう選ばれた成功者の物語なんてのは大幅に「編集」される、つまり大まかな方向性と矛盾があるものなんかは取り上げられないわけじゃないですか。でもそういうものでしか自分たちは人生の全体像(らしきもの)を見ることができないから、人生ってきれいにそろっててそういうものなんだろうなーって思うんだろうな、と。
 だからどうできる、どうしようってわけじゃないんだけど、余計な事心配しないで適当にやりたいように暮らせば後で結果が出れば立派な人生だった!と思ってもらえるだろうし逆なら逆なのかな、ということです。...とこうやって「好きに生きよう好きに生きよう」ってこれ以上そっちに行っちゃうともうなんていうか帰ってこれない気もするんだけどね。
 でも土曜になにも入れてないのはひさしぶり...とかなんかこういう書き方って条件をコロコロ変えてそれごとにNo1を目指す全米商法っぽいなあ...。まあ、でも事実として金曜の後すっぱり休む事ができたのは久しぶりな気がして、なんかこれって「週末!」って感じだね。うん。

 でそんな休みに何をやっていたかというと、鉄拳6です。最近PS3を譲り受けまして、なんとなくノリで決めちゃったからさてうちには来たけど何をやろう...と考える中で、やっぱり昔やってたものの進化版かなと。ていうかゲーム情報なんて触れなくなって久しいから何が盛り上がってるかまったくわからんし。なんかクソゲーとかはまとめブログに取り上げられたりするからたまに目にするんだけど、普通のはね。

 僕がPS初代をやっていたのはもう10年以上前のことです。最後に買ったのがそれこそ鉄拳3とかそんなんだと思う。その頃から比べて相当画面がきれいになってるのは当然として、なんでこんなにムービー増えてるんだろうかねえ。鉄拳だけの現象なのか...まるで動画の合間にゲームやってるような感じ。昔もそういうソフトあったけどね、たまに。
 まあ、早晩飽きる気がしています。


 ブログ。いや別に自分のじゃなくて大手のだけど、ってメディア化してるよね。いや影響力の話で言えば、特定ジャンルにおいてはメディアと張り合えるだけの力を持っていることがあるってのは当然として、ありようも。あーメディア化、って言うだけだと違うのかな。ブランド化、ともいえるかも。大手の陣容が固定化されてもう何年も経つと、いざそのメンバーが運営やめようとなったらその影響力には値段がついたりして買い取りたい人が出てきて、中の人がかわって運営が続いたりってようなことが起こるんだろうなーってなんとなく思ったんですよ。
 なんとなくブログって形式は個人がやってるものだと勝手なイメージがあって、でも別にそれは当然じゃないんだろうなあと、そんだけの話なんですけどね(Gigazineとかは個人じゃないし)。


 まーまた父親と折り合いが悪い今日この頃です。震災直後にちょっと書いた気がするけど相変わらず恐らくネットで聞きかじったであろう知ったような聞きかじりの知識で母親に偉そうに垂れていて、それにちょっと質問されると答えられなかったりしているのをみて悲しいなと僕は思うのです。
 一見きれいで簡単な理屈でいえば、この人が情報の取り入れ方を学んだのは本とかテレビとか新聞とかそういうものが信頼できた時代の話で、それと同じ感覚でネットで見たものを人に言っちゃってるのかなと思うときはあります。マスメディアやら本はちゃんとフィルタがかかってるから本当に変な事ってのは少ないけど、ネットに書いてあるヨタ話はあくまでヨタ話なわけで肴のレベルを越えないし、信頼に値すると思ってもそれは自分がそう思っただけで他人もそう思うとは限らない。じゃんけんするのに先に自分の手を見せちゃうようなもので、少なくとも(ずるいけど)自分が特定の意見にコミットしてるというような態度を示す事自体が不利なんです。いつでも逃げ道を作っておかなきゃいけない。まーなんか世代論みたいになっちゃうからあまり生産的じゃないというか後付なのかもしれないけど(というように)。

 「大人になれば尊敬できるようになる」と言われて幾星霜、まだ僕は大人になれていないようで、ずっと親との関係は改善しないまま。なんなんですかね。ちょっとさびしいなあと思うことはあるんだけど、実際問題僕がもし友人だったとしても付き合いたくないと思うようなことをやっちゃう人で(まあ例えば酔っ払って人に絡んだりとか舌打ちしたりとかな)、家族として云々というより人間として嫌いだなあと思っちゃったりするわけ。それがまあ最近定年を越えて、働いてるとはいえ家にいる時間は長くなるわけで、そうすりゃ衝突は増えますわな。基本的に不愉快な顔も抗弁もさすがに人様の稼いだ金で住まわせてもらってる以上しないようにしているんですが、最近みたいに疲れてる時に執拗に挑発されるとねー、どうしてもねー。

 まあ、そんな事もそろそろ家を出たいなあと思う原因のひとつではあるでしょう。


 最近の課外活動。ひとつは某合唱団のステマネ。横浜某所の某合唱団(某ばっかやな)を縁あってお手伝いする事になり、なんか団員さんが経営してるレストランで打ち合わせと称して飯食わせてもらったりしています。音楽業界にいながらも、普段あまり音楽(というか演奏)と関わらない仕事をしてるんで、ステマネみたいなダイレクトに関わる仕事は違った面白さがあってちょっと楽しみ。

 あと前職の同僚が転職してPRの立ち上げどうする~みたいな事をなぜか相談されたので関係の記者さん紹介して3人で飯食うセッティングしてみました。なんか実になるといいんだけどねー。記者さんも元同僚も別にそこまでその会合を望んで、というわけでなく僕が勝手にセットしたっつうかんじの流れなんでうまくいかないとなんかアレだしなあ...。元同僚氏はとても面白い人だし、記者さんは年末のパーティであっただけなんだけどそこそこ面白そうだったからこういう話をダシに繋がっときたいという僕のスケベ心ですね。しかしお互いに興味がないとファシリテーターの僕がふりまくらないと会話にならない恐れがあるのか!こわいな。まあなんか自分の「つなぐ人になりたい願望」に二人を付き合わせてる気もする!

 あとはそうそう、もうひとつ元同僚の話。今度結婚するってんでそこに演奏者の手配を頼まれて仲介してあげたら今度は選曲も...ていうかどうせなら出席しろといわれまして。そこまですげー仲良いわけでもないのになぜかお呼ばれして名古屋まで行く事になりました。まーそういう場にお呼ばれするのは光栄な事なんだけど母からは「また女の結婚式に呼ばれて」などといわれて。しゃあないやん友だち7割くらい女の子やねんから...とかとか言い返すのは最早日常風景。
 そうそうそれでそこに数年会えてない大学時代の数少ない大阪在住の友人に会う&京都で美味しいものを食べるプランをくっつけようかなと思ってその友人(これも女子)に連絡したらちょうど?月末で結婚して退職だと言う。学生時代から付き合ってた彼とですよ。まー、んじゃ報告会(?)やらにゃ、ということで京都で晩飯くうべえ、ということになりました。みんな結婚だねえ。前会ったのは2009年、広島から四国を通って大阪から船に乗って上海行ってそのあと香港行ったときでした...って一文で書いてみるとめちゃくちゃっぷりがわかりやすいな。その旅の途中に会ったのです。てかホテル...の前に飯屋予約しなきゃ!ってまだ来月だけど。あー。

 来週はなんも楽しい予定がないな。というかちょっと息苦しい。

多面的な人

2012年3月29日 考え事
 昨日の話のおまけ、ていうかそもそもはこれが書きたかったの、ってのを今更思い出したので。

 僕の印象として時々言われる事のひとつに(すっきりした言葉にならないんだけど)「ここだけじゃない人」みたいなのがある。「今は自分と共通の話題で盛り上がってるけど、この人は本来この話題がメインの人じゃない。つきあってくれてるだけ」って書けばもう少し正確なのかな?僕と話しているとそんなプレッシャー?を感じるみたいなのよね。それは「話題の幅が広い人ですね」というのとはちょっとちがったニュアンスで。んでまったく同じ事を偽名ちゃんに言われて、あーっとおもったんですよね、面と向かって言われたのは久しぶりだったけど、でも時々言われる事だったから。
 こちらとしてはもちろんその瞬間瞬間が楽しくてその人と共通の話題で盛り上がってるつもりのに、そうやって知らず受け手に負担をかけてるって嫌だなと思うんです。ちなみに偽名ちゃんは「私とはしないけどTwitterでは政治とか経済とかの話をよく書いてる」みたいなところからこの話題に入ってきて、まー確かにそれはそうなんだけどね。

 「ここじゃない感」「溶け込めてない感じ」ってのはそういった話題とかの話以外のところでもあって、例えば今の業界・会社での立ち位置だってそう。まあこの場合はちょっと意識的にやってる部分もあるにせよ、やっぱり「どこでもエトランゼ」なのよ。特別でいたいからとか、コミットすることで発生する色々なレッテル(良いことも、悪いことも両面)を引き受けたくないとか、かっこわるい状態になるのが嫌だからというのも否定はしないしそれぞれに事実を含んでいるんだけど、それは物語のすべてではない。疎外感、って言っちゃうとなんか孤独を感じてるみたいで100%その通りではないんだけど、なんなんでしょうねえ。

 その話は偽名ちゃんに「で、その被害者としてどう思うんですか」みたいな感じで相談してみたりはしたけど彼女に言わせれば「別にそれは道化さんが悪いんじゃなくてそれぞれ自分のコンプレックスが刺激されてるだけだから、逆に言えば道化さんがなにかして収まるものでもないのでは」みたいな事らしく。
 うーむ。彼女はでも、実際の僕とTwitterの僕という2つのペルソナを見ているのでまあその二つの距離があって違和感が、ってのはわからなくもないんだけど、他の場合は大体どこかのコミュニティの僕、しか知らないわけだから音楽に興味のない人に音楽の話はしないし、広告に興味のない人には広告の話なんかしない。誰だってそんなもんだと思うんだけど、なんで僕だけ「この人にはきっと別のせかいが」なんて話になるんだ??

 あと自分では確かに興味の幅は広いけど結局浅いしキーワード拾ってるだけだな、って思うことが時々あって、まーインプットの総量なんてそんなにあがるものではないししょうがないんだろうけど、でもちょっと悔しいこともある。逆に仕事とか社交、って意味ではキーワードだけ適当にまけば相手がそれを得意になって教えてくれるし「わたしも同じ興味を持っている人なんです、でも初心者なんでどうか教えてください」ってポーズには十分なキーワードを持っていることが多いからそれは態度として効率的な場合もあるんだけどね。

 でもなんだろ、この悪く言うと中途半端感ってのは何も人間関係だけではなくて、例えば自分の持つスキルセット(わりとなんでも出来るけど深い専門性がない)とかも似たような傾向がある気がして、やっぱなんらかの共通の根っこがあるんだろうなーとは思います。突き詰めると自分に関してもう少し面白いことがわかったりするかもね…いまは触れませんが。
 数字が読めて英語がしゃべれて絵がかけてデザインができて、現場仕切って動画編集できてPCなおせて、ってそりゃ全部高いレベルで出来るわけがないし、ならばそれぞれで足りないものがあるはず。必要ない部分だけうまく肉抜きできてればそりゃ美しいけど、そんな世の中甘くないでしょ。

 そんなお悩みでした。
 最近楽しいお酒の場が多くて、とてもうれしいのです。

 昨日は書いたとおり、偽名ちゃんとのデートでした。言葉にしづらいけど(そんなんばっか)、良いデートでした。まあ客観的に見ると要するにまた泥沼にはまってるんじゃねえの?というそういう感じな気もするんですが、まあそれでもいいかなーと思える偽名ちゃん最強。

 このデートは多分数ヶ月越しに実現したもので、正体知っちゃってから一年祭という位置づけ(なんじゃそれ)だったけど、いつもと比べるとサプライズのない会ではあったかなと思います。結局結婚しないみたいだしな…ほら、前にプロポーズされたらしいって書いたでしょ。
 
 たぶん色々なことを話しすぎて何を話していたか、ってのを詳しく思い出せないのは以前偽名である事をつきつけた日と同じような感じ。今日ワンマンやってた僕の友達が30を前にして音楽をやめてしまうんじゃないか、みたいな話もしたし、彼女の人格と生活の分裂について(ちなみに今は地震やら色々あって整理統合をはじめたんだけどその先行きに不安があるんだってさ)も話した。共通の知人(?)の話もしたし、色々。ああそうそう、はじめて会った日の話もした。彼女は最初自分のほうに踏み込まれるのを相当嫌がっていたけど、まあなだめすかして「一年前にその話をして以来、何度か会ったけどそういう話控えたでしょ、アニバーサリーなんだからいいじゃん」というむちゃくちゃな説得によって少しは自分の正体にまつわることも話したし。
 相変わらず大きな嘘はつかれているし、それをこちらに知られている事をわかっていないみたいではあるけど、以前よりはマシになってきた(のかもしれない)。酔っ払って夜の新宿を歩くのが、とても楽しい日でしたよ。
 
 あーいつにもまして意味不明かも(睡眠不足も相当影響しています)。朝まで飲んでいたので、今日は辛い一日でした。
 なんか最近よく思うこと。メール受信したり電話を受けた後に「あいつは馬鹿」とか「あたまがおかしいからこっちが言ってるこんな簡単なことさえできない」という罵りをよく聞く。前の職場でもそうだったし、今の職場でもいろんな人が言ってるから(サンプル少ないけど)きっとどの職場でもそういう事を言うんだろう。
 で、僕もよく人を馬鹿にしてたりするんだけどなんかそういう人とは「馬鹿にするポイントがちがうなー」と思うのよ。もしかしたら俺って寛容なのか?みたいに思っちゃったり。
 
 僕の周りの人が人を馬鹿呼ばわりしてる時って、結構相手の事を考えてない事がおおいな、と思うのね。相手が一見馬鹿に見えるような反応を返してきた理由を考えてない事が多いような気がする、ってこと。
 いくら馬鹿だって、あたまがおかしくない限りにおいては(とてもシンプルだとしても)馬鹿なりの理屈もあるし、どこまで先を見れるかとか推測できるかとかそういう「視野・視界」に差はあっても損得勘定とかの判断基準がおかしいってことはあんまりない気がしているのよ。誰だってカレーとうんこ出されたらカレー食うって。ただ何らかの理由でそれがカレーに見えてない場合ってのがあるわけで(テーブルの向こうから見たらどうみてもうんこだとかさ)。だから「あーこの人こういう理由でこんなあほなことを」ってのがわかれば怒りもわかない(事もある)し、詰めたいなら追い詰めるのも簡単なのになーって思うわけ。拒絶しちゃったら話聞いてた時間分こっちだって完全に無駄になっちゃうんだから、とりあえずなるたけ生かしてみりゃいいのにな、って事でもあるのかな。

 かといって僕が人の事を馬鹿扱いしないということじゃないし、むしろ1回馬鹿だと思われると心底ゴミ扱いなのでまあそれもそれでひどいですよね。うん。


 んでマイナーなものを普及させる話。こないだうちの業界(マイナー!)を活性化させよう有志の会、みたいなのに誘われたんです。業界で危機感持った人たちが会社や立場をこえて手を取り合って!みたいな。んでこんど打ち合わせだってんでさっき資料読んでたんだけど…うーん。むずかしい。
 詳しくは勿論ビジネスの話なので書けないんだけど、とにかく「敷居を下げれば人が来るのでは?」という目線で書かれている気がして、それがねー。例えば僕が全くしらないジャンルとしてサッカーがあるんだけど、「簡単!サッカーが一番よくわかる本」とかって本が仮に本屋にあったとして、100000%買わないんだよね。興味ないから。でもそんな僕でもフモフモコラム(http://blog.livedoor.jp/vitaminw/)とかは週に一度くらい読んでたりするのは不思議ですね。
 とくにうちの業界はお高くとまっているといわれがちではあって、その反動からかその敷居を下げよう門戸を広げよう、が結構よくあるアプローチとして使われている気がする。それは間違いじゃないと思うしたまに成功もするんだけど、でもなんか思われているより定石ではない気もまたするのよね。僕は(まったくアイディアとして具体的ではないんだけど)、そういう薄く広い人からお金をむしるよりは、むしろマニアックな少数と濃密なコミュニケーションをしたりとか、所有欲とか自慢したい欲を満たす超高額商品/サービスとか、そういうものを売っていくとかのほうに魅力と可能性を感じるんだけどなー。で、たまにそれが外の世界に漏れて新規参入者がばっときて、その9割は1年で死に絶えるけどこの過疎ジャンルにはその残った1割で潤うに十分な果実なのであった、みたいな。…妄想ですかね。

 明日は偽名ちゃん。いつぶりだ?年末どっかで偶然僕が有給取ってる日にランチした気がするからそれ以来か。夜一緒なんてもう半年ぶりくらいな気がする。つうても別になっしんぐろまんてぃっく、な上にまた多分適度なところで逃げを打たれるんだろうなーとかいってそれでも会いたいと言って来るのが謎だ。餌付けしてるわけでも金渡してるわけでもないのにな…って謎といえばなんもない(あってさえ!)のにこうやってずるずる会いたがる僕も謎ですよね。もうそこら辺はつっこまないでください。
 あーでもこの顔がいいわけでも気立てが良いわけでもないというか性格も相当歪んでるしなんなのこれ、って女の子が(そこまで言うか、という話)モテる理由というのが最近ちょっとだけわかった気がしました(そもそも本当にモテてるのか不明だけどさ本人証言しかないし)。媚びる?のがうまいね。媚びつうかテクニックなのか、さらっとドキドキさせるような事メールにはさんできたりする。意識的なのか無意識なのかよくわからん(意識的に僕に向けてそんな事やってもあんまり得はないので無意識だと思いたいけど…これが愚かな男子ハイウェイトゥヘルでしょうか)。でもこれが彼女にぐっとくるポイントだろうし、同性に罵倒される原因(ぶりっ子っぽいということで)なんだろうなあという想像もつく。まーそんな感じの相変わらず偽名ちゃんなのでした。

一回休み

2012年3月25日 日常
 日曜、よーーーやく完全オフ…とかって先週も休んだじゃんね。まあいいとしてください。なんか最近昼まで寝てられなくなってるのと完全にオフが珍しいせいで一日が長く、逆になんか充実してる気がしてしまうのですが、おそらく気のせいでしょう。あ、ちなみに木曜に今度やる演奏会のステマネの打ち合わせがなぜか午後四時からあるので半休…と思ってたけど一日休む事にしました。やることないけど。

 なんか最近通勤時間を全部メールチェックに使ってる…って忙しいいそがしいの後に書くとまるで会社のメールチェックしてるみたいだけどそうじゃなくてニュースとかRSSとかそういうやつね、まあそんなののチェックに追われてるせいで本が読めていません。地下鉄の途中まで走行中も電波入るようになったことも影響してるのも。
 でそんな自覚もあって、そのゆり戻しとして前回書いたようなまじめな本読もうブームがあったりするんだけど、今日は空いた時間で本棚を整理して再読したい本をよりわけたりしていました。例えばホッファーの「大衆運動」だとか公文俊平の「情報社会のいま」だとかそういうまじめな本もだし、音楽業界本みたいなものとかもっとくだらないものだと宝島ムックのタブーがどうのこうのとか。
 そう、買わなくたって良い本はもう手元に結構あるんだよね。新しいものを読むことも(特に時代を取り上げたものだと)必要だし重要なんだろうけど、本は古いからって価値が減じるわけではない(ものが多い)わけで。しかも一回目って評価が定まらないで読んでるからなんか時間なくて飛ばし読みして読んだ!って気になってるだけだったりとかそういうこともあるわけで、ちゃんと眠気がなく(これ重要)、ほかの何かに圧迫されてない時に読み直す事が重要なんだと思うわけです。実行できてないけど。

 昨日は以前書いたよくわからない交流会。結局申し込み30の来たのが26かな?八掛け…つまり25くらいで読んでたので大体イメージどおり。ハコには余裕があったし、会費はちょっとバッファ含めて取ってたから申し込みより人が少なかった部分もカバーできたし。まー「友達の友達を連れてくる」ってコンセプト上、同じ「親」をもつ人たちがどうしても交流しちゃうかんじではあったけど、でも少なくとも僕の「子」2組とNちゃんの「子」2組が結局その後2次会に行ったみたいで、まあ26人きて初対面の8人が二次会行ったのはまあそれだけで成功といっていいんじゃないでしょうか。特に女の子とか一人で動いてるとそうやって次行こう!とか、なりにくい事も考えられるけど、今回はそういう意味ではペア(「子」も「親」以外にも自分が知ってる「孫」が少なくとも一人いる)で動くということになってそこらへん補強された…かも。
 会の内容自体は幹事の僕にはあんまり見返りのないものでした。自分の紹介したハコだし、まあみなさんと会話できないとかそこら辺はしょうがないかも。もとから運営は好きだけどあんまりそういう場でガンガン行く方じゃないしねえ…一部まったりしすぎて幹事なのに入っていけないゾーンとかあったし。あとそもそも幹事がSEで「SE以外と会いたい」とかいう話だったはずなのにやたらSE率高い会でした。東京って石を投げればSEにあたるねえ…とかそんな話。
 まー見返りもなかったけど別に大変な事もなかった(あったとすれば集客にちょい苦労したくらいか)わけで、これからもたまにこういうのやってもいいかな、ってくらい。今回ちょいちょい声をかけてみて誰がこういうのに興味があって、逆に誰があんまりかとかいうのも少しわかったし。で、花見のシーズンしかもなんか今年は土日が満開で雨ふらなそうとかなんですよねー。ですよねー。とかいって正直このイベントやった直後なんで一回畑荒らしちゃってて使える場所が少ないんだけどね。今回全く声かけてない系でやる…ってほど人脈広くないし…あーでもそういえば今回わりと若年層だったから自分より上の人たち集めればできなくもないかな?でもそうすると結局前職とかが中心になって見知った顔ばっかりになる危険性…それもつまらん。ていうか俺花見てる余裕あんのか?

 そう、花を誤変換して思い出したんだけど、今年は何故か不思議と花粉症にやられていません。突然なるひとはいても突然治る人はいないといわれている花粉症…なんでなんでしょう。周りではずびずびやっている人がもちろんいて、別に今年花粉が飛んでないとかそういうことはなさそうなのに(大流行とかではないようだけど)。

 来週の展望。
火曜偽名ちゃんとひさしぶりディナー。今のところいつもとちがってあまりドキドキがないのでどんな爆弾投げようか考え中…ってそういやこないだプロポーズがどうとか言ってたな。
水曜長年の友人である歌姫Kが某結構良い箱でワンマン。お前そんな客集められんの?なんでそんなハコ…って言ったら「一回やってみたかったんだもんてへ☆」だそうですああそうですか…。半分くらいは埋まるかな…。心配。とりあえず友達(美人)紹介しろ。
木曜がさっきちょいと書いたコンサートの打ち合わせ。合唱ステマネなんて未体験ゾーンだけどなんかプロだと思われてるから話が食い違わないか恐ろしい…。とりあえず出来る準備はしていかないとね。
土日なんかあったっけ?多分出勤してる気がする。まあわりと楽しそうな週だ。

今週のはじめまして:20くらいだけどちゃんと話したのほぼ1人。4,5人いてもいいよな…
 なんか最近全然まじめな本を読めてない、と思って意識的に手に取ったんだけど、読み終えるのに2ヶ月以上かかった気がします。この「ナショナリズム論の名著50」はその値段の割には…って別に安くないけど、僕が知っている本はもちろん、「想像の共同体」みたいな有名本からきわどいものまで幅広くカバーされてて、読むとなんとなくこの学問が俯瞰的にわかった気になれます。amazonはレビュー少ないなあ…。
 レビューにもあるようにそもそもナショナリズムっての自体どう定義するかとかにも統一した答えがないようなもんだから、自然といろんな角度やとらえかた、論点の本がある。そのどれだけをカバーできている選び方なのか(またはそれは本当に偏っていないのか)はわからないけど、とりあえず「幅が広いジャンルなんだな」ってのはよくわかりました。1冊ごとの紹介の分量も短すぎず、ちゃんと中身がわかったような気になる程度のものではあって、だけど長すぎて1冊分読むのに苦労するってわけでもないし、そこら辺のバランスがとてもよかったですよ。

 こういう企画の常だと思うけどやっぱり書いた人によって相当筆力なのかなんなのかにばらつきがあって「もしかしたら面白いかもしれないけど説明がよくわからん」って章もあったけど、まあしゃあないよね。個人的には特にアーレントの「全体主義の起源」は知らなかったけど相当興味深くて、これは読んどいたほうが良いだろうなと思わされましたよ。これも含めて多分3冊くらいはここに紹介されてる本を買う気がする。でも全体主義の起源は文庫版ないのか…高いよ…

 
 で、「想像の共同体」はさっそく買ってみたけどなんか訳文のせいなのか?読みづらくてとりあえず一旦ペンド。いまは「オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義(大田 俊寛)」を読んでます。とても評判がいいようだし実際謎解き的な意味なのかとても読んでて面白いんだけど、なんだろう…なんとなく流れがよすぎて不安というか、述べたい内容をサポートするような証拠ばっかり集めてきてそれで作ったんじゃないの?というような疑念が浮かぶんですよねー。いや全く根拠なんかないんだけど…。
 そう思っちゃうのは特にこの本の前に「情報時代のオウム真理教 」という同じ春秋社の本を読んだ事も大きいのかも。こちらは確か「今後のオウム研究の基礎資料としても使えるように」みたいな意図で書かれていて、あまり解釈せずに情報を詰め込んでるというような印象だったので(とかいってこっちはこっちでなんかあんまり乗り切れずに最後まで読めてないんだけどさ)。
 なんだろうなー全然ジャンルは違うんだけど医療小説(?)の「廃用身(久坂部羊)」とかを思い出したりした。どっかに書いたっけな、この小説とかってすごく「作者の主張を展開するための道具としての登場人物、事件と舞台」ってのを強く感じたのよね。そんなところがなんとなく似てると思ったんだと思う。別に「結論ありきだろ」って否定したいわけじゃないのよー表現難しいわー。

 そうそう、これを書きながら眠い眠いと思ってるんだけど、最近眠いと思いながら日記を書くことはあってもあまり酔っ払った状態では書いてないよね。別段意識して避けてるわけでもないのになんでだろう。

 ちょっと仕事が詰まりすぎててぶはーってなってるけど緩急はついてる気がして、プライベートは結構楽しんでるかもしれません。でも明日も出社だよーだよーだよー。畜生。 

「べき」

2012年3月20日 考え事
 「~すべき」という言葉が、あまり好きではない。そういう、かっこよく言えば信念みたいなことを自分の中で持っている事は悪いとは思わないし寧ろ歓迎すべきことかもしれないとさえ思うのだけれど、それは言葉にするものでも、他人に伝える事でもないと思っている。それが得だからしたほうがよい、それが損だからしないほうがよい、そんな事はあると思う。僕が否定したいのはそういった忠告についてではなく、しばしば他人の行動や言葉を否定するために使われる「べき」のこと。「べき」は自己にのみ向かう「べき」である、というのも一つの自分の「べき」であり、自分の意見に従うならこうした所でさえ表出されてよいものではないのかもしれないけれども。


 そんな事を考えながらも、いま自覚している「べき」について書きたいと思った。「自分がどう生きたいかというものに資する仕事に就くべきである」ということ。 「リュート奏者は生涯の半分を狂ったチューニングでの演奏に、残り半分をチューニングに費やす」というような冗談があった気がするんだけど「生きる金を稼ぐために仕事をする」というよく聞くセリフは僕にはそれと限りなく似通って響く。

 この「べき」も、他の大多数の「べき」と同じ性質、つまり現状その通りになっていない事の裏返しであるということはなるほどそうかもしれない。今僕はそういう仕事をしていない。ただ不思議といえばいいのか、もしかしたら面白いという表現のほうが当たっているかもしれないけど、今の仕事をつまらないとは思わない。今の業界ではおそらく最高のメンバーとチームを組んでいるし、その内容も(この業界にしては)規模が大きい。それに僕の今のポジションはとてもあいまいで、そのお陰でずる賢くも色々な義務から逃げ回ってもいる。そんなあいまいなポジションは競合他社にはない。誰も僕が何をやっているのか全体像を知らないから、理屈で文句をいえない。そしてそれなりに人当たりもいいし頼まれた僕にしか出来ない仕事はこなすから、さらに波風は立ちにくい(僕はわりと人に嫌われる事が多い…というと切ないな、気に入られるか気に食わないと思われるかがはっきりしてる、と書けば良いのか?…から、今は意外と成功している、という風に言えるのかもしれない)。

 しかし同時に、この道はどこにも通じていないとも感じている。給料が安いだとか周囲があまりにアマチュアで能力が低くて、とかそういった不満よりもっと深刻な、このビジネスが自分の人生の目的に適っているか?ということが最近身に迫ってきている。
 そもそも転職した時からそのこと自体はわかっていた。あの頃は(という言葉で過去の自分を表現する事には抵抗があるけど)とても疲れていたしとにかく逃げたくて、唯一与えられた行く先としては今の仕事は最高だった。自分が思い描いていたその「道」からはどうせ前の仕事を続けていたところで外れてしまっていたのはわかっていたわけだし、自分は周囲より優位にいて、プレッシャーをかけられることもほとんどない。端的に楽だ。
 そして、周囲も僕の事を永住希望者としてはおそらく見ていない、というかたまにそういう事を直接言われる。僕も別にそれを隠さない。でもちゃんと求められた能力の提供は行う。僕はそんな中でま、ある種守ってもらって疲れを癒している…というとあまりに話がきれいすぎるのかな。でもそんな実感。

 で、傷も癒え、年齢も節目を迎えようとしていて、金もない。はっきり言って飽きてきた。色々な要因から「そろそろかな」と思い始めたわけです。先日戦略コンサルに応募したと書いたけど、それも同じ流れ。家も出たいしねえ。かといって今すぐ、という切迫感があるものでないしそもそも考えてすぐにわかる事柄ではないのだけれど、ぼんやりと考える「道」を仕事(業種なのか会社なのか)に落とした上で、手は打っていきたいなあと思ったりするわけです。

 ってなんか書いてみるとこれ同じような内容を最近書いた気もするー眠いし恥ずかしいからチェックしないけど。


[とても眠い]

ジャグリング

2012年3月13日 日常
 最近とある権利ビジネスに絡んでいて金のにおいがぷんぷんするだけに離れられなくて、あまり自覚はなかったけど改めて考えてみるとわりと沢山の利害関係者が現われていて、そりゃあんまり進んでる感ないのに連絡とか調整にやたら時間かかるよな…当たり前だよな…と風呂に沈みながら思いました。今日なんか別に遅くない時間に会社を出たんだけど完全に電池切れ。
 代理店業(多分特にイベントとか)ってその色が濃いんだけど、ある種のもぐらたたきつうのかな、いかに多くの利害関係者を順番よくこぼさずにまとめあげてひとつの方向にもっていくか、というのが仕事だったりするわけです。どこがどれくらい待てるか、言い換えればだれが我慢強く、誰がすぐ切れるかみたいなのを読みながら、しばしばギリギリの所で確認、確認、承認。ひとつの所にみんなが集合してれば僕なんかいらないんだけど、みんな忙しいからそういうわけにもいかないわけでしょ。

 特に今回はちょっと通常よりも複雑。あるキャラクタをあるイラストレータに書いてもらうという版権モノでは通常あまり許可されないような企画。だから権利者が2組(絵の元になるキャラクターと、それを描くイラストレータの権利が二重にかかる著作物になるわけ)いて、しかも片方は海外在住(しかも代理人が間にいる)。両方の許可もとらなきゃいけない。

 そしてそのグッズを作るのにベンダーをいくつかかまさなきゃいけないし(お菓子作れる人も、ノート作れる人も、Tシャツ作れる人も別なのよ)、それぞれに進行管理が必要。って今思ったけど一社適当なところ指名してそこに10%くらい管理費落として全部仕切ってもらうってありかもな…。店の売り子の手配から自分で全部やってるわけで…って大丈夫なのかなこれ。まあもうやっちゃうんだけどね泣いても笑っても。
 

 そんなわけで中国語学習どころか読書とかお勉強とか全体的に滞りがち。一日100通届く新着RSSも処理できてない。土日昼に家にいればそこで追いつくんだけど全部会社だしなー。もう一個微妙な案件がまた終わってる感じに火を噴いてたりしてることもあって今本来の仕事が全然できてないので流石にまずいと思ってはいて、土日使って追いつこうと思っても全然…とりあえず半分趣味プロジェクトこそ土日に割り振って平日は普通の仕事…って趣味プロジェクトの方がマイルストーン多いんだよ!スイッチ順番に押さないと噴火するんだよっ!

 そんな今日この頃です。

2012311

2012年3月11日 日常
 今日はいろんな人がいろんなことをやっているし、ブログやらでも書いていると思う。僕はといえばタイムカードを切るときにふとみたら3月いまのところ皆勤賞(土日含む)だった事にやれやれ、と思いながら終わらない仕事をこなしつつ14時46分を迎えて黙祷しました。

 色々思い浮かぶ事はあるけど、でも冷静に考えて僕にとって3月11日そのものはあまり大きなものではなかった気がします。むしろその後のあの異様にだらだらと続いた「あー日本おわったかも」感の方が強い。ただ、あの日避難した大きな公園で携帯からテレビを通して津波がきてる現地映像を見て気仙沼沖の島出身の子が「うち終わりました」って言ってたのは忘れられないけれど(その子に関しては家が高台だったおかげで家族は皆さん無事だったみたい)。

 僕の周りでは、結局メッセンジャーでしかつながっていないふかひれ業の人とは今も連絡が取れません。震災後しばらくして1回メールが来たんで多分生きてはいると思うんだけど、それ以降まったく返事をくれない。でも、言ってみればそれだけ。直接知ってる人が誰か死んだわけじゃない。そういう意味では恵まれて…というといやな言い方だな、運がよかったのでしょう。

 今日という日をとらえてうちの業界に限らず、色んなイベントが行われています。追悼演奏とか、なんとか。人を悼んだりその時に思いをはせたり、祈りはとても個人的なものだからその方法については他人がとやかく言うものではないと思うけれど、僕はそういったものが非常にいやだな、と感じます。金銭的な儲けを狙った震災商法とまで貶めるつもりはないけど、普段世間に相手してもらえない人たちが「音楽の力」とやらを大げさに言い立てて自己満足に浸っているようにしか感じられない。これも単なる個人の考え方の差といえばそうかもしれないけど、当日に演奏会を強行した某在京オケの話を美談仕立てだかなんだかしらないけどドキュメンタリにするようなそういう考えがいやで仕方ないのです。演奏会やった事自体は単に状況甘く見てただけだよね。お前ら本当にあの時点でそういう高尚な寝言言えるほど余裕あったのっていうね。

 僕はこういう日は家で静かにその時の事を思うような過ごし方をしたいと思います。
 先週土曜、「無敵」の後輩、Nちゃんと打ち上げ…のつもりでお気に入りのフレンチへ。彼女に営業さんを紹介してもらって彼女の会社からうちの会社にシステム納入してもら…う予定だったんですが、色々ずれ込んでフライイングになっちゃった。しかも競合プレの決勝戦には残ってるけど最終的に選択されるかまだわからん状態という…あれ全然打ち上げじゃないね。まあ美味しいもの食べたいってとこで一致したからいいのです。

 店までの道すがら「3月末のパーティに良い店ありませんか」とか突然聞かれたんですね。送別会かなんかかなと思って色々聞いてみると「最近日常がタイクツで仕方がないので刺激を求めて友達と一緒にパーティ企画してるけどどうしたらいいのやら」という話で、色々話を聞いてるうちになぜか僕も幹事一味に加えられていました。
 んでどうせだからと食べ終わった後に、思いついた候補の店に連れて行き、次の日の朝そこの社長がFacebookにいたので話しかけて予算などなど相談し、わりとあっさり話がまとまってしまいました。本筋と違うけど今回幹事同士のやりとりも店とのやりとりもほとんどFacebookなんだよねー。別にメールが面倒とか思ってるわけではないんだけど時代は変わるねーって話。まあ社長もIT好きだしNちゃんも腐ってもSIer理系女子だからなんだろうけど。

 まあそれはともかく、店が決まって予算が決まればあとは人集め、というコトで今回のコンセプトは「友達を持ち寄ろう」というものにしてみました。幹事:親、幹事友人:子、その友人:孫という感じで、ネズミ講式に「自分が面白いとおもった人を連れてくること」という縛り。人集めが楽だし、幹事にとっては仕込んでない人が来る可能性があって楽しいんだけどさてパーティとしてはどうなるんでしょう…まとまりがつくのか。
 んで3人いる「親」の一人で「子」を5人探す必要のある僕としては、なるべく子同士も知り合いじゃないほうが面白いなあと思って探しています。が、そう思うと意外と難しいもんだなというのがやってみての実感でした。自分が面白いと思う人同士ってのはどっかしら個別で紹介してたりする事が多いし、そもそもひとつのコミュニティから1人しか選出できないってことだもんね。「高校」から一人、「学部」から一人、「職場」から一人、みたいな。あ、サークルはNちゃんと重なるからNGだし(まあクラシック系のサークルなんてあんまりソーシャルじゃない人が多いし…)
 あと自分特殊?要因として、僕がこういうので声をかけやすいのは女子ばっかりということも「バランス取れよ」とNちゃんから白い目で見られそうで難しいところ。。。とかなんとか、色々考えながら声をかけたりかけなかったりするのも楽しいな、という今日この頃です。こうやってまたはじめまして指数を積み上げていきたいと思います。


 2個前冒頭に「振れ幅が大きい」とか書いた割には記事中で楽しい事ばっかり書いただけで終わったような気がするんですが、きっちり落ちてもいます。とはいえ精神的にどうとか悩んでいるというよりは、ここ数週間ずっと土曜でてるんで多分疲れてるんですな。肉体的にすごい疲れてるというのでもないけど、なんだろう、なんか隙間がなくて窮屈な感じなんでしょう。深刻なわけじゃないけど遊んでるか働いてるかどっちかというとね…って忙しい人はみんなそうか。しかも最近の仕事の内容がデータベースへの入力とか結構単純作業なのも体が硬くなるし気が滅入る原因だなと思うのです。まあしゃあねえ。
 あ、あと新人君が使えないなーってのも若干ゆーうつ。いや別に使えないのはいいんだけど、周りがあまり上手に叱れてないようで、じゃあいっちょ…と思わなくもないんだけどやっぱ「怖い刑事」役は憂鬱じゃないですか、対象に愛があれば別だけどね。でもそろそろいったらな。

中庸

2012年3月4日 日常
 なんかここ最近超忙しいと超暇を交互にやってきた気がするけど、今週はその中間かな。水曜と日曜にコンサート、金曜に酒。それ以外は…あれなにやってたんだろう?わりと仕事忙しいかも…。
 金曜は僕の大好きな印度マニアのライターさんと某誌の広告営業さん(元レゲエ関係らしい)と3人でバーホッピングとかいって新宿をフラフラしてたのが相当楽しかったのでした。

双極。

2012年2月26日 日常
 いわゆる躁うつ病を双極性障害といったりするらしいんだけれど、まあ別に僕は鬱ではありません。なんか最近振れ幅が広いなー、というような意味です。
 
 今週は月曜朝の時点では確か火曜と土曜しか入っていなかったのに、あれよあれよと埋まり重なり降り積もり、先々週にも似た超出歩き週に。しかも濃い…相当濃い…。ある意味で先々週よりもヘヴィでした。

 まず月曜、先週あまり動かなかったし誰か誘って…とか夕方仕事しながら考えていたら一昨年香港に行ったチームの一部がリユニオンするから来る~?というお誘い。一昨年はアフリカ某国から帰国するのに香港を経由するツノ(幼馴染・チェリスト)とじゃあ同じ時期に香港いるからあっちで会おう?って話をしていた所に、それとは別口でツノ氏の彼女と友達がどうせなら香港行くか!みたいになっていて、結局その友人たちに合流したのでした。日本に留学してた香港人やら香港通って台湾に帰る台湾人(本土で働いてる)やらツノの友人グループの一人と英国留学で一緒だった香港人やらなぜかまぎれてるチリ人やら相当わいわいな感じで。
まあそんな多国籍かついろんな所在住なのでリユニオンっていったって全員が集まるわけでもなく、その時の日本から向かった部隊の一部、って感じ。リユニオンっていったって彼らは相当頻繁に会ってるようで、僕がそこに招かれたのがあの時以来、ってだけなんだけど。この日は確かテックスメックス食いながらテカテってメキシコビールをなんか死ぬほど呑んだ気がします。んでそこでアヴァンギャルド茶会なるものの存在を教えられたり(この言霊というか食い合わせの悪さ…アヴァンギャルド労働組合を思い出す…)、香道って言って初めて会話になったり、あと何の話したっけなー。残念だけどテカテであらかた溶けてしまったかもしれない…。ほぼ終電。

 火曜。この日は会社の同僚から受けたパスを元にマスコミ系の人間たちが集まるという交流会へ。普段は部屋コン(この言葉自体今回知った…)の会場になっているというとあるマンションの一室に多分20人強集まったのはいいんだけどもうなんていうか超あやしい。まず、まともな媒体の人は数えるほどであとはライター、風俗関係、エロ系編集、タレントを名乗る外人(興行ビザ持ってないぽかった)…。部屋の主(これが同僚の知り合い)ともう一人の共同主催だったんだけどその共同主催者の怪しい事!しかもその人がまた僕の上海系友人と知り合いだった…というのはまあいいとして、もう目つきからフルスロットルで危険人物な感じ…なんだろうな、別に体格がいいとか殴られそうとかじゃないんだけど躊躇なく刺しそうって言うのが多分表現としては正しくて(!)、言葉にするのは難しいんだけど要するに狂ってるんですね絶対何かが。この日は本当に仕事じゃない名刺もってっといてよかったと思った…。いや面白いんだけどこのスリルは何…みたいな。
 そんなわけでこの日は早々に期待値を引き下げ、わりと受動的な動き…をしたはずがみんなすごいアグレッシブだから名刺の数はいつもより集まったかも。しかしそんな荒れた場でもきっちり成果を残せましたよ。わりと序盤に話した人が某紙の記者でその人はクラシックもちょっと知ってるし、それ以外でも六本木の某有名事件物件の話とかなかなかマニアックな話で相当盛り上がってしまいなぜかその場で「土曜合コンあるんだけど来る?」って話に…。こういうのは幸運による所が大きいんだけど、あとは(参加するのは好きだけど苦手意識は相変わらず強い)こういうガチ初対面ばっかりな場に少しだけ慣れたのかな…。ま、飲み物食い物ほとんど出なかったけど、3000円?の参加費の元くらいは取れたでしょう。
 その記者さんのお誘いについては土曜は実は偽名さんと会う予定にしていたため即答を避け、翌日はその調整。なにせ偽名さんとのアポはお前どんな有名店だよという勢いで取りづらく、基本申し出てから1ヶ月以上後を指定されるわけ。今までは僕自身が基本その週にならないと予定を決めないタイプだから前もっておさえればほぼ100%何かが入ることがないってのと偽名ちゃん優先度が高いという事で今まで決めたスケジュールを変えることはなかったんだけど、言い出してみて2ヵ月後とか言われたらさすがに当初予定通りにしておこうかなと思って…。
 あ、てか合コンは割とどうでもよかったんですよ。だって合コンなんて基本誰が来るかわからないわけで、会いたい人とアポイントが既に取れているならそっちを捨てる意味がない。でも今回の場合は記者の人が本当に面白そうだったからもう一度ちゃんと顔をあわせておくべきだと…思った…ほんとほんとほんとですからねっ!!
 でまあとにかく偽名ちゃんに連絡してみたところ、2週間後なら、ということ。もう二週間なら許容範囲か、ということで延期したのでした(ちなみにその後金曜になって「あ、やっぱその日夜埋まってたから昼の方向で」とかいうカマシをいれられて悲しかったというのはまた別の話…昼夜はどっちでもいいけど、この人昼っていうと夜に別の予定突っ込んでるからゆっくりできないのよね…)。ほぼ終電。

 水曜はなんだっけ…あんまり飲まないね、といわれながら誰かと飲んでいた記憶はずが消失。そうだそうだ、高校の同級生であり元族現税理士(?)のハゲ+昔ドラム教室で一緒だったアニキという男3人飲みだ。アニキってのは嫁に浮気されて蹴りだして云々(http://42583.diarynote.jp/201112050033378083/)という話を聞かされたその人で、ハゲと僕とが交差した所には全く関係がなかったんだけどハゲの嫁と地元が同じだからってんで同じグループで遊んでた仲間だった事がアニキの結婚式でわかったという(行ってみたらハゲが何故か会場に居てお互い「あれなんでお前がここに?」)感じで、だから今まではこの3人で集まるってこともなかったんだけど。でもその浮気→離婚話を年内にはケリつけたいとか言ってた割に報告ないし気にはなっていてなんとなく飲みにでも行きます?ってメールしてみたらちょうどそれも偶然ハゲも一日ずれた日でアニキと飲みに行く予定にしていたらしく、なら合体させるか!という感じになって、そのような会となったのです。
 無事に離婚できました~みたいな話がわりとさくっとされて、あとはひたすら男の子っぽいバカ話とかしてたのかな…。自衛隊キャバがいかに変か、とかそんな話か?この日も既にもう内臓やられててビール5,6杯で変な酔い方になっていたけど確かほぼ終電。

 木曜は彼氏がアルゼンチンに旅立った…って短期だけど、銀座さんと。この人ともむかしは色々ありかけたものだけど結局僕がだらんこしている内に迷っていたもう一人と付き合い出してもう何年だあれ…という感じ。わはは。今でも僕とも結構連絡あるし多分仲良しの類だけど、二人で飲みに行くのは相当久しぶり、かな。11月に彼氏のライブ一緒に行った時に時間に追われてちょちょいとは行ったけど。彼女の転職話やら彼氏との話やら、安い中華をつつきながらいろんなお話。彼女の銀座時代の話なんてのもはじめてちゃんと(?)聞いたかも。

 金曜は安息日。内臓限界…。

 土曜は出勤ののち、例の記者さん達と合コン。女性陣はSE×2、DTP屋、事務だったのかな。ちなみに男性陣は記者×2+専門商社。女性幹事が酔っ払うにつれ自分モテないアピールが激しくなりよくわからないことになっていた気がします。決してノリにしても容姿にしても悪くはない相手ではあったんだけど会話が続かない続かない…趣味にしてもなんにしても誰も誰ともかみ合わず。こりゃしょうがないよね…。という事でさらっと終わったんだけど、割ときつい傾斜会計だったもんであーこういっちゃなんだけど女子的にも適当な会話の相手がいてこの値段だったら相当おトクだよねーとかいう禁句っぽい台詞が頭の中をかすめたとかなんとか。
 で、女子が帰ったあとは割と深い時間だったにも関わらず男子だけで反省会?へ。専門商社が寝ちゃって置物と化したもんでもうディープな報道関係の話を3人でしていて、それがこの日一番楽しかったかなー。やっぱ社会部は燃えてます。結局タクシーだったし(記者どもは経費で落とすらしい、ヲノレ)この日は相当金かかったけどちゃんと目論んだ通りこの記者さん達とは今後も続けていけそうだし、現段階では偽名ちゃんを無理して延期した甲斐はあったかなーと思います。この二人はちなみに相当コミュニケーション能力高くて難しい状況でも場を盛り上げるのがうまくて、見ていて非常にうらやましく思いましたよ、とかとか。

 会ったことダラダラ書くだけで最近すごい長くなってる気がする…考えた事とかも書きたいんだけどここまででもう結構疲れたのでこんなところで。やっぱ一週間分まとめて書くのはあれだねー。

 今週のはじめましてスコア:20くらい?
 火曜のパーティ+土曜の合コン。まあ残るのは記者二人組だけでしょう。
 髪をばっさり切りました。髪型が(も?)くるくる変わるんで以前は美容師に面白がられたりしていた僕ですが、短くするのは久しぶり。そういえばこの会社入ってからずっと伸ばしてた気がする…。長ければ長いでとても社会人としての生活は無理そうな感じだったんですが、短くなったらなんていうか顔の輪郭変わったな~、はまあいいとして韓国映画のヤクザみたい、というまあ結局そういう方面なのでした。中国やら香港より韓国のニュアンスが出るってのはなんなんでしょうねえ、世間的にはたいした違いではないんでしょうけど、自分的には新しいですよ。ていうか「挑戦しろ」つうてるのに美容師安定方向に思いっきりいくんだもんなーおもしろくないなー。変な髪形にしても怒らないのに(いやだから変えろとは言うかもしれないけどね)。

 さて、久しぶりの偽名ちゃんネタ。なんかプロポーズされたらしい、ってな事をつぶやいていまして。普通の人だとプロポーズなんて大事件なんですが、この人いままでプロポーズなんてものをいままで何回されてるんだろ、とりあえず頻繁(?)にされている気がします。僕が知ってるだけ、つまりここ2年?でこれで多分3回目。相手が別なのか同じなのかはしらないけど、とりあえず本命?の同棲?相手とは別の様子。すげえなあ。はてなマーク多いなあ。いやーだってプロポーズってほぼ結婚の数しかされなくね?普通の付き合ってください好きですじゃないんだからバクチでするものじゃなかろうし…おんなってこわいなあ。
 いやーこの異常心理がますます気になるなあ…僕の周りの大概の(比較的)常識人は眉根にしわ寄せて「その子ぜったいどこかおかしいよ」とか言うんだけど、そりゃおかしくないわけないでしょう。その狂いかたが好きだなあという話なんだけど君たちわかんないかなー(わかんないか)。ドタキャン食らわなきゃ来週会えるので、いじりまわしてみようと思います。俺もホントなにやってるんだかなー。ブーム、わりと長続きしています。

 結婚といえば、ずいぶん昔に仲良しだった超絶美人先輩が結婚…は前からしてたけど、出産していました。おめでとうございます、ってのはいいとして、そういえば直接の女友達が出産っていうのは意外とまだ周りにいないんだけど、当たり前な話そうなりゃやっぱ遊びには誘えなくなるよなーということを今更思ったのでした。いや結婚した時点で二人で夜出歩くってのはいろんな意味で厳しいのかもしれないけど(周りの既婚サンプルは少ない上に多分特殊な人が多いからなあ)、時折考える「友達が女の子ばっかりリスク」ってのがねー。
 今日は健康診断。体重見てうわあ…とかそういう日でした。やべえ。身長も何故か1cmくらい伸びてるけどそれ以上にやべえ。目も疲れやすいしなあ・・・ってこれはPCが変わったせいだと思ってるんですけどね、年じゃないんですけどね。けどね。あとスマホのせいだと思ってる。やつら本気で俺をこわしにきてるぜ。

 先週が書いたようにハイパーアクティブだったせいか、今週は頭からなんかぐったりしてます。体力面というか近い目標がなくなったから腑抜けてる、というのが近いんだと思うんですけどね。
 追い詰められないと盛り上がらないというのは人間誰しも持つ病だと思うけど、それにしても僕はその傾向が人よりも強い気がして、要するに何もないと盛り上がらないっすよねってことです。普通やな。こういう体質が嫌いなわけじゃないけど、ハードなものが降ってきてもそれなりにへらへら楽しめる代わりに楽だと易きに流れてしまいがちというのはかっこいいことでもなんでもなくて、そういう自分だから余計に環境って重要だなあとか思ったりする…って別に転職がどうとかいう話に持ってきたいわけじゃないんだけどね、今日は。


 吉報。長らくうつ病でひっくり返っていたタンタン氏がようやく社会復帰とか。夏一緒にシンガポール行った友人で、前職同僚、超コンサル脳。英語の方がきっと楽なんだろうなという感じな上にロジックにめちゃくちゃ強くて良い奴、だったのが僕と一緒だった職場の部署が取り潰されて(ここまではまあある事だし、手切れ金もよかったみたい)移った先のコンサルで上司とのそりがあわず心が折れちゃって、もう3年くらいか?ずっとダメでした。壊れて最初の一年くらいは僕も連絡途切れがち、メール返ってきたとしても会うのは無理、って感じだったんだよね。実際会えたのシンガポール計画が突然湧き上がった7月頭(そんで翌週には行ったんだけど)…まあ僕は多少仲良かっただけで彼の心の近くにいた人ではないから順序としてはちょっと回復して余裕が出来て僕みたいなのと会えて一年しないで社会復帰(フルタイムじゃないけど)ってんだから順調なのかな。このまま順調に戻れるといいなと思います。
 ただ彼は物腰は優しげでいるものの外資外人脳で意外とアグレッシブなんで、結果的に職場は高プレッシャーな所を選ぶ事になるだろうしそうじゃないと自分のよさを生かせない、というところが心配ではあります。バランス取れるところが見つかるといいけどね。ということでおめでとうディナーを計画してみました。って男同士できもいって?ほっとけ。

 
 ああそうそう、日曜は結局神保町方面と焼肉を午後4時半から、の会でした。9時過ぎまででもう泥酔&腹一杯。いやあ…なんていうか。本来の目的の話もそれなりに聞けて方針が多少定まったように思うんだけど、しかし彼がリアル店舗潰して経費節減して、というのは合理的に見えるんだけど太い取引先があるからって安心してるとそこ飛ぶと首くくる羽目になるからなあ…というのが僭越ながら心配な夜でした。でも年上目線で僕のことを叱咤できる数少ない人だからなあ…侠気らしきものに溢れた人です。


 本とか買ってほってあるものが多いので、今週末はそんなものを読みながらゆっくりすごそうと思います。真面目な本は通勤中にこまぎれで読んでもあたまに入ってこないのよね。ホントはマッサージにでも行きたいけど週内は無理だな…あ、あと髪の毛切りたい。

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