東京タワー、借金100億円のカタ 元社長が事業に失敗
2006年6月19日 時事ニュース東京タワーが100億円分の借金の担保に取られていることがわかった。東京タワーを経営する日本電波塔の社長だった前田福三郎氏(64)がゴルフ場開発に失敗。日本電波塔が債務の肩代わりを迫られ、タワーと敷地を担保に銀行から借金したのだ。損失は120億円を超える。2011年度に新東京タワーが完成すれば、現タワーの収入は激減しかねず、首都のシンボルは、バブルのツケと未来の存在意義に頭を悩ませている。
東京タワー
東京タワーは首都圏への放送電波送信という公共の使命を担うが、日本電波塔は純然たる民間会社。産経新聞を創業した前田久吉(ひさきち)参院議員(当時)が各界から協力を取り付けて、1958年に完成させた。高さ333メートルは当時世界一。在京テレビなどから年間27億円前後の賃料が入り、安定した経営で知られてきた。
つまずきの原因は、久吉氏の息子、福三郎氏がバブル期に手がけたゴルフ場開発だった。
関係者の話や登記簿によると、日本電波塔の3代目社長だった福三郎氏らは88年、千葉県君津市にゴルフ場を建設するために「東京タワーディベロップメント」を設立。91年以降は、日本電波塔の債務保証で借金を重ね、95年にゴルフ場をオープンさせた。
しかし、思うように会員権が売れず、営業赤字も続いて借金を返せなくなった。銀行団は99年、日本電波塔に債務保証の履行を求めた。
残った債務は123億円。日本電波塔は99年12月に福三郎氏を社長から解任。00年、東京タワーの敷地と建物を担保に銀行から100億円を借り入れ、自己資金の23億円を加えて全額肩代わりした。登記簿には今も100億円を限度額とする根抵当権が設定されているが、同社によると、すでに53億円は返済したという。
ゴルフ場会社は昨年9月、会社更生法の適用を申し立てられて倒産。現在、管財人が更生計画案を練っているが、大幅な債務超過で123億円の大部分は回収不能となる見通しだ。日本電波塔はこれを見越して、決算では123億円の全額を損失として処理した。
将来のライバル、新東京タワーの計画は着々と進んでいる。在京テレビ6社は3月末、「新テレビ塔の最終候補地」として墨田区にある東武鉄道の貨物操車場跡地を選んだ。ここに同鉄道が中心になって高さ610メートルのタワーを建てる。新タワーが完成し、在京テレビ局などの顧客を奪われれば大幅な収入減は避けられず、東京タワーは、非常時のバックアップの役割に将来の活路を見いだそうとしている。
日本電波塔の前田伸(しん)・現社長は「社員寮や本体以外の資産の売却、経営努力で返済に努めており、放送事業者や来塔者にはいささかも影響を及ぼしていない」と説明している。
見出し見たときギャグだと思った…。だって借金のカタって…。夜はキレイなので壊されたりすると困ります。名所だし。
あ、あとオオサカさんネタ続き。彼女、夜最初の方はポップコーンをひたすら箸で潰してました。しかも全力。一時間はやってたんじゃないすかね?
田舎の方ですがゴーシュは復活してました。しかしタイミングが合わず今日は全くおしゃべりできず、でした。残念!!!
Serious Monkey Business
2006年1月15日 時事ニュース 米CBSのウェブサイト
(http://www.cbsnews.com/sections/i_video/main500251.shtml)で最近のニュース動画が見れるのだけれどそこのちょっと下のほうに"Serious Monkey Business"ってな動画。身体障害者に特別に訓練した小猿を貸し出すんだそうな。お願いすると冷蔵庫開いたり物取ったり何でも器用にやってしまう。かなりびっくり(絵的に)。7年くらい訓練が必要だけど20〜30年は働ける(盲導犬の数倍とか)んだってさ…。
ちなみにMonkey Businessってのは"サルでも出来る(儲かる)商売"=濡れ手で粟な商売、みたいな意味ですね。
(http://www.cbsnews.com/sections/i_video/main500251.shtml)で最近のニュース動画が見れるのだけれどそこのちょっと下のほうに"Serious Monkey Business"ってな動画。身体障害者に特別に訓練した小猿を貸し出すんだそうな。お願いすると冷蔵庫開いたり物取ったり何でも器用にやってしまう。かなりびっくり(絵的に)。7年くらい訓練が必要だけど20〜30年は働ける(盲導犬の数倍とか)んだってさ…。
ちなみにMonkey Businessってのは"サルでも出来る(儲かる)商売"=濡れ手で粟な商売、みたいな意味ですね。
ほのぼのカトリーナ。
2005年9月28日 時事ニュース「カトリーナはニッポンヤクザのしわざ」 お天気キャスター退社
【ロサンゼルス=岡田敏一】AP通信によると、大型ハリケーン「カトリーナ」は日本のヤクザがロシア製の特殊機器を使って起こしたもので、原爆投下に対する報復が目的−。こんな意見を米の多くのラジオ番組で紹介したお天気キャスター、スコット・スティーブンスさんが23日、勤務先であるアイダホ州のテレビ局、KPVIを退社した。
スティーブンスさんは退社の理由について「自身の研究や突き詰めたいテーマにより多くの時間が必要なため」と話している。スティーブンスさんは同局で約10年間、お天気キャスターを務めていた。
【2005/09/24 大阪夕刊から】
ちなみに親記事は
「カトリーナはヤクザの仕業」 米天気キャスターが発言
【ロサンゼルス=岡田敏一】大型ハリケーン「カトリーナ」は日本のヤクザが起こしたもので、原爆投下に対する報復が目的だった−。米テレビ局のお天気キャスターがこんな意見を全米の多くのラジオ番組で開陳し、話題を集めている。
アイダホ州のテレビ局KPVIのキャスター、スコット・スティーブンス氏は、カトリーナについて、「雲の形状から自然に発生したものではない」と断定。先物取引でボロもうけしたヤクザが、ハリケーンや台風を人工的につくり出すため一九七六年に開発されたロシア製機器を購入、米国による原爆投下への報復措置として発生させた−と話した。
この話がネットを通じて広まり、全米の約四十のラジオ局が同氏にインタビューを申し込む騒ぎに。多くの局がその内容を放送している。
同氏は産経新聞の電話取材にも応じ、「多くの国や組織が、超音波を利用してハリケーンや台風を人工的につくる最新機器を隠し持っていると確信している。『カトリーナ』の場合、日本のヤクザが起こした可能性が最も高い」と大真面目に話した。
【2005/09/16 大阪夕刊から】
日本にいなかったうちにだいじけんですね。サンケイwebより。
「ピアノマン」が沈黙破る…同性愛者のドイツ人
【ロンドン=飯塚恵子】英大衆紙デイリー・ミラー(電子版)は22日、英南東部ケント州の海岸で4月初めに保護され、「謎のピアノマン」と言われた身元不明の男性がドイツ人で、一言もしゃべらなかったのは医師らをかつぐための芝居だったと報じた。男性は20日、ドイツに飛行機で帰国したという。
同紙によると、男性は19日、病院職員がいつも通り「きょうは話をしてくれる?」と語りかけると、「はい。そうしましょう」と初めて口を開き、自らの正体について告白した。
それによると、男性は同性愛者で、パリで失業し、4月に高速列車に乗って英国入りし、自殺を図ろうとしていた。
男性については、当初、「身元を尋ねられると、無言でピアノの絵を描き、見事なピアノ演奏を披露した」とされていたが、実際には、ピアノは同じキーをたたき続けるだけで、ほとんど演奏できなかった。ピアノの絵は「最初に思いついただけ」と話した。
男性は以前、精神医療関係の仕事に就いていたことがあり、2人の専門医や看護婦らはまったくだまされてしまっていたという。英医療当局は、4か月余りの診断費、入院費などの返還を求め、男性を訴えることを検討している。
男性について各国メディアが大きく報じたため、世界中から身元に関する情報が1000件以上寄せられたが、これまで身元は特定されなかった。
多分こっちのニュースは取り上げられず、何年か経って「そういやピアノマンって結局誰だったのよ?」ってな話になるんでしょうな。
これがPRってもんです。つまり…大きなウソであれば吐き放題、だってあとでばれても報道なんかされないから、ってな話(真相を報道する事はメディアが結果的に誤報を認めることになるしニュースとして特に面白くも無いので)。「ウソを吐くなら大きなウソを」とか言ったちょび髭の伍長が思い出されるなぁ…。大きすぎる嘘はそれがあまりにばかげているが故にいざ嘘である事を立証しようとすると非常に難しい(「ユダヤ人は人種的に劣っている」と言うのは簡単でも「ユダヤ人は他の人種と同じで全く劣っていない」事を証明するのは難しい)ってな話。注意してないと自分でも忘れちゃうよ、それにしてもかぜがひどいです。
サイバーノーガード戦法
2005年5月28日 時事ニュースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000007-vgb-sci
どうせすぐ消えると思うので以下全文転載。
笑える。
どうせすぐ消えると思うので以下全文転載。
05月26日 大手サイトの「4つのやりません宣言」 サイバーノーガード戦法を超えた必殺のサイバークロスカウンター!
>> 某大手サイトの「4つのやりません宣言」 驚天動地の発表
某大手サイトが昨日「4つのやりません」を公言した。
このサイトでは第三者から攻撃を受けて下記のような事態が発生した。
・サイトが改ざんされて、閲覧者にウイルスをばらまく状態になったのを知っていながら数日間放置
・メールアドレスが多数漏洩
・サイト閉鎖、システム入れ替えして再開
今回の事件に対して某大手サイトでは「4つのやりません宣言」を発表した。
・過失は認めません
・サイトを見てウイルス感染した被害者へは補償しません
・サイトからメールアドレスを漏洩してしまった被害者へは補償しません
・原因については公表しません
これは今回のことだけなく、将来に向けても同様のことを公言したようなものである。
・第三者から攻撃を受けて問題がおきても自社の過失は認めません
・サイト利用者に被害が発生しても補償しません
・メールアドレスを含むサイト利用者情報が漏洩しても補償しません
漏洩した情報はなんであっても個人情報ではないと言い張ります
しかもその理由が「当社は被害者だから」というのは開いた口がふさがらない。
ほんとうに確信と自信をもって「4つのやりません宣言」を公表したいのなら、もっと外に向けて強くアピールしてもいいのではないだろうか?
「わたしたちはサイトの健全な利益を守るため、利用者のみなさまに4つのやりませんをお約束します」と堂々とサイト上に掲載してみてはどうだろう?
>> 当社の規約では個人情報とは漏洩していない情報と定義しています
>> 用語の定義上、当社では個人情報の漏洩はありえません
しかもどうもメールアドレスを「個人情報」と認識していないようである。
今後、同サイトを利用する方は某大手サイトではメールアドレスは個人情報としては認識しておらず、個人情報保護法にのっとった保護などはないと思ったほうがよさそうである。
「当社の定義では個人情報とは漏洩していない情報を指します。漏洩した情報はどのような情報であっても個人情報ではありません」という解釈のような気もしなくもない。
「当社の規約では個人情報とは漏洩していない情報と定義しています。用語の定義上、当社では個人情報の漏洩はありえません。」というのは最強のカウンターではなかろうか。もちろん、某大手サイトはこのようなことをいっていないが、第三者に攻撃されてメールアドレスが流出したのだから補償する筋合いではないというのは、筆者にはこれと同じくらいのインパクトがあった。
世の中は筆者のような旧世代の常識をどんどん塗り替えて進化しているようである。
>> 「適切」なサイバーノーガードから繰り出す必殺のサイバークロスカウンター!
「サイバーノーガード戦法」という言葉を最初に使ったのは筆者であるが、当然筆者は現実の経営者が本気でやるとは思っておらず、あくまでも皮肉、風刺として使ったつもりだった。
サーバ管理者、経営者に朗報! 安価で安全な新方法論
サイバーノーガード戦法!(2004.2.5)
https://www.netsecurity.ne.jp/1_459.html
カカクコム続報 実はサイバーノーガード戦法? 最大の問題は無知の脆弱性
(2005.05.17)
https://www.netsecurity.ne.jp/1_2777.html
しかし、今回の「4つのやりません宣言」はまさしく「サイバーノーガード戦法」を地でゆくものであった。
ひとつ違っていたのは「適切」なセキュリティ対策(パッチあてればOK?)をしておけば、通常の「サイバーノーガード戦法」よりもさらに強力な防御を実現できるという筆者の想像をはるかに超える論理展開だった。
事実は小説よりも奇なりとは、よくいったものである。
「被害者である企業も十分な対策を行っていなかったという点では加害者でもある」という正論や、今回の事件の被害者を一刀両断にする必殺技。
サイバーノーガード戦法を進化させた新手の防御方法=サイバークロスカウンターの誕生である。しかも本家「あたしのジョー」のクロスカウンターのようにダブル、トリプルと「やりません」をかさねて威力をアップするのである。
ウイルス感染やアドレス漏洩の被害にあった被害者に「過失はありません」「補償しません」などと、ダブル、トリプルで追い討ちをかける。
・サイバークロスカウンターの手順
1.「適切」なセキュリティ対策を実施。
某大手サイトは自社のセキュリティ対策を「適切」と表現していた。どのようなものが「適切」なのかは筆者の理解の範疇ではないが、結果論からいうと少なくとも第三者に悪意ある行動を許容するおおらかさをもったセキュリティ水準ということなのであろう。
2.攻撃を受けたら被害防止よりも犯人特定を優先した行動をとる。
情報が漏洩してもそれは個人情報ではないと言い張る立場をより明確にする。
3.IPAと警察に連絡して「被害者」という立場を明確にする。
4.「4つのやりません宣言」を発表し、なにもなかったようにサービスを再開する。
5.犯人を捕まえられなくても批難を受けないように、セキュリティ業界の有名人に協力を要請する。
6.数ヶ月たってほとぼりがさめたら、完全になにもなかったことにする。
セキュリティ業界の有名人には謝礼を払うが、「最高」のセキュリティ対策を構築、維持する費用に比べたら格安である。
「大変です! サイトが改ざんされて個人情報が盗まれた可能性があります」
「利用者からのクレームに対応しきれません」
「新聞社から取材依頼がきてます」
「サイバークロスカウンターで対応しろ!」
「了解です。監視という名目で改ざんは放置します」
「よし! ダブルクロスカウンターもやれ!」
「漏洩した情報は個人情報に該当しないと言い張ります」
「適切な対策を施していたので当社に過失はないと言い張ります」
「トリプルクロスカウンターだ!」
「被害者への補償は一切しないと堂々と発表します」
「ポリシーのないセキュリティ業界有名人に調査依頼をかけます」
こういうことがこれから普通に行われるようになるのであろうか?
(ちなみに、本家「あしたのジョー」のクロスカウンターでは最初の一発がジョーの攻撃、ダブルは相手からの攻撃、トリプルはジョーの攻撃となっていて、攻守が入れ替わります。今回はそのへん目をつぶっています。あしからずご了承ください。)
笑える。