今週月火曜は中国のお盆的祝日、清明节だったもので、お花見がしたくて、あと健康診断を受けなきゃいけないという事で帰国していました。しかし東京寒いな…そして寒いせいで咲かない桜。せっかく開花予報みて計画したのに…。

 いつも日本に帰ると満喫しちゃって帰ってくるとやばいんだけど、今回もそんな感じになりそうです。てか会った人の人数でいうと最大かもしれん…。

 初日、朝便で帰り、すぐ肉へ。転職に悩む前職の同僚といつの間に結婚した大学時代の後輩、そしてその夫。夫、前会った時はその同僚だったはずなのだが…みたいな話で、まあいいんだけど。色々話は飛んだけど、前職同僚の話かなー。もともとウェブ中心のマーケ/制作会社にいて、色々あって医療関係を立ち上げることになって、やってみたら結構自分にマッチしたらしいんだけどそのチームが解散になってしまい、製薬会社とかに行くかな…とか考えているようで。しかし日系大手ならともかく、販売会社でしかない外資行ってもね、自分の正義を貫けるわけじゃないって意味ではつらいと思うよというようなお話をしたような。

 日曜は昼から四川フェス。なんで帰国してるのに四川…というのはともかく、集中治療室系の5人?かな?で若干寒いが日差しで救われた感じ。出演している地下アイドルの名前が宗教法人…と思いながらちょっとした四川料理を食べていました。中華料理系のフードフェスなんてコアな変態しか来ないかと思いきやそれなりに集客出来ててよかったよかった。

 解散の後少しお買い物ののち、夜は某グルメ誌編集x2と医療系コンサルの4人。グルメの一人は新顔。なんか広州の同僚に似てる…が3倍くらい美しくてうっって思ったりした(既婚。わりと軽めに10時すぎとかに終わり、次は同じ駅で飲んでる中国系に混ざる。IT系ライターと投資家を目指す?若者。まあまあ濃い会ですなこれも。夜二回戦。

 なんか眠気が強いのでふらーっと帰り、次の日は朝から打ち合わせを数本、昼はいつも飲みに誘ってくれる年上同僚(でも正直限られた夕食の機会を同僚のためには使いたくないのだが…)と、で食った後また打ち合わせからの青山に移動してこれもまたライター氏と密談、現状の情報交換とか企画打ち合わせをして、移動して髪の毛を切り、ああこの日はこれで終わりで帰宅してひさーーーーしぶりに実家でご飯。次の日健康診断だからね。

 で、そう火曜は朝から健康診断、終わって昼は魚ずくしのすごくおいしい和食withピラフ(地獄的状況の中今の会社を紹介してくれた命の恩人…)、そのあとカメラマンのロボ(新婚)と新宿で散歩しながらお茶してたら、そのいた場所から全然会ってない友人のヘッドハンターの事務所が100mくらいしか離れてないことに気づいたのと後の予定が1時間遅れたので、1時間限定でそのヘッドハンターと茶のみ話。かれは割とITとかに強いのでDeNA問題やらソシャゲも落ち着いて、最近市場ちょっと悪いのでは?と思ったんだけど全然そんなことないですよーと。彼はもともととある人材会社のトップセールスで、僕とは全然人種の違うなんというかできるリーマンだったのがジョブチェンジというか独立開業してできる一匹オオカミヘッドハンターになっているのでした。
 その後お世話になっている中国系ライターの人とまた1時間くらいお茶をした後、某ゲーム屋にいった友達とディナー…で結局6人くらい会ってますよねこの日。やれやれ。ちなみにゲーム屋に行ったと思ったらまた移って結構大手のシステム屋さんになっていました。いやわかるけどね。でもその会社で量子コンピュータ使ってるって話が一番面白かったなあ…。ひそかに実用化されてんのな。されてたとしてGoogleのなんか秘密プロジェクトくらいかと思ってた。

 明日からまた仕事や〰。ちなみに再来週も上海から北京に1週間くらい出張だし、コンペもあるし、忙しい月ですわ(そして本当の恐れるものは来月…)
 今ちょっとだけ最近の日記を読み返してみたら、なんかとても読みづらい。超★いまさらだけど、ウェブの文章って改行が多い方がいいのな。いや、セオリーとしてってのは知ってたけど別に自分はそれに従う必要はないんじゃないかなあと思っていただけにショック(?)。


 社交というやつについてちょっと考えたりしていた。今週、縁あって2件もまったく新しいコミュニティに混ぜていただいた(ハレルヤ!)からなんだけど。僕はわりといつでもどこかをふらふらして飲んでいる事が多いのは事実だけど、まったく新しい場所に飛び込む事はそんなに多くはない。大体は知ってる人たちと飲んでいる。まあ当たり前だよね。つうか最近手帳が会社常駐になっちゃってるからホント自分が何してたか思い出せないんだよね…って実は思い出せない事と手帳は何の関係もありませんね。思い出せればいらないし。

 んで、僕はそんな時用に個人としての名刺を持ち歩いていてばらまくんだけど、相手は持っていないことが多い。というより、多分よくわからない相手に連絡先を渡すのに抵抗があるから「持ってない事にしてる」だけだと思うけどね…大人で名刺持ち歩いてないって、あんまりない気がするし。
 まあそれはどちらでもよいんだけど、やっぱレスポンス率悪いんですよ。レスポンスというか連絡来る率。期待より悪い。僕がすごくつまらない人間だったから、という事が原因とは考えたくないので多分連絡するための閾値がみんな僕よりはるかに高いんだろうなあ、という所に今は落ち着いているんだけど、なんにせよ不思議です。僕はその面とてもいい加減で、連絡先をもらったら取り合えずメールの一本くらいは(コピペでも)打つんだけどなー。

 という、愚痴。いや、昔中国で会った人たちがそんなだったって書いた記憶があってこれを書いているんですよ。別にそこに限った話じゃないんだなーっていうね。やっぱその場で携帯出してFacebookやってますかー?ってやるのがいいのかなあ…でもそういう方法ってあんまり相手に選択肢を与えないというか詰めてる感じもしなくもないのでよくないと思うんだよねーたまにやられるけど、大体そうやって詰め寄ってくる人って大して面白くないのでFriendになってもその後一切連絡ないし。ああああ(なんか自分が哀れに思えてきた)。

 
 ちなみに今週は飲み会3件だったかな。この二週間は色々仕事がめちゃくちゃ&課外活動も盛んだった気がします。今また手帳がないから思い出せる限りで書き出してみると、

17日(木)
以前…確かもう1年半とか前、一回うちの会社に来たい、ということで会ったことがあるコンサル屋さんと代々木上原で。この人(珍しく男だ!)はもともとこないだ台湾行ったグループの関係で知り合った人。だからその関係のパーティなんかで顔はあわせていて、こないだ年末にまたそのパーティがあった時に「あの話もう一回どうですか」みたいな話をされたので、個別面談と相成ったわけです。まあ、止めました。色々説得したら思いとどまってくれた模様。


18日(金)
 ★さんとわけもなく素敵フレンチ。去年僕がやったパーティで会った男子といい雰囲気らしい…なんかごちゃごちゃ言われた。うらやましいと言えばうらやましく、まあでもお互い非モテよのうグフフ、といった会。はた目には彼女の誕生日を祝う仲睦まじきカップルという感じでしょうか。ちなみに二軒目にはいつもの恵比寿に行ったんですがガン寝されました。終電ギリギリまで寝かせて起こして駅まで連れてって電車に乗せて、やさしいことに彼女が降りるあたりの時間に電話まで入れてあげるこの厚遇っぷり。そういえばこのフレンチの代金払ってねえわ。今度はらおう。


19日(土)
 大学時代サークルでお世話になった先生の退官記念パーティ。知ってる人少なかったなー。かわいいかわいい後輩ちゃんとはお話しできず、旧知の諸先輩同輩後輩と軽く話した後、今は飲食関係の人材紹介屋をやってる先輩とすごい久しぶりの後輩ちゃんと三人で歌舞伎町をぷらぷら。先輩の知り合いだという謎の社交ダンスクラブ(でも看板はビジュアル系)に行くもパーティ中で諦め、結局僕の知ってるバーへ。なんであの三人だったのだろう的な感じ。まあ意外と楽しかった。


20日(日)
 確か昼から仕事して、変な時間から池袋へ。楽器屋で知り合って指を(色気的な意味ではないところで)噛まれてそのまま(色気的な意味で)拉致されそうになってもう5年くらい経つ女の子、いまは中国語学習仲間みたいになってるけど、とディナー。あんまりおいしくなかった…。相変わらずこの子は謎に引きこもりっぽい。頭は悪くないし背は高くてきれいだと思うんだけどなあ…多分我慢ができないとか、そんな感じなんだと思いますが。
 その後上野になぜか流れて中華食品屋でいろんなものを買ったり生活用品を買ったりしていました。

月曜火曜も何かしてたかも。覚えてない。

23日(水)
 また上野に来た。一年にせいぜい数回しかこない上野に3日とあけず(いやあいてるか)。この日は北京駐在or留学者の集まりになぜかお呼びいただき。また招いてくれた人以外は全員知らないアウェイ空間だったけどなんかノリはいいしなんだかんだでわーっとかやってたら仲良くなれた気がしますが、気のせいかもしれません。
 というか一人にめちゃ気に入られたっぽくて、ちょっと付き合い方気をつけねば…とりあえずメールは放置してあるけど。
 この会に誘ってくれたのはいつも?の中国系忘年会の人で、「僕の事を覚えていてくれた人」と書いた、ちょっと不思議な人。今は中国関係の仕事でもなんでもないんだけど…なんだろうなあ、多分大雑把にくくるなら趣味中国ウォッチャー的な感じなんだけど、ちらっと見える知識の深さがそれだけでない部分を感じるんですね…。まあフレンドリーだし、危うさみたいなものは感じないので大丈夫だとは思うんですけど。

24日(木)
 仕事が超荒れてた(というか23日も実はものすごい荒れてて、会社出る時本気で刺すような目線が…)から、遅く終わったあと同僚(肉女子)と飯~とか言ってワインがぱがぱ飲んでたらまともな料理食べたくらいのお会計になるわタクシーだわと…うう。


25日(金)
 前日だったかにいきなり誘われて、火鍋@池袋。池袋も決してよく来る町じゃないのになぜか1週間以内に二回ですよ。仕事含めりゃ3回か。
 この日は例の台湾組の周辺の人たちの会で、そのグループの一員の彼氏のイギリスに留学してるチリ人が日本に来てるから火鍋、と言ってまた小肥羊とかいうからちょっとまてあそこの火鍋は安いけど別に美味くはない、ということであわててアレンジしたのでした。アレンジ、とか言っといて行ったことない店だったけど、なかなかおいしかった。


26日(土)
 最速忘年会かつ誰かの誕生日会という不思議イベント。お誘いいただいたのはいいけど自分がその前仕事が入ってしまってちゃんとした時間に行けるかいまいち自信がなかったりした…ということでちょいと誘ってダメだった人以上には広げなかったので完全ソロ参加でした。
 大体40人とかいたのかな?そこにソロ、しかも意外とちゃんとした時間についてみたらまだ人が集まりきってなかったりして、最初は大分辛かったでござるな。

 本当の社交能力とやらに絶対長けていない僕は大体こういう場合ズルをするようにしているのです。たとえば場が温まってからいくというのもそうだし、あとは一人でいる時になんとなくかっこがつくというか理由になるたばこ必須ね。あともちろん誰かを連れて行く。その誰かは自分より注目が集まるなり、社交能力があるなりそういう人ね。そういうのを適当に場に放り込んで、後から入っていくっつうやりかたです。いきなり固まって話してる人のところに入り込んでいくのってつらいじゃないですかー。
 ということで今回は実はその特攻役にとても役に立つことが最近判明した知り合いの妹を誘ったんだけど来れなかったのが残念でした。こないだ違うパーティでも誘って放し飼いにしといたところ色んな所に混ざりこんでとてもいい感じだったんですよー。なんかよくわからないけどそういうのが苦にならない人ってうらやましいです。得だよね(はたして彼女にその自覚があるかは謎…)。

 あー何が書きたいんだ、要するにあれですよ。そういうテクニックも芸の内…ってこれなんか単なる同義反復だな、元々のコミュ力?が高くないくせにそういうものにあこがれているから色んな小技を使ってなんとかなってるのに、その小技がいまいち仕掛けきれない冒頭でした、と。でもまあうろうろしていたら紹介してくれて輪に入れてもらったりまあ色々するうちに結局の所いろんな人と話せたのはよかったと思いましたですよ。うわーすげえ適当だな。いやでも実際ご挨拶以上に話せた人の数は多かったし、音楽やら写真やら色々面白い仕事の人が多かったみたいだし、そういう意味でも話の内容が面白かった。しかし手品やってた彼は一体なんだったんだ…なんか酔っ払ってるせいなのか元々あのテンションなのかよくわからないけどあんま会話にならなかったし笑
 しかしステージもあるし、ハコはわりと使い勝手よさそうなので持ち込み可能なのであれば自分主催の何かでも使えるかもしれぬ。
 
 あーそうそう、この会も西洋人多い(つうかそのお誕生日当人が西洋人)会だったんだけど、また違って面白いなと。今まで僕が知ってる西洋人コミュニティというのは外資でぶいぶい系と日本語の先生系だったわけです。このギャップも面白いなと思ったんだけどその二つのどちらとも違うなーという雰囲気がね。ていうかみんな日本語やたらうまい…。
 日本語学校の先生というのはどっかに書いたっけ、最近仲良い新聞記者の周りの人たちで、なんつーかこういっちゃ悪いけどしょうもない感じなのね…。あんま頭もよくないし日本語もしゃべれない。将来君たちどうするの…というかんじ。
 んでそうそう、面白いといえば僕が知ってるエリちゃんという「東京にいる外人ならだれでも彼女の事を知っている」といわれるアメリカ人の話を振ってみたけど知らなかったんですなー。新鮮だ。在日英語母語西洋人でマスコミなのに彼女を知らんとは!といや別に知らなくていいんだけど、物事には何でも例外があるという当然の話ですね。もちろん外国人だからってひとくくりには全くできないのは当然として、ただそういう言葉ヅラの話じゃなく実体験の話です。

 やっぱ体験したばっかりの事はいろいろ細かく覚えてるから長ったらしくなりますね。


 来週は確か週半ばに合コン的なものが一件ある気がするけど、そんなもんかな?わりと落ち着いた週になる予定…てか毎週こんなことやってたらぼろぼろになってしまうですよ(財布的な意味でも)。ここ二週間でいくら使ったんだろう(考えたら負け)。

ほぼひみつのみ

2012年12月24日 音楽
 幸せとは、というのが割と自分の根源的な問いなのかなという事はかなり前から自覚していたのに、全くそれに対して立ち向かっていなかった…というかどう立ち向かえばいいのかわからなかったから手が付けられなかったというのが正しいと主張したいところだけれど…ものが、なんとなく動き出したような、ような。

 あと年内に会いきれずに結局年始、というお約束の人が何人か出てきた。今までこういうのあんまりなかった気がするんだけど…。つうか年始はあれだよ!禁酒しなきゃ!

おんがく

2011年11月27日 音楽
のじかん。今日はひみつだけ。
 最近Chatpadで上海人に会って、MSNメッセンジャーに移行して交流が続いている。べらぼうに日本語がうまく、打鍵が早い。学部時代日本留学しただけらしいんだけど…。あ、でも僕の数少ない中国人知り合いの中でぬきんでて日本語がうまいアンさんとチャット上で共通の違和感(よく「ほおおおおおお」とか使う)があるのは面白いなと思う。発音(例えば韓国人は破裂音だっけ、がうまく発音できないとか)ってのは母国語にひきづられているという意味でとても自然だと思うんだけど、そういう言い回し?に特徴が出るってのもそういう所が元なのかな?・・・ってサンプル数2じゃ説得力ないですね。ちなみにハルビンの近く出身らしいですが。


 さて、その上海人と音楽の話をしていて、クラシックは全然しらないから一曲紹介しろといわれてチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を紹介したのです。んでしばらく聞かせたあとに「で、これのストーリーは何?」という質問をされた、というのが今日の話。
 音楽にストーリーって何意味ワカンネって聞いたら「例えば『梁山伯と祝英台』とかは言い伝えを元にしているから起承転結あるでしょ」って言われて(梁山伯と祝英台、通称梁祝は中国で一番有名な中国人作曲家の手によるヴァイオリン協奏曲)。梁祝なんてなんで知ってるねんというのはおいとくとして、あーなるほどーと思ったですよ。
 普段クラシックを聞かずポップスを主に聴いている人にとっては歌詞があるのが自然で、それがないというだけで結構聞きづらいと言ったりするのは認識してた(わざわざ「インスト」って呼ぶなよみたいな)。でもそれを一段掘り下げると歌詞がある歌ってのは要するにテーマというかいいたい事…振られて悲しいとか…があるってことなんだよ。だからそれに対する共感とか反感とか、何かしら軸に対しての態度のとり方ってのが比較的簡単に選べるのかも。
 翻っていわゆるクラシックっていうのは標題があるものだとしても、長ったらしいストーリーはないものが多い。「運命」って言ったところでじゃあ最初のノック(だだだだーん)以外のどこが運命なのよ?なんかある人が自分の宿命に立ち向かって病気とでも闘って弱ってでも跳ね返して最終的に勝利するって話なのかという話で(ちなみに一応wikipediaでは確認したけど「運命」についてはベートーヴェンがつけた名前ではないのでこれは「標題」とは言わない。誰かが勝手につけた「表題」だね)。あるとしたら交響詩はそういうものなのかな?あまり聞かないからよく知らないけど。例えばショパンの子犬のワルツだって別に物語があるわけじゃなくて、あのちょろちょろした…ってこれも多分「表題」だな…。
 
 そんなわけで、話を戻してヴァイオリン協奏曲は「音楽のための音楽」っていうことになるのか?と思うとそれって結構普通に考えてとっつきにくいよな…と思うわけです。何か芸術に接する時についついコンテクストから考えてしまうというのは慣れた人でもおちいりがち…というか特に「現代~」と呼ばれるある種の作品には批判の対象であったり何かしら外部の芸術や事象に依存していてコンテクストなしでは成り立たなかったり意味を成さなかったりする(例えばデュシャンの泉とか)場合すらもあるのは理解していつつも僕はそれがとても嫌いなんだけどまぁそれはおいとくとして、曲を聴く前、または聴きながらでも良いんだけど(さっき書いたことにも重複してるけど)何かを軸にそこから意味づけしていくというのは自分にとって意味づけがしやすいんだよねきっと。音楽を音楽として聴く、というのはある種のスキルなのかもしれないと思うわけ。

 とか言ってじゃあ自分がそのスキルを持ち合わせているかというと怪しくて、というか多分足りない。それが現われているのが比較的最近の交響曲が苦手、というところ。クラシックの交響曲というのは一般的に時代を下るにつれて縦にも(大編成)横にも(演奏時間)長くなってきている(理由はめんどいのではしょる)。
 縦に長いというのはヴァイオリンで出てきた主題がピッコロで出てきて、それを展開したものがオーボエで出てきた後にチェロに戻ってくる、みたいな事を意味するし、横に長いというのはその主題が随分後になって、時には楽章をまたいで帰ってくることを意味する。曲というのが基本的にはいくつかの主題とその展開をベースに作られていることが多いとするならば、その主題をちゃんと感じられるかどうかというのが「ひとつの曲を聞いているという感覚」を得るための重要な鍵であるわけ。メロディはでてこなくても同じコード進行だなーとか、コードまでわからなくても伴奏一緒だ、とか。それを統一された「曲」として感じるというのは、ひとつの聞くほうのスキルなんです多分。
 
 でもそうやって長大になった曲では、いくつもある主題なりモチーフがいやらしい形で忘れた頃に帰ってくることが多い。作るほうも単純に再現するだけでは芸がないと思うのか何度かずらしたり位なら良いけど例えばどっかの曲では主題をそのまま逆から(右から左へ、ってことねドレミーって主題ならミレドーって)弾く、みたいなことをやっていたりして甚だわかりづらい。しかも時代が下るとそのマニアック度合いがどんどんインフレしていってる(気がする)。だから僕はそういう曲を聞いても同じ楽章内であってもそれがひとつの曲だという確信がもてないことが多くて、「曲を聞いてる」のではなくてもっと短いフレーズ単位でしか耳に入ってこない。まったく全体が見えない、想像がつかない中で曲を聞くというのが非常な苦行なのです。

 ちょっとそれてる気もするけど、僕にとってはそういう音楽的な「お約束」に従った展開がある曲であれば最初を聞けばおおまかな展開がある程度想像できて(例えば知らない曲を早送りで2,3分ごとくらいにとめながら聴いても一番盛り上がってる部分は割合確信をもって拾える場合が多い。楽器の使い方とかでもわかる)、だから安心して曲を聞き続けられるし、逆にそれが想像できないほど複雑な曲は生理的に駄目って話。そして要するにそれってコンテクストだとか、ストーリーだとかと根は同じなのかもと思いましたということです。その場その場で流れて去っていく音楽を集中して聴いてその積み上げで全体像を把握するというのはもしかしたらとても難しくて、誰しも何かを手がかりに「自分は今全体のどこ(別に何楽章の何小節という意味じゃなく)を聞いている」というのを考えなきゃ不安なものなのかな、と。
(飲んでます)
 でした。メインディッシュはシューベルトのザ・グレイト。ポップスに比して長い曲ばっかりのクラシックの中でもうんざりするほど長い第九(74分くらい)と同じくらい長い曲で、昔客として聞いたときは飽きて寝たような気がします。
 第九は単純に曲が長いんだけどまるまる繰り返す部分がおおいのよこっちは…。正確に言うと第九は短いテーマが転調されて再度出てきたりってことが多くて(勿論ザグレイトでもそれは多いんだけど)、先の展開が読めない。でもグレイトは本当にそのまま繰り返すから先が見えちゃってつまんない、ってことなのかな。

 でも、弾いてたら楽しかった。今回(忙しいの言い訳にするのは最悪なのは自覚してるんだけど)ほんと楽器を触れなくて、そもそも見通し悪かったから最初に誘われたときは断ったんだけど結局参加することになったような経緯があって。だから自分の演奏や指の動きに対する満足度は決して高くないんだけど譜面的にそこまで難しい曲じゃなかったこと、そして演奏中うまい具合に集中を散らすことが出来て周りが見えたことがいい結果を生んだかなと。集中できないってのとは違って、譜面と指揮に集中しながらも周りの音が聞こえるってことね。普通は譜面を覚えるくらい練習すると譜面に集中しなくていいからそうなれたりするんだけど、今回は不思議と。楽器間の音のバランスとかがすごく気になった(悪い意味じゃなく)。この感覚をいつも持って演奏したいなーと思います。

 今回のザ・グレイト、2楽章の出だしがとても好きです。

http://www.youtube.com/watch?v=R8X80xpaxZw
The Great 2nd mvmt (Schubert)

たーらたったらったらーってとこ。静かな弦の刻みがなんとなく「歩み」を想像させ、オーボエ?のソロがその上をちょっとさびしげに動き回るって感じ。なんか暑い所をだらだら行軍してるって絵が浮かんだそうです僕の脳内に。今回特に相当の巨匠テンポ(=「遅い」の言い換え)だったんでそう思えたのかな?

 本人達には勿論言ったけど、誘ってもらえてうれしかった。団に入る気は全然ないけど、これからも機会があって誘ってくれるなら参加したいなと思うオケです(これ珍しいんだよ!)。とにかくOBオケだから居場所なくてつらいんだって。
 今日は会社をどろんして久しぶりにライブハウスへ。いつぶりだろう…ってこないだちょっとだけ行ったか。でもちゃんとしたライブを聞いたのは結構久しぶりのはず。これはこれで問題というかさびしいことだと思っている。だって要するに自分が追いかけてる人が少なくなったってことだから…いや事実そうなんだけど。

 老いるライブハウス、について。今日も前回も、というかここ多分5年くらい思っていたんだけど、ライブハウスの客層がどんどん上がってる気がするんです。自分がライブハウスに出入りするようになったのは17(一昔!)とかそれくらいだけど、その頃最年少に近かったのがいつまで経っても自分が年上にならないの。というかほとんど10代っぽいのを見ない。
 もちろんそれは、自分が好む音楽と若い子(という言い方は嫌いだけど)が好む音楽が違うってことはあるんだと思う。アーティストと一緒に年をとる、ってほどその頃から見続けている人が多いわけではないけれど、そういうこともあるんだろうと思う。例えば僕が20前半だった時に一時売れて、その時のファンを今でも引きずって、悪い意味では新しい若いファンを取り込めずに何年も経っているのならば。
 でもそれにしても、自分がその一員である事を認識した上でそれでも、なんかライブハウスにいるオトナの質が違う気がする。かっこいい音楽やってる人のライブでもなんかアイドルのおっかけみたいなデブメガネのキモヲタばっかり(あこりゃ自分が男性のライブにいかないってのはあるよ)。こんなファンが欲しくて彼らは音楽やるのかな?いやどういうファンが欲しいとかってすげー贅沢な上から目線的物言いだしふざけてるけど、それにしたって演奏者と客ってこんなに絶対に交わらない感じだったっけ?

 懐古なのか、オトナになったら魔法がとけちゃったのか、よくわかんない。ていうか原因なんかどうでもいいんだけど、なんか悲しいよね。とりあえずホント今日の客はきもかった。なんで男100%なんだろう。あーすげーえんがちょ。


 あ、今週末から上海です。楽しみ。
 何の一日目かはわかる人にはわかるだろうから特に秘す。疲れたので手短にね。

■ 気付いたこと
- あんなに子供連れがあつまる場所なんてほかにない
- 喫煙室が超狭い
- みんな超食ってる

 全体的に仕事は簡単。始める前はなんでこの規模なのにイベント会社入ってないの?とか思ったけど、確かに必要なさそうな気もする。でも会場が広大なのでひとつの用事を済ませるのに移動距離がはんぱなく、それがめんどい。体力的には結構くるものがある。靴下と、できればシャツの替えを持って臨みたい。

 ケータリングで某一流ホテルが入っており、地味に飯がうまい(ただし、食べる時間があれば)。演奏を聴く余裕はない。 

握り

2010年4月22日 音楽
 の話はとりあえずおいとくとして、uplift spice。最近聞き始めたんだけど、ひさしぶりにツボ。

http://www.youtube.com/watch?v=9_YQy2K8_pc
カノジョ
 
 なんつーか、Voはすごい軽い。聞いてるとそれももしかしたら味かもって思えてくるけど、軽い。全然通らなさそうな感じだし、歌詞も結構そういう軽い感じ。でもバックは結構ごりごりで、アルバム中一曲だけあるギターソロは結構技巧的。ソロはなんだろ...ちょっとヴァイっぽいはずし方なのかな...なんで彼の名前が出てきたのかよくわからないけど。普通に聞くとその面での若干の音階の違和感だけだけど、よく聞くとあれこれどうやってるの?って部分があって短いけど結構凝ってるように感じる。ということでその曲「摩天楼」を中心に、一日2まわし位は聞いてます。Voがもう少しアレだったらさらにいいんだけどなー。でもライブ行きたい。盛り上がりそうだわ。とりあえず新しいほうのアルバムも買ってみよう。

 そんなわけで、というわけでもないんだけど最近クラシック以外にも色々CD買ったりライブ行こうとしてたりする。昨日も本当は一発行きたかったんだけど...無理だったけどさ。来月までであと2本くらい行くのかな。そんでUAのライブアルバムも買った。やっぱUAうまい。適当(というと失礼だけど)な、というか放り出すような伴奏なのに声できっちり雰囲気作れる辺りが本当にすごいと思う。大好きなFine Feather(一枚目のライブアルバム)とは全然違う方向性だけど(編成も違うし)、これはこれでよい。しかし相当玄人うけっぽい気はする。これが生活できるほど売れるってすげえよ。日本の音楽界成熟してんな、とか思っちゃう。生で聞きたいなぁ…とか思うけど、ならいけよって話だよな…別にチケット取れないってほどじゃないんだろうし…。ライブやらない人でもないよね?

 
 で、まだ代理店さんとのイベントは続いています。あさってで終わるけど、長い。今日も今日で「ジャズって言葉はNG」とかってんで演奏者に直前で色々トーク練り直してもらったり、「肌の露出が多すぎる」とかってんでクレーム入ったり…まぁばたばたとしています。
 そんな中でなぜかすっかり代理店営業さんと仲良くなってしまい、昨日はなぜかその営業+上司と三人で終電までがっつり飲みに。しかもごちそうになりながらなぜかすんごい代理店トークしたりしてたりしました。あと演奏者の女の子がかわいかった話とか笑。まぁもしかしたら今後も仕事もらえるかも、とかって期待があります。

 中にいて感じるんだけど、うちの人はみんな代理店が嫌いだし、金もらえないと思ってる。ある種事実ではあるんだけど、いくつかの代理店とちゃんと握れてれば横展開が可能って利点はあるんだよね。いいクライアント紹介してもらえる、みたいな。あと直でクライアントとやる場合、結局クライアントの担当者がクラシック好きだったりする場合が多くて事務所の人間を立ててくれる場合が多かったりするようだけど、代理店の場合完全に道具としてしか使わないからクラシックのことを知らない上に偉そうに感じるみたい。僕はそれをおいしいと思うんだけど(基礎的な事を教えてあげるだけで商売になるから)、まあそうも思わない人もいるようで。ま、とにかくそんな事にも存在意義を求めようとしていたりします。ていうか俺真面目に仕事しちゃったら毎日終わらないんだけど。楽しいからいいんだけどね。市場の成長予測からアンケート作成、ウェブの新規提案、Twitterの活用…etc。もちろん全然かっこよくない雑務も日々多々ありで。
【飲んでないけど眠い】
 入社して一ヶ月が過ぎました。今日は時間が少しだけあるし、そんな話。
 
 といってもまだ一ヶ月経ったって自覚はあんまりない。最初がばたばたしてたからね。でも少しずつ仕事っぽいことも増えてきたから、まぁスタートしている感じはあるか。しかし逆に考えればまだフルスロットにはかなり遠い状態で、今日なんか「一ヶ月だなぁ」ってふと思ったときにこりゃやばいと思ったのは事実。

 一ヶ月経って思ったこと。そうそうその前に、前職の総括がちゃんとできてないんだな。それはそれでやらなきゃいけないと思う…のはとりあえず今日は置いといて…といっても本当は関係してくるんだけどね。
 この業界は古い。例えばシステム面なんかでもそう感じるんだけどそうじゃなくって、もっと姿勢というか、根本の話。ちょっと昔の日本企業がそうだと言われていたようなのと同じなんだけど、とにかく「良いものを作っていればわかる人にはわかってもらえる。それでよい」という考え方がすごく強いように感じる。それで食っていけるというのは(バカにしてるって意味ではなく)健全だしいい事なんだけど、でもやばいよねこの先食ってけないよねという風に感じているんだったら、逆にやるべきことは見えてるように思う。
 勿論、そう強く感じるのは僕が「その先」から来たってことも関係あるんだと思う。古い人(だけじゃないか)は広告とか宣伝でものに差をつけて売りに繋げるってのは詐欺に等しいと思ってる場合もたくさんあると思うけど、恵まれた時代に生まれた僕からすればそれって逆で、提供されるものってそんなにひどいものは混じってないんだから実際そこに大きな差はないんじゃないの?だから他のものより自分のものを選んでもらうには宣伝が必要。それがいいとか悪いとかではなく、そこに手を抜いた瞬間存在感は薄まって消える。

 だからマーケティングって考え方自体が少なくとも社内にはまったくない。悪く言えばやりっぱなし。客がどういう人で、どの席を買う人はどういう傾向があって…なんてまったく把握してない。せっかくすごくいいコンテンツを持っているんだから、それをどうやって生かすかが次の段階な気がするわけ…ということで、未開の地で自分の持ってる武器全部を使える、って意味ではすごく楽しみです。どっちかっていうとCRMが最初は中心になりそう(ナーチャリングとかなんて概念ゼロだし)。まず誰が顧客かをつかみ、それぞれとどういう関係を築けばいいかの戦略を作って、さらに特定の属性の顧客が集まる場所を故意に設定し、そこに同じ層をターゲットにしたい企業を巻き込んでいってその過程で金をむしる(最大限むしれるような顧客層のくくり方を考えるってのも込みで)、ってのが多分この仕事の流れ。
 それと同時にソーシャルメディア的なものと、ウェブ自体のブラッシュアップも自分がやることになるわけで…ってそう考えると結構おっきな仕事。そういう意味でさっきかいたように楽しみなんだけど、逆に不安なのがこれがどこまで彼らに理解されるだろうか?ということ。「私たちそういうの疎くって」って口では言うんだけど、同時にそれを誇りに思っているってのが透けて見えるのが嫌といえば嫌なのが正直なところ。どうなることやらね。


 あ、全然関係ない話。肉食女子と飯を食うことになったと思ったら今度はわくわくさんから連絡が…。3年ぶりくらい?昔僕を追い掛け回していた女子その1です。代理店。なんか僕を追い掛け回すのはホント追い掛け回すってのが表現として正しい子ばっかりだなぁ…ってここはもしかしたら真面目に反省するところかもしれないと思った。もしかしたらそれくらい行動力ないと僕を的にかけるってできないのかも。そんな拒否感あふれる男子じゃないんだけどなぁ。
[多少飲んでます]

例の(http://42583.diarynote.jp/200905290029249453/)普通なパーカッショニストと顔あわせかたがた飯食ってました。なんせ半年前の打ち上げでちょっと話した程度の仲なもんで、どういう人だか正直記憶にあまりなく(それに「宇宙人」がキャラ立ちすぎで)…。
 なかなか思ったより面白かった。そんなに普通の人じゃなかった。というかあんたなんでそんなに俺のこと覚えてるんだよ…つう。血液型とか、それ以前に非モテ話とか。

 あ、でも面白かったのが他己分析。彼女による、僕の分析。「見た目とギャップがありすぎ」ってのはよく言われるし、今髪型変えて多少その差は縮まったんじゃ?てのもよく言われるところ。しかし突然なんか年上好きでしょ?って言われてなんで?って聞いたら「普通に話してると物事よく知ってそうだし強そうなんだけど、所々甘えたいところが見える」…ってなんでしょうねぇ。そうなんだろうか。まぁ新しかったです。この間卒業したばかりの…23歳くらい。とりあえずおいしいご飯を食べてもらって(ワニの肉なんかも食った)、うちのバンドのお手伝いは基本了承してもらいました。よかったよかった。

直観の提示

2009年5月30日 音楽
 タイトルは松岡正剛の千夜千冊『禅と日本文化』鈴木大拙(http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0887.html)文中より。

 昨夜はすごいものを見てしまいました(そうそう、上司が計らってくれて行けたのよ)。帰宅して自分が受けた印象をまとめてここに書こうと思ったけど全然まとまらなかった。楽譜を見ていないからわからないけど、多分テーマと大まかな進行、それに場面転換のための合図だけを決めて行われた演奏で、あれはまさに「曲じゃなく音楽」。
 普通の曲の場合、まず完成された楽譜があり、ある意味で100%(「完璧な演奏」)がわかった状態それを目指していくような形になる。その100%という場所は曲の解釈やら演奏者の思いやらで演奏されるごとに当然違ってくるけど、でもそれぞれにたどり着きたい場所があって、それに向かっていく。
 でも昨日の演奏はそういうものじゃない。それは楽譜や事前の取り決めがあったかなかったかに起因するものじゃない。めちゃくちゃな表現をするならあれはある種の禅。0になることを目指すというか、空(ku)を目指す(正確に書くなら「目指す」ということすら邪念の類なのかもしれないけど)というか、方向としてはそちらに行っている気がする。
 今朝起きたら律儀にも重さんからサンキューメールが入っていて(あれだけのライブの後に普通に朝起きてお礼状を書けるというのがすごい。別に僕だけに書いているわけじゃないだろうし)、それへの返事としても書いたんだけど鈴木大拙の「禅と日本文化」がまたこの辺のことへの回答の一片を示しているような。
 
 訓練を積み上げて「訓練していないような音を出す」ってすごい矛盾。多分昨日の演奏だって(嫌な言い方だけど)素人が聞いて「すごい演奏」と思うようなものじゃない。下手したら何あの騒音、とか言われそう。同じ騒音なら楽器なんて弾いたこともない人でも出せるはずなら、その違いはどこにあるのか。「赤子のような振る舞い」を理想にするような話を聞いたことがあるけど、では本当に自由であることがすばらしいことなら、人間の精神はそういったことでなんの役にも立たないのか。

「なにかに向けて煽り立てること、そういう行為自体を好きになれないってこと?」
海人は二度うなずいた。
「人を煽り立てる連中は警戒した方がいい」
女子学生の瞳に一瞬光が宿り、自分を疑う口ぶりで言った。
「いま気がついた」
「気がついたって?」
「ガウリの歌はぜんぜんちがう。無意識じゃない。ガウリは自覚的なのよ。感動へ向けて煽り立てることさえ、彼は注意深くさけてる」


 …上はまた覇者と覇者からの引用なんですが、昨日配られた紙にも同じようなことが書いてありました(なくした)。「演奏してしまうこと、表現してしまうことを避ける」みたいな。

 なんかああいうものを聞かされてしまうと、僕は今後どうしたらいいのかまったくわからなくなってきてしまいました。


■小ネタ
防衛省・陸上自衛隊:注目コンテンツ「ペーパークラフト写真コンテスト」
http://www.mod.go.jp/gsdf/special/papercraft.html

…どうコメントすればよいのかわからない。しかも自分で「注目」って…


路上のソリスト(※いきなり予告編自動再生)
http://rojyo-soloist.jp/

楽器弾けない役者がちゃんとした指導を受けてないからこういう画になるのかそれとも写真家がクソなのかしらないけどとりあえず「主人公(?)は楽器の天才」という設定が最初のポスター一枚で崩壊。


バーナンキ氏のため息・・・俺の人生返せ!!
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/ca0d7c7179905fb7ba37900c5e56457f

ぐっちーさんが経済学が科学かどうかについて書いてられるんですが自分的にはちょっと今更感。いや全く経済学には詳しくないんですが、「データは直感を補足するためのものであって、逆ではない」というような話じゃないの?直感はそのままでは共有できないわけで、それを共有するための言語が調査なわけだし。確率の話だって単に「降水確率が20%だろうと降ったら降る」ってだけの話な気はするし。いや、ぐっちーさんの話は面白いんですけど、別に煽らなくてもいいのになっつー。

曲と音楽

2009年5月28日 音楽
 明日、すごく楽しみにしているライブがある。重さん(ベーシスト)が、彼があこがれていた演奏家とともにベースのみで舞台を作る。彼はプロでもちろん僕なんかより音楽の素養もあるんだけどそれにしたって、すごくまじめに勉強しているし、なにより面白いものをつくる人。真摯な姿勢で音楽に向かっている態度は本当に、尊敬できると思っている。
 その彼が、常々口に出していた人と同じ舞台を作る。彼にとって、もちろんそれは言葉でなんか表せない幸せなことだと思う。僕だって僕にとって憧れの誰々と共演できるなんてことになったら多分羽が生えて飛んでっちゃう。いまの僕の気持ちは全く彼のそれには及ばないけれど、なんとなくその場で、「曲」じゃなく「音楽」を聴けるのかもしれないなんて予感していたりするのです。そういうことをしたいと願い、でも現実的に自分の力量としてできない身としてはすごくうらやましいというかもっと黒くて妬ましいし、反面自分のできないことを仮託したくなったりもする。あ、これってわが子に楽器習わせる気分に近いのかな?

 で、それに出れるかっつうのが明日のイベントの流れ次第で…どうにかなるといいんだけどねぇ…。一応今日話の流れで上司に希望は伝えたので、配慮はしてくれそう。あとは運ですね。


 そうそう、今日は偶然連絡貰ったパーカッショニストもわがバンドにスカウトしたのでした。これも重さん関連で出会った子なんだけど、「あなたじゃなくていいから誰か紹介して」ってお願いしたら普通に受けてくれちゃって。ちなみにその人、http://42583.diarynote.jp/200811232156443954/で書いてた「一番インパクトなくどうでもいい子」(ひどい)。
 一番インパクトあった宇宙人はなんか全国大会で賞とかとってる(あのプロジェクトにはそういう若手のいい感じのひとが多い)とかなんだけどもう死ぬほどうるさかった記憶しかなくて、なんつーか、うん。なんか死ねとか言われてた気さえしてくる(多分言われた)。普通に初対面だったのに。もう一人が思い出せないのよね…彼氏が確かヴァイオレンスな感じで大丈夫なのそれ?みたいなことを言ってたような。ちょっと可愛かったような。まぁその今度連絡とった子は普通な感じでしたよ、と。まぁ宇宙人とは正直もう一度会いたいと思ったりはしている…会った瞬間何もしてなくても指差して爆笑されそうな気さえするけど。
 ああスカウトっつうてももちろんタダじゃあございません。ヘルプやってね、って話で。まぁ飲みの場で少し話したくらいなので、今度改めて茶でも飲みながら話をして、いい方向に持っていければと思います。
 なんかぼおっと一日が終わってしまったような。活動はしたんですが。

 午前中に起きて、新しくした携帯の電池のもちがあまりにもわるいのでauショップへ。で検査してもらったけど異常なしとのこと。これから短くならなければ一泊旅行に充電器なしでいけないくらいで実用上そうそう問題はないんですが、買ってすぐでこれだとちょっと…ねぇ。しんぱい。前の機種がこの面でとても評価できただけに残念です。ニュースとか流れなくていいんだよね。

 昨日のこと…は走り書きだったけどあんまり付け加えるようなこともないかな。会場が銀座の二つ星で引き出物がBarneys NYという、相当な金のかけようでした。あ、悪い意味ではなくね。美味しかったし、センスよかったです。あーあいつのことでこんな褒めるのはしゃくだねしかし。
 新郎新婦ともにそういうことには疎いはずで、誰が入れ知恵したんでしょ…。でもおかげで多分上司とかには好印象というか少なくとも「金持ってるな」という印象は与えられたんじゃないでしょうか。ああ新婦の友達には確実に。
 で、なんだかわからないものも多かったBGMのうち最後退場の時にNever Ending Storyの坂本美雨verを使っててそれがねー。これも悔しいことにすごくよかったんですよ。僕も使いたかった、なんてことは言うつもりもないけれど、あの名曲…というか名アレンジをあの場面で使うセンスのよさ!まぁ薄かったしほとんど誰も気づかなかったんでしょうけど...ああもうなんかむかついてしょうがない。今度新郎にあったら(多分5年くらい会わない気もするけど)聞いてみよう。

 閑話休題

 むかーしむかしあるところに、ソングラという番組がありました。テレビ東京系。wikipedia見たら2000年だそうです。なんか毎回若手歌手かバンドが出てきて歌で対決して、それを葉加瀬太郎とかが評するとかって番組で結構面白かったんですよ。wikipediaみたら数字はぜんぜんだったみたいだけど…。そこに出てたバンドって面白くて、結構見に行ったんですよね。Smooth AceとかWildpeachとか。さすがにそんだけ前だけあってもう活動してないグループも多いんですが…ちなみにミッチーのバックバンドからの派生と思われるワイピはいまでも自分の中で解散が惜しいバンドトップいくつかに入ってます。ファンが痛かったけどメンバーはそれぞれそれなりにキャリアがある人たちだったようで(いまでもpercの中北さんはちょろちょろテレビで見かけるし名前も見る)演奏もよかったし…。
 
 で、で。おとといくらいにぽーっとそんなことを思い出してまた好きだったデイジアさんの名前で検索してみたら、本名で復活!していて相当驚きました。

http://www.ichinomiyayoriko.com/
一ノ宮頼子

 しかもソングラでやってた曲セルフカバーしてるよー!泣けます。ライブ見に行きます。この人一応昔もウェブサイト持ってたけど(今のpicsの所で出てくる絵が昔のサイトのメニュー画面でした)いつの間にかホッケーのことばかり書くようになり…ってそもそもあのころライブ聞きに行きたいと思ってたのにほとんどやってなかった気がする…。まぁそんな感じ。クラブ系からちょっと別の意味で大人な…というかジャジーな感じになったのかな。もともと歌はけっこうだるい感じだったしよさそう。すごく楽しみ。こういう人って結構活動しててもライブは不定期だったりする人も多い気がするので、ちょうど来月なんてもうなんていうかしあわせなめぐりあわせですよね。ですよねー。はぁテンション高いわ。

 
 来週はあんまり予定が入ってない気がする。あんまつうか外食の予定は一個もないのか。神保町方面の札を使いますかね。仕事も暇だろうし。ああ面接の結果さえわかればよく寝れるものを…。


http://ja.wikipedia.org/wiki/KISS%E5%8E%9F%E5%89%87
KISS (Keep It Stupid Simple)の法則だって。
 書いてなかった。弾き納まってた。色々走り回ったこの企画、無事におさめられました。これは…一昨日?
 今回はじめて楽譜の手配から場所押さえ、それに人間の頭数…特にソリストとか足りない面子をそろえるとかそういうことをすべてやったんですが、いやぁまぁよくこんなこと趣味でできるね、ってのが偽らざる感想。僕アマオケの運営とか無理です。まぁちゃんと組織にするんだったら仕事はいろんな人にふればいいわけで、少しは楽になるかもしれませんが…。ああと今回は後輩タロウくんが相当かき回してくれていらいらとかしていました。持ってるはず(だってこないだ本番で使ったし)の楽譜を持ってないとか主張するしそれすら相当直前にならないと言わないし挙句の果てが練習を途中で抜けるし…ちょっとありえない。いなくなっちゃったらパートなくなるっつうの。

 まぁまあそんな感じ。どたばたしたけどそれなりに形にはなって…あとは楽譜配ってるんだから事前に練習…とまでは言わなくても読んでくるくらいせいよ、っつう話ではありましたがそれも期待しすぎ、ってことで。昔からそうだけど現場で「あはは初見だから弾けないんですよー」って笑い話をする人間が必ずいるんだけどそれなんの自慢にもなりゃしませんから。もー。ってなんかやっぱり愚痴だ。だめだ。もっとポジティブにね。

 それでもそれなりに弾ける(弾けた)人間集めてこれですから、まだマシだったんでしょう。しかし今後はどうしようかな。意識高い人間だけを集めると本当にそれなりに弾ける(つまりぼくよかものすごく上手い)人しか残らないのよね。それが頭の痛いところ。

 で、その後は移動して後輩宅で宴会。そこでまた人が増えてみんなで近況報告とかして、ああこの人は証券会社この人は県庁、この人はニートでこの人はソニー、みたいな。音楽では繋がっているけれどそれ以外では当然ばらばら、学校もひとつではないわけでいろんな所にいて、面白いっちゃ面白いっすね。またここでも久しぶり系が多かったような。そうそうひとり音楽事務所にはいっていました。うちのサークルで楽器をはじめて、目覚めたみたい。一年生からなのに滅茶苦茶上手く、もはやアマチュアレベルではありません。すごいわ。


 さて今日は薄汚れた金で社会貢献、わるだくみの忘年会。神楽坂の星が2つくらいついてるところでなんか生演奏とか入っちゃうらしいです。なにそれ。いみぷー。そして移動して師匠系忘年会。ライヴハウスで忘年会。彼らが勝手に忘年会。僕たちは金をはらってそれを見物する、という相変わらず滅茶苦茶な企画です。でもゲスト豪華なんだなー。あ、今日は両方音楽がらみだ。つうか両方で演奏きくんだ。うほほ。じゃ、行ってきます。

来年

2008年12月1日 音楽
 なんか朝ニュースサイトを開くなり樋口さん(Loudness)が亡くなったニュースを見ちゃったりしたり色々他にもあってぐちょっとしていた(しかも今日は忙しかった!)のだけれど夕方ごろなんかすっきり。

 彼女は若いし先はきっと長い。
 10年やって30ならば、20年やっても40(すっかり大御所だ!)。

 その思考の過程で恐ろしいことには気づいた。
 僕はもう若くない。
 人間としては若くないとはいえないけれど、色々な所にどさくさにまぎれて紛れ込めるほどには若くはないのかもしれない。厳密には老いが怖いといった類のことではなく、自分が変化しているというそのこと自体への驚き。わかるかな?わかんねーか。いままで「年齢のせいで諦めなきゃいけないこと」なんてなかったのに。

 とにかく、そこに答えがあるとしたら、そこにいけばいい。過程は複雑だし楽ではぜんぜんないけれど、でも道筋が見えている話。いくらレベルは低くても多分、種類の違う相手でいるのとはまったく比較にならないほど近くにいくことが出来る。

そういうことが来年の目標になる気がした。
 つうか今年は目標決まるのも早いなー。

 …一個目なんだっけ?とりあえずこれが二個め。

 毎日眠い。健康ってこと?

「連絡」

2008年11月24日 音楽
 「そうそう連絡事項あるので場合によってはゲスト増やしてもよい?」と職人氏からメール(原文ママ)。ああ年末には飲もう、って話をしていたんですよ。「連絡」ねぇ…多分結婚決めたんだと思いますが、はや…くもないんだね。数少ない大学時代の友人の慶事、うれしいです(まだフライイングですが)。あ、結婚関連といえば高校時代の親友で今はどうでもいい(しかもハゲた)関係の委員長の結婚式の受付もやるらしいです。何で俺に振るかなぁ…って友達いないんでしょうが。まぁこういう関係のはなんていっても断れないのが…うん。


 さて、今日は仕事のあと(月曜休みなの忘れて、しかも火曜イベントなので週頭にやらなきゃいけないルーチンが詰まってしまったのです)天野月子ラストライブ@ステラボールへ。雨の中駐車場でやったら待たされてむかついたのは…でも一番かわいそうなのはスタッフですわ。なんであんな数の客さばくのにトラメガ持たされてないんだ?晴れでもかわいそう装備でしたよ。ずぶぬれだし。

 ライブ自体はふつー…いや、超長かった。聞いてるだけで疲れました。ちょっと意味不明演出多かった(途中でなんのひねりもなくPV流したり)し安っぽい(意味不明な映像を流すだけの左右のディスプレイ)し最後としては…うーん。残念。どう考えても高い評価にはなりません。そして本人も風邪かなんかわからないけど声はでてない(でもえらいと思ったのは4時間やって声が最初からあまり落ちないところ。)し。
 ディスプレイどうせ高いんだろうしなくせば弦…はセクションは無理にしても最低Keyはバンドにいれられたのでは?と思ったり(ずっと固定バックバンドでやってるしそもそもそんな気はないんだろうけど…)カメラにもいい機材使わせてあげられるのでは(スタンドもって動き回っていたように見えたので)と思ったり。

 長時間やれるスタミナはすごいです。結局多分X越え(Xの演奏時間は実質半分くらいなので演奏時間で見ると圧勝)の4時間くらい?知らない曲もちょいちょいありました。ZeroはXのI.V.に似てる気がします。月子さんの足がなんつーか年相応な感じ(年齢非公開だけど)だったのにショックを受けていたりしましたよ。ちなみに絵描きになるんだそうな。あとバランスがよくなかったのは…まぁこりゃしかたないですね。

 なんか聞きながら色々考えてしまいました。いや、別に彼女の演奏がどうのこうのって話じゃなくて。心が緩んでいたので土曜の本番のこととか。なんか土曜、楽しかったんですよね。多分彼ら演奏者に伝わったことよりもっともっと。
 久しぶりに神経張り詰めて仕事が出来たというか、失敗したくないとすごく強く思ったりとか、コンサートの前に重さんが「このコンサートはおもてなしの心をもって」と言っていたこととは関係あるつもりはないけど、演奏者にどこまでも「快」のままでいてもらいたい、みたいなことを思ったりとか。

 元々秘書みたいな仕事、才能ある人の歩く道の前にある小石を取り除いて歩くのは好きです。惜しむらくは仕えるべき主人がみつからないこと。でもなんにせよ今回はすごく楽しくて。あ、でもこういうことを仕事にするつもりはないですよ。だって結局クラシックとかのステマネなんて価格競争ですよ(最高の一握りは別として。そういう人たちは演奏者の個人付でいるでしょうからね)。現役のプロフェッショナルには失礼かもしれないけど、でもそれにしても新しくどうこうって世界ではない。
 でもそうであってもやっぱり音楽に携われるのはすごく楽しいことだな、と改めて思わされたわけです。広告みたいに馬鹿洗脳してきゃっきゃする商売やってるなんて、とも思えてきちゃうわけ。
 でも逆に音楽を商売にすることには強い抵抗もある。そもそも食えないから結局違う仕事を我慢してやる羽目になるし、ちょっとグレードがあがったとして「違う仕事」が「音楽関連だけどどうでもいい仕事」になるだけ。僕はそんな中で「好きなことだけをやって食える」というもう想像を絶する幸せな状態に自分がたどり着けるという想像(妄想!)ができない。それだったら自分の能力が高く売れるところで仕事をして、休みに本当に好きなことをやればいいんじゃない?というのが前から思っていたことだし、結局戻ってくるところでもあるとも思う。でも相当引力と魅力があるんですよ、音楽。

 そんなことを、ぐるぐると考えていました。 

ところで
【不動産ファンド大手】クリード社長が自...
http://sbietc.blog43.fc2.com/blog-entry-198.html

なんてリンクがあったから吊ったか飛んだかと思ったら自社株売っただけでした。
 いやー楽しかった!楽しかったけど超つかれた…


 昨日は重さんのバンド(?)の演奏会。結局フルコースのステマネでした。いやステージの間も演奏者と違ってまったく気が抜けないし(昼夜二回公演だったのです)基本ずっと走りだし、相当なもんですよ。相当なもんです。
 結局、チケットのデザイン→入稿、当日ステマネと曲ごとに違う椅子や譜面台の出し入れ撮影、あと打ち上げの手配(しかも直前。「~駅集合ね」だけ言って主催者はいなくなっちゃったから神業で探しました。23時から20人入れる居酒屋探すって結構大変なんですよ…?)までやらされ、あもちろん打ち込みもバラシも両方手伝わされたし…。

 全部ただ!

 まぁここまでこき使うからには最初っから流石にギャラは用意してるとは思ったけどもちろんたいした金額なわけもなく、金ってもらうのともらわないのの間にこそすごい意味の違いがあって、安い金額でももらっちゃうとそれが「自分の値段」になっちゃう気がしてる僕としては受け取りたくないなぁ…というのがあったりとかして。だっていやらしい話、デザインだけで会社価格なら10万くらいは取れるわけで(それは素人としてはとりすぎだけど)。
 だから今回みたいな場合は大体打ち上げの酒代はただにしてもらうけどそれ以外には受け取らず、あとでたっぷりこの恩を返してもらう的な感じ…ってひどいか笑

 でも実際、金なんか要らないって思えるほど意外と楽しかったんですよ。周り(演奏者)はみんな音大出てるプロって環境がそれだけで結構素人の僕にはわくわくするもんだし実際話してても面白い。作曲の人に「この曲はどっからこういう着想に?」なんて訊ける機会はあんまりないじゃないですか。打楽器の人とかも人口少ないからか普段あんまり話す機会ないし。そうそう今回受け付け係は二人とも打楽器の現役学生だったんですがその話によると打楽器はでかくて種類が多くて重い場合が多いので先輩に動員される場面が多いんだそうで。昨日だって僕はともかく朝から来てずっと受付やらステマネのサポートやらやらされてノーギャラだもんね多分。かわいそーと思ったけど(少なくとも僕の前では)いつものことですよ、くらいの感じでした。

 で打ち上げの場所までしきって朝の4時くらいまで飲んでたんですが現場で走りすぎたせいか眠さに勝てなくなってきたので途中で脱出してタクシー使って帰ってきました。運転手に早速言われたけど確かにあと1時間ちょいがんばれば始発あったのにね…。間抜けだ俺。しかもタクシー代赤字。ギャラ受け取っておけばよかった…
 今日は早く終われたので某(元)師匠のライブへ。いやーやばかった(知ってたけど)。ずっとコントみたいなことやってるだけってなにさアレ(知ってたけど)。曲弾かないの(時折弾くけど)。もうめちゃくちゃでした。

 ゲストの人、うまかった。アンオフィシャルな登場っぽかったからリンク張ろうと思ったら普通にばっちりスケジュールに書いてあったから張りませんが、思いっきり奄美バックグラウンドな発声だけど東京生まれなようでした。なんか売れてなくても異常に(ほんと)うまい人っているよねー。なんか色々刺激は受けましたが刺激のレベルがたかすぎて何の応用も利かない気がしています。やれやれ。


 寝たいけどいろんなものが追ってきます。S崎さんは今日(18)が誕生日ですが、彼氏と別れてなかったようです。
 ねむい…。


 今日は南さんでした。曲目は

- ベートーベン ヴァイオリンソナタ 1番
- ブラームス  ヴァイオリンソナタ 3番
- ラヴェル    ヴァイオリンソナタ(遺作)
-サン=サーンスヴァイオリンソナタ 1番

アンコール
- プロコフィエフ 3つのオレンジへの恋
- ドビュッシー  美しい夕べ(?)


 うーん。前回は福岡で聞いた(http://42583.diarynote.jp/200803252147040000/)んだけど、その時は思いっきり共演の竹澤さんに食われていた感じでした。今日はひとりだったせいか?普通に普通に弾いてたんじゃないでしょうか。でも曲にあまり親しみがなかったのでつらかったっす。寝不足まだ続いてたし。
 一番良かったと感じたのはアンコールのプロコ。弓の離し方が上手。他の曲はまぁお上手ねーって感じでしたが(特にサンサーンスの速いユニゾンとか)プロコはもう一度聞きたい。そんな感じ。

 しかしなんで普通はあんなにきれいなのに弾いてるときだけアリtoキリギリス(役者の方、顔がね)みたいになるかねー。うーん。


 あまりにねむいのでこれにて。

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