大好きな人の夢をつぶしてしまうという事をしてしまって、結構暗い気持ち。僕に直接の責任があるわけではないんだけど、僕が主催しているイベントで起きた事故で、結構かわいそうなことになってしまって。すごくもんもんとする。やだなあ。それがなければ、最高の週末でした。
 ひどかった頃より仕事は落ち着いているんですが、鬱々した気分は相変わらず。

 仕事での苦しみは、パワハラ的なものから仕事つまんない、できないとかそういう方向に移ってきています。俺なにやってるんだろ、的な。仕事のスタイルも進め方も目的もまったく自分に合致しているものがあるとは思えず当然自分の良さも出せず、態度や目つきが悪いとなじられ(うまれつきやねん)、だからといって、この方向で修行し続けたところで自分はよりよくなっていく確信がまったくもてない。
 これはひとつにはきっと(認めたくはないけど)自分が年をとってしまったということもあるんだろうなと思ったりします。ある程度の成功体験があったりして、それが自分の型になってしまっていて、いまさら全く違うものに対応できない、みたいな。ああこれって一般的にいう柔軟さをなくすってやつなのかな、ああおっさんか俺も、みたいなね。自分ができていないのは認めるとしても、なんか不得意分野で競争させられてる感じがすごいする(そしてその不得意分野しか使うチャンスがないから本物の薄ら馬鹿みたい)。これが王道でこのスキルがないと意味がないと言われるし思わされるけど実際はわからない。でもまあちゃんと基礎的な躾をしてもらえずにここまで野生のカンで生き延びてきた面も否めず、そのキャッチアップ…だとしたらそんなん押し付けられた上司もかわいそうやな、とも思う。

 前も書いたかな?きっと5年後くらいには今の会社に残ろうが残るまいが「2014年はつらい年だった」って振り返るだろうなと思ってます。でもそれを笑って言えるか、「あれが地獄の始まりだった」になるのかはぜんぜんわかりません。いまがいやだという以上に、この先なにをやろうか、ということにまったくビジョンが見えないのが苦痛です。いやビジョンだけは見えてる(前の転職の時と変わらない)んだけど、完全に勤労意欲が消えてるというのと、プライドずたずた(ってあんまりいい響きじゃないなあ)だからやれる気がしてないってのと、そういうのかな。


 んーそこまで暗い話ばっかり書くつもりじゃなかったんだけどな。


 三連休は不運でした(暗い話じゃないの書こうと思ったのに…)。合コンドタキャンされたり大雨降ったり見に行った映画(「大いなる沈黙へ」)がどう見てもそんな人がたくさん競うじゃねえと思って油断してたら満席御礼だったり…あれ書き出してみると結構踏んだりけったりやなもう。ほかなにあったっけな。うなぎ食ってたら転職のいいシナリオを考え付いたのに今日にはいきなりその前提条件が壊れたりとか。

 あー。

 ううむ。


 さて、景気のいい話のあとに景気の悪い話をしましょうか。

 メモリが足りないなーという話は以前書いたけど、あともうひとつ思うのが自分はハレを渡ってきた(けどいまそれがうまく行ってない)んだなーということ。うまく説明できない感覚的なことなんだけど、人にはハレとケがある…といってもすべてがその二つには回収できないでしょうから、その間にボチボチみたいなのがあるんでしょうけれども。
 逆に言うとケを見ていないのかな、って事なのかな、ってことでもある。なんていうか、僕と楽しく馬鹿話してる人たちは普段ものすごいがんばってるのかもなー、ってやつです。僕はいつも変わらず仕事でもプライベートでも結構適当に生きてるというかまあそんな感じなんだけど、もしかしたら彼らは違うのかも!みたいな。それって冷静に考えると要するに自分に自信がなくなってきてるってことの現れな気もするね。
 本当はそういうののバランスをとることが大人になることだと思うし、いやなことだからって逃げるって事が許されるわけじゃないのに、自分はどうなんだろうって事でもある。


 こうやって自己評価が下がっていくのもあんまり健康的じゃないなーと思いながらも、まあいつも尊大に暮らしてきたので少しは自分の恥部を直視しろってことなのかなーと思ったりもします。なんなんでしょうね。


 まあそんな感じでくらーい毎日を過ごしてたんですが、こないだのスペインでの着信たくさん事件でついに吐き気が止まらなくなりまして、金曜帰国の報告の後に上司の上司に「上司の下からはずしてください。無理そうなら辞めます」とか言っちゃいました。そりゃ辞めたくないですけどね、たった半年で。しかも一流企業だしなあ…というね。
 幸いというか、その上司の上司は異動させてやるって言ってくれてるんですけど、負け癖ついた今となってはどうなんだろう…という気もします。正直。ま、がんばりますけどね。でも今のチーム以外はわりと9時くらいとかに帰れてるんだよな…それいいな…と思いつつ、そう一個いつも手が足りてない地獄チームがあって、アレに入ったら多分俺しぬね。若い女の子(別に男女差別の意図はないけど)が3ヶ月で1000時間働かされたというあのチーム…1000時間って、要するに月平均で333時間。平日だけ換算しても多分22日とかだと思うんだけど、15が立つんだよねーやばいよねー。あーあーあー。まあ俺に選択権なんかないけど…すこし考えてくれるアレがあれば、パワハラきつくてしょげてる人間をそこには行かせないと思うけど…いやな予感がするのは、僕最初そこか、今の班かどちらかに配属って話になってたんですわ。それでいろいろあってこっちにいるから…ああ考えたくない。

 ま、そうなったらやめますけどね。

 というわけでようやくこの上司から離れられる…と思った矢先に金曜に待ち望んでいたオリエンが入って、水曜プレで、勝ったら海外ロケなんだよね…おれこの仕事とるために今まで相当努力してきたのに…ということでこの仕事まではやらせてーってお願いするつもりです。
 あと昨日そのパワハラ上司と二人で仕事してたらなんか「お前もさ、俺に対していやなことがあったら言えよ?最近お前の態度がさ…」などと言い出しまして。遅いっ!あと2日早かったらそれ聞いたかもしれないけどお前の上司にもうチクっちゃったよっていうね。ま、自分のせいで潰されそうになってるってのは伝わってきたんでしょうな。まあこの人の温情は機嫌がいい、というか自分に余裕があるときだけですぐ切れるのは知ってるので、信用しませんけど。

 さて来週、どうなるか。ってかどうせ先がないとしたら俺何やろうかなー。やっぱ食品関係とかかなあ…。飲食はやる気ないけど、食品の商社とか…って輸入じゃ先なさそうだし…ううむ。
 おかしな時間に寝れなくて書いています。一回寝たけど起きちゃった。

 伝え聞くところによると世間は三連休だったようですが、完全に他人事で生きています。

 ここの所、上司との軋轢がMAXになっています。僕が完全に疲労して頭が悪くなっていることと、上司がその上司やら色んなところ?から圧力を受けて焦っているところと…あとなんだろう、まあそんな辺りが悪い具合に噛み合ってしまっているのでしょう。相当ババを引かされている雰囲気もありますな。

 いま普通の世間からしたら、相当おかしいところにいます。なんちゃら協定とかなんちゃら基準法とか、そういったものがない日本。過度にそんなものに寄りかかる気もないし、まあこの業界そういうブラックなのはお家芸なのは知っててはいってるんだけど、それにしても(その中でも忙しいほうだったとはいえ)例えば先週の月曜から金曜までの労働時間、もう少しで80時間行っちゃうところでした。5日でだよ…?んで日&月もそれぞれ出ているんですよ(あ、さすがにフルタイムではないですが)。

 あんまり詳しく調べると多分折れるので調べないようにしてるけど、まあこれしかるべきところにチクったらいけるやろ、って感じですよね。

 前書いたように、労働の密度自体はそんなに濃くないこともある。それが救いではあるんだけど、それにしたっておかしいでしょ(ちなみに今週は濃かったから更にひどかったんだけど)。んでしかも週後半は毎日上司から激詰め。罵倒。
 いや、出来てないのは僕です。でもさすがにこの時間労働してたらちょっと頭緩くなってくるのは自然じゃないかな…。それを逃げだとか言われても。

 ま、やってる仕事も結構コンサルみたいな感じなんだよね。で、このロジックの甘さの詰められ方もかなり駆け出しコンサルっぽい気がする。はは、そういえば俺前コンサル受けてたよな…みたいな。最早笑い話です。落とされてよかった。


 そう、そんなクソ環境なんですが、別にこれは自分だけのことではなく、周囲のチームメンバーもこんな感じ。そして詰められることで勉強になっているのも事実。だから自分の気力の続く限りここにいたいと思う。
 だけど現実的に言って、こんなところであと何ヶ月も自分が持つとは思えない。そういう意味のチキンレースです。病むまでやったらただのアホだけど、でも厄介なのは、前も書いたかもしれないけどこの種の思考力とか体力も含めて、ストレッチしないと伸びないんだよね。上もそう思ってわざとつめてる部分があるだろうし、それをわかっているだけに…という部分もあります。

 そしてもうひとつのチキンレースが、社員になれるかどうかという部分。ここで降りたら完全に、なれません。このクソ環境で死ぬほど働いて成果を出した暁には…という話はあるようなんだけど、ただこれは元から相当低い確率といわれていて、それを餌に走らされている現状、自分からそのレースを降りるというのはなかなかに辛い決断ではあります。まあリアルに命あってのなんだかんだ、という話もあるんですが。

 あとそうそう、余裕をある程度残して自分から降りれば辞めないで暇部署に異動で済む可能性(契約満了まではとりあえず働ける)があるけど、体なり心なり壊したら辞めざるを得ないでしょ。

 んー、対して複雑な話じゃないとはいえ、降りどころをどう考えるか、転職も段々難しくなる年齢になってくるわけだし、色々考えてしまいます。ただ結局将来がどうとか待遇がどうとか考えても「でも無理すると死ぬ、それよかまし」って話になっちゃうんだよね。


 とりあえず今日もそれなりに働いたけど、結局求められていた資料は作れませんでした。明日何言われるかわからないけど、もうそこでチームはずされたらそれはそれで楽になるでしょう。3ヶ月で潰れるなんて雑魚だな、と後ろ指刺されるかもしれませんが、それならそれでいいか、と思ってしまう自分もいたりして。
 なんかよくわからなくなってきた。今日も結局昼から8時半とかまで働いてて、ちょっとだめなかんじ。とりあえず吐き出しです。

 別にこの会社についていけないのはいい。正直能力がおいついていない部分があるのは確かだし、それを認め、頭を下げることはいい。
 だけど、その後自分には何ができるだろう?いや、多分後何年かは食うのには困らない。実家もあるから金もかからないし、ここで通用しなかったとしても世の中の大半では自分の能力はまだ通用する。しかしその先には何があるだろう?

 社会は変わっていく。決して今の60代のような過ごし方を、僕たちはしないだろう。でもそれでも、あまりに自分がその時どんな暮らしをしているか想像がつかなすぎる。

 一般に仕事のピークは30から40といわれる。

質問者の方が「35歳でどうなっていたいか?」を考えてはいかがでしょうか? 普通のキャリアチェンジとしては世間的にはラストチャンスです。35歳でプロフェッショナルであれば、どこかの業界で名前が聞こえているべきですし、どこかの会社に欲しがられているべきです。
toyokeizai.net/articles/-/22034?page=3


なーんてのを(文脈が違う部分があるとはいえ)読んじゃうとね。でもエリート的にはこれも真実なんだと思います。いや、35以降は大きな転職は厳しいってのはどこでも一緒か。


 本当に怖いな、と思います。でもこの怖さの原因のひとつはちょっと皮肉だけど、死が遠ざかったことのような気もしています。以前、もう結構前の話だけど、「やるだけやってダメなら死ねばいい」と思っていた時期がありました。今でも頭ではそう思うけど、その時期はわりとそれがリアルだったと思うんですわ。

 あ、こんな事書いてるけど、いま書いてるこの部分は鬱じゃないですよ。話を戻すと、今はそれが頭だけになってる。結局死ねないだろうな、という気配がね。だから先のことを心配するんだろうな。そう思うと、自分が60の時どうのこうなのなんて、気が長いにもほどがある。あほくさ。


 まあとにかく、行きつ戻りつしながら書くけど、僕はいわゆる世間の優秀なグループから脱落しつつあるような気がしている、という話。そして、まあ元のスペックというか人間性を考えればそうだよな、という話でもある。悔しいけどね。
 それより怖いのは、その先に何があるのか想像がつかないこと。いま世界は、というより日本はなのか?僕の大嫌いな最適化の波により、一部のとても優秀なグループとそれ以外に別れていっている。別に自分が楽しく生きれりゃ僕はそれ自体はいい、というか別にその優秀な人たちがいくら貰ってようがどうでもいい。だけど、その他大勢に自分がなったとき、どうやって食っていくのか、というのが想像できないのが怖い。

 要するに僕の不安の根本は「これで食える」という明確な手に職がないことなんだろうね。色んなソフトを使えたりネットの事を始めいろんな事に詳しかったり、変な友達がいたり、アートがわかったり。それぞれそれなりのものではあるけど、それなり以上かというと甚だ自信がない。
 僕は今の会社に入るときそれを盛りまくって吹きまくっていかにもグローバル人材!!!の顔をして入った。そういう詐欺スレスレをやれる性質のスキルは持っている。だってPhotoshop使えますって言ったって、どれだけ使えるかなんて測れないでしょ(勿論その専門職であれば作品見せるなりなんなりあるわけだけど…)。だからか人事は僕を今の部署につけて僕は吐血していて、まあこれは罰というか「どこかでストレッチは必要だ」という事なんだと思うし、だから今も歯を食いしばるんだけどさ。

 そう、手に職さえあれば、もし3年くらい失踪しても生きていけるのかも、と思う。いや、これってきっとみんな夢見る逃避願望なんだろうけどね。ていうかなら何かスキルを磨けよ今日から、ってことでしかないし(しかし1年とかで身につくものは別に競争力にならんよな・・・)。あと論理的に言って僕が取り得る手と言ったら、多分自分が今持ってる色んなスキルや人脈をかけあわせて「他の人ができないこと」をすることなんだろうと思います。でもそれでいいのか?よくわからない。うーん、つらい。でも明日も頑張る。


 とりあえず来月半ばにOAのものの始末さえつけば、おちつく。そこで休みを取りたい。でも反面身分の不安定さから「いいよ休み取れば?だけどそんな根性ならうちの会社にいらないよ?」って言われそう。いや、言われることに恐怖を感じるのか、安心してしまうであろう事に恐怖を感じるのか、それも今はよくわからんけど。多分次切れるときは、1年くらいどこかに消えないと癒えない気がする。
[久しぶりに少しだけ飲んだ後に書いてます]

 来月6人組…要するにいまでもだらだらと付き合いのある高校の同級生のうちの一人が結婚することになり、その関係でなんかこう、寝た子を起こす…って表現は適切じゃないよな…状況になってきています。

 彼氏、またの名をS水くんの話。一昨年の年末になんかよくわからない理由で僕との台湾行きをドタキャンして(台北にいたけどw)そのまま仲間内の誰とも連絡が取れなくなった彼にもその今回の6人組の一人はぜひ出席してほしいと願っているらしく、「どうしよー」みたいな話になっていて。
 で、グダグダしてたので今日その子に連絡して、「必要なら実家の連絡先教えるから直接連絡したら?」と言ったのです。僕は裏切られた身で自分から連絡する気はないけど、といって。頑固だって?ほっとけ。

 まあでも、よく考えてみるとあんまり普通じゃないよね。僕と連絡取りたくないのはともかく、結婚式に来てくれと言ってる誘いを無視はしなくていいでしょ。普通の大人ならもっと穏やかな方法をとる。当たり前に。そういう意味で、若干心配ではある。

 そして、新婦は早速僕が教えた実家の電話に連絡してみたみたいだけど、誰も出なかったと。まあ昼間だからそういうこともあるのかもしれないけど、嫌な気分だよね。

 救いと言えば、彼の名前で検索しても何も出てこない…多分事件に巻き込まれたとかではないことだろうけど。

 まだ何も終わっていないけど、後味の悪い話でした。


 えっと、すごく悪い言い方をすると、僕はこの話はシュレディンガー的な曖昧さでやり過ごしたいんです。ってなんかカタカナ使って気取ってるなあ…。要するに、正直彼が壊れて要と死んでようと、知らんでいいかなと思うんです。いや酷いのは分かってるんだけどさ。
 でも申し訳ないけど、きっともうどうもならない以上、彼がどうなったかなんていい話であるわけでもなく、ストレスになるだけ。そういうものと倫理的に正しく、向き合って傷つく

 なんか自分が死んだらそうはなりたくないというか、(特に先に死んだらなんか悔しいし)死をもって誰かに刻んでやりたいなんて思わなくもないんだけどね。


はて。

2011年12月15日 鬱期、または鬱日
(飲んでる)

 最近死を想う事が少なくなっていた。そういうものとひるまずに向き合うというのが真実というか真摯な生き方なのかもしれないけれどどう考えても楽ではないわけで、考えこまないでとりあえず生きられるほうが絶対に幸せだとも思っていた。頭は悪いかもしれないけど、頭が良いことは正しいことではないのではないかと。

 夜早く会社を出たかったこともあって、今朝は少しだけ早く起きた。巡回しているブログやらをざっと見て、なんか気が向いたのでいきつけのバーの社長のブログを結構久しぶりに読んだら、知り合いのバーテンダーの訃報が。

 え?

 彼とは土曜日に会ったばっかりです。久しぶりだったし、今は僕の職場が変わってしまってそこまで通っているわけではない、そして個人的に親交のあった人ではない。でもカウンター越しには多分もう3,4年は知ってる人で、同い年。実は同じ大学出身。

 彼はオフなのに店に遊びに来ていて、相変わらずのんびり月蝕ですねーなんて話をしていた。


 悲しいかといわれれば、違う気がする。僕は彼の死を悲しめるほど彼を知らない。でも、とにかくひどく虚しい。もう二度と彼はカウンターの中には立たない。いつ久しぶりに行っても彼に会うことは無い。シュレディンガーの猫みたいなもので、もし彼が生きていたとしたって、僕が何回行っても会えない可能性だってあるだろう。だから個人的な繋がりが無いならこんなことを考えても意味は無いのかも知れない。でも、とにかく虚しく、寒い。一瞬で逝けたのか、苦しんだのか、そんなことも知らない。後悔する瞬間があったのか、あったとしたらそれは幸せなことなのか。病で苦しんだ末なら兎も角、この年で死ぬことなど誰も望みはしない(どんな年でも死ぬことなんて誰も望みはしないね)だろうし、先々こういうことをしたいという夢だってまだあったはず。それらは全て本人の望みなどと関係なく、あっけなく終わってしまった。


 死は残酷。文字にすれば当たり前だけど目の前で起こって初めて実感するということが最近多い。言葉だけでわかることができればどんなに効率的に生きることが出来るだろう。反面それではつまらない、体験してこそ、と思ったりもする。なんなんだろうね。


 まとまりがつきませんが。
 別に今日鬱なわけではないけれど、後ろ向きな話題なので。議事録云々書いた時にのんびり書いた状況から悪化の一途をたどり、まだウェブ制作会社ともめています。あの営業はクビにしました。僕が担当になってから営業クビにするの2人目、通算4人目…ってなんでそんな会社と付き合ってるんだ?ってそれはもう色々と政治的要因などありましてね…。

 質問に答えない、日本語が使えない(議事録の問題じゃなく、客に対する言葉遣いを知らない)、電話で話した内容を覚えてなくて的外れな主張を繰り返す、などなど…。
 自然、というかなんというか僕の態度もパートナー企業に対するものとしてはどんどん酷くなり、「俺このメール受け取ったら3日は出社できないな…」という乱暴な言葉遣いのメールを投げてもまた返事が無い、というそんなデフレスパイラルだったわけです。「蕎麦屋の出前じゃないんで」とか「通常のコミュニケーションが難しい方とはやりとりさせていただく上で非常に困難を感じる」とか、終始そんなん。

 そんな状態の中、あまりにむかついてるのにクビに出来ないというフラストレーションMAXなうだったので「契約書かわしましょう」と言ってみました。普通契約書のドラフトを出させる場合はどこを変更したかわかるように修正履歴をつけてやりとりしますよね。勿論世の中には差分だけ表示するようなソフト…というかWordにも地味に機能としてあった気もするけど…もあるし履歴ついてなくてもそれ使えばいいんだけど、まそんなもんつかいませんわな。
 でむかつくしひとつやってやろうということで、条文を全体的に自分に有利になるように書き換える&履歴つけない&段組など見た目は極力変えない&どういう手段でも履歴追えないように最終版を新規文書にコピペという鬼コンボを発動してみたらあっさりOKでちゃいまして。われながら暗い趣味だ。受領の返事では「弁護士に」とか言ってたけど多分見せてないだろうなー弁護士だったら絶対差分確認するもんなーんで差分みて絶対許容できないっていうよなー、みたいな。つうかこんなことで弁護士に見せたらまた金かかるしな。
 
 というわけで著作隣接権の放棄(というか全部譲渡なのかな)などなどが含まれた上「遅延が発生した場合は損害金または相応の云々」という条文と「納期は9月X日です」という条文が両方入った契約書が週明けにでも締結される予定ですので、双方調印して発効した瞬間に2ヶ月強の遅延が確定するのでめでたく遅延損害金のご相談に入ろうと思います。契約って営業レベルでは適当にやりがちだけど結構使い道によってはえげつないことできると思うんですよね。ていうかもめて怒り狂ってる相手から「契約書結ぼうぜ」って言ってきたら疑えよ?というような話ですよね。脇あまし。つうても実際は幾ら取れるのかは謎だけど(そもそも損害金って言っても単純に制作費の値引きを要求することになるんだけどね。1日3万円くらいだと2.5ヶ月…200万こえるくらいか…という皮算用)。


 そんな日々です。今年忘年会は数はともかく結構散ってる印象。むりなくむだなく。
【夕方でしかも飲んでないのにもう眠い・超上から目線で人を馬鹿にしてます】 
 仕事のこと。先日、来年度の商品の価格決定会議があり、お達しがあったので参加した。細かく何を話したか、というのはどうでもいいんだけど、やたら紛糾した会議の議題が「え、今それを話すの・・・?」という内容で、ある種決定的に落胆したという本日の話。
 商売をする会社ならどの会社も価格戦略というのはもっとも重要な要素のひとつだと思う。商売は究極にシンプルに言ってしまえば「何を」「いくらで仕入れて(or作って)」「いくらで売るか」という3つでしかない、と言おうと思えば言えなくもないわけで。
 その価格決定のための会議の席上でなされた発言は「それを知らなかったら去年まであなたたちはどうやって値段決めてきたんですか?」という内容。端的に言ってしまえば過去ン十年何も考えていなかったという事で、そうやってダーツで決めたかのごとく適当な値決めで動いておいて後で「いやあれは高かったから売れなかったんだ」とか言ってるのかお前ら…というね。僕が入ってまだ一年ちょいだけど、いままでそういう事でさんざんっぱら大騒ぎしていたのを見ているので、なんていうか本当に悲しくて。

 そこで考えたこと。例えば上で書いた「何も考えていない」というのは当たり前だけどある種の比喩。特にこんな商売、好きでみんなやってるわけで、そのことについて考えている時はその人なりに真面目に考えている、考えようとしているのは事実(と思われる)。だけど出てくる結論があたかも何も考えていないかのような頭の悪いものになるのはなんでなんだろう?と思った時に、ああもしかしたら思考を絞ることに慣れていないor出来ないのかな、という所に思い至ったんです。
 これって一時期流行った(いまもか?)ロジカルシンキングの正反対のようなものなのかも。普通何か問題に直面して解決方法を考えるとき、今自分は何に対して答えを出さなきゃいけなくて、その解決のために考えられる選択肢はいくつあって、Aはこういういい所があるけど悪いところも…Bはこういう…というような過程を(多分誰しも)たどるはず。
 だけど人間の頭って中途半端に並列思考ができるものだから自然と浮かんでくるいろんなノイズとか、考えてる最中に隣の人が喋りだした事が入ってきたり、色々ある。それをうまく排除というか思考の手綱を取って結論を出す方向に向かっていかなきゃいけないんだけど、残念ながらそれができない人がいる。みんなで「美味しいお米はコシヒカリかササニシキかどっちだろう」と話し合ってる途中に「お米の白さって何で決まるんだろう、年間の日射量かな」とか口に出す阿呆。もちろん、あまりガチガチに思考の枠を絞りすぎると新しい考えが入ってこなくてそれも問題なんだけど今はそういう話じゃなく…。
 そういう思考を絞れない人もその話し合いの場でその人なりに脳をフル回転させてるんだけど、その何割かは出したい結論とは近接しているけど実際全く関係してこないような内容のことを考えていて、効率だけ考えれば空転してるのと変わらない。だけどすっごい頭使ってる気になる。でもやっぱり何の寄与もしてなくて外から見ると「何も考えてない」と同じなんだよね・・・。

 
 こうした事は怖くて、社内で口に出せません。そもそもこういう思考方法のことって習って身につけるものでは恐らくないから、どう言い方を考えても「頭悪いね」っていう話をどう伝えるか、になってしまう(申し訳ないけど事実そう思う)というのが大きな理由。そして恐ろしく無力感を感じるのは、そういう人たちと僕はどうやって仕事をしたらいいのか見当もつかないということ。「頭が悪い」というと自分も含めて何か足し算ができないとかそういう事のように感じてしまうけど、普通に話している分には普通なわけですそういう人も。ただ話の規模が大きかったり時間軸が長かったりで抽象度が高くなるものを思考できない人たちとチームを組んでも、僕は何かが達成できる気がしない。かといって、僕が仕入れて僕が営業して僕が…というのは勿論無理。だったら他の人とうまくやるしかないんだけど、こういうサプライチェーンみたいななんていうか流れってどこかに穴があったら破綻するわけで、これどうやったら解決するの・・・?というのが、この落胆と孤独感なのでした。あとなんか今更かも知れないけど頭が悪いってどういう事かをすごくクリアに認識できた気がする。

 どうすっかなー。仕事の内容はとっても楽しいんだけど、やっぱここに長くいても仕方ない気がしてきました。自分が腐るのが怖い(二重の意味で)。

 まあ美味しいものでも食べてゆっくり考えますか。
【ウィスキーなうです】
 本日朝、起きれませんでした。なんかこの会社に入ってから3回くらい既にこれをやっていて、社会人としてやばいなあと思います。なにより明確に寝不足とかじゃないのが嫌な感じで。原因がすぐにわかっていれば改善も簡単なんだけどね。

 ま、でも実際今日は朝からココロの調子が悪くて(寝坊の自己嫌悪がないとはいえないけれど)、でも遅れて出た朝の陽気が気持ちよかったのでもうどうせどん底だし連絡取れない偽名さんにでも電話すっか、ということでいきなり電話してみたらやっぱり出なくて、予想通りーと思ってメールしたりしたのでした。

 「もうこの関係だめかな」と思って連絡取らなくなる相手っているんだけど(書いてみると改めてさびしい話だ)、いくら僕だって普通はそれをわざわざ確認はしないわけです。原因がなんであれ自分が不要とみなされたことを認めるってのはプライド的に許せないし、もうそのままフェードアウトになるならわざわざ確認して傷口に塩塗りこんだって悲しいだけじゃない?あいまいなまま忘れてしまいたい、というのが実際のところなのはきっと誰も同じ…だよね?
 メール3通かな?送ってお返事なしって時点で意味はわからないけど今回ももう正直諦めてました。んで最後に出ないことが半分確定しているような気持ちで電話をして、「あーやっぱ電話もでませんねなんか僕悪いことしましたかね、そんな義理もないかもしれないんだけど僕がなんかやったら今後の参考にぜひ教えてもらえるととても嬉しいんだけど」みたいなメールを、とか考えたわけです。

 まあここまで書いたらオチは見えてるような気もするんですが、返ってくるわけですよねー普通に。もうなんつーかどうなんだろう。やっぱこいつと縁切ったほうがいいのかな。「すいません返事書いたは書いたんですが出せてませんでした」ってお前お手紙に切手貼ったまま机の上に、っつう話じゃねえんだから…。
 でまたそのメールに「最近恋愛はじめまして」とか書いてあってえーとお前誰かと同棲してなかったっけみたいな事が脳裏をよぎりましたがもうどうでもよいです、と思ってそのどうでもよさをのべつまくなし…じゃないな余すところ無く表現した感じの多分温度計で測ったらぱりんと割れるくらいつめたいお返事を書いたわけですが(「いつ頃会えますか」と言われたので「あなたが時間作れば会えるんじゃないですか」とか書くわけですよ僕)、30分ほど経った所でそもそも連絡取ったのは自分からなわけでさすがにこりゃないなと思って詫びを入れました。・・・あれ?なんで俺が詫びいれてんの?つう。もう。


 ていうか日記に偽名さん率高すぎですよね、別にそこまで日常的に気にしてるわけじゃないんだけどネタになりやすくてねえこの人…。最早本当に異性としての興味は失せたし人間としての興味も失せがちというか色々飛び出しすぎてて僕ですら若干うんざりだったりしてるんですけど実際。でも何がそれになるかわからないけど、結論めいたものにたどり着きたいという気持ちなんですよもう今年の二月から。ホント、どこにたどり着いたら結論・結末なんだというのがわからないままなんだけど。あと正直この人の後に面白い人が出てこなくてアテンションもアクションもシェアを他にとられてない、というのもあるね。


 別にそのことでむなしくなったわけでなく、今日は結局朝の気分をひきずってずっと憂鬱でした。正確にはピリピリしてて人にやさしくなれない感じ。同僚がまあ程度の低いことなんかを言うもんだからぐっさり皮肉っちゃったりとか、普段だったら(いつも大人とは程遠いとは言え)さすがにもう少しやさしくいえるのにな、って思いながら自分が制御できないという…大体いつもの自分のパターンです。よくないね。
 
 
 (飲んでます)

 めんどくさいところにはまりつつある気がします。いや関係が、ってんじゃなくて自分の気持ちの問題がね。

 書いたように昨日、偽名さんと会うつもりでした。場所は決まってたのに時間を決めてなかったもんで夕方連絡したんだけど電話にはでない、コールバックもない。んで僕も打ち合わせだったんで時々電話しながらも結局連絡はとれず、僕は打ち合わせ終了と共にとぼとぼと帰ったわけです。むかつきながら。
 キャンセル自体は仕方ないんですよ。というかドタキャンだって仕方ないっていえば仕方ないのかも。彼女のどんな関係の人が流されたのかわからなければ僕には何もわからないけれど、まぁぐずぐずになっていても仕方がないのかもしれない。普通ならここで納得というか落ち着くんだけど、でもこの人前科があって1月にも似たようなことやらかしてるから信じ切れない気持ちもあり。
 
 んで、今日昼にも電話かけたらやっぱり出なかったけどしばらくしてからコールバックがあってすっごい軽い感じで「ごめんなさーい」みたいな。その謝罪もそもそも「何なの?」てあきれ気味に問い詰めたらでてきた感じで。まぁもう相手が半分壊れてるって考えるのならばそれすらも責めることは難しいんだけど、それにしたってこちらとしては収まりがつかないのも事実。


 そんなこともあり、じゃあ自分が何を望んでいるのか、ということをまた考えていたのです。んで思い至ったのがああこれって逆代理ミュンヒなのかな、という話。ミュンヒの代理の逆。ああそもそも代理ミュンヒって何?という点についてはhttp://bit.ly/9p06DV でもどうぞ。で、その逆って言うのは「他者に施しを与えることによって自分のバランスを保ってる」ってニュアンスね。
 別に自分を不当にけなすつもりはないんだけど、地震以来こういう心理は自分の中にあるのはきっと確かで(だからといってそれが否定されるべきものとも思わないけど…普通なら害はないし)、それを消化しきれないから今こうやってもやもやしてるんでしょうね。
 かわいそうな他者を見つけてそれをいたわることに自分の意義を見つける、ってのはそれ自体はそこまで言うほど不健全な話でもない気もするけど、でもなんか「他人のため」と思っていたのにそれを自分で疑う羽目になっている(そしてそれに即座に反駁できない)というのは嫌な気分であることは確か。本当に嫌な気分です。自分の心の安定にいくらそれが役に立っていようとね。


 まぁそんなことを考えていました。否定されると、色々考えてしまうものですね。とりあえずまたしばらくは会えなそうです…ってか最後に会ったのいつだ?とかいいながらも最近は結構連絡自体は取っていたんだけれど、それも控えにゃならんでしょうね。やれやれ。

 ああそうそう、今までデジタルワールドで出会った人とうまく長く続いた例はすごく少なくて、そのジンクスを破りたかった、ってのが一因としてあるのも事実だと思います。普通に、友達になりたいだけだったのにな。
 (飲み始めながら書いています)

 どうしようかちょっとだけ迷ったんだけど、最早っつうかなんつうかこの衝撃をネタとして自分に残しておかなきゃいけない気がするので書きますよ。本名不明の四文字さんの話なんだけど、ひょんな事からその素性の全て(とはまぁ言わないか...)がわかってしまいました。ま、なんにせよキモい話なのは否定しません。
 一応ね、世界がせまーーーい音大系なのでリアルの知り合い伝いで暴くというのを多分やろうと思えばやれて、だけどそれは反則だろうと思って禁じ手として、それ以外の方法でできるだけ相手に「白状させる」方法はないものかねーって話だったんだけど、まぁちょっと魔が差しまして。

 そう、mixiってこわいな、って話。そして女ってこわいな!!!!って話(あとそんなもん探り当てる俺こわい)。まぁ教えられてた「本名のファーストネームっぽい名前」が嘘であるのは想像通りだったんだけど、それにしてもすごい部分が嘘だったというか...ううむ。
 ディティールはおそらく書き込めば書き込むほど俺きもい感じに落ちてくのでやめます。ってなるとなにを書き残せば良いかよくわからないんだけど、とりあえず簡単に書けばどうやら彼氏とは続いているようで、その辺を知られないために僕に色々隠していた様子。あーそういう状態でもあなた嘘つけるんだ、みたいな。多分みくびりすぎてた。
 あんまり複雑な話じゃない、ありがちな真相といえば真相で、なんだろう、思い出すのは前読んだ何かの推理小説で、すっごい単純なトリックなのに容疑者とかの動きが怪しすぎてそれに惑わされて深読みしまくって自爆、みたいな。そんな感じ。四文字さんはとにかく動きが不思議で、そのくせ良い意味悪い意味含めて正直というかすっぱりしてる部分もあって、それがぐちゃぐちゃ混ざってるので全然わからん感じだったんだけど、知ってみれば何の事はない、先入観を持たなければ割合最初のほうに浮かぶ理由で、しかも不自然な部分をそのひとつの要素で結構説明できてるってのが悔しい...。

 まぁそんな感じ...って俺自身以外なんのこっちゃわからない日記な気もする...。まぁしょうがないということで。

 とりあえず、mixiのコメントには気をつけた方が良いですね。自分は気をつけて書いていても、友人は「知り合いばかりの場」と思って不用意に本名やらを発していたりする。まぁまったくどんぴしゃりで書くことはほぼないんですが、そもそも僕は僕でこの人の隠してないことは知ってるわけだし、mixi以外の色々なピースを知っていてそれを組み合わせれば答えは出てしまうのです。最近は回数制限あるとはいえ、足跡も消せるしね...。

 しかし家族構成にまで嘘をついたりしている理由は謎だよなぁ...それによって別に何かを隠せるわけじゃないし。Twitterでは他人になりたかったのかな。

 めんどくさいから全部バラして考えを聞いてみたいと思ったりしてしまいます。多分例によって深い考えはないんだろうけど、それにしたって彼氏いるならどっかでブレーキかけろよ、ていうかなんだろ、かけなくてもいいけど知らずに浮気相手にされてるのが嫌な感じ。いるってわかってりゃこっちだってそれなりの付き合い方をするのにさ...とかってこういうルールが理解できない子なんだよね...理解してるはずなのになぁ...。
 そんなよくわからない女なら別にどうでもいいだろうし次に行けば?ってのは本当にごもっともなんだけど、でもなんか悔しいんだわ。そこらへんが自分を整理できないところ。はぁ。というか次会う時どうすりゃいいんだろとか思うわけよ。思わず本名呼びそう。あーやだやだ。とりあえずこのもやもやを解消したいので会いたいのですが、、、ま、連絡してみりゃいいんだけどさ。
 あとまぁ自分の周りではよくある話とはいえ、彼氏が自分のその周りのどうしようもない人たちの中でも相当世界ランカーなクズっていうかお子様なブログを書いていて、イタくてイタくて誰かに見つかったら即炎上逝きって感じなのが僕のデリケートになってる琴線に振れまくったのは事実なのでちゃんと記しておきますよ。僕は「付き合う相手でその人の人を見る目がわかる」と信じてるんですよ、一応(最近みんな見る目がないと思わされてるから自分のほうがおかしい気がしなくもないとはいえ...)。その仮説が正しいならよっぽど駄目な子なのかも。もうよくわかんないや。


 という感じでウィスキーがぱがぱでした。もう4時だし明日は午前から結構重要なプレゼンがあるので寝ます。
[飲んでます]

 昨日は朝まで男とチャット。うげー、なんて非生産的。そして今日は昼ごろ起きて、調べモノ。中国人で中国の音大出て国際的に活躍している人リスト作り。Wikipediaの日英中版に加え有名レーベル、そして日本の音楽事務所のサイトから拾うんだけど、意外というかなんというか、少ない。そこまでソースを見て探しても20人に満たない。いた、と思うと大体幼いころからヨーロッパやアメリカに出ちゃってる。やっぱダメなのかな中国産演奏家…。特にヴァイオリニストはぜんぜんいないね。作曲ではタンドゥンがいるし、ピアノではユンディリやラン・ランがいるけれど、ヴァイオリンは…なんででしょう。

 で、夕方からお出かけでOB訪問を受けていました。本当は先週会うはずだったのが仕事が突然マックス忙しくなり、延期してもらったもの。狗の友達、ということである種の期待をしていたんだけど、あっさり裏切られました。普通の子。飢えてもいないし、とても面と向かってはいえないけど、マスコミとかそういうキャラじゃない気がする。多分難しい話もわからない感じ。自分が色々迷ってる最中ってのもあり、なんかちゃんとしたアドヴァイスができていない気がして、申し訳なかったかな…。それでも狗が色々気を使ってふってくれたから場はなんとか形にはなったような。
 そしてなぜか今日も狗に盗撮されていました。気づいてないと思ってるのか…よくわからん。

 終わって新宿で一杯飲み、星が見えるな、と思い空を見上げながら寒い中を駅から歩いていたら急にどうしようもなく死にたくなりました。久しぶりに、いまわけもなく死にたい気分で一杯。やれやれ。ということで秘蔵のウイスキー飲みながら、これを書いています。

■昨日のChatpad
 京都の大学生。なんか好きな子がいて、クリスマスまでに誘うかなんとか、って話をきいたりしていた。あとエロゲをすすめられていました。CPで東京人と会うコトがほとんどなく、なんか面白いです。
 やったら落ちた日。昨晩からやばい予感は相当あったんだけど、見事(つうのはおかしいな)に落ちました。朝からもう何も手につかないっていうか気力がわかない。そもそもそれ以前に寝てもいられない。ぼおっとゲームばっかりしてました。そんな時に意外にいいスコアが出たりするのは謎として…でもこういう何も考えられない時にゲームが出来るってのはすごいよねぇ。そこまで染み付いてるってことなわけで、ほとんど大部分脊椎反射…ていうかなんだろ、不思議な感覚で、ゲームを攻略する脳はフル回転してるんだけどいたってリラックスしてんの。きもいね。

 で、昼からはヴァイオリン。ちょうど頼んでた日本人作家の譜面が届いたもんで…ってやっぱり変な曲でした。だいぶ変です。聞いてわかってたんだけどこれ弾けるなら弾いてみたいと思って取り寄せたらやっぱりですよ。和音がおかしい。当然、むずくて手に負えません…ちょっと明日以降ちゃんと譜面を見ながら曲を作っていきたい、とは思うんですが、正直道は遠そうな…

 
 夕方ふと思いたってお台場へ。なんか鬱すぎて海をみたら治るのかもしれないとか思ったので。近場の海ったらねえ、、、お台場っしょ。着いたら風景は夜で、思いつきで行った割には結構よかったです。駅の横に車を止めて、ぶらぶらと国際展示場まで歩いてみました。あの巨大なハコが空だとなんかまた異質な感じもして、なかなかぞくぞく。
 ちょっと残念だったのは音はやまなかったこと。多分車がぶんぶこ走ってるせいもあっただろうし、そもそもここ東京だからねぇ、ってことではあるんだけど、あれで無音だったら相当得点高かったのになぁ…あといまさらお台場に渡るレインボーブリッジの夜景、きれいだった。別に香港とかいいんじゃね?とか思う。ま、止まって見るわけにもいかないのは残念なところなんですが。

 そんな日曜でした。会社いきたくないです。
 いま、緊張しています。今日出社してみたら社長秘書から「社長がランチしたいと言っている」とのメール。

 用件はわかってます。

 僕に選択肢はいくつありますか?と聞いてみるつもりですが、多分、そう多くはないでしょう。当然そんな結論(=退社)出したくもないですが、一方ぐずっていても仕方ないことでもあり。8末あたりを落としどころにできればいいな、と思っているのですが…どうでしょうね。当然あと1ヶ月は大丈夫だし(そりゃ色々裏技使えばもっと早めることも可能だろうけどそこまで嫌われてはいないはず)、実務的にも僕が7末にいないとこまったことになるはずなので、8末にして最終出社を8中、あたりが現実的な落とし所とするような気がします。あーあ。


[晩飯食いながら飲んでました]

 そこまで悪い話じゃなかった。一応社長的にはクビにするつもりはない様子。ただ彼は現場をわかってない(だからこそよくしてくれるんだけど)し、盾になってくれるような存在じゃない。
 あーでも逆にというかなんというか、自分で自分の始末をつけなければいけなくなりましたよ。それもまたつらいというか、「切腹しろ」って話になっても自分が手を下さなければ進まないならなんとか逃げ切れるかも…って気になったりするじゃないですか。たとえ現実的には逃げ場がなかったとしても。「自分で自分を処理する」って結局どうあっても未練を残すことになるわけで、それがなんか嫌ですよ、もちろん。月曜に「お話をする」ってことなので(あ、これは社長関係ない現場レベルの抗争ね)、多分そこで自分から切り出すことになると思います。

 今回のことで上司をうらむとかそういう気持ちはありません。個人的には好きになれない人ですが、それはそれ。別にそれでどうってほど子供じゃないし、彼らにしても僕のことが好きではないでしょうが、それが影響されてるとは思いません。パフォーマンスが出せなければ、そしてその駄目さが若いから赦してもらえるって許容量を越えればこうなることはわかってるってだけのことです。
 総括はきっと本当の終わりが来た時にするけど、結局僕のやりたかった「PR」は現実には難しいことだったし、マスメディアを「馬鹿が見るもの」と思っていたもののその手法だけは応用できるはずだから学ぼう、ってのは都合のよすぎる考え方だった、ってことかもしれません。自分の見込みの甘さもあるでしょうし、その都合の良い考え方がまわらなかったことにはその他の外部要因もあるでしょう。ただ、僕がくだらないマスプロの宣伝にマスメディアを使うことに疑問と嫌悪感を感じ始めてから、もうあとは残り時間の話だけだったと思っています。
 本当は誰に迷惑をかける前に自分でそれを悟り、きれいに去りたかったと思います。そういう意味ではこのケイザイキキとやらを心底うらむ気持ちはありますよ正直。しかし人は誰でもその時代から切り離して生きることはできないわけで、配られた札にケチつけても仕方ないよな、という気もしています。

 どうなんでしょうね。

 閑話休題

 …暗い話ばかりでもなんなので、中庸な話から明るい話。

 中庸な話。って別に中庸でもないんだけど、最近fra-foaの「つめたいあさ」という曲を知りました。これは神ですね。ちさこさんいつでも神だけど、曲の聞いてて死にたくなる度が相当高いです。昨日エヴァ見た前後にこれを聞いてたらなんかエヴァとはまってしまいました。静かだけど、とてもいい曲です(途中のわけわからんベース大暴れコーナーは余計な気もしつつ)。

 明るい話。婚活。今月合コンが3件決まりました笑。多いだろー。一件はSU(高校同級生)セットの謎系、一件は姉(偽)セッティングの薬剤師さん、最後はタンタン(グループ会社の秀才・タンタン似)が前の上司のセッティングで行う合コンへの援軍参加。
 姉(偽)の件は…書いてなかったっけ?先々週だか、姉(偽)の店に行ったらいた客で、姉(偽)の友人らしく。僕が入ってくる前に僕と合コンしてあげて、って話をしてたらしい…って姉(偽)何ひとのいないところで…。色々大変でしたがまぁ実現したわけです。

 あと今日のうれしい話は某歌手の復活。一瞬メジャーにいきかけて本当の一瞬でつぶれてしまい、とても心配していました。天才という器ではないかもしれないけれど、いい歌を歌う人です。毎日聞いていて、本当に発表曲が少ないのを惜しいと思っていました。ライブもきっとあるだろうし、とても楽しみ。


http://www.cinra.net/news/2009/07/02/210754.php
日本を代表するカルチャー雑誌『STUDIO VOICE』が8月発売号で休刊
 何に?ってひょっとして本当に社会不適合者なんじゃないの俺、って。
 もちろんこのページ上部分に書いているようにもう明らかにそういった側面は前からあったというか自覚してたんだけど、でもやっぱり頭のどこかではトリックスター(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC)として生きていけるはず、とも思っていた。
そしてもうひとつ。
 変な話、僕には社会不適合者の友人がたくさんいる。今も1人日本サイケデリック界の妖精がインドを放浪してるし、他にも色々…まぁ単なるニートもたくさん(?)いる。いずれ大切な友人ではあるけれど、残念ながら社会でうまく振舞えていない人も多い。重さんみたいに夢があるミュージシャンならまだいいんだけど、そういうわけでもなかったりして。

 そんな変で素敵な人たちを気に入ったり気に入られたりするわけだから自分に変要素がないとは思わないけれど、自分は「線に近い」だけで「踏み越えてる」とは思わなかった。思わないようにしていた、というのでもいいし、実際にうまくやれる」と思っていたともいえるかもしれない。 ただこういう状況になるとやっぱりダメかも、という恐怖がすごくある。つまり「ああやっぱりうまく振舞えないんだな」って。所詮は擬態が上手かっただけで、ちょっとつっこむとボロがでるのかな。

 あともうひとつの恐怖は自分が病気なんじゃないかって…ってそこまでなんか深刻な話じゃないんだけど。元うつ病(軽度だけど)だし、そもそもまじめにやったはずの仕事で意味のわからないミスをするのがもう自分でも理解できなくて、せめて病気だったらいいのに…ってんではないけど、でも疑っちゃいます。 
 失敗の原因を「なんで?」って聞かれてもこたえられないんだもん。自分がやったことがありえなさすぎて。確かに今は意味が感じられないって意味で好きじゃない仕事をやってるのは確かだけど作業自体が嫌いかっていうとそうでもないし(そりゃ好きな作業も嫌いな作業もあるけどさ)、それが決定的な原因とも思えない。わからない。
 
 とりあえずというかなんというか虫の知らせか、今週は木曜に休みをとっといたんで、
今すごくそれに感謝してます。明日さえ乗り切れば(それすら不安だが)休める。それだけが救い。
 連休前倒しで来週全部休んでアメリカにでも行ってだらだらしようかなとか結構本気で考えました。2時間くらい考えたけど、多分それをやってしまったら二度と戻れなくなるな、って思ったので結局は思いとどまりました。まぁそれをやらなくても今正直まずいんですけど。

 本当に疲れました、今日は。

 そんな感じです。

今日のこねた。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2616582/4318845
念じて動かす車いす、トヨタ自動車など開発
[ビール一杯とモヒート]

 いやぁ、今日ほど会社に行きたくなかったのは登校拒否の中学校以来かも知れません。一週間休んでた上司が帰ってくる日、ということで絶対トラブるんだろうな、ってのがわかってたので。それなりに自分なりに全力でやったつもりではあるものの、結局は何をやってたか知らない人の引継ぎゼロ…ではないけど仕事をやったわけで、絶対ボロが出るのはわかってました。色々勉強になったのも事実だけど。

 で、今日のお説教タイム(もちろんそんな愛にあふれた話ではないんですが)。要約すると「ここ1年同じチームで働いてるけどお前がPRにやる気見せてる所を見たことがない」。いやぁ、見抜かれるもんですね。全然馬鹿にしてるとかじゃないし実際1年半くらい前に減り始めてから完全にやる気はない給料もらった分だけ働く人になってるのは事実で、だからといってでもあからさまに仕事投げてるわけじゃないのにそれでも外から見てもわかっちゃうもんだな、というのが。

 なんかなぁ…ホント、なにやってるんだろ。一日に何回も何回も辞めたいというか切れそうになるし(人に対して、というんじゃなく投げ出したくなる)、もうなんか自分でも何でこんな人生の無駄づかいをしてるのかわからん。
 でもかといってここで投げたら本当に人生無駄づかいとかって恐怖もあって、両方からしばられてるのか自分でしばってるのか、よくわからない状態です。


 なんか久しぶりに会う人たちに顔向けできないんですよね。別にキャリアとかどうでもいいからいつでも「楽しくやってる」風にみせたいし、実際楽しく生きたい。
 …ってこりゃ単なる意地ですかね。でも僕と会う人は「めちゃくちゃやってるけど楽しそう」を期待してるわけで…ってこれも意地か。別に誰も俺にそんな期待してないって?知ってるよ。でも実際そうありたいってのもホント。


子供達の伝統的な遊びをWiiで再現-英国でユニークなプロジェクト
http://www.inside-games.jp/news/359/35948.html
 非常に当たり前ながら、興味深い試み。
 …自動詞的な意味で。今朝最寄り駅で歩いていたらふと向いのホームに電車が入ってくるのが目に入って、飛びたくなりました。やばいっす。いや残念ながらマジね。前書いたかもしれないけど、以前鬱だった時に同じような気分になったことがあって、それ以来だから…多分8年ぶりとかでしょうか。

 前の時も思ったんだけど、少なくとも僕の中では本当に死のうとすることって全然ハードルが高いことではありません。というか正確には「死のう」というより例えば今回なら「ホームを踏み外そう、結果的に死ぬけど」みたいな感じで、さらにハードルが低い。普段は忘れてるからそんな気にはならないんだけど、思いつめた末にとかじゃないです。単に歩き始める時にどっちの足を先に出すかって程度の話で、だからこそ自分でもこわい。いつでも出来てしまうことを自分でしばるのはね。
 
 そんなわけで、そんなに体調が悪いわけではなかったけれど「頭が痛い」と言い張って帰ってきました。いや精神的にはショックだったのでめためただったのは本当なんですが。帰りも怖くて本当はタクシー使って帰ってこようかと思ったんですがさすがにそれは金がねえ、という現実的な問題で、本読んでなるべく周りを見ないようにして、駅から家まではタクシーというコースで。つれえ。
[半分くらいは飲みながら書きました]


==ここから河原(withBeer)============================

 今日も出社。でもすごくいやだいやだという気持ちを抑えて出社する途中よく考えたら別に日曜にやっちゃわなきゃいけない仕事なんてひとつもなかった。そりゃやっといたほうがあとあと楽、ってのはあるんだけど、結局会社に行ったって集中できるような状態でもないわけで、それならよくわからない責任感なんて感じてもしょうがないんだし、逃げゃえ、って思って、逃げました。
 でも逃げたところで行く先なんかなくて、ちょっと考えてもこういうときに一緒にいてほしい人が浮かばなくてまた悲しい気分に。

 なんか日が翳ってきてから風がすごく強くなって少々寒い。日中はあったかかったのになぁ…。

 話を戻すと。

 なんかこういう結構折れそうな時に話したい相手って、ぶっちゃけ自分を肯定してくれる人なわけですよ。僕は基本わざとらしくだめな子キャラで売ってることもあってとりあえず突っ込んどけみたいな対応をしてくる人が多くて、それはゲームとしては普段は楽しいんだけど、こういう状況においてはとげとげしいだけでぜんぜんありがたくない。闇雲に交友関係を広げてるつもりでもないというのに、こんな時に430人からいる僕の携帯のメモリはまったく役に立たない。いやまったくは言いすぎだ。たとえばこんな気分でも☆さんには会いたいと思う。思うのは確かなのだけれど、やはり僕たちの関係においてそれに頼るのは間違ってるとも思う(彼女は僕のことを素直に肯定などしないが、まぁ別格だ)。というか再来週には香港で顔を付き合わせるわけで、そんなに頻繁に使っちゃまずいだろ、ってのもある。彼氏いるしな(理由としては一番最後だけど)。
 そうそう、あともうひとり考えていて浮かんだのが高校時代の「親友」、歌姫。我ながら不思議だけどなんとなく思い至ったので連絡してみたら「デートだから無理(はぁと)」だってさ。ちっ。つうかこいつの場合結構な確率で女の子だからな、デートの相手。
 ということで僕が折れそうな時に頼れる人は430人に2人しかいないようですよ。あれそれって含有率2.5%くらいすかね。なんかこれってもっと濃くしていかなきゃいけないんじゃないかとか思ったりします。投資ファンドやってる時に説明されて得心が行った方法論でいけば、結局理屈ではこの手のことへのソリューションとしては「分母を減らす」か「分子を増やす」しかないんですよ。つまり、メモリに入っている人を減らすか頼りたい人を増やすか。まぁ減らすほうが簡単ですよね見かけ的にいい数字出すためには…。ってなんの話やねん。投資ファンド関係ないし。


 何の話だっけ。あそうそう。まぁ結局僕は会社から逃げたわけです。で、いま川原にいます。なんか逃げたいって強迫観念と共に「風がある場所にいきたい」って思ったんですよ。もしや俺病気かな。ていうか風風って風強すぎだよここ。でもなんか気分は変わりますよ。寒いけど。あー空ってこんなに広かったのね、とかってすごく感傷的なせりふだけど、ちょっとだけその気持ちわかります。ていうか風が強すぎてどう覆ってもライターに火がつかない。ガッデム。

 着いた。

 しかし当然ばんばん燃える。しかも燃えるところが偏ってる。

==ここまで===================================


 …結局、ちょっと風が強すぎて寒いしもうどうしようもないので帰ってきてしまったのでした。そして寝ました。2時間くらいでおきちゃったけど。

 正真正銘、鬱期突入してます。しかも結構重くて長い。現実とリンクしてるだけに今回は厄介。体力が落ちたときに発生するものだと体力が戻れば一緒に戻るんですが…。そういう意味でというかなんというか、あと少しで長い休暇を取って海外に行けるっていうこの時期だってのだけはある意味救いだとは思います。
 まったくがんばる気になれないし会社には行きたくない。先週金曜のプレゼン終わったんだからほっといてくれ。本当にほっといてくれ。そういう気分で満ち満ちているので、元からの休みの話がなくても早晩力尽きて休んで旅にでも出ていたでしょう。というか既に力は尽きていて、ただ今休んじゃうともう少しでまた休みになるってキリの悪さもあって無理やりあと5日間どうにかしてがんばるってだけ。そういやチケット関係の準備はしたけれど荷物関係の準備はぜんぜんだな。

 
 外務省の外郭団体(http://42583.diarynote.jp/200904020029579750/)の話、実は普通に進めています。アメリカは希望しないと思うけど、チェコなりルーマニアなりシンガポールなり…ま、こんなんで、しかもいきなりで受かることは難しいのでしょうが、それでも一応チャレンジはしてみようかなと。


 逃避じゃん、ってのは自分でもわかってるんです。でもどうせ逃げるのなら思いもよらないところまで逃げてちゃったほうが面白いんじゃねえのとかって思うんです。予想できるところに自分を置いたってつまらなすぎる。
 昨日S水とそんなことを話していたんですがその中で自分の中から出てきた表現が「サイコロをふりなおしたい」って台詞。思えば僕が今の会社を受けたのも「どうせ外資に就職する気はないしインターンで体験だけしてみようかな」って程度だったんです。まったくそんな世界も知らなかったし、いってしまえば完全な興味本位だし、現状からは完全に非連続。今回も似たようなもんかなと。受かったとしても別に赴任先に骨をうずめよう!とかそういう性質の制度ではない(2年で確実に帰国させられるので)し、海外で暮らすってのも自分を変える大きな刺激としてはいいのかな、ってまぁそんなもんです。
 もしこれが叶えば、同時に思索を深めるために色々と本を読む時間を取りたいと思っています。今が忙しすぎるなんて言いたくはないけれど、自分の人生というか内面と向き合うための材料となるような本は読むための時間だけが空いていても全く足りなくて、それを噛み砕くためにも時間が必要。ニーチェもハイデガーも読まずに死ぬなんてもったいなすぎる(あ、別にこの人たちが二人ともドイツ人であるというところには意味はありません。思想的にも表層的なことすらあやふや)。


 なんか考えがぜんぜん進まないんですよ。いや短期に進むもんでもなく、一歩一歩なものだろうことは頭ではわかっているんですが、でもそれが自分の行動に影響すると少なくとも今は信じているわけで、もしそうであるならば決着をつけてしまってちゃんと自分の行動原理に納得した上に自分のキャリアを積み上げたい、とやっぱり思うのです。 
 さすがにというか何年もこんなことを考え込んでいる甲斐があってというかなんというかまぁ、なんとなくおおまかな所は見えているんですが、でも答えからはまったく遠い。すごく循環してる。でも何度も何度も循環していくうちにぴょこっとその軌道を外れたときに新しい展開があったりすることもあり、つまり循環にも意味があるのかもしれないという風にも思えます。

 もうよくわからん。

 要するに「何がしたくて生きているのか」もっと言うならなぜ死なないのか、を立証したいのです。多分何度も書いているけれど一番嫌な生き方は「死んでいない」というやつで、要するに死ぬまでの時間の暇つぶしをしているという。最近自分が徐々にそうなりつつあることに危機感を覚えているのです。僕の考え方からいったらそれって別に生きている必然性がない状態である、ということで、容易に暇なんかつぶしてないでさっさと死にますって結論に達してしまいそうになる。
 別に仕事選ぶのにこんなテツガク的なこと考えることないんですよきっと。僕がヴァイオリン触っていて楽しいのと同じレベル(というと失礼なのかもしれないけど)で仕事を選んで楽しいと思っている人はたくさんいるように感じる。仕事は大変だよ楽しいことばっかりじゃない、とか言うけどヴァイオリンの練習だって別に楽しくないよ(いつも楽しくないわけでもないけどさ、当然)。だからひとつの選択肢としてはそういう手元で楽しいというかマクロ的なものがない、自分個人がそのとき楽しいことでお金をもらえることをやる、ってのもひとつの選択肢だとは思うんです。それが悪いとは思わないんだけど、でもそれってやっぱり人生の使い方に対する回答としては簡単に至れるところにありすぎるのかなともおもうわけで…。ぬうううう。

 まぁいいや、なんかまたループにはまってる気もするし、今日は寝ます。寝ておきたら会社だと思うとうんざりしすぎてうんざりだけど。あ、会いたい人追加。やっぱ狗とは会いたいなぁ…電話帳に入ってないけど(知り合った時には海外生活でやつは携帯とか持ってなかった。PCにはPCアドレス入ってるけど)。
 きっかけがあったわけでもないけれど、なんとなく突然合点がいったので。YYの話。

 ここにも時々登場する社長秘書YYは、周囲にあまりお友達のいない人です。それは僕が見たところあまりに出来上がっていて冷たそうだからというのもあるんですが、もうひとつ、彼女は多分同僚程度の仲の人の前ではほとんど自分というものをさらしません。それは隠しているのではなく、他のみんなが見ているのは虚像だ、という意味。
 その虚像は完璧なんですが、それは完璧であるがゆえに…という表現は安っぽいな、要するに普通の人間には絶対あるはずの矛盾がないというかある種の指向性の元にすべてきれいに整列してるんですね。だから逆にうそっぽい。さらにいうなら彼女が作ろうとしてる「社長秘書」なんてものはきっと漫画やドラマの中にしかいないもの。だからいくらそのイメージに沿って完璧なイメージを作り出しても不自然さはぬぐえない、ってのが一番大きな間違いな気がします。だっていまどき現実のどこにまじめな口調で「道化さん、昨日(さくじつ)はどちらでお召し上がりになったの?私(わたくし)もご相伴させていただきたかったわ」なんて口をきく人間がいるかね(まぁ弊社にはいるわけですが現実)。

 時々誰かに訊かれて僕が話していたのは彼女は「『べき』で動いている人」だということ。YYにはある意味での主体性はなく、役割(といってもそれを選ぶ意思はもちろんある人なんですが)として自分に何が求められているかに過敏というか優先順位としてそちらの方が高いというか、それを主人としている感じなんですね。他人にも結構そういうものを求めるし、職場内でヒエラルキーを作る(グループアシスタントを使おうとしたりとか逆に周囲から見て笑えるほど社長を立てたり。出かける時は必ず玄関まで行ってお辞儀してお見送りですからね)のが好きというか事実作って他の人に煙たがられてるのも多分そんな理由です。自分がやらなければならないこと、他人がやらなければならないことを明確にしていなければ嫌なんでしょう。


 さて、ここまでがYYの分析。前々から彼女のそういうヒエラルキー作りたがる癖と僕が誰かのイヌになりたい(全然Mではありませんが)…というか秘書とかそういう役割がやりたいなぁと漠然と考えているのとはなんか似ているのかなぁと思っていたんですが、というのが今日のお話。

 僕は昔(一番最初のころに書いたかもしれない)カウンセリングを受けていた時に「ACを疑う」といわれたことがあるんですが(こんなことクライアントに言っていいのか?)、そのころ自分で言っていたのが「演技でこの性格をやっているのに今は自分とその人格の境目がわからない」みたいなこと。漫画的なんですが頭の中では、仮面を引っ張ってとろうとしてるのに顔がびよーんって伸びて離れないようなイメージでした。
 そこから立ち直って?僕が大学に入った当初やっていたのが「印象の操作」というゲーム。要するに「こういう風に思われよう」って決めて、それに沿って自分の振る舞いだとか服装を決めていくという…ああこれもなんて不健全。大体「こんな感じのことを何回言われたら成功」みたいなルールだと思ったんだけど、結構成功してたと思います。つーか立ち直ってないじゃんこれ。

 このゲームと同時期に考えていたのが「自由でありたい」ということ(そう考えるとこの二つが平行していたのはある意味で反動だったのかな?)。このころは無意識的に自分を制限するのはいやだけど意識してやるのは別にOKって線引きだったんじゃないかなぁ…多分。で、自由というより制限しない、好きなことを好きなだけやる。他人にいくら迷惑をかけてもしらない、みたいなスタンスで色々やってました。別に公共のもの壊したりとかはしてないけど迷惑掛けた人間様にはごめんなさい。


 あれなんで暗黒自分史語ってるんだ(ベッドに転がりながら書いてるから実は眠いんだ)?まぁとにかくそんなこともあり、でも色々あって治った(過剰にストレスをためずにやりたいことをやることができるようになった)と思ってたんですが、それがそうでもないんだな、というのが今日の「気づき」なんですわ。
 こないだ新入りのちゃきちゃきした派遣さんに「あんたはおばさんの転がし方がうまい、猫なで声とかでてるし」とか言われた時にも思ったというか気づいたんですが、たいした役割期待があるわけでもないはずのこの組織の中で僕は「かわいい新入りの男の子」をやっていたんですね。それも暇だからなんだろうなぁと思うんですが。
 結局過剰に期待通りに演じようとするのは僕もYYも一緒ってことで、だからといって気づいていたとしても二人とも舞台で演技中だからメタ的になってしまうこの種の言及はしない(というかそもそも自覚的かどうかすらわからない)けど、これが原因で僕らはなんか不思議と仲良しなのかなと、そんなことを思ったわけでした。


 だからなにー?って話ではあるんだけどそもそもここで吐いてる話のほぼすべてがだからなにっつうレベルなんだから。

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