中庸

2012年3月4日 日常
 なんかここ最近超忙しいと超暇を交互にやってきた気がするけど、今週はその中間かな。水曜と日曜にコンサート、金曜に酒。それ以外は…あれなにやってたんだろう?わりと仕事忙しいかも…。
 金曜は僕の大好きな印度マニアのライターさんと某誌の広告営業さん(元レゲエ関係らしい)と3人でバーホッピングとかいって新宿をフラフラしてたのが相当楽しかったのでした。

双極。

2012年2月26日 日常
 いわゆる躁うつ病を双極性障害といったりするらしいんだけれど、まあ別に僕は鬱ではありません。なんか最近振れ幅が広いなー、というような意味です。
 
 今週は月曜朝の時点では確か火曜と土曜しか入っていなかったのに、あれよあれよと埋まり重なり降り積もり、先々週にも似た超出歩き週に。しかも濃い…相当濃い…。ある意味で先々週よりもヘヴィでした。

 まず月曜、先週あまり動かなかったし誰か誘って…とか夕方仕事しながら考えていたら一昨年香港に行ったチームの一部がリユニオンするから来る~?というお誘い。一昨年はアフリカ某国から帰国するのに香港を経由するツノ(幼馴染・チェリスト)とじゃあ同じ時期に香港いるからあっちで会おう?って話をしていた所に、それとは別口でツノ氏の彼女と友達がどうせなら香港行くか!みたいになっていて、結局その友人たちに合流したのでした。日本に留学してた香港人やら香港通って台湾に帰る台湾人(本土で働いてる)やらツノの友人グループの一人と英国留学で一緒だった香港人やらなぜかまぎれてるチリ人やら相当わいわいな感じで。
まあそんな多国籍かついろんな所在住なのでリユニオンっていったって全員が集まるわけでもなく、その時の日本から向かった部隊の一部、って感じ。リユニオンっていったって彼らは相当頻繁に会ってるようで、僕がそこに招かれたのがあの時以来、ってだけなんだけど。この日は確かテックスメックス食いながらテカテってメキシコビールをなんか死ぬほど呑んだ気がします。んでそこでアヴァンギャルド茶会なるものの存在を教えられたり(この言霊というか食い合わせの悪さ…アヴァンギャルド労働組合を思い出す…)、香道って言って初めて会話になったり、あと何の話したっけなー。残念だけどテカテであらかた溶けてしまったかもしれない…。ほぼ終電。

 火曜。この日は会社の同僚から受けたパスを元にマスコミ系の人間たちが集まるという交流会へ。普段は部屋コン(この言葉自体今回知った…)の会場になっているというとあるマンションの一室に多分20人強集まったのはいいんだけどもうなんていうか超あやしい。まず、まともな媒体の人は数えるほどであとはライター、風俗関係、エロ系編集、タレントを名乗る外人(興行ビザ持ってないぽかった)…。部屋の主(これが同僚の知り合い)ともう一人の共同主催だったんだけどその共同主催者の怪しい事!しかもその人がまた僕の上海系友人と知り合いだった…というのはまあいいとして、もう目つきからフルスロットルで危険人物な感じ…なんだろうな、別に体格がいいとか殴られそうとかじゃないんだけど躊躇なく刺しそうって言うのが多分表現としては正しくて(!)、言葉にするのは難しいんだけど要するに狂ってるんですね絶対何かが。この日は本当に仕事じゃない名刺もってっといてよかったと思った…。いや面白いんだけどこのスリルは何…みたいな。
 そんなわけでこの日は早々に期待値を引き下げ、わりと受動的な動き…をしたはずがみんなすごいアグレッシブだから名刺の数はいつもより集まったかも。しかしそんな荒れた場でもきっちり成果を残せましたよ。わりと序盤に話した人が某紙の記者でその人はクラシックもちょっと知ってるし、それ以外でも六本木の某有名事件物件の話とかなかなかマニアックな話で相当盛り上がってしまいなぜかその場で「土曜合コンあるんだけど来る?」って話に…。こういうのは幸運による所が大きいんだけど、あとは(参加するのは好きだけど苦手意識は相変わらず強い)こういうガチ初対面ばっかりな場に少しだけ慣れたのかな…。ま、飲み物食い物ほとんど出なかったけど、3000円?の参加費の元くらいは取れたでしょう。
 その記者さんのお誘いについては土曜は実は偽名さんと会う予定にしていたため即答を避け、翌日はその調整。なにせ偽名さんとのアポはお前どんな有名店だよという勢いで取りづらく、基本申し出てから1ヶ月以上後を指定されるわけ。今までは僕自身が基本その週にならないと予定を決めないタイプだから前もっておさえればほぼ100%何かが入ることがないってのと偽名ちゃん優先度が高いという事で今まで決めたスケジュールを変えることはなかったんだけど、言い出してみて2ヵ月後とか言われたらさすがに当初予定通りにしておこうかなと思って…。
 あ、てか合コンは割とどうでもよかったんですよ。だって合コンなんて基本誰が来るかわからないわけで、会いたい人とアポイントが既に取れているならそっちを捨てる意味がない。でも今回の場合は記者の人が本当に面白そうだったからもう一度ちゃんと顔をあわせておくべきだと…思った…ほんとほんとほんとですからねっ!!
 でまあとにかく偽名ちゃんに連絡してみたところ、2週間後なら、ということ。もう二週間なら許容範囲か、ということで延期したのでした(ちなみにその後金曜になって「あ、やっぱその日夜埋まってたから昼の方向で」とかいうカマシをいれられて悲しかったというのはまた別の話…昼夜はどっちでもいいけど、この人昼っていうと夜に別の予定突っ込んでるからゆっくりできないのよね…)。ほぼ終電。

 水曜はなんだっけ…あんまり飲まないね、といわれながら誰かと飲んでいた記憶はずが消失。そうだそうだ、高校の同級生であり元族現税理士(?)のハゲ+昔ドラム教室で一緒だったアニキという男3人飲みだ。アニキってのは嫁に浮気されて蹴りだして云々(http://42583.diarynote.jp/201112050033378083/)という話を聞かされたその人で、ハゲと僕とが交差した所には全く関係がなかったんだけどハゲの嫁と地元が同じだからってんで同じグループで遊んでた仲間だった事がアニキの結婚式でわかったという(行ってみたらハゲが何故か会場に居てお互い「あれなんでお前がここに?」)感じで、だから今まではこの3人で集まるってこともなかったんだけど。でもその浮気→離婚話を年内にはケリつけたいとか言ってた割に報告ないし気にはなっていてなんとなく飲みにでも行きます?ってメールしてみたらちょうどそれも偶然ハゲも一日ずれた日でアニキと飲みに行く予定にしていたらしく、なら合体させるか!という感じになって、そのような会となったのです。
 無事に離婚できました~みたいな話がわりとさくっとされて、あとはひたすら男の子っぽいバカ話とかしてたのかな…。自衛隊キャバがいかに変か、とかそんな話か?この日も既にもう内臓やられててビール5,6杯で変な酔い方になっていたけど確かほぼ終電。

 木曜は彼氏がアルゼンチンに旅立った…って短期だけど、銀座さんと。この人ともむかしは色々ありかけたものだけど結局僕がだらんこしている内に迷っていたもう一人と付き合い出してもう何年だあれ…という感じ。わはは。今でも僕とも結構連絡あるし多分仲良しの類だけど、二人で飲みに行くのは相当久しぶり、かな。11月に彼氏のライブ一緒に行った時に時間に追われてちょちょいとは行ったけど。彼女の転職話やら彼氏との話やら、安い中華をつつきながらいろんなお話。彼女の銀座時代の話なんてのもはじめてちゃんと(?)聞いたかも。

 金曜は安息日。内臓限界…。

 土曜は出勤ののち、例の記者さん達と合コン。女性陣はSE×2、DTP屋、事務だったのかな。ちなみに男性陣は記者×2+専門商社。女性幹事が酔っ払うにつれ自分モテないアピールが激しくなりよくわからないことになっていた気がします。決してノリにしても容姿にしても悪くはない相手ではあったんだけど会話が続かない続かない…趣味にしてもなんにしても誰も誰ともかみ合わず。こりゃしょうがないよね…。という事でさらっと終わったんだけど、割ときつい傾斜会計だったもんであーこういっちゃなんだけど女子的にも適当な会話の相手がいてこの値段だったら相当おトクだよねーとかいう禁句っぽい台詞が頭の中をかすめたとかなんとか。
 で、女子が帰ったあとは割と深い時間だったにも関わらず男子だけで反省会?へ。専門商社が寝ちゃって置物と化したもんでもうディープな報道関係の話を3人でしていて、それがこの日一番楽しかったかなー。やっぱ社会部は燃えてます。結局タクシーだったし(記者どもは経費で落とすらしい、ヲノレ)この日は相当金かかったけどちゃんと目論んだ通りこの記者さん達とは今後も続けていけそうだし、現段階では偽名ちゃんを無理して延期した甲斐はあったかなーと思います。この二人はちなみに相当コミュニケーション能力高くて難しい状況でも場を盛り上げるのがうまくて、見ていて非常にうらやましく思いましたよ、とかとか。

 会ったことダラダラ書くだけで最近すごい長くなってる気がする…考えた事とかも書きたいんだけどここまででもう結構疲れたのでこんなところで。やっぱ一週間分まとめて書くのはあれだねー。

 今週のはじめましてスコア:20くらい?
 火曜のパーティ+土曜の合コン。まあ残るのは記者二人組だけでしょう。
 髪をばっさり切りました。髪型が(も?)くるくる変わるんで以前は美容師に面白がられたりしていた僕ですが、短くするのは久しぶり。そういえばこの会社入ってからずっと伸ばしてた気がする…。長ければ長いでとても社会人としての生活は無理そうな感じだったんですが、短くなったらなんていうか顔の輪郭変わったな~、はまあいいとして韓国映画のヤクザみたい、というまあ結局そういう方面なのでした。中国やら香港より韓国のニュアンスが出るってのはなんなんでしょうねえ、世間的にはたいした違いではないんでしょうけど、自分的には新しいですよ。ていうか「挑戦しろ」つうてるのに美容師安定方向に思いっきりいくんだもんなーおもしろくないなー。変な髪形にしても怒らないのに(いやだから変えろとは言うかもしれないけどね)。

 さて、久しぶりの偽名ちゃんネタ。なんかプロポーズされたらしい、ってな事をつぶやいていまして。普通の人だとプロポーズなんて大事件なんですが、この人いままでプロポーズなんてものをいままで何回されてるんだろ、とりあえず頻繁(?)にされている気がします。僕が知ってるだけ、つまりここ2年?でこれで多分3回目。相手が別なのか同じなのかはしらないけど、とりあえず本命?の同棲?相手とは別の様子。すげえなあ。はてなマーク多いなあ。いやーだってプロポーズってほぼ結婚の数しかされなくね?普通の付き合ってください好きですじゃないんだからバクチでするものじゃなかろうし…おんなってこわいなあ。
 いやーこの異常心理がますます気になるなあ…僕の周りの大概の(比較的)常識人は眉根にしわ寄せて「その子ぜったいどこかおかしいよ」とか言うんだけど、そりゃおかしくないわけないでしょう。その狂いかたが好きだなあという話なんだけど君たちわかんないかなー(わかんないか)。ドタキャン食らわなきゃ来週会えるので、いじりまわしてみようと思います。俺もホントなにやってるんだかなー。ブーム、わりと長続きしています。

 結婚といえば、ずいぶん昔に仲良しだった超絶美人先輩が結婚…は前からしてたけど、出産していました。おめでとうございます、ってのはいいとして、そういえば直接の女友達が出産っていうのは意外とまだ周りにいないんだけど、当たり前な話そうなりゃやっぱ遊びには誘えなくなるよなーということを今更思ったのでした。いや結婚した時点で二人で夜出歩くってのはいろんな意味で厳しいのかもしれないけど(周りの既婚サンプルは少ない上に多分特殊な人が多いからなあ)、時折考える「友達が女の子ばっかりリスク」ってのがねー。
 今日は健康診断。体重見てうわあ…とかそういう日でした。やべえ。身長も何故か1cmくらい伸びてるけどそれ以上にやべえ。目も疲れやすいしなあ・・・ってこれはPCが変わったせいだと思ってるんですけどね、年じゃないんですけどね。けどね。あとスマホのせいだと思ってる。やつら本気で俺をこわしにきてるぜ。

 先週が書いたようにハイパーアクティブだったせいか、今週は頭からなんかぐったりしてます。体力面というか近い目標がなくなったから腑抜けてる、というのが近いんだと思うんですけどね。
 追い詰められないと盛り上がらないというのは人間誰しも持つ病だと思うけど、それにしても僕はその傾向が人よりも強い気がして、要するに何もないと盛り上がらないっすよねってことです。普通やな。こういう体質が嫌いなわけじゃないけど、ハードなものが降ってきてもそれなりにへらへら楽しめる代わりに楽だと易きに流れてしまいがちというのはかっこいいことでもなんでもなくて、そういう自分だから余計に環境って重要だなあとか思ったりする…って別に転職がどうとかいう話に持ってきたいわけじゃないんだけどね、今日は。


 吉報。長らくうつ病でひっくり返っていたタンタン氏がようやく社会復帰とか。夏一緒にシンガポール行った友人で、前職同僚、超コンサル脳。英語の方がきっと楽なんだろうなという感じな上にロジックにめちゃくちゃ強くて良い奴、だったのが僕と一緒だった職場の部署が取り潰されて(ここまではまあある事だし、手切れ金もよかったみたい)移った先のコンサルで上司とのそりがあわず心が折れちゃって、もう3年くらいか?ずっとダメでした。壊れて最初の一年くらいは僕も連絡途切れがち、メール返ってきたとしても会うのは無理、って感じだったんだよね。実際会えたのシンガポール計画が突然湧き上がった7月頭(そんで翌週には行ったんだけど)…まあ僕は多少仲良かっただけで彼の心の近くにいた人ではないから順序としてはちょっと回復して余裕が出来て僕みたいなのと会えて一年しないで社会復帰(フルタイムじゃないけど)ってんだから順調なのかな。このまま順調に戻れるといいなと思います。
 ただ彼は物腰は優しげでいるものの外資外人脳で意外とアグレッシブなんで、結果的に職場は高プレッシャーな所を選ぶ事になるだろうしそうじゃないと自分のよさを生かせない、というところが心配ではあります。バランス取れるところが見つかるといいけどね。ということでおめでとうディナーを計画してみました。って男同士できもいって?ほっとけ。

 
 ああそうそう、日曜は結局神保町方面と焼肉を午後4時半から、の会でした。9時過ぎまででもう泥酔&腹一杯。いやあ…なんていうか。本来の目的の話もそれなりに聞けて方針が多少定まったように思うんだけど、しかし彼がリアル店舗潰して経費節減して、というのは合理的に見えるんだけど太い取引先があるからって安心してるとそこ飛ぶと首くくる羽目になるからなあ…というのが僭越ながら心配な夜でした。でも年上目線で僕のことを叱咤できる数少ない人だからなあ…侠気らしきものに溢れた人です。


 本とか買ってほってあるものが多いので、今週末はそんなものを読みながらゆっくりすごそうと思います。真面目な本は通勤中にこまぎれで読んでもあたまに入ってこないのよね。ホントはマッサージにでも行きたいけど週内は無理だな…あ、あと髪の毛切りたい。
書いてしまうととても嫌らしくなる事はわかっているけれど、でもそれでも未来の自分がちゃんと楽しかった日を思い出せるように、書きます。

 なんていうか、今週はめちゃくちゃ充実していた、というか現在形で、いる。充実というのは勿論色々あって、沢山休んだって充実だし料理が楽しくても充実。今週の充実は外交とお食事面での充実です。金も沢山飛んだけどなー。

 火曜。ちょっとご無沙汰だった?☆さんと。先週体調を崩していた事などもあってなんかいいもの食べてないなーと思ったんで設定しました。最近なんか良いものにちゃんとお金を払って食べるという事が減っている気がしてるんですよねーなんなんですかねとかって最近代官山でランチ食ったやんあれ全然安くなかったし…というのはまあランチだからノーカンなわけですよ。
 なんなんだろ、6時間メンバーの減少の問題なんでしょうか。まあとにかく今回訪れたのは広尾駅横地下、魚がうまいという記事をそこここで見かけるイタリアン。前日から雨でまだ天気が微妙だったせいなのか?お客さんは僕たちだけで申し訳ないというか居たたまれないというかお前ら経営大丈夫ですかというか…いやでもおいしかったし接客もよかったし、運が悪かった(んだか良かったんだか)だけなのかもね。でも★さんと前行ったおおエリア的には偶然一緒だけどオーストラリア料理屋もノーゲストだったのでなんていうかこの僕が選ぶとダメなんでしょうか。いや料理が美味いから文句はいわれないんだけどさ。まーそんな僕たちはその他にゲストの居ない店でうしおととらがいかにマンガとして完成されてるかとかマリスミゼルの1stがいかに完成されていたかとか女優さん探してる話とか大層クールジャパン(最近超バズワード)な話を繰り広げていたのでした。店員さんたち苦笑いしてただろうなあ…。


 水曜。芸道の旅、中間地点。友人の紹介で華道&茶器に詳しい方に引き合わせて頂き、色々教えていただく。ロシア料理です。久しぶりの訪問で相変わらず立地の癖に落ち着いた雰囲気でとてもよいんだけど、なんかすごい混んでた…そんな空間を悠々使ってるわけでもないのにここってなんかあまり狭苦しい感じがしないのはいいね。それにしてもどっかで紹介されたのかな。
 食べたのは定番系の…ってあんま覚えてないな、ずっと結構店員さんの説明無視して喋ってたからね。とりあえずボルシチとマッシュルームのシチューにパイ生地のったようなのは食べた。んで食い散らかした後は盛り上がって二軒目に行くぞ~ということで新宿重ったるいバーシリーズの右翼(のクセ普通の雑居ビルの上だけど)へ。そこでも飲んだし結構気分がよくなっていたので正確に思い出せないんだけど、そこで思ったことを思い出せる限りつらつら書いておきましょう。議題自体はかなりいろんな所に飛んだ気がするしちゃんと思い出せない面もあるので、あくまでそれを消化して自分が翌日思った事ダイジェスト的な…これが今日のメインかな。
 考えてみれば当たり前の話だけれど、活けた花はしばらくするとくたびれるし、数日経てば枯れてしまう。そして写真に収めたところで本来その花で表したかった事柄を写し取る事など全くできない。保存する事ができない芸術だと思う。反対に大枠でいう絵や彫刻などは「作る芸術」で、作ってしまえば残りつづける。本とかもそうだな。音楽や演劇はそのプロットや音符を書き出すところまでは作る芸術であり残っていくものだけど、そのホンなり楽譜を下敷きに演じる時に演奏者のとらえかたや解釈によって出来上がりが大きく変わる可能性を秘めている、という意味でその中間、というか組み合わせであるのかもしれない(あ、作曲家の中には譜面が芸術であって演じる事は既に芸術ではないと思う人もいるのかもね…)。その芸術の賞味期限(?)の話。

 演じられるものとしての舞台芸術は基本的に再現性のないものだし、その中には抗えない流れとして時間軸があり、全ては一回性で演じる傍から同じ場所では次のことが起こり消えていってしまうというのが昔からの基本的な考え方だったはず。しかしそれは写真やビデオなどの記録媒体の登場によってきっと事情が変わって、勿論その場の全てを収める事は無理だったとはいえ、役者がどう動き、どのような音が鳴り、どのような事が起こったかの記録としては十分耐えるものをその芸術が消え去る前に残す事ができるようになってしまった。
 甚だしきは全てを記録できない事を逆手にとることでレンズに写るものだけを世界と捉えて記録される事(カット割という考え方はこの考えをベースにしなければありえなかったはず)を前提にした舞台、つまりテレビドラマや映画みたいなもの…映像作品とくくるのがいいのかな…も生まれたし、それが人工的であると非難される事は(よく調べてないから断言するとまずいかもしれないけど)なかった。
 これは芸術の変化(進化じゃないよね)としては多分結構特殊な事で、うまく自分を取り巻く環境にあわせて分化…なのか適応なのか、したと言えるんだと思う。例えばCDの音質が良くなってSACDが生まれてもそれは結局生演奏の代替物としてどこまで生に近いかという、要するに永遠に生の響きには敵わない前提での虚しい軸で「君は代替物としてはよくがんばった」という評価してもらえないわけだから、そうやって自分を変化させ新しいもの、この場合は技術、と不可分になる事で新しい軸を生むというのは生存戦略としてはとても合理的。「ドラマは舞台のパチモン」とは誰も言わないよね。まーさらに映像の場合はマスメディアで流してどうの、という違う要素もあっていまや演劇や舞台より圧倒的に一般に普及してしまっているし。

 じゃあ例えば音楽で記録されることを前提とした…というか録音でないと実現できない、と書いたほうが正しいのかな?…作品があるかというと、ああそうだ、ないと書こうと思ったけどミヒャエル・ナナサコフ(http://www.nanasawa.net/)なんかはある意味、それに近いかもしれない。七澤さんという人が人間じゃほとんど演奏できないような楽譜から書き取ったMIDIデータを打ち込み、架空のピアニストの録音という設定で売っている…って別にだましじゃなく「そういう設定です」って言ってるんだけどね。まあでも結構以前から活動してるようだしひょっとするとネットが普及する前とかは本当にそんな超絶ピアニストがいるとおもってた人もいるのかもしれない。僕はネットが普及する前はクラシック自体知りませんでしたが。
 話を戻す。上記のナナサコフは当然、ライブで演奏する事で価値が変わる事は有り得ない。だってプログラムされたようにしか弾けないんだから。そういう意味で上の方で書いたように譜面という作る芸術があり、それを表現する消え物としての芸術があるという二重構造がここには存在せず、ナナサコフは忠実に譜面を再現するわけで。勿論一瞬で次の音が出てしまい、消えていくものとしての音は出るんだけど、同じものをいつでも再生できるのであればほしくなったら箪笥から出してくればいい、という意味でそれは絵や壷と一緒だよね。あーまあ厳密にはナナサコフが再現するのは譜面ではなく七澤さんが打ち込んだ一音一音に至るまでの音の解釈だから譜面に忠実に、ってのは表現を簡略化しすぎかもしれないね。七澤味が絶対入ってるし、それが正しい解釈かは作曲家本人にきかないとわからない…だって譜面ってあいまいだもん。とはいえ、それは人間が感じた気持ちを相手に伝えようとしたら基本的には言葉にしなければいけないのを「言葉にしちゃったら意味が変わっちゃう」とかいって拒否しても他に手段がないのと少し似ている気もする。事実そういうこともあるだろうけど、じゃあどうすんの、っていう。神は依り代なしでは託宣できないっすよー。

 ま、とにかくこの例を追いかけていくとそうやって録音を内包した芸術(と呼びたくない人はたくさんいるんだろうけど)というのもなくもないけど、結局音楽の芸術としての良さや特徴である「芸術としての二重構造」を殺してしまっているという結論にここではなる。他にアプローチなんかあるかな…と考えた場合さっき書いた記録映像と映像作品の構造を読み替えて理屈で考えるならば、コラージュ的なものはありえるのかな、とは思う(面白いかは別の話)。
 さっきカット割を記録映像には無い映像作品の特徴と書いたけど、正確にはカット割の有無というのは技術的(でいいのか?)な話で、重要なのは映像作品は生だったら当然縛られるはずの時間と場所の連続性から解放されているということなんだと思う。過去の回想とか場面変わって~とかを瞬時に出来るということね。じゃあそれを音楽に援用するならどうなるか…時間軸とか舞台転換とかってのはヒップホップで行われているサンプリングとかって話なのかなあ…音楽って視覚がない以上地理的な条件ってあんまりない事が多いので(どこかでしか演奏できない楽器ってのがあんまりなくて、結局移動しちゃえば済む…汎用品でいえば多分パイプオルガンくらいだよね、据え置きで動かせない楽器って…でも汎用だから別にどこのつかってもそんなに違いはないはずだし、それを言ったらピアノだって基本持ち運び不可か)からそれを飛び越えられるよ、ってのはあんまりぐっとこないし…。ううむ。まあこれキリ無い気がするからやめよう。


 大回りしたけど話を一番最初に戻すといけばなって枯れちゃうからひとつの作品を残せないし材料に左右されるから音楽以上に再現性が低い事を考えるとじゃあそれで食うってなんなんだろうな、ってなことを思ったんですよ。食うというよりどうやって金に換えるか、ということね。
 まずまた繰り返しになるけど花は枯れちゃうから出来た作品を誰かにほいと渡してお幾ら、ということはあんまり成り立たない。やるなら定期的に新しいものを渡し続ける契約か、もしくは短時間のイベントの間だけに使われるようなものでないといけない。でも芸術作品である以上毎回同じものがでてくるわけじゃない、となると両方発注側にリスクがあるからあまり好まれない気がする…。そして後者についてはやっぱり継続性が無いから生活の支えにはならない。定番化させて「結婚式はやっぱり華がないと!」ってなれば話は別だろうけど…。
 ということで、じゃあ残りは演奏会形式か展覧会形式。音楽と違って鑑賞に時間軸が必要ない(いきなり作品の全容がどかんと視界に入り、ずっと見ていても変化が無い)というのはより手軽かと思いきや逆に長い時間拘束できないから演奏会形式ってのは無理だ。近いのはライブペインティング的な過程を見せる形にして時間軸を無理矢理作ることなんだろうけど、まさにライブペインティングがそうであるように、ライブでやるために手法をはじめ沢山のものを犠牲にしなければならないと思うとそれは例外でしかありえない。まあ普通の創作と同じでうんうん唸ったりたまに全部白紙に戻したりという過程を見せられても普通の人は面白くもなんともないというか時間かかりすぎよね。2時間の上映時間ではむりです。

 じゃ、展示会にしましょう。幸い音楽と違って作品と人間が一応切り離せるから本人がその場にいなくても据え置き展示の形で客を集める事はできるけど、でもやっぱりさっき書いたように鑑賞に必要な最低限の時間が限りなく一瞬に近いから(これは絵画とかと一緒ね)、点数をたくさん用意してそういう意味での時間軸を引き伸ばして全部見るのに時間かかるような仕組みにするしかないような気がする。
 かといって活ける先から枯れ始めることを考えるとひとりで沢山作品を作って展示するのは現実的なのか?疑問だ。やっぱグループ展しかないのか。なんか作家集団みたいにして…ってそうなるとあれこれ一人でどう稼いで生きるって話なのに今の華道の流派制ってこういうところでも合理的ですねーって話になるのかもしや。


 ま、そんな事を考えていくと作品を切り離しては値段がつかなくて、あくまで「芸術発生装置」としての作家の私を買ってもらうって形に近くなっていくのかなあと思えてくるのでした。要するに一番最初の案ね。作品自体に永続性がないのを逆手にとって私を買えば作品が安定供給されますよという…具体的にするとやっぱりホテルのロビーとかに活けさせてもらうとか…ああなんて夢の無い、というこんだけだらだら書いたのに結論はとても陳腐なのでした。空間プロデュースで緑を生かそう、とかってのに内包されるのはやっぱり嫌なのかなー。絶対量は少ないだろうけど乃村みたいな大きな会社なら何人か専従を食わせるくらいの仕事ありそうな気がするけど。いやすっげえ適当。でも作家性って話ではなくなっていくよね。

 ああそうだ流派とする事と作家性が両立しないって話もしたなー。あと床の間が無くなったことの影響とかって話もしてあー生活の中に取り込むってそういうことなんだと思った気もする。音楽って別に生活とそういう面ではつながってないもんねえ。言葉尻だけではサティの「家具の音楽」とかが頭をよぎるけど意味合いとしては全く違うし。

 はい、長い水曜終わり。

 木曜はリハ。土曜日に迫った本番のために定時で抜けて(この週ほぼ毎日定時ダッシュだ)楽器を担いで。ああうちの会社ってこういう時に楽器持ってるとみんなの目がやさしくていいなあ、と思ったりはしましたよ。で、また全員そろわないながらに頑張ってリハして、その後そこら辺に居たOB後輩と現役後輩を取り混ぜて(といっても4人)ご飯。現役ちゃんとかほとんどお話した事ないのでほっこりしました。ところでほっこりって僕が一番嫌いな言葉です、って別にいやだったって意味じゃないけど。なんかこうガクセーがいく感じのよくわからん居酒屋で後輩たちの噂話を聞くという、まっこと大学生らしき。僕以外のOBたちはわりと現役の顔と名前も一致してるので話に加わってたけどあたしゃさすがに無理ですわ、8個とか下の後輩はさすがに…。後半なんか現役同士やらOBの恋話になっていってたけどそういやその場にいたOB後輩2人も昔付き合ってなかったっけ人の話暴露しまくって笑ってるけどどこでつっこめばいいんだ…とか焼酎にやられた頭で考えていましたがまあいいんじゃないかと思い何もしませんでした。

 金曜。次の日本番だし火曜からずっと定時で逃げてたからたまった仕事しよう!と思ってたんだけど、ちょうど定時前くらいに前職の先輩である番長様(女です)から「飲みに行くぞ」と召集。番長様は今までももしかしたら違う名前で出てきてるかも…地味な感じあまり目立たないんだけど仕事が堅実でレベルが高くて個人的にとても尊敬していた人。某超有名女子大卒業、英語もぺらぺらで立派なお姉さまかと思いきや酒が入ると(色んな意味で)キレまくるという。大人とは思えないキレっぷりです。面白いからいいけど。あと彼氏は職業差別は良くないにしろそれにしたって安居酒屋の店長…。ダメな部分と尊敬できる部分がこう絡み合ってる人なんだけどまあいいや、とりあえず召集通知がきて、年末から飲もう飲もうと言ってて実現してなかったってのもあり定時直前だった事もありよっしょ!となってしまい、結局下北沢で前職場にまだ居る爺&12月サシで飲んだ気がするミホさまと4人で打ちあがったのでした。あ、番長様はちょっと前に退職して同業他社で。
 その場では何がトピックだったんだろう。とりあえず僕が仕事ぬるくてーとか言ったら番長様に「うちの職場に来い」って5回くらい言われたとかシンガポールってあんまニュースないよねとか僕の恋愛がなぜうまくいかないかとか経営コンサルうざいMECEってなんだよとかあとなんだろー。最後のほうはやっぱり番長様が壊れて「とんこつラーメンはないの!?」とかぶつぶつメニュー見ながら言い出して店員に絡みそうだったので取り上げたりしていました。いやにとんこつにこだわってたな…そしてまだ酒がほしいとか言うのを引き剥がして電車で帰るために会計して店の前で解散して僕だけ違う方面だったから脱出したら2時前くらいに爺から「めんどい。結局つかまって二軒目」という血を吐くような怨嗟メールが。タクシー詰めちゃえばよかったのにねえ。まあ先輩たちと飲むのはいつもとても楽しい。5から10こ上だもんね、みんな。


 で、昨日土曜日は演奏会?というとなんか変な感じだけど飲みながらうえーって弾いて途中で落ちた人がいたので小節番号を適宜言ったりアドリブソロがあるのにそれを聞くのがみんな初めてだからソリストが「ここまで!」って終わり際で叫んだりまったくクラシックの曲の演奏とは思えない雰囲気でした。曲中でビール飲みだすし(俺。まー演奏の質はひどかったかもしれないけど楽しかったからいいんじゃないかな。
 でも結局クインテットなのに5人であわせることが一度もできなかったってのが悔やまれるね。なんかやっぱり最初ってちょっと練習しただけですごい伸びていくから、それ以上は難しいにしろその練習の対時間効果が高い区間は通り過ぎておきたかったなーって思います…とか偉そうに書いておきながら多分一番下手だったの俺なんだけどね。他にヴァイオリンが居たからあまり楽譜読めなくても雰囲気でついていけちゃうだけで、あれ全く独立のパートだったら全然弾けなかった気がするもん。でももう一度、楽しかったからいいのです。でも他の団体の出演OB見てるとぜってー普段弾いてないだろ、って人たちもゴロゴロ居てそれってどうかなーとは思った。前OBオケに誘われた時断ったのもそういう理由だったけど結局練習でしか楽器ケースあけないとか普段弾かないってのを笑い話にして飲むための口実のために練習に現れるのってすごい嫌いなのよね僕。下手でもいいから真面目に向かい合えば良いのに…ってそこに「下手でも」っていうエクスキューズを入れるのは確かに自分が偉そうな事をいうだけの力量がないからってせいでもあるんだけどさ…結局うまけりゃなんでもいいわけだし。
 まあそういう小難しい事はおいとく事にして、うちの団体は元々組んでる間柄でもないのにわりと幅広い年代から現役OB織り交ぜたメンバーで構成されてて、会の趣旨ともあってたし(飲みに行ったりとかする時間が無かったからそんなに仲良くなれなかったのは残念だけど)そういう意味でも面白かったですわ。ああ相変わらず背の高い2年生がぼくのツボをぎゅうぎゅう押していましたが特に話もできませんで、眼福以上のものではありませんでした残念。狙いすぎだよアレ…ていうか最近自分でも少なくとも外見についてはものすごく好みがはっきりしてきた気がして、ああ神様これが加齢ってことですかね。違うと良いんですけど。しかし服がダサダサな辺りはやっぱりうちのサークルの限界というかなんというかああ。

 で、今日はこれからまたお久しぶり神保町方面。また芸道の情報収集系で、久しぶりに専務に会ってインサイダーじゃないと聞けないいろんな話を聞いてこようと思います。しかし飲みに行くのに4時集合ってのがすごいよな(彼が市場の後、ってことと赤ちゃんいるから早く帰りたいもんねーということで)。

 つうか火曜から金曜までほとんど終電間近やんね。まあ楽しかったからいいんだけど。
 なんか改めて見回すと笑える、という話。

 今由子先生の彼氏さんの関係で探しているものは、日本三大芸道…つまり日本に古来より伝わる色々なもの・ことに関わる道具や、人について。僕個人としては茶道などを「女のもの」とは決して思わないんだけど…茶人っていって一番に浮かぶ利休だって男だし…でも実際今習い事としてやっているのは女の子が大多数。そのせいなのかそれとも僕が別に興味を持たないだろうと思われるからなのか、習ってるとかそれについてどう思うとか、そんな話を今まできいた事が無かった。
 でも一度興味を持って色々声をかけたりそこら辺で喚いてたりすると「実は」といって色んな話を聞けたりする。文字通りの意味で興味がない、つまり別に嫌いなわけでもなく、関わらないから知らない、というただそれだけだったのが自分の見方や態度が変わると色々入ってくるもんですね、という…あれ、当たり前の話か。まあいいんだ。


 で、最近これも中国方面からの電波で某女優、そしてその女優が属する世界についてかぎまわっています。女優つうても男の子が大好きな…中国でいま人気の…というとまあ多分一人しかいないのですが、まだかぎまわってる段階なのでちゃんとは勿論書けないんだけど、そんな人。
 で、彼女が中国でブレイクした、ということで色々な媒体がインタビューをとったり中国語学習にかける彼女の熱意とか成功の分析とかはやってるけど、ちゃんとビジネスとしての分析はまだされてないんだってさ。で、それにあたって、当然「じゃあ日本でのギョーカイってどういうものなの?」とか、そういう事も踏まえた記事にしたいという媒体側(わりと硬派というか普通のビジネス誌みたい)意向で「道化さん誰か知ってる人いませんか」という電波が。でんぱが。

 で、僕も耳学問というか目学問というか、幸いにしてサブカル(エロをちゃんと体系だって語るのって結局サブカルの人の仕事だもんね)も嗜む程度にはわかるつもり、だからその難しさはわかるけど実地でない悲しさ、誰か知り合いがいるわけでもなく…というので脳みそきゅーって絞って考えたらあーそういやグラビア専門の記者が友達にいたわ、とかそういやストリップやってる子がいたわとかもう文字にすると自分の人脈になんていうんですか、その眩暈がする感覚ってやつで。
 そして訊いてみると案の定、業界に詳しいライターさんの名前は複数あがるしその女優さんのプライベートな人間関係に首突っ込んでるような人は出てくるし「ああその人なら今度~でトークライブやるよ」みたいな話とかもう結構色々入ってくる。多分楽しんでやってるのがいいんだろうけど、個人的に名前しか知らなかった程度の重さだった女優さん(作品も見たことない、というか顔の判別すらできない)の情報がいろいろ入ってきたりして、これも面白いなーという現在でした。あ、ちなみに人肉捜索というのは中国語でネット使って個人情報暴きまくるやつですな。


 んでこの件相談してた友人に言われたのが「伝統芸能からそういうビジネスまで、道化さん割と日本文化海外に伝えてますねー」あーそうですねー僕マンガとかもうっかりくわしいですもんねー。あと何知ってれば日本かたれますかねー。ということで僕もうクールジャパン大使にでも転職しようかと思いました。
 

 ねむいのでねます。

病を得て

2012年2月1日 日常
 なんか風邪引いたようです。風邪って年越しで引いたばっかりで、お前大人なのに何やってんの感満載ですね。いや言い訳の出来ないところですが…一応時期が時期だけに怖くなってインフル検査も受けてきましたが陰性。まあよかったっちゃよかった。一応健康だし病院とかめったにいかないので初診料とかいうものを取られましたよ3000円。定期通院が必要ない若者ってこれ結局毎回払う、みたいな話だよね…しゃあないけど風邪の治療で5000円取られる形になるとちょっと泣けるかな。

 さて、今日なにげなくリクナビから来たメールを見ていたら某戦略コンサルが20代取る、みたいなお知らせが…うわー!!気になりますね気になりますね!って完全に忘れてたけどここって定期的にそういう第二新卒的なポジションの人取るんだよね。ということで気になっています。いますぐ転職する気はないんだけど…だけど…。このコンサルは多分世界2位、「経営コンサル」ってそんなに詳しくない人に聞いても多分2番目に出てくる会社で、人材の多様性が特徴…ってまあ外資って"diversity"って言うの好きだけどさ、なんかよく言われるのが医師出身のコンサルがいるって話…って今検索したら実際に日本にもいるのね。そういう風にわりとはっきり「異業種からも取ります」というような事が言われているので今の自分の職歴というか業界からでももしかしたら…とかっていう気分になっちゃうわけね。まあ勿論それ以前にこの会社に入るのは超絶★難しいのだけれど…。今移る気がないとは言え次はない(だってもう少しで30...)ことを考えるとここはいっちょ、いっといた方がいいのかも。ちなみにタイトルはこの会社の略称が病気というか予防接種と同じ名前だからってのもあるんですなーって自分のギャグを自分で説明すんのってむなしいね。
 

 

だらだら

2012年1月29日 日常
 そうそう今日行ったそのTSUTAYAが作った代官山の新しい…なんだあれは、複合商業施設?というとなんか雰囲気違うけどその一角は裏から見ただけではあまりそれとわからず、先日代官山でカスレーなど食っていた後に「新しい場所を見物したい」とお狗さまを引き連れて目の前まで行ったのに気づいていなかったんだという事に今日気づいたわけですよ。あれ、あの時引き返した建物の真後ろじゃん、て。まあいいんですけど。

 さっきの記事を書いたあと少し寝たおかげというかせいというか、中途半端な時間にぼおっとしているのでまたここに何かを書きつけている次第。ああでもなんかメールボックスとか見る気がしない。
 人は(と一般化したいけれどとりあえずのところ僕は)とても忘れっぽいのでここに書かないと大概の事はそのまま忘れてしまう。そもそもネタと呼ばれるものをひりだすのは好きなのに思い出というものに興味もそれをとどめる能力も著しく欠けているようで、ここに書いてあったから思い出す(というかそれは「思い出す」というのか?単に再発見してるだけな気も…!)という事も多く…はないにしろぼちぼちあるという。いや、そもそもあまり読み返さないからね。でも決まって読み返す年末には毎回、年初の頃にこんなこと考えてたなーとか薄目にはなります、毎年。

 昨日夜になって祖母が入院しまして、深夜はわたわたとしていました。なんか心臓痛いから?病院行ってみたら心筋梗塞の恐れアリだからというので家族が病院に呼び出されたりして。まあ結果的には大事じゃなかったのでよかったのですが、昼間の音楽の時間で体力気力を使い尽くした後だったので早々と寝ようとした所で待機かけられてその後病院まで行ったので疲れた…という割には今日早く起きれたのは自分的にはすばらしかったのですが(ま、そんなんだから帰ってきたら電池が切れたのでしょう)。
 家が近かった事もあったし頻繁に会うこの祖母にはかわいがってもらえたという事もあって、なんだかまた眠い頭でぼんやり考えてしまいました。
 僕の尺度に「6時間の人」というのがあるってのは前も書いたかもしれない。要約すれば「2時間過ごせる相手は沢山居るけど6時間同じ空間で時間を過ごしたいと思える相手はそうそういない」という事で、要するに普通の言葉で言う所の親友みたいなものなんでしょう。こっぱずかしいから言い換えてるのかもね。で便利な事に一人の人間を複数のグループに入れられる僕のアドレス帳にはその人との関係性(学校繋がりとか、職場とか)分けの他に「6時間s」というグループがあって、そこには数人登録されている。
 6時間の人というのはまあ知り合って相当古い人ばかり。普通の友人から「昇格」するわけだから当然といえば当然だけど、一番付き合いの薄い人でも…ってああ偽名さんが入ってるや…まあでも3年くらいになるのか?もう。まあいろんな意味で特殊事例なこの人を除けば全員5年以上の付き合いで、一番長いと年齢とイコール(幼馴染…親同士が友達)だったりする。

 この6時間のリストが最近どんどん短くなっている、という話…はあれ、昨日考えた事と別だけどまあいいや、とりあえずそんな話もあります。自分が壊した関係もあり、相手に壊された関係もあり、そして何故かうまくいかなくなる関係もあり。そんなものの積み重ねでそういう長いスパンの人間関係の中から見ればとても短い、たったここ2年くらいの間で数人消えました。それなり以上に大事にしていた人間関係だからこそ自分だってそれを保つ努力はしたし、その上でもどうにもならなかった以上後悔している、というわけではないと思います。
 しかしゆっくりしたスパン、しかも人間関係というのは移り変わっていくものだし自分はそれをむしろ普段は肯定的(という表現は正しいのか?)に見ているとはいえ、こうしたいわば「自分の真によりどころになる人間関係」が視覚的にわかる形で痩せていくというのは辛いものがあります。木と一緒で植えた所ですぐに使えるようになるものではなく、一旦減っちゃったら増えにくいものなわけだしね。そうそして辛い、ということと同時に自分が何か変わっていって行ってるのかもしれないという懸念もそこにはあって。…懸念って言った所で別に悪い方向だとは限らない、というか人間の変化なんて良いか悪いかで判断できるものではないはずだけどね。
 いやさ、表面的な(というといいすぎか)人間関係の数の増減はいいのよ。その場が楽しければそれでいいということもあながち悪いわけではないと思うし。僕だって沢山の人に会うし、仲良くなったり不義理をしたり、全ての人にたいして気を抜かずにケアなんてできない。する気もない。でもそれとは全く別に、比喩的な意味での家族というか、疲れない人間関係というのは聖域として守りたいなあ、という話…かな。ある種の甘えなのかもしれないといわれればそうかもだけどさ。うーん話の内容、散ってるかなあ。


 そうそう、で昨日考えたのは恋の話。寝たいから餌としてお付き合いして下さいなどという子はこの年ではなかなかいないでしょうけれど(寝たければ寝ればいいし…相手がそれを承諾してくれるならね)、じゃあ恋…というかこの人と付き合いたいってなんなんですかね、という…表現に気をつけないとお前は中学生か、と突っ込まれるというかあきれられる話なんですけど。その基準のひとつが自分がどのような局面に至っても判断を任せられる人なのかな、という。それって信頼の問題なんだろうし恋というよりこの人と結婚できるの?って話なんだろうとも思ったりするんだけど、でも結局それこそ中学生じゃあるまいし結婚する気もない人間と付き合わないでしょ、というところもあり…うーんなんかぐるぐるしてるな、まあいいじゃないですか。
 いやなんか最近「久しぶりにコクハクするんですよ~」とか周囲の人間に言ったら(言うなって話?)どこかが好きなのなんでなのとか訊かれたりしたんだけどあまり明確に答えられなかった事もあって、ようやくなんかその答えのひとつがこれなのかな、という事に祖母が検査室から出てくるのを待ちながら思い至ったということです。ってこれもあんまうまい言葉になっとらんけどなー。
 てかあの子に再プレゼンする機会とやらはめぐってくるのだろうか。一応先週だったかに「なんか消化不良気味なんで時間作っていただけませぬか」みたいなご連絡はしたんですけど、「お会いしたいのはやまやまですが今月は予定が詰まっており無理です。来月めどがついたら連絡します」という普通に考えたらこれ遠投(©道化)だよなあというお返事で。でもこの人わりと浮世離れしてるから特に深い意味はなくて文面どおり来月連絡くれるってことなのかも・・・!とか期待しちゃってる俺、あさましいねえ。ま、いいじゃないですか。それなりに惜しいと思っている相手でもう言ってみればダメモトというかダメにしちゃったわけですからねえ、多少はあがきましょうよ。


 全然違う話。最近自分より何かに詳しい人、というのに会う事が多くて、そしてそれに驚きを感じている自分にどうかなーと思ったりしています。適切な例が思い浮かばないんだけど学問(こりゃまあ自分があまり興味を持っていない分野なんて腐るほどあるし、学校で専門にやってりゃそりゃ詳しいでしょという諦めもあり)以外の話、例えば映画でも小説でも世情のことでも良いや、今までのコミュニティでわりと自分は誰と話してもその誰よりも詳しいか、最低会話は成り立つ程度の知識はあったはずなんだけど最近まったく歯が立たない相手がぽつぽつといて、それが悔しいというかなんかすごく不思議な気分。驕りによる怠慢かね。


 年始に何回か休日を読書にあてられていたのに。この先そういう日を作れそうな気がしない。2月辺りに休みを取って本を担いでどっかに行きたいなと思ってます。京都かなあ。

(かなり眠い)
 これ含めて8回しか日記かいてない!そしてその内半分は旅行記…。やっぱ去年から週1が定着しちゃってる気がするね、あまりよくない事柄ね。

 まあこれといった出来事もない気がする日が多いのと、これといった事があると帰宅した頃にはぐったりしているというのが最近の私でして、これが老いか、と誰かが言ったりするんでしょうかね。いや別に老いてるとは思いませんけどね・・・とかなんとかそんなわけで今週の忘れたくない事だけダイジェスト。

 月火曜でなにがあったかはほとんど全く覚えてません。適当に生きていた気がする。水曜はコンサート行って、木曜は年末の忘年会(http://42583.diarynote.jp/201112241911234074/)で出会った中国人の若い子とご飯。かなり面白い子だったんだけど来月北京に帰っちゃうとのことだったんで急いでセッティングしたんです。話を聞いて見ると帰ったら報道系に就職希望とのことで、その理由は「変わっていくだろう中国を特等席で見たい」だって。確かに向こう数年で大きく変わりそうな気はするけどね。あまり自分で世の中を動かしたいとかそういう不健全な欲求はなさそう…というか話していてあまり信念や哲学を感じないというか、若干不満が残る感じ。アメリカの大統領選なんかについては話せるんだけど、なんだろうなー、ネタが床屋談義というか「政治報道をネタにしたお話」を超えていない気がして。健全にしろ不健全にしろ欲求がもっと表に出ていたほうが僕個人としては面白いと感じるのですが。まーその辺は僕との関係性の問題(まだ浅いので僕に対しては開示されない)もあると思うんだけどね。あとこういう言い方は嫌らしいけどそこら辺がまだ学生の甘さ、なのかもね。あと政治的に色々面倒な国だし、あまり知らない人と自分の政治思想について話す事には危険が伴うだろうという判断があってのことだとしたら、それはそれで賢いと思います。
 そんなわけであまり実になる話には結果的にならなかったんだけど、この日何より悔いた…というか皮肉だなと思ったのは、この人に思いっきりはまりそうだったのがアンさんだったこと。アンさんの場合は経済にすごく興味があって、多分そこに密接に関係しているから政治を見たいという志向だったんだけど、それにしてもすごく北京勤務にこだわってたし(まあ実家が北京というせいもあるだろうけどね)、日本では同じ大学に在籍していた。両方女の子で日本語を喋れるという共通点もあって僕と切れてなければ紹介してあげればお互い良い友達になれたのかも、と思ったりしたのですよ。つうか俺が紹介するまでもなく実は知り合いでした、とかって可能性も大いにありますわな。でもま、僕はいまやアンさんとは全く連絡がとれないわけで、終わった事を悔いても仕方がないんだけど…って別にこの子と引き合わせたところで自分に何かプラスがあるかと言うとないわけだし。ちなみに前職の絡みやら適当にそこらへんで出会った人やらで僕の周囲には報道関係の人が多いんで、その彼女の望みによっては紹介できるかなと思ってたんだけど、ちゃんと聞いてみると全然僕が想定していたところと望みが違って…っていう背景があったんです皮肉とか上に書いてるのは。最近ちゃんとメンテしてる、例えば有名メディアのディレクターとかよりもどうでもいい…というといいすぎだけど適当な個人的関係、しかも既に過ぎ去った関係のほうが正解に近かったってのがね。

 金曜は…カレーでも作ってたのか?記憶なし。

 土曜はとにかく音楽の日。詳しくは書かないけどとりあえずバンドのりハと以前の日記でさらっと書いた来月の室内楽の会用のあわせがあり、大変でした。1日楽器弾いてた気がする。ギターは前回相当嫌な汗をかいたあとに自主的にスタジオ練習などに励んだ結果とりあえずごまかせるレベルにはなってた気はして全体のレベルとしてもこんなもんかなと。しかし誘ってくれた人なのでなんともいえないんだけど、Voの力の無さ露呈だなー。音量もそうだし、表現力の幅も相当に薄い。まあ遊びでコピーバンドやるにはいいのかもしれないけど、注文つけられるレベルにすら至ってないので正直辛いなー、という感じ。最初に決めた曲がなんとなくまとまってしまったんで次どう動くかが大きいだろうなと思うんですが、はてさて。
 室内楽は…ううむ。練習せな。自分が思っていたよりは形になったんだけど、それにしたって本番までの時間が短すぎる…。ある一箇所で自分がドツボにはまってうーうー言っていました。まあバンドのほうが次決まるまではこっちに集中できるからなんとかしましょう、って話ね。はい…。

 本日は昼間楽しい会食。TY系列の新しい代官山のレストラン…駅近いし周辺環境もよいし、休日のランチにはいいでしょう(でも思ったよりたかかった!)。食事した後はTSUTAYAの上のラウンジも色んな本やら展示がある&iPadで注文できたりしておもしろいし。
 ただ夜来る立地じゃないかもなー。バー利用にはいいかもしれないけど、ディナーにしちゃ周りががちゃがちゃしすぎてる気がね、ってのはあたしの個人的な好みかもしれないけど、TYの他の店ってわざとだとおもうけどあまりアクセスよくない場所にある場合が多いからそういうのとの違いが気になっているのかも…って書くとTY好きな人みたいだなー。いや嫌いじゃないですけどそれにしたってBeaconを某店の廉価版とののしった過去があるのは勿論忘れていませんよ。いやコストパフォーマンス考えれば別に文句は無いんだけどさ。というような感じで、ふと振り返るといつの間にか系列全店舗制覇しているんですね僕。

 夜はまた某所でパーティのお誘いがあったんだけど昼がビッグイベントだからなーと思ってお断りしたら正解でした。昼間ってのもそうだけどやっぱ昨日の音楽みっちりが結構な疲労になっているようで、今すでにもうベッドの中でだらだらこれを打っています。来週もがんば…りたくないなあ。とりあえずこれを書き終わったらだらだらヴィンランドサガを再読したりして怠惰な週末の残りを過ごそうと思うのです。本当は靴磨いたり風呂桶磨いたりいろんな雑事が僕を待っているんだけどもう燃料がありません。

 来週は何があるんだろう。やっぱ土日がどろどろしてた気がするけど平日は何もないのかな…再来週にはぽちぽち入っているんだけど、という常に一週間前に色々予定が入っていく僕にしてはわりと珍しいパターンかも。料理の練習でもするか。


 今週のはじめましてスコア:2
 まず、悪い話を手早く。一昨日?だか、某オケの事務局でバイトしながら演奏活動してる子と渋谷で香港粥などすすっていたんだけど、その日部署の新年会があったらしいんですな。伝聞です伝聞、ということで何があったかはこれでわかると思うのですが。えーっと開催自体知りませんでしたけど?みたいな。粥食い始める直前に「道化さんどこいるの~?」とかって浮かれた声で電話かかってきて「いや渋谷だけど」って答えた辺りでまー相手も気づくわけです。うわー大切にされてねえのが赤裸々、ちがうな白日の下に晒された!という感じですね。というかこれはいじめかしら…。まあ勿論「今から来たら?」とか言われたって行きませんわなそもそも飯の予定入れてるしもう相手と一緒、ということで若干イラっとしたのでした。
 で思ったんですけど、やっぱ仕事できない人って結局こういうのも段取れないよね。悪意があるならまだ救いがあって、お前らそろいもそろって首の上についてる帽子掛けがご立派でらっしゃる!…とまで言うのは拗ねてるからという事を否定しきれないけど、それにしても頭の悪さがにじみ出ていると思い、さらにうんざりしましたよ、と。
 最近いかんなーと思うのはこういう同僚がアホだと思う瞬間が増えている事。それは事実であることもあれば、多分僕がそういう目で見ているからそう見える、という事もあろうと思う。そして後者については時間が経つにつれて当然悪くなっていく一方(偏った印象を元に新しい偏見が生まれていくわけだからね)の悪循環。別にどうでも良い人たちの自分の評価がどうなろうがそれは心底どうでも良いんだけど、それは同時に自分の孤立を招くだろうというのが問題なわけで、なんかどうにかせないかんなーと思います。そういった「馬鹿にした態度」を特に疲れている時など全て隠し通せないのが僕の限界であり、それくらい自覚しているのです。その日前職の同僚が一人退職する事になりわーっとランチの予定を組んでたりして、その時のパキパキとした進行が思い出されたということも否定しませんけどね。つうか前職職場はあまり好きでなかったし別に今戻りたいなんて思わないのにこういう段取り系で結構比べちゃってるのよね、結局。あの人たちが特段「頭が良い」なんて思ってたわけでもないのに、というのが切ないところです。

 はいおわり。

 ここの所、由子先生の彼氏さん来日が決まったのと自分の仕事で邦楽(尺八とかね)についてリサーチする機会があって、なんか和まみれ。邦楽ジャーナルなんか読んじゃったり(意外とお洒落な表紙だったけど中身の広告比率に編集部の苦労がしのばれる...ってそれにしたって読める記事がいくらなんでも少なすぎです)してやっぱ顔ぶれかわんねーなーとか思ったりしてね。僕自身別に邦楽に積極的興味を持っているわけではないけど、よく異ジャンルとのコラボに出てくる人くらいは知ってる。でもきっと面白いんだろうなーとか思いつつ、やっぱり周りに手を引いてくれる人がいるわけでもないので実際聞いた/見た経験って本当に少ない。でも興味はある。ってなんかクラシック音楽も同じような感じだよねー未経験者からすれば。

 で、そうそう。由子先生彼氏がそういうのに興味がある人ということで、最初は骨董美術の市場への参加権を持ってる(会員制だったりして相当敷居が高いようなんですわ詳しくはしらないけど)神保町の店主と引き合わせようかと思ってたんだけど、そうなると道具の売買とかの商売の色気が神保町側に出そうな気もして、あと彼氏の好みと現時点での知識がはっきりとはわからんということもあってどうすんべかな、というのもあって。

 そこで改めて考えてみて気づいたんだけど、自分の周りって意外にそういう伝統系の習い事とかやってる人いるんだよね。華も茶も能もいるし、親が三味線教えてるってのもいる。日舞もどっかにいた気がする。これを「意外にこういう習い事をする人も(やってる人には失礼な表現だけど)たくさんいるんだ」ととらえるのが素直なんだけど、ひょっとして「自分の周りにはそういうのが好きな人が多い」なのかもね、わからないけど。でもそういう人たちが周りにいるからって、普段そういう話なんかしない。というか今回思い出して色々訊いた相手にだって下手すりゃ「むかーしやってるって言ってたけどまだやってる?」みたいなのが最初の質問だったりするんだけど。
 ま、でもそれ以上なにか、ってわけでもないんだけど…別に「普段からそういう話ときゃなんかもっと楽しかったのかもしれないのに!」とかそこまでいつも情熱みなぎってるじゃあないしなあ…。

 んでそうそう、彼氏繋がりで僕のほうの彼氏の話。今回年末の旅行の計画中に多分「連絡が取れない」とかってここでも何回か書いたと思うんだけどどこまで書いたかよく覚えてないからまとめて書くと、

1)一ヶ月前くらいから出発一週間くらい前まで連絡とれない。なんどメールしても電話しても無反応。日時を指定してその日までに連絡無かったらこっちで全部決めると通告。これにも返事無し
2)その締め切りを過ぎて出発一週間くらい前の昼間だかに彼から電話があって、出たは出たけど昼間だから対応できず夜時間を指定してコールバックを約束
3)約束の時間(さらに細かく言うなら昼に約束してた時間に「今まだ無理だから何分後に連絡する」という旨メールして同意を得る)に電話するも出ない。夜遅かったが翌朝もコールバックなし
4)あきれつつも更に数日待つがなし
5)いい加減嫌になって一人旅に計画を変更し(変更した事は通知しませんでしたが)、自分で旅程全部組んでお楽しみ

といったかんじだったわけです。あ、航空券は彼も取ってたんですが…。結局今に至るまで向こうが僕の連絡をほぼ全て無視した理由はわからないまま、なんか帰りの台北空港で会ったのに(まあ同じ便取ってたし)思いっきり無視されてなんかよーわからんなあ、というような話です。
 まあ普通に考えてメールなり電話が一切出来ないなどという状況は有り得ないわけだから要するに甘えてただけで、ちょっとぼおっとしてたら状況がどうにもならなくなっちゃっただけだと思うんだけど、それなら早めにあやまっとけばいいのね。大人なんだしさお互い…ということで中学一年生から始まった僕たちの蜜月は15年目くらいにして唐突に終わりを迎えたのでした。
 普通ならこんなたいしたことのない話こじれずに解決できるんだろうけど彼は今大阪在住であまりこちらに帰ってこないという状況、それに今回の事はいくらなんでも僕に非は無いのでつまり僕から何かアクションを起こす事は有り得ないとなるとこの先どうなるんでしょうねー。そこまで読んでるんならお前からアプローチしろよ、という話もあるだろうけど、そういうことやっちゃうと自分が何したかわからないまま幕引きになっちゃうので今回そのつもりはありません。彼がこういう友情を失う事に対してどこまで重さを感じるかは知らないけど…僕は残念だと思ってるんだけどね結構…。
 という事で現実的には彼と僕の間にいる友達が諭す、という展開になるんでしょうね。間に突っ込まれる方としてはめんどくさいことこの上ないだろうけど、まあきっと協力してくれるでしょう。これも僕としては自分からそっちの流れに持ってくのは筋論的に違うだろ、という気持ちはあるんだけど…そこ位は折れなきゃいけないのかな、と思ってもいます。めんどいけど。ホント、「すみませんでした」って最初の段階で一言いっときゃメールでも済んだ話なのに、ありがとうとごめんなさいは早ければ早い方が良い、というある種とても当たり前なお話でした。

 まあそんなわけで、年末で好きな子に振られるわ彼氏を失うわなんつーか色々な意味で大事な人間を失ったなあ、という話でした。両方ともそりゃそれなりに大事な人間なんで取り戻す努力はするけどね。


 そして昨日はサークルのOB会。だらだら書くとホント一記事長いよねー。まあこれはたいして書くことなくて、背の高い2年生がかわいかったです以上。

 …いやさすがにもう少しだけ書こう。その会は5個くらい上の人から現役までそろったんだけど、もうまったくわからん人が沢山ってのが新鮮でしたわ。5個上はわかるし、5個下くらいまではわかる自分はわりと知ってるほうだと思ったんだけど現役層が思ったより厚くて…ひとりもしらんからねえ。んでその子達から見ると10歳上とかって話になると遠い目つうかなんつうか色んな目になりますよね。薄目とか。そりゃ最近ダイガクセーなんかと知り合う機会が少ないわけだわ。
 あとちょうど僕の下の代あたりで大きな断絶があって、具体的には多分一人も来てなかったんじゃないかな、1個下。んで僕は結構その辺りとの方が仲良かったりするのでアウェイ感はなおさらで。たくさんの人と話せたわけじゃないけど、それなりに面白い会でしたわ。
 ああそうそう一応この会の趣旨は来月開かれる室内楽の会みたいなののパートナー探し、ってことになってて、なんか話の流れで横でわきゃわきゃ言ってた正体不明っぽい人(初対面)と組む事になり、その人がなんかやたらと積極的に(やる曲しらないのに笑)動き回ってメンバーを見つけてしまい、現役OB入り乱れてアンサンブルを一曲やることになったんですね。んでそのわきゃわきゃ言ってる人は名刺交換してみたら音大卒だったというオチがついてなんでお前素人のサークルの集まりにいるだよ…って。エキストラ要員で音大生がいることはあってもこうやって普通の会?に混ざれるほどなじむ人ってあんまりいなかったからちょっと驚いたし、明らかに周りのメンバーはその人より格段に下手なわけで大丈夫かなあ…というのが心配でもあります。
 というか集めたメンバー、ほとんどの人がどれくらい弾けるかわからない状態な上に僕が選んだのは例によって超マニアック多分日本初演的な曲。大丈夫かな…というか半年とか練習すりゃ誰でも弾けるくらいの難易度(つまり「超絶技巧的なフレーズがあってそもそも練習しても弾けるようにならない可能性がある曲」ではないという意味)ではあるけど一ヶ月しか本番までには時間がなく、しかも一人那須塩原在住で土日しか稼動できないのがほぼ確実、逆に多分フリーの演奏家であるわきゃわきゃ言ってる人は土日難しいだろうし、学生は試験があるし…ということでもう色々と前途多難ではあります。でもこの曲を演奏できることがあるなんて!という感じなんでほかはどうあれ自分はがんばりますけどねー。


 追記:そうそう目標追加。0時半に終了して寝る準備をなるべくしよう(って既に破ってるけど)

2012の目標

2012年1月8日 日常
2007: http://42583.diarynote.jp/200701040240470000/
2008: http://42583.diarynote.jp/200801010509390000/
2009: http://42583.diarynote.jp/200901041854024444/
2011: http://42583.diarynote.jp/201101050133112693/

 2010はなんだかんだ、書かなかったっぽい。ざっと見直してみると2009の年頭にはもう転職とか「派手に動ける年じゃない」とか書いていて、おおお前わかってんな(自分に対してもえらそう)とかなんとか。
 2010はちょうどもう仕事辞める気まんまんはまんまんで年内で辞意を伝えたか伝えてないか、くらいで(正確なタイミングは多分その周辺の記事ちゃんと読めば書いてると思うけど)いまの仕事に決まったのが年明けちょっとしてからだったので、つまり身分が完全に空白状態の時で目標つうても動き方がきまらんとなんもなあ…という感じだったから、まあないのは納得できます。ちなみにこの時書いてましたが、今の仕事決まってなかったらわりと本気で上海移住を計画していました。願書まで出したしなー。

 …とかなんとか、こうやって長期間日記を書いていると振り返れて色々面白いな、と思ったりします。いや一貫性持っちゃうとやばいのもわかってるんだけどね…。あと恥ずかしいので読み返したくない部分も勿論たくさん…まあまあわあわあわあ。


 さて、今年の話。
 …とか書いておきながらいきなり時間軸が今年を突き破る話だけど、転職話。再三書いているように、今の会社に長く居続ける事はないと思ってます。ただ同時に、今年はまだ辞めるために積極的に動く年でもないとも思ってます。というのは来年の秋に僕が関わりたい大きな企画が(今のところ)進んでいるから。「音楽が社会に対して何ができるか」というのが僕の抱える大きな問題の内のひとつであり、来年秋の企画はそれに対するひとつの回答…というと言葉が整いすぎてるかな、でもきっかけにできるかもしれないと思っているのです。
 また、その企画は今まで知る人ぞ知るだったその流れのひとつの結実でありかつ、年齢的な意味から多分その流れ自体の仕掛け人の最後の花火になるような気がしています。僕はその人がその流れを作り出した事を心から尊敬するし、彼の力になれるならばなんでもやりたい、そして実際、彼とならば大きな仕事ができると信じている。だから彼の多分最後の大仕掛けには付き合ってから身をきれいにしたいなと…やっぱ書いてる事整いすぎかな。でも真実、そう思うのです。というか彼亡き後(って別にこの企画が終わったら引退するとまでは思ってないけど)のこの会社で魅力的な人物ってのが…まあまあ。

 ということで目処として2013年冬あたりをもって、ということを考えると2010年春入社から3年半、そう考えると既に折り返してるのか…というのはいいとして、ではあと1年半を塩漬けにせずにどう過ごすかという事を考えねばなりません。その時僕は31歳になっていて、しかもこんなエンタメ業界からの転職。相当に厳しい事は今からも簡単に想像がつくし。その恐怖心を考えると正直もう今からでも転職活動(というか転職)したいくらいで…っていまからやったところで「マシ」ではあっても決して楽な道のりではないんでしょうけどね。


 そんな事を念頭においてやれる事はそれまでの期限に
- 出来るだけのスキルをつける
- 人と出会っておく

 ということでしょう。正規の方法での転職は難しい気がするので、人となるべく会って何かのチャンスをもらえないか?ということは大切になってくる気がします。

 スキルについてはまず中国語でしょうねえ…転職に役に立つかは謎だけど最悪生存するだけなら中国大陸に逃げればどうにかなる気もしないでもない(ここまでと打って変わってすっげえ適当)ということもあり、中国語を実用レベルにしたいなと。とりあえずHSKが3月にあるのでそれの2級でも受けますか…っておい3月18日って上海いこうかと思ってる期間とかぶってるじゃないの…。まあしゃあないですな。申し込みは2月中旬まで受けてるようなのでそれまでにどうするか決めましょう。いや由子先生&彼氏がその時期来日するって話もあって、なら僕その時いってもしゃあないね、という可能性もあり…あちらの動きがわかったら組む、という感じですな。HSKはこの時逃すと次は6月だけど、まあそれまでにさらに上のランクを受ける、というのでもいいわけで。
 で、あとは語学学校。料金の交渉&体験入学までしといて会社から補助金むしれなかったせいでほっぽってあったんですがこれも再開というか再始動しなきゃ。試験、学校、そして自主的な勉強を入れればそれなりに時間を使わされるわけで…少しはスキルあがるでしょ。

 あとはなんだろう、スキルというと…ああ英語をもう少しブラッシュアップするってのはあるね。これも課題。余裕があればなんかネタで書士系どっちかとってみたいとか思ったりもするけど…さすがにネタで取れるような難易度じゃないよな…とかとか、まあこの辺は妄想ですな。

 んで、人と会う。これどうしようかな…具体的な策があるわけではありません。やっぱ名刺ばっかりはける交流会系はう○こだと思うし…。少なくとも自分の周りの人で僕が助けられる範囲の事で助力を必要としてる場合はコストをある程度度外視してでも助ける&恩を売っておくということをより自覚的に、って感じかな。
 あと人と会いたい、というからには自分も他人に誰かを紹介するという事を心がけなきゃね。たくさんポートフォリオもっとかないとマッチングなんてうまくいかないからやっぱりよりネットワーキング…って俺人と会うの嫌いではないけどでも疲れるんだよね…根はそういうの向いてないんだし。ホントようやるわ。

 はい、その二つをクリアした上で、今年は出来るだけ中国駐在を狙っていきたい。これは3つ理由があって、単純にその経験が履歴書的においしいから&語学も勿論伸ばせるだろうからということ、いい加減実家でなきゃなーということ、そして正直いまのオフィスで自分の仕事はあるのか?というのがちょっと疑問だから、ということ。
 最後のだけ補足。正直、今のチーム(というか社員)にすごい限界を感じています。特に若手はもうなんていうか…うん書かないけどとりあえずやばくて、それが事実かどうかはともかく僕はもう自分ががんばってもどうせこいつらのところでザルの目とおっちゃって徒労だなという感覚を持ってしまっている。正直それもがんばりきれない要因のひとつ。でもまあ周りからしたらそんなの言い訳で「結果出してよあんた能力高いんでしょ」ってなる。で僕はそれに対して有効な反論ができる気がしない。単に「僕一人じゃ限界があるんです。ある程度できるメンバーで死ぬ気になってやればできる(かも)」ってだけなんだけど、それはさすがに通らんでしょう。
 だからそれを見切られる前にどうにかこのオフィスを抜け出したい。13年秋企画の準備の段に戻ってくればいい。そう考えると理想的には今年秋から半年くらい行ってGW前辺りに帰ってくるのが一番良いんだけど…まあどうでしょうね。そこまでうまく行くor行かせることができるかはわからないけど…一応それを理想(まあ厳密に理想というなら1年くらいは住んでおきたいけど…)として工作しましょう。日中国交正常化40周年だしね。


 別に中国にどっぷりな年にするつもりはないんだけどなあ…ほかになんかあるかな。ああ年の前半に片というか進展させておきたい話としてはは僕を振ったお狗様と再び会って関係を何かしらの方向に落ち着けるってのがあるね。別に目標でも何でもなく、やる事ですが。理性に訴えて説得するような話ではないけど、それにしてもなんかぼんやりしたまま終わるのはイヤだし、そういう話以外にも彼女としたい話はたくさんある。
 そう、今ちょっと長い間ごちゃっとしていた思想系が、年末やこの三連休少し時間をとって読んだ本がうまく欠けたピースを補完したり刺激をしてくれたおかげで頭の中で少し形になりつつあって、それを彼女にぶつけたいなあという気持ちも…って重ったるいよなあこれぶつけられるほうとしては…まあ諦めてくださいなんまんだぶ、ていうしかないねふひひ。

 
 あとは何かなー。去年は年末で大事なものをごっそりなくして大分スカスカになったので(あーこれに関しても書いてないな、まあ機会があれば)作っていく、得ていくという事を考えなきゃね。あと最近「金欲しいな」ってわりとリアルに思ったりしています。年を取ったと思う事はそんなにまだ無いけど、あと5年くらいしたらちょっとは金持ってないとかっこわるいよな、とかそういう話。それもまた転職を考えるひとつの理由でもあります。海外行ってユースホステルとかって年でもねえだろ?っつう話ですわ。
書き溜め。
山を越えたと思ったら風邪が本格化したっぽいです。

http://42583.diarynote.jp/200801010509390000/
http://42583.diarynote.jp/200812311703055241/
http://42583.diarynote.jp/200912310100485220/

 と3回もやって自分で見返して楽しかったのに去年できなかった忘年会こんだけやりましたよ自慢、も書かなきゃね。旅行記も残さないとね。あと今年の目標とかも決めなきゃね!なんでこんなに文章打ってるんだろうと思ったりもしますよ、休日のはずですのに。

 さて、今年は何件やったのでしょう。記録によると(めんどいので前半はコピペ混入)…

12/2 去年一緒に香港を楽しんだ幼馴染の元カノ: 麻辣? ★★★☆☆
 年末で仕事をお役ごめんになってしまった彼女は今後どうするんでしょう…中途半端に、というと失礼だけどローでちゃってしかも知財関連に興味が、というと就職先は非常に限られてそう…相変わらず不思議な子で、僕があと4倍くらい楽器弾けたらきっとあわせていたでしょう。

12/4 元ドラマーズ: ローダーデールランチ ★☆☆☆☆
http://42583.diarynote.jp/201112050033378083/
離婚ネタがメイン、ってことで楽しいって話じゃあないわな。

12/5 起業家さんたち: バー的なかんじ ★☆☆☆☆
なんかよく遊んでくれるシャチョーがわっかーい感じの子を集めて忘年会?をやってるのに同年代だからと混ぜてくれたんだけど、おこちゃま過ぎてなんだかかんだか。あと見た目が明らかにいけてない(なんかヲタ系)起業家ってなんなんすかねあれ。そういうタイプがいるって斬新(んで話しても予想通りというか残念ながらというかつまらない)

12/7 取引先: 軽いフレンチ ★★★★☆
 音楽関係で以前フェードアウトした人。なんかよくわからないけどディナーすることになり、ちょうどカスレー食べたかったし今シーズンいってないし、ということで広尾と恵比寿の間にあるあそこへ。音楽関係のむっちゃ真面目な話(和声の分析やら演奏家の批評やら)から男の話、仕事の愚痴まで色々きいたりはなしたり。二件目は尻尾の人(元先輩)がご執心のバーテンダーさんのお店へ…立地がアレだからどんな店だろうと思ったらわりとレベルの高い店で(違う意味で)期待はずれ。しかしこの日のお相手はなんだろうなー、年上だけど心が弱い人なのよね多分。ちょっと心配。

12/8 のん:たまに飲む大学の後輩。謎の古風なバー(非オーセンティック、70年代風)→ベルギービール ★★☆☆☆
新宿アルタ裏にあるオーセンティックとはまた別の意味でふるーーーいバー。面白かったけどネタだなありゃ。その後ビアバーに流れ、ちょいちょいなんか深めな話はしつつも平均深度は浅め。本当は三人で飲むはずが結局サシになってしまった日なのでした。


12/10  無敵なNちゃん:アイリッシュパブ ★☆☆☆☆
 前の月にひっっっさしぶりに会った無敵な後輩Nちゃんからどういう風向きか女の子を紹介したい!といわれ(その点に関してはホント感謝)待ち合わせ3人で飲んだんだけど…うーむ、色々なことはあれど、とりあえず僕は胸元が緩い女の子が苦手なんです再認識。いや比喩とかじゃなくてたまにいるよねなんか多分サイズがあってないの…服的な意味で…。女の子の事情は知り得ませんが、それは色気というようなものではなく寝巻きのまま出てきてしまったのと一緒でしょうが。でも目が行ってしまうリトル愚かなわし…男の子ってかなしいね。
 というわけで別に向こうからガンガンくるでもなく共通のネタがあるわけでもなく、そして僕がやる気を失っていたのでそうなりゃ会話が続くわけも無く。明らかな遠投行為としてNと共通の知人の近況ネタにでもいこうかともおもったんだけどさすがにそれは…いや黙りがちな気配を察知してなのかNからふってくるんだもん…といった煩悶の中静かに箸を置いたのでした。おしまい。
 ちなみに無敵なNちゃんとの久しぶりの邂逅は一緒にいた三人目=5個下?当然離れすぎていてあまり関わりの無かったはずなのに相当盛り上がったのですよ。三人共通のネタがなくなって噛み合えば盛り上がるのです。あ、この日の会がいまいち盛り上がらなかった原因のひとつは仕事で僕とNちゃんが多少からんじゃってた状況の中僕からインフォーマルに聞きだしたいことがあったみたいで、それが本当は目的(ってそのためだけに設定したとも思えないけどね)だったのかなあ、なんて思っちゃうくらい。

12/13 元彼女: バー飯みたいな ★★☆☆☆
 これもけっこう会うの久しぶりでした。詳細は日記に書いた気がする。

12/14 偽名さん: パン屋(昼)? ★★★☆☆
 なぜか半休取った日をどんぴしゃで指定され、ランチすることに。この人の混沌はもうなんていうかうん、奥が深い(もう繰り返しになるから書かないよ)。とりあえず女子力MAXしかも平日昼ということで人相風体が怪しすぎる僕がいる場所でなかったというのは確かです。でも女子力高い店にありがち(侮蔑)なまずい店ではなく、なんか変に高い気はしたけどものはおいしかったような。

12/15 狗: おもおもフレンチ ★★★★☆
まー店出た後の結果があれだったんでおもおも、というのではなく入店から3時間とか食べてたわけです。皿数がそんな多いわけではないけど時間をかけて食べる、バターがたくさん使われた料理。今年…かはわからないけど少なくともこの数ヶ月で一番豪勢であり、おいしい食事でした。多分トラディッショナルなフレンチってこういうのなんだろうな、という感じでまたいろんな…あでもこの日はあまり難しい話はしなかったかな。近況だとか終わった展示会の裏話だとか。楽しい時間でした(って書くと泣けるー)。

12/16 バンド忘年会: 新疆料理 ★★★☆☆
 我が家のアコーディオンさんの再就職おめでとう&忘年会。まー普通というかこの組み合わせは意外に話の幅が広がって面白いのです毎回。しかし時間的には今年はめずらしくさらっと終わった気もする(アコさんがその後仕事だったということもあり)。

12/17 クリスマスパーティ: ★★☆☆☆
なんか演奏しろとか色々強要された会。最後酔っ払いきったあとあたりは楽しかったけどそれまでは途中でマジ帰ろうかと思ってました。その日イベントですごい疲れててその足で行ってみたら結局ピアニストはおらず、「なら伴奏なきゃ弾けない」つうてるのに「ヴァイオリン弾く人が来るってみんなにいっちゃった」とか「知り合いは無伴奏でも弾く」だのぐだられじゃあそいつ連れてこいよハゲ的な…。この場であった国営放送のDさんはなんとなくつながっておけば何かになる気もするなー、といいつつ翌日の挨拶状だけで連絡とってねえや。

12/18 ロックバンドの人たち:インドカレー
リハ後。自分の演奏がなんというかごめんなさいだったのでためしにしんでわびます。食ってる間のことはわすれた。

12/19 留学系:イタリアン?★★★☆☆
 長年お世話になってるバーテンダーさんが開いた店を使わせてもらい、毎年恒例留学系忘年会…しかし日にち勘違いするやつやらドタキャンやらで個室をせっかく借りたのにかなりあれな感じになってしまいました。しかしその参加者の中に某超一流企業を辞めて政治の道を志す男が現れようとは…しかも組織の種類言っただけでわかっちゃうような政治家養成組織に内定。ほおおお!(中国人風感嘆詞)という感じです。
 でもなー教育関係に興味があるから志したというから上海の教育関係紹介しましょうか?→ぜひぜひとかって話の流れになったのに具体的な話流したら反応なしですよ。まーそんなもんかね。

12/20 ★さん:ハワイアン ★★☆☆☆
 お互い若干飲み疲れたよパトラッシュ状態、そして入ったこの店の真向かいは元クライアント…という…。ハワイアン業態に当たり無しという僕の経験則はやはり覆ることはなく、薄目でした。まあ相手が★さんだったからよかったものの(まずかったら容赦なく言うし)他のつまらない男/女だったらもう目も当てられなかったでしょう。来年どうしよう、みたいな話もしていたような気もする(確か金貯めて欧州にとかいってた)

12/21 業界系忘年会:和食 ★★★☆☆
 最初横に座った人にすんごい「道化さん道化さんおひさしぶり!!」とか話しかけられまくったのに誰だかわからずずっとフリーズしていましたよ。あと会うの三回目(伝聞)の人と名刺交換しそうになった(2回目の時はした)。僕はまったく覚えてないのに向こうは毎回わかってた模様…そんな会でした。たまらず途中でトイレに立った主催者を追いかけて席順答えあわせが行われたことは想像に難くありませんというか事実。
 まあでも後半ちょっと座が暖まってからは悪くない展開だったかも。何の話をしてたかはさっぱり覚えてないけどね!あそうそうなんか横の人に「うちの後輩もらってやって!」ってずっと言われてた。よくわからん。

12/22 会社の忘年会:焼肉 ★☆☆☆☆
 まるでお通夜のようでした・・・いやうちらのテーブルだけね。相当どうでもいい感じの配役になってしまいしょうがないから話す、という感じ。肉もばさばさやで…タダで食べさせてもらってるものに文句言うのは違うと思うから言わないけど(でもこうして書く)…。まあそんなこともあろうかと夜から仕事を入れておいたのでそれを口実に途中で抜けて、仕事をぱぱっと終わらせて知り合いのバーで軽くやって帰宅。

12/23 もう書いた中国系忘年会? ★★★★☆
http://42583.diarynote.jp/201112241911234074/
正確には4.5かな。今まで5をつけた会にはどういうのがあったか見直しちゃったくらいには良い会でした。楽しかったし、多分パーティ的なものではここ数年で一番でしょう。後につながるような関係も作れた…かもしれないし(とりあえず今二人に向けてそれぞれ違う切り口で再会ネタになりそうな事は仕掛けられそう、プラスもう一人もダイレクトなネタとしてはどうかわからないけど、もしかしたらまたサシで飯でも食いますかーくらいの話にはなるかも。あと陰の実力者っぽい人とはぜひセットしたいけどネタが無いんだよなーそれがくやしすぎる)、単純に会自体も中国どっぷりだけではなくいろんな人がいて面白かった。在住の人と話すのも面白いけど、こうやって外にいる人たちと話すのも楽しいね。

12/24
ふられた

12/25 職人夫婦: お招かれ ★★★☆☆
 遠い…片道二時間かけてマイホームまでお呼ばれして庭の水周りの素材によって材料費が変わる話を聞かされていました。奥さん相変わらず面白いし、商社に入って数年で結婚し子どもが生まれて家を買ってという同年代にしては珍しい王道の成功の道を歩んでいる人はこういう生活をしているんだな、と僕はなんというかわが身を振り返って慄然としたりして帰り道は缶で売ってる上善飲みながら寝ちゃって電車の中で微妙にこぼしたりするわけです。だめだこりゃ。

-----ここから上海編-----
12/26 由子先生:西北料理 ★★★☆☆
 この辺は書いてるのでさらりと。
12/27 由子先生と彼氏:湖南料理 ★★★★☆
 由子先生は日本語>中国語>英語で僕は日本語>英語>中国語、彼氏は中国語>英語>日本語なんで3人でコミュニケーションが難しいわー。彼の英語もそんなにうまくはないし…中国語勉強しなきゃ!
 ああこの日のランチはベトナム料理with主婦連でしたね
12/28 紹介された中国人若手経営者:火鍋(昼) ★★☆☆☆
 昼食いすぎてしかも風邪だったので昼寝した後そのままKTVへ。潰れられて困りました。あと結構中国語の勉強になった気がする。「中国の女」読んでからKTVいくと薄目度合いが増しますな。
12/29 某紙編集長with元留学仲間とかその辺の人たち ★★★☆☆
 飯自体は東京にも良くある女性向けってだけで何故か値段の高いカフェ飯ってかんじでしたん。いや高くは無いけど。適当にわいわいやってる内にあっという間に11時をすぎ、中国系企業は普通に31日までですんでーって事で解散。僕も朝まで平気ってタイプではないにしろタクシー普通にある環境(上海タクシー安いし)なら1時とかまでなら全く抵抗がないのでうわーはやーと思ったとか思わなかったとか、まあその後一応ライター氏と飲みなおしたりしたのでしたけどね。

 あとは人とってのはないので2011年はそんな感じでしょうか。忘年会oftheYEARは「会」という意味なら23日の中国系、サシを入れるならその後にいろいろな苦さはあれど狗とのフレンチは話の内容も料理もかなりよかった気がするかな。由子先生&彼氏は今後もしかしたらビジネス的に(って別に俺が儲けるというより彼のやりたいある種の夢のようなビジネスを助けるって意味で)面白い展開があるかも?という期待も込めて4です。僕は個人的に由子先生がとても好きだしよくもしてもらって感謝もしてるのでそういう贔屓目もありですけどね。まあ友達の友達を信用するかどうか、その人のために動いてあげるかどうかなんてそんなものでしょう。
 2011年は例年に比べて件数も多かった気もするけど結構楽しい会が多かったような?いつも振り返ってみると意外と「こなし」が多かった気がするんだけどねー。どういうことなんでしょ。
 ちょっと風邪を引いて治りかけの台北の宿でこれを書いています。今日書き終えられるかな。あ、食べながらは一切飲んでないんだけど、持ち込んだウィスキーをちょっとだけ飲みました。

 今回の台北はわりとゆったりしていて(旅の話はまた書くよ)、さっきからごろごろと2011に自分が書いた日記を読み返したりして、やっぱり今年は地震ももちろんだし、とっても色々あった気がするのに読み返してみるとそれが残ってないな、というのがちょっとだけ悔しかった。それはインパクトのある出来事のせいで全体的な印象がひきずられてしまったのか、それとも書き留めるべき事を書き留める努力を僕が怠ったのか…もう今からじゃわからない。ま、そんなことは今から悔やんでも仕方の無いことだけど。

 僕の2011年で大きかったことは、地震を除けば偽名さんの正体知っちゃった関係、引き続き海外に行ったことの2つなのかな(あと仕事で立ち上げたプロジェクトが大層うまくいったというのはあるけど…)。去年は多分転職と中国にちゃんと関わり始めた、というのが大きかったと思うんだけど、今年はわりとプライベートな…というのかな?こうして並べてみると自分の内面の話にインパクトがあった、ということなのかもしれません。


 偽名さん関係。いまだこの人をどう扱っていいかという結論がでない。扱って、というか位置づけて、なのかな。この間も書いたように、この人のある種気合の入ったというかこうあろうと決めたかのような生き方が好きです。
 そうそう、書きながら思ったけどこの人多分、「自分が世間から見たら変であること」をちゃんと咀嚼してるような気がするんだな。普通の(変と呼ばれる)人はそれを受け入れられなかったりするんだけど、この人の場合はもう言われ続けて慣れてるのか原因はよくわからないけど、「普通」に振舞う(というか世間とうまくやっていく)事をそもそもあまり考えずそれでついてこれる人だけと付き合おうという感じなのかも。あ、いわゆる「私不思議ちゃんです」で気を引こうというとはもちろんまったくレベルが違いますぜダンナ…。それは諦めや開き直りでもあるような気もするけど、翻ってある種の強さというか意思の力?でもあると思う。色々な可能性を諦めざるをえないだろうし、僕の好きな「自発的な選択によってそこにいる」という意味で尊敬…まではいかなくてもやるねえ、と思うのかもね。時折見える冷徹な線引きもとても自発的というか恣意的なというか、そういった作りこみを感じさせるしね。
 そういった対面している時に考えた事以前に、この人の正体を知っちゃった(いや結局まだ確定してないけど…)その経緯の流れの中で否応なしに考えさせられたこと、例えば国籍の話や名前とは一体どのような機能を持つものなのか?などということはなんていうか…うーん普段まったくといっていいほど考える機会がないことだったので、それも学びでした。ところでこの人と同棲している彼はどこまで知っているんでしょうか…本当にそれが気になる笑。全て含んで(いや他に男がいる云々はしらんだろうけど、単純にその名前の数とか)付き合ってるとしたらすごい度量の持ち主だと思うし、逆に友達になってみたいとさえ思う。いまさら偽名さんとお付き合いするということはありえないわけで、ならいいじゃーんと思ったりするんだけどね。でもきっと嫌がられるだろうなあ…まあ徒に事態をこれ以上複雑にしたくない気持ちはわからなくもありません。お前の罪だろとは思うけど。

 今年の目標、というほど大きなものではないけど、やっぱこの人のポジショニングをはっきりさせたいというのはあります。すごく魅力を感じている人だからこそ、腹を割って話したい。それが叶う日はくるんでしょうかね。


 海外。そもそも2010→2011の年越しは香港でした。んで確か4月5月と仕事もあって中国に行き、7月に突発シンガポール、9月にアメリカ、そしてこの上海→台湾。わりと(大層)いいペースで海外にいけました。いきすぎやろ。

 ★さんとの二回目香港は、思わぬ人の紹介でディープな香港音楽業界人年越し飲みに混ぜてもらって一緒にカウントダウンするというめっちゃレアな体験をさせてもらったのよね。広東語わからん!でも言葉わからなくてもみんな歌ったりしててすごい楽しいパーティだった。★さんの虚勢張ってるけどたまにチキンが見えるところはとてもほほえましく…この時点では彼氏を騙しての海外逃避行のはずが、6月だったかにめでたくお別れしましたね。

 上海は短期で集中したこともあってかなりホーム化してますね。今回も地図持たずガイドブック持たずで楽勝だったし、タクシーの運ちゃんやらレストランの注文やらくらいならどうにかなるし、お友達たくさん(しかも増える)だしということで毎回楽しめてる町だと思います。能力があって言葉がしゃべれてセクシーで美人(かつ少数民族)という北京人のアンさんとまったく連絡が途絶えてしまったのが残念ではありますが、まあついたりはなれたりの人間関係をあまり考えても仕方がないということにしましょう。

 シンガポール。鬱上がりのタンタン氏と突発的に行ったSGは、現地在住者に連れてってもらったカレー屋かなー1番は。マカンスートラ(グルメ本)買ったけど使えるのはいつやろ…。泊まったホテルのソフトウェア(人)がクソだったことは記憶に鮮やかです。狗さんの元彼氏にも会いました。

 NY。911から10年のその日にグラウンドゼロに行きたい、と思ってそれを実現しました。その日のあの雰囲気は忘れられません。いろんなことを考えました。この気持ちはなんか言葉に出来ないなあ…。とりあえずなんかすごい泣けた。あととても強行軍な日程だったのでディナーしながらもれなく毎日寝ていたような気がして、ちょっともう少し余裕持ったスケジュール組もうぜ…とも自分に突っ込んだ旅行でしたね。ウェストサイドストーリーとかほぼ記憶ないし。

 今回の旅行はまた別途総括ね。今年は由子先生帰国前に3月か4月に上海、夏に出来ればヨーロッパ、そして夏の終わりに仕事で中国各地、というのは目標にしたいと思ってます。

 今年の目標についてはこれもまた別途で。
 昨日は中国関係の結構ディープな忘年会で、初対面ばかりだったにも関わらず面白いし色々考えた会だったので細部が揮発する前にメモメモ。

 主催者によると半分くらいは何の縁もないというかROMな人つうのか勝手に集まってきた系だったようで、僕もその一人。それでも(主催者の方々はまあ別格としても)中国のソーシャルメディアについて某媒体で連載持ってる人とか某大学の名誉教授とか国営放送国際部とか…いろんな人がいた。男子率の高さがものすごかったけど。

 面白かったのは2点。二極化と過激さ。

 二極化というのは文字通りで、ああいう周りが初対面だらけでみんな緊張というかどう周りにつっかかっていいかわからない状況でソーシャルできる人と出来ない人(って表現でいいのか?)で見るからに差が出ていたこと。 正確には3種類いるように感じられて、1)うまくソーシャルしてる人、2)話し込んでいるように見えるけど実はお互い狙って話す相手もいないのでとりあえず目の前で単なる時間つぶし、3)孤独って感じだったのかな。
 1と2はこっちの印象だけかもしれないけど、面白かったのは3の人は確実…とまで言わないまでも、大半が最初の自己紹介でコケてたということ。その人の背景や人物を知らない人にはどうでもいいような事を長くしゃべりすぎたり、必要のないインフォメーションをしたり。逆にコンパクトに「この人としゃべっといたほうがいいかどうか」がわかるようなことを言える人は(なんかトートロジーかもしれないけど)実際ご歓談になってもうまく動いたり溶けこんだり色々していたように見えました。ま、自己紹介がアレだから誰も近寄ってこなかったのかもしれないけどね…。
 その場には多分40人超の人がいて、当然時間内に全員とちゃんとしゃべることなんか無理、んでその状況だったら誰しも「話して楽しい/ためになる」人を見つけて話しかけようとするはず。昨日の会は異業種交流会とかではないからみんなが本当にギラギラしていたわけではないけど、それにしたって時間は有効に使いたい、となれば自己紹介でわけわからない事言ってた人にはいかない…ということもあろうし、そもそもそういう人のは「自己紹介」の体をなしてないわけで、話しかけようにも何をネタに話しかけたらいいかよくわからないってのもあるだろうなあ…と。他にネタは幾らでも転がってる中でそういうわかりにくい人にわざわざ当たりに行くって選択肢もないだろうし。


 とかとか偉そうに書いているけど、僕も時間の3割くらいは3でした(自己紹介は偶然楽器もってたんでつかめたと思うけど、もっとうまくしゃべれたとも思う)。最初のポジションが微妙というか知り合い同士グループの横(しかも3人中2人中国人)、逆サイドと向かいは完全はずれ系で話しても何にもならなそうということで早々に脱出を心がけたものの座敷ではあったけど人で完全に席が埋まっていたため移動できず(椅子だと隙間に割り込むとかがありえなくなってさらにハードルがあがるよね)。とりあえずトイレいくことをエクスキューズに立ち上がりうろうろするも入れる場所が見つからず、相当長時間滞空していたわけです。周囲からうまくごまかせてたかは知らん。
 ま、最終的には某ネット媒体の人と横にいた調査会社の人でエンタメの話とかFACTA萌えとかそんな話が出来たんでいいんじゃないでしょうか。あとなんだっけ、レナウン買収の話とか。あと初期位置の横にいた中国人の一人のバックグラウンドがすさまじくおもしろそうだったものの、あまり深いところまで話が及ばなかったのが残念。正直今んとこ、中国とそこまで関係してないってのもなんかこう踏み込めなかった原因かも(プロジェクトによってはもちろん関係するんだけどやっぱ送り込むだけで現地で泥臭いことやらないから)。ただ次へはつなげた気はします(追記12/25 0:45 すさまじく面白そうな人からはお返事を頂き、どうやら自分がついたポイントが結構ずばりその人の関心範囲だったようなので一安心というか次につなげたかも、と思ったりしたのでした)。
 ただこういう深いところまでいけなかったなーというのは僕が普段サシでメシ食ったりとかばっかりな事をさっぴいてかんがえなきゃ、とも思います。そりゃ二人っきりで2時間すごして話せば深みは違うわけで…それと同じものを求めてもアレだよね、しかも初対面で。でも日本にいて中国の報道機関でインターンとかってどういう風に取材対象選ぶかとかすごい面白そうじゃあないですかー。

 
 過激さ。まあ座の中心にいるのが反政府っちゃ反政府な人だったこともあってなのか、上で書いたその僕の横にいた人もVOA…違うな、どっちかっていうと大紀元?つうたらちょっとひどすぎるか、でもそんな感じの人だったりチャンネル桜とかなんとかかんとかガチっぽい右翼の人?みたいなのがいたり、なんか普通の生活では会わないなあ、みたいな感じの人たちが結構いた気がします。まあ鬱陶しそうだったのでほとんど話しませんでしたが。


 で、二個目の話…はあんま書くことないね。一応はサークルの後輩なれどほとんどそちらでは関係していないご飯友達・環境問題に身を捧げる哲学者であるところのお狗様に「つきあってください」って言ったら「ごめんなさい」という連絡がありましたよ、という。言ったのは先週で、んで返事がさっき。大層なイヴだな!
 なんか言いっぱなしになっちゃってプレゼンになってなかったなあという悔しさはありつつも(仕事でこういうプレゼンはしないな!とあとから本気で思った)こんだけ返事を引き延ばされた時点でダメだろうという事と、さすがに伸ばしすぎだろ空気読んでくれという気持ちになってたのもあって返事をもらってもそこまで落ち込んだりはないんですけど、なんでしょうねー。結構長く続いた人間関係をぶっこわしちゃったなあというむなしさというかやっちゃった感もあり、そこまででないにしろ、やっぱ落ちるは落ちます。なんでダメだったのかっていうのは「道化さんとの関係はもう固定していて、それ以外を考えられない」という、まあ想定内というかそう断る事になるよなあ…という形。
 どうしようねー。付き合ってほしいなあとか思っていたって今すぐ手がつなぎたくてどうという話ではなく、あーこの人ともっと長い時間を過ごしたいなあと思ったとかそんな獏とした理由で、遠いが故にそれがなくなってしまったと聞かされても現実感がないというか、なんかそんな感じ。まあちょっと寝かせて再び飯でも食って話を聞きながら再プレかなあ。ってそんな事思いつくならお断り電話の時に「再プレさせてください!」っていえばよかったな。なんて今から思うってことはやっぱり動揺してたんですねー。ですねー。つうてもそんな原点なので再プレにも説得力ていうか突破力あんまないよな。知ってる。

 ま、そんなクリスマスイヴですわ。友人はたくさんいる(はずな)のになんでこういう自分が好きな人には選ばれないかねえ。

なんとなく思った

2011年12月20日 日常
 今日は★さんとご飯食べてたんだけど話の流れで口に出してからこれいいな、と思ったんだけど、「今年はじめて二人でご飯した人を振り返って、その人と年末に再度会う」という企画を来年は実行してみようかしら、とか思った。

 実は整理してみると今年も(意識的に、ではないけど)そんなような事を実行しようとしていたっちゃしてたんだけど、それをちゃんと意識的にね。今年ありがとうございました、の気持ちを込めて。

…って来年のしかも年末の話なんか今書いてどうするっつう話ですわな…、でもまあメモ。Twitterとかじゃなく、ここにメモ。

偶然、久しぶり。

2011年12月14日 日常
 弊社の業界名物な顧問が「繋ぎ屋」を自称していたり、昔の上司もよく「人にスケベであれ」と言っていたのが指し示すとおりということなのか、信頼される人はしばしば色々な所から相談があるし、逆に人との関係を出来るだけいい形で保つ様努力をしている人にも見返りはあるんじゃないかと思ってます。今回の話がそこに並ぶかはよくわからないけど、そうなるといいな、という話。

 一個前の日記に書いたように今週は夜が空いている日が多く、昨日辺り大学時代の友人で近くに勤めている職人さん(元寿司職人、今は商社マン)とのランチをブッチされて(まあランチなんて忙しかったら飛ぶものだからそこに恨みはないけど)ひとりでもそもそと初めて入った四川料理的な店で珍しげな魚料理など食べながら「さすがに4日連続夜があいてるのはねえよなあこの季節…」などと思いにふけっていたわけです。
 確かに宴会(とかいって本当はサシが多いわけなんだけど)が連続するとそれはそれでうんざりなわけだけど、でも2日以上あくとなんかもったいねー、というね。貧乏性って奴なんでしょうか(違うね)。


 んで、そういえば今年会った人で総括の一環として会っときたい人がいた!と思って職場への帰り道、文面考えて歩いてたらその当人から連絡があって(その節はどうも)結構な勢いでびっくりしたりしていたら、夕方になってとーーい昔にお付き合いしていた人からいきなり電話が。「あなた代理店に前いたわよね」って何の話かと思ったら英語対応可能でコンベンションの運営できる会社を探しているからどこか紹介してくれないかと。お前3月のイベント今仕込むって何考えてるの普通は6ヶ月前には最低やってなきゃいけないよ、とか思いつつ、この子まともに就職したんだ…と思って若干涙腺が緩んでしまいました。

 前も多分書いた気がするけど、この人はもうなんていうか本当にダメ人間で、タイプとしては「大学受験がイヤで美大うけたらうっかりうかっちゃって美大という別名ニート製造機でしっかりニート教育をうけてプロニートになりました」というザ・ニートエリートという感じ。いや働いてるからニートじゃないんだけど、まあとりあえず何やってるかしらんけど正業じゃなさそうなので聞くのがこわい、という感じでした。いや具体的に何かを知ってるわけじゃないんだけどそんな、ね。

 そんな子が国際会議の会場を探してるんですよ!あなたこれは助けてあげたくならないほうがおかしいでしょう!という事でまあ前に仕事で関係した人を紹介してあげたりしたのです。コンベンションの運営会社ってそんなになくて、でも普通のコンシューマ向けのイベントとはまた全然違う専門性があるからなかなか難しいオーダーだったんだけど運良くというか、自分の知り合いの中にいて。まあその人との仕事が決まれば勿論よいし、まあ最悪とりあえず引き合わせるだけ引き合わせられればその後予算とかで折り合えずに仕事にならなくても「セッティングはした」ってことで彼女の面子は保たれるかなと。
 あと僕にとってはその紹介した相手とは以前ビジネス(コンベンションじゃないけど)がうまく行かずにあまり良い感じに関係が終わらなかったので、ここで一発恩を売っておけば何かつながるだろって事と、これももしうまく仕事にならなくなっても多少でも「あ、この人自分の事覚えててくれて仕事振ってくれたんだな」というくらいの印象は持ってもらえるだろう、という打算というか計算もあるのです。コンベンション会社として会った人ではなく、ある日打ち合わせしてた時にぽろっと言った事を拾っての繋げ方だからそういう意味でも「よく覚えてるでしょー自慢」というかね。

 今回は手持ちのコマで上手くいったけど、それはある種の幸運。ちゃんといろんな所に人脈を築いてそれをメンテナンスし続ければ芸風も広がってどんな種類の…とまでは言わないまでもいろんなこういった悩み(?)に答えられるようになるんだろうな、と思ってそうなりたいという事も同時に思ったのでした。別にこういう事を職業としてやろう、という事ではなく、なんか困ったり人を探してる時にとりあえず道化さんに訊いてみよう、ってなるといいなと。いや普段なら手数料抜くけどね。今回はその彼女の就職が嬉しかったしその照会先についてもつながっときたい相手だったのでそんなことは言わなかったけど。

 でこの話のオチといえばその彼女と結局晩御飯を食べながら話したところによると勤めてるその会社、なんかシンガポールの会社の支社…ともいえないくらいの規模みたいでフリーランスが日本で仕事請けて、そのアシスタントを彼女が人の紹介でやってるって程度みたいで、彼女はなんと働き始めてからこっち給料をもらってないと。おいおいそれなんてブラック…という。まあでも(勝手な美談だったら申し訳ないけど)一般社会で暮らしてなくて多少年取ってからまともなビジネス界に戻るってかなりの無理があるわけで、そういう意味では3ヶ月無給でも(もしそこからさらにどこかに移れるなら)しょうがないというか我慢してもいいかも、とは思ったりしました。そんなチャンス滅多に無いんだから…。ま、そんなことまでは口に出して言わなかったし給料払われないのはさすがにおかしいけど(おかしいけど、でもストライキとまでは言わないまでも暴れないでそれでも働くのもおかしい…)。

 ま、そんな偶然の話と、久しぶりの話。

 あ、そうそう今日は会社休んだんで偽名さんとひさしぶりにランチしてきましたがなんか平和なまま終わりました。連絡が最近ほっとんど取れず会うのがすごい大変だったんでなんていうか僕に対する関心が低くなっているなあというのが露骨に感じ取れて悲しい感じで今日以降会うこともないかなー最後かなーと思ったけど会ってみると普通なのよ。なんなんだろ。ただ彼女はなんだろうなあ…コントロールがうまいのよね。自分が触れられたくない部分については相変わらず徹底的に逃げるし、その逃げ方はちゃんと脅迫(=それ以上そこをつつくならあなたはもう私と連絡を取れない)にもなっていてある種美しいというか。
 ってここまで書いて以前「今会ってる時が楽しいんだからそれでいいじゃん」って言われたの思い出した。その辺はブレてないんだよね。なんかそれってあれやなあ…言葉に表せないけど…とか思いつつまだダラダラとそれにお付き合いしてしまう自分がいて何やってるんだかなあ、という気持ちをアラタにした本日でした。相変わらず嘘をつかれ続けそうと知りながら流したりネタによっては突っ込んだり嘘を吐かれるとわかっている事をなんとなく質問してみたり、しかもそうやって会った後「あー楽しかった」と思える俺も大概屈折してるなと思いますよ(そういうゲームが楽しいというのではなく、純粋に会ってるとなんか楽しいんですわ)。彼女は僕が何を知っているか相変わらず知らないし、僕も彼女が本当は誰なのかわからないままなのに。
 いや、これも前書いた気もするけど僕はこの人の生き方もものの考え方も大好きなんです。もっとそれを知りたいし行動を観察したいと思う。なぜこんなわけのわからない生物が出来たのか。何が彼女をそうさせるのか。なんで全く違う思考が破綻無く同居し切り替わり、意味の無い嘘をつくことに罪悪感を感じない(かどうかはしらんが)のか。ハコの中の天衣無縫さとそれを覆う冷たい計算の壁。もはや異性だからどうとかいう浅いレベルの話ではなく(というか繰り返しになるけどあたしの狭い心ではこういう行為をする人は包み込めませんて)、なんだろうな…観察したいってのは冷たすぎるのかなー。でも知りたい。という感じです。

 明日はちょっくら振られてきます(偽名ちゃんじゃないよ)。

頭を鈍器のような

2011年12月11日 日常
 もので殴られたのではないのですが、間抜けなことに開いてる戸棚の扉に垂直?に激突しまして、わりと涙目です。いや実際血とか出たしね。あまり最近(物理的に)痛い目にあってないんで結構新鮮な感覚…などとのんびりしたことばかり言えません。染みるから髪の毛洗いたくないよ…。

 さて、前の日記に書いたように、最近音楽が忙しいです。というかギターの練習が。ようやくというかなんというかちょっと弾けるようになってきたけどスタジオ来週末だしピンチだよ、ということで今日も結構練習してみてそれなりにステップアップはしてる気がするんだけど、この階段上りきったところではたして来週までにゴールに着けるの?というのが心配な今日この頃。
 そしてそのくそ忙しいというかとりあえず音楽に割けるリソース(時間も集中力も)は全部そっちにぶっこみたいにも関わらず、なぜか週末のクリスマスパーティで楽器を弾く羽目に。まあそもそも語学学校の生徒のクリスマスパーティに何で俺が、というところから始まってでなんで俺が楽器弾くのという…もう…でもまあせっかくパーティに誘っていただいたわけで、しょうがないからやりますよ…ということでなんかその準備もしなければいけません。弾くのはクリスマスソングとかでいいでしょうからぬるぬるなんですけど、それにしたって楽譜探すための時間が惜しい。しかし弾きたくなかったから「ピアノあるならいいですけど」という語学学校にピアノなんかないだろばーかと思ったらなぜか有るらしく逃げられなくなったんですね、僕。あと持ち寄りパーティだからなんか作ってかなきゃいけないらしい…それもだるし。

 んで忘れがちだけど年末は上海で由子さんとあわせがあるわけで、「今回真面目に弾きたいんですけど」とか宣言してしまった手前練習…練習…やべえ。てか年末って毎日飲んでるから素面で楽器触れる体力気力がある瞬間がすんごい少ないんだってば!それ今ギターに全部持ってかれてるんだってば!

 あと最近御成門にナイスすぎるインドカレー屋を紹介されたせいでインドカレーが作りたくて仕方が無い病に体がうずいています…。ランチでビリヤニとか出すなよ!萌えるじゃあないか!!といった感じです。ちょっと遠いけど無理して通いたい。

 そして読まなきゃいけない未読本もちょこちょこたまってるし、年末だからって部屋の整理をしていると再読したい本がたくさん出てくるし、そういうのって大体結構真面目な本だからちょいちょい読むってわけにいかないし。かといって読書のために改めて時間をとって椅子に座ってというのは本当に苦手なので気が進まないのよ…読みたい気持ちはもちろんありながら、でも…というね。

 そんなこともあって、火曜か水曜に今週休みを盗ろう(←変換候補一個めで出たやつだけど気に入ったのでそのまま)と思います。有給なんて佃煮にするほど余ってるしっていうか佃煮になんかならないし。朝起きてカレーを煮込みながらギターを弾いて、部屋の掃除をして、ギターを弾いてヴァイオリンを弾く。んでその合間に本を読む。うん良い休日…ってそんな充実っていうか詰まった休みになるのか…というか全てはできない気がする、もう今の時点で。

 忘年会、今年も結構詰まっています。会、というとパーティみたいな感じだけどまあ例年通りサシが多く、それってカウントして良いものか…ま、いいかということで今のところ。あとでレビューするけどとりあえず12月頭からいってみますか。

2 去年一緒に香港を楽しんだ幼馴染の元カノとなぜか麻辣烫
4 元ドラマーズ(前書いた・昼)
5 起業家さんたち: バー的なかんじ
7 取引先: 軽いフレンチ
8 のん:たまに飲む大学の後輩。謎の古風なバー(非オーセンティック、70年代風)→ベルギービール
10 N:これも大学の後輩。商売としても若干付き合い気味なんだけど…女の子を紹介してくれる会。あまりうまくいきませんでしたが。アイリッシュパブ。
16: バンド忘年会(店決めなきゃ)
17: 上で書いたクリスマスパーティ
18: ぼくがやらかさない限りスタジオ流れでメシ食うんだろうな時間的に
19: 留学系
20: ★さんとハワイアン?
21: 業界系忘年会

-----ここから上海編-----
26: 留学時代(短期だってば)の友人
27: 由子様
28: 京都はん(昨年上海でちょろっと登場)
29: 某紙編集長。誰か連れてくるかな?

ということで実は明日から数日はなんもないんですなー。さて。ていうかオファーだけでちゃんと返事きてないのが数件あるからそれはめたらそれで終わる気もするけどね。



 うまく頭の中でまとまらないけど、またTPPとかで海外とのやりとりがどうとかって話が再燃してるような気がするので。
 これ前も書いたかもしれないけど、外国語をしゃべれるかとか滞在経験があるかってのをすごく「それがなきゃ生きていけんで!」っていうのがそういう論調の主たるものだと思うんだけど、その一方で「英語しゃべれるんですかカッコイイ!」とかって人もいる…というより自分の周囲にいる人は結構そういう人が多くて、もし英語しゃべれなきゃ死ぬ!論者が本当のことを言ってるとしたら自分の周り自分も含めて総討ち死にだなあそんなわけないよなあ、と思ったりするわけ。その温度差ってどっから生まれてくるんだろう。
 いやらしい書き方だけど僕の周りにいる人は学歴とかの意味で言えばそれなりの人たちが多い。帰国子女とか留学系とかそういうのがいないから外国との関わりという意味ではそんなに濃くない人ばかりだけど、学業としての英語はそれなりに出来る。それでもやっぱり日々しゃべるのはだるいしね、みたいな感じだし、実際業務でもそんなにバリバリとは使ってない(ようだ)。だから「英語がどうとかいうのは一部のエリート層の中での話」ということではないとおもう。なんでだ。こいつらみんな死に絶えるのか(おれも)。

 で、友達ではなく同僚というくくりで行くと、僕の前の職場は証券やらには全く歯が立たないにしろ、外国帰りが多かった。外国人もまあぼちぼち。とりあえず英語はしゃべれて当然、という人たちの話をきいてると、「グローバル競争で勝ち残るスペック」とやらをもっていそうな彼らは、それでいて転職先に恵まれてるわけではない様子なんだよね。外資からの人というのを日系は取らないというのがまだある、というのがひとつの大きな原因ではあるみたいなんだけど、それ以外にもなんか障壁があるのか、行く先の選択肢で言えばかえって狭い気がする。本人にとっての居心地の問題もあるとは思うけどね…。日系にいくのをダサいと明確に、自覚的に避けているかはともかく、カルチャーが違えば(違うと予想されれば)拒否感があるのは企業側だけではないわけで。

 まあ25年後を予想する難しさは25年振り返ってみればわかるという、要するに多分不可能なわけで。スキルはスキルで持っとくに越したことは無いですよー今自分の周りの大多数の人がどうであろうと関係ないですよねーということなんでしょうけれども。要するに何が書きたかったかって、俺英語中途半端にはしゃべれるけどビジネスレベルではないしそんなはざまの人でも生き残れるのかなーどうなのかなーってそれだけなんですけどね!つうかホントその真ん中にどはまりしてる身としては自分はどっちのグループで勝負すればいいんだろうという…いやでも日本語だけチームで勝負する意味はないよな…。


 ていうか頭の話に戻るけど勉強してないからよくわかんないけど、TPPって要は多国間FTAよね?(最近失敗じゃねえ感漂ってるけど)EUみたいに政治的な融合まで目指すならともかく、経済圏作るってだけの大枠に魅力はあるのかしら。個別の医療がーとかは色々あるにせよ、その先にどうなる(どうしたい)のかという話を聞いた事が無いのよね。その辺が一番よくわからん。
 あと関税ってそんなに意味ない悪役なのかね?関税の価格を輸入品に乗っけることで高くして売れなくしてやるざまーみろという下駄的な効果だけじゃなく実際に金は集まるわけで、その税収は何に使われてるのかを良く知らない。でも単純に税収になってるんだったら何かしらの国民の利益になるような使われ方をしているんじゃないかしらーそれ減っちゃって大丈夫なのかしらー、という。まー輸出で関税かけられたら高くなっちゃって競争力落ちるからまわりまわって相殺されてるってことなのかな。

 よくわからん。

 搾取。なんか昨日餃子作りながら「ひょっとして日本って所得格差が激しい地域からの出稼ぎに頼らなくてもやってけてる先進国としては珍しい国なんじゃないか」とか思ったという話。大きな国…例えば中国なんかは内陸部からの出稼ぎ、普通か小さい国、たとえばフランスやらは周辺国からの移民が死ぬほど安い給料で死ぬほど働いてくれてるからサービスが安く受けられるという面が強いんだとおもう。ちなみに上の中国とフランスの話には勿論、違いは無い。別に外国からの労働者を使ってるほうがひどいという話ではない(はず)。なんで日本ってやってけたんだろうねー。田舎物がバカにされるったって給料半分って話だったわけではないだろうし、謎です。


 有給休暇。これまたたいした話じゃないんだけど、今の食を最近「有給」って呼んでたりします。そりゃ働いてるんだけど好きなことばっかりゃって嫌いなことからは逃げまわってるし行きたくなきゃ休むし。これって「給料もらって好きなことやってる」っていう意味で有給だよねーという…ごめんなさい同僚の皆さんごめんなさいやらなきゃいけないことは真面目にやってますなにもしないって意味ではないです…といった感じで。まあ「仕事を舐めてる」とは言われるでしょうね…。
 んでその関係で最後の漠然とした目標。やっぱ中国いっといたほうがいい気がする。んでそのまま家を出たほうがいいような気がする。で、家を出るためには金が必要。中国いきゃ貯金は今より多分できると思うけど(さすがに家賃は出るだろうし、交友関係が圧倒的に狭くなれば使う金は減るし)、今の収入では自分の望む家には住めない(正確には貯金しなければ住めるだろうけど…)。
 だから、中国1年くらい行ってハクつける&語学&貯金→帰ってきて転職→おうちでるよー、というのが一番いいコースなのかと最近思っています、という話でした。別に社費MBAで逃げるわけじゃないから会社に不義理って話でもないよね!・・・ってまあ狙ってこんな綺麗にいけるわけもないでしょうが、いつもの「年明け目標設定」にむけてね。

 今週はあまり外で人と会わない週でした。まあ先週の反動ね。そろそろ忘年会の仕込みもしなきゃいけないので明日はトラブル対応しながら多分年末お誘いリストの構築ですね。
イベント沢山土曜日
イベント沢山土曜日
イベント沢山土曜日
 今日朝起きてFacebookなど見ていたら今日は(僕が関わる関わらないを別にして)やたらイベントがいろんなところで開かれているような気がしてきて、うれしくなったのでお出かけしてきました…って書くとなんかアホみたいな。

 しかし出かけたのが今日のハイライトだったとしても、実際一番時間をかけたのは楽譜のリライト。そうなんですもうライブまで一ヶ月を切っていてリハがあと1回?2回?しかないという…そんな中ようやく先週日曜だったかに打ち込みの音源が共有されてなんかちょこちょこ変更されてた繰り返しの回数とかが確定したので、それにあわせてちゃんと楽譜を書き直そう、という事なのでした。地味な作業が大不得意な僕なので当然もんのすごいイライラしながらもまあ指折り繰り返しの回数を数えたり色々してようやく終わらせて、それでお出かけだったのです…いや大雑把に書いてあと細かいところは記憶でどうにかするって技ももちろんアリなんだけどこの楽器でライブやるの今回がはじめてだし、ホントディスコって繰り返しが多いから油断すると今何回目だかわからなくなるし…ということで念には念をなのです。
 

 で、終わったのが結局3時。本当はうちのコンサートがあるんで行くつもり満々だったんだけどええそうです、夜だと思ってました…それに関連したTweetを公式の人業務でしようと思って一応公演情報調べたらもうすぐ始まるでやんの…ということで間に合わず、でも現場で売った僕謹製グッヅは大層売れて、次の公演地で売る分まで売っちまったようです。やっぱライブと紐付けたほうが売れるんだねーという学び…ってかホントはA&Rとしてはアーティストと会っとけよつう話だよな…うん、さらっと流したけどわりと反省してます。

 まあそっちはもう間に合わないから諦めて、ということでまずは9月にニューヨークでもやってたFashion’s Night Outへ。日本では表参道青山地域が会場になっていて、表参道ヒルズが中心になってる感じ。だけど隣接してる裏原地域は全く関心がないらしく、改めてVOGUEのお祭りなんだなあと思わされた。VOGUEの=ハイファッションの、ということね。そういうのをスノビッシュだと思う人はこのイベント嫌いだろうなー。僕はスノビッシュとは思わないけど、あの実用性無視の「デザイナーの世界観を服という形にしてみました!」みたいなのはきらいなほうです。じゃあなんでFNO見物になんか行くんだ、というのは…まあほっとけ。僕はこのイベントの「意味はないけど騒ごうぜ!」って節操のなさを恥じない、ある種開き直ってるのが潔くて良いなと思ったりしている…とか言ったって後ろのほうで見物してるだけでお店入ってシャンパン飲んだりはしてないんだけど。

 というわけで別に好きなブランドが参加してるわけでもないのでホントお散歩。一応目的といえなくもないものとしては元同僚・"Queen of Gaijin"エリちゃんがマーケティングマネージャとして働いているブランドが路面店を開けたばかりで参加しているので店の場所確認かたがた、ということと、あとこれまた元同僚が仕事でイベントかましているということだったのでそれの見物、という。 エリちゃんの店は青山のちょっと裏通りにあるんだけどパーティキチ○イがマーケティングやっているせいかその一帯だけやたら盛り上がっててなんていうかうん、想像通り。これは隣の店もわりと本気で参加してイベントとかやってたってこともあったんだろうけど、裏通りで普段はほとんど人もこないだろう所なのにやたらきれいなおねーさまとかそれにくっついてきたであろう報道とかまあ華やかでござったよ。誰かと話し込んでるエリちゃんを遠めに見物して退散。あーっとここまで書くのに色々検索してて気付いたけどやったらカメラがくっついて回ってたガタイのいいおばちゃんがいたんだけど、VOGUE NIPPONのえらい人、アンナ・デッロ・ルッソでした。いや名前もはじめて知ったけど…モデルにしては年取りすぎてるしなんなんだろうと思っていたんだけど(おばちゃんご尊顔 http://vogue.blogimg.jp/fno/imgs/1/d/1d7aeef0.jpg )。
 そう、FNOは(NYと一緒なら)自由参加で、だから参加してる店によって本気で金かけてるところもあればちょこんと看板置いてるだけであとは通常営業、って所もあって店によって相当ばらつきがあるのね。特に東京は今年節電ってことで21時終わりってことになってるからちっとも"Night"じゃないし(本来は普通閉まっちゃう時間も開けてそこで騒ぐ、みたいなコンセプトらしくて)、そういう意味で普通の店は本当に普通な感じなわけです。

http://42583.diarynote.jp/201109092023455780/
NYのFNO…についてあんま書いてないな。

 町全体としては…どうだったんだろ。なんか普段見ないような明らかにモデルさんって感じの男女がわさわさいてドキドキしたけど、ああいう人ってわざわざプライベートで自分が普段関わってる業界のイベントに遊びに来るもんかなあめんどくさくねえかなあ…とか思っていたんだけど…まあ営業みたいなもんなのかな。あとやっぱりというか服ヲタというか頭悪そうにヒラヒラしたわかりやすい異装な人はそれなりにいたけど、思ったより多くなくてそれよりホントにセンス良いなーとか美人さんだなーって人が結構うろうろしていた気がするのでくやしいです。男子諸君におかれましてはナンパにでも励むと良いんじゃないでしょうか僕には度胸的な意味でむりだけど。

 終了後はお散歩しつつ外苑前へ。今度はTokyo Designer’s Week(http://www.tdwa.com/)。はじめていった。面白いんじゃないでしょうか。会場の年齢層の低さ(大学が多数出展してることもあるのかな?)と女子率の高さにびっくりしました。あとチケットの高さ。当日券2500円ってなんだよ…という。僕はざーっと見て帰っちゃったけど、じっくり見たら割と時間も使えるし面白いイベントだったんだと思います。しかしChintaiがあんなものに特別協賛してるというのが謎過ぎた…。しばらく行ってないから比べるのもどうかと思いつつデザフェスと比べてしまって、なんかデザフェスのほうがキワモノっぽいものが多い気はしたかな。ぜってー売れねえだろうみたいなものが一定数あったりしてそれが微笑ましかったりするんだけど、こっちはもう少しお上品。それをどう考えるかってことね。
 ちなみに一番面白かったのは出口付近にあった「Kanadaからダ!」というカナダのデザイナーの木を使った作品を展示していたブース(http://www.kanadakarada.jp/index.html)。リンク先にも紹介があるけど、作品はどれもユニークで面白い。なんか「木」って事にあまりとらわれていない気がするあたりが斬新。だけど一番斬新なのはそのネーミングで、そもそも"K"anada…どんなに遊びを入れるものでも名前崩すってありえないでしょ…別にそれで何かが面白くなってるとも思えないし、ナシかと思いますよ。


 今週の事。今週は外食三昧な一週間でした。月曜なにしてたんだか思い出せないけど、火曜は代理店、水曜は高校の同級生、木曜は大学の後輩、そして金曜は昔の上司。それぞれのことは…まず代理店の人はなんかすごくがっかりだった。新聞の文化部みたいなものなのか、自分の会社の出世ルートからはずれまくってるせいなのかモノ知らなすぎ。こんな程度の知識でやってたら多分自分の会社の中でも営業に馬鹿にされるだろうなとか思っちゃったりして…いや、代理店じゃなかったらそれで良いのかもしれないけど、コミュニケーション能力で食ってく業界だからねえ…。僕も得意なほうではないけど、なんか努力した跡も見えないというか。

 水曜は高校の同級生。昔の仲良しで最近はわりと疎遠だったんだけど自社の国際ブランディングみたいなのの担当に突然されたから…ということでお呼び出し。彼はもう完全に高校時代がピークだった人でその後全然駄目になっちゃって今でもその時代に浸って生きてる感満々だから僕は正直うんざりだったんだけど、会ってみたら最近もちなおしたのかな?でも昔のような鋭さを感じないのよね…。お仕事にはつながるかもしれないけど、まぼちぼちな夜。

 木曜は逆に近年まれに見る当たり。昔可愛がってた大学の後輩Nちゃん+後輩ちゃんの後輩ちゃんの3人でコラーゲン鍋。後輩ちゃんの後輩ちゃんは学年的に重なっていないこともあってそんなに接触なかったし久しぶりだったんだけどなんか上手く噛みあった気がする…というのもそうだけど、後輩Nちゃん割と無敵なんだよなーというのを再認識したのですよ。乱暴な割におさえるところをきっちり抑えてるというか…ぬうん。本人には口が裂けても言いたくないけど、とてもできる子です。後輩の後輩ちゃんはかわいかったのでよいです。みんな就職してちょっと経つと雰囲気変わるなーとか思いながら若干飲みすぎて気絶。

 金曜は前職の上司、某代理店の元エラーーーい人とさし飲みでした。もう完全引退モードで昔話中心やったなあ…でも今大学の先生やってるとかで、それに関する情報の集め方というか例えばソーシャルメディアの事なんかにしてもすっごい勉強してるなあというのが相変わらずとても勉強になりました。うちの会社のおじいちゃんもそうなんだけど、年とってもすごい人って年下から学ぶ事に対して全くためらいがないのよね(ある意味週頭に飲んでた代理店と真逆で、なんで出世するかがよくわかります)。尊敬します。
 

吐いて覚えろ

2011年10月23日 日常
【最近毎日飲酒してる気がする…今日は赤ワイン少しだけ】

 なんとなく山を越えて、来週こそはのんびりできそうな気がしています(といってもなんらか入ってくる可能性はもちろんあるんですけれども一応全社的にはまだ繁忙期なので)。ってなんか毎週そんな事を思っている気はするけど…。

 タイトルの話。いや別に汚い話じゃなく、なんかの拍子に「アウトプットによって形を整える」ということを自分はわりとやってるな、というのを改めて自覚しましたという話です、要するに。自分が何を考えているかというのは枠というかイメージとしては持ってるからなんとなくすべてをわかった気でいるんだけど、結局それって形のない弱いもので、外から刺激を受けた時に「実は自分もそう考えてた」とか変な同調をしちゃって方向がずれていってしまったりとか、そういったことを頻繁に起こしている気がする。んだから機先を制して、というわけでもないけど、一度自分で言葉にしてみるってのは大切だなーと思ったんです。
 上の話の逆だけど話したり「なんでそう考えてるんですか?」とか質問されてそれに答えていく内答えとしては持っていても明確に筋道立ってなかったことを自分が勝手に話し出したりする、なんて経験は…多分僕だけじゃないはず。
 ま、さらに敷衍というか話を広げると最近に限らずネット社会で(という言い方は本来どうかと思うけど)わりと情報過多でインプットが異常に多い生活をしているのでなんとなくそれでおなかいっぱいでごちそうさま、ってなるけど、ちゃんとアウトプットもしたほうがいいよねーってわりと言葉にすると当たり前っぽい話でした。


 終わった今週のハイライト(とか書き始めると週に一回しか書かない現状を追認するというか認めることになってとてもいやなんだけど)。 なんかすごい「最近美味しいものを食べてない!」という衝動に駆られた一週間で、結局金曜日にわりとひさしぶりにとてもお気に入りのトスカーナ料理屋に魔女さん(うちのバンドのアコーディオン)といった、ってのが該当かなあ…。仕事は先週のイベントがらみが落ち着いて、発売関係でどったんばったんして、ようやく着地といった風情。来週辺りに月末の〆がはじまるからそこでまた忙しくなるんでしょうなー請求書発行マシーンになるんでしょうなーって俺転職前そんなことやってたこともあったなー。

 あとは最近、添削をすごいやってます。新しくチームに入った子たちの書いた議事録に手を入れる仕事。議事録取りってわりと社会人一年生がやらされる典型的なお仕事な気がするんだけど、それをもって軽い仕事ではなくて、特にクライアントミーティングだとそこに書いてあるかどうかが下手したらむしろ実際に何を話したかよりも(後々記録に残っているという意味で)重要だと思ったりしている。しかも議事録ってビジネス文書の書き方の修練としてとてもいいと思う&これは個人的な事情だけどわりと日本語にうるさいというか神経質(って飲みながらここに誤字脱字だらけの文章書いてる身としてはあれだけど…)、というかビジネス文書で誤脱やるやつは仕事以前とか思ってたりする節もあったりして、まあ要するにそういう気持ちで添削します、と。
 今受け持ちは3人いて、一人は以前バイト時代一瞬自分のアシスタントをしていたのに経理に巻き上げられて異動しちゃった1年生。この子はわが業界には珍しくいい大学を出ていて…とそういう区分は嫌いなんだけどまあそれが原因かはしらないけどそれなりにポテンシャルというか地頭のよさを感じる子で、まあ1年生だからビジネス的なものの書き方とか出来なくてもしょうがないかなーと愛を持って添削できる相手。
 もうひとりは年齢的には2個下だけど社歴でいうと僕より長い、という男の子。明るく見えるんだけど学歴というかなにかしらのコンプレックスをいつも持ってて、その裏返し?でプライドが高いというか腰が重くてなんつーかー、な感じ。学歴コンプレックスを自分が動かない理由にしてるって感じなんだよね(「いやー僕道化さんみたいにあたま良くないですからー」みたいな)。あと何かにつけて「女は」って言ってバカにしてる。まーとても前向きにとらえれば古きよき日本男児なのかもしれないけど、ちょっと足りない点を指摘すると不機嫌になるのが面倒。これ仕事なんだしあなた子どもじゃないでしょ…ということを理解してもらうのに困難を若干。周囲もそういう彼を批判しつつ「だからご機嫌保ってもらったまま仕事させるのが大変でー」ってそれ努力する方向間違ってるやん…。社歴がちょっと長くなってそれで変な自信がついてるのがまた面倒なんだけど、えばってる君の議事録は会った相手の名前からして間違えてるよ、つう。

 んであと一人は弊社ウェブサイトの開発会社の営業…まあこの会社への恨みを書くとあふれちゃうのでやめるけど、とりあえず内部レビュー一切なしの議事録を送ってくるのはやめてほしいなーという。項目だけ書いて中身埋めてない部分とかあるんだもん。内部レビューつうか自分の書いたもの見直してから出せよ?って思ったりするんだけどそういうことって指摘していいのかなーわりと失礼だと思うんだけどなーいやどっちかっていうとこっち(一応客)にたいしてそんなもの出すって明確に失礼だと思うんだけどなー社名間違ってるしなー、といった毎日です。なんで僕が下請けの教育係やってるんでしょう、というかお前が俺に金払え。ちなみに僕2人ほど出禁にして「君たちと仕事したくない」と対面で言って向こうの偉い人が変えた営業というのがこの議事録かけない営業。もうホント終わってる。うちとしてもこの会社切りたいんだけどいろいろな事情が…

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