旅をしてないときだって、たまには日記を書く / がーん
2017年5月19日 日常 なんてタイトルにする気になるほど、最近旅日記になってる気がする…いや旅自体も特別多いとは思わないんだけど(まあそりゃ普通の人よりは多いけどさ)。
今日日記を書こうと思ったきっかけはくやしさ。実は最近中国に関して面白めの記事を書いたんですよ。珍しくというか当事者のインタビューがとれたもんで、そこらへんを組み合わせたりして。そしたら今日友人からおもいっきり内容ダダ被り、でも格段に優れてる記事が送られてきて…その記事書いたのは会ったこともあるテレビ局のプロデューサーで、ウェブの記事にしちゃ異常に手間暇かかってるところその他を見ると、おそらく番組企画として立てていたものがなんだかの事情で飛んだっぽいのよね…。いろんな人にインタビューしてるしよく調べてあるからなんていうか、もうかかってるコストが違うのよ…うう…。
最近中国関係の研究がおろそかになっているので、これはちゃんとお勉強タイムを設けないといけないと思っています。翻訳や研究するネタが浮かんでこないのは多分インプット不足なのよね。わかってる。ということで今決めた。毎日930から30分間はインプット時間にします(守れる…ってか開始できるかね)。
最近のネタと言えば、健康診断にひっかかりまして。もしかしたらガンかも。。。ってまあそんなわけはないと思いつつ、若干びびっています。でも時間ないからっつうことであとまわしあとまわし、結局中国の連休である五月末に帰国して検査することになりました。ってまた帰国かよって感じですが、まあ個人的には良いペースであります。しかもちょうど?お嬢が日本にいるというラッキーな点も。もうほんとこの人つかまりませんからね。こないだモルディブ行ってて今は上海、来週はどこだっけな…。みたいな。スペイン行くって言ってた気がする。ていうか何を食べよう。
結局旅の話に…。
で、この「あらやだ僕しんじゃう」ってネタを何人かに振ったんだけど、「世の中には死があふれているんだなあ」という結論に。まず最近仲直り気味のご近所モデルさんにそんなメッセージを送ったところ「実は父が数日前に死んで今故郷に帰ってる」と。脳出血だそうです。この子自身26とかのはずだからお父さんって中国だったらおそらく50前後、若いよな…。そこまで仲良かったわけではなかったようだけど、色々へこんでるみたいです。まあそりゃそうか。
そして今日日本の別の友達に同じネタを発したら「数週間前に友達をガンで亡くしたとこ」っておいおい…僕の周りあんまり人死んでないのになんなんだよ…と、なんかまた平謝りなのでした。ていうかホント大丈夫かね俺。まあ大丈夫だと思うけど。
そうそう話はまた変わるけど、なんかバンドを始めそうな雰囲気です。しかし結構しんど忙しいので練習ができません。アンプ買って受け取りに行くのが精一杯です…。楽譜があれば別に楽勝なんだけど基本耳コピなので大変つらい。ていうかネットに死ぬほど楽譜落ちてる有名曲だから油断してたんだけど、なんか見ると結構間違ってるのね、てか俺の耳が腐ってるの?よくわからんけど全部まるごと5度違ったり、何度も音叉つかってチューニングやりなおしちゃったよ。結局原因わからずだけど、まあ5度違いなら最悪現場でもなんとかできるけど、謎です。
ちなみにこのバンドの人にあいさつした帰り、暇だったから一緒にスタジオまでついてたんだけどこりゃ趣味だね。楽器屋の3Fがスタジオになってるんだけど防音もなにもあったもんじゃないし、部屋の中にCDやら楽器が大量にあって楽器は適当に使っていいとかなんか色々緩すぎ。多分ホントオーナーが趣味で音楽部屋作って、友達とか知ってる人には開放してるって程度じゃないかしら。そんな場所に外国人(日本人)が入り込んでるってるのがある意味すごいんだけど。
楽器といえば、最近某楽器メーカーの広州の工場/マーケの人と仲良くなりまして、なかなか今後が期待できます。あんまりそういう話ができる人がいないってのもあり、僕もバンド離れてすごい時間がたってるけど上記のようなバンド話が突然ぶりかえしたりしてる中でこういう人と知り合えたのはなかなかに良い。すこし年上なんだけど、音楽の話だけじゃなく完全にこっちに移住してるタイプの人なので(家も買ってる)、まあ普通の駐在のぬるいおっさんとは覚悟が違いますわな。帰るとこねえし。
ってまあそういうことだけがかっこいいわけじゃないけど、そもそも駐在おじさんに学ぶことって少ないですからね…少なくとも中国に関して僕が学ぶことはない。
ただ最近思うのは僕らだってそうだけど、通常それなりに駐在できてる人はサラリーマンとしては上位クラスタではあるので(日本語で仕事させたら普通の人よりも何倍もできる)、仲良くなって一緒に仕事をさせてもらうのはそれなりに意義がある事だとは思ってます。ただそれは仕事上の話であって、別に仕事以外で会う気にはなれないけど…。中国(に限らず外国)に足突っ込んでる現地化日本人って、やっぱ純粋な能力面では優れていない人も多いのよね。「日本に適応できなかった」からなのか原因はよくわからないけど。僕だってどっちかっていうと後者のほうではあるので、はてさて。
雑記めいてきたけど(ていうか「書くことねえな」とか思っててもやっぱりページを開くと色々書いちゃうのよね、不思議)最近夜が暇だなと感じます。前よりも。ひとつは遊んでたPS4のゲームを2本クリアしてしまってなんか隙間時間が暇ってことがあるでしょう。それ以外にはなんか暇つぶしにチャットする相手がいないってことかなと思ってます。
Tinderにしろ語学学習用のアプリにしろ、なんか適当に拾って会うなら会う、適当にじゃれるならじゃれるで時間つぶしの相手はわりといつでも数人いたものが、最近途切れた気がする。いや、別にいいんですけどね。何を狙うわけでもないと本当に生産性ないし…。
しかし今日なんかも帰ってきてすこし寝て料理して楽器の練習して、まだ11時ですよ。でこれを書き始めながら次の大旅行の調べ物をちょいとして、いま12時半前。今日は書き終わったらすぐ寝る感じだろうなと思うと1時前ね…まあ今日はまだいいけど、今後どうしよう的な。勉強とかもしなきゃなー。
今日日記を書こうと思ったきっかけはくやしさ。実は最近中国に関して面白めの記事を書いたんですよ。珍しくというか当事者のインタビューがとれたもんで、そこらへんを組み合わせたりして。そしたら今日友人からおもいっきり内容ダダ被り、でも格段に優れてる記事が送られてきて…その記事書いたのは会ったこともあるテレビ局のプロデューサーで、ウェブの記事にしちゃ異常に手間暇かかってるところその他を見ると、おそらく番組企画として立てていたものがなんだかの事情で飛んだっぽいのよね…。いろんな人にインタビューしてるしよく調べてあるからなんていうか、もうかかってるコストが違うのよ…うう…。
最近中国関係の研究がおろそかになっているので、これはちゃんとお勉強タイムを設けないといけないと思っています。翻訳や研究するネタが浮かんでこないのは多分インプット不足なのよね。わかってる。ということで今決めた。毎日930から30分間はインプット時間にします(守れる…ってか開始できるかね)。
最近のネタと言えば、健康診断にひっかかりまして。もしかしたらガンかも。。。ってまあそんなわけはないと思いつつ、若干びびっています。でも時間ないからっつうことであとまわしあとまわし、結局中国の連休である五月末に帰国して検査することになりました。ってまた帰国かよって感じですが、まあ個人的には良いペースであります。しかもちょうど?お嬢が日本にいるというラッキーな点も。もうほんとこの人つかまりませんからね。こないだモルディブ行ってて今は上海、来週はどこだっけな…。みたいな。スペイン行くって言ってた気がする。ていうか何を食べよう。
結局旅の話に…。
で、この「あらやだ僕しんじゃう」ってネタを何人かに振ったんだけど、「世の中には死があふれているんだなあ」という結論に。まず最近仲直り気味のご近所モデルさんにそんなメッセージを送ったところ「実は父が数日前に死んで今故郷に帰ってる」と。脳出血だそうです。この子自身26とかのはずだからお父さんって中国だったらおそらく50前後、若いよな…。そこまで仲良かったわけではなかったようだけど、色々へこんでるみたいです。まあそりゃそうか。
そして今日日本の別の友達に同じネタを発したら「数週間前に友達をガンで亡くしたとこ」っておいおい…僕の周りあんまり人死んでないのになんなんだよ…と、なんかまた平謝りなのでした。ていうかホント大丈夫かね俺。まあ大丈夫だと思うけど。
そうそう話はまた変わるけど、なんかバンドを始めそうな雰囲気です。しかし結構しんど忙しいので練習ができません。アンプ買って受け取りに行くのが精一杯です…。楽譜があれば別に楽勝なんだけど基本耳コピなので大変つらい。ていうかネットに死ぬほど楽譜落ちてる有名曲だから油断してたんだけど、なんか見ると結構間違ってるのね、てか俺の耳が腐ってるの?よくわからんけど全部まるごと5度違ったり、何度も音叉つかってチューニングやりなおしちゃったよ。結局原因わからずだけど、まあ5度違いなら最悪現場でもなんとかできるけど、謎です。
ちなみにこのバンドの人にあいさつした帰り、暇だったから一緒にスタジオまでついてたんだけどこりゃ趣味だね。楽器屋の3Fがスタジオになってるんだけど防音もなにもあったもんじゃないし、部屋の中にCDやら楽器が大量にあって楽器は適当に使っていいとかなんか色々緩すぎ。多分ホントオーナーが趣味で音楽部屋作って、友達とか知ってる人には開放してるって程度じゃないかしら。そんな場所に外国人(日本人)が入り込んでるってるのがある意味すごいんだけど。
楽器といえば、最近某楽器メーカーの広州の工場/マーケの人と仲良くなりまして、なかなか今後が期待できます。あんまりそういう話ができる人がいないってのもあり、僕もバンド離れてすごい時間がたってるけど上記のようなバンド話が突然ぶりかえしたりしてる中でこういう人と知り合えたのはなかなかに良い。すこし年上なんだけど、音楽の話だけじゃなく完全にこっちに移住してるタイプの人なので(家も買ってる)、まあ普通の駐在のぬるいおっさんとは覚悟が違いますわな。帰るとこねえし。
ってまあそういうことだけがかっこいいわけじゃないけど、そもそも駐在おじさんに学ぶことって少ないですからね…少なくとも中国に関して僕が学ぶことはない。
ただ最近思うのは僕らだってそうだけど、通常それなりに駐在できてる人はサラリーマンとしては上位クラスタではあるので(日本語で仕事させたら普通の人よりも何倍もできる)、仲良くなって一緒に仕事をさせてもらうのはそれなりに意義がある事だとは思ってます。ただそれは仕事上の話であって、別に仕事以外で会う気にはなれないけど…。中国(に限らず外国)に足突っ込んでる現地化日本人って、やっぱ純粋な能力面では優れていない人も多いのよね。「日本に適応できなかった」からなのか原因はよくわからないけど。僕だってどっちかっていうと後者のほうではあるので、はてさて。
雑記めいてきたけど(ていうか「書くことねえな」とか思っててもやっぱりページを開くと色々書いちゃうのよね、不思議)最近夜が暇だなと感じます。前よりも。ひとつは遊んでたPS4のゲームを2本クリアしてしまってなんか隙間時間が暇ってことがあるでしょう。それ以外にはなんか暇つぶしにチャットする相手がいないってことかなと思ってます。
Tinderにしろ語学学習用のアプリにしろ、なんか適当に拾って会うなら会う、適当にじゃれるならじゃれるで時間つぶしの相手はわりといつでも数人いたものが、最近途切れた気がする。いや、別にいいんですけどね。何を狙うわけでもないと本当に生産性ないし…。
しかし今日なんかも帰ってきてすこし寝て料理して楽器の練習して、まだ11時ですよ。でこれを書き始めながら次の大旅行の調べ物をちょいとして、いま12時半前。今日は書き終わったらすぐ寝る感じだろうなと思うと1時前ね…まあ今日はまだいいけど、今後どうしよう的な。勉強とかもしなきゃなー。
当日国際反復横跳び/ 人脈の継承
2017年5月2日 非日常 中国の5月1日は労働者の日でちょっとした連休なので(?)、労働者としての心意気を見せるために(?)、お嬢に会いに台湾に行ってきました。
いや、元々はそういう予定じゃなかったんですよ。でもね、最初の予定だったインドネシアは友達がビザの関係でその期間出国、次に向かったシンガポールの友人は出張ってことでまた不在。でお嬢が台湾にいるのは知ってたから予定を聞いたら29日の午後は台北で空いてるよ、とのことで。
29だと思ったんですよ。
で、28日の夜、金曜が休みな香港の某プロデューサーに連絡したら夜はパーティするよ?ってことだったので僕の中では28に香港に移動し、夜はそのパーティ、翌朝台湾に移動してお嬢とランチ、その後台北適当に一泊して台南か高雄でも行こうかなと…
思っていた出発前の27日夜、お嬢から何気なく「あしたどうする?」という連絡が。明日?なにそれ明後日だよね?と言ったら「いや28っていったじゃん」と言われ、確認したらまったくその通り。どこかで勘違いしたらしい。
そして彼女は29日は香港に入れ違いで帰る予定。だめじゃん…会えないじゃん…ていうか俺台湾行のチケットとった意味…となり、実は香港の話も前に一回ドタキャンしてるので断れない…となり板挟みになって発狂した僕のとった方法とは…
香港台湾当日往復。
やー狂ってる。多少は変なことしないと台湾行ったくらいじゃ記憶にも残らない、というよくわからない言い訳を主に自分にしつつ、買ってしまいましたチケット。まあ割と安いんですけども。
旅程は思ったより壮絶なものとなりました。
まず4時前に起きて車で出発、深圳の国境まで送ってもらい(1万円ちょい)、国境超えてそのまま空港に直行…しようとしたら明らかに計算上間に合わないので途中で降りてUBERを拾ってショートカットして空港に着いたらフライト40分前。そんなこともあろうかと(?)チェックイン荷物がなかったのでなんとかごねてチケットをもらい、ギリギリで飛び乗り。
台湾桃園について相変わらずの長い列に並んで入国したらもう11時ちょっとすぎてて、でタクシーにのって指定されたホテルに着いたのが12時すぎ。一緒にランチして13時半くらいかな、またタクシーを拾って空港へ。4時前の飛行機に乗って、香港についたのが5時半。色々やって市内に入って7時、15分くらい休んで8時からのパーティに…。
やあ、流石に疲れますわ。で、11時半くらいに流石につらいので退場、次の日も6時前に起きてまた台湾…そう、これはそもそも買ったチケットで、1泊目も結構高いホテルをおさえたのでそれを捨てるに忍びなく…。ということで。いや、もう前の日に行ったし台湾いかなくてもいいかなという考えは頭をよぎったんだけど、でも流石に無駄でしょう。
ちなみに1回目の4時間台湾(と書くとそこそこ長くいたみたいだけど、空港での諸手続き込ですからね。。)の時は入国管理官にかなり疑われました。まずホテル名が書類にないと言われたので「当日帰るんですよ」っていってチケット見せたら「…目的は?」「観光?どこみるの?」などなど…まあそらそうですわな。友達と飯を食うというのはどういう項目かといわれると難しいところですが、まあ観光というのがいちばんいいと思ったのですが、どうでしょうね。
ともかく、そんなドタバタの後の二度目の台北の一泊目の「結構高いホテル」は誠品というTSUTAYA代官山がぱくったことでも有名な台湾の書店がつくった書店兼いろんな店がはいったモール?の中にあるホテルで、すごく高い…と思ったら2周年のプロモーションとかで高級ホテルにしてはそこそこ安く、ご飯とかもついてたのでいいかなとおもってえいやでとまったのですが、なかなかよくて満足しました。内装、設備が最高にいいです。欠点はといえば朝飯が破滅的にまずいことくらいですかね…。あとそのパック、モールの中の映画館のタダ券もついてました。
で2日目は台南へ。高雄とどちらにいくか迷ったけど、台南のほうが色々ありそうなのでということで台南…って今気づいたけどアジアなんちゃらバーのひとつがあるって友達に進めてもらったの完全に忘れてたな。普通の宿泊予約サイトで見つけた「ギャラリーの上に住む」というAirBnb的な物件に泊まりながら、ひたすら小吃といわれる安くてうまいものを食い続けるという夜を過ごしました。田舎っぽくてなかなかいいね。でも「台湾の京都」はいいすぎ。単なる地方都市です。面白かったけどね。
そしてどたばたと次の日の朝に高雄に抜け空港から飛んで香港でまた人に会い…今日帰って来たのでした。やれやれ。
ところで昨日の香港の夜は、また紹介してもらったうさんくさいひとたちとの飯会で、お嬢を紹介してくれた兄ちゃん主催で、なぜかお嬢の話になって。でまあ色々言われるんだけど、ああみんな本当に金欲しいんだな、と改めて思いました。俺の金欲しいは半ば冗談だけど、ああこの人たち本当にお金ほしいんだな、って。でもしかしこの人たち、もしお金をえたら何に使いたいんだろうね、その辺がよくわからない(まあ君はそういうことないから紹介したんだよね、とその人に言われたんですが)。でもきっと、それが普通の感覚なんだろうな…。掛ける金が大きいギャンブルとはいえ、僕にとっては変わるのはドキドキ度くらいのものであって、ダメだったらダメだし、ルールを曲げてまでどうのこうのしようとは思わない…ま、でも命くらい、って金額ではあるんだろうな。
人脈の継承の話は前も別の人(下北沢のライブハウスを盲目のおじいちゃんに引き回された話)について書いたんだけど、今回は広州編。やはり僕よりだいぶ年上の昔広州にいた人がきて一緒にご飯を食べていたんだけど、やっぱり知識が古い。今の中国においては致命的なほどに。いろんな人を紹介してくれるのはありがたいんだけど、はてその人から僕はどのように映っているのかな。よくわからないけど。自分が人脈を移転するときはきちんとその責務を果たせる内に果たしたいな、と思いました。まあいうのは簡単なんとやらなんだろうけどね。
いや、元々はそういう予定じゃなかったんですよ。でもね、最初の予定だったインドネシアは友達がビザの関係でその期間出国、次に向かったシンガポールの友人は出張ってことでまた不在。でお嬢が台湾にいるのは知ってたから予定を聞いたら29日の午後は台北で空いてるよ、とのことで。
29だと思ったんですよ。
で、28日の夜、金曜が休みな香港の某プロデューサーに連絡したら夜はパーティするよ?ってことだったので僕の中では28に香港に移動し、夜はそのパーティ、翌朝台湾に移動してお嬢とランチ、その後台北適当に一泊して台南か高雄でも行こうかなと…
思っていた出発前の27日夜、お嬢から何気なく「あしたどうする?」という連絡が。明日?なにそれ明後日だよね?と言ったら「いや28っていったじゃん」と言われ、確認したらまったくその通り。どこかで勘違いしたらしい。
そして彼女は29日は香港に入れ違いで帰る予定。だめじゃん…会えないじゃん…ていうか俺台湾行のチケットとった意味…となり、実は香港の話も前に一回ドタキャンしてるので断れない…となり板挟みになって発狂した僕のとった方法とは…
香港台湾当日往復。
やー狂ってる。多少は変なことしないと台湾行ったくらいじゃ記憶にも残らない、というよくわからない言い訳を主に自分にしつつ、買ってしまいましたチケット。まあ割と安いんですけども。
旅程は思ったより壮絶なものとなりました。
まず4時前に起きて車で出発、深圳の国境まで送ってもらい(1万円ちょい)、国境超えてそのまま空港に直行…しようとしたら明らかに計算上間に合わないので途中で降りてUBERを拾ってショートカットして空港に着いたらフライト40分前。そんなこともあろうかと(?)チェックイン荷物がなかったのでなんとかごねてチケットをもらい、ギリギリで飛び乗り。
台湾桃園について相変わらずの長い列に並んで入国したらもう11時ちょっとすぎてて、でタクシーにのって指定されたホテルに着いたのが12時すぎ。一緒にランチして13時半くらいかな、またタクシーを拾って空港へ。4時前の飛行機に乗って、香港についたのが5時半。色々やって市内に入って7時、15分くらい休んで8時からのパーティに…。
やあ、流石に疲れますわ。で、11時半くらいに流石につらいので退場、次の日も6時前に起きてまた台湾…そう、これはそもそも買ったチケットで、1泊目も結構高いホテルをおさえたのでそれを捨てるに忍びなく…。ということで。いや、もう前の日に行ったし台湾いかなくてもいいかなという考えは頭をよぎったんだけど、でも流石に無駄でしょう。
ちなみに1回目の4時間台湾(と書くとそこそこ長くいたみたいだけど、空港での諸手続き込ですからね。。)の時は入国管理官にかなり疑われました。まずホテル名が書類にないと言われたので「当日帰るんですよ」っていってチケット見せたら「…目的は?」「観光?どこみるの?」などなど…まあそらそうですわな。友達と飯を食うというのはどういう項目かといわれると難しいところですが、まあ観光というのがいちばんいいと思ったのですが、どうでしょうね。
ともかく、そんなドタバタの後の二度目の台北の一泊目の「結構高いホテル」は誠品というTSUTAYA代官山がぱくったことでも有名な台湾の書店がつくった書店兼いろんな店がはいったモール?の中にあるホテルで、すごく高い…と思ったら2周年のプロモーションとかで高級ホテルにしてはそこそこ安く、ご飯とかもついてたのでいいかなとおもってえいやでとまったのですが、なかなかよくて満足しました。内装、設備が最高にいいです。欠点はといえば朝飯が破滅的にまずいことくらいですかね…。あとそのパック、モールの中の映画館のタダ券もついてました。
で2日目は台南へ。高雄とどちらにいくか迷ったけど、台南のほうが色々ありそうなのでということで台南…って今気づいたけどアジアなんちゃらバーのひとつがあるって友達に進めてもらったの完全に忘れてたな。普通の宿泊予約サイトで見つけた「ギャラリーの上に住む」というAirBnb的な物件に泊まりながら、ひたすら小吃といわれる安くてうまいものを食い続けるという夜を過ごしました。田舎っぽくてなかなかいいね。でも「台湾の京都」はいいすぎ。単なる地方都市です。面白かったけどね。
そしてどたばたと次の日の朝に高雄に抜け空港から飛んで香港でまた人に会い…今日帰って来たのでした。やれやれ。
ところで昨日の香港の夜は、また紹介してもらったうさんくさいひとたちとの飯会で、お嬢を紹介してくれた兄ちゃん主催で、なぜかお嬢の話になって。でまあ色々言われるんだけど、ああみんな本当に金欲しいんだな、と改めて思いました。俺の金欲しいは半ば冗談だけど、ああこの人たち本当にお金ほしいんだな、って。でもしかしこの人たち、もしお金をえたら何に使いたいんだろうね、その辺がよくわからない(まあ君はそういうことないから紹介したんだよね、とその人に言われたんですが)。でもきっと、それが普通の感覚なんだろうな…。掛ける金が大きいギャンブルとはいえ、僕にとっては変わるのはドキドキ度くらいのものであって、ダメだったらダメだし、ルールを曲げてまでどうのこうのしようとは思わない…ま、でも命くらい、って金額ではあるんだろうな。
人脈の継承の話は前も別の人(下北沢のライブハウスを盲目のおじいちゃんに引き回された話)について書いたんだけど、今回は広州編。やはり僕よりだいぶ年上の昔広州にいた人がきて一緒にご飯を食べていたんだけど、やっぱり知識が古い。今の中国においては致命的なほどに。いろんな人を紹介してくれるのはありがたいんだけど、はてその人から僕はどのように映っているのかな。よくわからないけど。自分が人脈を移転するときはきちんとその責務を果たせる内に果たしたいな、と思いました。まあいうのは簡単なんとやらなんだろうけどね。
5年経てばすべてが変わる
2017年4月24日 日常 昔話はあまり好きではありません。あまり生産的ではない(いや、別に生産的なことばかりが好きなわけでもないけど…)気がしてね。
だけど昨日、最初の会社で一緒に働いていて今はシンガポールに行った人とチャットしていて、「5年くらいまえ、私たち恵比寿で普通にAEとかだったよね」ってなことを言われ。
彼女はかなり優秀だったので昇格しまくって当時いた会社のアジアパシフィックに送り込まれシンガポール勤務、今度はアメリカ大陸を狙おうという勢い。僕もそのあと音楽業界に行き、広告に戻っていつの間にかその頃には全く無縁もいいところだった中国を気に入っていつの間にか留学したりして挙句の果てが中国駐在。この5…じゃなくておそらく6,7年なんだけど、それにしたってそれくらいの期間でお互い人生がまったく違う方向に変わったわけです。それをあんまり意識していなかったので、改めて本当に色々考えちゃいました。
この短い?スパンのことは考えていなかったとはいえ、でも時折、自分が最初に外資を選んだ時から、さらに言えば高校や大学の時に思い描いていた将来(といっても別に明確なイメージがあったわけではないけど)から本当に離れたな、ってことは考えることはあったわけです。
今回はそれを再認識したって感じなのかな。
そんな昔語りついでに、たまに「ネットの出会いに意味はあるのか」みたいな話があって、僕も基本的にはどちらかというと無駄打ちが多いよねという立場なんだけど、中国に来た原因とは言わないまでも、僕が中国でわが物顔できるのはよく考えてみるとネットで出会った人たちのおかげが1000%というのは恐ろしいなとこれも振り返って思います。
どこかで書いたかもだけど、僕は今おそらく日本に住んでいる中国関係のジャーナリストの7割くらいとは面識があります。そして元をたどるとそれはすべてTwitterから始まったひとつの集まりに端を発している。そこから得た知識はなんというか本当に貴重だし、それが中国歴としては浅い僕を「中国なんでも知ってる人」にのし上げた原動力というかそのものなんだよね。色々な分野の専門家がいるし、聞けば誰かしらが知っている。昔の上司に「自分のブレインを持て」と言われていたけど、まさに今の彼らがその状態。中国語とか中国に対する理解度以上に知識を与えてもらってる。自分で学んだらこんなの何十年かかかるでしょうよ。
逆に、この武器を得るとほかの語圏というか国に行く気はしなくなります。だって言葉がわからないだけでなく専門家が周りにいないんだもん。海外なんてそもそもわからない場所なのに、それをサポートしてくれる人がいなくて、周りにはいい加減、というか自分とたいして変わらない知識しかない日本人しかいない状況で生活したりビジネスするなんてありえないわ…つらすぎる。つらすぎるし、逆にそういうものがない同僚を見て(皮肉じゃない)すげえなあと思うわけです。
こないだ上海で友達と話していて「堅実なのが意外」とか言われたんだけど僕はそもそも中国を選んでいるのも好きとか嫌いとかそういう理由ではなく結構合理的な理由で選んでいるつもりだし、自分が勝てる(というか競争にならないor競争ができるだけ少ない)場所を選んでいるつもり。だから僕は自分の適性がマイナスではないことを知ったうえでこうした自分のブレインを得て、万全とは言わないまでも、アドバンテージをもって今の立場にいるわけです。
って話が若干散ってきたけど、6年前には中国語にも中国にもひとかけらも興味がなかった僕がこうして中国の専門家気取っていることを考えると、また5年後にはぜーんぜん違うことをやっているということも、もしかしたらあるのかもしれないなと改めて思った夜なのでした。
ほかの話。
数か月前に一部で「中国における外国人向けビザ発給が厳しくなる」という報道が流れ、心配している人も多少いました。ただ基本的な考え方は日本だってやってる「母国の人で代替が利く産業から外国人を排除する」という思想であって国としてはある意味当然かなと思っていたし、自分たち駐在員は基本的にまさに「日本人しかできない業務」をやりにきているわけです(それがいいことかとかはひとまずおいといて)。
だから別にわが身を心配はしてなかったんだけど、先日上海の友人がこれが原因でクビになったとかで…。彼は上海に10年近く住み、顔は広い。でも交際は(友達の多さにしては驚くほど)下手。でもなんだかんだ誰かを紹介してくれたり、一緒に飲んでると(結構めんどい時もあるが)楽しかったりなので、上海に行く2回に1回くらいは会って飲む感じ。
その彼は仕事はまあできないんだろうなあという感じだし、ずっと上海で日本人と遊んでいるせいか中国語もそんなにうまくないっぽい。中国人の友達は数えるほど、と言っていた。で現地採用でしかも仕事を特に最近かなり頻繁に変わっている、年齢も年齢…となると会社として正直ビザの事がなくてもそんなに…という状況だったんじゃないかと推察する。
それは正直わかる。しかし彼、10年もこっちにいるともう日本の人脈なんかないし(そもそも顔は広いけど人脈を使えるタイプじゃない…そういう事しないから信頼されてるって面はそれはそれであるんだけど)、拠点もない。かといって(できたところでプラス幅は大きくないとはいえ)語学はだめのようだし、特殊な技能があるわけでもない。きついよなあ…と思うわけです。正直彼の今後がうまくいくような気が全然しません。どうするんだろう。いや、どうもこうも「必死で就活してビザでるところに勤める」か「日本に帰って頑張る」しかないんだけど、両方とも本当に現実味がないのよね…。心配。
そんなわけで、ビザ厳格化で身近に被害者?がでたという話でした。こないだ上海で飲んだのが最後、とかにならないといいけど。
だけど昨日、最初の会社で一緒に働いていて今はシンガポールに行った人とチャットしていて、「5年くらいまえ、私たち恵比寿で普通にAEとかだったよね」ってなことを言われ。
彼女はかなり優秀だったので昇格しまくって当時いた会社のアジアパシフィックに送り込まれシンガポール勤務、今度はアメリカ大陸を狙おうという勢い。僕もそのあと音楽業界に行き、広告に戻っていつの間にかその頃には全く無縁もいいところだった中国を気に入っていつの間にか留学したりして挙句の果てが中国駐在。この5…じゃなくておそらく6,7年なんだけど、それにしたってそれくらいの期間でお互い人生がまったく違う方向に変わったわけです。それをあんまり意識していなかったので、改めて本当に色々考えちゃいました。
この短い?スパンのことは考えていなかったとはいえ、でも時折、自分が最初に外資を選んだ時から、さらに言えば高校や大学の時に思い描いていた将来(といっても別に明確なイメージがあったわけではないけど)から本当に離れたな、ってことは考えることはあったわけです。
今回はそれを再認識したって感じなのかな。
そんな昔語りついでに、たまに「ネットの出会いに意味はあるのか」みたいな話があって、僕も基本的にはどちらかというと無駄打ちが多いよねという立場なんだけど、中国に来た原因とは言わないまでも、僕が中国でわが物顔できるのはよく考えてみるとネットで出会った人たちのおかげが1000%というのは恐ろしいなとこれも振り返って思います。
どこかで書いたかもだけど、僕は今おそらく日本に住んでいる中国関係のジャーナリストの7割くらいとは面識があります。そして元をたどるとそれはすべてTwitterから始まったひとつの集まりに端を発している。そこから得た知識はなんというか本当に貴重だし、それが中国歴としては浅い僕を「中国なんでも知ってる人」にのし上げた原動力というかそのものなんだよね。色々な分野の専門家がいるし、聞けば誰かしらが知っている。昔の上司に「自分のブレインを持て」と言われていたけど、まさに今の彼らがその状態。中国語とか中国に対する理解度以上に知識を与えてもらってる。自分で学んだらこんなの何十年かかかるでしょうよ。
逆に、この武器を得るとほかの語圏というか国に行く気はしなくなります。だって言葉がわからないだけでなく専門家が周りにいないんだもん。海外なんてそもそもわからない場所なのに、それをサポートしてくれる人がいなくて、周りにはいい加減、というか自分とたいして変わらない知識しかない日本人しかいない状況で生活したりビジネスするなんてありえないわ…つらすぎる。つらすぎるし、逆にそういうものがない同僚を見て(皮肉じゃない)すげえなあと思うわけです。
こないだ上海で友達と話していて「堅実なのが意外」とか言われたんだけど僕はそもそも中国を選んでいるのも好きとか嫌いとかそういう理由ではなく結構合理的な理由で選んでいるつもりだし、自分が勝てる(というか競争にならないor競争ができるだけ少ない)場所を選んでいるつもり。だから僕は自分の適性がマイナスではないことを知ったうえでこうした自分のブレインを得て、万全とは言わないまでも、アドバンテージをもって今の立場にいるわけです。
って話が若干散ってきたけど、6年前には中国語にも中国にもひとかけらも興味がなかった僕がこうして中国の専門家気取っていることを考えると、また5年後にはぜーんぜん違うことをやっているということも、もしかしたらあるのかもしれないなと改めて思った夜なのでした。
ほかの話。
数か月前に一部で「中国における外国人向けビザ発給が厳しくなる」という報道が流れ、心配している人も多少いました。ただ基本的な考え方は日本だってやってる「母国の人で代替が利く産業から外国人を排除する」という思想であって国としてはある意味当然かなと思っていたし、自分たち駐在員は基本的にまさに「日本人しかできない業務」をやりにきているわけです(それがいいことかとかはひとまずおいといて)。
だから別にわが身を心配はしてなかったんだけど、先日上海の友人がこれが原因でクビになったとかで…。彼は上海に10年近く住み、顔は広い。でも交際は(友達の多さにしては驚くほど)下手。でもなんだかんだ誰かを紹介してくれたり、一緒に飲んでると(結構めんどい時もあるが)楽しかったりなので、上海に行く2回に1回くらいは会って飲む感じ。
その彼は仕事はまあできないんだろうなあという感じだし、ずっと上海で日本人と遊んでいるせいか中国語もそんなにうまくないっぽい。中国人の友達は数えるほど、と言っていた。で現地採用でしかも仕事を特に最近かなり頻繁に変わっている、年齢も年齢…となると会社として正直ビザの事がなくてもそんなに…という状況だったんじゃないかと推察する。
それは正直わかる。しかし彼、10年もこっちにいるともう日本の人脈なんかないし(そもそも顔は広いけど人脈を使えるタイプじゃない…そういう事しないから信頼されてるって面はそれはそれであるんだけど)、拠点もない。かといって(できたところでプラス幅は大きくないとはいえ)語学はだめのようだし、特殊な技能があるわけでもない。きついよなあ…と思うわけです。正直彼の今後がうまくいくような気が全然しません。どうするんだろう。いや、どうもこうも「必死で就活してビザでるところに勤める」か「日本に帰って頑張る」しかないんだけど、両方とも本当に現実味がないのよね…。心配。
そんなわけで、ビザ厳格化で身近に被害者?がでたという話でした。こないだ上海で飲んだのが最後、とかにならないといいけど。
また旅芸人(そっちのほうが忙しい休暇編)
2017年4月6日 音楽 今週月火曜は中国のお盆的祝日、清明节だったもので、お花見がしたくて、あと健康診断を受けなきゃいけないという事で帰国していました。しかし東京寒いな…そして寒いせいで咲かない桜。せっかく開花予報みて計画したのに…。
いつも日本に帰ると満喫しちゃって帰ってくるとやばいんだけど、今回もそんな感じになりそうです。てか会った人の人数でいうと最大かもしれん…。
初日、朝便で帰り、すぐ肉へ。転職に悩む前職の同僚といつの間に結婚した大学時代の後輩、そしてその夫。夫、前会った時はその同僚だったはずなのだが…みたいな話で、まあいいんだけど。色々話は飛んだけど、前職同僚の話かなー。もともとウェブ中心のマーケ/制作会社にいて、色々あって医療関係を立ち上げることになって、やってみたら結構自分にマッチしたらしいんだけどそのチームが解散になってしまい、製薬会社とかに行くかな…とか考えているようで。しかし日系大手ならともかく、販売会社でしかない外資行ってもね、自分の正義を貫けるわけじゃないって意味ではつらいと思うよというようなお話をしたような。
日曜は昼から四川フェス。なんで帰国してるのに四川…というのはともかく、集中治療室系の5人?かな?で若干寒いが日差しで救われた感じ。出演している地下アイドルの名前が宗教法人…と思いながらちょっとした四川料理を食べていました。中華料理系のフードフェスなんてコアな変態しか来ないかと思いきやそれなりに集客出来ててよかったよかった。
解散の後少しお買い物ののち、夜は某グルメ誌編集x2と医療系コンサルの4人。グルメの一人は新顔。なんか広州の同僚に似てる…が3倍くらい美しくてうっって思ったりした(既婚。わりと軽めに10時すぎとかに終わり、次は同じ駅で飲んでる中国系に混ざる。IT系ライターと投資家を目指す?若者。まあまあ濃い会ですなこれも。夜二回戦。
なんか眠気が強いのでふらーっと帰り、次の日は朝から打ち合わせを数本、昼はいつも飲みに誘ってくれる年上同僚(でも正直限られた夕食の機会を同僚のためには使いたくないのだが…)と、で食った後また打ち合わせからの青山に移動してこれもまたライター氏と密談、現状の情報交換とか企画打ち合わせをして、移動して髪の毛を切り、ああこの日はこれで終わりで帰宅してひさーーーーしぶりに実家でご飯。次の日健康診断だからね。
で、そう火曜は朝から健康診断、終わって昼は魚ずくしのすごくおいしい和食withピラフ(地獄的状況の中今の会社を紹介してくれた命の恩人…)、そのあとカメラマンのロボ(新婚)と新宿で散歩しながらお茶してたら、そのいた場所から全然会ってない友人のヘッドハンターの事務所が100mくらいしか離れてないことに気づいたのと後の予定が1時間遅れたので、1時間限定でそのヘッドハンターと茶のみ話。かれは割とITとかに強いのでDeNA問題やらソシャゲも落ち着いて、最近市場ちょっと悪いのでは?と思ったんだけど全然そんなことないですよーと。彼はもともととある人材会社のトップセールスで、僕とは全然人種の違うなんというかできるリーマンだったのがジョブチェンジというか独立開業してできる一匹オオカミヘッドハンターになっているのでした。
その後お世話になっている中国系ライターの人とまた1時間くらいお茶をした後、某ゲーム屋にいった友達とディナー…で結局6人くらい会ってますよねこの日。やれやれ。ちなみにゲーム屋に行ったと思ったらまた移って結構大手のシステム屋さんになっていました。いやわかるけどね。でもその会社で量子コンピュータ使ってるって話が一番面白かったなあ…。ひそかに実用化されてんのな。されてたとしてGoogleのなんか秘密プロジェクトくらいかと思ってた。
明日からまた仕事や〰。ちなみに再来週も上海から北京に1週間くらい出張だし、コンペもあるし、忙しい月ですわ(そして本当の恐れるものは来月…)
いつも日本に帰ると満喫しちゃって帰ってくるとやばいんだけど、今回もそんな感じになりそうです。てか会った人の人数でいうと最大かもしれん…。
初日、朝便で帰り、すぐ肉へ。転職に悩む前職の同僚といつの間に結婚した大学時代の後輩、そしてその夫。夫、前会った時はその同僚だったはずなのだが…みたいな話で、まあいいんだけど。色々話は飛んだけど、前職同僚の話かなー。もともとウェブ中心のマーケ/制作会社にいて、色々あって医療関係を立ち上げることになって、やってみたら結構自分にマッチしたらしいんだけどそのチームが解散になってしまい、製薬会社とかに行くかな…とか考えているようで。しかし日系大手ならともかく、販売会社でしかない外資行ってもね、自分の正義を貫けるわけじゃないって意味ではつらいと思うよというようなお話をしたような。
日曜は昼から四川フェス。なんで帰国してるのに四川…というのはともかく、集中治療室系の5人?かな?で若干寒いが日差しで救われた感じ。出演している地下アイドルの名前が宗教法人…と思いながらちょっとした四川料理を食べていました。中華料理系のフードフェスなんてコアな変態しか来ないかと思いきやそれなりに集客出来ててよかったよかった。
解散の後少しお買い物ののち、夜は某グルメ誌編集x2と医療系コンサルの4人。グルメの一人は新顔。なんか広州の同僚に似てる…が3倍くらい美しくてうっって思ったりした(既婚。わりと軽めに10時すぎとかに終わり、次は同じ駅で飲んでる中国系に混ざる。IT系ライターと投資家を目指す?若者。まあまあ濃い会ですなこれも。夜二回戦。
なんか眠気が強いのでふらーっと帰り、次の日は朝から打ち合わせを数本、昼はいつも飲みに誘ってくれる年上同僚(でも正直限られた夕食の機会を同僚のためには使いたくないのだが…)と、で食った後また打ち合わせからの青山に移動してこれもまたライター氏と密談、現状の情報交換とか企画打ち合わせをして、移動して髪の毛を切り、ああこの日はこれで終わりで帰宅してひさーーーーしぶりに実家でご飯。次の日健康診断だからね。
で、そう火曜は朝から健康診断、終わって昼は魚ずくしのすごくおいしい和食withピラフ(地獄的状況の中今の会社を紹介してくれた命の恩人…)、そのあとカメラマンのロボ(新婚)と新宿で散歩しながらお茶してたら、そのいた場所から全然会ってない友人のヘッドハンターの事務所が100mくらいしか離れてないことに気づいたのと後の予定が1時間遅れたので、1時間限定でそのヘッドハンターと茶のみ話。かれは割とITとかに強いのでDeNA問題やらソシャゲも落ち着いて、最近市場ちょっと悪いのでは?と思ったんだけど全然そんなことないですよーと。彼はもともととある人材会社のトップセールスで、僕とは全然人種の違うなんというかできるリーマンだったのがジョブチェンジというか独立開業してできる一匹オオカミヘッドハンターになっているのでした。
その後お世話になっている中国系ライターの人とまた1時間くらいお茶をした後、某ゲーム屋にいった友達とディナー…で結局6人くらい会ってますよねこの日。やれやれ。ちなみにゲーム屋に行ったと思ったらまた移って結構大手のシステム屋さんになっていました。いやわかるけどね。でもその会社で量子コンピュータ使ってるって話が一番面白かったなあ…。ひそかに実用化されてんのな。されてたとしてGoogleのなんか秘密プロジェクトくらいかと思ってた。
明日からまた仕事や〰。ちなみに再来週も上海から北京に1週間くらい出張だし、コンペもあるし、忙しい月ですわ(そして本当の恐れるものは来月…)
といって冷静に考えるとそこまでではないけど、でもなんか詰め込んだ旅でした。単に日程が長かった以外にも他の要素があって直前まで予定が決められなかったりして、そういうのもめんどくさかった要因ではある。
まず、数日前からお嬢と連絡が取れなくなっていました。お母さまの具合がよくないといって地元に帰り。。。で、連絡が取れなくなると結構いやな想像しかしないじゃないですか。で、なんか追いかけづらくてもやもや。
それが何の関係があるかというと、出張先がお嬢がいるであろうところに近かったんですな。で、ちょっと日程を曲げれば寄れそう、だけど別口で香港でもお誘いがあるような状況で。なにこのぐちゃぐちゃ加減。金曜朝に南京で仕事を終えて香港に飛ぶか次の仕事の場所に飛ぶか(この仕事はマストではなく、週末にちょろっと様子を見る程度)をずっと迷っていて。
じつは香港は2週間くらい前にも行ってて、その時の面子に誘われてたんです。わりと豪華というか特殊な業界の人が集まってたので鉄は熱いうちに二度打ちというのは確実に正しいから行くか。。。でもちょっとだるいなー、お嬢も香港にいないしなーとか色々もやもやしていまして。
まあ結局香港をキャンセルして、ずっともやもやしたまま行脚をして、帰り道に「携帯落としてたんだけど」って連絡が来てな。。。そうなのよお嬢、テクノロジー全然だめだし信用してないしないとダメとかじゃないんだよね。別にないならないでよい、という程度だから僕とかみたいな人の気持ちはわからない。
上海では、最近知り合った面白い子たちと飲んでました。しかしありゃレズかな…という感じがするのはなんででしょう。老人が出てくる老人をターゲットにした国の雑誌。。。ってなんやねん、という雑誌の編集者と、医療とか不動産向けの広告を作ってる女の子。まあでも楽しかった。英語中国語ちゃんぽんで色々話して、みんなでTinderしてお互いの選択をけなしあって最後にMobikeで帰るって、なんかすごく上海なんだよね。初対面の外国人と中国人が適当な話題ですごく楽しいあたりが。やっぱこういう雰囲気が好きだなー。またイベントがらみで来月行くのでその時にでも親交深められれば。
上海は他にもいろいろ、前に紹介してもらった制作会社と連絡して仕事をふろうとしたら担当者が実は今月までで辞めるとか社長が妊娠したとか(相変わらず上海人じゃないのに上海人っぽい頭が良くてアグレッシブな感じが全面に出てる)色々変動がある様子とか風俗にはまっちゃったおじさんが若干つらそうだったりとか(業績は上がってるが、人間の管理とかで苦労してるらしい)、まあ色々。出たり入ったり大変でした。
あと最近ほかで知り合った女の子、実は僕がいったことあるカラオケ(アレな方)でたまに働いているらしく、事故が怖いです。ということで学校も行ってないっぽいし貧しい(そうじゃなきゃカラオケで働いたりしません、普通は。。。)のかと思いきや妙に教養ありげな感じだし言う事も変にすごくいいこという、謎。海外にもかなり行ってるみたいだし…カラオケ嬢って割には全然出勤してないみたいだしその銭どっからくるねん。まあ「固定客」がいるから店にいく必要ないのかもしれんけど。店で勉強したという日本語もやたらうまいしな…なんか特殊なにおいがします。
あー全然関係ない話をだらだら書くと、某ニュースサイトに記事原稿送ったらしかとされました。あーあー。しかも鮮度がある記事だったからもう出せない。というか僕が出したかった内容はもういろんなところに出ちゃってる。やれやれ。媒体開拓したいなあ…。締め切り無くて、適当に送ると適当に載せてくれる媒体。まあ締め切りアリでもいいけど本業きつい時期は本当にきついから現実的じゃないのよね。とりあえずブログをちゃんとやって、SEOやって、なんか多少いろんな人に見てもらえるようなことでやっていきたいなと思います。どうせ話題はニッチだけど、「友達の友達」の範囲に日本の専門家がほぼすべているというのは結構なアドバンテージだと思うので、そこにきっちり訴えられる中身を書ければ多少使い出のある肩書になるのではないか(と思ったりして)。
4-6月は多分今年で一番季節になるでしょう。去年も死ぬかと思ったからねえ。色々仕込んでることがうまくいくといいけど。
まず、数日前からお嬢と連絡が取れなくなっていました。お母さまの具合がよくないといって地元に帰り。。。で、連絡が取れなくなると結構いやな想像しかしないじゃないですか。で、なんか追いかけづらくてもやもや。
それが何の関係があるかというと、出張先がお嬢がいるであろうところに近かったんですな。で、ちょっと日程を曲げれば寄れそう、だけど別口で香港でもお誘いがあるような状況で。なにこのぐちゃぐちゃ加減。金曜朝に南京で仕事を終えて香港に飛ぶか次の仕事の場所に飛ぶか(この仕事はマストではなく、週末にちょろっと様子を見る程度)をずっと迷っていて。
じつは香港は2週間くらい前にも行ってて、その時の面子に誘われてたんです。わりと豪華というか特殊な業界の人が集まってたので鉄は熱いうちに二度打ちというのは確実に正しいから行くか。。。でもちょっとだるいなー、お嬢も香港にいないしなーとか色々もやもやしていまして。
まあ結局香港をキャンセルして、ずっともやもやしたまま行脚をして、帰り道に「携帯落としてたんだけど」って連絡が来てな。。。そうなのよお嬢、テクノロジー全然だめだし信用してないしないとダメとかじゃないんだよね。別にないならないでよい、という程度だから僕とかみたいな人の気持ちはわからない。
上海では、最近知り合った面白い子たちと飲んでました。しかしありゃレズかな…という感じがするのはなんででしょう。老人が出てくる老人をターゲットにした国の雑誌。。。ってなんやねん、という雑誌の編集者と、医療とか不動産向けの広告を作ってる女の子。まあでも楽しかった。英語中国語ちゃんぽんで色々話して、みんなでTinderしてお互いの選択をけなしあって最後にMobikeで帰るって、なんかすごく上海なんだよね。初対面の外国人と中国人が適当な話題ですごく楽しいあたりが。やっぱこういう雰囲気が好きだなー。またイベントがらみで来月行くのでその時にでも親交深められれば。
上海は他にもいろいろ、前に紹介してもらった制作会社と連絡して仕事をふろうとしたら担当者が実は今月までで辞めるとか社長が妊娠したとか(相変わらず上海人じゃないのに上海人っぽい頭が良くてアグレッシブな感じが全面に出てる)色々変動がある様子とか風俗にはまっちゃったおじさんが若干つらそうだったりとか(業績は上がってるが、人間の管理とかで苦労してるらしい)、まあ色々。出たり入ったり大変でした。
あと最近ほかで知り合った女の子、実は僕がいったことあるカラオケ(アレな方)でたまに働いているらしく、事故が怖いです。ということで学校も行ってないっぽいし貧しい(そうじゃなきゃカラオケで働いたりしません、普通は。。。)のかと思いきや妙に教養ありげな感じだし言う事も変にすごくいいこという、謎。海外にもかなり行ってるみたいだし…カラオケ嬢って割には全然出勤してないみたいだしその銭どっからくるねん。まあ「固定客」がいるから店にいく必要ないのかもしれんけど。店で勉強したという日本語もやたらうまいしな…なんか特殊なにおいがします。
あー全然関係ない話をだらだら書くと、某ニュースサイトに記事原稿送ったらしかとされました。あーあー。しかも鮮度がある記事だったからもう出せない。というか僕が出したかった内容はもういろんなところに出ちゃってる。やれやれ。媒体開拓したいなあ…。締め切り無くて、適当に送ると適当に載せてくれる媒体。まあ締め切りアリでもいいけど本業きつい時期は本当にきついから現実的じゃないのよね。とりあえずブログをちゃんとやって、SEOやって、なんか多少いろんな人に見てもらえるようなことでやっていきたいなと思います。どうせ話題はニッチだけど、「友達の友達」の範囲に日本の専門家がほぼすべているというのは結構なアドバンテージだと思うので、そこにきっちり訴えられる中身を書ければ多少使い出のある肩書になるのではないか(と思ったりして)。
4-6月は多分今年で一番季節になるでしょう。去年も死ぬかと思ったからねえ。色々仕込んでることがうまくいくといいけど。
たどり着いた答え /成都
2017年3月9日 考え事 あんまりいい話でもないけどひさしぶりに「思い至った!」という件がありまして。僕が中国を好き(という表現もあまり正確じゃない気がするんだけど、わかりやすさ優先で)な理由についてです。
僕はここのところ、その理由を「中国人が本能に忠実なところが好き」と表現していました。いい意味でも悪い意味でも素直で、感情が行動と直結しているところ。うれしいなり悲しいなり怒りなりが簡単に表に出てくるというのが、日本と正反対なところが興味深いし、日本のその(ある意味ロボットみたいな)感情のなさがあんまり好きではない、みたいな話をしていたこともありました。
それとは別に進行していた話で、同僚(女)と酒を飲んでいる時になんか愛とセックスみたいな話になり、セックスのない愛なんかあるのかとか、お前は欲望をどうやってコントロールしてるんだとか(なんで俺はこんなことを女に言われるんだ?)、そんな話をされていたんですわ。で、僕はやりたきゃやるし、それは愛とはあんまり関係ないと思うけどねえ俺動物じゃないからコントロールもくそも…って言った時には自分で気づかなかったんだけど。
そ、この話って裏表・・・っていうのか?つながってるんですな。そもそも後者の話は、僕はずっと昔から神に対する反逆とか(大げさな表現だけど)いっていたんですよ。食欲であれ性欲であれ、そういったものを否定はしないけど、それに振り回されるべきではない、こちらがコントロールすべきであると。
でも、そういう事を言っている反面、「感情を素直に出す人たち」に憧れたりしている(憧れていうとちょっと違うけどなー)。これっておかしいよね。まだ自分で認めるところまで行ってないけど、要するにそれが一本の線だとすると、もっと素直に獣になれよって話なのかな…ううむ。
話変わって、成都に行ってきました。四川省にあって、まあなんでしょう一般的には麻婆豆腐発祥の地でしょうか。仕事だったんだけどまあちょろかったので帰りに無印良品の世界旗艦店に…ってなんで中国の奥地にあるんですかね世界旗艦店。世界。中国語だと宇宙旗艦店みたいに書いてある記事すらある…でも行ってみたら、入っている商業施設自体は非常にセンスがよくて唸らされるものがあったもののMUJI自体は別に新しい要素は一切なく、しかも中国的な概念にやられた我々にはあの店は狭すぎて…なんのための視察だったのかわかりません。別に主目的じゃなかったからいいけど。
昨日の夜は北京で会った友人と再会。3か月ぶりくらいなのになんかすごい久しぶりな感じ。彼の祖母がガンで入院しているとのことで、彼は仕事を長期で休んで付き添っているのでした。そんな状況なんで会うかどうか迷ったんだけど、まあこういう時には声かけないと何も進まないよねとも思って、連絡して会うことに。で色々話をするんだけど、やっぱこいつ面白いのなー。中国と日本の若者とか消費者についての考察みたいのを出し合って楽しい晩でした(一応仕事の打ち合わせだったんで仕事の話もしたけど)。
しかし彼、すごく頭がいいし同じピッチで話ができる(そしてうまいはうまいが、やっぱり英語が僕と同じレベルで残念)から面白い。でも心が弱いんだよなー。微信の投稿見てて心配だったし、僕のことを本当に友人だと思ってくれているっぽいのはとてもうれしいんだけど、そういう弱みを相手に見せないほうがいいぜ?って思うのよね。僕は別にそれに漬け込む気はないけれど。「ゆっくりとした死と向き合うのは初めてで、難しい」とか言ってた。そうだよね。僕にはそうした経験はまだ、ないけれど。
僕はここのところ、その理由を「中国人が本能に忠実なところが好き」と表現していました。いい意味でも悪い意味でも素直で、感情が行動と直結しているところ。うれしいなり悲しいなり怒りなりが簡単に表に出てくるというのが、日本と正反対なところが興味深いし、日本のその(ある意味ロボットみたいな)感情のなさがあんまり好きではない、みたいな話をしていたこともありました。
それとは別に進行していた話で、同僚(女)と酒を飲んでいる時になんか愛とセックスみたいな話になり、セックスのない愛なんかあるのかとか、お前は欲望をどうやってコントロールしてるんだとか(なんで俺はこんなことを女に言われるんだ?)、そんな話をされていたんですわ。で、僕はやりたきゃやるし、それは愛とはあんまり関係ないと思うけどねえ俺動物じゃないからコントロールもくそも…って言った時には自分で気づかなかったんだけど。
そ、この話って裏表・・・っていうのか?つながってるんですな。そもそも後者の話は、僕はずっと昔から神に対する反逆とか(大げさな表現だけど)いっていたんですよ。食欲であれ性欲であれ、そういったものを否定はしないけど、それに振り回されるべきではない、こちらがコントロールすべきであると。
でも、そういう事を言っている反面、「感情を素直に出す人たち」に憧れたりしている(憧れていうとちょっと違うけどなー)。これっておかしいよね。まだ自分で認めるところまで行ってないけど、要するにそれが一本の線だとすると、もっと素直に獣になれよって話なのかな…ううむ。
話変わって、成都に行ってきました。四川省にあって、まあなんでしょう一般的には麻婆豆腐発祥の地でしょうか。仕事だったんだけどまあちょろかったので帰りに無印良品の世界旗艦店に…ってなんで中国の奥地にあるんですかね世界旗艦店。世界。中国語だと宇宙旗艦店みたいに書いてある記事すらある…でも行ってみたら、入っている商業施設自体は非常にセンスがよくて唸らされるものがあったもののMUJI自体は別に新しい要素は一切なく、しかも中国的な概念にやられた我々にはあの店は狭すぎて…なんのための視察だったのかわかりません。別に主目的じゃなかったからいいけど。
昨日の夜は北京で会った友人と再会。3か月ぶりくらいなのになんかすごい久しぶりな感じ。彼の祖母がガンで入院しているとのことで、彼は仕事を長期で休んで付き添っているのでした。そんな状況なんで会うかどうか迷ったんだけど、まあこういう時には声かけないと何も進まないよねとも思って、連絡して会うことに。で色々話をするんだけど、やっぱこいつ面白いのなー。中国と日本の若者とか消費者についての考察みたいのを出し合って楽しい晩でした(一応仕事の打ち合わせだったんで仕事の話もしたけど)。
しかし彼、すごく頭がいいし同じピッチで話ができる(そしてうまいはうまいが、やっぱり英語が僕と同じレベルで残念)から面白い。でも心が弱いんだよなー。微信の投稿見てて心配だったし、僕のことを本当に友人だと思ってくれているっぽいのはとてもうれしいんだけど、そういう弱みを相手に見せないほうがいいぜ?って思うのよね。僕は別にそれに漬け込む気はないけれど。「ゆっくりとした死と向き合うのは初めてで、難しい」とか言ってた。そうだよね。僕にはそうした経験はまだ、ないけれど。
「道化さん、旅に出ると風邪ひくよね」
2017年2月20日 日常 と会社の子に言われました。返す言葉もありません。ということでキューバから帰って来たばかりなのに(遊びでしょうが)、今度は東京→常熟→杭州という旅でした。というとなんか楽っぽいんだけどスケジュールツメツメだし、常熟ってアクセスがクソ悪くて上海から車で2時間くらいはいかなきゃいけないっていうね。目的は会社の昇格試験です。
東京。そもそも最初からきつくて、時差ボケ冷めやらぬ中、朝5時起きで帰国、家にいったん帰って荷物を落として5分で会社に移動、役員と発表のためのリハーサルして色々ダメ出しをいただき、そのまま移動してご飯食べて朝まで。
翌朝10時ごろ帰宅、30分ほどで昼食のため出発、外で先輩と食べて出社して前の日にダメだしいただいた部分を修正、移動して借りてたカメラを返しつつ引き抜こうとしている人材とご飯して早め(といっても11時くらいか)の帰宅。
翌日は朝髪を切りそのまま会社に移動してリハーサルからの本番、終わったら打ち合わせを3人くらいとして夜は新聞記者と天ぷら(ごちそうさまでした)、そして最後はバーでご挨拶とお土産渡し。
次の日は朝ごはんも外で話を聞きつつ…と思って起きたらドタキャンくらっててヤレヤレ、でまあそもそもツメツメだったのを家でちょっとゆっくりご飯食べて羽田→上海。そして夕方市内に着いたららーめん食べてタクシー拾って2時間、着いたら軽く打合せして再度ご飯。
その次も結局8時出発とかで仕事をして、夕方上海までみんなで帰ってそのまま僕だけ杭州へ。着いたら8時で、そこから2時までカラオケ(健全なやつ)。
最後の日もまた6時起きで上海に帰り、飛行機に乗ってようやく午後、家に着いた…
ってこんな日程かましてたら風邪もひくよな、ってのと経営者の人って結構こういう詰め方してるはずで、僕はやっぱりなれないですねそういうスーパーマンには。ある程度は慣れの問題なのかもしれないけど、思考力がね…。
今回の旅も結構詰めたわりにというか面白いことが色々。初日の晩御飯は現!役!女!子!大!生!ですよ…いや、普通の人に比べれば友人は上にも下にも多いほうだとは思うけど、それでも流石に干支が…いやいや。というのは多分他にいないと思います。ていうか学生と知り合うきっかけなんてないからね。
で、この子は以前書いたかな?もともと友達の友達で、広告代理店志望、しかもフランス帰りだからできれば外資がいいなーと思っていたとのことで、もう僕は国外に住んでいたんだけどSkypeで自分の経験の話をしてあげたんです。今でも覚えてるがなんか知らんがその前に結構飲んだんだか飲まされたんだかでわりとぶっ放してました僕。
そこから進路の話とかたまにチャットするようになり、あちらも東京じゃないのであまり会う機会もなかったのが偶然今回僕の帰国のタイミングで東京にいるから、と会うことになったのです。結構うまいもの食わせたしうまい酒飲ませたぞ!という感じでした。まあ比べると完全におっさんだからなあ…というのと、多分年上が好物でしょうこの人。わざとなのか素なのかわからないけど(ということはわざとなんだろうけど)、おっさん殺し的なテクをすごい使ってくるタイプでした。わかっててもだいぶ殺されるところがすごい。若い子つよい。
昇格試験はまあ、そんなものかなという感じでした。「早口だねえ君」とかそんなつっこみを受けたりして。あとわりと何を聞かれてるかわからない質問があって、やりすごしてたらさらに聞かれて同じように答えて…とかなり循環感がでちゃってたんだけどそれは後から考えると実は自分がしゃべったことを理解してもらえた前提だった(僕はそれを聞いたうえで裏を読むべきかと思って戸惑った)というのがちょい後悔でした。
この試験色々要項に書いてないようなルールがあって準備の段階で失敗したなーという気はしていて、もっと情報収集きちんとやるべきだったかなと。なんだろう、別にセンター試験やってるわけじゃないから、ぶっつけでやるのはある種馬鹿のやることなんですよね。事前に経験者に聞いたりすることから始まるし、それをどれだけ聞き出せるかだって、ある種のテストではあるという考え方だってできる。直前は別のイベントでクソ忙しかったという点は差し引くにしろ、その辺をもっとちゃんと考えるべきだったなと珍しく反省した、かな。あーこういうのサラリーマンっぽいよね。
常熟は仕事で行ったのでパスだけど、日本人が多い町とは聞いていたけど欧州系とか中東?とかわりと色々いた印象。もちろん「日本企業があるから日本人だけです」なんて思わないけど、なんか理由があるのかなー。
杭州は友人夫妻の家にお招かれ。うわーと思う所に一戸建てがあり、まあうん。もともとお嬢を紹介してくれた人で、ご本人も語らないけど相当上流階級です。面白い人たち。結局4時間くらい移動にかかって着いたのが8時とかで、そっからカラオケ行こう!と言われ3人で中国式カラオケで日本語の歌を頑張って探して適当に入れまくり謳うという謎の会。歌手名で検索できないから思い出せる歌の名前とか、ページめくってる時に偶然でてきた知ってる歌とかを歌うので普段謳わないような歌を結構歌ったような気がします…spitzとか…。
天ぷら、はじめて外で食べた気がするけどおいしい。量は食べてないはずなのに割と満足度高い。いいかも。かなり忙しい人なんだけど、久しぶりにゆっくり(というほどでもないが…)話せてよかった。自慢じゃないが(というと変だけど)彼女とネタ元以外でこれだけこの人の時間をとれるのは多分僕だけだぞ…という。まあ面白がってくれる内が華だし、何をか知らんけど頑張りたいなーと思うのですが、ほんと何を頑張ろう。
ところで全然関係ないけど、プリウスPHVがYahoo!トップをジャックしているけど、そこで見た「すぐ普通になる。今は特別なプリウス」ってコピー、久しぶりに広告のコピーで好きかも。簡単で分かりやすい言葉だし、ポジショニングがわかりやすい。
toyota.jp/priusphv/cp/simpleguide/
東京。そもそも最初からきつくて、時差ボケ冷めやらぬ中、朝5時起きで帰国、家にいったん帰って荷物を落として5分で会社に移動、役員と発表のためのリハーサルして色々ダメ出しをいただき、そのまま移動してご飯食べて朝まで。
翌朝10時ごろ帰宅、30分ほどで昼食のため出発、外で先輩と食べて出社して前の日にダメだしいただいた部分を修正、移動して借りてたカメラを返しつつ引き抜こうとしている人材とご飯して早め(といっても11時くらいか)の帰宅。
翌日は朝髪を切りそのまま会社に移動してリハーサルからの本番、終わったら打ち合わせを3人くらいとして夜は新聞記者と天ぷら(ごちそうさまでした)、そして最後はバーでご挨拶とお土産渡し。
次の日は朝ごはんも外で話を聞きつつ…と思って起きたらドタキャンくらっててヤレヤレ、でまあそもそもツメツメだったのを家でちょっとゆっくりご飯食べて羽田→上海。そして夕方市内に着いたららーめん食べてタクシー拾って2時間、着いたら軽く打合せして再度ご飯。
その次も結局8時出発とかで仕事をして、夕方上海までみんなで帰ってそのまま僕だけ杭州へ。着いたら8時で、そこから2時までカラオケ(健全なやつ)。
最後の日もまた6時起きで上海に帰り、飛行機に乗ってようやく午後、家に着いた…
ってこんな日程かましてたら風邪もひくよな、ってのと経営者の人って結構こういう詰め方してるはずで、僕はやっぱりなれないですねそういうスーパーマンには。ある程度は慣れの問題なのかもしれないけど、思考力がね…。
今回の旅も結構詰めたわりにというか面白いことが色々。初日の晩御飯は現!役!女!子!大!生!ですよ…いや、普通の人に比べれば友人は上にも下にも多いほうだとは思うけど、それでも流石に干支が…いやいや。というのは多分他にいないと思います。ていうか学生と知り合うきっかけなんてないからね。
で、この子は以前書いたかな?もともと友達の友達で、広告代理店志望、しかもフランス帰りだからできれば外資がいいなーと思っていたとのことで、もう僕は国外に住んでいたんだけどSkypeで自分の経験の話をしてあげたんです。今でも覚えてるがなんか知らんがその前に結構飲んだんだか飲まされたんだかでわりとぶっ放してました僕。
そこから進路の話とかたまにチャットするようになり、あちらも東京じゃないのであまり会う機会もなかったのが偶然今回僕の帰国のタイミングで東京にいるから、と会うことになったのです。結構うまいもの食わせたしうまい酒飲ませたぞ!という感じでした。まあ比べると完全におっさんだからなあ…というのと、多分年上が好物でしょうこの人。わざとなのか素なのかわからないけど(ということはわざとなんだろうけど)、おっさん殺し的なテクをすごい使ってくるタイプでした。わかっててもだいぶ殺されるところがすごい。若い子つよい。
昇格試験はまあ、そんなものかなという感じでした。「早口だねえ君」とかそんなつっこみを受けたりして。あとわりと何を聞かれてるかわからない質問があって、やりすごしてたらさらに聞かれて同じように答えて…とかなり循環感がでちゃってたんだけどそれは後から考えると実は自分がしゃべったことを理解してもらえた前提だった(僕はそれを聞いたうえで裏を読むべきかと思って戸惑った)というのがちょい後悔でした。
この試験色々要項に書いてないようなルールがあって準備の段階で失敗したなーという気はしていて、もっと情報収集きちんとやるべきだったかなと。なんだろう、別にセンター試験やってるわけじゃないから、ぶっつけでやるのはある種馬鹿のやることなんですよね。事前に経験者に聞いたりすることから始まるし、それをどれだけ聞き出せるかだって、ある種のテストではあるという考え方だってできる。直前は別のイベントでクソ忙しかったという点は差し引くにしろ、その辺をもっとちゃんと考えるべきだったなと珍しく反省した、かな。あーこういうのサラリーマンっぽいよね。
常熟は仕事で行ったのでパスだけど、日本人が多い町とは聞いていたけど欧州系とか中東?とかわりと色々いた印象。もちろん「日本企業があるから日本人だけです」なんて思わないけど、なんか理由があるのかなー。
杭州は友人夫妻の家にお招かれ。うわーと思う所に一戸建てがあり、まあうん。もともとお嬢を紹介してくれた人で、ご本人も語らないけど相当上流階級です。面白い人たち。結局4時間くらい移動にかかって着いたのが8時とかで、そっからカラオケ行こう!と言われ3人で中国式カラオケで日本語の歌を頑張って探して適当に入れまくり謳うという謎の会。歌手名で検索できないから思い出せる歌の名前とか、ページめくってる時に偶然でてきた知ってる歌とかを歌うので普段謳わないような歌を結構歌ったような気がします…spitzとか…。
天ぷら、はじめて外で食べた気がするけどおいしい。量は食べてないはずなのに割と満足度高い。いいかも。かなり忙しい人なんだけど、久しぶりにゆっくり(というほどでもないが…)話せてよかった。自慢じゃないが(というと変だけど)彼女とネタ元以外でこれだけこの人の時間をとれるのは多分僕だけだぞ…という。まあ面白がってくれる内が華だし、何をか知らんけど頑張りたいなーと思うのですが、ほんと何を頑張ろう。
ところで全然関係ないけど、プリウスPHVがYahoo!トップをジャックしているけど、そこで見た「すぐ普通になる。今は特別なプリウス」ってコピー、久しぶりに広告のコピーで好きかも。簡単で分かりやすい言葉だし、ポジショニングがわかりやすい。
toyota.jp/priusphv/cp/simpleguide/
頂点、転落の恐怖と備えについて
2017年2月12日 考え事 ニューヨークでいつもの管理人さんとご飯を食べながら(今回は忙しかったようで泊めてもらえず…マンハッタンで普通の宿取ったの初めてだわ)色々話していて出てきたこと。
こういうのってなんていうのか、自分の中でもやもやしてる時にちゃんとした相手に話そうとすることで骨格というか、話がちゃんと固まるんで、やっぱりそういうことができる相手と話せることは重要だなと思うのです。とかいって細かいことは覚えてないんだけど、まあいいんですよ一回消化されればどうにかなるので。
で、今日偶然ちょっと前の代理店時代を思い出すようなことがあったんです。それはまだ3年くらい前の話。毎日のように日付変わるのはまあ代理店の性だからしょうがないし仕事自体はつまらなくなかったんだけど、上司がわりとサイコパスで個室でゲキ詰めるタイプだったんでその合わせ技で気が狂いそうだったですよね毎日。午前1時とかから詰められまくって2時とか3時に上司は悠々と帰っていき俺は朝まで仕事とか、いやもう今思い出しただけでも寒気っていうか吐き気っていうかですよね。
翻って今、駐在様なわけですよ。あの地獄(や、本当にあるんですよ地獄って)をよく生き延びたって思うしこれはある種のそのご褒美だとも思う。今だって労働時間は長いこともあるけど偉そうにふんぞり返ってられるし自由だし、いや天国ですよ。あの頃を思うと殊更にね。
こうなったことを僕はすごくラッキーだと思っている。どこかで読んだように、ラッキーなことが起こるかどうかは自分ではコントロールできないけど、そういう事が起きた時にものにできるかどうかは努力なんだ、という話があって、僕もそれを心がけて、なんとかラッキーをものにしたと思ってる。でもやっぱりこれは運がよかった。そして今の会社に入れたことでいえば、推薦していただいた方に本当に感謝してる。
だけどそれは裏を返せば、またいつかよくわからない理由で今の立場が簡単に消えうるということをも示している。そして、僕は今の状態はちょっと恵まれすぎなんじゃないかと思ってる。今までと連続性がなさ過ぎて、本当に想像ができない。
こう書くと根性ない人みたいだけど、やっぱりこう、今あの立場に戻れと言われたら相当しんどい。その恐怖があるからこそどうにか自分を伸ばさなきゃって思うんだけど、じゃあ何をしたらいいんだろうね。
そんなことはすぐに思い浮かぶわけではないんだけど、やっぱり余裕がある今だからこそ自分が「落ちそう」になった時にその流れを止めるための事を仕込んでおかなければいけない気がする。自分の身を守るために。じゃあ何をすればいいんだろう。わからん。こないだ書いた言語だけでは十分ではない気がする。そして前回僕の身を守ってくれたものは人間関係だった、ということも、なんか違うんじゃないかと思う原因のひとつでもある。あーあー。
こういうのってなんていうのか、自分の中でもやもやしてる時にちゃんとした相手に話そうとすることで骨格というか、話がちゃんと固まるんで、やっぱりそういうことができる相手と話せることは重要だなと思うのです。とかいって細かいことは覚えてないんだけど、まあいいんですよ一回消化されればどうにかなるので。
で、今日偶然ちょっと前の代理店時代を思い出すようなことがあったんです。それはまだ3年くらい前の話。毎日のように日付変わるのはまあ代理店の性だからしょうがないし仕事自体はつまらなくなかったんだけど、上司がわりとサイコパスで個室でゲキ詰めるタイプだったんでその合わせ技で気が狂いそうだったですよね毎日。午前1時とかから詰められまくって2時とか3時に上司は悠々と帰っていき俺は朝まで仕事とか、いやもう今思い出しただけでも寒気っていうか吐き気っていうかですよね。
翻って今、駐在様なわけですよ。あの地獄(や、本当にあるんですよ地獄って)をよく生き延びたって思うしこれはある種のそのご褒美だとも思う。今だって労働時間は長いこともあるけど偉そうにふんぞり返ってられるし自由だし、いや天国ですよ。あの頃を思うと殊更にね。
こうなったことを僕はすごくラッキーだと思っている。どこかで読んだように、ラッキーなことが起こるかどうかは自分ではコントロールできないけど、そういう事が起きた時にものにできるかどうかは努力なんだ、という話があって、僕もそれを心がけて、なんとかラッキーをものにしたと思ってる。でもやっぱりこれは運がよかった。そして今の会社に入れたことでいえば、推薦していただいた方に本当に感謝してる。
だけどそれは裏を返せば、またいつかよくわからない理由で今の立場が簡単に消えうるということをも示している。そして、僕は今の状態はちょっと恵まれすぎなんじゃないかと思ってる。今までと連続性がなさ過ぎて、本当に想像ができない。
こう書くと根性ない人みたいだけど、やっぱりこう、今あの立場に戻れと言われたら相当しんどい。その恐怖があるからこそどうにか自分を伸ばさなきゃって思うんだけど、じゃあ何をしたらいいんだろうね。
そんなことはすぐに思い浮かぶわけではないんだけど、やっぱり余裕がある今だからこそ自分が「落ちそう」になった時にその流れを止めるための事を仕込んでおかなければいけない気がする。自分の身を守るために。じゃあ何をすればいいんだろう。わからん。こないだ書いた言語だけでは十分ではない気がする。そして前回僕の身を守ってくれたものは人間関係だった、ということも、なんか違うんじゃないかと思う原因のひとつでもある。あーあー。
2ちゃんねるではQ場というのですか。春節旅行編。
2017年1月26日 非日常
ということで、春節はキューバでした。あとニューヨーク。NYCはおまけで、なんせキューバって35時間くらいかかるんですよ、アジアから(あ、トランジット待ち時間含むね)。行きは我慢できるけど、帰りはきっと…と思ってアメリカ経由にしました。ニューヨークは夏にも行ってるからマストって感じでもないけど、でも知ってる町だけあって安心できると言うか(のわりに4日くらいいたけど)。
キューバがどうだったかはFBにわりと書いてしまったからこちらではもっと細かいこと(あー長くなる?)。ちなみにこれを書いているのは明日から仕事なのに昼寝しようと思ったら目覚ましぶっちぎってかなり寝てしまって明日本当に会社行けるんかいな、と思ってる休暇最終日。とりあえず酒飲めば寝れるに違いないって思ってる。
そうそう、時々長い休暇を過ごした人が「途中からは働かなきゃいけないって強迫観念が」とかいうけど、僕本当にそういうの感じたことがないのよね…いや社畜アラートなんだからそれは感じた方がいいと思うんだけど、前広州に半年くらい留学してた時も毎日楽しいなあってだけだったし。そのせいで金は本当になくなったが。
さておき、キューバ。事前調査によると、あんな遠いのにみんな行ってるのね。身の回りに6,7人はいましたよ。アメリカじゃねえのになあ…北朝鮮並みとは言わないにしろ、結構人が行かない所だと思ったのに、驚きでした。
今回はハバナに通算5泊かな?とバラデロというビーチリゾートに2泊でした。ハバナは旧市街で、最初の一泊のみちょっといいホテル、あとは民宿的な。民宿はいくらでも見つかる!という事前情報は半分あっていて半分間違ってて、確かに腐るほどある。だけど運がわるかったのかいつもそんなもんなのか、7軒かな?断られました。
折れるね。そもそもあちらもあんまり英語しゃべれないし、民宿は1階にない。団地というか集合住宅の一軒だけ。部屋番号もあんまりよくわからなかったりするのを勇気を出して入り込んで留守だったり断られたり…で、結局最初に泊まったホテルの人に「延泊させて」って頼んだら部屋はなかったんだけど、代わりに友達?を紹介してくれました。でそれがまた相場で考えると高いっていう…こっちは疲れてるしもうめんどいから飲んだけど、ほんとキューバってこういうコスい稼ぎが多いです。このホストも別に悪い人ではなかったけど、ずっとそんな感じで結局いくらぼられたんだ?って感じ。
人によっては「リゾートなんだから金は落とすつもりで」って言うんだけど、別にいいサービス受けてればそれが少し高くてもあんまり嫌な気持ちはしないんですよね不思議な事に。だけどゴミみたいなサービスとか品質のものを「お前金持ってるんだろ、これに金出せ」ってはっきりいって乞食と大差ないと思うんですよ。金は「気持ちよさ」の対価であるべきで、それは別に彼らにとって簡単であってもこちらにとって価値があればいい話。でも金持ちなら意味もなく通りかかった人にばらまくものではないです。あと別の問題としてキューバは別に実はそこまで物価がやすくないって話もあるけど詳しい解説はめんどいので省略。とりあえず月収16ドルってのは実勢を反映しておらず、それは単に配給で政府から毎月人民に配られる金の事を指しているんだと思います。
まあ不満はともかく。ハバナは旧市街に宿泊したこともあり、そもそも観光資源はそこらへんに集中していると思われる。バスはあんまり観光客が使うようなものではないし、タクシーは東京並みに高い、そして電車網などはないということで、基本徒歩移動でした。
初日は寝ただけ(そしていきなりブレーカー焼けて電源全部おちて部屋移動…)、2日めはこういうの初めてだけど2階建ての観光バスに。名所を一括して案内してくれるという事でした。乗り放題で10かな。ネットでは5と書いてあったんだけど、おそらく値上げしたのでしょう。全部で1時間半くらいかな?結局なんだったかよくわからない銅像とかも多いけど(ハバナ、像が超多い。南米独立関係のシモン・ボリバルとかはともかくガンジーとかリンカーンまでいるし…)、いろんな地区まで見れたのが面白かった。なんか回りながらサファリ感覚というか「このバスが通る道沿いだけきれいにしてるんちゃうか…」とかいう妄想も炸裂しつつ。って別にきれいじゃないけどね。
ハバナは旧市街、新市街とか区別をするようだけど、基本的に一様にぼろいです。アメリカによる経済封鎖とは聞くけどほかの国(特に仲のいい南米とか)からは普通に物資は入ってたと思ってたので、このぼろさが謎です。もちろん豊かな国ではないんだろうけど、それにしたって…という。逆にたまーに20階建てくらいのマンション?が突然現れることもあって、それはそれでびっくり。ホテルならわかるけどこれ誰が住んでるんだろうっていう。他の国の感覚でいえば単なる高級でもないマンションなんだけど、色々想像してしまいますね。
キューバはネットが普及していません。公園とかホテルとかにあるwifiスポットで、政府系の通信会社から買ったプリペイドカードに書いてあるIDパスワードをいれると1時間使えます。あとはwifiスポットには大概カードを(若干手数料を載せて)売ってる売人がいるので、彼らから買うこともできます。速度は普通(遅くない)。
これは悪くないんじゃないかと思います。中国にいても思うんだけど、ネットって、一般人にとってわりと害が大きいっていうか余計っていうか…ネット上にある日記にこんなことを書いている時点で色々あれなんだけど、でももしこういうものを知らなければ別に不満もない気がするのよね。まったくそういうものにアクセスなしで暮らすにはしんどいけど、1時間いくらくらいの距離感は結構いい気がしました。
でネットが通じないもので事前に色々調べていくべきなんだけど今回休み前まで超忙しくて、しかも前日夜は忘年会の司会までやらされるという…そんなんなんで本当の最低限しか準備ができなかったですよ。そのなかでmap.meというオフラインで地図が見れるアプリを落としていったのは本当に役に立ったんだけど、地図の情報がかなり古いのかレストランや観光地など、「地図上あるのに実際行くとない」が多く、これは困りました。歩きだからそこにいくのに片道1時間とか歩いてるのよね…。しょうがないし全体的に言えばこれなしならやばかったのは確かなので文句も言えないけど。
ハバナクラブのラム博物館。これはちょうど雨が降ってきて傘持ってなくて、インドアアクティビティを探してた時に見つけたツアーで、30分くらいかな?で7ドル。たいしたことないです。まあでもホテル近所だったのでよし。
なんとなくそこらへんでみんな葉巻吸っててクラシックカーばっかりなイメージがありますが、それは嘘です。いや嘘っていうか当たり前かもだけど、ほとんどの人は普通だし、ほとんどの車は普通(でもないか、これは7割くらい古い車)。ていうかいくつかのサイトで見た葉巻吸ってるおばさん、あれ完全に観光用…みたいな。
前半のハバナは本当に特に何もやってない感じ。あー食べたピザは安くてうまかった。トッピングでロブスターとかやってみたけど、それもおいしかったし。やっぱこういう所からも、ラテンの国のふりしてるけどアメリカなんだよなー文化は、と思うのですこの国。
そして3日目?かな、に乗り合いタクシーに乗ってバラデロへ。この乗り合いタクシーも怪しくて、バス乗り場での客引きについて行って、一人20ドルで運んでくれる。途中何回か警察に停められて、それごとにライセンスっぽいものを見せてたんで一応免許はあるんだろうけど…。パワステの構造まるわかりな内装はげたクラシックカーで3時間弱かな。まあバスで行くより面白い。同乗したトルコ人家族は金で超もめてましたが、僕は後部座席を占領して昼寝しつつたまに写真を撮ったりして、クラシックカーの車内からの写真ってんで我ながら結構いい雰囲気が出せたかなと。
ホテルはバラデロ市街からさらに遠く、半島の端っこ。さらに20分くらい走ったので追加料金取られるかなー?と思ったけどそのままいってくれてよかった。泊まったホテルは去年新しくできたらしく、施設も設備も新しくて清潔。サービスはゴミだけどもうこれはしょうがないよね。あ、中国のサービスもよく悪口きくけど、レベル違いますからね。中国のは素直にできてないっていうか単に足りないだけで悪意ないんだけど(それはそれで問題…)、なんかこっちのはちょいちょいそのお金の欲しさとか人を小ばかにした感じとかそういうのが出てるのよ。
まあでもそもそもスタッフと関わる時間も少ないのでそれは比較的どうでもよくて。ごはんはなんていうか食堂飯で特筆すべきものはないけど、オールインクルーシブという要するに滞在中飲み放題食べ放題はアガりますね、貧乏根性で。一泊2万円強でエンドレス、しかも設備がいいんだから、ハバナのうんざりするようなコスパの悪さからすると天と地です。シュノーケリングとか色々アクティビティもあったようだけど、ひたすら文字書きと昼寝、読書、飲酒。あと1泊いてもよかったかな?
僕は今回あたりを引いたからよかったけど、でもこのシステム、外れると悲惨だよね。そもそもほかの施設と相当距離があるからクソだと思っても外にご飯食べに行くことすらできない。ということを考えると、やーホントこわい。
ハバナに帰ったら、なぜか隣国メキシコまで観光に来ていた同僚(日本人)が暇だからという理由で来ていて、彼が去年来た時にガイドをやっていた日本語ぺらぺらのキューバ人とご飯を食べたり、一緒に葉巻を見に行って怪しい人に声をかけられてついていき(これ海外だと死亡フラグでしょ…)、ホテルの一室で見せられた高級シガーを買ったりしました。やーこのシガー超偽物くさいけど、それにしても安いし彼も買ってたのでお付き合いですな。ていうかこのシガーどうすんねん。いくら高級品だからっておれ持ってても使い道…
最終日もまたタクシーにぼられそうになりましてね。まあその話はいいとして、ターミナル間の接続バスへの乗り方を聞いていたら日本人の女の子に声をかけられて、てっきりこれからフライトだとおもったら、僕がいくターミナルのほうから市内にでるバスがあるらしく、それ目当ての人でした。バス待ちと乗車中のわずかの間話をしたら、中南米3か月?とかの旅の序盤のよう。なんでキューバ?ってきいたら五大陸制覇の途中でして、と。
明らかに学生ではないし、どうやって旅費ためたんやろ。まあいいけど。なんか旅先で日本人に声をかけられることってほとんどないからちょっとうれしいというかなんというかな感じでした。前そういうのあったのいつだ?ぱっと思い出せるのは10年くらい前のイタリアだけど。
そこからNYに抜けて数日を過ごすんだけど…これ書くかな?書きたいけどでも次いつだろ。まあいいや。
で、中国にいつまでいるかはわからないけどこの二週間休みはいいなーとおもうよ。なんか休みやー!って感じが強くする。もちろん今回の場合行先なんかもあったとおもうけど。日本で働いててなかなか取れないですからねそんな休暇。ただ中国、祝日は数で言うと少ないから色々しょぼんなんだけど、まあこういう一点豪華主義もいいのではないでしょうか。楽しい休暇でした。
今年本来はニュージーランドに友人を訪ねる予定でした。それが偶然彼の帰国と重なってしまいこうなってしまったわけですが、来年こそは行きたいと思ってます。17年の国慶節はウイグルにいくでしょうし(日数足りるかな)、18年の国慶節は未定だけど19年の春節はできれば今回知った実は日程重なってるフランスの音楽祭に行きたい!ってすげー後まで計画してんのな俺。ヨーロッパは今色々物騒だけど、流石に2年たてば安心なのでは…パリはそこまで興味ないけど寄って、二週間あるならあとはロンドンかな?もしくはずっと行きたいスコットランドでのウィスキー蒸留所巡りとか。ただれた友達がオランダにいるからそこによると…広州→アムステルダム(2days)→ナント(3days)→パリ→エジンバラ→蒸留所巡り(3days)→ロンドン(2days)→広州と適当に組んでも行けそうな雰囲気あるもんな。日程がはまるかだけど…。
ところでこの書き込みで初めて「場所」って昨日使ってるけど表示されるのかなキューバ。
キューバがどうだったかはFBにわりと書いてしまったからこちらではもっと細かいこと(あー長くなる?)。ちなみにこれを書いているのは明日から仕事なのに昼寝しようと思ったら目覚ましぶっちぎってかなり寝てしまって明日本当に会社行けるんかいな、と思ってる休暇最終日。とりあえず酒飲めば寝れるに違いないって思ってる。
そうそう、時々長い休暇を過ごした人が「途中からは働かなきゃいけないって強迫観念が」とかいうけど、僕本当にそういうの感じたことがないのよね…いや社畜アラートなんだからそれは感じた方がいいと思うんだけど、前広州に半年くらい留学してた時も毎日楽しいなあってだけだったし。そのせいで金は本当になくなったが。
さておき、キューバ。事前調査によると、あんな遠いのにみんな行ってるのね。身の回りに6,7人はいましたよ。アメリカじゃねえのになあ…北朝鮮並みとは言わないにしろ、結構人が行かない所だと思ったのに、驚きでした。
今回はハバナに通算5泊かな?とバラデロというビーチリゾートに2泊でした。ハバナは旧市街で、最初の一泊のみちょっといいホテル、あとは民宿的な。民宿はいくらでも見つかる!という事前情報は半分あっていて半分間違ってて、確かに腐るほどある。だけど運がわるかったのかいつもそんなもんなのか、7軒かな?断られました。
折れるね。そもそもあちらもあんまり英語しゃべれないし、民宿は1階にない。団地というか集合住宅の一軒だけ。部屋番号もあんまりよくわからなかったりするのを勇気を出して入り込んで留守だったり断られたり…で、結局最初に泊まったホテルの人に「延泊させて」って頼んだら部屋はなかったんだけど、代わりに友達?を紹介してくれました。でそれがまた相場で考えると高いっていう…こっちは疲れてるしもうめんどいから飲んだけど、ほんとキューバってこういうコスい稼ぎが多いです。このホストも別に悪い人ではなかったけど、ずっとそんな感じで結局いくらぼられたんだ?って感じ。
人によっては「リゾートなんだから金は落とすつもりで」って言うんだけど、別にいいサービス受けてればそれが少し高くてもあんまり嫌な気持ちはしないんですよね不思議な事に。だけどゴミみたいなサービスとか品質のものを「お前金持ってるんだろ、これに金出せ」ってはっきりいって乞食と大差ないと思うんですよ。金は「気持ちよさ」の対価であるべきで、それは別に彼らにとって簡単であってもこちらにとって価値があればいい話。でも金持ちなら意味もなく通りかかった人にばらまくものではないです。あと別の問題としてキューバは別に実はそこまで物価がやすくないって話もあるけど詳しい解説はめんどいので省略。とりあえず月収16ドルってのは実勢を反映しておらず、それは単に配給で政府から毎月人民に配られる金の事を指しているんだと思います。
まあ不満はともかく。ハバナは旧市街に宿泊したこともあり、そもそも観光資源はそこらへんに集中していると思われる。バスはあんまり観光客が使うようなものではないし、タクシーは東京並みに高い、そして電車網などはないということで、基本徒歩移動でした。
初日は寝ただけ(そしていきなりブレーカー焼けて電源全部おちて部屋移動…)、2日めはこういうの初めてだけど2階建ての観光バスに。名所を一括して案内してくれるという事でした。乗り放題で10かな。ネットでは5と書いてあったんだけど、おそらく値上げしたのでしょう。全部で1時間半くらいかな?結局なんだったかよくわからない銅像とかも多いけど(ハバナ、像が超多い。南米独立関係のシモン・ボリバルとかはともかくガンジーとかリンカーンまでいるし…)、いろんな地区まで見れたのが面白かった。なんか回りながらサファリ感覚というか「このバスが通る道沿いだけきれいにしてるんちゃうか…」とかいう妄想も炸裂しつつ。って別にきれいじゃないけどね。
ハバナは旧市街、新市街とか区別をするようだけど、基本的に一様にぼろいです。アメリカによる経済封鎖とは聞くけどほかの国(特に仲のいい南米とか)からは普通に物資は入ってたと思ってたので、このぼろさが謎です。もちろん豊かな国ではないんだろうけど、それにしたって…という。逆にたまーに20階建てくらいのマンション?が突然現れることもあって、それはそれでびっくり。ホテルならわかるけどこれ誰が住んでるんだろうっていう。他の国の感覚でいえば単なる高級でもないマンションなんだけど、色々想像してしまいますね。
キューバはネットが普及していません。公園とかホテルとかにあるwifiスポットで、政府系の通信会社から買ったプリペイドカードに書いてあるIDパスワードをいれると1時間使えます。あとはwifiスポットには大概カードを(若干手数料を載せて)売ってる売人がいるので、彼らから買うこともできます。速度は普通(遅くない)。
これは悪くないんじゃないかと思います。中国にいても思うんだけど、ネットって、一般人にとってわりと害が大きいっていうか余計っていうか…ネット上にある日記にこんなことを書いている時点で色々あれなんだけど、でももしこういうものを知らなければ別に不満もない気がするのよね。まったくそういうものにアクセスなしで暮らすにはしんどいけど、1時間いくらくらいの距離感は結構いい気がしました。
でネットが通じないもので事前に色々調べていくべきなんだけど今回休み前まで超忙しくて、しかも前日夜は忘年会の司会までやらされるという…そんなんなんで本当の最低限しか準備ができなかったですよ。そのなかでmap.meというオフラインで地図が見れるアプリを落としていったのは本当に役に立ったんだけど、地図の情報がかなり古いのかレストランや観光地など、「地図上あるのに実際行くとない」が多く、これは困りました。歩きだからそこにいくのに片道1時間とか歩いてるのよね…。しょうがないし全体的に言えばこれなしならやばかったのは確かなので文句も言えないけど。
ハバナクラブのラム博物館。これはちょうど雨が降ってきて傘持ってなくて、インドアアクティビティを探してた時に見つけたツアーで、30分くらいかな?で7ドル。たいしたことないです。まあでもホテル近所だったのでよし。
なんとなくそこらへんでみんな葉巻吸っててクラシックカーばっかりなイメージがありますが、それは嘘です。いや嘘っていうか当たり前かもだけど、ほとんどの人は普通だし、ほとんどの車は普通(でもないか、これは7割くらい古い車)。ていうかいくつかのサイトで見た葉巻吸ってるおばさん、あれ完全に観光用…みたいな。
前半のハバナは本当に特に何もやってない感じ。あー食べたピザは安くてうまかった。トッピングでロブスターとかやってみたけど、それもおいしかったし。やっぱこういう所からも、ラテンの国のふりしてるけどアメリカなんだよなー文化は、と思うのですこの国。
そして3日目?かな、に乗り合いタクシーに乗ってバラデロへ。この乗り合いタクシーも怪しくて、バス乗り場での客引きについて行って、一人20ドルで運んでくれる。途中何回か警察に停められて、それごとにライセンスっぽいものを見せてたんで一応免許はあるんだろうけど…。パワステの構造まるわかりな内装はげたクラシックカーで3時間弱かな。まあバスで行くより面白い。同乗したトルコ人家族は金で超もめてましたが、僕は後部座席を占領して昼寝しつつたまに写真を撮ったりして、クラシックカーの車内からの写真ってんで我ながら結構いい雰囲気が出せたかなと。
ホテルはバラデロ市街からさらに遠く、半島の端っこ。さらに20分くらい走ったので追加料金取られるかなー?と思ったけどそのままいってくれてよかった。泊まったホテルは去年新しくできたらしく、施設も設備も新しくて清潔。サービスはゴミだけどもうこれはしょうがないよね。あ、中国のサービスもよく悪口きくけど、レベル違いますからね。中国のは素直にできてないっていうか単に足りないだけで悪意ないんだけど(それはそれで問題…)、なんかこっちのはちょいちょいそのお金の欲しさとか人を小ばかにした感じとかそういうのが出てるのよ。
まあでもそもそもスタッフと関わる時間も少ないのでそれは比較的どうでもよくて。ごはんはなんていうか食堂飯で特筆すべきものはないけど、オールインクルーシブという要するに滞在中飲み放題食べ放題はアガりますね、貧乏根性で。一泊2万円強でエンドレス、しかも設備がいいんだから、ハバナのうんざりするようなコスパの悪さからすると天と地です。シュノーケリングとか色々アクティビティもあったようだけど、ひたすら文字書きと昼寝、読書、飲酒。あと1泊いてもよかったかな?
僕は今回あたりを引いたからよかったけど、でもこのシステム、外れると悲惨だよね。そもそもほかの施設と相当距離があるからクソだと思っても外にご飯食べに行くことすらできない。ということを考えると、やーホントこわい。
ハバナに帰ったら、なぜか隣国メキシコまで観光に来ていた同僚(日本人)が暇だからという理由で来ていて、彼が去年来た時にガイドをやっていた日本語ぺらぺらのキューバ人とご飯を食べたり、一緒に葉巻を見に行って怪しい人に声をかけられてついていき(これ海外だと死亡フラグでしょ…)、ホテルの一室で見せられた高級シガーを買ったりしました。やーこのシガー超偽物くさいけど、それにしても安いし彼も買ってたのでお付き合いですな。ていうかこのシガーどうすんねん。いくら高級品だからっておれ持ってても使い道…
最終日もまたタクシーにぼられそうになりましてね。まあその話はいいとして、ターミナル間の接続バスへの乗り方を聞いていたら日本人の女の子に声をかけられて、てっきりこれからフライトだとおもったら、僕がいくターミナルのほうから市内にでるバスがあるらしく、それ目当ての人でした。バス待ちと乗車中のわずかの間話をしたら、中南米3か月?とかの旅の序盤のよう。なんでキューバ?ってきいたら五大陸制覇の途中でして、と。
明らかに学生ではないし、どうやって旅費ためたんやろ。まあいいけど。なんか旅先で日本人に声をかけられることってほとんどないからちょっとうれしいというかなんというかな感じでした。前そういうのあったのいつだ?ぱっと思い出せるのは10年くらい前のイタリアだけど。
そこからNYに抜けて数日を過ごすんだけど…これ書くかな?書きたいけどでも次いつだろ。まあいいや。
で、中国にいつまでいるかはわからないけどこの二週間休みはいいなーとおもうよ。なんか休みやー!って感じが強くする。もちろん今回の場合行先なんかもあったとおもうけど。日本で働いててなかなか取れないですからねそんな休暇。ただ中国、祝日は数で言うと少ないから色々しょぼんなんだけど、まあこういう一点豪華主義もいいのではないでしょうか。楽しい休暇でした。
今年本来はニュージーランドに友人を訪ねる予定でした。それが偶然彼の帰国と重なってしまいこうなってしまったわけですが、来年こそは行きたいと思ってます。17年の国慶節はウイグルにいくでしょうし(日数足りるかな)、18年の国慶節は未定だけど19年の春節はできれば今回知った実は日程重なってるフランスの音楽祭に行きたい!ってすげー後まで計画してんのな俺。ヨーロッパは今色々物騒だけど、流石に2年たてば安心なのでは…パリはそこまで興味ないけど寄って、二週間あるならあとはロンドンかな?もしくはずっと行きたいスコットランドでのウィスキー蒸留所巡りとか。ただれた友達がオランダにいるからそこによると…広州→アムステルダム(2days)→ナント(3days)→パリ→エジンバラ→蒸留所巡り(3days)→ロンドン(2days)→広州と適当に組んでも行けそうな雰囲気あるもんな。日程がはまるかだけど…。
ところでこの書き込みで初めて「場所」って昨日使ってるけど表示されるのかなキューバ。
書かなきゃ、と思うとなんかかけないものですね。あけましておめでとうございます。最近毎年恒例忘年会レビューとかやってたけど、今回は全然忘年会自体をやってないので特にやる意味はないね。
ああ、一瞬クリスマス大戦のために東京に帰った話はぜひ記録しておかなきゃ。そう、以前ちょっと書いたように、お嬢のクリスマスビッグディナーにご相伴の誉れになんとかかんとかで、そのために無理に帰国してきました。流石半年待ちのレストラン…と言いたいところだけどなんなんだろう、コスパ考えるとさっぱりでした。ワインも全然だし。ぜいたくいうなよ!と言われるとまったく返す言葉がないんだけど、流石に4万だかとっといてアレはないだろうアレは(払ってない)。最初の数皿とシャンパンはよかった!んだけど、後半急激に失速した印象です。特に器。あのレベルの店になるとまあおいしくて当たり前じゃないですか。そこにサービスは勿論、店の雰囲気やらなんやらが入ってくる。そういう料理以外の要素において、器って一番料理に近いし、印象を左右しますよね。まあ払ってないのであんまり言いません(言ってる)…。
その場で繰り広げられたのはほんと意味不明って感じのやりとりで、なんなんですかねアレ…一応僕としても(払ってないのに)この晴れの席で決着をとかそういう腹づもりだったんだけど、3皿目くらいで世間話をしている時に僕が1月に出張で帰るかも、って話をしたら、「ちょうどよかった!その時母が東京に来てるから一緒にご飯でも食べましょう!」って…おいおい、なんか順番おかしくないですかね…という。いや、彼女の事なので便利な通訳がいた!程度の雑草扱いという可能性も微レ存なのが怖いんだけど…いや別にこれは彼女が悪いというより、思考が読めないんだよね。まあそんなことで「もちろん!」と言ってしまった手前、次のセリフは口から出ませんでした。…言いたきゃ言え!お前チキンだなって!そうだよ…。
それはともかく。去年を振り返るということで日記を全部読み直したんだけど(ここ数年の例に漏れず少ないよな)、去年は目標を立ててすらいないのな。何人かに聞かれたことを覚えてるんだけど、結局派遣が決まってたので「中国で頑張る/慣れる」以上のものではなかったですよね。
その観点で行くと…どうなんだろう。悪くはないです。ただ期待値がどこにあったのか、何をもってそれを達成というのか、そのあたりがあいまいではあるので評価しにくいね、ってこれダメなPDCAの典型じゃん…。実際多少退屈だけどそれなりに仕事をしているし、中国語だって来た当初に比べれば格段に進歩した。続かなかったけどゴルフもした笑。
逆にやるつもりだったけどできなかったことって何だろう。そう考えるとまず出てくるのは広東語。だけど当初の情熱(ってほどでもないけど)は広東語圏の緩やかな死に向かう姿を見て、正直失せたといっていいと思う。まあせっかくだし、ちょっとくらいしゃべれるようになったほうがいいかなとは思うけどね。でもやっぱり英語だし、英語じゃないなら中国語なんだよな。
あとはもう少し広州市内に詳しくなってるつもりだった、というのはあるかな。他の日本人と比べたら結構詳しいけど、まだ一巡感がない。いや一巡感あったらもう飽きるだろうけど…。
ちょっと話が脇道にそれるけど、最近「分解」に凝っているような気がします。なんかコンサル的なやつね。目標についてもそうで、自分でもなんとなくゴールだけを提出して具体的なステップになってなかったりするものが口をついたりする。だけどそれでいいのかな?ぜんぜんよくないんじゃないかなーってやつですわ。いやゴールは思いつけばいいけどその過程をちゃんととらえるのは結構難しい(し、具体的にしてしまうとコミットしなきゃいけなくなるのが怖い!ってコミットしなきゃ達成できねえだろ、ってのはあるけど)、というのが大きな原因だと思うんだけどね。
それを踏まえると、今年の目標(ゴール)は
- (クソ面白くないけど)ちゃんとした中国語を話せるようになる
→分解して、レッスンに通う、中国語しか話さない友達を増やす
- お嬢と決着をつける (さすがにどっちかには決まると思うよ、あと2回くらいで)
→こりゃ分解しようがないな
- 仕事面では2年先を見越してスキルを貯める
→分解すると、(書けないけど)その為に必要なネットワークを客の中に作るのと、知識を貯める事(さらに分解すると、この部分はプロの話を聞くこと、関連の本を意識的に読むことかな)。そして今つかんでいるそのための人材の候補を確実に手中にし(なんせ一人はもう一年越しに口説いてる)、体勢を固める事。広州に3年以上いないこと
ってかんじなのかな。ほかにあるかな。あ、そうそう。できるだけ日本に戻る機会を作って人脈を分断しないようにしないとさびしくてしぬな、と思いました。今年は思ったより帰ったし、それでよかったんじゃないかなと思ってる。いや中国にまったくなじめてない同僚より帰ってるもんね、恋しくて。
ああ、一瞬クリスマス大戦のために東京に帰った話はぜひ記録しておかなきゃ。そう、以前ちょっと書いたように、お嬢のクリスマスビッグディナーにご相伴の誉れになんとかかんとかで、そのために無理に帰国してきました。流石半年待ちのレストラン…と言いたいところだけどなんなんだろう、コスパ考えるとさっぱりでした。ワインも全然だし。ぜいたくいうなよ!と言われるとまったく返す言葉がないんだけど、流石に4万だかとっといてアレはないだろうアレは(払ってない)。最初の数皿とシャンパンはよかった!んだけど、後半急激に失速した印象です。特に器。あのレベルの店になるとまあおいしくて当たり前じゃないですか。そこにサービスは勿論、店の雰囲気やらなんやらが入ってくる。そういう料理以外の要素において、器って一番料理に近いし、印象を左右しますよね。まあ払ってないのであんまり言いません(言ってる)…。
その場で繰り広げられたのはほんと意味不明って感じのやりとりで、なんなんですかねアレ…一応僕としても(払ってないのに)この晴れの席で決着をとかそういう腹づもりだったんだけど、3皿目くらいで世間話をしている時に僕が1月に出張で帰るかも、って話をしたら、「ちょうどよかった!その時母が東京に来てるから一緒にご飯でも食べましょう!」って…おいおい、なんか順番おかしくないですかね…という。いや、彼女の事なので便利な通訳がいた!程度の雑草扱いという可能性も微レ存なのが怖いんだけど…いや別にこれは彼女が悪いというより、思考が読めないんだよね。まあそんなことで「もちろん!」と言ってしまった手前、次のセリフは口から出ませんでした。…言いたきゃ言え!お前チキンだなって!そうだよ…。
それはともかく。去年を振り返るということで日記を全部読み直したんだけど(ここ数年の例に漏れず少ないよな)、去年は目標を立ててすらいないのな。何人かに聞かれたことを覚えてるんだけど、結局派遣が決まってたので「中国で頑張る/慣れる」以上のものではなかったですよね。
その観点で行くと…どうなんだろう。悪くはないです。ただ期待値がどこにあったのか、何をもってそれを達成というのか、そのあたりがあいまいではあるので評価しにくいね、ってこれダメなPDCAの典型じゃん…。実際多少退屈だけどそれなりに仕事をしているし、中国語だって来た当初に比べれば格段に進歩した。続かなかったけどゴルフもした笑。
逆にやるつもりだったけどできなかったことって何だろう。そう考えるとまず出てくるのは広東語。だけど当初の情熱(ってほどでもないけど)は広東語圏の緩やかな死に向かう姿を見て、正直失せたといっていいと思う。まあせっかくだし、ちょっとくらいしゃべれるようになったほうがいいかなとは思うけどね。でもやっぱり英語だし、英語じゃないなら中国語なんだよな。
あとはもう少し広州市内に詳しくなってるつもりだった、というのはあるかな。他の日本人と比べたら結構詳しいけど、まだ一巡感がない。いや一巡感あったらもう飽きるだろうけど…。
ちょっと話が脇道にそれるけど、最近「分解」に凝っているような気がします。なんかコンサル的なやつね。目標についてもそうで、自分でもなんとなくゴールだけを提出して具体的なステップになってなかったりするものが口をついたりする。だけどそれでいいのかな?ぜんぜんよくないんじゃないかなーってやつですわ。いやゴールは思いつけばいいけどその過程をちゃんととらえるのは結構難しい(し、具体的にしてしまうとコミットしなきゃいけなくなるのが怖い!ってコミットしなきゃ達成できねえだろ、ってのはあるけど)、というのが大きな原因だと思うんだけどね。
それを踏まえると、今年の目標(ゴール)は
- (クソ面白くないけど)ちゃんとした中国語を話せるようになる
→分解して、レッスンに通う、中国語しか話さない友達を増やす
- お嬢と決着をつける (さすがにどっちかには決まると思うよ、あと2回くらいで)
→こりゃ分解しようがないな
- 仕事面では2年先を見越してスキルを貯める
→分解すると、(書けないけど)その為に必要なネットワークを客の中に作るのと、知識を貯める事(さらに分解すると、この部分はプロの話を聞くこと、関連の本を意識的に読むことかな)。そして今つかんでいるそのための人材の候補を確実に手中にし(なんせ一人はもう一年越しに口説いてる)、体勢を固める事。広州に3年以上いないこと
ってかんじなのかな。ほかにあるかな。あ、そうそう。できるだけ日本に戻る機会を作って人脈を分断しないようにしないとさびしくてしぬな、と思いました。今年は思ったより帰ったし、それでよかったんじゃないかなと思ってる。いや中国にまったくなじめてない同僚より帰ってるもんね、恋しくて。
平和なような、そうでもないような
2016年12月10日 日常 出張も終わり、年内は競合もなさそうでなんとなく平和な感じです。風邪はようやく治りかけ、ただしちょっとまだ引きずっています。
短期間で北京上海に行って明確に感じたことを書き残そうと思います。場を改めてちゃんと書くかもしれないけど、まずはここに。
まず広州は中国においては第三の都市で、1000万近い人口がいます。中国国内では間違いなく都会。そして、中国人からも「進んだ町」だと認識されていることが多いと思います。かっこいいものや海外の文化を取り入れたようなものがある場所として。
ただその割には広州はたいしたものがないというのが来た当時から不思議でした。料理はおいしいし気候もいいんだけど、本当にたまにしかクールなものに出会わない。大体がださい。僕は以前「中国が正常進化したものが広州」と表現していた(逆に上海や北京は特殊要因な気がして)しそれが間違いとは思わないけど、それをさらに一歩考えると、また違うものが見えてくる気がするんです。
見えたものというのは要するに広州は「古い町」だということ。それにはいろんな意味があって、例えば広州が「進んだ町」として見られていたのは同じ広東語圏に香港があったから。しかし今の香港はすでにその唯一性というか特別さを失い、なんなら持ってる銭の量でも大陸に負けつつある。もっとも新しいものなんか、もう香港には(残念ながら)ないのだ。
そしてもうひとつ、広州(というか広東省)の産業構造は製造業と貿易にかなり偏っているように見える。広州市は当然都会なので取引の場所であって生産の場所ではないけど、中国各地でできたものを国外に輸出したり、そういった産業。「海外とつながる」が貿易だったころはある意味で最初にそういったものを享受できるポジションだったかもしれないけど、いまやそれはインターネットにとってかわられている。
芸術におけるジャンルのひとつに「現代音楽」「現代美術」があるけど、奇妙なことにそれは別に本当に現在という意味で現代を指すわけではなく、ある一時代を指していることが多い。80年代くらいかな?「その時代が現代だった時代に生まれた音楽」という意味。広州にも同じものを感じる。広州の「今」はすでに古い。なぜなら依って立つものすべてが古いからだ。
そういった理由で、「広州が進んでいた」のは10年前までの話で、そこで足踏みしているうちに上海や北京にとっくに追い抜かされているのが真相だと思う。悲しいことだけど、かなり露骨に広州は「田舎の大都市」でしかない。
上で書いたように僕はそれは「北京と上海が違う」ととらえていたけど、今は少し考えが変わって、他の都市は成長するにつれ(小さな)北京や上海のようになれる可能性はあるが、広州にはその可能性がないのでは?とさえ思えるようになった。
これは僕がこの地を嫌いになったということにはならない。気候もいいしのんびりしてるし、空気もきれい。ただこの先を見た時、極端に言えばこの街が追いつくことは多分なくて、差は開いていくばかりなんだろうなとは思う。ただ、例えば福岡や釜山が目指しているように、別の角度からアジアの基地になるみたいな戦い方ができれば面白くなる気はする。福岡とかと違って自分ちから華僑がたくさん移住してるんだから、連動できる可能性だってある気がするけどね。
ところで今日は中国語を勉強している日本人と日本語を勉強する中国人の交流会という謎なものにお招きをいただいて顔を出してきました。なんかこう平和な感じで。1ミリも勉強にならなかったけどまあ参加してよかったなーという感じではありました、が、いま10時半なんだけどあんまり食べれなかったんでおなかすいたな。
短期間で北京上海に行って明確に感じたことを書き残そうと思います。場を改めてちゃんと書くかもしれないけど、まずはここに。
まず広州は中国においては第三の都市で、1000万近い人口がいます。中国国内では間違いなく都会。そして、中国人からも「進んだ町」だと認識されていることが多いと思います。かっこいいものや海外の文化を取り入れたようなものがある場所として。
ただその割には広州はたいしたものがないというのが来た当時から不思議でした。料理はおいしいし気候もいいんだけど、本当にたまにしかクールなものに出会わない。大体がださい。僕は以前「中国が正常進化したものが広州」と表現していた(逆に上海や北京は特殊要因な気がして)しそれが間違いとは思わないけど、それをさらに一歩考えると、また違うものが見えてくる気がするんです。
見えたものというのは要するに広州は「古い町」だということ。それにはいろんな意味があって、例えば広州が「進んだ町」として見られていたのは同じ広東語圏に香港があったから。しかし今の香港はすでにその唯一性というか特別さを失い、なんなら持ってる銭の量でも大陸に負けつつある。もっとも新しいものなんか、もう香港には(残念ながら)ないのだ。
そしてもうひとつ、広州(というか広東省)の産業構造は製造業と貿易にかなり偏っているように見える。広州市は当然都会なので取引の場所であって生産の場所ではないけど、中国各地でできたものを国外に輸出したり、そういった産業。「海外とつながる」が貿易だったころはある意味で最初にそういったものを享受できるポジションだったかもしれないけど、いまやそれはインターネットにとってかわられている。
芸術におけるジャンルのひとつに「現代音楽」「現代美術」があるけど、奇妙なことにそれは別に本当に現在という意味で現代を指すわけではなく、ある一時代を指していることが多い。80年代くらいかな?「その時代が現代だった時代に生まれた音楽」という意味。広州にも同じものを感じる。広州の「今」はすでに古い。なぜなら依って立つものすべてが古いからだ。
そういった理由で、「広州が進んでいた」のは10年前までの話で、そこで足踏みしているうちに上海や北京にとっくに追い抜かされているのが真相だと思う。悲しいことだけど、かなり露骨に広州は「田舎の大都市」でしかない。
上で書いたように僕はそれは「北京と上海が違う」ととらえていたけど、今は少し考えが変わって、他の都市は成長するにつれ(小さな)北京や上海のようになれる可能性はあるが、広州にはその可能性がないのでは?とさえ思えるようになった。
これは僕がこの地を嫌いになったということにはならない。気候もいいしのんびりしてるし、空気もきれい。ただこの先を見た時、極端に言えばこの街が追いつくことは多分なくて、差は開いていくばかりなんだろうなとは思う。ただ、例えば福岡や釜山が目指しているように、別の角度からアジアの基地になるみたいな戦い方ができれば面白くなる気はする。福岡とかと違って自分ちから華僑がたくさん移住してるんだから、連動できる可能性だってある気がするけどね。
ところで今日は中国語を勉強している日本人と日本語を勉強する中国人の交流会という謎なものにお招きをいただいて顔を出してきました。なんかこう平和な感じで。1ミリも勉強にならなかったけどまあ参加してよかったなーという感じではありました、が、いま10時半なんだけどあんまり食べれなかったんでおなかすいたな。
北京出張(大半遊び)
2016年12月4日 日常 北京に行ってきました。そしたら風邪引いたぜ。
北京もこの間の上海と同様出張ではあるんだけど、まず「最近いってないから北京にいきたい」があって、そのあとに出張っぽい仕事ぶっこんだ感じ。木金の2日間で4つのアポという非常に微妙なところをついてみました。北京広いから、1日で4つは無理なんですよ。でもばらして1日2つだとなにそれ、なんですよ。ふふふ。
仕事のほうはまあ淡々と、だったんだけど(面白い人に会えたけどね)、プライベートではいろいろな人にまた会いました。なんかこう北京も人が減ってしまって…てのは前も書いたな、でだから結構定住っぽい人が中心になる。妻が剛腕の日本人夫妻、謎の映画監督、お琴の人(と結婚したから旦那)、あとほわほわした若者女子、引き続き北京で働く元同僚たち。大体そんな感じ。
今回は時間の長短あれど、一応全員会えたのかな。人によっては1年、人によっては2年ぶりくらい。でも結構この層はそういうの関係なく仲いい感じがする。
剛腕さんはなんか忙しそう。まあこれは一時的なものかな?なんか謎の新しい商売をはじめたようです。あと上海の僕の友人と喧嘩した件で正直すまんかった会うことがあったら伝えてくれ的なことを託されました。でも自分から頭下げるほどじゃないんだってさ。む。
監督は、新キャラのアイルランドと韓国と中国のミックス?とかいういかにも学究系の女性と3人。精華大学のなんちゃらセンターってところの人のようです。去年の顛末の話やら、まあ黒い話から笑い話まで、色々。楽しかった…がこの新キャラ、中国語しゃべれるんだけど怪しいし英語も相当怪しいし、何語が得意なんやろ…って韓国語か。アイデンティティは韓国人ぽかったもんね。中国語が非常に丁寧だったのに驚きました。こんな丁寧に店員にお願いする人みたことない…いや普通に好感ですけどね。
お琴の人はまた面白くて…ていうかやっぱりさ、久しぶりに会うとやっぱりきゅんとするよね。うん。キモいけど。なんか本当に、冷静に考えると大した回数会ってるわけじゃいんだけど、本当にウマが合うのね、それ以外形容しづらいというかなんというか。あっちも僕も、なんか会った時にハグしそうになってまあさすがに既婚者はまずいとおもって我慢した。うん。
話もまあ面白くて(ていうか本当に日本語うまいのな…)楽しい時間をすごし、最後に出てきたのが、なんと映画の脚本。某大物男優が今度自分の初監督作品を取り、当然主演もやる、そしてその役が中国で暮らす日本人で、そのセリフを自然なネイティブっぽい言い回しにしたいと彼女に依頼があったようで…。
彼女は確かに日本語めちゃうまいです。でもやっぱりネイティブじゃない。賢いと思うのはプロの通訳とかでは全然ないのにちゃんとそういうことが分かっていて、自分がやれることはここまで、でもここからはネイティブに頼む、と決めて僕に依頼したこと。なのでわりとまじめに取り組みました。最後はセリフしゃべる参考(といっても現場では口パクでとって後であてるみたいだけど)として僕の声をスマホに録音されてしまいました。来週末撮影だと。来週末は僕も仕事だけど、でもできるだけカバーできる体制で臨みたいです。公開されたら見に行きたいな、とりあえず自慢したい笑。上手くいくことを祈ってます。
若者女子、まあこの人は本当になんというか危ういくらいぽわぽわしていて気になるのでなんとなく声をかけることも多いです…とかいう割にはプライオリティ自体は低いし、かなり適当だから会えないことも多いんだけどね。今回も1時間しかないって自分で言ってるくせにおそらく寝坊とかで30分遅れてきたし…。でもそれなりには長期のビジョンを持っていて(意外!)、楽しんでるみたいだったのでよかったよかった。あわただしく解散。
元同僚、一人は前春節の時に日本にきていたバレエ団の子、明日飲まない?みたいな感じで連絡したらちょうどその日の午後にオープンリハーサルあるから来る?って。なんで都心から遠かったんで本当にちょっとだけど見せてもらいました。コンテンポラリって全然わからんけど、動きはきれいだった。でも音楽への意識がもう少しほしいなー。踊りとしてはいいのかもしれないけど、音楽を聴いていない、構造を理解していないことが随所に出てしまっていた感じ。まあでも舞台の上で照明と衣装と化粧ばっちりしたらきっとすごいんだろうな。
元同僚Bは相変わらず鼓楼辺りに生息しており、パンクヌードルとかいう元パンクバンドやってた人が開店した麺屋に。元一緒に働いていた会社のゴシップから最近の恋愛事情まで、まあ相変わらずカジュアルに色々話しましたとさ。なんで僕この子と気が合うんだかよくわからんのだけどね。お琴の人とはまた違ったベクトルで、意外と毎回会っている人。もしかしたら前いた会社に戻るかも、と。そうなったら面白いな。
あとはまたゲイと友達になって色々話し込んだんだけど…まあいいや、それは特に書きません。仕事がらみでもあるしね。しかし北京って探すとおしゃれな場所はたくさんあるんだよね。
北京もこの間の上海と同様出張ではあるんだけど、まず「最近いってないから北京にいきたい」があって、そのあとに出張っぽい仕事ぶっこんだ感じ。木金の2日間で4つのアポという非常に微妙なところをついてみました。北京広いから、1日で4つは無理なんですよ。でもばらして1日2つだとなにそれ、なんですよ。ふふふ。
仕事のほうはまあ淡々と、だったんだけど(面白い人に会えたけどね)、プライベートではいろいろな人にまた会いました。なんかこう北京も人が減ってしまって…てのは前も書いたな、でだから結構定住っぽい人が中心になる。妻が剛腕の日本人夫妻、謎の映画監督、お琴の人(と結婚したから旦那)、あとほわほわした若者女子、引き続き北京で働く元同僚たち。大体そんな感じ。
今回は時間の長短あれど、一応全員会えたのかな。人によっては1年、人によっては2年ぶりくらい。でも結構この層はそういうの関係なく仲いい感じがする。
剛腕さんはなんか忙しそう。まあこれは一時的なものかな?なんか謎の新しい商売をはじめたようです。あと上海の僕の友人と喧嘩した件で正直すまんかった会うことがあったら伝えてくれ的なことを託されました。でも自分から頭下げるほどじゃないんだってさ。む。
監督は、新キャラのアイルランドと韓国と中国のミックス?とかいういかにも学究系の女性と3人。精華大学のなんちゃらセンターってところの人のようです。去年の顛末の話やら、まあ黒い話から笑い話まで、色々。楽しかった…がこの新キャラ、中国語しゃべれるんだけど怪しいし英語も相当怪しいし、何語が得意なんやろ…って韓国語か。アイデンティティは韓国人ぽかったもんね。中国語が非常に丁寧だったのに驚きました。こんな丁寧に店員にお願いする人みたことない…いや普通に好感ですけどね。
お琴の人はまた面白くて…ていうかやっぱりさ、久しぶりに会うとやっぱりきゅんとするよね。うん。キモいけど。なんか本当に、冷静に考えると大した回数会ってるわけじゃいんだけど、本当にウマが合うのね、それ以外形容しづらいというかなんというか。あっちも僕も、なんか会った時にハグしそうになってまあさすがに既婚者はまずいとおもって我慢した。うん。
話もまあ面白くて(ていうか本当に日本語うまいのな…)楽しい時間をすごし、最後に出てきたのが、なんと映画の脚本。某大物男優が今度自分の初監督作品を取り、当然主演もやる、そしてその役が中国で暮らす日本人で、そのセリフを自然なネイティブっぽい言い回しにしたいと彼女に依頼があったようで…。
彼女は確かに日本語めちゃうまいです。でもやっぱりネイティブじゃない。賢いと思うのはプロの通訳とかでは全然ないのにちゃんとそういうことが分かっていて、自分がやれることはここまで、でもここからはネイティブに頼む、と決めて僕に依頼したこと。なのでわりとまじめに取り組みました。最後はセリフしゃべる参考(といっても現場では口パクでとって後であてるみたいだけど)として僕の声をスマホに録音されてしまいました。来週末撮影だと。来週末は僕も仕事だけど、でもできるだけカバーできる体制で臨みたいです。公開されたら見に行きたいな、とりあえず自慢したい笑。上手くいくことを祈ってます。
若者女子、まあこの人は本当になんというか危ういくらいぽわぽわしていて気になるのでなんとなく声をかけることも多いです…とかいう割にはプライオリティ自体は低いし、かなり適当だから会えないことも多いんだけどね。今回も1時間しかないって自分で言ってるくせにおそらく寝坊とかで30分遅れてきたし…。でもそれなりには長期のビジョンを持っていて(意外!)、楽しんでるみたいだったのでよかったよかった。あわただしく解散。
元同僚、一人は前春節の時に日本にきていたバレエ団の子、明日飲まない?みたいな感じで連絡したらちょうどその日の午後にオープンリハーサルあるから来る?って。なんで都心から遠かったんで本当にちょっとだけど見せてもらいました。コンテンポラリって全然わからんけど、動きはきれいだった。でも音楽への意識がもう少しほしいなー。踊りとしてはいいのかもしれないけど、音楽を聴いていない、構造を理解していないことが随所に出てしまっていた感じ。まあでも舞台の上で照明と衣装と化粧ばっちりしたらきっとすごいんだろうな。
元同僚Bは相変わらず鼓楼辺りに生息しており、パンクヌードルとかいう元パンクバンドやってた人が開店した麺屋に。元一緒に働いていた会社のゴシップから最近の恋愛事情まで、まあ相変わらずカジュアルに色々話しましたとさ。なんで僕この子と気が合うんだかよくわからんのだけどね。お琴の人とはまた違ったベクトルで、意外と毎回会っている人。もしかしたら前いた会社に戻るかも、と。そうなったら面白いな。
あとはまたゲイと友達になって色々話し込んだんだけど…まあいいや、それは特に書きません。仕事がらみでもあるしね。しかし北京って探すとおしゃれな場所はたくさんあるんだよね。
もう年末がみえてきた
2016年11月27日 日常 あっという間ってこういうことを言うんやね…年を取ると一年がとか、まじ言いたくないけどそういうことなのか?やだなあ、などと思いながら日々を重ねています。
最近…またコンペがあって、勝ちました。やあ、日本にいた時に生涯(っていうのもあれだけど終わってないし)で稼いでる金額よりすでにこの半年で稼いでいる気がします。もちろん日本でだってこっちでだって一人で結果出しているわけではないけど、自分が主導しているプロジェクト、って意味でね。とかいって威勢よさそうだけど、別に全勝してます!とかではないけどね…。
普通は売り上げの大半を占めるCMとか抜きで日本の前いた会社のトップ営業の80%くらいは稼いでるもんな。割とあり得ないです。プレゼンの金額と頻度もあり得ないけど…。
なんちゅう自慢的な話はおいといて、年末ですよ。来週は北京ですよ。またなんくせつけて遊びに行く予定です。アポ全部自分で取ってるんだけど、なんでホントうちの中国人自分の国のくせに人脈ないかね…なんなの!と思ったりしています。別に僕は自分が人脈あるほうと思っているわけではないからこそというか、今回のアポもほぼ一人がいろんなところを紹介してくれてる状態だったりするので…一層お前らなんやねん感が募るわけです。まあ、だからこそ自分の存在価値があると言われれば、その通りなんですけど。
最近あったこと…そうそう、随分前から僕が引き抜こうと思っている元同僚、結構いいところまで進んできているみたい、という話をきいてて、ちょうど出張で来ていたので直接その話を伝えることができました。今後どうなるのかな…。ちなみに既婚子持ちなんですが「うちを見たい」と言い張って上がり込んできてなんとなくこれはやべえと思ったんですが特にやばいことはありませんでした。残念(?)。
あ、そうそうクリスマスディールの事書いたっけな。ある意味今年というか人生で一番でかいものにつながる(かもしれない)件、アポが取れたので東京に帰ります。やあなんというか、手が震えますよね、まあでもどきどきすんのも楽しいよな!金払ってもできないからな!と自分を鼓舞するわけですが。
あと今日銀行口座みたらあんまり金溜まってないのなー。まあ会社に貸してる(清算してない)金とかもあるからだと思うし日本で働いてる時よりは溜まる速度は速いんだけど、それにしてもなあ。もっとお金ためなきゃなあ、という気持ちと別に金のことはいいんだな、っていう気持ちが色々絡み合っています。
最近…またコンペがあって、勝ちました。やあ、日本にいた時に生涯(っていうのもあれだけど終わってないし)で稼いでる金額よりすでにこの半年で稼いでいる気がします。もちろん日本でだってこっちでだって一人で結果出しているわけではないけど、自分が主導しているプロジェクト、って意味でね。とかいって威勢よさそうだけど、別に全勝してます!とかではないけどね…。
普通は売り上げの大半を占めるCMとか抜きで日本の前いた会社のトップ営業の80%くらいは稼いでるもんな。割とあり得ないです。プレゼンの金額と頻度もあり得ないけど…。
なんちゅう自慢的な話はおいといて、年末ですよ。来週は北京ですよ。またなんくせつけて遊びに行く予定です。アポ全部自分で取ってるんだけど、なんでホントうちの中国人自分の国のくせに人脈ないかね…なんなの!と思ったりしています。別に僕は自分が人脈あるほうと思っているわけではないからこそというか、今回のアポもほぼ一人がいろんなところを紹介してくれてる状態だったりするので…一層お前らなんやねん感が募るわけです。まあ、だからこそ自分の存在価値があると言われれば、その通りなんですけど。
最近あったこと…そうそう、随分前から僕が引き抜こうと思っている元同僚、結構いいところまで進んできているみたい、という話をきいてて、ちょうど出張で来ていたので直接その話を伝えることができました。今後どうなるのかな…。ちなみに既婚子持ちなんですが「うちを見たい」と言い張って上がり込んできてなんとなくこれはやべえと思ったんですが特にやばいことはありませんでした。残念(?)。
あ、そうそうクリスマスディールの事書いたっけな。ある意味今年というか人生で一番でかいものにつながる(かもしれない)件、アポが取れたので東京に帰ります。やあなんというか、手が震えますよね、まあでもどきどきすんのも楽しいよな!金払ってもできないからな!と自分を鼓舞するわけですが。
あと今日銀行口座みたらあんまり金溜まってないのなー。まあ会社に貸してる(清算してない)金とかもあるからだと思うし日本で働いてる時よりは溜まる速度は速いんだけど、それにしてもなあ。もっとお金ためなきゃなあ、という気持ちと別に金のことはいいんだな、っていう気持ちが色々絡み合っています。
なんか年末も見えてきた今日この頃ですね。なおこないだのプレゼンは負けました。納得いかん…しかもこっそり入手した名前だけ隠した採点表によると、ひとりうちに異常に厳しい人がいて点数がそこだけ異常に低い。相手の提案書も入手して見て、まあ別に悪い提案ではなかったにせよ少なくとも拮抗はしているはずで、さすがにこの点数のつけかたはひどいんじゃないかなーと思いましたよ。
さて。11月11日は日本ではポッキーの日、うっすらYahoo!が最近いいお買い物の日とかやっているよね?というくらいの温度ですが、中国は狂乱のお買い物デーです。というかYahooのあれ、パクリですからね?1分で数十億とか売れる世界です。取り扱い貨物の量が1日でたしか日本のクロネコの「1年間」の扱い量の1.5倍だかなんだか。もちろん人口が違うので単純比較はできないけど、まあでも異常です。おもしろいです。一昨年はあんまりのらなかったんですが、今年はまあせっかくだしこのビッグウェーブに、ということで折り畳みの自転車とヒーター、あと宴会用のビールとかIT小物とかを買ってみました。それだけの物流量でも届くやつは翌日ちゃんと届くのな。改めてすごいっす中国物流。
あと物流すごい話、前もちょいと書いた気もするけど、配送も日本のようなルートセールスマン問題的な「どのように最適なルートを」みたいなアプローチじゃなく、ショットガン式というか要するに数でどうにかする中国戦法でやっていて、そのおかげで末端が余裕ある人間なのでわりと融通が利くんですよね。届ける前に電話くれたりとか(まあこれはあっちの都合もあるけど)、こないだなんて怪しい翻訳サイトにかけた日本語でメッセージくれたりとか、あと最近だとわざわざ「フロントに預けといたけど中身チケットだからとるのわすれないようにな!」とかメッセージくれたりとか。まあ柔軟っていうより割と人間的なんですね、いい意味で。
あ、ちなみにポッキーは形容詞だと梅毒の意味があるとかってよくわからん中国人にいわれました。ほんまかいな。11日に「今日はポッキーの日だねー」とか送ったら「何を卑猥な!」みたいな。いやいやいや。ポッキー、中国でも売ってはいるけどまだまだのようです。
1個前の投稿にも書いたように、ここのところ立て続けに本社から偉い人がきまして、謎にカラオケにお供致しました。3年前くらいに上海で地元のよくわからんヤカラに連れて行ってもらって以来、2回目です。
で中国のカラオケといえばお姉さんがいるわけで…で、なんか指名の段階ですごくだるそうでやる気がない、でもわりと外見が好みの子がいたのでその子に相手してもらってたんだけど、「この仕事は頑張るときはがんばる、でも頑張らないときは頑張らない。今日?頑張ってない」などと、接客業への期待感をずたずたにするやる気のなさが面白すぎたので2回目も指名してしまいました。
まあこういう傾向はわりと中国人に多いです。素直というかなんというか、ちょっと長い目で見れば損な発言なのにそれに気付かず(気にせず?)、素で言ってしまうという。日本人の感覚だと「馬鹿だ」となるんでしょうけど、僕にしたら笑えるので、別にいいのです。べっとり営業されてもどうせ個人では行かないからうっとおしいだけだしなあ…。いやこれは罠なのか、これは手口なのかと思って、「いやー君あんま指名入らないっていうけど昨日はどうこうとかいってたやん」とか言ったら「あなた達今日来たの10時過ぎ、私が本当に人気だったらこの店でその時間まで指名がないわけない。昨日も指名ついたの11時ごろだし」などと非常に「おっしゃる通り」なご意見でした。それで3年も専業って生活危うくないかね(とはいえ何割かは商売トークなんでしょうけど)。
あ、気になる値段ですが、広州では大体1000-1200元(日本円で1.5-2万円か)くらいが客単価の相場だそうです(暇つぶしに聞いた)。日本と比べてどうなのかはわかりません。中国なので当然?時間制限なしね。二回とも自分で払ってないから自分たちの金額はわからないけど、600元(ネットで見ると、たぶんテーブルチャージと基本的な飲み放題が含まれてる)でセット、女の子指名で+300、ちょいと飲んだり女の子の分のお酒を頼んだりして、それくらい。僕らが行った店も平均くらいだそう。
ちなみに女の子の取り分は基本的に250元、指名の数によって350まで増えるんだとか。でもそれで普通に休み取ってるとして計算すると20日出勤で5000-7000元、日本円で10万そこそこ。指名入らなきゃゼロだろうし。学生のバイトならいい金額だし平均的な初任給に比べれば確かにいいけど、20代後半から30代前半あたりで普通の事務仕事にたぶん抜かされるし、客とスキンシップしなきゃいけない仕事は色々ストレス多いだろうし、あんまいい商売じゃないよね。
ちなみに同伴すると+150、これは多分女の子に全部入るんじゃないかな。全部に同伴つけれたとして1万、まあスキルがない人では稼げない金額にはなるかな…とはいえスキルがある人なら2万3万は軽いみたいな経済状態の中で、「そういう可能性がない人の仕事としては良いけどほかの選択肢がある人にとっては割に合わない」みたいな位置づけな気がする。そんなに人気があるならほかの商売始めた方がいいし(とかいって、たぶん才覚ある人はすぐに金借りてでも自分で店始めたりとかするんだろうけど)。
そんな感じです。あーこれ書いてないしたぶん書けないけどこないだ出張でちょっと長めに上海行ったときに日本で付き合いあったおっさんが完璧にカラオケにはまっちゃってるのをみて無言になってたんだけど、なんていうか…二の舞にならないようにしましょうね。つうかそんな金ねえけど。や、金あってもこんな所には使わないけどな(とか言いながら、店行かずに落とせるならいじってみたい気もする…って水商売素人の僕がそんなことやっても無駄なんでしょうけどね、大概相手のほうがそういう状況には慣れてるだろうし)…。
最近迷っている事。今すぐではないにせよ、客先への出向をほのめかされています。クライアントの事務所が市内にないから車で毎日1時間通勤か…昼はあのくそまず食堂か…と色々な気持ちが去来しつつも、そういう小手先だけじゃなくこの先のことまで考えてちょっと悩み始めています。
なんといえばいいのかな、要するに客は製造業で、たぶん肌があわないんですよねそもそも。彼らと仲良くできる気が全然しない。きちんとしすぎ…。しかもそんな進んだものを持っているわけでもないので、勉強になるのかなという漠然とした不安が。あとそもそも一生この業種の専門でやる気はないんだよな…。
逆にいい方面のことを考えると、客の中に入ってビジネスができるのは気分が変わっていい(なんせ飽きやすいし)ということ、また先のことを考えるとここで客の関係を築いておくのは良いってのはあるんだよね。先の事というのはあんまりまだ口外してないけど(ていうか口外したらやべえ)やっぱり上海にいきたいなーというのがあって、そのためにはそこに会社を作るなりなんなりをしないとな、ということがあって。んでその道筋を考えると、最初はいまのクライアントから仕事をもらわにゃならん。だから一時期つまらなくても、食いしばって内部に人間関係作っておけば将来楽しくなる可能性はある。あとたぶん仕事はもっと楽。
まあつまり理屈でいえば結構行っとくべきなんでしょうと思うんですよ。書くとより一層明確になるなあ…でもあんなきちんとした会社でいきていけんのかね、という不安がある。あと田舎暮らしがいやだ。いや暮らしてる場所はかわらんけど…という感じでもやもやするのでした。
さて。11月11日は日本ではポッキーの日、うっすらYahoo!が最近いいお買い物の日とかやっているよね?というくらいの温度ですが、中国は狂乱のお買い物デーです。というかYahooのあれ、パクリですからね?1分で数十億とか売れる世界です。取り扱い貨物の量が1日でたしか日本のクロネコの「1年間」の扱い量の1.5倍だかなんだか。もちろん人口が違うので単純比較はできないけど、まあでも異常です。おもしろいです。一昨年はあんまりのらなかったんですが、今年はまあせっかくだしこのビッグウェーブに、ということで折り畳みの自転車とヒーター、あと宴会用のビールとかIT小物とかを買ってみました。それだけの物流量でも届くやつは翌日ちゃんと届くのな。改めてすごいっす中国物流。
あと物流すごい話、前もちょいと書いた気もするけど、配送も日本のようなルートセールスマン問題的な「どのように最適なルートを」みたいなアプローチじゃなく、ショットガン式というか要するに数でどうにかする中国戦法でやっていて、そのおかげで末端が余裕ある人間なのでわりと融通が利くんですよね。届ける前に電話くれたりとか(まあこれはあっちの都合もあるけど)、こないだなんて怪しい翻訳サイトにかけた日本語でメッセージくれたりとか、あと最近だとわざわざ「フロントに預けといたけど中身チケットだからとるのわすれないようにな!」とかメッセージくれたりとか。まあ柔軟っていうより割と人間的なんですね、いい意味で。
あ、ちなみにポッキーは形容詞だと梅毒の意味があるとかってよくわからん中国人にいわれました。ほんまかいな。11日に「今日はポッキーの日だねー」とか送ったら「何を卑猥な!」みたいな。いやいやいや。ポッキー、中国でも売ってはいるけどまだまだのようです。
1個前の投稿にも書いたように、ここのところ立て続けに本社から偉い人がきまして、謎にカラオケにお供致しました。3年前くらいに上海で地元のよくわからんヤカラに連れて行ってもらって以来、2回目です。
で中国のカラオケといえばお姉さんがいるわけで…で、なんか指名の段階ですごくだるそうでやる気がない、でもわりと外見が好みの子がいたのでその子に相手してもらってたんだけど、「この仕事は頑張るときはがんばる、でも頑張らないときは頑張らない。今日?頑張ってない」などと、接客業への期待感をずたずたにするやる気のなさが面白すぎたので2回目も指名してしまいました。
まあこういう傾向はわりと中国人に多いです。素直というかなんというか、ちょっと長い目で見れば損な発言なのにそれに気付かず(気にせず?)、素で言ってしまうという。日本人の感覚だと「馬鹿だ」となるんでしょうけど、僕にしたら笑えるので、別にいいのです。べっとり営業されてもどうせ個人では行かないからうっとおしいだけだしなあ…。いやこれは罠なのか、これは手口なのかと思って、「いやー君あんま指名入らないっていうけど昨日はどうこうとかいってたやん」とか言ったら「あなた達今日来たの10時過ぎ、私が本当に人気だったらこの店でその時間まで指名がないわけない。昨日も指名ついたの11時ごろだし」などと非常に「おっしゃる通り」なご意見でした。それで3年も専業って生活危うくないかね(とはいえ何割かは商売トークなんでしょうけど)。
あ、気になる値段ですが、広州では大体1000-1200元(日本円で1.5-2万円か)くらいが客単価の相場だそうです(暇つぶしに聞いた)。日本と比べてどうなのかはわかりません。中国なので当然?時間制限なしね。二回とも自分で払ってないから自分たちの金額はわからないけど、600元(ネットで見ると、たぶんテーブルチャージと基本的な飲み放題が含まれてる)でセット、女の子指名で+300、ちょいと飲んだり女の子の分のお酒を頼んだりして、それくらい。僕らが行った店も平均くらいだそう。
ちなみに女の子の取り分は基本的に250元、指名の数によって350まで増えるんだとか。でもそれで普通に休み取ってるとして計算すると20日出勤で5000-7000元、日本円で10万そこそこ。指名入らなきゃゼロだろうし。学生のバイトならいい金額だし平均的な初任給に比べれば確かにいいけど、20代後半から30代前半あたりで普通の事務仕事にたぶん抜かされるし、客とスキンシップしなきゃいけない仕事は色々ストレス多いだろうし、あんまいい商売じゃないよね。
ちなみに同伴すると+150、これは多分女の子に全部入るんじゃないかな。全部に同伴つけれたとして1万、まあスキルがない人では稼げない金額にはなるかな…とはいえスキルがある人なら2万3万は軽いみたいな経済状態の中で、「そういう可能性がない人の仕事としては良いけどほかの選択肢がある人にとっては割に合わない」みたいな位置づけな気がする。そんなに人気があるならほかの商売始めた方がいいし(とかいって、たぶん才覚ある人はすぐに金借りてでも自分で店始めたりとかするんだろうけど)。
そんな感じです。あーこれ書いてないしたぶん書けないけどこないだ出張でちょっと長めに上海行ったときに日本で付き合いあったおっさんが完璧にカラオケにはまっちゃってるのをみて無言になってたんだけど、なんていうか…二の舞にならないようにしましょうね。つうかそんな金ねえけど。や、金あってもこんな所には使わないけどな(とか言いながら、店行かずに落とせるならいじってみたい気もする…って水商売素人の僕がそんなことやっても無駄なんでしょうけどね、大概相手のほうがそういう状況には慣れてるだろうし)…。
最近迷っている事。今すぐではないにせよ、客先への出向をほのめかされています。クライアントの事務所が市内にないから車で毎日1時間通勤か…昼はあのくそまず食堂か…と色々な気持ちが去来しつつも、そういう小手先だけじゃなくこの先のことまで考えてちょっと悩み始めています。
なんといえばいいのかな、要するに客は製造業で、たぶん肌があわないんですよねそもそも。彼らと仲良くできる気が全然しない。きちんとしすぎ…。しかもそんな進んだものを持っているわけでもないので、勉強になるのかなという漠然とした不安が。あとそもそも一生この業種の専門でやる気はないんだよな…。
逆にいい方面のことを考えると、客の中に入ってビジネスができるのは気分が変わっていい(なんせ飽きやすいし)ということ、また先のことを考えるとここで客の関係を築いておくのは良いってのはあるんだよね。先の事というのはあんまりまだ口外してないけど(ていうか口外したらやべえ)やっぱり上海にいきたいなーというのがあって、そのためにはそこに会社を作るなりなんなりをしないとな、ということがあって。んでその道筋を考えると、最初はいまのクライアントから仕事をもらわにゃならん。だから一時期つまらなくても、食いしばって内部に人間関係作っておけば将来楽しくなる可能性はある。あとたぶん仕事はもっと楽。
まあつまり理屈でいえば結構行っとくべきなんでしょうと思うんですよ。書くとより一層明確になるなあ…でもあんなきちんとした会社でいきていけんのかね、という不安がある。あと田舎暮らしがいやだ。いや暮らしてる場所はかわらんけど…という感じでもやもやするのでした。
そんな怒涛の?日本休暇を終え(大体休暇がなぜ怒涛なんだか)、体力の不足により風邪をひいたりしていました。ちょうど季節も変わったこともあったのかな。同時期に会社で大流行。ていうか季節変わるの、流石遅いよね。とはいえ冬は冬で寒いんだよな…ようやくコートや革ジャンが着れるのはうれしいことですが(実際着れるのはおそらく11月後半じゃないかな)。
風邪をだらだらひきずったまま競合プレゼンが一件。現時点では結果がでていないのが不安だけど、結構ちゃんとしたプレゼンができたと思っているので、負けたら悔しいね。ヴァイラル動画を作るみたいなやつなんだけど、得意とは言わないまでも経験値があるもので、どう話せばいいのかとかどう伝えればいいのか、普通とどう違うのかとか細かい点がすでに自分の中で消化されて言語化されていたのでスムーズにできた…しかしクリエイティブが考えた企画がつまらないのな…。まあ、ひとのせいにしてもしょうがないんだけど。
そう、そのプレゼンを進めるうえで自分でもびっくりしたのが自分が(少なくともある一面)結構こだわる人だってこと。クリエイティブディレクター、名前だけのやつだとはおもってたが、がコンテを出してきたときになんか明らかに縦横費がおかしくて、「ああこいつ気づいてない、クリエイティブのくせにぼけだなあ」と思って指摘したら「いいですよ適当で」とか言われたから僕が切れたって話なんだけどね。やあ、我ながらこんなところで切れるとは思わなかった。
まあそんなことはどうでもいいのですが、たぶん書いてないと思うけど、最近結構ホームシックです。ホームシックっていうと女々しいけど、まあでもそうとしかいえないでしょう。ようやく慣れてきたということもあるでしょうし、ちょっと疲れてるということもあるんでしょうけど。
今日まさにそんな感じで、本当は深圳までイベントでも(なんなら泊りがけで)見物に行こうかと思ってたんだけどその返事もないしなんだかだるいということで朝起きたら部屋の掃除したり本棚の並べ替えしたりカフェ行って中国語の勉強しているうちにギターが急にほしくなってギター屋を検索したり、でもいったん買い物した荷物を降ろそうと思って家に帰ったらそのまま根が生えてごろごろしてゲームして夕方になったから買い物に行って炊き込みご飯作ったら一日が終わってた。いやまだ終わってないけど。なんか8時くらいから眠いしな…。
ということで、今日は早めに寝るわけですがそれはいいとして、一応中国語が話せてわかって現地の友達がいる僕でさえこうなんだからこれ普通の人はやばいだろうなーとおもうわけです。もし自分がアフリカの小国…ってこのたとえ書いたことあったっけ?まあいいやとりあえず書いておくと、僕は中国ってわりとホームに近いわけだけど、他の人にとってのこの国って僕がアフリカ(中東でもいいけどさ)のどっかに飛ばされたのとかわらんのだろうな、って時々思うんですよね。たまに「なんでこいつらローカルを理解しようとしないんだろう」とかいらっとするけど、考えてみれば僕がマリ共和国に飛ばされたら理解しようとするかって話ですよ。国名に他意はないし飛ばされることもないだろうけど。
んであと僕は普通の友達は少ないけど笑、わりとチャット友達みたいな謎の話し相手はいて、物理的な都合をあわせなくてもチャットでだべることはわりといつでもできる。これは結構息抜きになってる。しかしそれもないと、基本的に会社終わったら誰と話すわけでもなく家に帰ってテレビ見てクソして寝るみたいな生活でしょ?いや恐ろしいよそれ。
おそろしい。いやだ。
そして今日を境に、来週はまた忙しい予定。前半はまだいいけど、水曜かな?に本社の役員が来てその関係でどたばたして、そのまま承認が取れればだけど金曜から火曜まで上海でイベント参加と企業訪問、木金土日で日本に帰って友達の結婚式に出て…帰ってきて何があるんだ?なんかあった気がする。翌週末はゴルフと香港だった気がするし。なんか落ち着かないなー。もっと中国国内というかそれより前に広州を知りたいなー。あ、あと11月は多分北京出張。これも週末絡めるつもりだけど、結構合わなきゃいけない人が溜まってる。一年ぶりって結構自分にしちゃ間隔空いたんじゃないだろうか…
風邪をだらだらひきずったまま競合プレゼンが一件。現時点では結果がでていないのが不安だけど、結構ちゃんとしたプレゼンができたと思っているので、負けたら悔しいね。ヴァイラル動画を作るみたいなやつなんだけど、得意とは言わないまでも経験値があるもので、どう話せばいいのかとかどう伝えればいいのか、普通とどう違うのかとか細かい点がすでに自分の中で消化されて言語化されていたのでスムーズにできた…しかしクリエイティブが考えた企画がつまらないのな…。まあ、ひとのせいにしてもしょうがないんだけど。
そう、そのプレゼンを進めるうえで自分でもびっくりしたのが自分が(少なくともある一面)結構こだわる人だってこと。クリエイティブディレクター、名前だけのやつだとはおもってたが、がコンテを出してきたときになんか明らかに縦横費がおかしくて、「ああこいつ気づいてない、クリエイティブのくせにぼけだなあ」と思って指摘したら「いいですよ適当で」とか言われたから僕が切れたって話なんだけどね。やあ、我ながらこんなところで切れるとは思わなかった。
まあそんなことはどうでもいいのですが、たぶん書いてないと思うけど、最近結構ホームシックです。ホームシックっていうと女々しいけど、まあでもそうとしかいえないでしょう。ようやく慣れてきたということもあるでしょうし、ちょっと疲れてるということもあるんでしょうけど。
今日まさにそんな感じで、本当は深圳までイベントでも(なんなら泊りがけで)見物に行こうかと思ってたんだけどその返事もないしなんだかだるいということで朝起きたら部屋の掃除したり本棚の並べ替えしたりカフェ行って中国語の勉強しているうちにギターが急にほしくなってギター屋を検索したり、でもいったん買い物した荷物を降ろそうと思って家に帰ったらそのまま根が生えてごろごろしてゲームして夕方になったから買い物に行って炊き込みご飯作ったら一日が終わってた。いやまだ終わってないけど。なんか8時くらいから眠いしな…。
ということで、今日は早めに寝るわけですがそれはいいとして、一応中国語が話せてわかって現地の友達がいる僕でさえこうなんだからこれ普通の人はやばいだろうなーとおもうわけです。もし自分がアフリカの小国…ってこのたとえ書いたことあったっけ?まあいいやとりあえず書いておくと、僕は中国ってわりとホームに近いわけだけど、他の人にとってのこの国って僕がアフリカ(中東でもいいけどさ)のどっかに飛ばされたのとかわらんのだろうな、って時々思うんですよね。たまに「なんでこいつらローカルを理解しようとしないんだろう」とかいらっとするけど、考えてみれば僕がマリ共和国に飛ばされたら理解しようとするかって話ですよ。国名に他意はないし飛ばされることもないだろうけど。
んであと僕は普通の友達は少ないけど笑、わりとチャット友達みたいな謎の話し相手はいて、物理的な都合をあわせなくてもチャットでだべることはわりといつでもできる。これは結構息抜きになってる。しかしそれもないと、基本的に会社終わったら誰と話すわけでもなく家に帰ってテレビ見てクソして寝るみたいな生活でしょ?いや恐ろしいよそれ。
おそろしい。いやだ。
そして今日を境に、来週はまた忙しい予定。前半はまだいいけど、水曜かな?に本社の役員が来てその関係でどたばたして、そのまま承認が取れればだけど金曜から火曜まで上海でイベント参加と企業訪問、木金土日で日本に帰って友達の結婚式に出て…帰ってきて何があるんだ?なんかあった気がする。翌週末はゴルフと香港だった気がするし。なんか落ち着かないなー。もっと中国国内というかそれより前に広州を知りたいなー。あ、あと11月は多分北京出張。これも週末絡めるつもりだけど、結構合わなきゃいけない人が溜まってる。一年ぶりって結構自分にしちゃ間隔空いたんじゃないだろうか…
儲かるのは未開の地のみ
2016年10月7日 非日常 また休暇で日本でした…というと大変よろしい身分みたいですが、大変よろしい身分でした。いや前回は仕事だったんでこれが正真正銘の休暇なんですけどね…とかいって、なんか忙しい旅でした…ていうかです。まだ進行中ですが、いまちょっと手が空いたので記録。
今回の休みは中国の国慶節という建国を祝う連休です。今回はそれに1日足して、金曜から休みにしました。木曜夜クライアントとの打ち合わせを終え、船で(笑)香港へ。夜はフランス系金融機関に勤める日本人おねーさんとフレンチ。おいしかった。「フランス系金融機関」っていうとなんとかジェネラルとかが脳裏をよぎるけど多分もう少し地味なところです、知らないけど。そう、考えてみるとこの人の所属とか仕事の話、全然知らないんだよね。香港に位置するフランス系なのに、なぜか十数人いる従業員のほとんどがジャパンデスク(日本担当)らしいというのを今回知りました。現地採用きついとかぶつぶついってるけど金融だからそれなりに貰ってるんじゃないかと思いつつ、それもよくわからん。そら金融の駐在とか金銭面では天国だろうけどさ。安宿宿泊。
翌日はちょっと寝坊して、ミシュランで星を取っている焼き物屋再興燒臘飯店で早めランチ。相変わらず広東語のみです(一応中国語は通じる)。ピークはクソ忙しくまったく優しくないので、早めにいくのがいいと思いますよ。
で日本に飛んで家に着いたら結構遅かった。
2日はまず今度結婚するロボと魚ランチ。なんか魚が食べたくて仕方がない状態だったので魚を色々検索し、東工大ちかくの九絵へ。にいちゃんとおっちゃん二人でやっていてその世代間闘争がオープンに行われているのとおっちゃんがかなりぶっきらぼうというか無礼、そして提供がくそ遅いのでサービス面ではカスだけどおいしかったからなんともいえない気分になりました。急いでいたり色々余裕がない時に行くと殺意を覚えると思います。でもおいしかった。途中で入ってきた若い客がアトリエZ(超高級品)のベース持っててうざっと思いました。
ロボとは僕の結婚話(なんやねんそれ)でぐだぐだとお説教されていました。あとはもちろん迫った結婚話聞いたり、まあ雑談。
ひとりしき話し、浅草へ移動して今度はマレーシア駐在が決まった友人の送別会。香港在住の怪人との共通の、上海友達です。つうて俺上海住んでたことないけどな。あまり長い時間いれなかったけど、まあ10人くらい集まってた。率直にいってあんまり魅力的な人もいなかったのでその主賓に顔見せられたのがよかったって感じかな。というより、この会はその次への伏線になったのが最大の成果でした。今日編集者になりました!って人に会ったんだけど(名前はよく聞いてた)僕の友人の悪口を(そうと知らずに)垂れられてイライラ。まあ僕はわからないし意図的にわかりづらくしているんだけど、自戒も込めて「相手が誰だか知らない状態で人のうわさ話をするのはやめましょう」ってことですよね。残念な人。
次は地元にもどってライブ観戦。僕が大好きな歌手の15周年。相変わらずよわっちく化粧は下手でバランスは悪いんだけど好きで、なんつうのかなあもう。タイプとしてはCoccoみたいな感じだけど、やっぱりついたプロデューサーの質ですよね。芸能なんて基地外の基地外っぷりで目立つ仕事なわけで(雑だけど)、きちんと致命的な欠点を補ってあげる人がいればかなりこの人の場合行けたと思うんだけどね。声がでなくなってたのがちょっと心配。あとメンバーで好きだった別のバンドのメンバーが入ってて「次はそのバンドの曲を歌いたい」って言ってたり、そもそもそれ以外のメンバーは本当に15年前からのメンバーばかりだったり、なんか色々去来したよね。あーバンドやりてえ。
なんかホントこの日忙しいよね。終えてダッシュで某所へ、新聞記者x2とテレビx1、ライターx2の会になぜか俺がまざってきましたよ。記者は両方とも元上海駐在、テレビは…あーどういうメディアか書くと一発でバレる、という、まあ一応中国系かな?でした。この人は我々の間では有名人だし、会ってみたいランキング高めでした…が僕が終盤のみの参加だったせいか全然発言しない人でずっとにこにこしてるだけで、お前らもっと煽れよとおもった。おれしょせん素人だから仕掛けにくいのですよ。
ライターx2は元々いつも顔合わせてるので特に新しいこともなく、話題は基本的に酔っぱらってるだけだったんで特に身になる話でもないけど、ああ2人から今後熱い街として杭州がでたのが面白かった。ホントか?事情(お嬢)により僕も注目してるけどさ。あと記者の1人は一緒に飯食ったりはしててばっちり認識はしてるけど個人的にどうこうって相手じゃなかったけど実は近所に住んでたので帰り道がずっと一緒で色々話せたのがよかったかな。あー忙しい日だった。
あけて日曜は暇日。一応交互に忙しい日暇な日にしたんだけどね…とかいっても結局時間が勿体ない感ひしひしで昼前に出発し、築地で中華系無国籍のおねえさんとランチ。この人の国籍関連の面白い話は前書いた気がするんでかかないけど、まあ新しく知った事実として1)最近結婚詐欺にあった2)パスポートに書いてある発行地が実在しないらしい。面白い。寿司食べるのすげー久しぶり、散在しました。
このおねえさんきれいだけどなんかこう残念な感じでうまくいかないのは、商人根性というとすごく響きがいいけど、利に敏い感じが前面にでてるんだよね。恐らくそれで付け込まれるんだろうな…いや、多分そのおかげで色々成功しているんだと思うけど…でも災いも呼んでる気がする。実家も太いしね。でも愉快だしきれいなのでお友達としてはOKです。僕が日本離れる直前に会ったのでそんなに友達歴は長くないけど、意外に仲良し度は高い気がします。や、僕が思ってるだけかも。
食べ終えておねえさんと一緒に有田焼を見物ののち、銀座で買い物して香港の怪人に紹介をお願いした若い中国通とお茶。やー2日目の送別会で怪人に会った時に「いつかねー」みたいな話をされ、 だけどタイミングがはまって翌日のこの日に。若者の話というより僕と怪人との全然立場も考え方も違う「新しい人脈の広げ方」の対比が結構面白かった笑。まあこの若者はとても勉強しているしすげーと思うんだけど別に僕個人で用途はなくて、ちょうど別方面で彼がぴったりだろうなと思う求人(採用だけじゃなく「こういう人と会ってみたい」ニーズ)があったのでということもあって。
僕も芸歴が長くなってきて(ってほどじゃないけど)、中国に関わる文章とか動きはわりと読んでるし人ともあっていて、特定方面に関してはかなり強くなってきたと思います。だけどビジネス方面は全然…というかビジネス規模の割には名を成してる人が少ない気がするというのもあるけど…まあでもとにかく全然なわけです。頑張って広げましょう、ってまじ目的わからないけど。自分でも。
お茶後は横浜に移動して僕をいまの会社におしこんでくださったおじいさまに中国話を報告しつつ晩御飯。もう70超えてるわりには相変わらず超元気だけど、若干引退度合いが高まったか?という感じ。でも色々アドバイスを頂きました。年長者、特に詳しくない人がどう思うかというのは結構普段教えて頂きづらいので、本当に勉強になります。
んでこの日の最後は新宿の姉の店、で姉とくっちゃべって時間調整したあとに前の日会ったのとは別のライターというか作家氏と飲み。まあ、かるーくって感じね。この人とも上海で知り合ってずいぶん経ったもんです。なんか僕の書くながったらしい文章を好いてくれて媒体を紹介してくれて、ライターデビューさせてくれました。謎です。でも暇つぶしというと表現がよくないけど、金にはならんけど色々勉強にはなっています。この人とはこの日は特にトピックなかったかな?ああ女の子をヘリコプターで口説く話を聞いた。がんばれ。もてないんだよなー。あ、あとドクター苫○地はすごいって話でも盛り上がったな。あの人明らかに詐欺っぽいのにそこが見えない所があるんだよな…会ってみたいです。
なんか1日4件平均くらいですよねアポが…ということで翌月曜は出社日。休みだったんだけど本社にぶらっと顔を出して、一応組織上の上司に当たる人とか同僚とかに軽い報告やらお茶やらランチやらして。正直若干のコスト感というか「なんで自分の休みなのに」ってのはあるけど、「根を張る」のは重要だと思います。俺嫌われがちやしなー。
夜は前職同僚中国人と。既婚なのが残念である…というか多分あっちが残念だと思ってるだろうね。事業の話から恋の話まで色々。相談したかった話はできたし、来月広州にくることにもなったので順調です。来月会った時に事業計画ぶつけられればなー。元々僕に対する好感度は高かったんだけど(ていう表現もあれだな)、今回もさらに高められた自身があります。いやなんかいやらしいな…でもほんとだもん。手ごたえね。
この日の深夜便はお世話になっているレスラー社長の新店。本当は雑誌の人と、その共通の友人と3人で行ってお祝いしつつ取材に繋げるつもりが残念ながら雑誌はこれず。まあいいか。挨拶できたのは良かった。で、終電で帰宅。ふう。
なんか若干だるめ、って改めてこのスケジュールみりゃそりゃ疲れるわな。4日は一番肉体的につかれた日でした。朝は新しく届いたスーツケースにパッキング。そして昼は月曜に会えなかった同僚とランチ…とおもったら先方の会議が長引いたせいですっぽかされエチオピアで一人カレー。別にすっぽかしはいいというかなんというかだし悪意がないのは良く知ってるんだけど正直食事の回数は限られていて、いくらでも他に声をかける人がいる中で空ぶるとつらいです。というか端的にいって「この人は調整能力(または意思)がないので次は誘わない」ってなっちゃいますな。
で、午後からお嬢と青梅方面で登山。やあつらいです。肉体的につらいです。結構しんどい。1000m行かない山なんだけど斜度が急でねえ…。まあ色々お話できたのはよかったけど、いやあつらい。最後はおうちまでお届けして終了。今回もあんまり進展がない…!いやさすがにそろそろ知り合って1年経つし、というのは各方面からお叱りを頂くはなしんだけどね。でもどうにもこうにも…いや自分がチキンなのはわかってるんだけどさ。次は11月@香港、そしてクリスマスディナーの席は僕のために用意されているのでしょうか…。
あとこの山わりと外国人がいるルートで、あほなアメリカ人集団みたいなのにお嬢が激しくいらついているのがほほえましかったです。英語でDisりはじめたから「そそそそういう時は中国語でやればいいんじゃないかな」とか言ったら却下されました。
5日は何やってたんだ?ちょっと疲れていて、なんか多分午前はパッキングと買い物、昼はそうだ、お話の3日目く来に出てきた中国系若者を、その情報を欲する投資家にいちゃんに紹介していたのでした。にいちゃんはイケイケなのに僕をかわいがってくれる(いや同い年だけど)ので、まあ恩返しというか。一緒に媒体やるとかいう話が盛り上がっていて、形になるといいけどね。
で仕事に戻る若者と別れそのにいちゃんとお茶しながら僕の今の事業の話を色々したり、まあ他の話も。で最後にお嬢の話になり「クリスマスに〰って店の予約取ったみたいで僕そこに入れて頂ける想定なのかとても気になってます」みたいな話をしたら「それオーナーめっちゃなかいい」みたいな流れへ。ちなみに東京でいま一番予約が取れない店とかで、「お嬢が半年先前でようやくとれたっていってた」って言ったら「そもそもそんな先の予約受けてないから真っ黒カードの圧力でねじこんだんやろ」って。ううむ。なんかディナーが実現したらお店に一言いってくれるみたいです。やあ持つべきものは友ですね。ていうかどうしたらいいんですかね僕。いろんな人に「君に比べれば私は小市民」みたいなことを言われるけど、こういう時はさすがにどうしたもんだかなあ、ともごもごしてしまいますよね。まあカネで勝てないならコネやな!いや、どうせ勝てないけど。
夕方別れ…某Tiwtterの謎の人の会社へ。この人本気で謎で、身分が本当にわからない。3月あたりに書いたかもだけどTwitterで一方的に知ってDMして会ってみたら元々僕がいまいる会社を立ち上げた人だったという…。でもそれすら本当なのか?って感じです。今回はとあるビルのフロアを指定して向かってみたらそこは某有名企業の名前がついた関連会社で、いや僕あなたがここで働いてるって知りませんでしたけど?って。なんか何も表示のない会議室に入ってみたら役員室みたいな感じで、「ぼくじつはここの会社の顧問なの」相変わらずわからん。
で、時間になるとおっさんとおばちゃん(それぞれそこそこ大企業)が現れ謎の勉強会が始まり。プロジェクトマネジメントの古典みたいなのの読書会の体を取りつつ色々そこから枝道にそれて議論が始まり、いやなかなか楽しい時間でした。僕は大学で社会心理を中心にやってたんだけどその頃の話とか最近全然つかってなかったし、やっぱり性分としてそういう学問的な方向というか思考ゲームの方が好きなんだよね。言葉を定義し、つなぎ、分解する。
で次の相手が遅れたことと面白かったので2時間くらいディスカッションしてお別れ(結構発言できたので恐らく怪しいおじさんポイントゲット)、前の仕事で出会った中東で一番有名な日本人と久しぶりインドカレー。なんかカタールだかどっかで転びかけた大きなプロジェクトのリリーフを任せられたらしくはりきっていました。いいやつなんだけど隙がありまくりで騙すの簡単なんだよなー。実際結構有名人というか影響力あるんだけど、あまあまといえばあまあま。でもうまく行ってほしいので上から目線にならない範囲で色々真剣にアドバイスした…けど彼に届いたかな?届いてるといいけど。
そして徳島…はもう書くの疲れたし詳細割愛。観光地ないと思ってたら案の定?食べつづける旅でした。らーめんx2で鯛飯でコーヒー何杯?って感じ。ややや。
今回は(も)いろんな人に会ったけど、「話す=出力することによって自分のアイディアを明確にする」ということと「自分を批判してくれる人にちゃんと会う」というのは大切だなと再認識しました。いや今回はわりとできたね、ってことなんだけど、このふたつはいつでも足りないし、そして中国にいると、より一層その機会は少ない。でも今回はお陰様で?色々考えを進めることが出来ました。特に前者はちゃんと文章に落とさないとね。
あ、タイトルはそのままというか、本当に当たり前なんだけど最近あったいくつかの事例からの言葉。わかっているものに投資しても、結局リターンはないです。例えば僕の友達はミャンマーでIT投資とかやってるけど、ミャンマーなんて国自体よくわからん。可能性はある気もしなくもないけど、なんかわかんないから可能性っぽく思うだけかも、というそんな感じ。あと別の話で中国でいま不動産投資をするなら…といって出てくるのはマジ聞いたこともない都市なんですよね。まあ大都市なんてクソみたいにあがっちゃってるのでそうなるのは自然なんでしょうけど、それにしたって知らねえよっていう。結局確信を持てるようになってからでは遅いんですよね。わかってるんですけど、その感覚を脳に承服させるのはなかなか難しい話じゃないかと思います。投資家ってそういう意味ではすごいというか度胸あるというかすごいよねー。
今回の休みは中国の国慶節という建国を祝う連休です。今回はそれに1日足して、金曜から休みにしました。木曜夜クライアントとの打ち合わせを終え、船で(笑)香港へ。夜はフランス系金融機関に勤める日本人おねーさんとフレンチ。おいしかった。「フランス系金融機関」っていうとなんとかジェネラルとかが脳裏をよぎるけど多分もう少し地味なところです、知らないけど。そう、考えてみるとこの人の所属とか仕事の話、全然知らないんだよね。香港に位置するフランス系なのに、なぜか十数人いる従業員のほとんどがジャパンデスク(日本担当)らしいというのを今回知りました。現地採用きついとかぶつぶついってるけど金融だからそれなりに貰ってるんじゃないかと思いつつ、それもよくわからん。そら金融の駐在とか金銭面では天国だろうけどさ。安宿宿泊。
翌日はちょっと寝坊して、ミシュランで星を取っている焼き物屋再興燒臘飯店で早めランチ。相変わらず広東語のみです(一応中国語は通じる)。ピークはクソ忙しくまったく優しくないので、早めにいくのがいいと思いますよ。
で日本に飛んで家に着いたら結構遅かった。
2日はまず今度結婚するロボと魚ランチ。なんか魚が食べたくて仕方がない状態だったので魚を色々検索し、東工大ちかくの九絵へ。にいちゃんとおっちゃん二人でやっていてその世代間闘争がオープンに行われているのとおっちゃんがかなりぶっきらぼうというか無礼、そして提供がくそ遅いのでサービス面ではカスだけどおいしかったからなんともいえない気分になりました。急いでいたり色々余裕がない時に行くと殺意を覚えると思います。でもおいしかった。途中で入ってきた若い客がアトリエZ(超高級品)のベース持っててうざっと思いました。
ロボとは僕の結婚話(なんやねんそれ)でぐだぐだとお説教されていました。あとはもちろん迫った結婚話聞いたり、まあ雑談。
ひとりしき話し、浅草へ移動して今度はマレーシア駐在が決まった友人の送別会。香港在住の怪人との共通の、上海友達です。つうて俺上海住んでたことないけどな。あまり長い時間いれなかったけど、まあ10人くらい集まってた。率直にいってあんまり魅力的な人もいなかったのでその主賓に顔見せられたのがよかったって感じかな。というより、この会はその次への伏線になったのが最大の成果でした。今日編集者になりました!って人に会ったんだけど(名前はよく聞いてた)僕の友人の悪口を(そうと知らずに)垂れられてイライラ。まあ僕はわからないし意図的にわかりづらくしているんだけど、自戒も込めて「相手が誰だか知らない状態で人のうわさ話をするのはやめましょう」ってことですよね。残念な人。
次は地元にもどってライブ観戦。僕が大好きな歌手の15周年。相変わらずよわっちく化粧は下手でバランスは悪いんだけど好きで、なんつうのかなあもう。タイプとしてはCoccoみたいな感じだけど、やっぱりついたプロデューサーの質ですよね。芸能なんて基地外の基地外っぷりで目立つ仕事なわけで(雑だけど)、きちんと致命的な欠点を補ってあげる人がいればかなりこの人の場合行けたと思うんだけどね。声がでなくなってたのがちょっと心配。あとメンバーで好きだった別のバンドのメンバーが入ってて「次はそのバンドの曲を歌いたい」って言ってたり、そもそもそれ以外のメンバーは本当に15年前からのメンバーばかりだったり、なんか色々去来したよね。あーバンドやりてえ。
なんかホントこの日忙しいよね。終えてダッシュで某所へ、新聞記者x2とテレビx1、ライターx2の会になぜか俺がまざってきましたよ。記者は両方とも元上海駐在、テレビは…あーどういうメディアか書くと一発でバレる、という、まあ一応中国系かな?でした。この人は我々の間では有名人だし、会ってみたいランキング高めでした…が僕が終盤のみの参加だったせいか全然発言しない人でずっとにこにこしてるだけで、お前らもっと煽れよとおもった。おれしょせん素人だから仕掛けにくいのですよ。
ライターx2は元々いつも顔合わせてるので特に新しいこともなく、話題は基本的に酔っぱらってるだけだったんで特に身になる話でもないけど、ああ2人から今後熱い街として杭州がでたのが面白かった。ホントか?事情(お嬢)により僕も注目してるけどさ。あと記者の1人は一緒に飯食ったりはしててばっちり認識はしてるけど個人的にどうこうって相手じゃなかったけど実は近所に住んでたので帰り道がずっと一緒で色々話せたのがよかったかな。あー忙しい日だった。
あけて日曜は暇日。一応交互に忙しい日暇な日にしたんだけどね…とかいっても結局時間が勿体ない感ひしひしで昼前に出発し、築地で中華系無国籍のおねえさんとランチ。この人の国籍関連の面白い話は前書いた気がするんでかかないけど、まあ新しく知った事実として1)最近結婚詐欺にあった2)パスポートに書いてある発行地が実在しないらしい。面白い。寿司食べるのすげー久しぶり、散在しました。
このおねえさんきれいだけどなんかこう残念な感じでうまくいかないのは、商人根性というとすごく響きがいいけど、利に敏い感じが前面にでてるんだよね。恐らくそれで付け込まれるんだろうな…いや、多分そのおかげで色々成功しているんだと思うけど…でも災いも呼んでる気がする。実家も太いしね。でも愉快だしきれいなのでお友達としてはOKです。僕が日本離れる直前に会ったのでそんなに友達歴は長くないけど、意外に仲良し度は高い気がします。や、僕が思ってるだけかも。
食べ終えておねえさんと一緒に有田焼を見物ののち、銀座で買い物して香港の怪人に紹介をお願いした若い中国通とお茶。やー2日目の送別会で怪人に会った時に「いつかねー」みたいな話をされ、 だけどタイミングがはまって翌日のこの日に。若者の話というより僕と怪人との全然立場も考え方も違う「新しい人脈の広げ方」の対比が結構面白かった笑。まあこの若者はとても勉強しているしすげーと思うんだけど別に僕個人で用途はなくて、ちょうど別方面で彼がぴったりだろうなと思う求人(採用だけじゃなく「こういう人と会ってみたい」ニーズ)があったのでということもあって。
僕も芸歴が長くなってきて(ってほどじゃないけど)、中国に関わる文章とか動きはわりと読んでるし人ともあっていて、特定方面に関してはかなり強くなってきたと思います。だけどビジネス方面は全然…というかビジネス規模の割には名を成してる人が少ない気がするというのもあるけど…まあでもとにかく全然なわけです。頑張って広げましょう、ってまじ目的わからないけど。自分でも。
お茶後は横浜に移動して僕をいまの会社におしこんでくださったおじいさまに中国話を報告しつつ晩御飯。もう70超えてるわりには相変わらず超元気だけど、若干引退度合いが高まったか?という感じ。でも色々アドバイスを頂きました。年長者、特に詳しくない人がどう思うかというのは結構普段教えて頂きづらいので、本当に勉強になります。
んでこの日の最後は新宿の姉の店、で姉とくっちゃべって時間調整したあとに前の日会ったのとは別のライターというか作家氏と飲み。まあ、かるーくって感じね。この人とも上海で知り合ってずいぶん経ったもんです。なんか僕の書くながったらしい文章を好いてくれて媒体を紹介してくれて、ライターデビューさせてくれました。謎です。でも暇つぶしというと表現がよくないけど、金にはならんけど色々勉強にはなっています。この人とはこの日は特にトピックなかったかな?ああ女の子をヘリコプターで口説く話を聞いた。がんばれ。もてないんだよなー。あ、あとドクター苫○地はすごいって話でも盛り上がったな。あの人明らかに詐欺っぽいのにそこが見えない所があるんだよな…会ってみたいです。
なんか1日4件平均くらいですよねアポが…ということで翌月曜は出社日。休みだったんだけど本社にぶらっと顔を出して、一応組織上の上司に当たる人とか同僚とかに軽い報告やらお茶やらランチやらして。正直若干のコスト感というか「なんで自分の休みなのに」ってのはあるけど、「根を張る」のは重要だと思います。俺嫌われがちやしなー。
夜は前職同僚中国人と。既婚なのが残念である…というか多分あっちが残念だと思ってるだろうね。事業の話から恋の話まで色々。相談したかった話はできたし、来月広州にくることにもなったので順調です。来月会った時に事業計画ぶつけられればなー。元々僕に対する好感度は高かったんだけど(ていう表現もあれだな)、今回もさらに高められた自身があります。いやなんかいやらしいな…でもほんとだもん。手ごたえね。
この日の深夜便はお世話になっているレスラー社長の新店。本当は雑誌の人と、その共通の友人と3人で行ってお祝いしつつ取材に繋げるつもりが残念ながら雑誌はこれず。まあいいか。挨拶できたのは良かった。で、終電で帰宅。ふう。
なんか若干だるめ、って改めてこのスケジュールみりゃそりゃ疲れるわな。4日は一番肉体的につかれた日でした。朝は新しく届いたスーツケースにパッキング。そして昼は月曜に会えなかった同僚とランチ…とおもったら先方の会議が長引いたせいですっぽかされエチオピアで一人カレー。別にすっぽかしはいいというかなんというかだし悪意がないのは良く知ってるんだけど正直食事の回数は限られていて、いくらでも他に声をかける人がいる中で空ぶるとつらいです。というか端的にいって「この人は調整能力(または意思)がないので次は誘わない」ってなっちゃいますな。
で、午後からお嬢と青梅方面で登山。やあつらいです。肉体的につらいです。結構しんどい。1000m行かない山なんだけど斜度が急でねえ…。まあ色々お話できたのはよかったけど、いやあつらい。最後はおうちまでお届けして終了。今回もあんまり進展がない…!いやさすがにそろそろ知り合って1年経つし、というのは各方面からお叱りを頂くはなしんだけどね。でもどうにもこうにも…いや自分がチキンなのはわかってるんだけどさ。次は11月@香港、そしてクリスマスディナーの席は僕のために用意されているのでしょうか…。
あとこの山わりと外国人がいるルートで、あほなアメリカ人集団みたいなのにお嬢が激しくいらついているのがほほえましかったです。英語でDisりはじめたから「そそそそういう時は中国語でやればいいんじゃないかな」とか言ったら却下されました。
5日は何やってたんだ?ちょっと疲れていて、なんか多分午前はパッキングと買い物、昼はそうだ、お話の3日目く来に出てきた中国系若者を、その情報を欲する投資家にいちゃんに紹介していたのでした。にいちゃんはイケイケなのに僕をかわいがってくれる(いや同い年だけど)ので、まあ恩返しというか。一緒に媒体やるとかいう話が盛り上がっていて、形になるといいけどね。
で仕事に戻る若者と別れそのにいちゃんとお茶しながら僕の今の事業の話を色々したり、まあ他の話も。で最後にお嬢の話になり「クリスマスに〰って店の予約取ったみたいで僕そこに入れて頂ける想定なのかとても気になってます」みたいな話をしたら「それオーナーめっちゃなかいい」みたいな流れへ。ちなみに東京でいま一番予約が取れない店とかで、「お嬢が半年先前でようやくとれたっていってた」って言ったら「そもそもそんな先の予約受けてないから真っ黒カードの圧力でねじこんだんやろ」って。ううむ。なんかディナーが実現したらお店に一言いってくれるみたいです。やあ持つべきものは友ですね。ていうかどうしたらいいんですかね僕。いろんな人に「君に比べれば私は小市民」みたいなことを言われるけど、こういう時はさすがにどうしたもんだかなあ、ともごもごしてしまいますよね。まあカネで勝てないならコネやな!いや、どうせ勝てないけど。
夕方別れ…某Tiwtterの謎の人の会社へ。この人本気で謎で、身分が本当にわからない。3月あたりに書いたかもだけどTwitterで一方的に知ってDMして会ってみたら元々僕がいまいる会社を立ち上げた人だったという…。でもそれすら本当なのか?って感じです。今回はとあるビルのフロアを指定して向かってみたらそこは某有名企業の名前がついた関連会社で、いや僕あなたがここで働いてるって知りませんでしたけど?って。なんか何も表示のない会議室に入ってみたら役員室みたいな感じで、「ぼくじつはここの会社の顧問なの」相変わらずわからん。
で、時間になるとおっさんとおばちゃん(それぞれそこそこ大企業)が現れ謎の勉強会が始まり。プロジェクトマネジメントの古典みたいなのの読書会の体を取りつつ色々そこから枝道にそれて議論が始まり、いやなかなか楽しい時間でした。僕は大学で社会心理を中心にやってたんだけどその頃の話とか最近全然つかってなかったし、やっぱり性分としてそういう学問的な方向というか思考ゲームの方が好きなんだよね。言葉を定義し、つなぎ、分解する。
で次の相手が遅れたことと面白かったので2時間くらいディスカッションしてお別れ(結構発言できたので恐らく怪しいおじさんポイントゲット)、前の仕事で出会った中東で一番有名な日本人と久しぶりインドカレー。なんかカタールだかどっかで転びかけた大きなプロジェクトのリリーフを任せられたらしくはりきっていました。いいやつなんだけど隙がありまくりで騙すの簡単なんだよなー。実際結構有名人というか影響力あるんだけど、あまあまといえばあまあま。でもうまく行ってほしいので上から目線にならない範囲で色々真剣にアドバイスした…けど彼に届いたかな?届いてるといいけど。
そして徳島…はもう書くの疲れたし詳細割愛。観光地ないと思ってたら案の定?食べつづける旅でした。らーめんx2で鯛飯でコーヒー何杯?って感じ。ややや。
今回は(も)いろんな人に会ったけど、「話す=出力することによって自分のアイディアを明確にする」ということと「自分を批判してくれる人にちゃんと会う」というのは大切だなと再認識しました。いや今回はわりとできたね、ってことなんだけど、このふたつはいつでも足りないし、そして中国にいると、より一層その機会は少ない。でも今回はお陰様で?色々考えを進めることが出来ました。特に前者はちゃんと文章に落とさないとね。
あ、タイトルはそのままというか、本当に当たり前なんだけど最近あったいくつかの事例からの言葉。わかっているものに投資しても、結局リターンはないです。例えば僕の友達はミャンマーでIT投資とかやってるけど、ミャンマーなんて国自体よくわからん。可能性はある気もしなくもないけど、なんかわかんないから可能性っぽく思うだけかも、というそんな感じ。あと別の話で中国でいま不動産投資をするなら…といって出てくるのはマジ聞いたこともない都市なんですよね。まあ大都市なんてクソみたいにあがっちゃってるのでそうなるのは自然なんでしょうけど、それにしたって知らねえよっていう。結局確信を持てるようになってからでは遅いんですよね。わかってるんですけど、その感覚を脳に承服させるのはなかなか難しい話じゃないかと思います。投資家ってそういう意味ではすごいというか度胸あるというかすごいよねー。
日本へ行ったのに非日常…ということで、社員旅行というものに、人生初めて行ってきました。。。中国人100人連れて。
ってもちろん僕一人なわけじゃないしガイドさんとかもいるんだけど、「中国語をうっすらわかる当地事情に通じてる(日本)人」ってのは僕が担当した後発組には僕一人なわけで…まあ色々聞かれたりはするんですよね、といってもみんな結構自力で頑張ってたけど。
初日は池袋に23時着。池袋の町自体はわりと遅くまでやっている方ではあるけど、和食が食べたい人がわりとまともなものを食べようと思うと…ないよな。池袋って基本的に居酒屋と中華しかないし…ということで10人くらいでつけめん。
「なんですかこれ?」
「うーん」
という感じです。中国にはないもんね。表現できない。中国語の外来のものなどの命名表現って「そのまま記述」式なので、「脇にスープを配した汁なし麺」みたいな感じの名前になるのかな?そう考えてみると(?)スープカレー級に謎の食べ物ではある。そして別に好きではない…が、まあ確かに中国ではたべられないもんね。
翌朝は北京にいるファンド系の友人が超偶然、僕の朝ごはん目的地のすぐ横めがけて移動中だったので捕まえて一緒に朝ごはん。そして髪を切ってリフレッシュし、集合時間まで一瞬時間があったので某オンラインメディア編集長呼び出してランチ。なんか今回ほとんど自由がなかった割に意外にいろんな人に会った気がする、というか結構無理に突っ込んでる。
編集長、元々心が弱めなんだけどなんか太っちゃってしんどそうだった。仕事もあんまりうまくいってないみたいだし。結構仕事の考え方的な部分ではしっかりしたというかストイックな人なんだけど、体もメンタルもそれに応じた強さがないんだよな。自分のキャパ以上にまじめすぎるといえば、わかりやすいのかな。うまくいってほしいけど、理屈の上では出口があんまりみつからん感じ。
午後は自分たちの親会社へ。ひさしぶりに行ったいまや「わが社」じゃないほうの会社、わずかに独特の香りがするんだけど、なんだろう、ぐっと来た。ていうかおえって来た。ほんと俺ってトラウマってるねえ。
で夜は元駐在者の人とかを招いて宴会…といっても新参者としてはほとんどの人を知らず、席もよくわからんところに割り付けられて周りに話す相手もいないので運営お手伝いのふりをしてほぼ逃げ回っていました。二次会には参加せずにそのまま飲みに消えるつもりが、宴会の途中で「じゃ、日本人は強制参加で」というお触れによりしぶしぶ行くことに。
まあそもそも案内があまりよくなくてタクシーで移動しなきゃいけないから日本語話せたり、地理が分かる人ができるだけいた方がいいというのはよくわかるのでここは逆らわずにとりあえず移動し乾杯まではいて、ちょうど仲いい通訳が「散歩に出よう」というので連れ出して偶然徒歩圏にあったクライアントの日本の本社見せたり、深夜の東大のキャンパスに忍び込んだり。で「きっと閉会だろう」とおもった時間目指して帰ったらぴったりでした。なおほかの人は4次会とかまで行ったようですが、あたしゃ帰って寝た。
いや違う。帰りのタクシーで一緒になった別の通訳の女の子が「買い物したい」というのでひとりで出歩かせるのもなんだし飯も食いたかったので一緒に出て、買い物に付き合って飯を食って帰ってきたら午前三時でした。やれやれ。
次の日も朝早くから日光へ移動。毎日遅くまで遊び、早起きして移動中に寝るって感じの旅ですね今回。なんか中禅寺湖とか最近来たよね。書いたっけ?確か6月くらいに戦場ヶ原を目指してドライブした時に来ました。いろは坂できゅいきゅいした。
東照宮は社会人3年目くらいの時以来。なんか温泉のついでに来て、大学時代の先輩にばったり会って超驚いた記憶があります。今回は誰にも会わなかったけどね。あとで突っ込まれたけど「そもそも中国人は東照宮っていわれてもなんだかわからんから面白味が全然伝わらない」ごもっともです。家康とかもしらんもんな。続いて行った華厳の滝は面白がってもらえたようではあるけど、こういう大自然迫力系でいうと中国のほうが壮大なのあるしな…。
この日は温泉旅館に泊まったんだけど(まあ飯のしょぼさはいいとして)、やっぱ全裸にはみなさん抵抗があるようです。結局浴衣だけ来て入らなかった子たちも結構多かったような。夜は卓球大会。これも運営お手伝いの体で逃げる。
帰ってさくっと代官山TSUTAYAに案内する道すがら、謎に10年くらい会ってない友達に路上でばったり会ったような気がするけどこっちもあっちも人連れてたのでさっとFBメッセージを送るにとどめる(が、今に至るも返事がない…そもそも、ほぼFBみてないっぽいひとだからね)。
抜けて、お嬢とギリシャ料理。入ったことなかった銀座の東急プラザ上。なんかおしゃれさの質としてはシンガポールや上海、香港の若干イケてるレストランって感じで不思議と日本のにおいのしない店でした。料理は普通、ワインはまあまあ、値段はちょっと高いけど、まあOK範囲じゃないかな。シェフズテーブルという名前の、オープンキッチン目の前の通路に不自然に設置されている席は、まあ使い方によっては楽しいかも。合コン席なのか?いやでも近すぎて逆に動き回るウェイターやシェフにもろに会話聞こえそうだしな…よくわからん席でした。翌朝フライトとのことで、渋谷に移動して喫茶店をご紹介、コーヒーを飲んでお別れしたあと、僕はひとりで飲みに行ってわりと深い時間までたらたらとマスターにお嬢の話を。
で実質最後の日は自由行動ということで、朝は免許の更新、昼以降は家によってamazonで買っといた本やら食べ物を回収し親に顔を見せて、偶然仙台から遊びに来ていた先輩(この人も元々は上海にいて、その時代に仲良くなった)ととんかつを食べながら「中国の次はどこか」みたいな話で盛り上がり、謎にPS4を購入し、子供ができたという若い同僚のため代官山でベビー用品を買い(ひとりであの店にいるとまじ場違いで死にたくなる)、スーパーでこまごまとしたラー油などを買い、東京駅でウィスキーを買い、いったん帰って夜はまた同僚の子たちに和食を食べさせ、途中で話題に出た若い通訳(友達少ない)に現在地を聞いたらひとりで近くをうろうろしていたのでかわいそうだし拾って腹が減ったまだ飯食ってないというので(その時点で22時過ぎ)恵比寿に連れて行ってあふりでラーメンを食い、また代官山TSUTAYA(この旅行中代官山、3回も来たよ…)を案内し、ようやく僕の一日は終わったのでした。結構動いたよ。
感想といえば、冒頭書いた通り団体旅行自体高校の修学旅行ぶりとかで、ガイドではないもののわりとホスト側という立場での参加なんてもちろん初めて。まあ色々面白かったけど、結構疲れた…というのが感想であります。ていうか寝てないんだよね多分。
今回ドタバタの割には人には会えたけど、実は来週末、また帰ります。
ってもちろん僕一人なわけじゃないしガイドさんとかもいるんだけど、「中国語をうっすらわかる当地事情に通じてる(日本)人」ってのは僕が担当した後発組には僕一人なわけで…まあ色々聞かれたりはするんですよね、といってもみんな結構自力で頑張ってたけど。
初日は池袋に23時着。池袋の町自体はわりと遅くまでやっている方ではあるけど、和食が食べたい人がわりとまともなものを食べようと思うと…ないよな。池袋って基本的に居酒屋と中華しかないし…ということで10人くらいでつけめん。
「なんですかこれ?」
「うーん」
という感じです。中国にはないもんね。表現できない。中国語の外来のものなどの命名表現って「そのまま記述」式なので、「脇にスープを配した汁なし麺」みたいな感じの名前になるのかな?そう考えてみると(?)スープカレー級に謎の食べ物ではある。そして別に好きではない…が、まあ確かに中国ではたべられないもんね。
翌朝は北京にいるファンド系の友人が超偶然、僕の朝ごはん目的地のすぐ横めがけて移動中だったので捕まえて一緒に朝ごはん。そして髪を切ってリフレッシュし、集合時間まで一瞬時間があったので某オンラインメディア編集長呼び出してランチ。なんか今回ほとんど自由がなかった割に意外にいろんな人に会った気がする、というか結構無理に突っ込んでる。
編集長、元々心が弱めなんだけどなんか太っちゃってしんどそうだった。仕事もあんまりうまくいってないみたいだし。結構仕事の考え方的な部分ではしっかりしたというかストイックな人なんだけど、体もメンタルもそれに応じた強さがないんだよな。自分のキャパ以上にまじめすぎるといえば、わかりやすいのかな。うまくいってほしいけど、理屈の上では出口があんまりみつからん感じ。
午後は自分たちの親会社へ。ひさしぶりに行ったいまや「わが社」じゃないほうの会社、わずかに独特の香りがするんだけど、なんだろう、ぐっと来た。ていうかおえって来た。ほんと俺ってトラウマってるねえ。
で夜は元駐在者の人とかを招いて宴会…といっても新参者としてはほとんどの人を知らず、席もよくわからんところに割り付けられて周りに話す相手もいないので運営お手伝いのふりをしてほぼ逃げ回っていました。二次会には参加せずにそのまま飲みに消えるつもりが、宴会の途中で「じゃ、日本人は強制参加で」というお触れによりしぶしぶ行くことに。
まあそもそも案内があまりよくなくてタクシーで移動しなきゃいけないから日本語話せたり、地理が分かる人ができるだけいた方がいいというのはよくわかるのでここは逆らわずにとりあえず移動し乾杯まではいて、ちょうど仲いい通訳が「散歩に出よう」というので連れ出して偶然徒歩圏にあったクライアントの日本の本社見せたり、深夜の東大のキャンパスに忍び込んだり。で「きっと閉会だろう」とおもった時間目指して帰ったらぴったりでした。なおほかの人は4次会とかまで行ったようですが、あたしゃ帰って寝た。
いや違う。帰りのタクシーで一緒になった別の通訳の女の子が「買い物したい」というのでひとりで出歩かせるのもなんだし飯も食いたかったので一緒に出て、買い物に付き合って飯を食って帰ってきたら午前三時でした。やれやれ。
次の日も朝早くから日光へ移動。毎日遅くまで遊び、早起きして移動中に寝るって感じの旅ですね今回。なんか中禅寺湖とか最近来たよね。書いたっけ?確か6月くらいに戦場ヶ原を目指してドライブした時に来ました。いろは坂できゅいきゅいした。
東照宮は社会人3年目くらいの時以来。なんか温泉のついでに来て、大学時代の先輩にばったり会って超驚いた記憶があります。今回は誰にも会わなかったけどね。あとで突っ込まれたけど「そもそも中国人は東照宮っていわれてもなんだかわからんから面白味が全然伝わらない」ごもっともです。家康とかもしらんもんな。続いて行った華厳の滝は面白がってもらえたようではあるけど、こういう大自然迫力系でいうと中国のほうが壮大なのあるしな…。
この日は温泉旅館に泊まったんだけど(まあ飯のしょぼさはいいとして)、やっぱ全裸にはみなさん抵抗があるようです。結局浴衣だけ来て入らなかった子たちも結構多かったような。夜は卓球大会。これも運営お手伝いの体で逃げる。
帰ってさくっと代官山TSUTAYAに案内する道すがら、謎に10年くらい会ってない友達に路上でばったり会ったような気がするけどこっちもあっちも人連れてたのでさっとFBメッセージを送るにとどめる(が、今に至るも返事がない…そもそも、ほぼFBみてないっぽいひとだからね)。
抜けて、お嬢とギリシャ料理。入ったことなかった銀座の東急プラザ上。なんかおしゃれさの質としてはシンガポールや上海、香港の若干イケてるレストランって感じで不思議と日本のにおいのしない店でした。料理は普通、ワインはまあまあ、値段はちょっと高いけど、まあOK範囲じゃないかな。シェフズテーブルという名前の、オープンキッチン目の前の通路に不自然に設置されている席は、まあ使い方によっては楽しいかも。合コン席なのか?いやでも近すぎて逆に動き回るウェイターやシェフにもろに会話聞こえそうだしな…よくわからん席でした。翌朝フライトとのことで、渋谷に移動して喫茶店をご紹介、コーヒーを飲んでお別れしたあと、僕はひとりで飲みに行ってわりと深い時間までたらたらとマスターにお嬢の話を。
で実質最後の日は自由行動ということで、朝は免許の更新、昼以降は家によってamazonで買っといた本やら食べ物を回収し親に顔を見せて、偶然仙台から遊びに来ていた先輩(この人も元々は上海にいて、その時代に仲良くなった)ととんかつを食べながら「中国の次はどこか」みたいな話で盛り上がり、謎にPS4を購入し、子供ができたという若い同僚のため代官山でベビー用品を買い(ひとりであの店にいるとまじ場違いで死にたくなる)、スーパーでこまごまとしたラー油などを買い、東京駅でウィスキーを買い、いったん帰って夜はまた同僚の子たちに和食を食べさせ、途中で話題に出た若い通訳(友達少ない)に現在地を聞いたらひとりで近くをうろうろしていたのでかわいそうだし拾って腹が減ったまだ飯食ってないというので(その時点で22時過ぎ)恵比寿に連れて行ってあふりでラーメンを食い、また代官山TSUTAYA(この旅行中代官山、3回も来たよ…)を案内し、ようやく僕の一日は終わったのでした。結構動いたよ。
感想といえば、冒頭書いた通り団体旅行自体高校の修学旅行ぶりとかで、ガイドではないもののわりとホスト側という立場での参加なんてもちろん初めて。まあ色々面白かったけど、結構疲れた…というのが感想であります。ていうか寝てないんだよね多分。
今回ドタバタの割には人には会えたけど、実は来週末、また帰ります。
ちょっとしたうれしいこと
2016年9月9日 日常 今日朝起きて日課の(?)中国SNSの友達の更新を眺めていて知った事。北京にちょこっと留学していた時に随分よく教えてくれた家庭教師というか1対1の先生が、ボストンに留学とのこと。
この先生は雲南省出身の少数民族で、この人がいたから雲南省に興味を持ったんだよね僕(で、2年前?行った)。しかし英語はちょこっとしかわからず、当時からそんなに海外(特に英語圏)思考じゃなかった。優しい人で、児童教育が専攻の院生だったはず。それが数年の内に考えを変え(たのかなんなのか)アメリカで勉強するという。
最近全然会ってないけど穏やかで好きな人だったし、人生うまくいってほしいな〰と思ってたから、すごくうれしかった。や、アメリカに留学したから人生がどうなるかはわからんけど…でも今博士課程だったはずだから、ある程度論文か何かで認められたからこそ留学できたんだろうと思うと、少なくともそっちのほう面ではうまくいってるんだと思うのよね。
一年たったら帰ってくるみたいなので、北京まで会いに行こうかな。流石に僕もまだ中国にいるだろうし。ボストンは偶然、こないだ通った場所なのでおしいなと思ったけど。あと数か月早く来てくれればアメリカで会えたのに!無理してでも会ったのに!
あと話は変わるんですが、最近ゴルフの練習をしています。客とやらねばならぬらしく…正直気は進まないけど、でもスポーツであることは確かで、ちょいちょいやってみると体の使い方とか、結構はまる要素もある…でも高いんだよね。
この先生は雲南省出身の少数民族で、この人がいたから雲南省に興味を持ったんだよね僕(で、2年前?行った)。しかし英語はちょこっとしかわからず、当時からそんなに海外(特に英語圏)思考じゃなかった。優しい人で、児童教育が専攻の院生だったはず。それが数年の内に考えを変え(たのかなんなのか)アメリカで勉強するという。
最近全然会ってないけど穏やかで好きな人だったし、人生うまくいってほしいな〰と思ってたから、すごくうれしかった。や、アメリカに留学したから人生がどうなるかはわからんけど…でも今博士課程だったはずだから、ある程度論文か何かで認められたからこそ留学できたんだろうと思うと、少なくともそっちのほう面ではうまくいってるんだと思うのよね。
一年たったら帰ってくるみたいなので、北京まで会いに行こうかな。流石に僕もまだ中国にいるだろうし。ボストンは偶然、こないだ通った場所なのでおしいなと思ったけど。あと数か月早く来てくれればアメリカで会えたのに!無理してでも会ったのに!
あと話は変わるんですが、最近ゴルフの練習をしています。客とやらねばならぬらしく…正直気は進まないけど、でもスポーツであることは確かで、ちょいちょいやってみると体の使い方とか、結構はまる要素もある…でも高いんだよね。
気づけば半年たっちゃったやんけ。
2016年9月5日 日常 週末はちょいと一泊でマカオに行ってきました…とかいってほいほい行けるのがいいよね。片道75元でボーダー横まで行けます。往復3000円切ってるってすごいよね。ちなみにマカオは…ううむ、本当は死ぬほどのんびりしたくて行ったのにそこまででもなかった。まあ、コストから考えると悪くなかったけど。なんかカジノとかホテルとかでけえなあ、とは思ったけど、別にーな感じは5年前?行った時と変わらず。
今回はそこをあえて外して田舎に宿をとったんだけどそうすると単なる香港とかにありそうな小さな田舎で(結局広東語だし)、おれなにやってるんだっけ感に襲われます。いやいいんですけどね、国内にいるよりは違うものを見たり食べたりできたし。
さて、それとは関係ないのですが、ふと気が付くと半年経っていたようです。恐ろしいです。はやい。半年=留学してた期間と同じと思うと、自分の進歩が足りない気がします。ないとはまったく思わないけど、詰込みが全然足りないです。あの時はふらふらしていつつも(もちろん目的も違ったけど)毎日朝から晩までずっと勉強していたわけで、それを思うと量がやっぱりたりない。
勉強のことがひとつ、そしてもうひとつはこの周りの事。9月に広州初心者ゲストが二組くるんで改めて考えてるんですが、意外とレパートリーが増えてない。レストランは多少増えてるけど、でも大部分は生活用というか、広州料理以外。まあこれは広州面白いところが少ないということは確実にあるんだけど、お前なにやってるんだよって話だよね…というのでマカオいったりとかしてみてるんだけどさ。広州市内も強化しなきゃなあ、という話ですよ本当に。
あせるなー。なんか具体的にステップを踏んでいかないとダメな気がする。
今回はそこをあえて外して田舎に宿をとったんだけどそうすると単なる香港とかにありそうな小さな田舎で(結局広東語だし)、おれなにやってるんだっけ感に襲われます。いやいいんですけどね、国内にいるよりは違うものを見たり食べたりできたし。
さて、それとは関係ないのですが、ふと気が付くと半年経っていたようです。恐ろしいです。はやい。半年=留学してた期間と同じと思うと、自分の進歩が足りない気がします。ないとはまったく思わないけど、詰込みが全然足りないです。あの時はふらふらしていつつも(もちろん目的も違ったけど)毎日朝から晩までずっと勉強していたわけで、それを思うと量がやっぱりたりない。
勉強のことがひとつ、そしてもうひとつはこの周りの事。9月に広州初心者ゲストが二組くるんで改めて考えてるんですが、意外とレパートリーが増えてない。レストランは多少増えてるけど、でも大部分は生活用というか、広州料理以外。まあこれは広州面白いところが少ないということは確実にあるんだけど、お前なにやってるんだよって話だよね…というのでマカオいったりとかしてみてるんだけどさ。広州市内も強化しなきゃなあ、という話ですよ本当に。
あせるなー。なんか具体的にステップを踏んでいかないとダメな気がする。
なんか最近そんな小難しいことを考えている…まあしょうがないというか性分というかそういうことして生きてるんだろお前、って話なだけなんですけど。
ちょっと機会があって、戦前の日本の通信社が満州国のプロパガンダに加担していたみたいな話をしたところ、「それは…」みたいなことを言われたんですよね。で、補助線としてもう1つ…あれこれ書いたっけな、こないだ香港でメディアの人と飯食ってた時に「メディアの役割は啓発なのに、それができていないのが問題だ」みたいな話を聞いたってのもある。
ああそう、その話をちょっとそれつつ書くけど、要するにその人の職業的自覚はそういうことみたいなんですよね。僕はその場では「しかし人は完璧な『教師』の言うことなら聞くけど、情報発信が特権ではなくなり、また内部についても色々暴露されるようになりオーラを失った報道機関は無条件の尊敬と傾聴の対象ではないのではないか」と答えました。さらにいうと「教導・啓蒙する」という事をジャーナリストが言ってしまうのはそりゃ傲慢だぜ、ってことでもあって(これは流石に言わないけど)。
で、報道・ジャーナリズムにとっての正義ってなんだろなと。まあよく言うように、教育と洗脳は行為としては大して違いはなく、それが悪かどうかというだけの話です。包丁やナイフは用途によって人も刺せるし野菜も切れる、というのも似ているのかな。
そして違うピースとして、最近読んだふるまいよしこさんの「中国メディア戦争」に書いてあってすごく腹落ちしたのは「中国における報道機関の役割は、党の方針を広く伝える事から始まっている(=通達が書いてある紙である)」 ということ。そもそもの他国におけるジャーナリズムの「事件を発見し、深耕し、伝える」という役割とは違うのです。これはいいわるいの話ではなく。だから政権や党に対する監視機能や批判は機能として「果たせない」のではなく「期待されてすらいない」んですよね。
そう考えるとそりゃ当たり前だと思うのは、人民日報とかって党の宣伝部(かな?部署忘れた)の下部機関なんですよね。そりゃそうですよね、だって「通達文書」なんだから、そういう機関が監督するのは当たり前。決して「好きなことを発表する場所」ではないわけです。
そうとらえるのはちょっと話をスムーズにしすぎな上にあまりいい内容でもないんだけど、やはり「新聞が党通達を目的に出版される国」の中国人が「メディアの役割は啓発」と言うと、なんというか「やっぱ君はどこまで西側っぽいことを考えてもそういう結論なのね」というようなため息も漏れてくるわけね。
話を元の車線に戻すと、たぶん僕が満州国云々いっていやな顔をしたのは自国のそうした体制に批判的な中国人なので、それと同じような仕組みを毛嫌いしている、というのはあったんだと思う…んだけど、(結果的には勿論違ったとはいえ)もし国の政策が正しかった(もしくは正しいと信じている)場合、その「教化」を手伝うことはメディアとして間違っていたのか、とかは思います。結果論という部分もおおいにあるんじゃないかと。
時間制限が設定されたゲームではない以上、本当に体制を批判したり告発することが意味があるとも言い切れない気がします。もちろんそのこと自体には意味があるわけだけど、どのみちどういう手段をとってもマイナスの面はあるわけで、もしかしたらその「叩いたマイナス部分」の大きさは、ほかの手段のほうが大きいかもしれないということです。
ま、別に答えがある話ではないんですけどね。しかし眠い…
ちょっと機会があって、戦前の日本の通信社が満州国のプロパガンダに加担していたみたいな話をしたところ、「それは…」みたいなことを言われたんですよね。で、補助線としてもう1つ…あれこれ書いたっけな、こないだ香港でメディアの人と飯食ってた時に「メディアの役割は啓発なのに、それができていないのが問題だ」みたいな話を聞いたってのもある。
ああそう、その話をちょっとそれつつ書くけど、要するにその人の職業的自覚はそういうことみたいなんですよね。僕はその場では「しかし人は完璧な『教師』の言うことなら聞くけど、情報発信が特権ではなくなり、また内部についても色々暴露されるようになりオーラを失った報道機関は無条件の尊敬と傾聴の対象ではないのではないか」と答えました。さらにいうと「教導・啓蒙する」という事をジャーナリストが言ってしまうのはそりゃ傲慢だぜ、ってことでもあって(これは流石に言わないけど)。
で、報道・ジャーナリズムにとっての正義ってなんだろなと。まあよく言うように、教育と洗脳は行為としては大して違いはなく、それが悪かどうかというだけの話です。包丁やナイフは用途によって人も刺せるし野菜も切れる、というのも似ているのかな。
そして違うピースとして、最近読んだふるまいよしこさんの「中国メディア戦争」に書いてあってすごく腹落ちしたのは「中国における報道機関の役割は、党の方針を広く伝える事から始まっている(=通達が書いてある紙である)」 ということ。そもそもの他国におけるジャーナリズムの「事件を発見し、深耕し、伝える」という役割とは違うのです。これはいいわるいの話ではなく。だから政権や党に対する監視機能や批判は機能として「果たせない」のではなく「期待されてすらいない」んですよね。
そう考えるとそりゃ当たり前だと思うのは、人民日報とかって党の宣伝部(かな?部署忘れた)の下部機関なんですよね。そりゃそうですよね、だって「通達文書」なんだから、そういう機関が監督するのは当たり前。決して「好きなことを発表する場所」ではないわけです。
そうとらえるのはちょっと話をスムーズにしすぎな上にあまりいい内容でもないんだけど、やはり「新聞が党通達を目的に出版される国」の中国人が「メディアの役割は啓発」と言うと、なんというか「やっぱ君はどこまで西側っぽいことを考えてもそういう結論なのね」というようなため息も漏れてくるわけね。
話を元の車線に戻すと、たぶん僕が満州国云々いっていやな顔をしたのは自国のそうした体制に批判的な中国人なので、それと同じような仕組みを毛嫌いしている、というのはあったんだと思う…んだけど、(結果的には勿論違ったとはいえ)もし国の政策が正しかった(もしくは正しいと信じている)場合、その「教化」を手伝うことはメディアとして間違っていたのか、とかは思います。結果論という部分もおおいにあるんじゃないかと。
時間制限が設定されたゲームではない以上、本当に体制を批判したり告発することが意味があるとも言い切れない気がします。もちろんそのこと自体には意味があるわけだけど、どのみちどういう手段をとってもマイナスの面はあるわけで、もしかしたらその「叩いたマイナス部分」の大きさは、ほかの手段のほうが大きいかもしれないということです。
ま、別に答えがある話ではないんですけどね。しかし眠い…