いいんじゃないすかね。CGがダメダメだけど。

 原作を知らないけど原作つきのもので良くある尺が足りてなさすぎて前提となる知識がないと意味不明なところも無い(本筋と絡んでない部分では沢山あるけど)し思ったほどではないにせよ色も綺麗。白黒の使い方とか。そして何より「定番」を抑えてる。荒廃した未来世界は茶色じゃないといけないし植物園の構図もああじゃなきゃいけない。皆で食卓を囲む時も脇には看護婦が控えてないといけないし照明とか色使いはああじゃなきゃいけない(食卓については他にこの「定番」を使ってるモノとしてすぐ思いつくのは椎名林檎の迷彩…って実物ないから確信もてないけど)。目新しいのは「大東亜連邦」の共通語がロシア語って事かね。最近のスチームパンクだかサイバーパンクだかの流行は中国語だと思ったけど。

 いやしかし悪の組織がたったの4人?で構成されてるのはびっくりだ。あと俳優の名前がわかりません。伊勢谷や要にいたっちゃ顔すら知りません。興味ないし。おとーちゃん万歳。

 今日は朝からそんな映画を見つつも服漁りの旅。しかし何故か異常に町は賑わっていてそれだけならいいんだけど店の中まで人が溢れてて正直げんなり。とりあえず新装開店の「古着屋本舗」で840円のシャツを買い(ちょいデカだけどかなり良い…同行者曰く「昔のハスラー風」。僕的には黒人のガタイの良い人風)、いつもの店たちを覗くもどこも一杯で疲れたので帰りました。久々にRight On行ってジーンズを買ってしまった。しかし最近買いたい服がない。しかし手持ちの服もない。どうにもこうにも。ジーンズなんかやっぱり同じに見えるしそういうのって買うときはどばっと買っちゃうけど同じ形の高いものを買うのには抵抗があるし(社会心理学的には「心理的サイフ」だね)どれを選ぶかで迷って結局買わないことが多い。
板についてきました。決していいことじゃないですが電話依存率もかなり高い。何が悪いのかわからないけれどやっぱり歯車ははずれっぱなし。

 授業後神保町へ。楽器屋に店番を頼まれこの辺でアップルシードを興味に行く事を決意。いもやでてんぷら定食食ってる間に歯に激痛が走り冷や汗を随分かく。多分店の人は変な客だと思っただろう。
 店番中に道玄坂のマスターからお誘い。今晩店終わったら飲みに行かない?との事。迷う。

 終了後とりあえず行くつもりで一旦帰宅。風呂に入り、仮眠を取って準備をして髪を切る。丁度一度断念したアップルシードが六本木ヒルズなら八時五十分からという回がある事が判明したので閉店までの時間つぶしに見に行く。

--------------------------

アップルシードについて。
 並みの映画。事前予想よりはマシだったけど。ストーリーが完全にオリジナルで攻殻よりも流用パーツが少なかった割にはしっかりしてた。原作の馬鹿ップル?ぶりが消えてもう少し深くなったような。ただ所々
 台詞が白々しい
 色に対して鈍感(肌が白すぎる、芝生の色が変等)
 目に表情がない
 初期の3DCGのように髪の毛の処理が甘すぎ(多分100とかそこらの数でしか流れとかを制御してない。そしてそれを飲み込んでディフォルメしちゃう程の覚悟も見られない)
 例えばバーチャ4なんかでもあったけど光が反射しすぎ。車とか建物とかそんなテカりません。バーチャは人が金属並に光ってたからそれよかマシだけど。
 背景が実写に使えるくらいリアルで素晴らしいんだけどやっぱりそれと人が溶け合ってない。これならわざわざ別の手法?で作る必要ないのでわ?
 等色々違和感が。やっぱり新しい手法(というほど普及するとはとても思えないけど)の実験台だったのかなぁ…。
 サイボーグが死にかけて咳をするってのもなぁ…呼吸してないんだから気道に血が詰まったりしないっしょ。
 
 なんか2箇所くらい攻殻意識してるような場面(ビルからの飛び降りと多脚砲台へ取り付く場面)があったりダミュソス…だっけなんかの応用使った鞭での自殺とか訓練でやりすぎるシーンとか原作とは意味合いを色々見覚えのあるところが出てきたりしてまぁ、楽しめました。

--------------------------

 実は自分初六本木ヒルズ。なのに午後九時前着。人がここまでいない、それでいて綺麗な建物。これならいいかも。

 映画終わって渋谷移動中に軽く鬱が始まり圧迫感を感じ始めたので道玄坂系の人々との集いはパス。まぁ給料振り込まれてなかったし。毎日の様に起こるこれから逃げるために僕は酒を飲んで電話を逃げ続けている。なんなんだ本当に。

えいごのじかん。

 Word of Mouth=クチコミ。

えーが 4/24

2004年4月21日 感想文。
 見に行きたい映画がこれほどまでに同日公開されるというのは一体なんなんだ。コールマン博士の陰謀か?

 昨日キャシャーンの予告編がいいと思った自分が嫌過ぎるという内容を書いたら何故か…書き終えて送信ボタンを出そうとこの画面をスクロールしたら書いた内容が全部消えたので萎えて寝ました。

 兎に角。今のところ見に行きたい映画。

 ・キャシャーン
   相変わらず認めたくないけど公式サイトの予告編見ても映像はとりあえずいい感じ。宇多田の歌もいい感じ。話自体は大したことないんだろうけどそういう所だけは見れそう。キャシャーンのコスチューム、かなり現代的になってるね。好きな役者が多いし。見てしまいそうな自分が嫌。

 ・アップルシード
  士郎ファンとしては義務な気が。わざわざCG使う意味がわからないけど。イノセンスは大して社会的には話題にならずに終わったような気もしないでもない(っていうか事前に仕掛けまくって話題にはなったのに映画自体が普通の人には理解不能すぎて評価しようがなかった?)しアップルシードなんて上映館少ないしそもそも盛り上げるために金使う気なさそう…。深夜に集中してCM投下してる気がするのはやっぱり安定したコア層?っていうかサブカルめいた層に売れる事を期待してるのかなー??

 ・KILLBILL Vol.2
 いつのまにか前作が「復讐のクライマックス」にされてて今回はあんまり派手なチャンバラは無いのか?という。別に88人斬りなんてやんなくていいけどさ。久しぶりに映画館に見に行った作品ですから。道玄坂のマスターが見に行った人の評価はめちゃ高いらしい、何故ならスキモノしか見に行かないから。等といっていたがまさにその通り。

 ・GOD-DIVA
タイトルが駄目。…というのは日本の事情で日本では歌姫を表すディーバが陳腐化するほど使われちゃってるからなんだろうけど。まぁでもそれだけでこの映画の失敗は決まりましたね。宣伝に金も掛かってないでしょう。でもこの映画、予告編見るとすごく青の使い方がきれい。この監督(ボスニア出身のエンキ・ビラルという人らしい)は前の作品でも色使いでは評価されてる(ってどっかのHPにそういう評価があっただけで有名人が何言ったって話じゃないけど)らしいのでそういう作品としては?いいのかも。優先順位低いけど見に行っちゃうかも。主人公の髪の青具合なんて最高。ただクリーチャー(この世界では神?)のデザインはちょっといけてないかな。
 あ、これだけ公開は一週間後だ。

なんか忘れてる気もするけど。とりあえず出かける時間なので。今日は団体の新歓ライブ。
 

1 2 3 4 5 6

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索