マンダレーの夕日(祐未 みらの)
2005年12月8日 感想文。
久しぶりに楽しくフィクションを読んでいる。推理モノから離れてもう何年、読むのは漫画かルポものばっかりだった。
この人、正直言って全然有名ではない。公募だったかでサントリーなんたら賞を獲って一個だけテレビ化されたがそれまで。最近5年とか全く作品が出ていないので多分引退したのだろう。今調べたら作品だって5冊しか出ていない。
手に取ったのは図書館で変な名前の人がいる、って程度だった。それが赤い闇だったかな。女性が書くハードボイルドってのはなんとなく苦手でいつもなんでダメな女が主人公なんだろう、絶対ゲイが出てくるしなどと思ってしまうのだけれど(そしてマンダレーにも当てはまる)この人のある面無茶で突飛な設定であるとかストーリーテリングはフィクションの面白さがよくでているような気がするのだ。そして全部読んだ。マンダレーもその時読んだ。でもつい先日よくいく本屋で平積みされていてついつい買ってしまい、再読中というわけ。で、なんで今頃文庫化したんだろうか…謎だ。
でもこの厚さは驚天動地!みたいな感じだけど京極先生やらなんやら居る今の時代に別にたいして珍しくは無いと思ったりする。しかも読んでる限りこれなんか結構削ってるようなニオイがするし。
この人、正直言って全然有名ではない。公募だったかでサントリーなんたら賞を獲って一個だけテレビ化されたがそれまで。最近5年とか全く作品が出ていないので多分引退したのだろう。今調べたら作品だって5冊しか出ていない。
手に取ったのは図書館で変な名前の人がいる、って程度だった。それが赤い闇だったかな。女性が書くハードボイルドってのはなんとなく苦手でいつもなんでダメな女が主人公なんだろう、絶対ゲイが出てくるしなどと思ってしまうのだけれど(そしてマンダレーにも当てはまる)この人のある面無茶で突飛な設定であるとかストーリーテリングはフィクションの面白さがよくでているような気がするのだ。そして全部読んだ。マンダレーもその時読んだ。でもつい先日よくいく本屋で平積みされていてついつい買ってしまい、再読中というわけ。で、なんで今頃文庫化したんだろうか…謎だ。
でもこの厚さは驚天動地!みたいな感じだけど京極先生やらなんやら居る今の時代に別にたいして珍しくは無いと思ったりする。しかも読んでる限りこれなんか結構削ってるようなニオイがするし。
人生初オークションというものをしてみた。しかしフリーメール経由の登録にはクレジットカードの番号が必要、という事で学校のアドレスを使おうとしたらサーバが落ちてたりっていうかそもそも登録しようとすると「ページが見つからない」とか言われてユーザ登録自体が出来ないので友達に代行してもらって電話しながら最後の三分間を楽しんでみました。
結果ですか?ええ、惨敗ですよ。今回僕がこのオークションに参加した理由はまぁ、ちょっと仕事がらみで知ったんですがこれ、チャリティーだったんですよ。デザイナーは服を作り、それでコレクションをやって、その後実際に作った一点ものの服を寄付し、それをオークションで落として落札額をまた寄付するというそういうシステムの。
ちなみに素材には使われなくなった鯉のぼりをつかったそうで、それもまた話題に…なるとよかったですね。我々は事後のケアのみやってたみたいなんですがPRとしては大失敗でしょうね、東京コレクションに出てるようなデザイナーのコートが5桁前半で取引されるなんて。僕が入札したこの写真のコートも結局3万で落ちました。素材が鯉のぼりで使用済み、って事もこういう場合は大したマイナスにならないだろうし単に知られなかった、としか思えません。
あ、でも一つの要因としてはこれ、特に女性ものなんて普通の女性には着れないサイズだったりしたんですよね。175とかいないって。メンズとレディース両方に入札してたやつが居たんですが多分自分のショップに飾るとかそこで売るとか考えてるんじゃないかなぁ、などと思ってしまったりします。
すごく面白い取り組みだとは思いますがこれじゃあ続かないだろうなぁ…と少し残念なキモチ。
結果ですか?ええ、惨敗ですよ。今回僕がこのオークションに参加した理由はまぁ、ちょっと仕事がらみで知ったんですがこれ、チャリティーだったんですよ。デザイナーは服を作り、それでコレクションをやって、その後実際に作った一点ものの服を寄付し、それをオークションで落として落札額をまた寄付するというそういうシステムの。
ちなみに素材には使われなくなった鯉のぼりをつかったそうで、それもまた話題に…なるとよかったですね。我々は事後のケアのみやってたみたいなんですがPRとしては大失敗でしょうね、東京コレクションに出てるようなデザイナーのコートが5桁前半で取引されるなんて。僕が入札したこの写真のコートも結局3万で落ちました。素材が鯉のぼりで使用済み、って事もこういう場合は大したマイナスにならないだろうし単に知られなかった、としか思えません。
あ、でも一つの要因としてはこれ、特に女性ものなんて普通の女性には着れないサイズだったりしたんですよね。175とかいないって。メンズとレディース両方に入札してたやつが居たんですが多分自分のショップに飾るとかそこで売るとか考えてるんじゃないかなぁ、などと思ってしまったりします。
すごく面白い取り組みだとは思いますがこれじゃあ続かないだろうなぁ…と少し残念なキモチ。
エンタ検定やってみた。
2005年10月16日 感想文。 +++ 第1回 エンタ!検定 成績発表 +++
あなたの総合得点は60点 全国平均 59点
全国順位(10月16日 21時現在)
50362位(108827人中)
−−ジャンル別得点表 −−−−−−−−−−−−−−−
0_________10__________20点
映画 ■■■■■■■■■■■■■
テレビ■■■■■■■■■■■■■■■
音楽 ■■■■■■■■■■
書籍 ■■■■■■■■■■■■■
芸能 ■■■■■■■■■
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−−講評−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あなたは「エンタの凡人」
おつかれさまでした。分からない出題もままあったのではないでしょうか。「周りの話についていくのがツラい」と最近よく感じているようなら黄色信号です。ジャンル別にみると、「映画」「テレビ」「音楽」「書籍」は平均的に知っています。「芸能」にはあまり興味がないようです。解答の傾向としては、特に「海外」ネタに詳しいですね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あーあー!凡人だそうです。ギョーカイジンなのに笑。でもGLAYの名前の由来は「GRAYって書こうとしたら間違えた」が正しいかと思うのですが(GRAYならその「でも白でもないグレーゾーンの音楽をやりたいという意味から」は間違えじゃ無いんですが)。
まーこの程度の海外ネタは大丈夫でしょう。
あなたの総合得点は60点 全国平均 59点
全国順位(10月16日 21時現在)
50362位(108827人中)
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0_________10__________20点
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芸能 ■■■■■■■■■
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あなたは「エンタの凡人」
おつかれさまでした。分からない出題もままあったのではないでしょうか。「周りの話についていくのがツラい」と最近よく感じているようなら黄色信号です。ジャンル別にみると、「映画」「テレビ」「音楽」「書籍」は平均的に知っています。「芸能」にはあまり興味がないようです。解答の傾向としては、特に「海外」ネタに詳しいですね。
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あーあー!凡人だそうです。ギョーカイジンなのに笑。でもGLAYの名前の由来は「GRAYって書こうとしたら間違えた」が正しいかと思うのですが(GRAYならその「でも白でもないグレーゾーンの音楽をやりたいという意味から」は間違えじゃ無いんですが)。
まーこの程度の海外ネタは大丈夫でしょう。
喪失と獲得―進化心理学から見た心と体
2005年8月16日 感想文。
このアマゾン?は訳者が著者として出るのがデフォなんですかねぇ…微妙じゃ。ここ数年稀に見るほど亀速度で読んでるこの本ですが(帰り道が短いので読む時間が無い…電車以外で基本的に本は読まないので)、やっと中盤に差し掛かりイエスキリストをこき下ろしてるのが面白いです。進化心理学、というジャンル自体"?"がないわけではない気もしないでもないというか…それ進化と関係あるの?と思ったりしないでもないがまぁ読み物としては面白いのではないだろうか。知的だし。
しかしそのイエスキリストの文脈で言われる「本人が強く信じている事が〜」といった内容はどこかの心理学系の本(出典メモするの忘れた)に書かれていた「カリスマは自信家で思わぬ幸運をも自分が招いたと思い込むことが出来る楽天性を持つ」といった文章(要旨ですけど、忘れたし)や「教祖は盲目的な信者が作り上げる」といった文章と見事に整合するし、実際に感覚的に正しいなぁと思う。
さて、今日の出来事。
・いきなり社長に呼び止められ「Hey! Come with me」とか言われ関連会社の偉い人を紹介される。"His English is perfect. And he knows about the whole project. Ask Doke-san for the help whenever you want"とか思いっきりウソばっかり(つうかお前俺と英語で喋った事無いだろ…)な素晴らしい賛辞を受け、とりあえずひとしきりふんふん、とうなずいた後にもしかして自分はピンチなのではないかと思ったりする。勿論専門のことについてはそれぞれの役職の人が処理するのだけど基本的な事や誰に聞いていいかわからない場合は僕に質問が来るらしい。らしい。軽くピンチだが「依頼を受けたらまず出来る、といい、その後対策を考える」という例のやつを実践してみる事にする(後で勿論上司殿に「どうしようもなくなったら俺に言え」と逃げ場を与えてもらいましたよ。)。
確かに同じプロジェクトに違う2つの会社から参加してる僕は割合全体の進行とか特にみんなが何を考えているなどのインフォーマルな情報を持ってはいるのですけどね。
・K嬢(おお、発音上消えるから全然誰の事かわからん…)は今日も綺麗でした。笑うとまるっきり悪役ですが。クールビューティ系だからなぁ。
・今日は一日ヨガ関連を調べてました。こうやって世の中で流行ってる情報に無駄に一日触れていれば「広告会社の人は流行に詳しい」って事になってくんだろうなぁ…僕別に広告会社の人じゃないけど(都合がいい時だけ聞こえがいいのと説明が面倒なので広告の人のフリをしますが笑)
・そういえばエレキバンを貼っていたことを忘れていて慌てて剥がしたらかたっぽ膿んでました(涙。かたっぽも穴が空いて真っ赤。しかし剥がした瞬間に肩が重くなってやりきれない一日。最初はPC触りすぎかと思ったけど別に会社にいようが家にいようが時間変わらないしなぁ…特に緊張もしてないし。
・答えまた会社に忘れました
・モデルさんは綺麗ですね。
しかしそのイエスキリストの文脈で言われる「本人が強く信じている事が〜」といった内容はどこかの心理学系の本(出典メモするの忘れた)に書かれていた「カリスマは自信家で思わぬ幸運をも自分が招いたと思い込むことが出来る楽天性を持つ」といった文章(要旨ですけど、忘れたし)や「教祖は盲目的な信者が作り上げる」といった文章と見事に整合するし、実際に感覚的に正しいなぁと思う。
さて、今日の出来事。
・いきなり社長に呼び止められ「Hey! Come with me」とか言われ関連会社の偉い人を紹介される。"His English is perfect. And he knows about the whole project. Ask Doke-san for the help whenever you want"とか思いっきりウソばっかり(つうかお前俺と英語で喋った事無いだろ…)な素晴らしい賛辞を受け、とりあえずひとしきりふんふん、とうなずいた後にもしかして自分はピンチなのではないかと思ったりする。勿論専門のことについてはそれぞれの役職の人が処理するのだけど基本的な事や誰に聞いていいかわからない場合は僕に質問が来るらしい。らしい。軽くピンチだが「依頼を受けたらまず出来る、といい、その後対策を考える」という例のやつを実践してみる事にする(後で勿論上司殿に「どうしようもなくなったら俺に言え」と逃げ場を与えてもらいましたよ。)。
確かに同じプロジェクトに違う2つの会社から参加してる僕は割合全体の進行とか特にみんなが何を考えているなどのインフォーマルな情報を持ってはいるのですけどね。
・K嬢(おお、発音上消えるから全然誰の事かわからん…)は今日も綺麗でした。笑うとまるっきり悪役ですが。クールビューティ系だからなぁ。
・今日は一日ヨガ関連を調べてました。こうやって世の中で流行ってる情報に無駄に一日触れていれば「広告会社の人は流行に詳しい」って事になってくんだろうなぁ…僕別に広告会社の人じゃないけど(都合がいい時だけ聞こえがいいのと説明が面倒なので広告の人のフリをしますが笑)
・そういえばエレキバンを貼っていたことを忘れていて慌てて剥がしたらかたっぽ膿んでました(涙。かたっぽも穴が空いて真っ赤。しかし剥がした瞬間に肩が重くなってやりきれない一日。最初はPC触りすぎかと思ったけど別に会社にいようが家にいようが時間変わらないしなぁ…特に緊張もしてないし。
・答えまた会社に忘れました
・モデルさんは綺麗ですね。
「しきゃくしきゃく」っていうのかなぁ刺客のこと。あ、国会議員の人たちね。いや亀井さんと綿貫さんですけれども。
こないだ会社の帰りに入り口で同僚の人(といってもいつもは違う部屋にいる上に別に仕事のつながりも無いので顔知ってるだけって感じだけどっていうかむしろホントに顔しか知らないや)が彼氏?と一緒にいました。別に隠れてたわけでもないし「みてしまった」って話では全然無いんだけどこっちに気付くまで凄い甘い顔つうか甘え顔?みたいなのしててなんか微妙…。いや別にいいんですけれど。大人になりきれないなぁ。
っていうかうちの会社、なんかつまんないっす人が。元いた会社、つまり僕が今いる部屋の方が良い。なんていうか異様に静かだし…。さらに最近世間的にはお盆とかで人が少なくてなんていうか休日出勤してる気分。
あ、昨日と月曜は上司どもがキャンプに行ってしまったので休みなんですけどね。別に休む必要もないけど行っても誰もいないから休まざるを得ません。
なんて話はどうでもいいとしてそういえば買い忘れていたこの本を最近買いまして、読んでおります。センムーには嫌な顔されましたが(「何に使うんだよそれ」とか…って使っちゃまずいよ!)内容はまぁ毒ガスとか睡眠薬の作り方とかそんなの…というと相当いかがわしいのですが実際いかがわしいです。でも思ったより本気でmolが何かとか実験用具の説明とか毒劇物取扱の資格取れ!って書いてあったりとかちゃんと教科書っぽいのもグーです。なんとなく少し理科頭がよくなった気がします。気のせいかも、っていうか危険というか偏った知識がばかばか入ってる気もしますが。化学系光学系生物系網羅してますしね。まぁ「理科って面白いなぁ」というのを倫理を吹き飛ばしたところで教えてくれる本です。
こないだ会社の帰りに入り口で同僚の人(といってもいつもは違う部屋にいる上に別に仕事のつながりも無いので顔知ってるだけって感じだけどっていうかむしろホントに顔しか知らないや)が彼氏?と一緒にいました。別に隠れてたわけでもないし「みてしまった」って話では全然無いんだけどこっちに気付くまで凄い甘い顔つうか甘え顔?みたいなのしててなんか微妙…。いや別にいいんですけれど。大人になりきれないなぁ。
っていうかうちの会社、なんかつまんないっす人が。元いた会社、つまり僕が今いる部屋の方が良い。なんていうか異様に静かだし…。さらに最近世間的にはお盆とかで人が少なくてなんていうか休日出勤してる気分。
あ、昨日と月曜は上司どもがキャンプに行ってしまったので休みなんですけどね。別に休む必要もないけど行っても誰もいないから休まざるを得ません。
なんて話はどうでもいいとしてそういえば買い忘れていたこの本を最近買いまして、読んでおります。センムーには嫌な顔されましたが(「何に使うんだよそれ」とか…って使っちゃまずいよ!)内容はまぁ毒ガスとか睡眠薬の作り方とかそんなの…というと相当いかがわしいのですが実際いかがわしいです。でも思ったより本気でmolが何かとか実験用具の説明とか毒劇物取扱の資格取れ!って書いてあったりとかちゃんと教科書っぽいのもグーです。なんとなく少し理科頭がよくなった気がします。気のせいかも、っていうか危険というか偏った知識がばかばか入ってる気もしますが。化学系光学系生物系網羅してますしね。まぁ「理科って面白いなぁ」というのを倫理を吹き飛ばしたところで教えてくれる本です。
ヒトラー ~最期の12日間~を見た。月曜の昼間だってのに出てきたら次の回の分、列が出来ていて多分あれで一杯だろう。僕が入った回もほとんど席が無い状態。一人でよかった。
しかしあまりに名作である。☆×6つあげちゃいたい。最初に少しだけある不満をあげるとすれば「ヒトラーは結局人間として扱われていない」という事。確かに映画では彼は精力的でもなく得意の演説をするシーンもなく、化け物ではなくただの追い詰められた哀れな老人である。しかし監督が言うように「人間ヒトラーの内面を描く(うろおぼえ)」事を一番にするのなら既に極限状態であった戦争末期が舞台というのが果たして正しかったのかと思う。 ヒトラーは劇中ずっと現実を認められず愚かな妄想を巡らせてる狂人として扱われている。潔さなど全く無く、居もしない軍団で挟撃を仕掛けようとしたり目の前の将軍を屑呼ばわりしたり。だから最後まで「総統の内面は謎」なのだ。
良かった点。もうこれは数え切れません。まず何よりショッキングな題材に寄りかからずにしっかり「映画」である事。色々なところでかなり綺麗なカメラワークがあったりとか地下基地は最初は禁煙とか言われてたのに次第にみんなタバコを吸い始めたり、みたいな(やたら目についたから調べたらヒトラーはタバコを吸わないだけでなく嫌いだったようで。)そういう内面描写とか。
そうそう途中出てくる熱烈なナチ信者の若い男女が結局守ってた拠点を落とされて自殺するシーンなんかは凄く強烈でした。特に最初に女を射殺した男が取り乱す演技は鳥肌もの(台詞とか全く無いのがまた…)。あとは負けが確定して(ヒトラーは終始ころころ人格?が変わるのでいつ自覚したのかいまいちわかりずらいんですが)地上で焚き火して書類を燃やしてるところにヒトラーが出てきてそれを見ているシーン、かな。
そしてヒトラー後、がおまけではなくきちんと描かれているのも感心したところ。彼が死んだら終わり、ではなくほかの将校がどういう道を選択するのかがじっくり描かれている(インド系っぽいのがいたのはアレは史実なのかな?Hans Krebsって人。)。
顔に掛けられた白い布も印象的でした。
さて面白かったところ。劇中どうでもいい、でも歴史上の重要人物の登場が超さりげない。ゲーリングとか…チラシみて気付いたし。あと女性パイロットのハンナ・ライチェが名前も出されずにお遊び的(っていうと失礼だけど)に出てきたり(スタッフロール寸前の「みんなはその後」みたいな所には出てきたけど…有名人だし)。
あとは…やっぱり結婚のシーンで「総統、恐れながらあなたは純粋なアーリア人ですか?」と牧師(神父かも)が訊くシーン。総統答えず。総統ユダヤ人説ってのは手塚治虫のあれじゃないけど沢山ありましたからねぇ(今では否定されたらしいですが)。
いつもミニシアターなんかこなそうな白髪のカップルが多かったです。っていうか半分とかだった気がするくらい。まぁ平日だからってのもあるかもしれないけどそれにしても、な比率。
しかしあまりに名作である。☆×6つあげちゃいたい。最初に少しだけある不満をあげるとすれば「ヒトラーは結局人間として扱われていない」という事。確かに映画では彼は精力的でもなく得意の演説をするシーンもなく、化け物ではなくただの追い詰められた哀れな老人である。しかし監督が言うように「人間ヒトラーの内面を描く(うろおぼえ)」事を一番にするのなら既に極限状態であった戦争末期が舞台というのが果たして正しかったのかと思う。 ヒトラーは劇中ずっと現実を認められず愚かな妄想を巡らせてる狂人として扱われている。潔さなど全く無く、居もしない軍団で挟撃を仕掛けようとしたり目の前の将軍を屑呼ばわりしたり。だから最後まで「総統の内面は謎」なのだ。
良かった点。もうこれは数え切れません。まず何よりショッキングな題材に寄りかからずにしっかり「映画」である事。色々なところでかなり綺麗なカメラワークがあったりとか地下基地は最初は禁煙とか言われてたのに次第にみんなタバコを吸い始めたり、みたいな(やたら目についたから調べたらヒトラーはタバコを吸わないだけでなく嫌いだったようで。)そういう内面描写とか。
そうそう途中出てくる熱烈なナチ信者の若い男女が結局守ってた拠点を落とされて自殺するシーンなんかは凄く強烈でした。特に最初に女を射殺した男が取り乱す演技は鳥肌もの(台詞とか全く無いのがまた…)。あとは負けが確定して(ヒトラーは終始ころころ人格?が変わるのでいつ自覚したのかいまいちわかりずらいんですが)地上で焚き火して書類を燃やしてるところにヒトラーが出てきてそれを見ているシーン、かな。
そしてヒトラー後、がおまけではなくきちんと描かれているのも感心したところ。彼が死んだら終わり、ではなくほかの将校がどういう道を選択するのかがじっくり描かれている(インド系っぽいのがいたのはアレは史実なのかな?Hans Krebsって人。)。
顔に掛けられた白い布も印象的でした。
さて面白かったところ。劇中どうでもいい、でも歴史上の重要人物の登場が超さりげない。ゲーリングとか…チラシみて気付いたし。あと女性パイロットのハンナ・ライチェが名前も出されずにお遊び的(っていうと失礼だけど)に出てきたり(スタッフロール寸前の「みんなはその後」みたいな所には出てきたけど…有名人だし)。
あとは…やっぱり結婚のシーンで「総統、恐れながらあなたは純粋なアーリア人ですか?」と牧師(神父かも)が訊くシーン。総統答えず。総統ユダヤ人説ってのは手塚治虫のあれじゃないけど沢山ありましたからねぇ(今では否定されたらしいですが)。
いつもミニシアターなんかこなそうな白髪のカップルが多かったです。っていうか半分とかだった気がするくらい。まぁ平日だからってのもあるかもしれないけどそれにしても、な比率。
ルポ 二億人の『奴隷』たち
2005年7月19日 感想文。
アマゾンでは著者は間山 靖子となってますがこの人は訳者、ゴードントーマスという人が書いた本です。現代に残る奴隷制が云々、といった感じの前書きだしタイトルなのでそういう本かと思いきや幼児性愛とか悪魔崇拝とかそういう…なんというか奴隷制、というより人身売買の話ですね。買われた子供は一体どこへ行くのか、という。なんか小説体でルポなのかよくわかりません。まだ読了していませんが…小説としては面白いんだけどちょっとオーバーな気もします。警察にも悪魔信仰者のシンパがいてだから訴えても無駄とか車でいけるような所に見張りを立てて基地みたいなのを作ってたりとか。具体的な州の名前とかは出てきてなかったように思うのでなんともですけど…うーん。
一橋なんとかの「ドナービジネス」よりは遥かに早く臓器売買の話を書いていますね。
最近社会病理系の本ばっかり読んでる気がする。…いつもか。
今日はたたき起こされて部屋の掃除をしたり途中で二度ほど寝たりT1と山の打ち合わせをしたり(ターゲット決定。)していました。ってそういや海外の打ち合わせを全然やってないな…やばいのかひょっとして??うーん。テスト勉強なぞもまじめにしてみたりして(案の定はかどらない)。あぁ、あとアコ募集の紙も書いていました。イラレで。
一橋なんとかの「ドナービジネス」よりは遥かに早く臓器売買の話を書いていますね。
最近社会病理系の本ばっかり読んでる気がする。…いつもか。
今日はたたき起こされて部屋の掃除をしたり途中で二度ほど寝たりT1と山の打ち合わせをしたり(ターゲット決定。)していました。ってそういや海外の打ち合わせを全然やってないな…やばいのかひょっとして??うーん。テスト勉強なぞもまじめにしてみたりして(案の定はかどらない)。あぁ、あとアコ募集の紙も書いていました。イラレで。
「…それは言い訳だ。我々は、些細な利害を調整することが出来ずに暴力に訴える無能者に過ぎない」
といった所で今日はオタクデーなので塵骸魔京。コンプしました記念。
点数的には…★★★★☆かなぁ…3.5から4点。大筋では名作、ただし細かいところは甘々。あと一ヶ月あれば全てが上手く行ったような気もします。オトナノジジョウですかそうですか。
このゲーム、とりあえず手を出す事を決めたのはオフィシャルのムービーを見て、です。厳密にはムービーの音。楽器。何が使われてるのか気になるところですがとても好きな空気です(片々の音楽もね)。
いや、知ってますよ、これ菅野よう子なんですよねまんま。攻殻というかね。でもいいんですよ、こういうの好きだから。菅野さんだって結構ぱくってるつうか怪しいわけだし〜。
最近のニトロは…という事を数日前にちらりと書きました(書いたつもりが消えてたらしいので初めてです)。最近の、というより今全作品リストみてましたが
大当たり
ファントム
ぽてんヒット
ヴェドゴニア…あんま覚えてない。コンプする事無く投げ。つまんなかったです。このぽてん三作品の内でも最低。
鬼哭街…一本道の上短すぎ。ハードっぽいのはいいけどわざとらしすぎて北斗の拳みたい…笑。
沙耶の唄…中身が無い。そもそもロリキャラが嫌い。グロいだけ。発想のグロさは別に嫌いじゃないけどエンディングとかが普通すぎ。
と言った風情。実は当たりが少ないのかもしれませんね。この会社ファントムがあるから凄くイメージが良かったのですが(デモンベインは評判いいけど未プレイ)。そのファントムも絵がなんとも駄目な風情だったのですが。悪いけどプロレベルではありませんでした(それを押して余りあるシナリオの良さがあったわけですが)。3Dも浮いてたし。
そんな感じでこの塵骸は位置的にはこの中間。まぁもう少しでファントム、ってトコでしょうか。シナリオライターの筆力が無い、と感じる人もいるでしょうが僕はそうは思いません。やたら長い食事シーンとか(誰か他にも食事シーンが長いので有名な人が居た気がするのですが思い出せません。)細かく下らない書き込みは上手いし聖句とかこの日記冒頭に掲げた言葉とか記憶に残る台詞も多い。「我が名はイグニス、羅馬人の言葉で焔という」とかね。
だから多分これは他の誰かが悪いのでしょう。牧本=ファンタスティカ(?)のシナリオがないと全く意味が繋がらないところがあるとか管理人さんが何で違うシナリオだと彼女らをあっさり受け入れている(一日前は殺しあってたのに)のかわからないとか闇の聖母がなんで男なんだよその前にお前ほとんど登場しないしなとか。あと名前があるのに数カットしか登場しない人がいたり…。雑なつくりが悲しいです。
そういう意味でも最初スキップしようとした(本来ロリ系大嫌いな僕なので)風のうしろを歩むものシナリオが一番良かったです。分岐するエンディングもそれぞれ釈然としない感があってよかったですし。自分として一番良かったのは主人公老衰シナリオかな…。イグニスルートでは乾杯するやつ、管理人さんでは途中から別れる管理人さんの技を受け継ぐルートですね。
風のうしろを歩むものは徳島ラーメンが好きだそうですよ。
「今日は死ぬにはいい日だ」
…って感じ。
といった所で今日はオタクデーなので塵骸魔京。コンプしました記念。
点数的には…★★★★☆かなぁ…3.5から4点。大筋では名作、ただし細かいところは甘々。あと一ヶ月あれば全てが上手く行ったような気もします。オトナノジジョウですかそうですか。
このゲーム、とりあえず手を出す事を決めたのはオフィシャルのムービーを見て、です。厳密にはムービーの音。楽器。何が使われてるのか気になるところですがとても好きな空気です(片々の音楽もね)。
いや、知ってますよ、これ菅野よう子なんですよねまんま。攻殻というかね。でもいいんですよ、こういうの好きだから。菅野さんだって結構ぱくってるつうか怪しいわけだし〜。
最近のニトロは…という事を数日前にちらりと書きました(書いたつもりが消えてたらしいので初めてです)。最近の、というより今全作品リストみてましたが
大当たり
ファントム
ぽてんヒット
ヴェドゴニア…あんま覚えてない。コンプする事無く投げ。つまんなかったです。このぽてん三作品の内でも最低。
鬼哭街…一本道の上短すぎ。ハードっぽいのはいいけどわざとらしすぎて北斗の拳みたい…笑。
沙耶の唄…中身が無い。そもそもロリキャラが嫌い。グロいだけ。発想のグロさは別に嫌いじゃないけどエンディングとかが普通すぎ。
と言った風情。実は当たりが少ないのかもしれませんね。この会社ファントムがあるから凄くイメージが良かったのですが(デモンベインは評判いいけど未プレイ)。そのファントムも絵がなんとも駄目な風情だったのですが。悪いけどプロレベルではありませんでした(それを押して余りあるシナリオの良さがあったわけですが)。3Dも浮いてたし。
そんな感じでこの塵骸は位置的にはこの中間。まぁもう少しでファントム、ってトコでしょうか。シナリオライターの筆力が無い、と感じる人もいるでしょうが僕はそうは思いません。やたら長い食事シーンとか(誰か他にも食事シーンが長いので有名な人が居た気がするのですが思い出せません。)細かく下らない書き込みは上手いし聖句とかこの日記冒頭に掲げた言葉とか記憶に残る台詞も多い。「我が名はイグニス、羅馬人の言葉で焔という」とかね。
だから多分これは他の誰かが悪いのでしょう。牧本=ファンタスティカ(?)のシナリオがないと全く意味が繋がらないところがあるとか管理人さんが何で違うシナリオだと彼女らをあっさり受け入れている(一日前は殺しあってたのに)のかわからないとか闇の聖母がなんで男なんだよその前にお前ほとんど登場しないしなとか。あと名前があるのに数カットしか登場しない人がいたり…。雑なつくりが悲しいです。
そういう意味でも最初スキップしようとした(本来ロリ系大嫌いな僕なので)風のうしろを歩むものシナリオが一番良かったです。分岐するエンディングもそれぞれ釈然としない感があってよかったですし。自分として一番良かったのは主人公老衰シナリオかな…。イグニスルートでは乾杯するやつ、管理人さんでは途中から別れる管理人さんの技を受け継ぐルートですね。
風のうしろを歩むものは徳島ラーメンが好きだそうですよ。
「今日は死ぬにはいい日だ」
…って感じ。
アイン(一)シュタイン(石)という事でアインシュタインが登場する新作能、というヤツを見てきました。7の師匠も出演、というのは実はあんまり関係ありません。能ネタをネットで拾ったからやつに投げたら関係者だった、みたいなオチだったので。
場所は新宿文化という微妙なトコロ。そして内容も微妙でした…(うわいっちゃった。能としての評価なんて僕にはわからないわけですがまず能って大道具使わないじゃないですか、松の木の絵一つだけ、とかで。んで背景の隕石とかライティングを使いたいから?普通のホールでやったっぽいですが隕石とか対して重要じゃないしライティングは中途半端(色だけ)だし…。というわけで僕的には「更に少ない舞台装置が減った」能という感じでした。んで代わりに安っぽい(禁句)照明、と。だから違和感というか…。
まぁそんなわけでそれでもいい経験にはなったかなとは思います。ドイツ語で地謡とかやっちゃうのは面白かったです(かなり変な響きでしたが)。
そうそう、今日の鼓は何度かこのブログで書いていた大蔵庄之助さん。…でじっと見ていたからといって特に奇抜な事をやっているわけでもありませんでした(当たり前か)。しかしなんかやっぱもう一人の鼓の人、弱と強しかないように見えるんだよなぁ…。相当上手い人なんだろうから僕の勘違いというか生意気なだけなんだろうけどさ…。
あと最初のディスカッション?みたいな感じのトコロで能の人が「動く時は常に逆にも力が働いている事を考える」と言ってたのはふむふむ、って感じ。なんとなくわかるような。
場所は新宿文化という微妙なトコロ。そして内容も微妙でした…(うわいっちゃった。能としての評価なんて僕にはわからないわけですがまず能って大道具使わないじゃないですか、松の木の絵一つだけ、とかで。んで背景の隕石とかライティングを使いたいから?普通のホールでやったっぽいですが隕石とか対して重要じゃないしライティングは中途半端(色だけ)だし…。というわけで僕的には「更に少ない舞台装置が減った」能という感じでした。んで代わりに安っぽい(禁句)照明、と。だから違和感というか…。
まぁそんなわけでそれでもいい経験にはなったかなとは思います。ドイツ語で地謡とかやっちゃうのは面白かったです(かなり変な響きでしたが)。
そうそう、今日の鼓は何度かこのブログで書いていた大蔵庄之助さん。…でじっと見ていたからといって特に奇抜な事をやっているわけでもありませんでした(当たり前か)。しかしなんかやっぱもう一人の鼓の人、弱と強しかないように見えるんだよなぁ…。相当上手い人なんだろうから僕の勘違いというか生意気なだけなんだろうけどさ…。
あと最初のディスカッション?みたいな感じのトコロで能の人が「動く時は常に逆にも力が働いている事を考える」と言ってたのはふむふむ、って感じ。なんとなくわかるような。
仕事の関係で(まだ関係するかはわからないけどさ)着物について色々調べてみている。ま、着てみるのもいいかなと思ったのでちょっと前に偶然調べていた辺りから突っ込んだりして。
なんか昔能を生まれて初めて鑑賞した感想にも書いたし自分が日々西洋のクラシックなんかを弾いたりしてても思うんだけど、やっぱり当たり前ながら別に300年前だろうが生きてる人間はたいして変わらないわけで感覚とか常識が多少違ったりする事はあってもやっぱ根本的な部分では面白いとその頃思われていたものは偏見を持たずにみれば面白い(事もある笑)わけで。
今回思ったのは着物とかの色。なんか時代劇に出てくる人々の衣装があーなせいかなんか江戸時代とかってイメージ的に「藍色」とか「黄土色」みたいな感じ?そんな感じだったんです。色が。建物だって白の壁に黒とかそんな感じだったりして。
でもよく考えればキチ×イクラスの金閣寺だってあるわけだし単に仏像とか時代が過ぎて色が落ちちゃったりしてるだけで実は元の彩色は相当豪華だったりするわけですよね。
着物で言えば能の装束。昨晩紀伊国屋を散歩していた時に「能装束大全」みたいな本があってそれを読んでみたらすごいすごい。真っ青の着物に赤いししおどし?あの歌舞伎で頭につけてまわす長髪のカツラみたいなやつとかがあったりめっちゃ派手なんですよね。ま、舞台衣装なわけだし別に庶民があんなものを着ていたわけじゃないだろうけど凄い色彩感覚だとは思います。
http://www.jade.dti.ne.jp/~tessen/syouzoku/syouzoku001.html
こんなところで見れたりするわけ。デジカメじゃない写真で撮った写真使ってるのはわかるけど色調補正してほしいなぁ…舞台の写真が暗すぎてよくわかんね…。綺麗であろうと思われる装束の写真がつぶれちゃって勿体無い。
僕はこういうの専門じゃないしよくわからないけどこんな見た目派手な民族演劇?ってあるのかなぁ…他に。そもそも権力者に献上されていたような踊りで現存するものってあんま無いんじゃ…???ま、能だって正直今「在る」と言える状況じゃないのかもしれませんが…。多分若い人で見たことある人はかなり少数でしょう。
まぁまぁそのほかにも京都でアニエスベーをゲストに呼んでファッションショーをやったりだとか色々やってるみたいなんですよね。なんか勿体無いなーとか思っちゃうわけです。
何が足りないんでしょうか。まず高い。んで一人じゃ着れないイメージ?(ほら、着付け教室があるくらいだから…)あとどこで買えるのかわからない、とか。でも今年はユナイテッドアローズも浴衣だけど出してるみたいですしねー。ちぇき。
なんか昔能を生まれて初めて鑑賞した感想にも書いたし自分が日々西洋のクラシックなんかを弾いたりしてても思うんだけど、やっぱり当たり前ながら別に300年前だろうが生きてる人間はたいして変わらないわけで感覚とか常識が多少違ったりする事はあってもやっぱ根本的な部分では面白いとその頃思われていたものは偏見を持たずにみれば面白い(事もある笑)わけで。
今回思ったのは着物とかの色。なんか時代劇に出てくる人々の衣装があーなせいかなんか江戸時代とかってイメージ的に「藍色」とか「黄土色」みたいな感じ?そんな感じだったんです。色が。建物だって白の壁に黒とかそんな感じだったりして。
でもよく考えればキチ×イクラスの金閣寺だってあるわけだし単に仏像とか時代が過ぎて色が落ちちゃったりしてるだけで実は元の彩色は相当豪華だったりするわけですよね。
着物で言えば能の装束。昨晩紀伊国屋を散歩していた時に「能装束大全」みたいな本があってそれを読んでみたらすごいすごい。真っ青の着物に赤いししおどし?あの歌舞伎で頭につけてまわす長髪のカツラみたいなやつとかがあったりめっちゃ派手なんですよね。ま、舞台衣装なわけだし別に庶民があんなものを着ていたわけじゃないだろうけど凄い色彩感覚だとは思います。
http://www.jade.dti.ne.jp/~tessen/syouzoku/syouzoku001.html
こんなところで見れたりするわけ。デジカメじゃない写真で撮った写真使ってるのはわかるけど色調補正してほしいなぁ…舞台の写真が暗すぎてよくわかんね…。綺麗であろうと思われる装束の写真がつぶれちゃって勿体無い。
僕はこういうの専門じゃないしよくわからないけどこんな見た目派手な民族演劇?ってあるのかなぁ…他に。そもそも権力者に献上されていたような踊りで現存するものってあんま無いんじゃ…???ま、能だって正直今「在る」と言える状況じゃないのかもしれませんが…。多分若い人で見たことある人はかなり少数でしょう。
まぁまぁそのほかにも京都でアニエスベーをゲストに呼んでファッションショーをやったりだとか色々やってるみたいなんですよね。なんか勿体無いなーとか思っちゃうわけです。
何が足りないんでしょうか。まず高い。んで一人じゃ着れないイメージ?(ほら、着付け教室があるくらいだから…)あとどこで買えるのかわからない、とか。でも今年はユナイテッドアローズも浴衣だけど出してるみたいですしねー。ちぇき。
現代アメリカ犯罪全書
2005年6月12日 感想文。
まだ読了していないが優れた本である。いやホント。タイトルは結構刺激的でまたぞろ桐生某(ハードボイルドの人じゃないよ、あっちも嫌いだけど)のような退廃趣味というか単にセンセーショナルな犯罪解説本かと思いきや、本書は実はアメリカの諸々の制度のまぁ病巣を描く為にそれが噴出した事件を描いていく(例えば刑務所での暴動の話が慢性的な刑務所不足とアメリカ人の罪に対する考え方の分析に繋がっていたりとか)。
それが結構多岐に渡っていてなかなかに面白いのではあるが、とりあえず歯が痛いので今日は寝ることとする。これを読んで裁判コンサルについて改めて調べてみる必要に駆られていたりします。日本でも陪審員制は導入されるわけだしそうしたら絶対に裁判のゲーム化は起こるわけなのだから(前書いたけど)。
それが結構多岐に渡っていてなかなかに面白いのではあるが、とりあえず歯が痛いので今日は寝ることとする。これを読んで裁判コンサルについて改めて調べてみる必要に駆られていたりします。日本でも陪審員制は導入されるわけだしそうしたら絶対に裁判のゲーム化は起こるわけなのだから(前書いたけど)。
なんとなく楽しい気分
2005年6月11日 感想文。 久しぶりに(自分の枕詞)個展など見に行く。大学の先輩がガラス専門の画廊に就職し、我が家の近所で個展が有るから来ない?との事で。こないだちょっと連絡取ったけど会うのは2年ぶり?とかそんな感じのヒト。折角なので授業の後にたずねてみました。
そしたら現場には作家さんもいて。某一流デパートの屋上のギャラリーでやるって事でなんだか大物が出てくるかと思いきや若い女性でちょっと座ってお話とかしちゃったりして面白い人でした。
やっぱり美術の女の子はいいなぁ…という結論…(またかよ)。こないだおたくの後輩と合コンやったら失敗で…などという話はしませんでしたが今晩の献立について意見を聞いたりしていました。
作品は…抽象画をガラスでやる?って感じ。赤系のが結構好きかも。割合くすんだ(落ち着いた?)色が多く、若者っぽい感じがしません笑。作家さんは若いのになぁ…。
http://www.aianet.ne.jp/~enomoto/glass/program/60cahoots/cahoots.html
↑これは昔の作品のようですが(↑)こっちの方が僕は好きかも…とかゆっちゃったりして。
そしたら現場には作家さんもいて。某一流デパートの屋上のギャラリーでやるって事でなんだか大物が出てくるかと思いきや若い女性でちょっと座ってお話とかしちゃったりして面白い人でした。
やっぱり美術の女の子はいいなぁ…という結論…(またかよ)。こないだおたくの後輩と合コンやったら失敗で…などという話はしませんでしたが今晩の献立について意見を聞いたりしていました。
作品は…抽象画をガラスでやる?って感じ。赤系のが結構好きかも。割合くすんだ(落ち着いた?)色が多く、若者っぽい感じがしません笑。作家さんは若いのになぁ…。
http://www.aianet.ne.jp/~enomoto/glass/program/60cahoots/cahoots.html
↑これは昔の作品のようですが(↑)こっちの方が僕は好きかも…とかゆっちゃったりして。
「ザンヤルマの剣士」麻生 俊平
2005年5月22日 感想文。
富士見ファンタジア?はぁ?
って思ったりしてしまったりするのも無理はないように思えるのだが、これは違う。「食卓にビールを」と同じくらい違う。
…いや、全然違う「食卓」では例が悪すぎる。別に僕がオタク回帰しているわけでもない。ベッドの下から引っ張り出して再読しているだけだ。
どんな話かといえば要はドラえもんへのアンチテーゼ。というと喪黒さんを思い出しちゃったりしなくもないがそういう感じ。ただし別に上手く使えば幸福になれたのに、という筋ではなく(そんな感じでしたよね?)旧文明においてそれは単なる家電製品とか娯楽用の玩具であった、というのが面白いところ。
例えばコントローラーとかって自分の周りのものにひっつけて戦わせて遊ぶ玩具を現代人は人を操って何かをさせるように使ったりとか(古代はみんなそういう道具の影響を排除するようなバリアをもってたとか言う設定)。まぁ一部家電製品として何に使うのか非常に疑問なものがあったりしますが。光の右手とか。
そんな道具(ちなみにオーダーメイドなので何かの条件が合致しないと使えない)を見境なくばら撒くサンタ役の男が居て、それを止めようとする主人公の心がどんどん壊れていくような話です。みんな過ぎた力を得ると壊れていき、ハッピーエンドどころか結局ほぼみんな死ぬ(か再起不能か)。くらーーーい話。
最後だって「世に不正を働く人間がいて自分に裁く力があったらそれを見て見ぬ振りしているのはそれも罪」みたいな考えをした…まぁあながち「悪い人」とも言い切れない主人公のパロディ的な人物を止めようとしてまぁ多分主人公自身も死。
基本的にこの話の中で一番醜いのは道具の使用者の使用者(ボス)とか普通の人間だったりします。でも道具の使用者も結局は心が壊れていったりするのでもうみんな醜いです。
悲劇の書き方が上手いです。ってまぁ要するにTOGO産業編の美山の殺し方が上手い、ってことなんですけど(まぁあと最後か)。TOGO産業編はもうそのためだけに再読しちゃいます。ジェネラルとか既にどうでもいいし。
色々筆力が足りなかったりやっぱり富士見の限界なのかいきなりヲタ向けつーかファンタジーになってしまう所もありつつも、もし富士見以外から発刊されていたらもっと売れてたんじゃないかなぁと思ってしまったりします。あと分厚さをなんたらかんたらと言ってますが京極とか清涼院を読んでる身からすれば薄いですよ。
気づけば既に廃刊らしいです。あと最近のは芳しくないですね、書評とか見ると。僕はこういうものを最近は全然買ったりはしてないのでわかりませんが。古橋某のブラックロッドと並んでとても好きで、そのくせなんとなく残念シリーズ。
って思ったりしてしまったりするのも無理はないように思えるのだが、これは違う。「食卓にビールを」と同じくらい違う。
…いや、全然違う「食卓」では例が悪すぎる。別に僕がオタク回帰しているわけでもない。ベッドの下から引っ張り出して再読しているだけだ。
どんな話かといえば要はドラえもんへのアンチテーゼ。というと喪黒さんを思い出しちゃったりしなくもないがそういう感じ。ただし別に上手く使えば幸福になれたのに、という筋ではなく(そんな感じでしたよね?)旧文明においてそれは単なる家電製品とか娯楽用の玩具であった、というのが面白いところ。
例えばコントローラーとかって自分の周りのものにひっつけて戦わせて遊ぶ玩具を現代人は人を操って何かをさせるように使ったりとか(古代はみんなそういう道具の影響を排除するようなバリアをもってたとか言う設定)。まぁ一部家電製品として何に使うのか非常に疑問なものがあったりしますが。光の右手とか。
そんな道具(ちなみにオーダーメイドなので何かの条件が合致しないと使えない)を見境なくばら撒くサンタ役の男が居て、それを止めようとする主人公の心がどんどん壊れていくような話です。みんな過ぎた力を得ると壊れていき、ハッピーエンドどころか結局ほぼみんな死ぬ(か再起不能か)。くらーーーい話。
最後だって「世に不正を働く人間がいて自分に裁く力があったらそれを見て見ぬ振りしているのはそれも罪」みたいな考えをした…まぁあながち「悪い人」とも言い切れない主人公のパロディ的な人物を止めようとしてまぁ多分主人公自身も死。
基本的にこの話の中で一番醜いのは道具の使用者の使用者(ボス)とか普通の人間だったりします。でも道具の使用者も結局は心が壊れていったりするのでもうみんな醜いです。
悲劇の書き方が上手いです。ってまぁ要するにTOGO産業編の美山の殺し方が上手い、ってことなんですけど(まぁあと最後か)。TOGO産業編はもうそのためだけに再読しちゃいます。ジェネラルとか既にどうでもいいし。
色々筆力が足りなかったりやっぱり富士見の限界なのかいきなりヲタ向けつーかファンタジーになってしまう所もありつつも、もし富士見以外から発刊されていたらもっと売れてたんじゃないかなぁと思ってしまったりします。あと分厚さをなんたらかんたらと言ってますが京極とか清涼院を読んでる身からすれば薄いですよ。
気づけば既に廃刊らしいです。あと最近のは芳しくないですね、書評とか見ると。僕はこういうものを最近は全然買ったりはしてないのでわかりませんが。古橋某のブラックロッドと並んでとても好きで、そのくせなんとなく残念シリーズ。
久しぶりにゲームセンターが楽しかった。時々惰性で顔を出すのだけれど…最近はゲーム業界全体で縮んでいるといわれている中でもアーケードの縮みは酷くて回転は悪いしちっとも面白いゲームに出会わかった。
セイギノヒーローはコナミのガンシュー警官シリーズの続編。といっても自分で動くというシステムはなくなり、単に主人公が警察官というだけが継承されている。しかし独特の意味のわからない濃さは失われておらず、しかも前作はかなりやりこんだ(大学受験のときです)けど持ち時間が厳しくて計画的に死んだりせねばならずとてもじゃないけど普通の人がやって楽しいという感じではなかったのが今回はそんなこともなく、普通にやって普通に楽しいゲームになっていた。
一面は警官で秋葉原、二面は保安庁で不審船突入、三面は危ないデカのノリで地下鉄攻略、四面はSAT?で空港突入、五面は占拠された原発の解放、最終面は国会議事堂突入。コンテニューの嵐で全部見ました。
全部の面がそれぞれ熱く、よくわからない笑いが有り(公式HPとか…)、適度の難易度で…いいゲームです。やっぱ笑えるのがいい。最後の最後で敵の司令官がライデンになるのがウケました。はじくなよ。丁度コインも最後でかなり手に汗握るような最後でした。コナミって外すと同じジャンルでも物凄くはずすのにねぇ…。
あと鉄拳5もちゃんと稼動してるの初めてみたかも…ってこの二つのゲーム、多分出てから相当経ってますよね。でも鉄拳は相変わらずどうしようもなく鉄拳で、昔やりこんだ頃に居たキャラクターが復活してたりだとか技がそのまんまだったりとか…久しぶりに物凄くやりたくなりました。最近なんだか家でも久しぶりにゲームやりだしたしヲタク化してるかも…おぇ…。
セイギノヒーローはコナミのガンシュー警官シリーズの続編。といっても自分で動くというシステムはなくなり、単に主人公が警察官というだけが継承されている。しかし独特の意味のわからない濃さは失われておらず、しかも前作はかなりやりこんだ(大学受験のときです)けど持ち時間が厳しくて計画的に死んだりせねばならずとてもじゃないけど普通の人がやって楽しいという感じではなかったのが今回はそんなこともなく、普通にやって普通に楽しいゲームになっていた。
一面は警官で秋葉原、二面は保安庁で不審船突入、三面は危ないデカのノリで地下鉄攻略、四面はSAT?で空港突入、五面は占拠された原発の解放、最終面は国会議事堂突入。コンテニューの嵐で全部見ました。
全部の面がそれぞれ熱く、よくわからない笑いが有り(公式HPとか…)、適度の難易度で…いいゲームです。やっぱ笑えるのがいい。最後の最後で敵の司令官がライデンになるのがウケました。はじくなよ。丁度コインも最後でかなり手に汗握るような最後でした。コナミって外すと同じジャンルでも物凄くはずすのにねぇ…。
あと鉄拳5もちゃんと稼動してるの初めてみたかも…ってこの二つのゲーム、多分出てから相当経ってますよね。でも鉄拳は相変わらずどうしようもなく鉄拳で、昔やりこんだ頃に居たキャラクターが復活してたりだとか技がそのまんまだったりとか…久しぶりに物凄くやりたくなりました。最近なんだか家でも久しぶりにゲームやりだしたしヲタク化してるかも…おぇ…。
青山骨董通りで能(と言っても舞囃子と仕舞ですが)を見てきました。演目は野守、釆女、賀茂、胡蝶、安宅。途中で入って途中で抜けたんですが客席も明るかったのでちょいと恥ずかしかったり。しかしあのコンクリの外観、前々から気になってはいたんですが中は別世界ですね。舞台に廊下がなかった気がするけどそれ以外は照明もちゃんとあり、多分録音室であろうせり出してる中二階のような部屋もあり。そして舞台正面には据付のカメラもありました。
能を見たのは初めてですが皆面をつけずに舞って(という表現が正しいのか?)いたのに結構違和感。乏しい僕の知識では面有り=能、面無し=狂言、という風になっていたので。しかし受付の子達はみんなお行儀がよろしくて結構で御座いました(いや皮肉じゃありません。うちの後輩とかあそこまで客にきちんとできるのかなぁ…かなり疑問。
肝心の舞台の中身は…正直あんまわかりませんね。最初入った時にやってた仕舞はプロだったんですが…能って言葉がわからんのね(発声のせいかも)。歌舞伎は何言ってるか古代語なりに理解できた気がするんですが。
「安宅」の筋は超有名な弁慶のハッタリもの。歌舞伎の「勧進帳」の方が有名ですね(でも安宅の方が元ネタらしい。あとは知りませんでした。
あと一つ一つの動作がゆったりしているしあんまり刺激がないのですねぇ。ただ緊張感みたいなのはすごく有ってビシビシ来ました。
そして音楽。現代的に、民俗音楽として見れば物凄く異質だし面白い。なんていうかミニマル?時折入る金属的な笛の音と掛け声がアクセントになってトリップしそうです。
確かに能の主人公は花の精とか幽霊とかで現世のものではなく、その視点から見ればああいうある種アフリカの音楽のようなシャーマニスティック(うわっ英語かぶれ!)なミニマルミュージックにも霊性という意味で似てくるのも当然かもしれない、かと思ったり。ココまで書いてそういえば前述の大蔵なんとかさんはアフリカに行って現地の人々の打楽器の音色を聞いて心を打たれたとかなんか言っていましたね。やっぱり何かあるのかなぁ…。
たまには和のものが見たいと言い出した後輩を連れて行ったのですが7を見た後「あれって普段着ゴスロリ風なんだよね」って教えてあげたらやたら驚いてました。確かに顔とかもどう見ても和風だしなぁ…。
能を見たのは初めてですが皆面をつけずに舞って(という表現が正しいのか?)いたのに結構違和感。乏しい僕の知識では面有り=能、面無し=狂言、という風になっていたので。しかし受付の子達はみんなお行儀がよろしくて結構で御座いました(いや皮肉じゃありません。うちの後輩とかあそこまで客にきちんとできるのかなぁ…かなり疑問。
肝心の舞台の中身は…正直あんまわかりませんね。最初入った時にやってた仕舞はプロだったんですが…能って言葉がわからんのね(発声のせいかも)。歌舞伎は何言ってるか古代語なりに理解できた気がするんですが。
「安宅」の筋は超有名な弁慶のハッタリもの。歌舞伎の「勧進帳」の方が有名ですね(でも安宅の方が元ネタらしい。あとは知りませんでした。
あと一つ一つの動作がゆったりしているしあんまり刺激がないのですねぇ。ただ緊張感みたいなのはすごく有ってビシビシ来ました。
そして音楽。現代的に、民俗音楽として見れば物凄く異質だし面白い。なんていうかミニマル?時折入る金属的な笛の音と掛け声がアクセントになってトリップしそうです。
確かに能の主人公は花の精とか幽霊とかで現世のものではなく、その視点から見ればああいうある種アフリカの音楽のようなシャーマニスティック(うわっ英語かぶれ!)なミニマルミュージックにも霊性という意味で似てくるのも当然かもしれない、かと思ったり。ココまで書いてそういえば前述の大蔵なんとかさんはアフリカに行って現地の人々の打楽器の音色を聞いて心を打たれたとかなんか言っていましたね。やっぱり何かあるのかなぁ…。
たまには和のものが見たいと言い出した後輩を連れて行ったのですが7を見た後「あれって普段着ゴスロリ風なんだよね」って教えてあげたらやたら驚いてました。確かに顔とかもどう見ても和風だしなぁ…。
エメラルドカウボーイ
2005年2月25日 感想文。http://www.uplink.co.jp/emerald/
町山広美(放送作家・コラムニスト)
オレ人生をオレ主演オレマネーで映画化。
本物の銃を手にオレが銀幕で大暴れ。
早田英志、それは丸ごと男の夢。私の中の男もうずく!
…公式サイトより。まさにこのまま。主人公ハヤタさんはリボルバー片手に「俺について来い!」とか言いながらゲリラ相手に果敢に立ち向かいます。字幕で「この戦闘で味方3人、敵5人が死亡」とか「実際攻めてきたのは兵隊の服を着たゲリラだったがコロンビアではゲリラが敗走するシーンを描写する事は出来ない(この映画、コロンビアでも公開されてます)」とか。
まぁ、確かに突っ込みどころは満載です。奥さん泣かしたまんまだし息子とかもうひとりの娘とかいないかのような扱いだし4人の仲間の内一人いつの間にか行方不明だし(道化はカタカナ名前を覚えるのが死ぬほど苦手なせいで本読みなのに翻訳ものを読まないくらい駄目です。だからもしかしたらドサクサに紛れて死んだりしてるかも)。そもそも全編「俺カッコいい」だし。
でもそれでも実話が元だってのが面白かったです。まさに「カウボーイ」だし。でもやっぱりこの人みたいになりたいとは思えません。少なくとも家族は持てない。何かを得たらば何かを諦めねばならないのかもしれないとはいえね…。常時自動小銃持った護衛をずらっと従えないと歩けないっつうのは…(GTAみたいでかっこいいけど…本人そんなこと言ってらんないでしょ笑)。
ちなみに「ハリウッド製の模造拳銃より実銃の方が安いから撮影は全部実銃使用」とか逸話には事欠きません。ネタか?みたいな。
町山広美(放送作家・コラムニスト)
オレ人生をオレ主演オレマネーで映画化。
本物の銃を手にオレが銀幕で大暴れ。
早田英志、それは丸ごと男の夢。私の中の男もうずく!
…公式サイトより。まさにこのまま。主人公ハヤタさんはリボルバー片手に「俺について来い!」とか言いながらゲリラ相手に果敢に立ち向かいます。字幕で「この戦闘で味方3人、敵5人が死亡」とか「実際攻めてきたのは兵隊の服を着たゲリラだったがコロンビアではゲリラが敗走するシーンを描写する事は出来ない(この映画、コロンビアでも公開されてます)」とか。
まぁ、確かに突っ込みどころは満載です。奥さん泣かしたまんまだし息子とかもうひとりの娘とかいないかのような扱いだし4人の仲間の内一人いつの間にか行方不明だし(道化はカタカナ名前を覚えるのが死ぬほど苦手なせいで本読みなのに翻訳ものを読まないくらい駄目です。だからもしかしたらドサクサに紛れて死んだりしてるかも)。そもそも全編「俺カッコいい」だし。
でもそれでも実話が元だってのが面白かったです。まさに「カウボーイ」だし。でもやっぱりこの人みたいになりたいとは思えません。少なくとも家族は持てない。何かを得たらば何かを諦めねばならないのかもしれないとはいえね…。常時自動小銃持った護衛をずらっと従えないと歩けないっつうのは…(GTAみたいでかっこいいけど…本人そんなこと言ってらんないでしょ笑)。
ちなみに「ハリウッド製の模造拳銃より実銃の方が安いから撮影は全部実銃使用」とか逸話には事欠きません。ネタか?みたいな。
三上ちさ子(Fra-foa)@クアトロ
2005年2月4日 感想文。
駄目でした。勿体無いです。本人は歌上手いのに…。
まず客が全く乗ってませんでした。本人可哀想。「もっとさらけ出したいのに…」とか言ってました。そりゃ曲の終わりに拍手するだけの最前列を見たら…なんとなくドーム級ライブの三階席、ってイメージな客席。でもワンピに首輪ってのがよかったなぁ…。
しかしそれの原因の一つは間違いなく曲の駄目さ。なんかテンポも中途半端に速いしなんか微妙に流行を意識してる?よくわからない産業ロック。そして…ドラムはいいんだがベースの人が調弦狂ってるの気づかないままずーっと分散和音弾いてるので気が狂いそうになりました。単音で気づかないのは仕方ないにしろ分散やってりゃ気づくだろ。ありえません。
曲といえば最後にやったfra-foaの曲がよかったです。狂ってて。あれを聞いたからfra-foaのライブには行ってみようと思いました。
高い金払って短い時間(まぁソロの持ち曲がそんなにないせいかも)の内容の足りないライブ、かなり不満。途中で寝ました。
そうそう、ノリが悪かったのはイタい客が多かったせいかも知れません。ヲタ系。キモいです。
まず客が全く乗ってませんでした。本人可哀想。「もっとさらけ出したいのに…」とか言ってました。そりゃ曲の終わりに拍手するだけの最前列を見たら…なんとなくドーム級ライブの三階席、ってイメージな客席。でもワンピに首輪ってのがよかったなぁ…。
しかしそれの原因の一つは間違いなく曲の駄目さ。なんかテンポも中途半端に速いしなんか微妙に流行を意識してる?よくわからない産業ロック。そして…ドラムはいいんだがベースの人が調弦狂ってるの気づかないままずーっと分散和音弾いてるので気が狂いそうになりました。単音で気づかないのは仕方ないにしろ分散やってりゃ気づくだろ。ありえません。
曲といえば最後にやったfra-foaの曲がよかったです。狂ってて。あれを聞いたからfra-foaのライブには行ってみようと思いました。
高い金払って短い時間(まぁソロの持ち曲がそんなにないせいかも)の内容の足りないライブ、かなり不満。途中で寝ました。
そうそう、ノリが悪かったのはイタい客が多かったせいかも知れません。ヲタ系。キモいです。
Make your unique Make your self
2005年1月29日 感想文。 アクターズスタジオでシャロンストーンが恩師ロイロンドンに言われた言葉として。「あなたをユニークたらしめているものがあなたを作っている」。覚えとこう。
ところでシャロンストーンってなんであんな色気系なんですかね。いや、事実綺麗ですが…。老いかた(まだ老いというには早いか…)が美しい人だと思います。
ところでシャロンストーンってなんであんな色気系なんですかね。いや、事実綺麗ですが…。老いかた(まだ老いというには早いか…)が美しい人だと思います。
音を出す前の間に思いや祈りを込める。
…NHKの番組にゲストで出ていた鼓(つづみ)の大蔵正之助という人の言葉。深いなぁ…。
起きたらメールが入っていた。一つは「今日発表会があるんだけど暇なら来る?」というT花さんの、そしてもう一つはサークル&団体で一緒のN(3年間一緒だったのにほとんど喋らない)から昨年末やった録音の公演にこないか、という話。僕は参加できなかったから権利はないのだけれど本来の参加者が都合悪くなり、そして代役は風邪をひいてぼくにまで回ってきたわけです。
その二つは微妙に時間が重なってて、でも不可能でもなかったって事で両方いってきました。
T花さんのは行ってみたらまさに門下の発表会。客は10人前後という寂しさ。っていうかホント微妙です。受け付けT花母(美人。娘はこの方の血を引いてるから美人なんだなぁ…と思える。背高いし)だし。
演奏の方はメンデルスゾーンのコンチェルト1楽章が2回、プロコフィエフのコンチェルトの二番の3楽章、ベートーベンのコンチェルトの1楽章、サン=サーンスの序奏とロンドカプリッチョ、ラロのスペイン交響曲、ブルッフのスコットランド幻想曲、それにT花さんのハチャトゥリアンのコンチェルト1楽章。
…結構有名な人の門下だったんですが…みんな下手…。メンデルスゾーンなんかホント悲しい出来ですよ…倍率1倍台じゃ仕方ないのかなぁ…私立音大のレベルが低い、って言われてしまうのもわかる気がしました。T花さんは思ったより上手かった。他の人にがっかりだったせいもあるのかもしれないけど(笑。
あ、プロコフィエフ弾いた子はかなり上手かったな、でも。現代系の二人が上手くて元からメロディキレイな曲弾いた子は全滅ってのが悲しいです…。
T花さんの出番終了後、猛ダッシュで新宿方面のおっきい劇場へ。まぁそこの小ホールですけど。演劇は某有名作家(ある朝起きたら虫になっちゃってたヤツ書いた人)の未完の長編の舞台化でなんと途中に休憩挟んで3時間以上という舞台としても大作。もう公開されて結構経ってるにも関わらず空席はなく、ぎっちり。前評判も高かったみたいだし。
僕が入ったのは30分くらい経った後でしたがまぁ元が不条理系なのであんま違和感もなく楽しめました。つまんなかったけど。演技は上手いのに振り付けとかスジとかがつまらないのでどうしようもないんですよね。
不条理と片付けてしまえばそうだけれど別に大きな違和感があるわけじゃなくて登場人物が単に場当たり的に行動してるみたいに見えるし…。例えば…誰かに会いたくてどこかに移動してもその移動した先で何か事件が起こると会いたかった事全然忘れて(というより会いたかったという設定自体なかったみたいな)ほかの事始めちゃったりして。
役者さんもキレイな人多かったしなぁ…。残念。僕がいつも演劇を見ない、または見ても肯定的な事を言わないのは(といっても見る機会があるのは大概素人演劇なのだけれど)独特の台詞回しなどの「演劇臭さ」が嫌いなのと演技とか脚本が下手なのをやたら前衛方向に走っていこうとする事で誤魔化す人間が多いのが気に食わないからなので今回はそういう事はなかっただけに。
劇中の「役人」がそろいの衣装を着ているのを見て菊池秀行氏の魔界都市ブルースの中の一編を思い出しました。文句を言う毎に分裂してどんどん増えていくA氏の話。なんかそのイメージそのままの衣装だったもので。
ところで発表会なんですが、やっぱりヴァイオリンの会だからか僕が見た所までは一人を除いて演奏者も伴奏者も他全員が女の子だったわけです。それをほとんど客がいない中で僕は足を組んで見ていて…なんか倒錯というか、自分が金持ちで人を買いに来てるような気持ちになりました(笑。「お前ら順番になんか芸やってみろ、気に入ったら身請けしてやるぞ」みたいな…。
いや、そんな妄想に浸りたいとかじゃなくて本当に自然に。
帰宅後マックで買った電話しながらポテト頬張ってメッセにログオンしたら一気に三窓。大パニック。
BGM
・Late For the Sky / Jackson Browne
…もう書くのを止めてしまった誰かがこのブログで薦めていたアルバム。なんでそれだけで買おうと思ったのかはわからないけれどきっと何かスイッチになる言葉があったんだろう。
この時代の人は主にギターの音の細さからあまり好きじゃないのだけれどこれはかなり拾いもの。まさに名曲。他の収録曲もいい曲多いなぁ…。Fountain of Sorrowとか。
・アベルカイン / 特撮
…最近オーケンTVでみないなぁ…この曲のピアノとギターのざくざく感が好きです。
・
…NHKの番組にゲストで出ていた鼓(つづみ)の大蔵正之助という人の言葉。深いなぁ…。
起きたらメールが入っていた。一つは「今日発表会があるんだけど暇なら来る?」というT花さんの、そしてもう一つはサークル&団体で一緒のN(3年間一緒だったのにほとんど喋らない)から昨年末やった録音の公演にこないか、という話。僕は参加できなかったから権利はないのだけれど本来の参加者が都合悪くなり、そして代役は風邪をひいてぼくにまで回ってきたわけです。
その二つは微妙に時間が重なってて、でも不可能でもなかったって事で両方いってきました。
T花さんのは行ってみたらまさに門下の発表会。客は10人前後という寂しさ。っていうかホント微妙です。受け付けT花母(美人。娘はこの方の血を引いてるから美人なんだなぁ…と思える。背高いし)だし。
演奏の方はメンデルスゾーンのコンチェルト1楽章が2回、プロコフィエフのコンチェルトの二番の3楽章、ベートーベンのコンチェルトの1楽章、サン=サーンスの序奏とロンドカプリッチョ、ラロのスペイン交響曲、ブルッフのスコットランド幻想曲、それにT花さんのハチャトゥリアンのコンチェルト1楽章。
…結構有名な人の門下だったんですが…みんな下手…。メンデルスゾーンなんかホント悲しい出来ですよ…倍率1倍台じゃ仕方ないのかなぁ…私立音大のレベルが低い、って言われてしまうのもわかる気がしました。T花さんは思ったより上手かった。他の人にがっかりだったせいもあるのかもしれないけど(笑。
あ、プロコフィエフ弾いた子はかなり上手かったな、でも。現代系の二人が上手くて元からメロディキレイな曲弾いた子は全滅ってのが悲しいです…。
T花さんの出番終了後、猛ダッシュで新宿方面のおっきい劇場へ。まぁそこの小ホールですけど。演劇は某有名作家(ある朝起きたら虫になっちゃってたヤツ書いた人)の未完の長編の舞台化でなんと途中に休憩挟んで3時間以上という舞台としても大作。もう公開されて結構経ってるにも関わらず空席はなく、ぎっちり。前評判も高かったみたいだし。
僕が入ったのは30分くらい経った後でしたがまぁ元が不条理系なのであんま違和感もなく楽しめました。つまんなかったけど。演技は上手いのに振り付けとかスジとかがつまらないのでどうしようもないんですよね。
不条理と片付けてしまえばそうだけれど別に大きな違和感があるわけじゃなくて登場人物が単に場当たり的に行動してるみたいに見えるし…。例えば…誰かに会いたくてどこかに移動してもその移動した先で何か事件が起こると会いたかった事全然忘れて(というより会いたかったという設定自体なかったみたいな)ほかの事始めちゃったりして。
役者さんもキレイな人多かったしなぁ…。残念。僕がいつも演劇を見ない、または見ても肯定的な事を言わないのは(といっても見る機会があるのは大概素人演劇なのだけれど)独特の台詞回しなどの「演劇臭さ」が嫌いなのと演技とか脚本が下手なのをやたら前衛方向に走っていこうとする事で誤魔化す人間が多いのが気に食わないからなので今回はそういう事はなかっただけに。
劇中の「役人」がそろいの衣装を着ているのを見て菊池秀行氏の魔界都市ブルースの中の一編を思い出しました。文句を言う毎に分裂してどんどん増えていくA氏の話。なんかそのイメージそのままの衣装だったもので。
ところで発表会なんですが、やっぱりヴァイオリンの会だからか僕が見た所までは一人を除いて演奏者も伴奏者も他全員が女の子だったわけです。それをほとんど客がいない中で僕は足を組んで見ていて…なんか倒錯というか、自分が金持ちで人を買いに来てるような気持ちになりました(笑。「お前ら順番になんか芸やってみろ、気に入ったら身請けしてやるぞ」みたいな…。
いや、そんな妄想に浸りたいとかじゃなくて本当に自然に。
帰宅後マックで買った電話しながらポテト頬張ってメッセにログオンしたら一気に三窓。大パニック。
BGM
・Late For the Sky / Jackson Browne
…もう書くのを止めてしまった誰かがこのブログで薦めていたアルバム。なんでそれだけで買おうと思ったのかはわからないけれどきっと何かスイッチになる言葉があったんだろう。
この時代の人は主にギターの音の細さからあまり好きじゃないのだけれどこれはかなり拾いもの。まさに名曲。他の収録曲もいい曲多いなぁ…。Fountain of Sorrowとか。
・アベルカイン / 特撮
…最近オーケンTVでみないなぁ…この曲のピアノとギターのざくざく感が好きです。
・
例の切り貼りレポート提出。テストの中身まで発表して授業は終わりました。僕は今日中に返却しなきゃいけない本があったのでそれどころではなく、ずっと読んでいました。授業はなんだかよくわかりません。集中していたので。
戦争報道。ぱっとタイトルと中身の流し読みで選んだ割には悪くないですが途中なんかブンガク論のようになってしまっているのが残念。開高健に対する三島の批判とかなんとか。
将来的にネットでの情報量がPR会社やその他が演出する悪意あるウソや真実からは遠い情報が既存のマスコミによって「真実」とされていく事に対するカウンターになるのではないか、という希望的観測には僕はとても懐疑的です。まぁ本人だってそんな楽観して書いているわけではないからいいんですが…。
前々からネットの発達によって個人が自由に情報を引き出せて便利だなぁ、という論調には僕は疑問で…つまり確かに今の日本ではネット環境がある程度整ってもはや10年前のような「インターネットはオタクのもの」という考えは完全に駆逐されたようには思うのだけれど、まだ自分でクロールして情報を集める事をやってる人間はそこまでいない。
ネットは完全な能動社会?で自分が声を発しないと自分の存在すら空気みたいなものだし情報を集めるのだって「集めよう」と思って色々見てまわらないと集まらない。そしてそれにはとても時間がかかる。僕のように暇な学生ならいいのだろうけれど、普通に暮らしている人にそこまでの時間と気力があるかは.。。。どうなんだろうねぇ。
物凄く簡単に言って、例えば僕がここで一念発起して「ウイダー」のプロテインはまずい、というHPを立ち上げてある程度のヒット数を稼ぐとする。でもプロテイン買う前に検索して色々な評判を見てから買う人はいるのだろうか?ってこと。やったとしてもほとんどがGoogleの「I’m feelin’ Lucky」を手動でやってるのとそう変わらないんじゃないかなぁ。確かに全くやらないよりはウイダーの評判が落ちる可能性はあるし無駄ではないのだろうけれど。
ああそうそう、コーラ。買ったコーラ、床に落としたんですよ。でもまぁ大丈夫かなぁと思って、ただちょっと心配だったから口に近づけてキャップはずしたんですよね。そしたら爆発しましてね。顔面に浴びたわけです。漫画かよ。
そのまま爆発的奔流は続き僕の服もシャツも台無しです。床にもべとべとの液体が。ごめんなさい。ホントごめんなさい。でも事務に雑巾くれって言いに行ったら「自分で用意してもらわないと」って。雑巾って用意できるものなのかなぁ…。こっちは悪かったと思ってるし掃除する気だったのに一瞬でそんな気は失せました。いや、持ってる限りのティッシュとかで掃除はしたんですけれども。
結局ひとしきり収まってペット見たら半分くらいしか残ってませんでした。後は全部飛び出たようです。マジですか。やってられません。
授業後やる事もなく(S井新彼女お披露目、って話もあったけど彼女拒否によりポシャ)恵比寿へ。T子さんが現れる、ってな噂を聞いて丁度他に客もいなかったしだらだら話をしつつ待つ。しかし一向に現れないし流石に3時間くらい立ちっぱなしだったので諦め、帰宅。
…のつもりがまたもY。最近恵比寿の帰りに物凄い確率で会う気がする。しかも何故か電話がかかってきて集合。なんでかは謎…というか気に掛けてくれたみたい。ありえない。自分が仕事忙しいのにわざわざ僕なんかを気遣ってくれるのはありがたいことです。
最寄駅にて乾杯。色々話…をしようと思ったらYの彼女から帰宅したら家の鍵が開いてた、という電話。掛け忘れたかもだけど泥棒かもしれないので…といって彼女物凄い怯えてた(みたい)。最初はいさめて切ったんだけど彼女が「家に来て」てな電話をしてきて、あとであとで…等と答えてもまたすぐ掛けなおしてきて結局電車もないのに彼はタクシーで彼女の家に向かっていきました。「わがままは少ない子なんだけどなぁ…」って言ってました。まぁたまにはいいじゃないですか等と言って解散。ちょっと早めでしたね。
BGM
K. / 最後のサイダー
Mark Knopfler / One more martini
Loudness / In the mirror
Vrain / No Place To Run
…ガチXモドキのアマチュア?ヘビメタバンド(と評すると本人は絶対怒ると思う。一番最初の編成ではヴォーカルが物凄くXで(音質が余りよくないこともあり「Xの未発表音源だ」と言ったら何人も引っかかったほどよく似ている)バックもかなり上手くいい演奏だった。
ずっとチェックしてるわけでもないが僕が知る限りその後変わった2人のVoは上手いどころか物凄く下手、バンドの中心人物が曲を書いてるようなんだけどやっぱり音域を高く設定しているせいで歌える人間が限られるのはわからないではないのだけれど声が出るだけの素人になってしまっていたたまれない(同じ曲の音源を並べておいておくのは惨い)。
ドラムは手数が凄い。上手いかはわからん。味とかは無い気がするけどとりあえずこの手数で安定したテンポ刻めるのはえらい。曲も上手いと思います。Xな雰囲気(化粧とかも…)だけど実は全くパクってるわけでもなんでもないので文句も言えません。言いませんけど。でもま、「古臭い」バンドですね。僕はそれが好きなんですが。
一時期ドラム氏は2ちゃんねるに降臨して大暴れしてた記憶があります。
戦争報道。ぱっとタイトルと中身の流し読みで選んだ割には悪くないですが途中なんかブンガク論のようになってしまっているのが残念。開高健に対する三島の批判とかなんとか。
将来的にネットでの情報量がPR会社やその他が演出する悪意あるウソや真実からは遠い情報が既存のマスコミによって「真実」とされていく事に対するカウンターになるのではないか、という希望的観測には僕はとても懐疑的です。まぁ本人だってそんな楽観して書いているわけではないからいいんですが…。
前々からネットの発達によって個人が自由に情報を引き出せて便利だなぁ、という論調には僕は疑問で…つまり確かに今の日本ではネット環境がある程度整ってもはや10年前のような「インターネットはオタクのもの」という考えは完全に駆逐されたようには思うのだけれど、まだ自分でクロールして情報を集める事をやってる人間はそこまでいない。
ネットは完全な能動社会?で自分が声を発しないと自分の存在すら空気みたいなものだし情報を集めるのだって「集めよう」と思って色々見てまわらないと集まらない。そしてそれにはとても時間がかかる。僕のように暇な学生ならいいのだろうけれど、普通に暮らしている人にそこまでの時間と気力があるかは.。。。どうなんだろうねぇ。
物凄く簡単に言って、例えば僕がここで一念発起して「ウイダー」のプロテインはまずい、というHPを立ち上げてある程度のヒット数を稼ぐとする。でもプロテイン買う前に検索して色々な評判を見てから買う人はいるのだろうか?ってこと。やったとしてもほとんどがGoogleの「I’m feelin’ Lucky」を手動でやってるのとそう変わらないんじゃないかなぁ。確かに全くやらないよりはウイダーの評判が落ちる可能性はあるし無駄ではないのだろうけれど。
ああそうそう、コーラ。買ったコーラ、床に落としたんですよ。でもまぁ大丈夫かなぁと思って、ただちょっと心配だったから口に近づけてキャップはずしたんですよね。そしたら爆発しましてね。顔面に浴びたわけです。漫画かよ。
そのまま爆発的奔流は続き僕の服もシャツも台無しです。床にもべとべとの液体が。ごめんなさい。ホントごめんなさい。でも事務に雑巾くれって言いに行ったら「自分で用意してもらわないと」って。雑巾って用意できるものなのかなぁ…。こっちは悪かったと思ってるし掃除する気だったのに一瞬でそんな気は失せました。いや、持ってる限りのティッシュとかで掃除はしたんですけれども。
結局ひとしきり収まってペット見たら半分くらいしか残ってませんでした。後は全部飛び出たようです。マジですか。やってられません。
授業後やる事もなく(S井新彼女お披露目、って話もあったけど彼女拒否によりポシャ)恵比寿へ。T子さんが現れる、ってな噂を聞いて丁度他に客もいなかったしだらだら話をしつつ待つ。しかし一向に現れないし流石に3時間くらい立ちっぱなしだったので諦め、帰宅。
…のつもりがまたもY。最近恵比寿の帰りに物凄い確率で会う気がする。しかも何故か電話がかかってきて集合。なんでかは謎…というか気に掛けてくれたみたい。ありえない。自分が仕事忙しいのにわざわざ僕なんかを気遣ってくれるのはありがたいことです。
最寄駅にて乾杯。色々話…をしようと思ったらYの彼女から帰宅したら家の鍵が開いてた、という電話。掛け忘れたかもだけど泥棒かもしれないので…といって彼女物凄い怯えてた(みたい)。最初はいさめて切ったんだけど彼女が「家に来て」てな電話をしてきて、あとであとで…等と答えてもまたすぐ掛けなおしてきて結局電車もないのに彼はタクシーで彼女の家に向かっていきました。「わがままは少ない子なんだけどなぁ…」って言ってました。まぁたまにはいいじゃないですか等と言って解散。ちょっと早めでしたね。
BGM
K. / 最後のサイダー
Mark Knopfler / One more martini
Loudness / In the mirror
Vrain / No Place To Run
…ガチXモドキのアマチュア?ヘビメタバンド(と評すると本人は絶対怒ると思う。一番最初の編成ではヴォーカルが物凄くXで(音質が余りよくないこともあり「Xの未発表音源だ」と言ったら何人も引っかかったほどよく似ている)バックもかなり上手くいい演奏だった。
ずっとチェックしてるわけでもないが僕が知る限りその後変わった2人のVoは上手いどころか物凄く下手、バンドの中心人物が曲を書いてるようなんだけどやっぱり音域を高く設定しているせいで歌える人間が限られるのはわからないではないのだけれど声が出るだけの素人になってしまっていたたまれない(同じ曲の音源を並べておいておくのは惨い)。
ドラムは手数が凄い。上手いかはわからん。味とかは無い気がするけどとりあえずこの手数で安定したテンポ刻めるのはえらい。曲も上手いと思います。Xな雰囲気(化粧とかも…)だけど実は全くパクってるわけでもなんでもないので文句も言えません。言いませんけど。でもま、「古臭い」バンドですね。僕はそれが好きなんですが。
一時期ドラム氏は2ちゃんねるに降臨して大暴れしてた記憶があります。