「しっかり地を踏みしめて、でも真上を見て。」
2006年1月23日 考え事 さて、激務週間の幕開けです。それに相応しく今日の帰宅はなし。
…ってそれ意味わかんねーし。いや、単に帰宅が0時を回ってみただけですよ。要するに恵比寿で飲んでいたらあっさり終電が居なくなっていました。困ったもんです。マジ鼻差だったのが更に涙を誘いますね。しかも別に激務と何の関係も無い自主練だったりするからまたひとつ自分を追い詰めた事を感じている今日この頃。
さて、何をしていたかといえば恵比寿で社長と語らっていました。一時引退(社長業専念)説も囁かれた社長はやっぱり現場が楽しいらしく最近(でもないか、ここ1年くらい)復帰して主にガチガチのショットバーのフロアをやっとります。んで僕は大体いつも下の階で若い子(つうても勿論年上ですが)相手にクダを巻いているような感じなんですが時折上に上がって社長と語らうのです。今日みたいなのも4ヶ月とかぶりで。
大体は他にお客さん居るし、そうすると勿論彼は「バーテンダー」の役目を果たす。なんか不思議と僕が上にあがると他のお客さんは消えるんだけど(これについてはもうここ3年くらいのジンクスなので向こうも笑うしかない…「道化が来る時は客が居ない時か居ても客が一斉に帰る」…ってそれまるで僕は臭うホームレスですな。)。
まぁそれはともかく今日なんかはお客さんが早めに切れて「ああまた道化効果」などといわれつつ彼とちゃんと話すことが出来た。夢について。僕が彼を格好いいと思うのは夢とそれを叶える為の熱情を持っているからなんだけれど彼は今新しい夢に燃えている最中で。一方僕は日々の事には全力でぶつかってるつもりだけど「これをやってなにをやりたいんだろう(って書くと意味わかんないな…要するに「これを一生懸命自分がやれるのは何故なのか」って事かな)」って事がわからない。例えば「君の夢は何?」って前この社長に問われた時に全然答えられなかった。別にシャイだから口に出すのもはばかられる、とかそういう事じゃなくて正直全然そんなこと考えてなかった。
僕は現実主義者だし色々と凍っているから、って答えもあるのかもしれない。こう書くとずいぶんアレだけど僕は小賢しく出来ているので大体の事に別に頑張るとかそういう必要すらなかった。夢なんか見る前に足元固めろよ、って言いたくなる相手もいた。大概がそう。現実を見ない理想主義者は嫌い(って好きなやつはいないよね)だしそうはなりたくないと思っていたけれどでも何故か最近夢を持ちたいな、と思うようになっている。それはFire(D通内定幼馴染女)の影響もあるだろうし社長の影響もある。他にも色々有るんだろう、多分。そしてそんな夢に焦がれたい。人生を捧げたい。そんな事を思う。
まぁまぁそんな事を話していた途中に出たのがタイトルの言葉。正確に思い出せないけど要約すると「人生なんて最初っから見晴らしがいいものじゃない。一つ山を登ってそこからしか見えない景色なんて幾らでもあるしそれは登ってみないことには存在するかしないかすらわからない。次の山があるのかないのかすらも。だから究極の叶わない存在としての夢じゃなくて手近な目標をこなす事が一番大切。」とかね。
目標を持つ、なんていうと凄く簡単な事な気がしちゃうけど「自分の持つ資源をどう効率的に配分しようか」という事を一番に考えてしまう、ってのが目標を持たない人間と彼は言った。それはもう引き算で、ダメな人間だと。
そして彼はこうも言った。「僕は確実に今、君の年だった時の自分よりもいい景色(上の例えでね)を見ている自信が有るし、今の目標に焦がれている」。その為にも一つ一つの事をきっちりこなし、ステージをあげていく事だと。そうすれば徐々に景色はよくなる。今君が凄いと思って見ている上司や何かと同じ景色を見れる日も来る。そこから考えるのでも君が歩んでる道の上では遅くはない、ピークが早いスポーツ選手じゃないんだから。
そうだそうだ、彼が言っていたこともう一つ。「今の君の年の人と比べたら僕が持ってる選択肢は絶対に少ない。100個夢があって今から目指したら99個は君が先に手に収めるだろう。だけど僕には100個の中の1個だけだけどバーテンとか飲食とかの世界で君よりアドバンテージを持っている。そして僕にはその夢への道筋が見えているんだ」。そんなことも。
焦がれている!なんとうらやましいことなんだろう。僕だって今やってる仕事はとても楽しいと思うし今見てる上司の頭を越したいと思っているけれどとても焦がれている、などとは言えない。
景色、か…と本気で考えてしまいましたよ。確かに今の僕にはなんの景色も見えていない。背伸びしてぼやけた景色を見ようとする前にやる事はあるのかもしれない。
終電なくしてタクシー帰宅(高いって!)の意味もあったと思える美味い酒でありましたよ。
あ、そうだ今日はやっと喫煙室で榊さんに会えたのに全然喋れず。2人しかいないから気まずい気まずい。僕だけじゃなくあっちもやたら離れた所に座ってやたら無意味にタバコを口に持ってから灰になっちゃうんだけどあんた近くに灰皿ないよね、って感じだし、で面白かったです。やっぱ動揺してたな、みたいな(っていうか何観察してるんだ、みたいな)。ってどんなトコに楽しみ見つけてるんだ自分。ちゃんと声かけなきゃ…なんもすすまない…。うう。
今日学んだこと:すい臓の「すい」は漢字で書くと「膵」。何年ぶりだろ。本気で全く読み方の想像もつかない字に出会ったのは。
[相当飲んでますよ、人生初70度ストレート。]
…ってそれ意味わかんねーし。いや、単に帰宅が0時を回ってみただけですよ。要するに恵比寿で飲んでいたらあっさり終電が居なくなっていました。困ったもんです。マジ鼻差だったのが更に涙を誘いますね。しかも別に激務と何の関係も無い自主練だったりするからまたひとつ自分を追い詰めた事を感じている今日この頃。
さて、何をしていたかといえば恵比寿で社長と語らっていました。一時引退(社長業専念)説も囁かれた社長はやっぱり現場が楽しいらしく最近(でもないか、ここ1年くらい)復帰して主にガチガチのショットバーのフロアをやっとります。んで僕は大体いつも下の階で若い子(つうても勿論年上ですが)相手にクダを巻いているような感じなんですが時折上に上がって社長と語らうのです。今日みたいなのも4ヶ月とかぶりで。
大体は他にお客さん居るし、そうすると勿論彼は「バーテンダー」の役目を果たす。なんか不思議と僕が上にあがると他のお客さんは消えるんだけど(これについてはもうここ3年くらいのジンクスなので向こうも笑うしかない…「道化が来る時は客が居ない時か居ても客が一斉に帰る」…ってそれまるで僕は臭うホームレスですな。)。
まぁそれはともかく今日なんかはお客さんが早めに切れて「ああまた道化効果」などといわれつつ彼とちゃんと話すことが出来た。夢について。僕が彼を格好いいと思うのは夢とそれを叶える為の熱情を持っているからなんだけれど彼は今新しい夢に燃えている最中で。一方僕は日々の事には全力でぶつかってるつもりだけど「これをやってなにをやりたいんだろう(って書くと意味わかんないな…要するに「これを一生懸命自分がやれるのは何故なのか」って事かな)」って事がわからない。例えば「君の夢は何?」って前この社長に問われた時に全然答えられなかった。別にシャイだから口に出すのもはばかられる、とかそういう事じゃなくて正直全然そんなこと考えてなかった。
僕は現実主義者だし色々と凍っているから、って答えもあるのかもしれない。こう書くとずいぶんアレだけど僕は小賢しく出来ているので大体の事に別に頑張るとかそういう必要すらなかった。夢なんか見る前に足元固めろよ、って言いたくなる相手もいた。大概がそう。現実を見ない理想主義者は嫌い(って好きなやつはいないよね)だしそうはなりたくないと思っていたけれどでも何故か最近夢を持ちたいな、と思うようになっている。それはFire(D通内定幼馴染女)の影響もあるだろうし社長の影響もある。他にも色々有るんだろう、多分。そしてそんな夢に焦がれたい。人生を捧げたい。そんな事を思う。
まぁまぁそんな事を話していた途中に出たのがタイトルの言葉。正確に思い出せないけど要約すると「人生なんて最初っから見晴らしがいいものじゃない。一つ山を登ってそこからしか見えない景色なんて幾らでもあるしそれは登ってみないことには存在するかしないかすらわからない。次の山があるのかないのかすらも。だから究極の叶わない存在としての夢じゃなくて手近な目標をこなす事が一番大切。」とかね。
目標を持つ、なんていうと凄く簡単な事な気がしちゃうけど「自分の持つ資源をどう効率的に配分しようか」という事を一番に考えてしまう、ってのが目標を持たない人間と彼は言った。それはもう引き算で、ダメな人間だと。
そして彼はこうも言った。「僕は確実に今、君の年だった時の自分よりもいい景色(上の例えでね)を見ている自信が有るし、今の目標に焦がれている」。その為にも一つ一つの事をきっちりこなし、ステージをあげていく事だと。そうすれば徐々に景色はよくなる。今君が凄いと思って見ている上司や何かと同じ景色を見れる日も来る。そこから考えるのでも君が歩んでる道の上では遅くはない、ピークが早いスポーツ選手じゃないんだから。
そうだそうだ、彼が言っていたこともう一つ。「今の君の年の人と比べたら僕が持ってる選択肢は絶対に少ない。100個夢があって今から目指したら99個は君が先に手に収めるだろう。だけど僕には100個の中の1個だけだけどバーテンとか飲食とかの世界で君よりアドバンテージを持っている。そして僕にはその夢への道筋が見えているんだ」。そんなことも。
焦がれている!なんとうらやましいことなんだろう。僕だって今やってる仕事はとても楽しいと思うし今見てる上司の頭を越したいと思っているけれどとても焦がれている、などとは言えない。
景色、か…と本気で考えてしまいましたよ。確かに今の僕にはなんの景色も見えていない。背伸びしてぼやけた景色を見ようとする前にやる事はあるのかもしれない。
終電なくしてタクシー帰宅(高いって!)の意味もあったと思える美味い酒でありましたよ。
あ、そうだ今日はやっと喫煙室で榊さんに会えたのに全然喋れず。2人しかいないから気まずい気まずい。僕だけじゃなくあっちもやたら離れた所に座ってやたら無意味にタバコを口に持ってから灰になっちゃうんだけどあんた近くに灰皿ないよね、って感じだし、で面白かったです。やっぱ動揺してたな、みたいな(っていうか何観察してるんだ、みたいな)。ってどんなトコに楽しみ見つけてるんだ自分。ちゃんと声かけなきゃ…なんもすすまない…。うう。
今日学んだこと:すい臓の「すい」は漢字で書くと「膵」。何年ぶりだろ。本気で全く読み方の想像もつかない字に出会ったのは。
[相当飲んでますよ、人生初70度ストレート。]