エコナチ

2006年1月6日 日常
 という言葉を仕事中にはじめて知った。過激な主張をする環境保護団体を揶揄してこういうんだそうな。言葉としてあまりにハマっていて笑った。僕は自然は好きだが(ほら、夏には登山してるし)環境保護団体といわれているモノをやっている友達も知り合いも居ない。だからかもしれないけれどあまりいい印象をもっていない。なんかよく捕鯨船に特攻してるよな、って感じ。ていうかあいつらマスコミ写りが上手だよな、みたいな。追っ払われてるのを撮らせて弱者の権力…ってそれそのまんま左翼のヤリクチでんがな。もっと洗練されているけれど。ってかこの間辞めちゃったうちのグローバルの偉い人は緑豆をやってたとか言ってたようないってなかったような。まぁ広告というかPRとして短期的にみるなら成功でしょうね。日本でも一時期ブームになりましたがやっぱり彼らの主張は極端だったので反発を招いたんだろうなとか思う次第です。いや、流行ってた頃とか子どもだったしなぁ…。詳しい事はわからんですよ。

 今年の目標は考えれば考えるだけ増える。去年と同じレベルまで下げて(下げる、という表現が正しいかはおいておくとして)考えてみれば例えば
・T1とバンドをやる(トリオで)
 というかライブを春にはやりたいですもうひとりは最悪ゲスト扱いでもいいので、ってこととか。あと
・3月のライブで恥ずかしいことしない
 ってのもあるしね。

資金計画としては学費で50、時計で50、春には旅行したいので10・・・あれ?たんなくない?だって給料なんていくら高いって言っても13とかそんなもんだし。毎月貯めれて8やそこら。いや、それだけでもたいした額なんだけど100万貯めるのに今年だけじゃ無理でしょー。どうしよう…一発あてるか。って別に学費は今年じゃなくてもいいんだけど…。貯金もそろそろ習慣としてはじめたほうがいいような気もしないでもないし(年齢×10万くらいはもっとけと言われたりする)。まぁ正社員になれれば100は貯まるかもしれない。うん。っていうか今の時計、ベルトがぼろぼろなんだけどぼろぼろすぎて店で出す事すらためらわれる…。うう。とりあえず3月まで・・・って給料でるの2回か。まぁそれで10万貯めます。とりあえず春旅行用で。

 そうそう、シャロンが倒れたらしいですね。あーこんなときに、ってたぶん本人も周囲もみんな天を恨んでいることでしょう。選挙が近くて丁度新党創って、って感じでまぁ本人忙しかったりしたのもきっと原因としてあるんだろうけどそれでもここからやっと、と思っていただろうに。ネタニヤフがリクード党首とか言っても彼も彼でもうダメダメだし(いまだにパレスチナぶっ殺すとか言ってたらダメでしょう…)労働党なんてもう全然でしょう、ペレス負けちゃうし。っていうか右派の方が理想主義的(だよね?)ってどうなんだ?唯一中東戦争の英雄だったシャロンだけが多分元軍人という事で極右(知らないけど警察と軍は大体保守でしょ)を押さえて現実的な路線を歩めただろうに。そして彼自身はきっと老いによって舞台から退かねばならず(こういう発表で絶望的なことを言うのはかなり悪い証拠でしょう)、
それが悔しいだろうなと思う。せめて暗殺されればそれをもってまさに最期の奉公というか自分の後継ぎの支持を(いまいくら足りなくても)高める事が出来るし他にも色々な利点があっただろう。しかし自国民からの暗殺を押さえる力がなくては大胆な事が出来ない、というのは悲しい事ですよね。誰であれ国のために行動していることは確かだろうに。
パレスチナはパレスチナで国民評議会(だっけ)は世代分裂してるしそもそもPLO自体がやっぱり「アラブの鷹」ヤセルおじさんがいないせいかハマスに選挙で負けちゃったりしてるしもうめちゃくちゃですね。これでまぁ平等に権力が新世代へ、ってな事にもなるんでしょうが…それにしても・・・。また自爆テロとか
増えるんでしょうね。普通の貧乏な人の自爆という最後の自己主張の手段が政治がらみで増えたり減ったりするのもまた悲しい話ですが。パレスチナ側だって今死んではほしくなかっただろうなぁ…。今更ほかに誰と交渉すればいいんだ…。ハマスが参加した政権ですら認めてくれる上に現実的な行動力があるなんてほかにいないでしょう…。

・・・って不正蓄財疑惑で追っかけまわされてたみたいだけど死んだフリしてセーシェルに逃げるとかないよね…。
しかしこの人が気になって仕事になりません。っていうか新年だから仕事がない。明日は急遽お休みになりました。っていうか今日本来なら休みなのに勘違いして出てきちゃっただけだし…。

 いやな話続きですが三浦敬三さんも亡くなったようです。こちらは101歳だから大往生といえるんでしょうが(99歳とかで登山とかやってたし)。

 あーそうそう、今日はcooのライブでしたよ。トリオだったってのもありでベースが凄い動いててそれを眺めて面白かったですわ。相変わらずいい声してますね。COCCOにしろfra-foaにしろ幸せになってダメになっちゃった感があるのでこの人みたいに一皮剥けてもまだうまくやれてるのは嬉しいことです。MC聞いててやっぱ明るくなったなぁ…と思うことしきり。でも帰り道にちょっと会釈したらなんか凄いびっくりしてたような。ええ、威圧感のある格好ですみません。
Load Of War ★★★★☆
 今日は年始であんまりにも暇なので休みを貰え、突然という事でとりあえず見たかったけど見れないだろうなぁと思っていたLoad Of Warを見に行きました。ニコラスケイジ主演。

 内容は…まぁ武器商人の自伝みたいなもんですかね。面白かったです。でも日活とか儲かって無いせいか予告をやたらめったら入れるのは止めてほしい。流石に20分は長い。んで客はシルバー層が多かったかな?最近は60歳以上はいつでも1000円らしいので結構時間つぶしとしてくる人も多いんじゃ無いだろうか、などと思いつつ。まぁ時期のせいかもしれないけれどそれにしても他にたいして有力な映画も公開されて居ない(多分)なかで上映館も悪くないのになんでこんな客いないかなぁ…と思ったけれどやたら宣伝少ないのはインディペンデント(ハリウッド化と思ったけど拒否されたんだってさ。結局華氏911やったところとかが配給したとか。話は違うけど公式ブログはおもしろいです。武器商人に会いに行こうとしてアポ取ったら会う前に暗殺されたとか笑)。

 なんかわざと場にそぐわない変な台詞(ウクライナで戦車を見て回っている最中に兵隊に「5台買ってくれたら1台おまけだよ」とか言われたり)とか不時着して一日飛行機ほっといたら全部解体されて持っていかれちゃったりとか撃ってるカラシニコフの音がキャッシャーの音になったり(これは今の日本人にはわからないジョークじゃないのかねぇ…)そういうナンセンスな面白さがそこここに散りばめられていてとても黒くていい感じ。
  
 そして監督はガタカの人らしいけど(ちなみにガタカは昔見た気がするけど全然面白くなかったような)お約束の使い方がうまい。テントが白いのはもう絶対赤くなる予感がするし叔父さんが吹っ飛ばされるのだってあのカットの視点つうかフレーミングでもうすぐわかるし。あーこの辺は監督つうよりカメラマンが上手いのかな?よくわからないけれど。あとさりげなく先輩武器商人役のイアン・ホルム(IMDB万歳!)さんが不敵な感じでよかった。年取ったらああなりたいもんです。アフリカで射殺はごめんですけれど。っていうかなんで名前載って無いかな、そもそも英語の公式サイトも見つからんし。

 まぁそんな感じ。前半は弱者を笑うというかそんな幸せな黒さが有ったのだけれどそれがどんどん自分に返ってきて結局両親にまで「息子は死んだ」とか言われちゃって裏工作で釈放されるのにちっとも嬉しそうじゃない彼の姿がとても印象に残りましたとさ。しかしこれでもっと残酷になったりとかそういった事はなさそうなのがねぇ…。境遇の変化に対して仕事ぶりはあんま変化してなさそうな感じのラストでした。あと弟は男前でした。

 追記。IMDBによると戦車を並べたシーンはNATOに撮影前に通告したそうです。配置によってどっかに戦争しかける動きじゃないかと勘違いされるかもしれなかったから。うわー。あ、あと画像は公式ブログにあった没ポスター案。僕は絶対こっちの方がかっこいいとおもますよ。タイトルも押されてたという「アメリカン・ビジネス」の方がよかったんじゃないかなぁ…。

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