ふと思った。金をある程度持った人間のみがきちんとした教育を受けられ、そしてその「教育」とやらが確かに色々なレベルに於いて人格形成に役立つとする。
そしてアメリカは資本(民主)主義が一番進んだ国だとする。
資本主義の性質として時が経つにつれ「少数の金持ちと多数の貧乏人」という階層が生まれる。この数の差は資本(民主)主義が徹底される(時代が経つ)につれ広がっていく(日本はそういう意味でアメリカ化しつつあるといわれている)。こういう階層が生まれる理由は世代間での有形無形の資産の継承が可能でしかも基本的に金持ちほどリスクをとらない選択肢を持ちうるからそこから転落しづらいという事(つまり生まれた時点でのスタートがどんどん平等ではなくなってくる)。
そうすると高度な教育を受けた人間(=金持ち)の比率というのは民主主義が進むにつれどんどん減っていく計算になる。しかし民主主義は「数が多い人間のいう事をみんなが聞く」というものなわけだから民主主義化がある程度進むと教育を受けていない人間の比率が一定に達した結果「教育を受けて金を持っている人種」を放逐するのではないか、という話。
特に単純に頭数で決まる「選挙」というものではっきりこういう事が表出するよね、って話。その人が例えば候補者の名前すら読めなくてもまったく問題はないわけですよ。
アメリカの選挙のことを考えていて。つまりあの国は(元からタフ&マッチョ志向だし馬鹿多いけど)そういう「弱者」の比率が今すごく高く、そういう人間にも理解できる「感情」とか「信仰心」に訴えたブッシュは勝ち、理性に訴えたケリーは負けたって事なのかなと。母数が既にケリーに不利だったというか…。
そんな輪廻が起こる事が民主主義のひょっとしたら限界なのかな、と。まぁ社会主義も一瞬で滅びたし民主主義だって新しい考え方、別に寿命がきたっておかしい話ではないのかもしれない。最初4000年くらいは王政だったんだし。
ブッシュ陣営はケリーに負けを認めさせるために大手TVネットワークの選挙報道に介入した、といわれています。そしてNYタイムズなど新聞業界はケリー支持が多かったのです。視覚的で頭を使う必要のないTVと一応は堅い新聞、別にステレオタイプに分類したいわけじゃないけどそういう関係もあるのかなぁ…。
そしてアメリカは資本(民主)主義が一番進んだ国だとする。
資本主義の性質として時が経つにつれ「少数の金持ちと多数の貧乏人」という階層が生まれる。この数の差は資本(民主)主義が徹底される(時代が経つ)につれ広がっていく(日本はそういう意味でアメリカ化しつつあるといわれている)。こういう階層が生まれる理由は世代間での有形無形の資産の継承が可能でしかも基本的に金持ちほどリスクをとらない選択肢を持ちうるからそこから転落しづらいという事(つまり生まれた時点でのスタートがどんどん平等ではなくなってくる)。
そうすると高度な教育を受けた人間(=金持ち)の比率というのは民主主義が進むにつれどんどん減っていく計算になる。しかし民主主義は「数が多い人間のいう事をみんなが聞く」というものなわけだから民主主義化がある程度進むと教育を受けていない人間の比率が一定に達した結果「教育を受けて金を持っている人種」を放逐するのではないか、という話。
特に単純に頭数で決まる「選挙」というものではっきりこういう事が表出するよね、って話。その人が例えば候補者の名前すら読めなくてもまったく問題はないわけですよ。
アメリカの選挙のことを考えていて。つまりあの国は(元からタフ&マッチョ志向だし馬鹿多いけど)そういう「弱者」の比率が今すごく高く、そういう人間にも理解できる「感情」とか「信仰心」に訴えたブッシュは勝ち、理性に訴えたケリーは負けたって事なのかなと。母数が既にケリーに不利だったというか…。
そんな輪廻が起こる事が民主主義のひょっとしたら限界なのかな、と。まぁ社会主義も一瞬で滅びたし民主主義だって新しい考え方、別に寿命がきたっておかしい話ではないのかもしれない。最初4000年くらいは王政だったんだし。
ブッシュ陣営はケリーに負けを認めさせるために大手TVネットワークの選挙報道に介入した、といわれています。そしてNYタイムズなど新聞業界はケリー支持が多かったのです。視覚的で頭を使う必要のないTVと一応は堅い新聞、別にステレオタイプに分類したいわけじゃないけどそういう関係もあるのかなぁ…。
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