DW会

2004年3月21日 世界征服
 本日は昼から飲酒の集い。例の道玄坂の店のDW会という怪しい怪しい会が渋谷川沿い(渋谷警察の近く)のとてもそんなところにはなにもなさそうな所にひっそり存在するカフェを借り切って行われたのでした。参加者は14人。前に何度か会った近くの出版社勤務のイラストレータときこさんとカメラマンの松村さんと三人でテーブルを囲み話が盛り上がる…かと思いきや今日はDWとタルトの相性の感想をかかなければいけないという事で話しそっちのけでうなったりしてるウチに時間は刻々と進んでいったのでした。タルトもDWもそれはそれは美味しかった訳です。

 解散後、何故か店出るとき一緒だったときこさん&SEのむらさんのレディース?と共に移動。途中ハチ公前でラエリアンが女権拡張運動?みたいな事をやってるのを横目にみつつプロントの上のカフェへ。ちなみにラエリアンってのはどっかの白人のおっちゃんが宇宙人は友達ですみたいな運動をちょっと前までしてたはずなんですが。何時の間に路線転換?ロゴとか変わってるような。まぁあまり気にしてもいられません。カフェはカフェでなかなかいいところで結構盛り上がり、何故か勢いでまた飲酒し、再会を約束して別れたのでした。

 別れたのはなぜかというと会が始まった直後に親戚から電話が掛かってきて今夜会わないかといわれて。結局毎年恒例の親戚の集まりの仕込み立案など諸々を夜遅くまでやっとりました。往復はがき両面200枚印刷は流石にうざかった。

 そういえば新たにCD購入。昨日かな。

 ・Master&Commanderサントラ
映画自体はどうという事もないけど(NZからの帰りの飛行機で観た)ジョニーでップがヴァイオリンを弾いてて選曲がなかなか良かったのでその為に購入。映画のサントラ買う気になったのは初めて。でもサントラとして聞いてみるとヴァイオリン弾いてる人が一人しかいないからモーツァルトから民族っぽいフィドルまでこなさざるを得ずかなり無理があった。クラシックをやらせると音が安い…(と書いておいて本当はクラシックの有名な人だったらどうしよう…)。それでもエンディングに使われてたボッケリーニの弦楽五重奏「マドリードの通りの夜の音楽」はかなりの拾い物。原曲どおりの編成でやってるのにクレジットにアレンジャーが入ってるのが気になるけどまぁ原曲を買ってみようと思います。気に入ったらスコアも。エンディングに使われてたって事は多分アレンジっていうのは単なる長さの調節とそれのつじつまあわせ的なことだと思うんだけど。信じたいんだけど。
 あとはモーツァルトのヴァイオリンコンチェルト三番のアレンジものもかなりの名曲だと思う。元曲知らないけど…(弦のモーツァルト嫌いだし)。楽器がおかしくてチーチー言って響いてないのもあるけど弾き方が妙にバロック臭くてモーツァルトじゃないのがいい感じ。二重奏ではいりの部分が両方ピチカートで映画ではデップと相方が二人で楽器をギターみたいに持って弾いてその部分を演奏してます。あれ真似したいー。
 あとはヨーヨーマが弾いてるバッハの無伴奏チェロ、タリスの主題による瞑想曲?など結構盛りだくさんでこれは安いかと思ったりするわけです、はい。

2009/5/16追記
上のはなんか結構間違えていた模様。
エンディングは調べてないけど二人で弾いてるのが"La Musica Notturna Delle Strade Di Madrid No. 6"(マドリードの夜警隊の行進)みたいね。
動画:http://www.youtube.com/watch?v=iZVN5Y6dtOk
参考記事:http://springroll.exblog.jp/7684013/

 ・Ravel Strings Quartet(が入ってる詰め合わせ)
 相当マニアックらしいラヴェルの弦楽四重奏。彼は四重奏を一曲しか書いてないらしいけどそれを誰も知りません。いい曲なのになー。きっかけは例の[iksi:d]が曲の頭に引用してたのを聞いて素敵だーと思ったことだったりするんですが。2楽章のpizzとその後に続くテーマらしきものがたまりません。全体的には少し現代臭い意味不明さというかショスタコっぽい(といえるほどショスタコも知らないけど)冷たさもあったりする曲だけど。

 ・浄夜が入ってるCD 
またも買ってしまいました浄夜。これで三枚目。前回安いの選んで成功したからまた千円のCD。今回は失敗…というか成功せず。いたって普通の味付けでさらっと流してあるような印象。まぁ最初の二枚が両極端に濃かっただけかもだけどこの曲はどう味付けしようが素材が濃いのでもっと濃くやってほしかったかな。テンポの揺れなんかもあんまりないから一緒に練習するにはいいかも。詰め合わせはシベリウスのアンダンテフェスティーボ、プッチーニの菊、ショスタコービッチの室内楽交響曲(弦楽四重奏8番のバルシャイ編版)というなんていうかくらーーーーーーーーーいCD。ショスタコはやっぱテーマ部はかっこいい。それ以外は意味わからん。弾いたら好きになるかも。ちなみに演奏はヘルシンキストリングス。某弦楽合奏専門サイトなんかで取り上げられたりしてますねこのCD。まぁ確かに選曲は豪華。値段にしたら買いか。大体浄夜の演奏なんかでオケの力なんて評価できない気がするし。音符がごちゃごちゃしてるから音間違えても気になりづらいしそれより盛り上げたり落ち着いたりのほうがね。
 計4千円くらい。安っ。国内盤なら一枚じゃん、と考えてしまうとまたドカ買いしていしまって随分ちゃんと聞いてないCDがたまるんですね。まぁ、学校始まれば勉強する時にでも聞くんでしょうけど。

 あ、学校と言えば成績を今日見たらなんとありえないミラクル空間が発生して単位が取れてました。今期は1しか落ちてません(まぁその落ちた1が1年生の必修ってのは問題だと思うけど)。しかし今までの累積赤字で半端じゃなく首が絞まってて卒業までにあと2単位落としたら留年確定です。あと2って。最近は真面目?というか一応単位取りに行ってるとはいえやっぱり時々ハズレ当てちゃう事もあるし…かなり不安。っていうかフル単ってなんですかそれは。くいものですか?まぁ可能性がある限りは努力はしますよ。一応バイトも平行してやって金貯めてもし留年しなかったら自分への褒美としてその百万をヴァイオリン買う金にあてようと思います。

 何故か明日もバイトが入ってない(でもありえない気がする…どうでもいいけど)ので銀座にでも散歩に行って楽譜を買い込もうと思います。
 駅にて挫折。何故こんなにだるいのか(体は何も異常なし。精神的…って程大事でもなく単にだるい)。まぁたぶん一昨日あたりに書いたようなエクスキューズがあるので一応疲れてるぶって業務のみ。
 まずカメラ屋にて写真ではない画像を現像出来るか、の確認。デジカメの画像だからといって特別な方式で保存してない以上そもそも区別すること自体が不可能だからできるとは思ってたけど本当に出来るらしい。ただ印刷?現像?の時の解像度を教えてくれて「PhotoShopかなんかでいじってください」との話。いやそんな普通にPhotoshopとか言われても持ってない人が大半だと思うんですが…(いやウチにはありますがね)。
 そういえばPhotoshopは一時期フリーソフトだと勘違いされるほどネットで出回りましたね、割れ物(warez)として。丁度自分のネットデビューというかネット中毒デビューがあの時期で随分そういうアングラ系のサイトをブックマークして散歩してました(アングラだけで50はあったんじゃないかなーブックマーク)。勿論見るのが楽しいだけで参加はしませんでしたが…。今じゃほとんどが消えましたね。何がきっかけだったかは覚えてないけどアカウントが全体的に取りづらく、そして取っても瞬殺されるようになったのがかなり大きかったでしょうね。米塩(アメリカのジオシティー)とか和塩とか鳥(トライポッド)とか地球とか懐かしいなー。その頃落とした怪しげなツールやHPのログが満載のHDDはある日突然逝きました。三年分のそういう雑多な小ファイルが全て。それ以来かなり臆病になりましたよーHDDの寿命には。

 閑話休題。その後本屋で久しぶりに真面目な本をたくさん購入。実は新潮文庫って安いのか?購入したのは

 民族世界地図  浅井 信雄
 アメリカ50州を読む地図  浅井 信雄
 エリゼ宮の食卓  西川 恵
 
全て新潮。計1500円ちょい。来年から統計学を本格的にやるし、という事でダレル=ハフの「統計で嘘をつく方法」も欲しかったけど在庫がなかったので諦め。…ってまだ本格的にやってもいないのに初手から裏口を探しますか私。購入した本はまだ「エリゼ宮〜」にしか手をつけてないので感想は後ほど。
 「エリゼ宮〜」についてはもっと政治系の話かな、と思ったけどなんだかうーむ、そうでもなくてもっと裏方の人の話。誰が来た時どんなワインを出したか、それはどのような根拠(国賓であればフランスとどういう関係にある国のどんな身分の人か、など)で選ばれたかとか。96年の本なんで最近の事は載ってないけど割合面白い。でもワインの薀蓄とかはあんまり興味がない人なので(ワインは好きだけど覚えられない…)。
 あ、ワインといえば昨日飲んだ方の安いワイン(二杯で2000円で収めて、と頼んだのです。おすすめのちょっと高いのがあったのでそれコミで。)はイスラエルのワインでした(600円)。かなり透明に近いうすーい色のワイン。味は…まぁ確かに一緒に飲んだ1500円のワインの方が美味しかった、というかその1500円…Elなんとかはぬきんでていましした。今までは1000円以上のは飲んでなかったので。でも600円にしちゃ美味しかったかな。店主が言うほどではなかった。まぁまだまだ舌が肥えてないって事でしょう…って肥えてないのは良い事ですよね、なんでも美味しく感じられるんですから。
 んでアラブにもワインってあるのかなーって話。イスラムは酒駄目だからないんじゃん?って事になりましたがイスラエルにあるならどっかにもあるのかもね、って話。イスラエルのお酒ってのも珍しいような。
…という事で早速検索。

http://www.rakuten.co.jp/wineya/430906/
http://www.rakuten.co.jp/wineya/430905/

上がイスラエル(上のほうは表がおかしいけどスクロールすればよし)、下がお隣レバノンのワイン(共に楽天)だそうです。レバノンにもあるんですねーワインが。ちなみに飲んだのは
http://image.www.rakuten.co.jp/wineya/img1048433752.jpeg
でヤーデンというワイナリーの確か96年もの。
あとシチリアのワインも飲んだけど覚えてられませーん。haunerだったかそんな感じだったような。

 あとは何故か発作的にラーメンを食い帰宅、HDDのフォーマット他を行い今に至る、といった感じ。

ぐうたら

2004年2月5日 世界征服
 起きたら2時半でした。ガクセーですねぇ…。幾ら寝たのが三時過ぎとはいえこんなに寝るのも流石にあんまりない。多分譜面作業の後にテストが連結してて全部終わったからゆるんでるだろうなーと自覚。
 起きて10分ちょいで先生から電話。彼女から電話があった事なんか無いのでびっくりしつつ出ると「はーい今何処?」との第一声。はい、今日はレッスンの日でした。忘れてましたごめんなさい。

 なんか今日は全般的にだるく、本当は自主練、免許の申し込み、パスポートの受け取りと色々雑務があったはずなのに全く何もする気が起きないままぼぉーーーーーーーっと五時すぎ。怠惰。自主練にも出かけず(団体の練習をこんなくだらない理由でさぼったのは初めて…でもヴァイオリンすら弾く気になれなかった)結局晩飯を一人で食べるのがさびしい、という理由であわてて色々勧誘メールをする。結果ミシガンに行った仲間でずっと誘ってたのに都合が合わなくて拒否られ気味だったコがつかまり渋谷で飲むことに。
 
 まずは代官山MonsoonCafeへ。いつも道玄坂を上がって遠回りしてるので近道しよう…としてドツボへ。何故か駅横についてしまい結局迷いに迷った挙句携帯の地図(EZナビが役に!)見て漸く到着。可哀想なことをしました。しきりに雪国出身だから大丈夫とはいっていたけれど。普通に遠回りしたほうが近かった…。食べたのは定番の生春巻、ビーフン小龍包その他。アジア料理だけに多少気取った?場所なのに安いです。グラスが汚かったけどまぁ文句いったらちゃんとすぐ換えてくれたし。
  その後いつもの道玄坂へ連れて行く。今日飲んだのはシチリアのもので…ああ銘柄が思い出せない…。寮の門限がある彼女を神泉駅まで送り、また店へトンボ返り。日曜に行った系列店の話やらなにやらしていたら常連さん(女性)登場。なんか凄く知り合いに似た人…。店主とケルト音楽(チラシ見ると宇宙的ケルトとか書いてあってかなり変な感じ。女の人がコントラバスをヴァイオリンみたいに持ってるし…端っこが床に付いてる…)のライブにいくとかいう話で自分でもドラムやってるらしく。前僕が通ってた教室にも見学に来たことがあるらしいとかそういう話。
 店主からクイズ。
Q,1「中高で好きな人の第二ボタンを貰うのは何故第二ボタンか」
Q,2「ネコの名前にタマが多いのは何故か」

A,1「心臓に近いから(常連さん曰く「女の子的には常識」だそうで)」
A,2「ネコの魂は丸いから(諸説あるらしい、という前置き)」

…だそうです。あ、僕は昔ヘビメタやってて今クラシックなんですよ、って話もした。正反対だけどそれは線の上じゃなくて丸で端と端は実は繋がってて近いんですよ、という例えが最近気に入ってる(よく意外そうな顔をされるんで…ヘビメタはわかるけど…だってさ)。

 やっぱ[iksi:d]いいなぁ…歌は駄目だけど曲がいい。「誰も知らない朝へ」とか時折有る練り足りなさみたいなのがなくなれば本当に最高。解散したことよりも作曲/ギターだった人が止めちゃってただの会社員(プロダクションだけど)になっちゃったのが…。確実にいい曲書ける人だと思うのになぁ…。

 夜半、バンド話ちょいと始動。ドラム君からあっさり即答でOKが出たのでVoと対策会議(の日程決め)。結構豪華なメンバーで確実に僕が一番下手。困った。まぁ頑張りましょう。最初は引退した老いぼればっかり集めるはずだったのに…。

-------------☆

 賞味期限表示の話。英語では"Best Before〜"と書きます。
ビジネスイングリッシュなぞをやると言われることですが基本的に英語では"Positive"に表現します。期限、というよりその日まではBest、それ以降も美味しいけどBestじゃないからどうせならその前に食べておくれよ僕が自信持ってお勧めできる内にさ、って感じで言う方がなんかPositiveですよねー。っていうか賞味の期限って言われるとその後食べちゃいけないみたい(まぁそりゃ食べないに越したことは無いんですが…)。これは今日シンハー(タイのビール)飲んでて気が付いたんですが…。まぁ多分例としては適切でしょう、多分。

風邪引いたかな…。なんか帰宅してこれ書いてたら徐々に気分が悪化…。

久々の酒

2004年2月1日 世界征服
 本日はだらだらの日。書けなかったけど(ええ、自分のページが見つかりませんでしたよパスワード忘れたおかげで)昨日もだらだらの日。

 夕方より友人とちょっとご無沙汰の吉祥寺方面へ。定例飲み。まずは腹ごしらえ。この間通り過ぎたあの店へ、という希望でTalkBackへ。相変わらずリーズナブルで美味しい。軽いフレンチ?みたいな感じの店。なんか吉祥寺来るとなんとなくここにいつも来てる気がする。
 その後いつも行ってるOutBackではなくVisi0nへ。初。いつも?行ってる道玄坂の系列店、というより本店?(今日ははてなが多い)。とてもいい雰囲気で安く(いつもの半額くらいで飲めた)、店員さんもしっかりしてて。まぁああいうバーに入り浸るには年が…って気もしないでもないけどそれを考えるとどうしようもないので。移動途中にちょうど道玄坂のマスター?からメール。「ドルチエワイン友の会」に強制加入させられたらしい…。名誉ある?初期会員20名の一人だそうです。流行ったら自慢しましょうだって。多分これも最年少でしょうねぇ。この年で最年少なんて楽しみがまだあるとは…ってほど年じゃないですか。まぁこれからも普及活動に…って言ってもあそこの店につれてく位しか手段が無いのだけれど…。
 それにしても散々でした。言われようが。H嬢はもう言いたい放題。お前に抱かれたい女の気持ちがわからないだの何だのと。まぁお前はあまり他人を必要としてなさそうに見えるから女が寄って来ないんだよはある意味あたってるかなー。でもお前となら飲んでて寝ちゃったりしても別に大丈夫だからいいとかは…なんか警戒されてないのはいいのだけれど既に男だと思われてませんね。軽くへこみ。まぁ確かに何もおこらないでしょうが。

 帰りに折角だから道玄坂寄って…と思ったら寝過ごし。でも今調べたらそういえば今日は定休日。Visionのバーテン突っ込んでくれよ…行くっていったんだから…。恥ずかしい。マスターへの返事にも「今日うかがおうと思ったんだけど寝過ごしました」的なことを書いてしまいました。馬鹿だと思われましたねー。いい加減定休日くらい覚えましょう。

この新日記は複雑。色々ごちゃごちゃレビューとか。まぁ僕みたいに見られることを前提としてないくせにこんなところで書いてる人間は少数でしょうね。

ヘンリクシェリングのヴィタリのシャコンヌは初めて買ったクラシックのCDだけど後から買ったほかの人の同じ曲の録音なんかと比べてもやっぱり良い。ただちょっとE線が響きすぎ?ちーちー言ってる。でもこのメトロノームで測れないタイム感がたまらない。

…ところで飲むとひざの関節が痛くて歩けなくなるのは僕だけですか。そうですか。

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