さて、ちょっと間が空いてしまいました。

 今日は日本から客人が深圳(高速鉄道で1時間くらい)まできたので、会いに行ったりしていました。ちなみに先週は広州まで別の人が来たよ。ここは観光地としては何もなさ過ぎることもあって友人が会いに来るなんてまあないだろうな、と絶望していたんだけど、こうやってたまに来てくれる人がいるのはうれしい…といっても、まだこの土地に慣れていないのであんまり案内できるとかそういうことはないんだけれども。ただ自分の家具やらなにやらそろえる過程で色々情報は集まってきているので、あと数週間もすれば面白いツアーが組めるでしょう(多分。ぜひ一度いらっしゃってください。

 到着してから3週間くらいになったけど、最初だから色々どたばたしていて書けませんでした。とはいえ、多分最初が一番色々あって書く内容も豊富なんだろうなあ、と頭では思ったりするんだけどね、でもなんかうん。

 あ、家は結局何件かな...15件とか見て、最後は新築の物件に入りました。日本でも一人暮らししたことないのに新築物件の家具(中国はテレビやら冷蔵庫などの基本的な家具は賃貸する時点で含まれている場合が多いのです)のビニールバリバリはがしたりしていました。前の投稿で書いたようなおもしろ物件には結局入れなかったけど、まあしかたないです。ちょうど広州交易会という中国最大のビジネスマッチングイベント(中国のローカルの生産者と海外のバイヤーの商談会)が始まってしまい、僕が泊まっていたところもふくめ、全てのホテルの価格が狂ったように上がってしまい、まあその辺も少しあせった原因でした。あせった...といっても決して家賃と内容がつりあわないわけではないのですが、とにかくつまらんなと。
 しかし新築な上にこの新居、ハブ駅の真横にあるため異常に色々便利。イオンとか無印とかユニクロとか全部5分以内、みたいな。フードコートも入ってます。風邪引いてもあそこまでならたどりつけそう…。とはいえお金が出て行くばっかりの留学生の身分、普段はできるだけ緊縮財政で行こうと思っていますが。


 学校はやあ、内容はよく読んでみると別に難しくないんだけど、担任みたいな先生の話す言葉が早口すぎてうえーって感じ。ゆっくり話してくれればわかる可能性もあるものの、基本的にあの人の喋ることは単語レベルでわからないものがあった時に立ち止まるとアウトです。一気に置いていかれる。
 あと思想的になんていうかすごく社会主義のご影響をお受けになってる方で、台湾のブランドのこと平気で「中国の」とか言うし、「思想」って中国語を説明するときにマルクスとかレーニンとか出てくるし...という話を今日深圳に来た客人(奥さん中国人のまあ一部界隈では中国通で有名な人)から「その先生って50代とか?」って聞かれたけど多分俺より年下なんだよなー大分エリート教育受けてる感じなんだけど。
 まあそこに触れなければいい人ではあるんだけど、とにかく言ってることがわからん。でもそれは「変な手加減してない」という意味でもあるわけで、学校の外の人なんてみんな手加減してくれないという事を考えれば慣れておくことは大切なことかもしれません。

 クラスメイトはやはり東南アジア(タイ・インドネシア)系華僑のご子息ご令嬢が半分くらい。あと黒人が二人、アルゼンチン人が一人、あと見たところウイグルっぽいから多分中央アジアのタジクとかカザフとかだろうなあ、というのが2人。多国籍ではあるものの、去年いた北京とは全然地域が違うなと言う感じ(今写真見直したけど、去年の北京のメンバーは半分白人。フランスとかスウェーデンとかいた。それに韓国が3人いて、中華系ブラジル人とかもいた)。学校全体見ても、結構白人少ないです。まあ日本人も少ないけどな!こないだ初めて学内で日本語聞いたよ...というかそれ以前に、学内どころか町で日本語を聞く機会があんまないです。日本人の絶対数が上海やらに比べて圧倒的に少ないということもあるし、観光客が少ないと日本人であっても日本語を話すことが少ない、ということもあるでしょうけれども。

 今日はそんな感じ。明日は不動産屋の営業の子(かわいい)を何の義理もないのに休日出勤させて個人的に通訳させるというわざを使ってみることにしました。あっちは仕事のつもりで来るのかなんなのか...一応バイト代は別に払うつもりですけど...まあちょっとうきうきしてます(たまにはこういうことないとはりあいがね)。

歯が痛い。

2014年10月9日 Guangzhou
 ということで、ようやく広州編。

 広州はなんというか、すごく香港な街、というのが今のところの印象。そりゃ近いから当然だ、といわれればそれまでなんだけど(といっても2時間くらいはかかるらしいけど)、気候だけじゃなく、サービスがね...ちょうど泊まってるホテルが香港系っぽい(なぜなら「4」階がない)からか、異様にみんな親切だったり腰が低かったりするし、レストランのサービスなんかもね。あ、もちろんそこら辺の食堂の接客レベルは変わりません(昨日も店入ったら携帯でテレビ見るのに超夢中だった…しかも私服だから誰が店員かよくわからんのよ)。あと銀行の接客がなあ、色々あって手続きが出来なかった部分があったんだけど、本当にごめんなさい!という感じで...って結局できなかったら一緒っちゃ一緒なんだけどさ。

 今日で…3日めくらいかな?実は既にクラスにいける状態なんだけど、今日は行きませんでした。昨日ちょっとうろうろしすぎて疲れたのと、夜歯が痛くて起きちゃった上に寝れなかったりしたのでやる気がね。しかも渡された教科書みたら割と...というかこれ大丈夫か?というレベルで難しくてひるんだ、というのも正直ある気がします。あ、でも一応理由として、銀行でお金換えて口座に入れるとかそういう手続きが終わらなかった...ってのは本当にあるのよね。さすがに現金で何十万も持って歩き回るのが嫌で。

 まあ、明日からは諦めて行きますよ授業...って中国の大学開始が早すぎですのよ。8時半ね。で、しかもホテル間違えて違うキャンパスの横にとっちゃったから、行くのに恐らく30分くらいかかるですよ...って北京の時もこの朝早い問題に悩まされた…まあまじめに勉強するつもりで来てるんだからそんなもんだろ、って気も一報ではするんですけどね、でもそれにしても日曜夜遅くまで遊ぶ気はまったくなくなりますね。

 昨日は結構面白い一日だったので書いておきましょ。あ、学校の手続き関連に関してはまた別のところで...。面白かったのは不動産屋とのツアー。実は新しい会社に業者を紹介してもらって、日本語を話せるエージェントが既に手配済でした。ただ予算が普通の駐在さんとかと比べてとても低いので普段扱ってる物件とは色々勝手が違うだろうなーとか勝手に相手の事情を慮りつつ。
 で、あっちも僕の学校が今僕が泊まってる横だと勘違いしていて、会った瞬間に用意してもらってた候補がいくつか消えた状態からスタート。普通の(?)新築物件とかを何件か見せてもらったんだけど...こういうのって決めるのむずいよね。てかそもそも東京ですら一人暮らししたことないからどう決めればいいのか...ってのもありますよねそもそも。
 で、「もう少し安いのが」とかなんとかもごもご言ってたらローカルっぽいエレベータのない9階の物件とか、まだ人が住んでるくそ汚い謎の物件とか色々案内してくれて、なんていうか普通に観光するより面白いよね、こういう普通の生活のぞけるの。てか立地とか設備がローカルなのは別に問題ないけど、ニーハオっぽいトイレは俺駄目だよ...とかなんとか。ちなみに築結構経っている物件は、基本家族向けの間取りしかないみたいです。安いのはいいけど部屋数多すぎですよね...ってのが多くて。で、さんざか歩き回って現時点で残ってるのは
1)部屋番号が偶然僕の誕生日という物件。普通にモダンで防犯設備はしっかりしてる、でも駅の裏手なので、そういう意味ではあまり安全な地域ではない気がする...
2)まだ見てないけどなぜか僕が通う学校の教員宿舎に入居できるという話なので、ネタとしてとても面白いので。てか教員用じゃなくてゲストハウスじゃないかなーと思うけど。まあ学生の分際で教員宿舎に住んでるというのは面白いといえば面白いでしょう。
3)これもまだ見てないけど、近くに石牌村という香港の九龍城を思わせるすごく迷路カオスな地域があって、その中...。僕はすごく町並みが変で気に入ったんだけど、不動産屋も「あそこは治安よくないですよ」って言ってたんだけど今日メールが来て「一軒見つけました」と。ホントに住めるのかね。いや面白いと思うんだけど、よっぽど工夫してないと結構やばいと思うんだよね、というのが昼間歩いてみた感想。入り口の近くとかならいいのかもしれないけど。

という感じ。不動産屋にも「変な物件もってこい。そしたら金は出す」と高らかに宣言しておきました。だって普通の家に住んでもつまらんじゃないですか、恐らくもう二度とこんな生活できないんだしさ。

 今日のところはそんな感じかな。あ、そうそう、不動産屋さんのアシスタントが結構かわいくてぐっと来ました。しかも晩御飯誘われちゃったよ...ふふふ(安い粥食った)。

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