ちょっと遅くまで仕事をしてさっき(24時すぎ)に家にたどり着いたんですが、なんかやたら体力があまってるというかまだ時間が早い気がするというか。よくわかりません。


http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200905010018a.nwc
半導体、富士通の覚悟 再建へ「単独でも生き残る」

ニュース自体はどうでもよいけれど
「半導体の開発サイクルは年を追うごとに早くなっており、開発に掛かる資金負担はメーカーの業績を圧迫している。とりあえずTSMCも次世代技術開発を進め、膨大な研究開発費を抑制して、事業を健全化する考えとみられる。」
「とりあえず」…あまり新聞では見ないなげやりな表現です。
http://news.google.co.jp/news?q=%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%82%E3%81%88%E3%81%9A&sourceid=navclient-ff&rlz=1B3GGGL_jaJP310JP310&um=1&ie=UTF-8&sa=N&hl=ja&tab=wn
ニュースで検索してみると「誰かの発言」「そもそも微妙な媒体」くらいだよなぁ…



http://www.myspiritual.jp/2009/04/acer-server.html
IT界にもスピリチュアルが進出?
膿んでる。

今日はこんだけ。ようやく連休。
…ってお前先週一回も出社してないだろうが、って自分で思った。
 なによりびっくり。オバマのスピーチライターにはそりゃ勝てないけど同い年か…。 調べてもあまり出てこないところ見るとデビュー作かな?

 事前の予想を裏切り、いい映画でした。実は僕五年前のキャシャーンも見ていて(http://42583.diarynote.jp/200404252119410000/)…って五年前の自分のブログが出てくるのがすごいな、まぁそれはいいとして、その時もやっぱり「絵はすごくいいんだけど」だったんですが(しかしこの記事にはそんなこと書いてないな)…。

 やはりというかなんというか、このGOEMONも全編異常つうても差し支えないくらいのコントラストと色調いじりが炸裂してます。そして随所に見られる「お約束わかってる感」満載のカット。前作キャシャーンで言うところの食卓とか看護婦とか植物園(だっけ)とかみたいなね。確かに信長の鎧がああでもいいよな、伴天連大好きっ子だったってのは比較的よく語られる話なわけで。

 時代考証とかそういったものは一切ありません。きっと監督の脳内ワールド全開なんでしょう(ほめ言葉ね)。まったく史実とは関係ないので「こいつは死なんでしょ」みたいなのは通用しません。死にます。

 なによりキャシャーンよりよかったのが、物語として遥かにしっかりしているところ…ってったって正直5年前に見た映画の細かい筋なんて覚えてませんが、それにしたって筋がボロボロだったって記憶はあるくらいひどかったんですよ。絵はきれいなのにやっぱりCMとかPVとか短いの中心にやってる人だから2時間には耐えられないのね、ってのが当時の自分の評価だったわけで。GOEMONでの史実の自由ないじりかたを見ていると、前作は原作あるのが相当息苦しかったのかな、という気もしてきました。


 で、いくつか不満。
 …の前にきっとこの映画は興行的にはオオコケだと思います。監督次あるの?ってくらい。だって舞台挨拶あった劇場で公開翌日の土曜日のしかも昼開始の回だったのにネタ扱いにしようと思って僕が携帯で写真撮りだすくらいガラガラ。しかも劇場が配慮していい席からちゃんと出すもんだから…要するに中央ちょっと後ろのブロックには結構ぎっしり固まってるけどそれ以外のゾーンには客がゼロなわけですよ、ゼロ。わらっちゃったよ。おかげで前日夜予約だってのにど真ん中の今まで座ったことも無い最高の席に座れたんだけど(その時点でえーって思ったけどさ)。チケット売り場に群がってたのは…グラントリノ見たかったのか?いや気持ちはわかる。GOEMONよりはグラントリノだよなみんな(でもクリントイーストウッドって監督やったの一作も見てないから適当だけど、それにしても渋いというかあまり一般向けのテーマじゃない割にウケるよね)。


 で、一番不満だったのがCG関係.。これキャシャーンの感想にも書いてるけど、良くも悪くもこれ、相当デジタルに頼った撮り方とか色の作り方をしている作品なわけ。で、そこにリアリティがないと全てがひらぺったく見えるんですわ。
 例えば序盤草原での決闘シーンの草の揺れ方の処理が甘すぎ。規則的過ぎで草の質感ゼロ(これはCG映画の髪の毛でよくある現象なんだけど…でもこんなのライブラリあればそれだけの話のはずで、予算無かったの?普通こういう自然の動きを再現するソフト使ってるでしょ?)だし、所々背景が平面化してる。予算的に無理ならシーンの方を変えるべきじゃないかなと思うわけです。特にどこで決闘してようと話が大きく変わるわけじゃないんだから。
 平面ってのは「書き込みに奥行き」がとかってレベルの高い話じゃなくて、背景を手抜きして一枚絵でにしたんじゃないかな?と思える部分があったってこと。当然一枚絵だったら正面から見て自然に作られてるわけで、横から見たらおかしいでしょ?そんな感じの見え方。

 もっとひどいのは移動シーン。まぁ馬を人が追いかけてるとすぐ追いつけちゃうとかそういうところは些細なこととして、あってないんですよ、背景の流れ方と歩調が。これは非常にレベルの低いミスだと思います。なんか時々ベルトコンベアの上歩いてるみたいになっちゃってて…要するに合成の仕方がひどいんだと思います。上記草原シーンの最後に追いついてきた仲間のところとか、これって笑うところかなと思うもんね。あと序盤も序盤、どあたまの花火ね。これも現実というか物理法則?無視したひどい書き方。花火くらい普通に撮れよ。

 CG周りのクソさに比べれば話にならない小さい話だけど、もうひとつはキャスティング。広末ないわ。あと大沢たかおないわ。広末は元々好きじゃないのでとりあえずおいとくにしろ、大沢たかお。忍者役やらせるにはあまりにも荷が重い。まったく動けてません。歩きとか走りとかそういう基本動作が「動ける人の動き」じゃないから、カメラワークやらスタントやらで誤魔化すだけ逆に浮いて見えるというか…せつない。役はすごくおいしい役なのにねぇ…この映画の中では「絶景」ってのは主人公の台詞じゃないですもん。


 …とかずらずら不満を並べつつも、ああそこで敦盛か(信長だけじゃないのがポイント。信長版はなんせ舞ってるのが本職…って正確には歌舞伎じゃないし違うんだけど…だから迫力あるけどね)、とかやっぱりそこは男声合唱だよな、とか、わかってる感満載の映画で、やっぱ楽しいですよ。娯楽映画だから、それでいい気もします。

 あ、あとゴリ=佐助(しかし猿飛佐助がこの扱い…うらみでもあるのか)がVersus(北村龍平のね)の小心者の割に結構生き残るヤクザに似てた。終盤特に。


 Yahoo!映画の感想をいくつか読んだけど、その中では↓の内容には結構同意できました(僕の評価はこの人ほど低くはないけど)。
 http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id330507/rid406/p1/s0/c5/

奇妙な転倒

2009年5月3日 日常
[書き始めると共に少量のみはじめました]

 髪を切りました。なんかかわいい感じに成り果てたです。一応シュウカツというか転職活動用ということなんでトゲがないのは仕方ないんですが5歳以上は若返っていて我ながらきもいことこの上ない。この上ない。


 さて、今日は結構のんびりした日。本当は広島の時に会った高校の同級生、委員長が上京してきて会うとかいう話になってたんですが彼が免停食らって流れて。だから髪切ったあとはちょっと横浜まで行っただけで終わってしまいました。つうてもパーマ掛けたから切るのに時間はかかって、早起きはしたんだけどね。
 横浜に行ったのは、上海土産を「中華街の人(中国系日本人、代々中華街に住んでいるというおもしろいおばちゃん。若干声が濱田マリ似…テンション高めだし)」に渡すため。なんか横浜駅構内で迷ったりもしたけれどちゃんと定刻に合流。実は会うのまだ二回目なんですが、僕はこの人のノリが結構好きです。年は…倍までもう少しってくらい離れてるけど笑。
 近くのドトールに入ってお土産以外も楽譜をお見せしたりしながら新作能の話をしたり、色々。彼女とは中国音楽好きってところでの出会いだったんだけど、興味の範囲の広い方なので面白い話がきけて、楽しいひと時でした。僕もどっちかというと移り気というか楽しいことなら何でもしたい方なので、そういう意味であちこち飛びながらも興味深い話ばかり、っていうのはすごくしあわせ。

 さて、彼女のお仕事は外国人向けのハローワーク。でその話をちょっと聞かせてもらいました。僕自身は日本人だけど多分普通よりは周りに外国人の多い環境で暮らしてるし、なんかどうなのかな、と思って。
 そこで聞いてほほうと思ったのが今日のタイトルの由来。その職場に来るお客さん(ていうのかな?)の中には日本語喋れるけど書けない、ってのがネックになってなかなか次の仕事が決まらないって人も結構いるらしいんです。まぁそうかもな、って思ったは思ったんだけど、次に「ほら、漢字とか書けないと伝票書いたりできないし、マニュアル読めないと作業できないから」って聞いた時に思い出したんですよ、うちの社長。

 うちの社長は(書いたかもしれない)コロンビア人。彼が小さい時ご両親とNYに移住したので人種以外はアメリカ人ですが、まぁそんな人。在日20年をこえてそれなりに喋りは達者なんですが(とはいえ、半分の滞在歴で彼より喋れる人は腐るほどいるってレベル)、多分読み書きはほとんど出来ないんですよね。でもそれでも相当貰ってるわけですよ。

 全然差別する気は無いんですが、ハローワークに来る工場労働者は漢字が読めないと仕事が無いのに、かたやうちの社長は漢字読めなくても社長業で年収ン千万。中華街の人は「秘書雇って代わりにやってもらえるならそれはそれでいいわけで」って言ってたし確かにそうなんだけど、なんかおかしいよねこれって。いや間違ってるってんじゃないけど、なんかちぐはぐ。

 そんな話は面白かったけど、なんだろ…上手く表現できないけど「適切な質問が出来ないと適切な答えは得られない」というのを思い出したんだよね。
 なんとなく会う機会があったら在日外国人に関することって聞いてみたいなって思ってはいたんだけど、そもそも中華街の人自身中華系なわけで、血の問題って往々にしてすごくデリケートだったりすることくらいは知ってるし、どうやってどこまできいたらいいのかをまとめきれてないまま今日を迎えてしまったわけ正直。そこまで親しいわけでもない僕が興味だけを根拠に訊いていいことじゃないかもしれないとも思うし。
 そんな宙ぶらりんなスタンスだったこともあって僕が本当に訊きたかったことはきけなかったな、って思ったってことです。それは「訊かせてもらえなかった」のではなく、「キャッチボールの中で徐々に的に寄せていくような訊き方を僕ができなかった」だけの話で、まったくぼくの問題なんですけどね。拒絶とかされたわけじゃなく。それはちょっと残念。

 せっかくだから横浜近辺を散歩して、あとは髪切ったあとすぐ撮った写真を修整していました。明日は有楽町付近に行ったあと、六本木でハンバーガー。そして多分新宿にひとりで流れて飲んだくれてます。なんか連休だっつうのに楽しいことがない…んじゃないな、なんか珍しいことがないんですよね。それがびみょー。

く…くいてえ

2009年5月5日 考え事
 飲食店アルバイト経験者ならば誰しも、客が食わなかったおいしげな料理を下げる際
①まだ食えるのにっ…
②こんなうまいもの残すなんてどういう教育されてきたんだこの豚野郎っ…
③この肉一切れいくらすると思ってるんだっ…
④腹減った…
などと歯を食いしばって考えた経験があろうかと思います。あの悔しさは相当なもんです。思わず食ったら首になりました。


 で、今日のNHK。食品ロスという言葉は知らなかった。廃棄されてる食品のことですね。農水省がこんなことに真面目に取り組んでいるなんて(失礼か)。世界びっくり旅行社(http://www.nhk.or.jp/travel/)でNY面白ツアーっていうのを取り上げていて、その中に飲食店から出たごみを集めて回ってみんなで料理しようぜ、ってツアーがありその背景説明の中で取り上げられていたのです。ちなみに番組中ではアメリカは(確か)4兆円くらい年に損が出ていて、日本は11兆円だよって言ってました。年収三百万円の森本センセーは産業全体が50兆くらいで2割くらいは損が出てるのでは?と言ってましたが…。
 ※ 人口(=胃袋の数)が半分にも関わらず日本がアメリカの倍も食料を無駄にしてるって数字自体はどう見ても怪しいですが、今回はこの点はパスします。出典がそれぞれ違った(日本は農水省、アメリカはどっかの大学)ので基準は絶対違うでしょうし、番組の趣旨として「アメリカすげー!」って話に持っていきたかったわけでもなさそうなので適当に似たような趣旨での調査の数字を集めてみたらおおっってだけかと。


 ここでちょっと横道にそれて食品産業って50兆なの・・・?というのを調べてみます。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/theme/theme_honbun_102141.html
食品産業について調べるには

と思って検索したら一発でNDL(国立国会図書館)のコラムが出てきました。こんなんあるんだね…。相当大量のソースを押さえて書かれているようなので、非常に役に立つ感じ。これを斜め読みするだけで

-1世帯が1年に支出する食料費の平均は799,817円(平成17年)
-この数値は1世帯が1年に支出する総額の約25%を占める

とか面白いことがわかります。というかこれだけじゃなく、「~について調べたい場合はこれを見るといいですよ」情報がめちゃくちゃ載ってるのでこのサイト、お得です。ブクマしました。

 で、ここで得られた数値を。。。と思ったけど
①食品製造業の出荷額: 22兆8千億円
②食品卸売業の販売額: 42兆8千億円
③食品小売業の販売額: 41兆3千億円
のどの数字を使えばいいんでしょ?わかんない。最初と下ふたつは出典違うんだけど製造→卸→小売という段階だって意味で並べたのならば意味がわかんなすぎる。製造から卸になったときに売り上げが倍近く違うのがわからん。さらに卸から小売に行ったら下がるのもわからん。単に売り上げ比較なら①→②は原価率が5割ってことでわかるけど。。。あれどっかで俺勘違いしてる?
 まぁいいや、とりあえず①→②→③って流れだって仮定として、それなら最終的な消費一歩手前の③の額を使って、それに中食と外食の売り上げを足せばいいわけだ。

 外食はこのサイトの別のページから張ってあったリンク(http://www.fb-soken.com/page801-3.htm)にあったのでこの数字を使う。24兆7009億円(2007)が外食で5兆5,158億円(2006)が中食。

 で、じゃあ41.3兆と24.9兆と5.5兆…を足すと71.7かな?50に丸めるにはちょっと厳しいかな?オフィシャルなコメントでもないのでそんな厳密さを求めてもしかたないと思うのです。まぁとにかくこの数字と11兆を比べると…やっぱり15%とかにはなっちゃうんですね。ひええ。
 はい、寄り道終わり。


 で、じゃあこれってどうすりゃなくなるの?というところ。多分こんなん考え始めたら、というか答えが思いつくなら僕今すぐにでもこれで商売しますよ。でもだからってそれだけでおわっちゃほとんど横道だけで終わっちゃってるしな、ってことでいくつか。前提となる農水省の資料はこれ↓
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/recycle/syoku_loss/pdf/gaiyou.pdf
食品ロスの現状とその削減に向けた対応方向について(農水省)

 自分がよく外食をすることもあり、以下は外食産業とあと食料品店のことについてぼんやり考えてみました。家庭から廃棄されるものも多い(飲食店と家庭を比べればきっと家庭の方が単純に消費量多そうよね、数が多いわけだから)だろうけどそれは食文化とかそういったかなり深いところも関係あるし、そこに外部から影響を与えていくのは非常に大変だと思うので…ってまぁどの道何か上手い解決が思いついたとかじゃないんだけどさ。


①加工前
 誰でも食い物の無駄をなくすということになれば、まず飲食店に客が来なかったから使わなかった食材とか店にならべた季節限定品のあまりとか、そういうものに目をむけると思います。調理しちゃったら混ぜられないし、それを誰かにってのは難しいもんね。上の農水省の資料には「フードバンク」という言葉が出てきていますが、ここは主に障害者などの施設へ規格外で出荷できない野菜などをつないでいるようです。これもひとつの解決法なのかな。
 フードバンクを東京で運営しているセカンドハーベストは僕もきいたことがあります。Jcastの記事(http://www.j-cast.com/2008/08/27025702.html)が珍しく?読みやすくまとまってますかね。
 ただ何らかの瑕疵があるのであれば価値=値段が下がるのは当然とはいえ、そして本当に困っている人からそういったものを受けるべきとは思うものの、なんか最大限悪い表現をすると「あまったからお前ら金ないならこれでも食っとけ」って感じに取れてしまってなんかすっきりしません。というかそんなアブない表現を使うまでもなく、これって価値直ちにゼロじゃなく、もう少し金になんないのかな?と思ったりします。だってここでやりとりされてる食料って要するに食料としては何の問題もないわけじゃないですか。ならばそれに値段がついてもおかしくないよね…。ま、いまのところ消費されてないことが問題なわけだからそこを気にしても仕方ないのかな?

 なんかここには余地がある気がします。とくにまったく問題のない食料を「仕込んだけど使い切れなかった」or「売り切れなかった」っていう理由で捨てているのだとすればこれが一番対応は簡単。マッチングをきちんとやれればよい(言うのが一番簡単というのはおいといて。。。)だけ。最近ITハードウエア業界では仮想化ってのが言われてるけど、ああいう考えを流用して地理的に便利な所にみんなの資源をまとめておいて必要な分だけ…ってそれが市場やんけ!って気もしてきた。自分で自分につっこんだ。
 市場という調節弁があるのにそれで最適されないのは仕入れ段階と使う段階での需要認識の差だよね。これどうにかならんのかな。仕込みってったって基礎的な段階ではまだ店ごとにそんなにばらつきはでないし、小さなものへ変化させるってのはできるはず…刻んだだけならペーストにしたりとか…。

 ②加工後
 こっちは主にレストランの話でしょうが、こりゃ難しい。どこの店も自分の店の料理を出してるんだからいくら同じティラミスだからってほかの店のと混ぜて誰かに出されても困る。食うほうもそんなもんだされても困る。だからこれは出すほうではなく食うほうが食いきるしかない。でもこれって食うほうにとっては結構簡単で、ドギーバッグをもっと使おう、ってだけなのよね。
 それとももっといいアイディアあるのかな?いやそりゃ根本的には食いきれないものを頼むのは最低だってのはあるんですが。いくら金払って楽しむために食ってるとはいえ、調理に間違いがない限りは出来るだけ食うべきですよねー。おなかいっぱいとかは全部食った後にこそ言っていいせりふ!

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/09/news037.html
「ドギーバッグ」って知ってる? これでもう恥ずかしくありません (1/2)

 あんまりドギーバッグってまだ知られてない気がします。というか実際自分の身の回りでそんな単語、きいたことないです。 でもこれって一番単純でわかりやすい方法。もっと広まらないかな。知名度が低いことと並んで、食中毒絡みの責任問題などがあって店に嫌がられる(というかめんどくさがられる)ことが多いのがネックです。一応

http://news.ameba.jp/domestic/2009/04/37169.html
食べ残し持ち帰りたい派は4人に3人

 いつもはアイシェアの調査結果なんてもの笑いの種にしかしないんですが、こんなときだけ紹介してみます。去年だかおととしだかのエコバッグじゃないけど、誰か有名人とかがデザインしてきゃーとかやればどうにかなんないかな?だめかな?
 ただそのドギーバッグを作るにもコスト(資源という意味でも)は必要なわけで、それが上回ってしまったらまったく意味ぷー。だからバッグ自体は値段をつけて売るのではなく、普通の紙(なりパルプなりなんかコストかからないもの)のペラペラのにして、店で原則無料で配って、そこに有名人のデザインかなんかを配す。で持ち帰るときだけそのバッグでもらえる、とかにすればプレミアム感…っていうと違うかな、ちょっと「そのときだけ」気分がでるでしょ。実際はやったとするときっとビックリマンチョコ現象(別:ライダーチップス現象、おまけだけ取って商品捨てるとかそういうの)が起こったりとかまた頭の悪い話になるんでしょうけどね。

 ちなみに飲食店だと
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/recycle/syoku_loss/pdf/panf.pdf
のP8(元資料は「農林水産省「平成13年食品循環資源の再生利用等実態調査報告」」)によれば食べ残しが58%、仕込みすぎが39%が原因だそうです。このふたつでロスのほとんどが解消されるわけですわ。


■ 今日のお話参考資料
食品廃棄の現状について
http://www.ueno-fc.co.jp/foodsafety/pdf/shokuhin_haiki.pdf
※よくまとまってるけど「実は事業者よりも家庭のほうが食品廃棄量の多いことがわかっています。」という部分については上で書いたように母数が違うはずなのであれれ。その次のページで取り上げられているロス率で比べるなら「食材の利用が家庭では効率的に行われていない」ってこととかが言えるようになるので正しいのでしょうが。

 「ドギーバッグ」という新しいビジネス
http://www.aivy.co.jp/BLOG_TEST/nagasawa/b/2009/04/post_701.html

「膨大な食品廃棄と家庭料理の衰え」
http://blog.dandoweb.com/?eid=38653

ごはんを食べよう国民運動
http://www.gohan.gr.jp/kurashi/10.html

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 あとここ数日海外留学について色々はてなまわりで盛り上がってるようで
日本に留まりたかったら、一度は留学しておくべき
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51206791.html

なんてdankogaiさんも書いていたりする。「日本人は基本的にエスニックアイデンティティが希薄で云々」ということは1000回くらい読んだ気がするし、実際僕自身そうだと思ってもいる(あ、正確にはこれは外国人との比較ではなく、自分とその周りで暮らす日本人の意識が希薄、という意味ね)。だから海外で暮らすことで自分の故郷を客観的に見たいというかほかと比較したいというか、そんな気持ちは常に持っています(だから今もこそこそと動き回っているわけで)。
 だけどどうなんでしょうね、今回の火元(http://www.chikawatanabe.com/blog/2009/04/future_of_japan.html)を読むとは「日本はもう駄目だから逃げるための船を用意しておけ」っていうような雰囲気な気がして、どうなのかなーって思いますよ、ええ。くらいのう。別に予測立てるのは勝手だけどさー。あ、でも確かに国としての活力はなくなっていくだろうし、彼女の言う「フランス型」にはなっていくかなとは思います。
 そして別の問題、現代国際社会では国同士がつながりすぎていて、そうそう簡単にはつぶれられないしとってかわれない。だから国としての活力を失ったとしてもスクラップアンドビルドでまったく新しい国づくり(今までの権力者全員吊るしてね)ってわけにはいかない。多分非合法かつ暴力的に政権を取得したらいかにその国の人民に支持されたとしても国際的に承認されないし。だからっていってそんなん合法的にやってたら日が暮れちゃって、結局何にも間に合わなかったりするのかもしれない、と思ったりしました。

人生リセットなら中国で留学し働け
http://blogmag.ascii.jp/china/2009/05/002718.html

関連のエントリでは↑がおもしろかったですよ。こんなんかいてええんかいな。中国ががもう「大国」としてはだめなんちゃうの?とは数年前から言われつつもなんだかんだ五輪も成功しちゃうし、仮に駄目になったからといっても10億人がいきなり地上から消え去るわけでもなく、確かになー、とは思います。もっと僕に冒険心があったらとってる選択肢かもねー。中国には興味があるわけで。

 ていうか今日も書くのに時間かかりすぎや。色々勉強になったけど。

5月の飲食予定表

2009年5月6日
As of: 2009/6/3
Slot: 5/8

- 高校同級  5/4 ハンバーガー
-よっしー   5/15 居酒屋
-美人     5/16 湖南料理
-T、SU     5/17 和食
-マッサージ師 5/22 不思議カレー
[飲んでます・ウイスキーのあとに白酒飲んだらしいたけの味がする…]

 明日あさってをがんばって、GWの残り香をかぎたいです。土日は合宿なんですがバンマス兼料理番長ということで今日も雨の中買い物に行ってきました。サワークリームたけえ。

 四月は結局月イチ料理ができなかったんですが、まぁとりあえず五月分というか遅れてきた四月分というか…あ、スープとメイン作るからこれで二品で二ヶ月ってことで…だめか?ちょっと珍しいものを作ろうと思います。


 そうだ、香港でジャニオタ先輩にあててお手紙を書いて、それを東京戻ってから出したんですが、普通に戻ってきません。もーやだよあの人。何を考えてるのか手に取るようにわかるあたりがなんか無力感というか…わかってりゃ手の打ちようもあるだろ、ってのはあの人をしらない人の考え方で、もう無駄だと思っても砂をかけてくしかないんです…いや本当はそこまで悲観的なわけじゃないはずなんだけれども。
 多分彼女は「もうサークルの連中とは連絡を取らない」って明示的に?決めてるんです。彼女はそういう自分に課したものを例外なく処理できる人。なんだろ、普通はそういうルールを自分で決めたとしても多少の融通というか…数年ぶりに友達から連絡来たらそんなもん忘れるでしょ?そういうのがないんですな。ルールを決めたらその前にどうだったかというのをすべて捨ててしまうのです。
 でだから僕はそれを打ち破るにはうんざりさせるしかないかなと思っていて、なんだろ…でも本当の意味でうんざりされたらそれはそれで意味がなく、苦笑というか…道化氏必死だなくwwww的な気持ちになってくれたら「哀れな道化ちゃんにもう私に連絡してもむだだよってことくらい教えておいてやろうかしら」くらいになってくれんかなーと思って賄賂(高い茶)とかもいれてみたんですが、だめでした。まぁ気長にいこうと思います。俺の気長はながいよー、って誰に言ってるんだ俺。

 今日は雨の中合宿の食材買出しに車で並び覚悟で出かけたんですが、やっぱり並びながらCoccoをぼんやり聞きながら★さんのことを思い出していました。青森でドライブ(運転したの俺じゃないけどな)したとき(http://42583.diarynote.jp/200811030149279079/)持っていったアルバムだったんですわ。
 やっぱり彼女は得がたい人だなぁと思ったりするんです。香港旅行記でも(多分青森でも)ちょっと書いたようにお互いの出来ること出来ないことがわかってるから無理をしなくていいし、なんだろうなぁ…「メス」って言わなくても手を伸ばしただけでメス置いてくれる感じ…ってこれいい夫婦ですねって話か笑。
 そんなことを思って、でも反面まったくだめと思う部分もある。彼女が僕に言うように、寝る気になれないってやつ。僕も心底そう思う。なんつーか失礼ながら「うえっ」て感じ?別にそんなんたいした問題じゃないのかもしれないけど、でもそれでもねー。ねー。キスも無理です。★さん流に言うなら、粘膜のお付き合い全般が無理。

 ジャニオタ先輩も狗もA木嬢も、僕がこだわってる相手ってのは何人かいて、なんかそこら辺をうまく整理したいなぁと最近思うのです。ROIって年初言ってたわけだしね。まぁジャニオタ先輩はもう連絡取れないので死んだも同然(酷)だけど…。ていうか上に挙げた三人にゃほとんど投資なんかしてねえな。まぁそれはともかく、精神的な意味でね。
 

 昨日たらたらと食品廃棄について書いていたら、今日の朝日一面がそんな感じでした。

http://www.asahi.com/business/update/0506/TKY200905050171.html?ref=any
コンビニ店主「見切り販売」の動き 販売期限前に値引き

…はじめて「あらたにす」、つかったよ(URLの最後にref=anyってついてるでしょ?)。asahicomは一応「速報サイト」ってことになってるので必ずしも一面の記事が頭にきてるわけではないので、探すのが面倒なのです。
 それにしてもいまいちこれにセブン側が危機感を感じる理由がわかんない。だって利益率上がってるんだし、彼らはそこからマージンをとってるんでしょ?ロイヤリティの計算式についてはここ(http://edit.diarynote.jp/home/diary/new/)らへんに載ってるんですが全部読むのはだるいので(ねむいし)、まぁ多分利益「率」はあがっても下がった売り上げ分を補填できてないってことなんだろうな、ってことで。すべてはミリヲタ大臣の
賞味期限内のものを捨てちゃうっていったいなんですかと。

に集約されますよね。ただそれが結局競争力の源泉にならないと判断されてるからこそ、こういうことを続ける人がいるのも事実なんだろうけど…でもなぁ…これっくらいのこと食い物扱ってる人の矜持として当然のようにやってほしいわな。エコエコアザラクがはやってるいまこそしれっとやっちゃえばいいのに。


 http://sankei.jp.msn.com/world/china/090426/chn0904260047000-n1.htm
【記者ブログ】チベット特集:パンチェンラマ11世死去説の怪 福島香織
を読んでいたら気になる言葉。「パブリックデモクラシー」しりませんでした。センモンカなのにねー。というかいつのまにizaブログはこんなところに引用されるようになったんだ?一応izaは個人ブログってスタンスだと思ったんだけど。
 注:合宿中に書いたものと帰ってきて加筆しているところとがぐちゃぐちゃしてます

にいってきました。去年の…10月とか?ってネットがつながりゃすぐわかるんですが(調べたら10/19でした。http://42583.diarynote.jp/200810191849019379/)。その他のものはほとんどすべてがそろってて素泊まり4000円ちょいで、すごくいいんですけどね。浴衣まである。前と同じ、つくばの山奥です。アンプなしで安価で音が出せる場所ってすごく少なくて(そもそも多分需要自体がない)探すのは苦労したけどここがあって本当によかった。

 で、実は無線LANはないけどネットに接続できるPCは受付にあるので、もうこの宿に足りないものはなにもないです。


 今回もまた弾丸合宿、土曜朝発日曜夜帰りです。練習量はそんなに多くはないんですがアマチュアだしこうやって合宿的なちょっと楽しいことも時々やるのがきっと息抜きになったりなかよくなったりまぁ効果はあるかなと思って企画しました。GWっぽいことやってない(というかGW前に遊びすぎ)し。
 うちのバンド、あんまり練習以外で会ったりしない(でもなぜか飲むと盛り上がるし多分仲もいい)ので、たまにはこういうのもいいかなと。やっぱり食事一緒に作ったりとかしてるうちに普段見ない面とか見れるし。

 今回バンマス兼料理長(俺)が作ったのは二品。いや料理長じゃないな、単なるメニュー決定権者。権利でもないけど…要するにメニュー係。僕だけで作ったわけではないけれど、とりあえずこれが五月の料理です。本来の「季節の食材を」というのはガン無視ですが。詳細についてはあとで必ず写真つきで…。今日はすでにちょっと眠いので。

 あ、少ないとはいえ練習はいつもよりしたし(だらだらもしたけど)それなりに成果はあったかなと思います。でもやっぱ2泊はしたかったかな。今度来るときは祝日を使って二泊でこようと思います。一泊4300円とかだもん。素泊まりのみだけど環境はいいし、まったく問題なし。まぁ近くに時間つぶせるものもないので目的がないとつらいでしょうが。

 
 そういやホッファーの話、まだ書いてないな。彼の「大衆運動」は少なくとも今年読んだ本の中で最大の刺激になっている。で、それに加えてポストモダン用語の「大きな物語」ってのがちょっとひっかかってきています。言葉自体は有名だし正確でないにしろ概要は知ってたんだけど、今自分がいるステップで重要な言葉かも、って思って。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2997622.html
大きな物語の消滅 - 教えて!goo

 結局大きな物語が必要とされたのは、そうやって答えや救いを遠くに見せることで近くに見える嫌な現実から目をそむけさせる機能が必要なほど現実が終わってたり不可抗力で死ななきゃいけなかったり信じられないほど格差があったりということだったのかなって漠然と思っています。そこそこの幸せを皆が得られてある程度の公平感が担保されてしまえば神は不要なのかしら、っていうね。まぁ全然これに関しては本も読んでないので適当ですが…。

 あーねむー。明日から会社か。


 あと備忘。宿のあるものないものリスト


あるものないもの

■ ある
メリットとビオレ
浴衣
小さいタオル
トースター
冷蔵庫
電子レンジ
ポット
急須
コップ
テレビ
食器(スプーン、フォーク、浅い皿と深いスープ皿)


■ ない
バスタオル
歯ブラシ
インターネット環境
オーディオ
あぶら
小麦粉
塩コショウ
炊飯器
 最近会社に来たクリッピングの裏側に取り上げられていた記事。
http://www.asahi.com/national/update/0401/TKY200904010176.html

http://www.asz-group.jp/index.html

 フリーターが起業とか信じられないんだけど、確かにアポ取りまでなら切り離してアウトソースもできるのかもなぁ…とか感心。普通はその辺から新人からやらせて鍛えるんだろうけど、ンなことやってたら手が足りない中小企業にはいいのかもね。
 何より、労働集約型つうのか単純作業のアウトソースではあるものの確かに日本語スキルが低い人では代われない(=賃金の安い外国人では無理)分野があるんだなぁという変な納得感なのでした。
 あとサイトが非常によくできています。ナビゲーションじゃなく、テキストがちゃんとわかって書かれているのに好感。ちょっと文章量多いけどね。

 いや、自分がやりたいとは絶対思いませんけどね。


 なんかまだ眠いです。昨日10時間くらい寝たけど、まだ眠い。よくわからん。寝ますが。昨日は早めにはじまった送別会を早めに切り上げてマッサージ。結構飲んだあとにもんでもらったのでなんていうかヘヴン状態。8時ごろから既に眠くて耐えられず電車でもバスでも歩いてても舟をこぎ、家かえってすぐばたん。そして朝。マッサージの後飲みは駄目ですが、飲んだあとマッサージもやばいです。とにかく、よくねました。

 
 ちょっとだけ活動期に入ってきた気もします。友人から広報探してる人を紹介されて会う事になりそうだったり(転職というわけではなくアート系の単発お手伝い…というか多分アドバイスするだけ)、久しぶりの人と飯を食うことになったり。あ男と差し向かいで飯食うなんて久しぶりだなそういや。仕事以外の打ち合わせがまた明日もあったり。まぁ色々と仕込んでいます…でも小粒。時間取られる割には小粒です。お金とかはどうでもいいんだけど、もう少し大幅に楽しいことしたいな。
 金曜土曜と期せずして二日連続サークル関係、しかも上の学年の人たちでした。金曜はチェロ弾きの先輩、今日は土曜は美人の先輩。

 チェロ弾きのよっしーはその代の幹事長で、僕がその後任…になるはずだったこともあって仲がよかったのですが最近疎遠でした。が1月かな?なんか路上で偶然すれ違いそっから飲みに行こうみたいな話はしていて、それがのびのび昨日に。彼には別件で演奏を頼むというか持ちかけていて、その打ち合わせがあったのでその後じゃー行きますか、ってことで。
 よっしーはいわゆるベンチャーの創業メンバーとして結構ばりばりやってる人…しかし今はちょうど景気直撃で金がない金がないと騒いでいました。昔はキャバクラで20万使ったとかなんとからしいですが。というかお前キャバクラとかいうキャラじゃなくね?とか言ってみたんですが「大阪時代の上司が好きだったもんで…」だそうですわ。よくわからん。でも別にそこで金使って落とそうとかはしないらしいです。色々遊んだとか言ってたけど別にそんなにとがってたわけではなく、まぁ小金も小金ですわな。ってえらそうに言ってる俺金ないけどさ…。

 まぁそんな彼とじゃあ今度合コンしようよとかって話をしてたのは内緒として、話題は行方不明のジャニヲタ先輩の話へ。「なんでなんすかねーしかし」って振ったんですよ。そしたら最初は知らないふりとかしてたんですけどね、ついに真相が明かされました。彼よりさらに上の先輩(彼女もち)と付き合ってて捨てられたんですって。あーもうなんつーかなにその陳腐な結末。よっしーもそれが原因かどうかの確証はないようなんですが、「タイミング的にはばっちりなんだよねーあはは」ってお前ー!…ってまぁ本人じゃないからこの人責めてもしかたないんですが。なんか色恋に負けて人前から消えるってのはあの人らしくない(極端に走るという意味では、らしいんだけど)とか思いながら、でもそういう事情だと僕が連絡してもしても返ってこないのは鉄板な気がするなぁと納得してしまったのでした。そのよっしーの先輩も僕とも結構仲がよかったのでますます多分彼女にとっては僕と連絡すると色々去来しちゃったりとかなんでしょう。でも「連絡すんな」くらい言ってくれてもいいのにね…とこれは願望なんですが。
 まぁそんなこんなでそれなりに盛り上がって試合終了。なぜか六本木のシングルバーに誘導されかけましたが高そうだったのでやめておきました。ばからしい…。

 今日の話は…まぁたいしたことではありません。いつの間にか結婚していた先輩と久しぶりに会ったんです。相変わらず美人ではありましたが、相変わらず頭は悪い感じ(ひどいものいいですね俺)。旦那は航空会社の整備士だそうで、夜勤とか早朝だとハイヤーでるらしいです。家も借り上げ。あの会社、株主やら従業員に異常に手厚くて業績は真っ赤だつう…言われてる通りですね。新聞社ですらハイヤー削ってるとかいう今日この頃にねえ…。 料理がびっくりするほど少なかったので腹が減っていまラーメンくいました。湖南料理食うのは初めてだったんですが全然たいしたことのない店でした。ポーションが小さいだけが特徴の普通の中華やねん。チャーハン油でべちゃべちゃでお前せめて食堂メニューくらいちゃんと作ってくれと。


 そうそ、あと若干心配してるのは狗にメール(しかも結構真面目な内容の)したのに帰ってこないんですわ今日で多分1週間くらい。忙しいとかならいいんですけどね。

今日はそんな感じ。ビールいっぱいしか飲んでないので飲んでる内にははいらないでしょ。
 

旧縁

2009年5月19日 日常
 何でか先週酔っ払ってマッサージ受けて以来、ねむい。土日も結構寝てるのに眠い。今日も会社で昼間寝てしまった。睡眠時間は普通というか普通より早く寝てるし起きれないから朝もギリまで寝ててそれで会社行って…なんででしょ。で帰ってきて飯食う前から眠くて、今食ったあとぼおっとこれ書いてます。意識が飛ぶほどじゃないけど勉強モード…ものを記憶したりとかは無理。本当は今週末試験だし多少は今週勉強しようと思ってたんだけど(と逃げる)、とりあえず今日十時台にでも寝てリカバーしようと思います。明日あさっての二日だけでも多少勉強しなきゃ。あ金曜は多分夜があるのです…

 その金曜のこと。まだわからんのですが、前担当してた客の会社の営業さんから今日メールが来て、会社移ったから挨拶させてくれと。まぁなんかフリーペーパーやってるってんで広告の営業っつうことなんでしょうがまぁまぁ仲がよかった人なんでその後のみにでも誘おうかなって感じ。まぁ雰囲気見つつですけど…純粋に営業に来た人間饗応する趣味はないし。

 でそれ以外にも色々旧縁が。先週のサークルの先輩たちもそうだし、四月の女(あれあだ名つけたっけ?)に連絡してみたり、まぁ色々と。連絡が来る場合もあれば手帳を見ていて半年くらい連絡してないなあ…というのもあって、でも今週は一応上記のような理由で飲みにはでかけられないのです。本来思いついたら今晩行こうぜ?ってタイプなのでなんとなくフラストレーションだったりもして。
 なんか1年にいっぺんくらいそういうことありませんか?・・・ってむなしい問いかけか。まぁ自分にはそういうことがありまして。まったく相互に関係がないコミュニティの人から連絡が立て続けに来たりなんの関係もないのにそういえば会ってないことに気がついたり。
 あそういやT子さんからも連絡きたなー。昔恵比寿で知り合って食べ歩くようになったイラストレーター。彼女は恵比寿を振り出しにいろんなバーをまわり、そん中の店のバーテンの一人とお付き合いしてます、別れてなければ。手帳見たら去年の10月以来会ってない…というかメールしても返ってこない。まぁこっちも気にせず夜飯食う相手がいないとたまにメールとか…ってそうだ思い出したT子さんはあちらから連絡あったんじゃなく、その彼氏の店にこないだ遊びに行ったんでメールしたんだわ。そしたら返ってきた…でそこで「飯くいに」って話にまでなったのに次の日だか具体的な日程(何日をはずせまで言ってたのに)候補投げたらまたメールが返ってこないという。まぁもう慣れてはいるので適当にまたメールするんだけど、普通ならそれ失礼だろつうとこですよねー。でーすーよーねー。

 まぁそんな感じです。なんかふとこのページの左上を見ると最近まったく月曜に日記を書いてないのはなんでなんだか気になって仕方ないんですが、やっぱ週頭は会社行って帰ってくるだけで疲れるよね、ってお前一年前と言ってること違うよなとか自分でも思うわけで(前は「月曜こそガソリン入れないと一週間もたない」とか言ってましたよ。今も金曜は混むから基本外に出るのは好きじゃないのは変わらない)。


 なんか仕事がどんどん一般職化してる…ていうと差別的な表現かな?ノンコアのルーティンを淡々とこなす、みたいな。別にそれができようができなかろうが次に回ってくる仕事は変わらない、みたいな状態に今陥っていて、別に僕はもうこの職場なのか業種なのかはうんざりしてるからいいんだけど、それにしてもなんかつまんない。でも僕自身がパフォーマンスをあげていないし必死に食いついてないのも事実だから文句を言う筋合いじゃないのはわかってる。だから仕事以外でどうにか刺激とか真面目に打ち込めるものを、と思うんだけどなかなかそんなもんみつからないし。
 常に麻薬のように刺激を受けてないとだめなタチなこともあってなんか軽くイライラしたりはするんですが、まぁとりあえず目先の試験こなして、あわよくば大きな刺激をば。


http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080121
最後通告は37歳
「自分が人生において”出産”を経験しないということを確定的に感じる年齢」ってなんかすごい絶望だよねとか思った。いや俺出産はできないけど。仕事における「ここから先は「“今の自分と連続した自分しか”将来にはいないですよ」」ってのだって相当の恐怖だし。こういう年齢に、10年後はなってるんだなぁ…ってね。

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=6607
今の今まで鬼束さんに妹がいるなんてしらなかった。いやそりゃ知ってる必要もないですけど。あんま似てない気もする。
 このところ仕事でにちゃんねるを見る機会がたびたびあって、見るごとにどの板にもスレッド上位に「あめでとう2ちゃんねる10周年、プレゼント10万個用意しました。」とかって書いてあってなんだこりゃ新手の愉快犯?と思って、でも一応見てみたら本当に十年だそうで。というか閉鎖騒動が2001年でもう5年なんかじゃない昔だってのに自分の年とか年とか年齢とか考えちゃいますよね、深く。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2


 なんかすげーイライラしています。あまりいいことじゃないのはわかってるんですが、仕事がうまくいってないんですね。金曜にわけわからん仕事つっこまれたおかげですごく楽しみにしていた友人のライブにもいけそうもなく、昨日終電で帰ってきたら(仕事ね)その友人から手書きの手紙つきでチラシが送られてきていてまたとても申し訳ない気持ちになったり、むかついたり。
 で、今日もコレをだらだらと書いてるけど本当ははやく出勤しないといけません。本気でどうでもよくってむしろ明日試験なんだからそっちの勉強させてよ(忙しくなくても疲れてて勉強できてないのは事実だけどさ)とか思ったりもするんだけどでも月曜までにあげなきゃいけないものは厳然としてあり、仕方ないからやります、っていう…。
 

 昨日はマッサージ師にマッサージしてもらったあと、閉店直前だったのでそのまま不思議カレー屋、Tapirへ。あいかわらず不思議してました。改装中だとかって店内に資材が転がっていたりして。
 ここの面白さってなんか難しいんだけど、みんながアートアート言ってるけどそれだけじゃない気がしてる。例えば行った時にメニューに「シャカシャカダール(だっけ?)」とかってあって、頼んでみたら出てきたのはロッテリア(だっけ?)にあるシャカシャカポテトのひよこ豆版という…アイディアとしてはわかるんだけどそれパクりって言われない笑?みたいな。それはまぁ極端にしたって、なんかそういう…いまっぽさはあるんですよ。単に独自世界を突っ走ってるってわけではなく。料理にしたって伝統的っぽいものだけでなくなんか新しい(傍目には不思議なのは確かなんだけど)メニューもあって、なんかそこが面白いと思うんですわ。
 そんな感じ。そろそろ観念して仕事いきます。
 …自動詞的な意味で。今朝最寄り駅で歩いていたらふと向いのホームに電車が入ってくるのが目に入って、飛びたくなりました。やばいっす。いや残念ながらマジね。前書いたかもしれないけど、以前鬱だった時に同じような気分になったことがあって、それ以来だから…多分8年ぶりとかでしょうか。

 前の時も思ったんだけど、少なくとも僕の中では本当に死のうとすることって全然ハードルが高いことではありません。というか正確には「死のう」というより例えば今回なら「ホームを踏み外そう、結果的に死ぬけど」みたいな感じで、さらにハードルが低い。普段は忘れてるからそんな気にはならないんだけど、思いつめた末にとかじゃないです。単に歩き始める時にどっちの足を先に出すかって程度の話で、だからこそ自分でもこわい。いつでも出来てしまうことを自分でしばるのはね。
 
 そんなわけで、そんなに体調が悪いわけではなかったけれど「頭が痛い」と言い張って帰ってきました。いや精神的にはショックだったのでめためただったのは本当なんですが。帰りも怖くて本当はタクシー使って帰ってこようかと思ったんですがさすがにそれは金がねえ、という現実的な問題で、本読んでなるべく周りを見ないようにして、駅から家まではタクシーというコースで。つれえ。
 ああ今「哲学で博士号…」(http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-185.html)再読しててなんか思ったことを書いておこう。面白いと思ったのは以下の部分。


525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:12:44.16 ID:loJ2GJza0
ベンヤミンのアウラの消失という概念で現代社会を切り取ってなんか面白いこと言って。

>>525
現代社会は伝達の社会。また、人間は伝達をベースに生きている。
その中で手渡される表象は、コピーになってくる。
その場合、それ自体が持っていた神性のようなものが損なわれる。
世界のほとんどが、ニセモノになっていくということ。
「損なわれないアウラ」って概念は、現代芸術では絶対に必要じゃないかな。

545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:27:56.56 ID:loJ2GJza0
アウラの話ね。
それが言われたのってもう70年も前の話しなわけじゃない。
だからそれで現代2007年をみたら、なんか面白い意見が聞けるんじゃないかと
期待したんだけど。なんか思うところはないの?オリジナルな意見として。

>>545
んー、でもさ。
例えば、グレン・グールドっているじゃない。
録音でしか発表されなかったけど、あれにはアウラが無かっただろうか?
結局のところ、方法が変わって行くことには混乱はある。
でも、意外と対応できるくらい芸術って強いんじゃないか。


 この部分。僕は「世界のほとんどが、ニセモノになっていくということ」という部分には同意できない。完全なコピーであればどちらが本物かという議論をすることはナンセンスだから、単に「そこらじゅう本物だらけになって『本物であること』の価値が落ちていく」ということだと思っている。
 グールドの例についても価値が落ちなかったのは「グールドの録音」であって、たとえばトラの革を弾いた低い椅子に座ってうなりながらすごい演奏をする人が10人現れたとしたらきっと彼にまつわる神秘性(=アウラ?)は消えてなくなり、彼があそこまで評価されることはなかったと思う。そういうことじゃないのかなぁ…違う?そうした神話と初期の露出の一切がないままに録音だけでデビューしたらどうだったんだか。あ、ぼくグールドのゴルドベルク大好きですけどね。

 …またとっちらかった。

 いやこれからくるかもしれない面接について考えてたんです。で、志望理由として世界が多極化するのであれば極にいることよりも極同士をつなぐ場所(ハブ)にいたほうが楽しそう、みたいな話なんだけど、その中で単極、または少数だったときに比べ、極が多くなるとそれだけ「極であること」の意味というか価値が少なくなる(極の数が倍になったらそれぞれの「極であること」の価値は半分ではなく、それ以下になる)のかなぁ、みたいなことを考えていて。
 で、それって上のアウラの話なのかな、ってなんとなく思ったの。難しいこと言わなくなって、独自色ってやっぱおなじもんあったら独自とはいえなくなるよねぇ…ってホント簡単に言えちゃうな。まぁそんな感じ。
[ちょっとだけ茶色いのをなめてますが]

 一昨日だか元彼女を時間潰しにつきあわせるために呼び出したら「あんたブログに書いたでしょ」って怒られ(?)ちゃいましたよ。えーとまぁ「あんたブログやってたの」的な質問から来るかと思いきやそこは自明でしたか。ちょっと恥ずかしいですね。
 で、バレた経路つうのが
http://42583.diarynote.jp/200903230146199723/
で書いた四谷の店の話。「あんたが悪く書いてて彼(経営者)は怒って云々」みたいなことを言われ。あちなみに彼女はそこで今バイトをしていたりするのですが…。どうですかどうですか。正直書いたことなんて忘れてたから読み直してみたけどそんなに悪く書いてないじゃん。ちょっと安心。どっちかっていうとその輪の中にいた人の名前後でぐぐってるほうが危ないっつうか読んでて自分で恥ずかしいっつうか。
 しかしあの書き方でたどり着くとはねえ(四ツ谷じゃなく四谷表記なのに)…。一応このブログは匿名でリアルの知り合いには知られない前提でやってるつもりだし、だからこそそれなりに正直に抑制せずにうんこって思ったらうんこって書いてるわけなんだけれど、なんとなく居心地悪いっすねー知られてみると(いやうんことは書いてないですってば)。ええと店には顔出すつもりで一応そのために連絡とかとってみたりしていたけどこの気まずい気分乗り越えてまでわざわざ訪問するほどの義理も持ち合わせていないのでまぁこのままサヨウナラといった感じでしょうか。というかほとんどコンニチワもしてねえつう話。はい残念。

 さて。

 ああ色々書くつもりで書いてないことがあるわ…日曜の資格試験の話もせっかくネット上にほとんど情報ないからって張り切って色々メモってきたけどさてどうしよう。多分日常のうだうだした記事とは別にした方がいいと思われるので別途書かなきゃですわね。まぁもしホントにうかっちゃったらめっちゃ特定が楽な感じになってしまうので多分それと同時に長らく続いたこのブログもおしまい…になるのでしょう、なぁんていまからそんなこと考えても仕方ないよね。受かってないし。

 いま見直してみたら五月、全然日記かいてないのね。

バチカンからiPhone / Facebookで世界へ - ローマ法王庁が新しい試み
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/25/072/index.html
なんでこう猊下はどういう風に映っても悪役にしか見えないのか。またこの写真「世界は私のものだ」とかってコラ素材にされそう…って良く見たらこれ別に背景は地図じゃないのか。

「地球のハラペコを救え。」、飢餓や貧困を体感する新サイト
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090525/330618/
 やってることはいいんだけどWFPはちょっと広報下手…一応タレント使ってるのにITproにしか載らないなんて…ていうかなんでITproに載るのかが謎(多分記者が知り合いとかなんだろうけど…)。こういうネタだったらInternetWatch辺りな気がしたりしなかったり。
 あと多分これは予算の関係なんだろうけど、なんとなくWFPってウェブにばっかり力入れすぎな気がします(ウェブでやってることだけが僕にリーチしてるって噂はあるけど)。FoodForceとか実際にすごくよく出来たゲームだったけど、果たしてそれで届く相手は金を出す人たちなのか、っつうものすごく嫌なというか現実的な問題はあるような気がしています。直接的にそれを狙ったわけではないのかもしれないけど。

【やじうまPC Watch】
米Time誌が過去10年の技術的10大失策を発表~内2つはMicrosoftのVistaとZune
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20090518_169369.html
これ書くの忘れてた。YTは確かにマネタイズが全然駄目つう話は聞くのでさてあれどうすんのかね、って気はしてます。いきなり止めちゃうわけには…ってやつならやりそうだけど。

曲と音楽

2009年5月28日 音楽
 明日、すごく楽しみにしているライブがある。重さん(ベーシスト)が、彼があこがれていた演奏家とともにベースのみで舞台を作る。彼はプロでもちろん僕なんかより音楽の素養もあるんだけどそれにしたって、すごくまじめに勉強しているし、なにより面白いものをつくる人。真摯な姿勢で音楽に向かっている態度は本当に、尊敬できると思っている。
 その彼が、常々口に出していた人と同じ舞台を作る。彼にとって、もちろんそれは言葉でなんか表せない幸せなことだと思う。僕だって僕にとって憧れの誰々と共演できるなんてことになったら多分羽が生えて飛んでっちゃう。いまの僕の気持ちは全く彼のそれには及ばないけれど、なんとなくその場で、「曲」じゃなく「音楽」を聴けるのかもしれないなんて予感していたりするのです。そういうことをしたいと願い、でも現実的に自分の力量としてできない身としてはすごくうらやましいというかもっと黒くて妬ましいし、反面自分のできないことを仮託したくなったりもする。あ、これってわが子に楽器習わせる気分に近いのかな?

 で、それに出れるかっつうのが明日のイベントの流れ次第で…どうにかなるといいんだけどねぇ…。一応今日話の流れで上司に希望は伝えたので、配慮はしてくれそう。あとは運ですね。


 そうそう、今日は偶然連絡貰ったパーカッショニストもわがバンドにスカウトしたのでした。これも重さん関連で出会った子なんだけど、「あなたじゃなくていいから誰か紹介して」ってお願いしたら普通に受けてくれちゃって。ちなみにその人、http://42583.diarynote.jp/200811232156443954/で書いてた「一番インパクトなくどうでもいい子」(ひどい)。
 一番インパクトあった宇宙人はなんか全国大会で賞とかとってる(あのプロジェクトにはそういう若手のいい感じのひとが多い)とかなんだけどもう死ぬほどうるさかった記憶しかなくて、なんつーか、うん。なんか死ねとか言われてた気さえしてくる(多分言われた)。普通に初対面だったのに。もう一人が思い出せないのよね…彼氏が確かヴァイオレンスな感じで大丈夫なのそれ?みたいなことを言ってたような。ちょっと可愛かったような。まぁその今度連絡とった子は普通な感じでしたよ、と。まぁ宇宙人とは正直もう一度会いたいと思ったりはしている…会った瞬間何もしてなくても指差して爆笑されそうな気さえするけど。
 ああスカウトっつうてももちろんタダじゃあございません。ヘルプやってね、って話で。まぁ飲みの場で少し話したくらいなので、今度改めて茶でも飲みながら話をして、いい方向に持っていければと思います。

直観の提示

2009年5月30日 音楽
 タイトルは松岡正剛の千夜千冊『禅と日本文化』鈴木大拙(http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0887.html)文中より。

 昨夜はすごいものを見てしまいました(そうそう、上司が計らってくれて行けたのよ)。帰宅して自分が受けた印象をまとめてここに書こうと思ったけど全然まとまらなかった。楽譜を見ていないからわからないけど、多分テーマと大まかな進行、それに場面転換のための合図だけを決めて行われた演奏で、あれはまさに「曲じゃなく音楽」。
 普通の曲の場合、まず完成された楽譜があり、ある意味で100%(「完璧な演奏」)がわかった状態それを目指していくような形になる。その100%という場所は曲の解釈やら演奏者の思いやらで演奏されるごとに当然違ってくるけど、でもそれぞれにたどり着きたい場所があって、それに向かっていく。
 でも昨日の演奏はそういうものじゃない。それは楽譜や事前の取り決めがあったかなかったかに起因するものじゃない。めちゃくちゃな表現をするならあれはある種の禅。0になることを目指すというか、空(ku)を目指す(正確に書くなら「目指す」ということすら邪念の類なのかもしれないけど)というか、方向としてはそちらに行っている気がする。
 今朝起きたら律儀にも重さんからサンキューメールが入っていて(あれだけのライブの後に普通に朝起きてお礼状を書けるというのがすごい。別に僕だけに書いているわけじゃないだろうし)、それへの返事としても書いたんだけど鈴木大拙の「禅と日本文化」がまたこの辺のことへの回答の一片を示しているような。
 
 訓練を積み上げて「訓練していないような音を出す」ってすごい矛盾。多分昨日の演奏だって(嫌な言い方だけど)素人が聞いて「すごい演奏」と思うようなものじゃない。下手したら何あの騒音、とか言われそう。同じ騒音なら楽器なんて弾いたこともない人でも出せるはずなら、その違いはどこにあるのか。「赤子のような振る舞い」を理想にするような話を聞いたことがあるけど、では本当に自由であることがすばらしいことなら、人間の精神はそういったことでなんの役にも立たないのか。

「なにかに向けて煽り立てること、そういう行為自体を好きになれないってこと?」
海人は二度うなずいた。
「人を煽り立てる連中は警戒した方がいい」
女子学生の瞳に一瞬光が宿り、自分を疑う口ぶりで言った。
「いま気がついた」
「気がついたって?」
「ガウリの歌はぜんぜんちがう。無意識じゃない。ガウリは自覚的なのよ。感動へ向けて煽り立てることさえ、彼は注意深くさけてる」


 …上はまた覇者と覇者からの引用なんですが、昨日配られた紙にも同じようなことが書いてありました(なくした)。「演奏してしまうこと、表現してしまうことを避ける」みたいな。

 なんかああいうものを聞かされてしまうと、僕は今後どうしたらいいのかまったくわからなくなってきてしまいました。


■小ネタ
防衛省・陸上自衛隊:注目コンテンツ「ペーパークラフト写真コンテスト」
http://www.mod.go.jp/gsdf/special/papercraft.html

…どうコメントすればよいのかわからない。しかも自分で「注目」って…


路上のソリスト(※いきなり予告編自動再生)
http://rojyo-soloist.jp/

楽器弾けない役者がちゃんとした指導を受けてないからこういう画になるのかそれとも写真家がクソなのかしらないけどとりあえず「主人公(?)は楽器の天才」という設定が最初のポスター一枚で崩壊。


バーナンキ氏のため息・・・俺の人生返せ!!
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/ca0d7c7179905fb7ba37900c5e56457f

ぐっちーさんが経済学が科学かどうかについて書いてられるんですが自分的にはちょっと今更感。いや全く経済学には詳しくないんですが、「データは直感を補足するためのものであって、逆ではない」というような話じゃないの?直感はそのままでは共有できないわけで、それを共有するための言語が調査なわけだし。確率の話だって単に「降水確率が20%だろうと降ったら降る」ってだけの話な気はするし。いや、ぐっちーさんの話は面白いんですけど、別に煽らなくてもいいのになっつー。

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