悟ってしまったかも。いや小さなもんなんだけど、でもまさに言葉ではなく、腑に落ちた感じ。今朝まさに表題の部分を読んだ時に(あ、これまた「禅と日本文化」の茶道の章ね)まさに。
 とりあえず自分でも忘れたくないし、本道じゃないと知りつつ言葉にしてみる。

 「訓練を積み上げて訓練していないかのような音を出す」って数日前に重さんのライブの感想として書いたけど、これはそれを矛盾じゃないかと感じた自分の感想に対する回答なんだと思う。
 wikipediaの直観の箇所にも「『熟知している知の領域で持つ』即時的な知識の形式である」と(二重括弧は自分でつけましたよ)わざわざ前置きしているように、ああいった即興的な音楽を空間を察知して音を出す直観的な音楽であると言い換えるならば、やはり自由でいることが出来るのは熟知しているエリア(音域とか、自分の動きとか)の中でのみ。考えて弾くのではなく、感じて弾く…ていうとちょっとブルースリー的だけど、やはりそういうことなんだろうな、ということ。

 つまり。言葉にするとすっげー陳腐だけどやっぱり練習なんですわ。ひたすら音を出す練習。曲も「そういう曲で出す音(色)の練習」。全ては「音を出す練習」なんですきっと。それを繰り返して指と楽器の違いが無くなって、今僕がキーボード打ってるみたいに「こういう音が欲しい(キーボードだと頭の中で喋ってるだけで指の動きなんか考えないわけで)」って思った瞬間に音階も音色も全てぴたっとそれを出せるようになれば、初めて全ての色の絵の具がそろう。そしてそこから自由に描く。
 多分その途中でやっちゃいけないのが曲を弾きすぎることで、そうすると音が曲をひきずっちゃう。僕ギターだとそう。おいしそうなフレーズばっか弾いてたから手癖でそういうフレーズ弾いちゃって、逆にそこから外れることができない。

 やっぱ書くと陳腐だね。でもわかった気がしましたよ今日は、という話。


小ネタ

ねとらぼ: 「ジャレコ崩壊」? 不穏なカウントダウンが始まった
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/02/news083.html

瓦礫が壊れたって崩壊とは言わないよ、って言われてそうだね。
不振ジャレコに集結、ライブドア人脈の謎(1)
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/b03debae79bcf0252e223cc40fd8205d/
YOZANだのジャックだのと愉快会社の名前が。そういや関係ないけど今日昼会社の近くでネクタイヤクザつうかまぁ単なるくさい成金なのかなんなのかを見ましたよ。昔名刺交換したことがありますわ。

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