おわり(機上にて)。
2009年4月26日 非日常 さて、ついに刑場に向けて僕を連れて行く飛行機に乗ってしまいました。残念ながらというかなんというか天気は至ってよいようで、普通に飛んでいます。普通に着きそうです。というかむしろ早く着きそうなことをキャプテンがいっとる。まぁ別に着く分には早いほうが家でゆっくりできるし、いいんですが。
旅行の総括でもしようかなと思って考えてたんですが、なんか一個の感想になりません。多分それはひとつには国内、海、海外とまったく違う環境でそれぞれをすごしたことがあるんでしょう。海上も結構特殊な環境ではあったし。
とにかく金のかかった旅行でした。もう帰って口座みたくないくらい。あとで細かい計算…しないか、なんにせよ、交通費がばか高い。宿も結構高い。でもやっぱり交通費が高い。
あ、宿にはihomeというiPodのクレイドルが設置してあったんで部屋で結構色々音楽をかけていたんですが、昨日は寝る前にヴィジュアル系イントロドンクイズなんてのをやっていました。僕ら結構音楽的に通った道も結構似ていて腐れヲタですからね。Laputaあたりは当然楽勝としてもBAIZERとか知らんだろー。あ、マリスとかと同じ多分第一次ヴィジュアル系隆盛期にいたバンドです。
あと無限の住人にハゲが多い話で盛り上がり、二人で数えたりしていました。あー色気ないな。萌えがないな。
そうそう、最終日の夜になって本屋に行きたくなったんです。シンガポールでの経験もありあまり期待はしてなかったのですが、それにしたって一回くらいいっといてもいいだろうと。なんで期待してなかったかというのは簡単で、結局こういう島国、しかも言語がばらばらだと雑誌も本も発行するに規模が足りないんです。きっとペイしないからでしょうけど、Time Outとかそういう情報誌なんかはあるけど、その国にしかない本がない。というかアジアだと日本の本が多かったりする。
で、ホテルの隣にでかい本屋があったんですが、やっぱり想像通り。日本のばっかり。中文版のファッション誌やらはあったけどそれって上海から持ってきた?って話でもあるし。
んー。総括はやっぱり後もうすこし経ってからかな。鑑真は暇だったけどそれがありがたすぎて結局あまり考え事もせず怠惰にリフレッシュしてしまったし(それはそれでとてもよかったのだけれど)、そういう意味では思考はあまり進まなかったかもしれない。ただこれはもしかしたら後で書くかもしれないけど、ホッファーの「大衆運動」は相当すばらしい本で、これを7年前?大学に入るころに読みたかったとすごく思ったし、これによって思考がまとまった部分はありました。新しい深度はなかったかもしれないけど、明確になった感じ。
☆さんのこと。隣でなんか本とか読んでるから覗き込まれたらアウトだよねーと思いながら書いていたりするんだけど。 やっぱよくわからん関係ですよ僕たち。正常ではないと思う。一緒に歩いていても暗黙の内にちゃんと役割分担が出来ていたり、自分が足りないなと思ったところをさっと補ってくれたり、そういうところでは一般的に気が利くか利かないかという意味ではなく、自分にとってすごく一緒にいて楽しいというか楽というか。ああこれ飛行機で書いてるから参照できないけど去年青森行ったときも同じようなこと書いた気がするよ。まぁ変わるもんでもないのかな。
あ、ただこの子は意外と海外不得手というかもろカンコーキャクな振る舞いを時折するのが困ったのでした。立ち止まってでかい地図広げてなんかやったり。ただ周りを見渡すとそういう人は結構いるし、改めて考えてみると自分のやりかたって結構治安悪い地域(ヨハネスとかってレベルじゃなくすりとかが多いとかそのレベルね、もちろん)向きなのかなぁとか思ったり。
彼女に彼氏が出来たというところで正直何かが変わってしまうのかもしれないとか思っていたのだけれども、実際はそんなこともなく(あ、でもなんか僕に彼の話をするのに抵抗があるような節もあるような)距離感も少なくとも目に見えて変わったわけでもなく。これから自分たちの関係がどうなっていくのか、自分でも気になるというか楽しみというか、色々考えてしまうところではあります。
あ、この旅の心残りを書いておかなきゃ。
シンガポールでもそうだったけど結局は弾丸旅行なのでいろんな無理があって優先順位をつけざるを得なくてはみだしてしまったものがやっぱりあって。あでもシンガのロングバーはこれは自分の問題だったな。
まず国内。国内は尾道で店長に会えなかった。彼は神保町をやめた後今尾道で楽器卸かなにかをやっているとのこと。月曜は忙しいらしく、僕が移動している最中に尾道に寄ったときは会えませんでした。2年くらいあってないのかな?もうずいぶんになります。店にいたころは最盛期は3日にいっぺんくらい会ってたのに。逆にあとは大体出来たかもしれない。移動はめちゃくちゃだったけど(そもそもやりたいことが西日本にそんなに多くないというのもあった)。
上海。上海には心残り以前にそもそも滞在した気がしないというほうが正確かも。まぁ程度の差はあれ長くは楽しめないことは事前にわかってたから期待値は元から低かったのであれがー、ってのはそんなにないんだけど…。でもそれにしたってせっかく10年ぶりくらいにメインランド行ったんだから少しはそれらしいことしたかったかな。楽譜屋行っただけだもん。あ、だからそういう意味では上海音楽学院には泊まってみたかったし、周辺の楽器屋、楽譜屋には行ってみたかった。でもきっとそれくらい。次いけるとしたら…。まぁもう少し食い物を楽しみたい…とは思うけどスーパー食は中国だけに農薬野菜とかばっかりそうでちょっと怖い。だからホント、音楽関連くらいかも。もしいくならストップオーバーで2泊3日とかで、どっかに行くついでに寄れたらいいな、くらいか。
香港。まずもっと田舎を歩いてみたかった。あと天気が悪く夜景は結局まったくみれず。ベタにヴィクトリアとはいわなくても、どこかしらできれいな夜景は見たかった。天気のことをいうときりはなくて結局結構行動を制限された感じはしていたので、晴れた時にもう一回くらい…とは思うものの…やっぱりあと2泊くらいあれば十分な気もする。ああそうそう、今回ほとんど中環ばかりだったので田舎とか以前にそこ以外の地域を全然見てないんですな。いつもと比べると全然歩いてないから町並みも見れてないし。まぁこの辺は同行者の体力の問題もあり難しいです。☆さんが体力ない子ではまったくないんですが、そもそもが電車があるのに使わないとかって人ではないし、そう長時間歩くことに慣れていないのだとは思います。要するにふつー。一人じゃない以上、多少は譲るところがあってもいいのでしょう、
さて、今さっき☆さんとお別れしてバスに乗りました。もう家まで二時間かからないでしょう。僕は成田からは毎回バスに乗って帰るんですが、毎回ここで一番ブルーになる気がします。すぐ現世というかパブリックスペースにいく電車とは違って、バスは飛行機と同じような感じでシートに座って目的地に行くだけ。でもやっぱり飛行機とは違うよねってんでなんとなくこの中間な感じが好きなのです。このバスに乗っている間にぼくは少しずつ現世テンションに戻っていくのです。
旅行の総括でもしようかなと思って考えてたんですが、なんか一個の感想になりません。多分それはひとつには国内、海、海外とまったく違う環境でそれぞれをすごしたことがあるんでしょう。海上も結構特殊な環境ではあったし。
とにかく金のかかった旅行でした。もう帰って口座みたくないくらい。あとで細かい計算…しないか、なんにせよ、交通費がばか高い。宿も結構高い。でもやっぱり交通費が高い。
あ、宿にはihomeというiPodのクレイドルが設置してあったんで部屋で結構色々音楽をかけていたんですが、昨日は寝る前にヴィジュアル系イントロドンクイズなんてのをやっていました。僕ら結構音楽的に通った道も結構似ていて腐れヲタですからね。Laputaあたりは当然楽勝としてもBAIZERとか知らんだろー。あ、マリスとかと同じ多分第一次ヴィジュアル系隆盛期にいたバンドです。
あと無限の住人にハゲが多い話で盛り上がり、二人で数えたりしていました。あー色気ないな。萌えがないな。
そうそう、最終日の夜になって本屋に行きたくなったんです。シンガポールでの経験もありあまり期待はしてなかったのですが、それにしたって一回くらいいっといてもいいだろうと。なんで期待してなかったかというのは簡単で、結局こういう島国、しかも言語がばらばらだと雑誌も本も発行するに規模が足りないんです。きっとペイしないからでしょうけど、Time Outとかそういう情報誌なんかはあるけど、その国にしかない本がない。というかアジアだと日本の本が多かったりする。
で、ホテルの隣にでかい本屋があったんですが、やっぱり想像通り。日本のばっかり。中文版のファッション誌やらはあったけどそれって上海から持ってきた?って話でもあるし。
んー。総括はやっぱり後もうすこし経ってからかな。鑑真は暇だったけどそれがありがたすぎて結局あまり考え事もせず怠惰にリフレッシュしてしまったし(それはそれでとてもよかったのだけれど)、そういう意味では思考はあまり進まなかったかもしれない。ただこれはもしかしたら後で書くかもしれないけど、ホッファーの「大衆運動」は相当すばらしい本で、これを7年前?大学に入るころに読みたかったとすごく思ったし、これによって思考がまとまった部分はありました。新しい深度はなかったかもしれないけど、明確になった感じ。
☆さんのこと。隣でなんか本とか読んでるから覗き込まれたらアウトだよねーと思いながら書いていたりするんだけど。 やっぱよくわからん関係ですよ僕たち。正常ではないと思う。一緒に歩いていても暗黙の内にちゃんと役割分担が出来ていたり、自分が足りないなと思ったところをさっと補ってくれたり、そういうところでは一般的に気が利くか利かないかという意味ではなく、自分にとってすごく一緒にいて楽しいというか楽というか。ああこれ飛行機で書いてるから参照できないけど去年青森行ったときも同じようなこと書いた気がするよ。まぁ変わるもんでもないのかな。
あ、ただこの子は意外と海外不得手というかもろカンコーキャクな振る舞いを時折するのが困ったのでした。立ち止まってでかい地図広げてなんかやったり。ただ周りを見渡すとそういう人は結構いるし、改めて考えてみると自分のやりかたって結構治安悪い地域(ヨハネスとかってレベルじゃなくすりとかが多いとかそのレベルね、もちろん)向きなのかなぁとか思ったり。
彼女に彼氏が出来たというところで正直何かが変わってしまうのかもしれないとか思っていたのだけれども、実際はそんなこともなく(あ、でもなんか僕に彼の話をするのに抵抗があるような節もあるような)距離感も少なくとも目に見えて変わったわけでもなく。これから自分たちの関係がどうなっていくのか、自分でも気になるというか楽しみというか、色々考えてしまうところではあります。
あ、この旅の心残りを書いておかなきゃ。
シンガポールでもそうだったけど結局は弾丸旅行なのでいろんな無理があって優先順位をつけざるを得なくてはみだしてしまったものがやっぱりあって。あでもシンガのロングバーはこれは自分の問題だったな。
まず国内。国内は尾道で店長に会えなかった。彼は神保町をやめた後今尾道で楽器卸かなにかをやっているとのこと。月曜は忙しいらしく、僕が移動している最中に尾道に寄ったときは会えませんでした。2年くらいあってないのかな?もうずいぶんになります。店にいたころは最盛期は3日にいっぺんくらい会ってたのに。逆にあとは大体出来たかもしれない。移動はめちゃくちゃだったけど(そもそもやりたいことが西日本にそんなに多くないというのもあった)。
上海。上海には心残り以前にそもそも滞在した気がしないというほうが正確かも。まぁ程度の差はあれ長くは楽しめないことは事前にわかってたから期待値は元から低かったのであれがー、ってのはそんなにないんだけど…。でもそれにしたってせっかく10年ぶりくらいにメインランド行ったんだから少しはそれらしいことしたかったかな。楽譜屋行っただけだもん。あ、だからそういう意味では上海音楽学院には泊まってみたかったし、周辺の楽器屋、楽譜屋には行ってみたかった。でもきっとそれくらい。次いけるとしたら…。まぁもう少し食い物を楽しみたい…とは思うけどスーパー食は中国だけに農薬野菜とかばっかりそうでちょっと怖い。だからホント、音楽関連くらいかも。もしいくならストップオーバーで2泊3日とかで、どっかに行くついでに寄れたらいいな、くらいか。
香港。まずもっと田舎を歩いてみたかった。あと天気が悪く夜景は結局まったくみれず。ベタにヴィクトリアとはいわなくても、どこかしらできれいな夜景は見たかった。天気のことをいうときりはなくて結局結構行動を制限された感じはしていたので、晴れた時にもう一回くらい…とは思うものの…やっぱりあと2泊くらいあれば十分な気もする。ああそうそう、今回ほとんど中環ばかりだったので田舎とか以前にそこ以外の地域を全然見てないんですな。いつもと比べると全然歩いてないから町並みも見れてないし。まぁこの辺は同行者の体力の問題もあり難しいです。☆さんが体力ない子ではまったくないんですが、そもそもが電車があるのに使わないとかって人ではないし、そう長時間歩くことに慣れていないのだとは思います。要するにふつー。一人じゃない以上、多少は譲るところがあってもいいのでしょう、
さて、今さっき☆さんとお別れしてバスに乗りました。もう家まで二時間かからないでしょう。僕は成田からは毎回バスに乗って帰るんですが、毎回ここで一番ブルーになる気がします。すぐ現世というかパブリックスペースにいく電車とは違って、バスは飛行機と同じような感じでシートに座って目的地に行くだけ。でもやっぱり飛行機とは違うよねってんでなんとなくこの中間な感じが好きなのです。このバスに乗っている間にぼくは少しずつ現世テンションに戻っていくのです。
今過去のものを読み返していたらちょっと自分でもみにくいので実験的に目次など設置してみます。
ちなみに、http://www.benricho.org/map_distance/#をつかった超ざっくり計算でいくと今回の移動距離は6,500kmほどのようです。
■ 日記
http://42583.diarynote.jp/200904202356257406/
いちにちめ(広島)
http://42583.diarynote.jp/200904250002143728/
0421 船上
http://42583.diarynote.jp/200904250912553310/
引き続き怠惰につき(鑑真二日め)
http://42583.diarynote.jp/200904262018151663/
北京時間
http://42583.diarynote.jp/200904250131541601/
HONGKONG 一日目
http://42583.diarynote.jp/200904262022391071/
もう少しで終着点
http://42583.diarynote.jp/200904262044029521/
おわり(機上にて)。
■ その他
http://42583.diarynote.jp/200904250858253150/
香港写真
ちなみに、http://www.benricho.org/map_distance/#をつかった超ざっくり計算でいくと今回の移動距離は6,500kmほどのようです。
■ 日記
http://42583.diarynote.jp/200904202356257406/
いちにちめ(広島)
http://42583.diarynote.jp/200904250002143728/
0421 船上
http://42583.diarynote.jp/200904250912553310/
引き続き怠惰につき(鑑真二日め)
http://42583.diarynote.jp/200904262018151663/
北京時間
http://42583.diarynote.jp/200904250131541601/
HONGKONG 一日目
http://42583.diarynote.jp/200904262022391071/
もう少しで終着点
http://42583.diarynote.jp/200904262044029521/
おわり(機上にて)。
■ その他
http://42583.diarynote.jp/200904250858253150/
香港写真