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町山広美(放送作家・コラムニスト)
オレ人生をオレ主演オレマネーで映画化。
本物の銃を手にオレが銀幕で大暴れ。
早田英志、それは丸ごと男の夢。私の中の男もうずく!

 …公式サイトより。まさにこのまま。主人公ハヤタさんはリボルバー片手に「俺について来い!」とか言いながらゲリラ相手に果敢に立ち向かいます。字幕で「この戦闘で味方3人、敵5人が死亡」とか「実際攻めてきたのは兵隊の服を着たゲリラだったがコロンビアではゲリラが敗走するシーンを描写する事は出来ない(この映画、コロンビアでも公開されてます)」とか。

 まぁ、確かに突っ込みどころは満載です。奥さん泣かしたまんまだし息子とかもうひとりの娘とかいないかのような扱いだし4人の仲間の内一人いつの間にか行方不明だし(道化はカタカナ名前を覚えるのが死ぬほど苦手なせいで本読みなのに翻訳ものを読まないくらい駄目です。だからもしかしたらドサクサに紛れて死んだりしてるかも)。そもそも全編「俺カッコいい」だし。

 でもそれでも実話が元だってのが面白かったです。まさに「カウボーイ」だし。でもやっぱりこの人みたいになりたいとは思えません。少なくとも家族は持てない。何かを得たらば何かを諦めねばならないのかもしれないとはいえね…。常時自動小銃持った護衛をずらっと従えないと歩けないっつうのは…(GTAみたいでかっこいいけど…本人そんなこと言ってらんないでしょ笑)。

 ちなみに「ハリウッド製の模造拳銃より実銃の方が安いから撮影は全部実銃使用」とか逸話には事欠きません。ネタか?みたいな。

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