ふと気づくこと

2004年10月26日 考え事
 今は特に飯を食う相手もおらずそもそもカウンセリングの後授業まで時間があるのでそこで混雑を回避しつつ食うことが習慣となっている僕がだらだらとPC室で気付いた事を書くわけです。シャツがきついです。外は寒いです。

 そうそう、気づいたこと。最近ヴァイオリンを弾くときに背中が曲がってる事は言われて気づいてそうとう気にしてるんだけどそれの第二弾。まともに座れてない(足が直角に曲がらずだらだら)。今日午前中の授業を受けてて原因に気づきました。この大学、机が低すぎるんですわ。机の下についてる棚に膝が当たるから椅子に座ったときにちゃんと膝を曲げて座れない。だから毎回足を投げ出したり横から出して組んだりしちゃうわけ。ちなみに足組むと背中はどうしたって曲がるよね。

 今日からはちゃんと大地を踏みしめて生きていこうと思いました。足の裏の外側が痛いし。
 http://homepage3.nifty.com/kazano/で勧められてたので購入。この人はずっと富士見ファンタジアで書いてた人だなぁ・・・うわーはずかし懐かし。しかしこれだってそれ系ですね。そもそもこんなラインが増えたのなんて知らなかったし。

 まぁ表紙は(その系統としては)至って普通のセル塗りなわけで今ならちょっとエロ本よりレジに持ってくの躊躇すること請け合いな作りなわけです(そうでもないか)。でも内容の方はといえば・・・って読みなれてればなんと言う事もない「やっぱりそういう人が書いた小説」なわけですが。文体はね。

 でも味付けにでてくるのはマニア垂涎・・・かどうかは自分がマニアじゃないからわからないけどSF御用達の言葉たちなわけですよ。シュレディンガーの猫とか。んでやたら博識?な主人公がいちいち意味不明な宇宙人とさも当然のように接しながら無自覚に事件を解決していく?話なわけです。

 面白いです。短編だからさっくし読めるし。最後の話はいらない気もするけど。

 でもなんかこのビールネタ、ほかで見たことあるんだよな・・・下手すりゃこの人の昔の作品のあとがきとかかもしれないけど。

 これは違うみたいだけどこうまで当然のように宇宙人が出てきてしかも自分の正体を隠す気がない(銀河警察だ、とか言って手帳見せちゃうし)と語られていないだけで実はこの作品世界においては宇宙人がいるのは当然なのかも、と思っちゃったりします。
 つまりその他の点においてはまったく現実世界と同じつくりだから読者は現実と同じ設定の世界が舞台だと思っちゃう、でも最後に「実は似てるけど違ったんですよ」みたいなオチが待ってる、みたいな。菊地秀行の短編でそういうのがありましたな(確か「死愁記」収録)。あれは狙ってるのかどうなのかわからないけど主人公は日本人でなにも違和感なく回りの世界を語るから舞台は日本かと思いきや国際結婚して海外で暮らしてる日本人だった、とかいう話。なんかそこらへんにカギが隠れていたような。あれは面白かった。
 推理小説なんかではもっとわざとらしく「現実っぽいけど超能力者がいる世界」とかが舞台になってたりしますよね。もう現実世界の法則にのっとって正当な推理勝負を読者に挑むのは難しいんでしょう。京極とか清涼院とかも奇手だし言ってしまえば。

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