第九

2006年12月28日 音楽
 「とりあえずちょっと寝る」と書いたまま朝まで寝ました。ようやく今日になって少し良くなってきましたよ。

 今日は第九でした@芸術劇場。例の宇宿允人です。これを圧巻というのかな…。この人の第九はウェブで聞いてそれが凄く良かったので今回聞きにいったわけです。今回のは全然解釈違いましたが面白かったです。

 この人のスタンスに関してはいろいろ今まで書いた気がするんで省きますが、兎に角すごいです。確かに寄せ集めオケの悲しさか、演奏が粗い面もあります(練習が鬼のように厳しいだけあって弓とかは爽快なくらい揃ってますが)。一体感がないって意味じゃなく技量にばらつきがあるんでしょうね。
 
 んでなんか楽譜が変(というかベーレンライーターとかそういう有名な版じゃないだけ?)ってのもある。でも凄く見せ方が上手いし、方向が好き。四楽章の途中のマーチの前で物凄く長くGP入れるっていうあの間の取り方が好き。無音の緊張感(明らかに狙ってますけどね。こういうのは芸術か、と言われると微妙な気がしますが…露骨過ぎるので。)。もうかなりご高齢なのと、お金がないのが無念です。

 あと、今日のスターは(もしかしたら毎回なのかも)ティンパニです。上手い。連打の高度がすごくあるし安定感あるし。名前で検索かけてもこのオケの取材でしか登場してないのでもしやここでしか活躍してない…??かなり残念ではないですか。なんかこのオケのマネージャーもやってるみたいんで…。オケ見てて初めてティンパニに釘付けになりました。拍手も一番大きかった。

 ちなみにアンコールはレスピーギ「リュートの為の古風な舞曲とアリア」第三組曲。

…だと思う。弦楽合奏で、4年くらい前に本番でやった曲です。あとその頃うちのオケに手伝いに来てくれてた人が今日偶然メンバーとしていましたよ。なつかしい顔。

 あーまともな日記がやっぱ書けない!絶対忘れたくないものを記録する時間しかない。明日はまた忙しいです。超忙しいです。

 あ、あと帰りに昨日の忘年会に来なかった2年ぶりくらいの留学仲間にばったり。うーん。

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