不調(楽器)。

2006年2月18日 日常
 さて、写真屋講座は盛況のうちに終わりました。彼女のキャリアになればいいですね。ホットドッグをまずく見せる方法などを教授してきましたよ。隣の席の人に「昔うちの会社に来てましたよね…?」などといわれたりしていました。こえー、なんで覚えてるんだこの人多分1年前半とかなのに…。

 冷めたコーヒーをご馳走になって第九オケへ。今日はコンチェルトのソロ抜き練習。なぜか1stに誰も人がおらず、一人弾き。しかもソロ抜きのはずが見学してたソリストが弾き始めてもう赤っ恥って言うかなんていうか。さすがに練習しなきゃやばいと思った今日この頃。本番近いわけじゃないけどさすがに弾けなさ過ぎる。そして楽器の調子が悪すぎです。弾くとバキバキ言う…。そして弓もまだまだ本調子とは言えずなじまないので色々松脂を付け替えてみたりするんですがどうもいまいち。そして一人。楽器のせいにするわけじゃないんだけどね。

 帰り道は粘菌の人と後輩と一緒。粘菌の人は相変わらず愉快で可愛い。やー邪念とかないっすこの人に関しては。なんていうかこういう人が周りにいると生活が楽しくて仕方が無いんだろうなーとは思うけど。クラスメイトに一人欲しいです。笑いで癒されるというか。
 そういう意味ではぜひ確保しておきたい人材ではありますが…(一昨年からこれで悩んでる笑)。

追いつけない。

2006年2月18日 音楽
 大学入ってしばらくしてサークルの新歓で彼に出会った。別に入るつもりは無く単に来週のライブの客を集めに来た、と陰気に話す彼はそんな目的があるとはとても思えない陰気さでぼそぼそと音楽のことをしゃべっていた。
 サークル自体はまぁ大学生の普通のサークルで僕は結局二ヶ月もしないでやめてしまったのだけれど(今でも絡みはある…H田なんかもそこの組員だったし)彼の話が面白かったので(多分)僕はそこにいたサークルの人間を連れて彼のライブに行った。

 どんな音楽をやるかも知らずにいったライブはなぜか最初がボサノバ、次はデスメタルというよくわからない構成。ちなみにボサノバのバンドはすごく気に入ってその後数回ライブに行ったのだがある時次回告知が無かったのでそのままになってしまい、バンド名もライブハウスの名前も忘れてしまったのが残念なことである。ボッサなのにテクニシャンのリーゼントがベースであった気がする。まぁそれは兎も角彼らは最後に出てきた。トリオでVo&Vn+Gt+Drという構成。

 物凄かった。ジャンルというとあれはサイケとか即興とかそういうものになるのだろうが…ヴァイオリンの音程はめちゃくちゃ、Gtは首絞められた子供みたいな声で叫び続けるし(やたら声がピュアなのがまた…)なんていうかその、カルチャーギャップ。その当時だっていろんな音楽、知ってたつもりだったんですけどね。

 まぁあっけに取られて終わったわけだけど「魂の叫びとしての音楽」というのをはじめて聞いた気がする。Voはその後鬱が悪化して地元に帰り、他二人は別々に音楽をやっている。僕はどちらかというとGtを弾いていた女の子と仲がいいのだけど彼女は今でもその世界ではちょっとした人気者だ(多分…対バンの面子とか見るとね)。ちなみに就職して2日で退社した。
 ドラムを叩いていた僕を誘った彼は今はドラムだけじゃなくて他の楽器も色々とこなしているよう。普段から逝っちゃってるような人だったけど僕が今まで生で見た事ある人間の中でドラムは一番上手かった。テクニックの正確さはしらないけど「魂が入っている」とはあのような叩き方をいうのだろうな、と音楽と精神性とかについて考える時に決まって彼のことを思い出す。永遠に僕は彼らのようにはなれないんだろうな。

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