昨日だか一昨日だかに書こうと書いていたこのこと。そんな事を頭に置きながら巡回していたら
http://newsnews.exblog.jp/1990636
を発見。

 コメント欄に「裁判員制度で誰が利得を得るのか」といった事も書かれていたが確かにそれもわからない。そりゃ新しい事をやりだせば色々新調しなければいけないわけで儲かるやつはでてくるでしょう。しかしここまで大掛かりな事をやってまで、というほどおーもうけするやつ、というのは僕にも想像できない。別にアメリカの圧力、って話でもないだろうし。

 別に誰も得をしない上に明らかな穴(というか合意の無さ)があるこんな制度、誰がやりたがってるんだろう...。謎である。少なくとも大体の日本国民は政府を「お上」だと思っているし別に疑っても敵対してもいない。そして陪審には呼ばれたくないはずだ。
 例えばアメリカの例を挙げるのであればあの国においては国家は絶対のものではない。連邦を敵だと思ってるミリティアだっているし銃規制に立ちふさがっているのも合衆国憲法修正第2条だったかな?なわけでこれはつまり国家からの不当な暴力から身を守るための武装を許可する、といった感じだったはず(うろ覚え。
 つまり個人の権利が強いアメリカでは国家でさえも「ベッドルームを覗く」権利はないわけだ(そういう表現を昔読んだ…
大統領の演説か何かだったと記憶しているけれど)。
 だからこそかの国では裁判官でさえ神ではなく、民主主義的な…「普通の人」の多数決で物事が動いてゆく。
 「民主主義」がたとえ衆愚の別名であろうとも一方的な押し付けよりはマシ、という事なのだろうか。

 まぁそれは兎も角そうなってしまえば(そして昨日の本に書いてあったように陪審員になる層が暇な老人や低所得者に偏るのであれば)それをコントロールするのはあまり難しい事ではないように思える。そしてそこにも商機は存在するし、とても美味しいものだと思うのだ。

 ま、ここら辺は近日中にうちの教授の誰かに訊くかいつも読ませてもらってるブログにメールを出してみよう。教授は英米法とかには詳しいかもしれないけど…裁判ビジネスに詳しい人はいるのかなぁ…多分また商売には疎い、ってオチなんだろうなぁ…だから駄目なんだよ。

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