なんか二回連続で"「」"使ってるなあと今気づきました。まぁ息をするようにあまり考えないように書いているんだから、そういうこともあるでしょう。うん。って単なる呼吸の割には時間かかりすぎやね。しかしなんか昼間だってのにねむい。
「物語」。これって多分打海文三さんの作品のどこか忘れたけどでも割と頻繁に出てきていた言葉で、記憶によると(要するに正確でない可能性がとてもたかいのだけれど)毎回批判的に、時には陳腐である、といった評も添えられて、「自分の立場や行いを過去何回も繰り返されたような流れに当てはめて思考を放棄する(または自己陶酔や憐憫)こと」を指して使われていた気がする。いやこの説明は言い換えになってないから指してという表現はおかしい気もするけど、まぁとにかくそういう細かいことはいいとしてくださいよ。
ここではある種のテンプレートに自らをはめ込むことで思考・判断を放棄して、この先に生まれ得るものを否定することを批判しているのだけれど、あれこれって何かに似てない?という話。
ひとつはポストモダンの「大きな物語」とかっていうアレ。僕はまったく詳しくないけどどうやらそれは例えば神話とか言い伝えとかの形をとった規範とかのことを指しているようで、「判断基準や責任をテンプレートにいわば『委託』して『思考という重労働』を避ける」という意味では共通点あるなあ、という。「思考という重労働」ってのはエジソンおじさんの言らしいですが。ただ打海さんの「物語」というのは別にかみさまとかみたいに大きい存在に、というだけではなさそうなので「大きな」物語と書いてしまうとぴったりではないかもしれないのだけれども。
もうひとつ近似。過去に何度か書いている「カチッ、サー」の話。要するにチャルディーニの「影響力の武器」の話。…ってか今日カッコ多すぎじゃないか文章に。
http://42583.diarynote.jp/200805042313470000/
幸せの形について
三年前くらいに書いていた上記なんかがまさにそうなんだけど、これはどっちかっていうとテンプレート肯定っぽいな。仮に人生が判断の結果の累積によって形作られるものでありさらにここで書いているように信じることが幸せを生むのならば、裏返せば現状に不満を持ったその時に過去の判断に疑問を持つことがそのまま自分の幸福感への不信になってしまうということになる。ならば判断を疑わないことがその分かれ目になるのだろう(ここで間違ってはいけないのはそれは「判断を誤らない」ことではないということ)。
んーなんか考えが流れなくなってきた。要するに、「物事の正確性や真実の追究」と幸福というのはとても高い確率で相容れないのではないかということを書きたかったのかな。
上の文章でもひいていたように、身の回りで起こるすべての個別のことに関してすべて思考して判断するというのはものすごい(時間にしても気力にしても)コストで、それは現実的ではない。だからといってそういったことをテンプレートに委託してしまうと大雑把には正しくても、その事案の個別性は無視されてしまう。その相克の話?
ああそう、繰り返し「コストがかかる」って書いてて気づいたけど、じゃあもしかしたら幸福ってのはコストがかからない状態である、という言いかえができるのかもしれない。でも決して「幸せとはストレスから開放された楽な状態である」とはいいたくないんだよなあ。いやいいたくないというか違う気がする。なんか明確には反論できないけど。
このトピックは数週間に書いたサピア=ウォーフ仮説の話とかとも関連していて、考え出すと結構大きなテーマな気はするんだけど飲んでるか眠いかの時しか向かっていないこの場では永遠に収束しない気がします。思考が。
別の話。一昨日夜突然バイトちゃんから連絡があり「明日お時間ありますか」と。あー、あれですかキタコレですか別れ話ですか、と明言されんでも思いっきり予想ができたのですが会ってみたらやっぱりそうでした。ついていけん、と。まぁかなりやばいな、というのは感じていたのは確か(日本語のできなさ具合とか)で、それを考えればこっちから宣告する前に自分から言い出してくれたのはこっちの精神的負担からすればもしかしたらありがとうなのかもしれないけど、でもそれにしたってなんていうか後味よくないものは残りますわね。人事ってつらい商売やなーって思った瞬間でした。
あとこれは完全に自分の事情だけどそもそも上下がはっきりしない会社において新入りの若い僕がアシスタントを持つだけで色々面倒っぽかったのにそれが1ヶ月で辞めちゃうと色々思われるよねまた。「やっぱガイシから来た人は人の切り方もダイナミック!」みたいな。あーめんどい。
あーめんどい。
先週は大恩ある前職の先輩が最終日ってんで前職職場に潜り込んでいろんなことを言われたり泥酔者を搬出したりお片付け手伝ったり色々でした。毎日飲んでいた気がする。
その時ふと思ったけど、大げさな話じゃなく、いいチームだったかって何年越しの再会であったとしても役割分担をすることなしにすぐに有機的に動けることなんだよねきっと。その時やったのは単なるパーティの後片付けなんだけど、誰が何をするなんて誰も言わないけどその場所の状況を見て個々が判断してバッティングもせず人手も余らず。ああこういう感覚だよな、って思ったのでした。勿論会わない間にいろんな変化はあったりするわけでメンバーの今の能力の100%有効活用ではないかもしれないけど、少なくともお互いの過去のある時点での能力は把握していて、その時の動き方ではきっちり仕事ができる。
今日はNYいきの準備などして過ごそうと思ったりしています。ねむい。
「物語」。これって多分打海文三さんの作品のどこか忘れたけどでも割と頻繁に出てきていた言葉で、記憶によると(要するに正確でない可能性がとてもたかいのだけれど)毎回批判的に、時には陳腐である、といった評も添えられて、「自分の立場や行いを過去何回も繰り返されたような流れに当てはめて思考を放棄する(または自己陶酔や憐憫)こと」を指して使われていた気がする。いやこの説明は言い換えになってないから指してという表現はおかしい気もするけど、まぁとにかくそういう細かいことはいいとしてくださいよ。
ここではある種のテンプレートに自らをはめ込むことで思考・判断を放棄して、この先に生まれ得るものを否定することを批判しているのだけれど、あれこれって何かに似てない?という話。
ひとつはポストモダンの「大きな物語」とかっていうアレ。僕はまったく詳しくないけどどうやらそれは例えば神話とか言い伝えとかの形をとった規範とかのことを指しているようで、「判断基準や責任をテンプレートにいわば『委託』して『思考という重労働』を避ける」という意味では共通点あるなあ、という。「思考という重労働」ってのはエジソンおじさんの言らしいですが。ただ打海さんの「物語」というのは別にかみさまとかみたいに大きい存在に、というだけではなさそうなので「大きな」物語と書いてしまうとぴったりではないかもしれないのだけれども。
もうひとつ近似。過去に何度か書いている「カチッ、サー」の話。要するにチャルディーニの「影響力の武器」の話。…ってか今日カッコ多すぎじゃないか文章に。
http://42583.diarynote.jp/200805042313470000/
幸せの形について
三年前くらいに書いていた上記なんかがまさにそうなんだけど、これはどっちかっていうとテンプレート肯定っぽいな。仮に人生が判断の結果の累積によって形作られるものでありさらにここで書いているように信じることが幸せを生むのならば、裏返せば現状に不満を持ったその時に過去の判断に疑問を持つことがそのまま自分の幸福感への不信になってしまうということになる。ならば判断を疑わないことがその分かれ目になるのだろう(ここで間違ってはいけないのはそれは「判断を誤らない」ことではないということ)。
んーなんか考えが流れなくなってきた。要するに、「物事の正確性や真実の追究」と幸福というのはとても高い確率で相容れないのではないかということを書きたかったのかな。
上の文章でもひいていたように、身の回りで起こるすべての個別のことに関してすべて思考して判断するというのはものすごい(時間にしても気力にしても)コストで、それは現実的ではない。だからといってそういったことをテンプレートに委託してしまうと大雑把には正しくても、その事案の個別性は無視されてしまう。その相克の話?
ああそう、繰り返し「コストがかかる」って書いてて気づいたけど、じゃあもしかしたら幸福ってのはコストがかからない状態である、という言いかえができるのかもしれない。でも決して「幸せとはストレスから開放された楽な状態である」とはいいたくないんだよなあ。いやいいたくないというか違う気がする。なんか明確には反論できないけど。
このトピックは数週間に書いたサピア=ウォーフ仮説の話とかとも関連していて、考え出すと結構大きなテーマな気はするんだけど飲んでるか眠いかの時しか向かっていないこの場では永遠に収束しない気がします。思考が。
別の話。一昨日夜突然バイトちゃんから連絡があり「明日お時間ありますか」と。あー、あれですかキタコレですか別れ話ですか、と明言されんでも思いっきり予想ができたのですが会ってみたらやっぱりそうでした。ついていけん、と。まぁかなりやばいな、というのは感じていたのは確か(日本語のできなさ具合とか)で、それを考えればこっちから宣告する前に自分から言い出してくれたのはこっちの精神的負担からすればもしかしたらありがとうなのかもしれないけど、でもそれにしたってなんていうか後味よくないものは残りますわね。人事ってつらい商売やなーって思った瞬間でした。
あとこれは完全に自分の事情だけどそもそも上下がはっきりしない会社において新入りの若い僕がアシスタントを持つだけで色々面倒っぽかったのにそれが1ヶ月で辞めちゃうと色々思われるよねまた。「やっぱガイシから来た人は人の切り方もダイナミック!」みたいな。あーめんどい。
あーめんどい。
先週は大恩ある前職の先輩が最終日ってんで前職職場に潜り込んでいろんなことを言われたり泥酔者を搬出したりお片付け手伝ったり色々でした。毎日飲んでいた気がする。
その時ふと思ったけど、大げさな話じゃなく、いいチームだったかって何年越しの再会であったとしても役割分担をすることなしにすぐに有機的に動けることなんだよねきっと。その時やったのは単なるパーティの後片付けなんだけど、誰が何をするなんて誰も言わないけどその場所の状況を見て個々が判断してバッティングもせず人手も余らず。ああこういう感覚だよな、って思ったのでした。勿論会わない間にいろんな変化はあったりするわけでメンバーの今の能力の100%有効活用ではないかもしれないけど、少なくともお互いの過去のある時点での能力は把握していて、その時の動き方ではきっちり仕事ができる。
今日はNYいきの準備などして過ごそうと思ったりしています。ねむい。
ユニクロのフラグシップ店が来月OPENとのことで、相当気合を入れていろんなところをジャックしています。部屋にテレビがないのでそちらはわからないけど、とりあえずタクシー&地下鉄駅と社内などの交通広告は死ぬほど打ってて、道でもみかけます。なんか店舗のディスプレイとか見てもちょっとクールな感じでちょっと印象違うけど、まあそんなものかな。
さて、NY。とりあえず白タクにひっかかりました。前回同様…なぜNYはこんなに。なんつーか印象超悪いっす。ていうか言葉わかるのにひっかかる自分もどうなの、って話なんだけど、やっぱ疲れてるのね。明確に拒否することができなかった。乗ったあと色々抵抗したけど無駄でした。あーあー。
そんなわけで軽くアメリカの洗礼をうけて現金が減ったところから。別にこのせいじゃないけど、アメリカって町歩くときも電車乗る時も割合警戒気味になるし、怖い感じがやっぱヨーロッパとは感覚違うよね。ちなみに僕だけなのかもしれませんが、ほとんど言葉がわからない上海の方がよほど緊張しません。
今回の宿は書いてなかったみたいだけど、サブレット。要するに又貸し。日本人が住んでる家をその家主が不在の時に借りちゃうという…多分正確にはなんかしらの法律にひっかかるんだろうなあと思いながらも、安いからということで掲示板で探してちょうどいい期間に一時帰国のため…という人がいたもので。決めたのは場所がよさそうということと、料金が安いこと(一泊$45…今のレートだと3千円台、ちなみにNYの宿は普通に取ると1.5万~)もそうなんだけど、ピアノを置いているって書いてたからなにそれ?と思って公開情報から色々たどってみたら僕が大好きな某歌手とNYで共演してたり日本に帰るとライブやってたりもする人だったようなので、つながっとくのもいいかな、という判断。途中で値段でちょっとトラブったり、ちょっと考えもしたのだけれど総合的なメリットを考えるとね。
そんなわけで留守宅を占拠するという不思議なシチュエーションは当然ぼくにとっても初めてで、なんか面白いです。いやピアノがかわいいとか壁中に吸音材張ってあって超デッドとか色々あるにもあるんだけど、なんかこう引き払ってあるとはいえ中途半端に生活感があるのがね。ていうか家の中丸見えなわけで、セキュリティ的には結構やばい気がするんだけど…って借りてる身でいうことでもないけどさ。
今は二日目の朝。時差の関係で相当早く起きてしまったので、時間つぶしがてらこれを書いています。一日目はなんだろう、一番詰まっていたはずがちょっとあららな感じ。
Fashion’s Night Out。これは時間が悪かった。その後のコンサートに間に合うためにうろうろできたのは6時過ぎまでで、予想通りというかなんというかいくら金曜夜とはいえ、まだ早い時間でした。ただぶらぶらしたMacy’s(デパート)なんかは普通はしないだろうおしゃれしてる人が結構いて、「まだ何も起こっていないのに明らかにいつもと違う雰囲気」がみちみちしていてその異界感?はおもしろく。
まーその辺しか見てないので何を語れるわけでもないけど、感じたことをさくっと書いとくと、「やっぱVogueの仕掛けだよな」つう感じ。このイベントは自由参加で特に参加に条件もないようだから勝手に名乗ればいいだけ、となると各ブランドごとの施策は相当ばらつきがあって、力を入れまくってる所から単に営業時間を延ばしてみただけだろ、って所まであるわけです。
それ自体はその努力の差によって集客も変わるだろうから全く問題ないんだけど、その力を入れてる中心が(もしかしたら僕の目に留まったのがそういうところばっかりだったからかもしれないけど)結構スノビッシュな…というか要するに日本語で言うところの「ブランド」だなーというのがわかりやすかったなと。小さい店が工夫して面白いことやってるってのは見なくて、誰でも知ってるブランドが金かけてるな(有名人呼んだりシャンパンくばったり)っていうことね。まあそういう所がコアになって周辺にある小さい店がコバンザメできればそれはそれでいいのかもしれないし、いい時間帯には盛り上がったのかもしれないけどね。
FNO(と略すらしい)は東京でもやるようなので、そっちも見てみたいと思います。なんとなく想像がつく気もするけど…。
途中シャンハイタンに寄ったり五番街をうろうろしながら、7時半からのコンサートのためにエイヴリー・フィッシャーホールへ。シャンハイタンはまったく客がおらず、寒い感じ。歩いていたらちょうど前回来た時に歩き回った地帯だという事に気づいてスーパーの場所も思い出して、寄り道買い物、の後ホール。このホールはリンカーンセンターという総合文化施設?のひとつで、他にはMET(メトロポリタンオペラ)の本部とかなんか色々あるらしいです。ちなみにNew York Fashion Weekの本部もここの様子。
今回聞いたのはWest Side Story。NYPの常任を何年もやったバーンスタインがこの映画のための曲を書いていて、その初演から50年を祝して映画を流しながらBGMを全編生で弾く、という豪華企画なのでした。しかし…。体調が万全から遠くほとんど起きてられなかったことがマイナスではありながら、逆にもし万全だったら多分前半で帰ってたかな…という気もしたような、そんな感じ。
まず長い。150分くらいあって、間に休憩が挟まって立派に3時間弱。意識がある限りでは削れるシーンがたくさんあるように感じた。あと元々はミュージカルだったものを映画にしてるから当然といえば当然だけどミュージカル的な過剰演出(踊りだしたり歌いだしたり)がわざとらしく牧歌的(?)過ぎてなんか気持ち悪く感じられたり。そして演奏もあまり上手とは…。甘めメロディを弦が奏でる部分なんかでおお!とはそこここでおもったんだけど、ブラスを中心にしたリズミカルな部分なんかで全然ノリが出てない。モロに「クラシカルじゃないフレーズが苦手です」って感じがしてしまって…。その感想はあまりに典型的で実際聞かなくなくても言えるじゃん、って思えてなんか書きづらいんだけど。初演時のNYPはどうだったんだろうなー、と思いました。昔は案外こういう仕事が多くて得意だった、とかもあるかもしれないし。ま、でも値段安いしそんなものかねーって感じではあったけど、日本でやったら確実に2万円コースだろうし、それだけ払ってたら俺発狂間違いなし。とりあえずFNOのほうが気になってたんですねー。あ、この日は特別ゲストとして確か映画の監督と主演?の役者さんが来ていたらしく、大盛り上がり(角度的に誰だったのか見えず。だけど演奏前に紹介されて客席いきなりたくさんの拍手)。あと途中の歌で一緒に歌いだす人がいたり、この映画ってなんかすごい親しまれてるんだなーと思ったことは忘れずに書いておきます。
演奏後「家」までは通りを一回曲がるだけでつくというので途中のマックで晩飯を仕入れながらぶらぶら歩いて帰り、本日終了…と思って〆に明日の合流などの打ち合わせのために管理人さんに電話したら急遽合流することになり、深夜に我が家へ。それなりにひさしぶりじゃあないかしら。なんか相変わらずというか僕たちはなしこむと長くなるなあということでシードルなめながら核軍縮とかパレスチナ問題についてお話しながら、次の日以降の打ち合わせ。結局解散は3時近かった気がします(管理人さんはそこから帰っていったので、寝たのは4時半とか…うえ)。
以前のとっても適当NY紀行
http://42583.diarynote.jp/200907142047195504/
http://42583.diarynote.jp/200907170744479990/
さて、NY。とりあえず白タクにひっかかりました。前回同様…なぜNYはこんなに。なんつーか印象超悪いっす。ていうか言葉わかるのにひっかかる自分もどうなの、って話なんだけど、やっぱ疲れてるのね。明確に拒否することができなかった。乗ったあと色々抵抗したけど無駄でした。あーあー。
そんなわけで軽くアメリカの洗礼をうけて現金が減ったところから。別にこのせいじゃないけど、アメリカって町歩くときも電車乗る時も割合警戒気味になるし、怖い感じがやっぱヨーロッパとは感覚違うよね。ちなみに僕だけなのかもしれませんが、ほとんど言葉がわからない上海の方がよほど緊張しません。
今回の宿は書いてなかったみたいだけど、サブレット。要するに又貸し。日本人が住んでる家をその家主が不在の時に借りちゃうという…多分正確にはなんかしらの法律にひっかかるんだろうなあと思いながらも、安いからということで掲示板で探してちょうどいい期間に一時帰国のため…という人がいたもので。決めたのは場所がよさそうということと、料金が安いこと(一泊$45…今のレートだと3千円台、ちなみにNYの宿は普通に取ると1.5万~)もそうなんだけど、ピアノを置いているって書いてたからなにそれ?と思って公開情報から色々たどってみたら僕が大好きな某歌手とNYで共演してたり日本に帰るとライブやってたりもする人だったようなので、つながっとくのもいいかな、という判断。途中で値段でちょっとトラブったり、ちょっと考えもしたのだけれど総合的なメリットを考えるとね。
そんなわけで留守宅を占拠するという不思議なシチュエーションは当然ぼくにとっても初めてで、なんか面白いです。いやピアノがかわいいとか壁中に吸音材張ってあって超デッドとか色々あるにもあるんだけど、なんかこう引き払ってあるとはいえ中途半端に生活感があるのがね。ていうか家の中丸見えなわけで、セキュリティ的には結構やばい気がするんだけど…って借りてる身でいうことでもないけどさ。
今は二日目の朝。時差の関係で相当早く起きてしまったので、時間つぶしがてらこれを書いています。一日目はなんだろう、一番詰まっていたはずがちょっとあららな感じ。
Fashion’s Night Out。これは時間が悪かった。その後のコンサートに間に合うためにうろうろできたのは6時過ぎまでで、予想通りというかなんというかいくら金曜夜とはいえ、まだ早い時間でした。ただぶらぶらしたMacy’s(デパート)なんかは普通はしないだろうおしゃれしてる人が結構いて、「まだ何も起こっていないのに明らかにいつもと違う雰囲気」がみちみちしていてその異界感?はおもしろく。
まーその辺しか見てないので何を語れるわけでもないけど、感じたことをさくっと書いとくと、「やっぱVogueの仕掛けだよな」つう感じ。このイベントは自由参加で特に参加に条件もないようだから勝手に名乗ればいいだけ、となると各ブランドごとの施策は相当ばらつきがあって、力を入れまくってる所から単に営業時間を延ばしてみただけだろ、って所まであるわけです。
それ自体はその努力の差によって集客も変わるだろうから全く問題ないんだけど、その力を入れてる中心が(もしかしたら僕の目に留まったのがそういうところばっかりだったからかもしれないけど)結構スノビッシュな…というか要するに日本語で言うところの「ブランド」だなーというのがわかりやすかったなと。小さい店が工夫して面白いことやってるってのは見なくて、誰でも知ってるブランドが金かけてるな(有名人呼んだりシャンパンくばったり)っていうことね。まあそういう所がコアになって周辺にある小さい店がコバンザメできればそれはそれでいいのかもしれないし、いい時間帯には盛り上がったのかもしれないけどね。
FNO(と略すらしい)は東京でもやるようなので、そっちも見てみたいと思います。なんとなく想像がつく気もするけど…。
途中シャンハイタンに寄ったり五番街をうろうろしながら、7時半からのコンサートのためにエイヴリー・フィッシャーホールへ。シャンハイタンはまったく客がおらず、寒い感じ。歩いていたらちょうど前回来た時に歩き回った地帯だという事に気づいてスーパーの場所も思い出して、寄り道買い物、の後ホール。このホールはリンカーンセンターという総合文化施設?のひとつで、他にはMET(メトロポリタンオペラ)の本部とかなんか色々あるらしいです。ちなみにNew York Fashion Weekの本部もここの様子。
今回聞いたのはWest Side Story。NYPの常任を何年もやったバーンスタインがこの映画のための曲を書いていて、その初演から50年を祝して映画を流しながらBGMを全編生で弾く、という豪華企画なのでした。しかし…。体調が万全から遠くほとんど起きてられなかったことがマイナスではありながら、逆にもし万全だったら多分前半で帰ってたかな…という気もしたような、そんな感じ。
まず長い。150分くらいあって、間に休憩が挟まって立派に3時間弱。意識がある限りでは削れるシーンがたくさんあるように感じた。あと元々はミュージカルだったものを映画にしてるから当然といえば当然だけどミュージカル的な過剰演出(踊りだしたり歌いだしたり)がわざとらしく牧歌的(?)過ぎてなんか気持ち悪く感じられたり。そして演奏もあまり上手とは…。甘めメロディを弦が奏でる部分なんかでおお!とはそこここでおもったんだけど、ブラスを中心にしたリズミカルな部分なんかで全然ノリが出てない。モロに「クラシカルじゃないフレーズが苦手です」って感じがしてしまって…。その感想はあまりに典型的で実際聞かなくなくても言えるじゃん、って思えてなんか書きづらいんだけど。初演時のNYPはどうだったんだろうなー、と思いました。昔は案外こういう仕事が多くて得意だった、とかもあるかもしれないし。ま、でも値段安いしそんなものかねーって感じではあったけど、日本でやったら確実に2万円コースだろうし、それだけ払ってたら俺発狂間違いなし。とりあえずFNOのほうが気になってたんですねー。あ、この日は特別ゲストとして確か映画の監督と主演?の役者さんが来ていたらしく、大盛り上がり(角度的に誰だったのか見えず。だけど演奏前に紹介されて客席いきなりたくさんの拍手)。あと途中の歌で一緒に歌いだす人がいたり、この映画ってなんかすごい親しまれてるんだなーと思ったことは忘れずに書いておきます。
演奏後「家」までは通りを一回曲がるだけでつくというので途中のマックで晩飯を仕入れながらぶらぶら歩いて帰り、本日終了…と思って〆に明日の合流などの打ち合わせのために管理人さんに電話したら急遽合流することになり、深夜に我が家へ。それなりにひさしぶりじゃあないかしら。なんか相変わらずというか僕たちはなしこむと長くなるなあということでシードルなめながら核軍縮とかパレスチナ問題についてお話しながら、次の日以降の打ち合わせ。結局解散は3時近かった気がします(管理人さんはそこから帰っていったので、寝たのは4時半とか…うえ)。
以前のとっても適当NY紀行
http://42583.diarynote.jp/200907142047195504/
http://42583.diarynote.jp/200907170744479990/
着いたと思ったらまた旅。
2011年9月9日 非日常
そんなわけで夜更かししたあと、この日も朝から移動。バスでワシントンDCです。マディソンスクエアの裏手乗り場付近で管理人さんと待ち合わせ、バスへ。典型的な長距離バス、ただしFree Wifi付という(ただしなぜか結構頻繁に途切れる)。またぞろよくわからない真面目な話とか彼女の恋の話とかそんなことをだらだら話しているだけで結構な時間にはなるのですね。4時間の道のりが結構短く感じた。でも移動ばっかでひざの調子がよろしくない。
早く出たおかげで、1時過ぎには到着。ちょっと町のはずれに下ろされるのでホテルまで少し迷ったりもしたけど、基本この町も通りの名前は縦が数字で横がアルファベット(逆?)なので、わりとどうにかなる感じ。やっぱ街の雰囲気がまたずいぶん違って、米国5年のくせにあまりアメリカ内を移動していない管理人さんは驚いていました。シカゴとNYも違うし、色々なんだよね。
お昼はホテルの近くがチャイナタウンってこともあって中華。Hunan Chickenとかいうメニューがあるからおお湖南!と思って注文したらあんかけの野菜と鶏をいため合わせたものをチャーハンに乗っけた謎の物体がでてきました。いや、それはそれで美味かったけどなんていうかアメリカンチャイニーズ!って感じ。でも案外辛かったんで一般人にはむかなくね、とも思ったけど。一緒に頼んだ水餃子は見た瞬間アウトだなと思ったらアウトでした。見た感じよく中国で冷凍で売ってる水餃子と同じ質感だったからね。
でチェックインしてちょっとごろごろしてたらもう4時とかで、あわてて本日の目的地ホロコーストミュージアムへ。ここは結局時間がなくて企画展しか見れませんでした。管理人さんがいきたい!というので組み込まれたものの僕はホロコースト自体はそんなに興味がなかったんだけど、特別展は「ナチのプロパガンダってすごかったんだぜ!展」ということで相当楽しく見れました。一応プロパガンダ研究は趣味のひとつで、ナチは戦争プロパガンダの例として本当によくでてきますから。企画自体はあんまりガチじゃないというかあまりそういうバックグラウンドの知識がない人向けという風には感じたけど、いいんですそこらへんは。
見ていていくつか気になったというか後で調べようと思ったポイントがあって、ひとつはこの洗練されたプロパガンダは何を参考にされて立案されたか、という点。プロパガンダ好きとか言いながらも恥ずかしながらそんな基本的なことなんだけど、例えば宣伝省のゲッペルスは非常にプロパガンダを重視していて先進的なアイディアを持っていたといわれるけれど、じゃあ彼は何を(どこから)学んでそういう結論を出したのか、ということを知らなくて。
さらにいえば、洗練されたプロパガンダは別にナチがはじめたものではないにも関わらずなぜそこで急に表舞台に現れたのか、ということも知らないなあと(一応展示の前段では第一次世界大戦の戦勝国が刷ったポスターの例なんかが載っていて、ここらへんからアイディアを得てますよ、みたいなことを書いていたけど)。まぁプロパガンダというのはようするにメディアを媒介としたコミュニケーションなので、ラジオやらテレビやらマスメディアが普及することではじめて圧倒的な影響力を持ちえた、ということは絶対に要素としてあると思うんだけど、それにしてもそれだけではない気がして。
ナチの話がすごく有名ではあるけど、太平洋戦争では日米両軍ともそういったプロパガンダ用の謀略機関を持って色々やりあっていたりもしていたようです。ここら辺に関してはなんか東大のアーカイブかなんかにそんなのがあった気がする。なんだっけな、OSS(CIAの前身)で働いた日系人の話とか。広い意味では満映なんかもそういう宣伝機関といえばそうで、甘粕やら李香蘭なんかもそういうところでは登場人物といえるんでしょう。
プロパガンダというのはどうしても悪いイメージがあるせいなのか、史実として研究する人はいても、それが学問(というか手法)として体系化されていないような気がして残念です。防衛レベルではもしかしたらそういう研究も行われているのかもしれないんだけど…知らないだけかな。例えば演説とかって色々テクニックというか小技があってそれを身体に叩き込めば相当違うと思うんだけど、「すごい演説動画」とかいって紹介されることはたくさんあっても、マーティンルーサーキングとヒトラーとスティーブジョブスの演説の共通点なんてプレゼンみたことない(って適当に並べたけどすごい面子だよなあこの3人)。自分の趣味研究でやってみようかなあ。誰か政治家かなんかが金だしてくれないものか。
ヒトラーなんかは僕みたいにドイツ語わからなくてもとても魅力的に感じて、内容わからなくてもひきつけるって究極だなと思います。言葉がわからないから逆に純粋に身振りとか語調とかをとらえる、というかそれ以外わからないから。でもヒトラーについては言葉がわかってないこともあって意外といつの演説がすごいってのを知らないんだな。ジョブスはi製品群の発表だとか大学での後進へのスピーチだとか、キング牧師については"I have a dream"もそうだし、死の前夜の"Ive been to the mountain top(だっけ)"もすごく感動的だと思うんだけど、ヒトラーのっていつのがすごいんだろう…ていうか誰がスピーチライティングしてたんだろう…。
話が大分それたけど、戦争プロパガンダには別に演説だけに限らず効果的なポスター作りとか、とにかくメディアの誘導の色々なエッセンスがつまっているのでああそうですよそういう意味ではPR会社が金だして研究させてくれ、つう話やね。演説スキルだって社員とのインターナルコミュニケーションというかモチベーションアップとしてはもってたほうが絶対いいし。
そう展示の中のポスターでも「ナチによる政策の成功を訴える」みたいなのがあって、インフォグラフ(絵を使った統計の説明)が使われていたんだけど教科書に載ってそうなくらい典型的な騙しを使っていて、ほのぼのしたりもしました。何かというとまぁよくある手だけどビルの高さか何かでナチ前後での経済成長か何かを表している図で、実際の伸びである1.5倍ってのはそのBeforeとAfterの二つのビルの絵の底面積か何かで表現されていて(立体で書かれたビルの底面積なんて勿論だれも気にしないけど、突っ込まれた時には「ちゃんと表した」と反論できる…ちょっとあまりにも強引な反論になるけど)、通常一番目を引くビルの高さそのものは2倍以上の差がつけられているという。思わず手元のパンフレットで高さ確かめてにやにやしましたよ、と。って指差せば簡単だけど言葉だけだとなんか複雑なことみたいだな…。
まぁ今だって(前書いたっけ)地下鉄でよく見る某社のなんたら茶は減肥がらみでインフォグラフを使うのが大好きで、それ以上にその統計を「効果的にプレゼンする」のが大好きらしくお前この21世紀になにやっとんじゃいボケという気がしてしょうがないので、要するに進歩がないのですが(時間経過による体脂肪率の変動か何かのグラフの縦軸メモリがあやしかったり、折れ線の背景に変化の傾向は似てるけど度合いが全然違う写真を入れて見た目の印象いじったり)。ていうかあれホント通報しようかと思ったわ。
さて。話を戻します。結局追い立てられて閉館時間に出て、リンカーンなんとかへ。あのいすに座ったリンカーンおじさんの巨大像です。そしてキング牧師がワシントン大行進の最後にI have a dream演説をしたのはここでしたね…っていって行ってみると真ん中の細長い池が全部掘り返されて非常に情緒がない感じに。工事中のようです(悲しい写真を載せましたよ)。そこでレンジャーのおじさんにリンカーンと奴隷制廃止の意義についてお話を聴き、その後マーティン・ルーサー・キングの像と言葉を記した広場へ。ここは数週間前にオープンしたばかりとのことですが、なんというかなんということもない場所でしかもちょっとわかりにくいのでわざわざ行く意味はないと思います。近くにキング牧師グッズ(というか本)屋もあるけど、彼の関係は半分くらいであとは普通のDC土産だし。キング牧師グッズも別に他で手に入りそうなものばかりだしね。
そこからホワイトハウスを外から見つつ歩いてホテルまで帰ったらもう8時!ということで近所のスペイン料理屋でビール飲みながらタパス食ってたら割と強い眠気が襲ってきて、もうだめっぽかったので帰ってすぐねました。宿はGrand Hyattだったんだけどやたら安くて(ダブルで7000円ちょい…あ、クーポン使ったから普通なら9000円弱かな)どんな嘘ハイアットかと思ったら割合立地もよく、設備もきれいで部屋は広く、素敵な感じ。一階にスタバもあるし、部屋のテレビはでかい。
一枚目:豪華ホテルエントランス
二枚目:工事中… http://pds.exblog.jp/pds/1/200811/19/48/f0145348_1761520.jpg 本来はこんな感じね
三枚目:ポトマック川を見やるキング牧師像。ちなみに彫ったのは日本人か中国人かその辺りらしく、漢字っぽい署名がはいってました。読めなかったけど。
早く出たおかげで、1時過ぎには到着。ちょっと町のはずれに下ろされるのでホテルまで少し迷ったりもしたけど、基本この町も通りの名前は縦が数字で横がアルファベット(逆?)なので、わりとどうにかなる感じ。やっぱ街の雰囲気がまたずいぶん違って、米国5年のくせにあまりアメリカ内を移動していない管理人さんは驚いていました。シカゴとNYも違うし、色々なんだよね。
お昼はホテルの近くがチャイナタウンってこともあって中華。Hunan Chickenとかいうメニューがあるからおお湖南!と思って注文したらあんかけの野菜と鶏をいため合わせたものをチャーハンに乗っけた謎の物体がでてきました。いや、それはそれで美味かったけどなんていうかアメリカンチャイニーズ!って感じ。でも案外辛かったんで一般人にはむかなくね、とも思ったけど。一緒に頼んだ水餃子は見た瞬間アウトだなと思ったらアウトでした。見た感じよく中国で冷凍で売ってる水餃子と同じ質感だったからね。
でチェックインしてちょっとごろごろしてたらもう4時とかで、あわてて本日の目的地ホロコーストミュージアムへ。ここは結局時間がなくて企画展しか見れませんでした。管理人さんがいきたい!というので組み込まれたものの僕はホロコースト自体はそんなに興味がなかったんだけど、特別展は「ナチのプロパガンダってすごかったんだぜ!展」ということで相当楽しく見れました。一応プロパガンダ研究は趣味のひとつで、ナチは戦争プロパガンダの例として本当によくでてきますから。企画自体はあんまりガチじゃないというかあまりそういうバックグラウンドの知識がない人向けという風には感じたけど、いいんですそこらへんは。
見ていていくつか気になったというか後で調べようと思ったポイントがあって、ひとつはこの洗練されたプロパガンダは何を参考にされて立案されたか、という点。プロパガンダ好きとか言いながらも恥ずかしながらそんな基本的なことなんだけど、例えば宣伝省のゲッペルスは非常にプロパガンダを重視していて先進的なアイディアを持っていたといわれるけれど、じゃあ彼は何を(どこから)学んでそういう結論を出したのか、ということを知らなくて。
さらにいえば、洗練されたプロパガンダは別にナチがはじめたものではないにも関わらずなぜそこで急に表舞台に現れたのか、ということも知らないなあと(一応展示の前段では第一次世界大戦の戦勝国が刷ったポスターの例なんかが載っていて、ここらへんからアイディアを得てますよ、みたいなことを書いていたけど)。まぁプロパガンダというのはようするにメディアを媒介としたコミュニケーションなので、ラジオやらテレビやらマスメディアが普及することではじめて圧倒的な影響力を持ちえた、ということは絶対に要素としてあると思うんだけど、それにしてもそれだけではない気がして。
ナチの話がすごく有名ではあるけど、太平洋戦争では日米両軍ともそういったプロパガンダ用の謀略機関を持って色々やりあっていたりもしていたようです。ここら辺に関してはなんか東大のアーカイブかなんかにそんなのがあった気がする。なんだっけな、OSS(CIAの前身)で働いた日系人の話とか。広い意味では満映なんかもそういう宣伝機関といえばそうで、甘粕やら李香蘭なんかもそういうところでは登場人物といえるんでしょう。
プロパガンダというのはどうしても悪いイメージがあるせいなのか、史実として研究する人はいても、それが学問(というか手法)として体系化されていないような気がして残念です。防衛レベルではもしかしたらそういう研究も行われているのかもしれないんだけど…知らないだけかな。例えば演説とかって色々テクニックというか小技があってそれを身体に叩き込めば相当違うと思うんだけど、「すごい演説動画」とかいって紹介されることはたくさんあっても、マーティンルーサーキングとヒトラーとスティーブジョブスの演説の共通点なんてプレゼンみたことない(って適当に並べたけどすごい面子だよなあこの3人)。自分の趣味研究でやってみようかなあ。誰か政治家かなんかが金だしてくれないものか。
ヒトラーなんかは僕みたいにドイツ語わからなくてもとても魅力的に感じて、内容わからなくてもひきつけるって究極だなと思います。言葉がわからないから逆に純粋に身振りとか語調とかをとらえる、というかそれ以外わからないから。でもヒトラーについては言葉がわかってないこともあって意外といつの演説がすごいってのを知らないんだな。ジョブスはi製品群の発表だとか大学での後進へのスピーチだとか、キング牧師については"I have a dream"もそうだし、死の前夜の"Ive been to the mountain top(だっけ)"もすごく感動的だと思うんだけど、ヒトラーのっていつのがすごいんだろう…ていうか誰がスピーチライティングしてたんだろう…。
話が大分それたけど、戦争プロパガンダには別に演説だけに限らず効果的なポスター作りとか、とにかくメディアの誘導の色々なエッセンスがつまっているのでああそうですよそういう意味ではPR会社が金だして研究させてくれ、つう話やね。演説スキルだって社員とのインターナルコミュニケーションというかモチベーションアップとしてはもってたほうが絶対いいし。
そう展示の中のポスターでも「ナチによる政策の成功を訴える」みたいなのがあって、インフォグラフ(絵を使った統計の説明)が使われていたんだけど教科書に載ってそうなくらい典型的な騙しを使っていて、ほのぼのしたりもしました。何かというとまぁよくある手だけどビルの高さか何かでナチ前後での経済成長か何かを表している図で、実際の伸びである1.5倍ってのはそのBeforeとAfterの二つのビルの絵の底面積か何かで表現されていて(立体で書かれたビルの底面積なんて勿論だれも気にしないけど、突っ込まれた時には「ちゃんと表した」と反論できる…ちょっとあまりにも強引な反論になるけど)、通常一番目を引くビルの高さそのものは2倍以上の差がつけられているという。思わず手元のパンフレットで高さ確かめてにやにやしましたよ、と。って指差せば簡単だけど言葉だけだとなんか複雑なことみたいだな…。
まぁ今だって(前書いたっけ)地下鉄でよく見る某社のなんたら茶は減肥がらみでインフォグラフを使うのが大好きで、それ以上にその統計を「効果的にプレゼンする」のが大好きらしくお前この21世紀になにやっとんじゃいボケという気がしてしょうがないので、要するに進歩がないのですが(時間経過による体脂肪率の変動か何かのグラフの縦軸メモリがあやしかったり、折れ線の背景に変化の傾向は似てるけど度合いが全然違う写真を入れて見た目の印象いじったり)。ていうかあれホント通報しようかと思ったわ。
さて。話を戻します。結局追い立てられて閉館時間に出て、リンカーンなんとかへ。あのいすに座ったリンカーンおじさんの巨大像です。そしてキング牧師がワシントン大行進の最後にI have a dream演説をしたのはここでしたね…っていって行ってみると真ん中の細長い池が全部掘り返されて非常に情緒がない感じに。工事中のようです(悲しい写真を載せましたよ)。そこでレンジャーのおじさんにリンカーンと奴隷制廃止の意義についてお話を聴き、その後マーティン・ルーサー・キングの像と言葉を記した広場へ。ここは数週間前にオープンしたばかりとのことですが、なんというかなんということもない場所でしかもちょっとわかりにくいのでわざわざ行く意味はないと思います。近くにキング牧師グッズ(というか本)屋もあるけど、彼の関係は半分くらいであとは普通のDC土産だし。キング牧師グッズも別に他で手に入りそうなものばかりだしね。
そこからホワイトハウスを外から見つつ歩いてホテルまで帰ったらもう8時!ということで近所のスペイン料理屋でビール飲みながらタパス食ってたら割と強い眠気が襲ってきて、もうだめっぽかったので帰ってすぐねました。宿はGrand Hyattだったんだけどやたら安くて(ダブルで7000円ちょい…あ、クーポン使ったから普通なら9000円弱かな)どんな嘘ハイアットかと思ったら割合立地もよく、設備もきれいで部屋は広く、素敵な感じ。一階にスタバもあるし、部屋のテレビはでかい。
一枚目:豪華ホテルエントランス
二枚目:工事中… http://pds.exblog.jp/pds/1/200811/19/48/f0145348_1761520.jpg 本来はこんな感じね
三枚目:ポトマック川を見やるキング牧師像。ちなみに彫ったのは日本人か中国人かその辺りらしく、漢字っぽい署名がはいってました。読めなかったけど。
DCの朝は目覚まし自分の携帯でかけるから大丈夫といわれて任せたらうるさいから止めるというとても日常的なことをされ、ちょいと寝坊。それでも僕の眠りがやたら浅いせいでまあまあな時間には起きれて、ちょっとスタバでマフィンとか買ってきて朝ごはん食べつつ行程を確認し、出発。
今日はスミソニアンの日、ということで、FBIの本部やらリンカーンの暗殺現場であるフォード劇場(という看板はあるけど改築されちゃって情緒のかけらもなし)を通り過ぎてスミソニアンへ。スミソニアン、というのは(当たり前なのかもしれないけど)ひとつの博物館ではなく、いくつかの博物館群のことだそうで(要するにスイス銀行みたいなもんか)、その中でまず目指したのはなんといっても月の石。だってほら、男の子ですし。
だけど、月の石は恐ろしく世界三大がっかりです。マーライオンなんてメじゃない、というかいまだにあれがあれだとは信じたくない…なんていうか最初ホントにわからなくて通り過ぎたくらいあっさりとした展示なんですよ。いや展示の仕方が悪いんじゃなくて、ものがちっちゃいからってのもあるんだけどね。
それよりはこの施設は戦闘機の歴史、って感じで見ていったほうが面白いかも。航空宇宙博物館なわけだしね。でもその見方だとなんでライト兄弟から始まるのかわからないし(飛行機の歴史というのなら当然あるべきジャンボジェットとかそういう血なまぐさくないものがない)、戦闘機の歴史って言ったところでなぜかF104があるのにF14とかF16のシリーズがなかったり、メッサーシュミットとゼロ戦があるのにP38ライトニングがなかったり、肝心の米国の戦闘機が足りなくね?というような疑問が。あとA10とかC130とか後衛(?)機は当然ない。そのくせラプター…じゃねえや、プレデター(アフガンやらで活躍?している無人戦闘機)とかSR71とか特異な機体がわりと幅を利かせていたり、何を言っているのかわからないと思うがまぁそういうことです。ちなみにお土産屋さんはさらにカオスで展示してもいない機体のプラモがおいてあった気がします。ちゃんとみてないけど。あと土産屋地下はなぜかスターウォーズ大プッシュ。何の関係があるんだ。なんか皮肉っぽい書き方になったけど、昔からよく写真やらその他色々でみていた天井から実物大戦闘機を糸でつるして、てのを実際に見れたのは大満足。男の子だからねー。
そして次は隣の国立アメリカ・インディアン博物館。これは管理人さんの希望だったんだけど…展示はなんかこう、しっくりこないものでした。順路がはっきりしない場所が多いのをはじめ、なんでここでその展示をしているのか順路らしきものをたどっていっても物語がまったく見えず、散漫。航空宇宙と違って僕に知識がないので展示の中身自体にはなんともいいようがないのでいいとしても、なんかもっと「見せる」意識が欲しいなあと思ったのでした。題材が派手とはいえないものなんだから一層そういうことが必要な気がするんだよね。
ただこの建物はとても素敵で、落ち着くデザインです。外見も素敵。wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8)見ると色々書いてあるね。あとエントランスでちょっとしたコンサートをやっていて、その出演者のレベルがやたら高かったのに驚いていました。普通の地元民とか売れないネイティブアメリカンのミュージシャンかと思いきやギターのコーラスのかけ方やらベースのフレージング(しかも六弦でフォデラ…100万円くらいはする楽器…っぽかったし)やらがなんていうか…ねえ?思わずCD買いそうになったのに買わなかった理由は自分でもよくわかりません。タイミングの問題かな。
その後広場の露店でケイジャンっぽいものを食し、軽くアジア美術を見て、再びバスに乗ってNYに戻ったのでした。なんかこの辺は管理人さんぐったりしていてあまりコミュニケートできず(前日1時間ちょいとかしか寝なくて、そこで体調を崩した模様)。僕も時差ぼけでずっと眠かった。管理人さん体調不良のため到着とともに解散、夜は結局ホールフーズの量り売りカレーその他を食べたのでした。コロンバスサークル駅上にあるホールフーズは前回も使ったちょっと高級スーパー。ウォルマートとかに比べれば鼻くそだけど1フロア丸々スーパーなのでそれなりの広さはあり、なんでもそろいます。あーでもアルコールは少ないかな。で、そのレジ近くにはサラダバーやらカレーバーやら惣菜バーがあって、割といい感じなのです。高いけどね。
一枚目: スミソニアン航空宇宙博物館
二枚目: 国立アメリカ・インディアン博物館のかわいい…トナカイ?
三枚目: この日じゃないけど次の日食べた昼のハンバーガーの店のレシート。しつこい笑
今日はスミソニアンの日、ということで、FBIの本部やらリンカーンの暗殺現場であるフォード劇場(という看板はあるけど改築されちゃって情緒のかけらもなし)を通り過ぎてスミソニアンへ。スミソニアン、というのは(当たり前なのかもしれないけど)ひとつの博物館ではなく、いくつかの博物館群のことだそうで(要するにスイス銀行みたいなもんか)、その中でまず目指したのはなんといっても月の石。だってほら、男の子ですし。
だけど、月の石は恐ろしく世界三大がっかりです。マーライオンなんてメじゃない、というかいまだにあれがあれだとは信じたくない…なんていうか最初ホントにわからなくて通り過ぎたくらいあっさりとした展示なんですよ。いや展示の仕方が悪いんじゃなくて、ものがちっちゃいからってのもあるんだけどね。
それよりはこの施設は戦闘機の歴史、って感じで見ていったほうが面白いかも。航空宇宙博物館なわけだしね。でもその見方だとなんでライト兄弟から始まるのかわからないし(飛行機の歴史というのなら当然あるべきジャンボジェットとかそういう血なまぐさくないものがない)、戦闘機の歴史って言ったところでなぜかF104があるのにF14とかF16のシリーズがなかったり、メッサーシュミットとゼロ戦があるのにP38ライトニングがなかったり、肝心の米国の戦闘機が足りなくね?というような疑問が。あとA10とかC130とか後衛(?)機は当然ない。そのくせラプター…じゃねえや、プレデター(アフガンやらで活躍?している無人戦闘機)とかSR71とか特異な機体がわりと幅を利かせていたり、何を言っているのかわからないと思うがまぁそういうことです。ちなみにお土産屋さんはさらにカオスで展示してもいない機体のプラモがおいてあった気がします。ちゃんとみてないけど。あと土産屋地下はなぜかスターウォーズ大プッシュ。何の関係があるんだ。なんか皮肉っぽい書き方になったけど、昔からよく写真やらその他色々でみていた天井から実物大戦闘機を糸でつるして、てのを実際に見れたのは大満足。男の子だからねー。
そして次は隣の国立アメリカ・インディアン博物館。これは管理人さんの希望だったんだけど…展示はなんかこう、しっくりこないものでした。順路がはっきりしない場所が多いのをはじめ、なんでここでその展示をしているのか順路らしきものをたどっていっても物語がまったく見えず、散漫。航空宇宙と違って僕に知識がないので展示の中身自体にはなんともいいようがないのでいいとしても、なんかもっと「見せる」意識が欲しいなあと思ったのでした。題材が派手とはいえないものなんだから一層そういうことが必要な気がするんだよね。
ただこの建物はとても素敵で、落ち着くデザインです。外見も素敵。wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8)見ると色々書いてあるね。あとエントランスでちょっとしたコンサートをやっていて、その出演者のレベルがやたら高かったのに驚いていました。普通の地元民とか売れないネイティブアメリカンのミュージシャンかと思いきやギターのコーラスのかけ方やらベースのフレージング(しかも六弦でフォデラ…100万円くらいはする楽器…っぽかったし)やらがなんていうか…ねえ?思わずCD買いそうになったのに買わなかった理由は自分でもよくわかりません。タイミングの問題かな。
その後広場の露店でケイジャンっぽいものを食し、軽くアジア美術を見て、再びバスに乗ってNYに戻ったのでした。なんかこの辺は管理人さんぐったりしていてあまりコミュニケートできず(前日1時間ちょいとかしか寝なくて、そこで体調を崩した模様)。僕も時差ぼけでずっと眠かった。管理人さん体調不良のため到着とともに解散、夜は結局ホールフーズの量り売りカレーその他を食べたのでした。コロンバスサークル駅上にあるホールフーズは前回も使ったちょっと高級スーパー。ウォルマートとかに比べれば鼻くそだけど1フロア丸々スーパーなのでそれなりの広さはあり、なんでもそろいます。あーでもアルコールは少ないかな。で、そのレジ近くにはサラダバーやらカレーバーやら惣菜バーがあって、割といい感じなのです。高いけどね。
一枚目: スミソニアン航空宇宙博物館
二枚目: 国立アメリカ・インディアン博物館のかわいい…トナカイ?
三枚目: この日じゃないけど次の日食べた昼のハンバーガーの店のレシート。しつこい笑
そしてこの日がこの旅の目的、その日でした。といって別にあれで誰かを失ったわけではない僕がここまでこだわるのは結構奇妙だな、と自分でも思います。でもまあ、何が理由か自分ですらわからないのだとしても、そういう衝動に駆られたのです。それだけ。
グラウンドゼロで行われる式典には当然といえば当然、資格がないと入れないというのは前から知っていました。場所の関係で遺族すら全員は入れない?みたいな事も読んだ気がしていて、まあでも近づけるところまで行ってみるかという程度でしかなかったんだけど、やっぱり同じ事を考える人はいるもんだというのが結局のところ。ちなみにメモリアルの資料館のようなものも出来たのですが、こちらは一般公開が一瞬差の14日から、しかもウェブで時間枠を指定して事前申し込みをしないといけないということで、あきらめです(http://www.911memorial.org/)。ちなみにこのサイトでは、あの日に起こったことが時系列で見れるようになっています。クルーとの交信記録や当時の映像など。
旧WTCの一個前の駅で降りて地上に出るともう結構人がいて、まだ結構離れているのに、すぐに道路が封鎖されていました。そこにもう報道がうろうろしてたのでそれ以上前にいけないのかと思ったんだけどまあまだ時間もあるし、ということで回り込んでみると、北からのアプローチに比べて東側は割合近くまでいけそうだったのでそちらへ。西と南はほぼ海ね。
で自然とグラウンドゼロに近づきたい人はみんなその一本の広い道路沿いに黙々と歩く、って感じになって、その流れとともに南へ。すべての通りには警官が張付いていて、相当な動員だったんでしょう。僕はそれを眺めて「この人たちにドーナツ全部ただで配ったらダンキンドーナツ破産するな」とかアホなことを考えていました。
この時点でその通りには結構人がいるんだけど、なんかその通行量の割りにやたら静かで、それが異様さをかもし出していたように思います。別にみんな沈黙してるようでもないのに、やたらと空気が重くて。こういうのこそ文章にできるものじゃないよ。なんていうのかな…それこそ借りてた部屋みたいに吸音材がどこかにあるみたい、っていうのがたとえとして近いのかな。
ちょうどトリニティじゃないほうの教会(St.Paulかな)を越えた辺りで8時46分を迎えました。近くにあるトリニティ教会が鐘を鳴らしていましたが、特にその瞬間にみんなが黙祷するとかそういったことはなく(多分中ではやってたんでしょうけれども)、割合あっけない「その時」だった気もします。僕は空を見て、ああ10年前NHKで見た時も空は同じように晴れていたなというのを思い出していました。
その後いけるところまで南下し、WTCを通り過ぎて何もなくなった辺りで引き返して、この関連は終わり。何が起こったかといえば特に何も起こらない、でもそれでもそこにいることで何かがあったとは思います。そうそう、やっぱりというかなんというか、宗教(多分キリスト教)関連が目を引きました。小冊子配ったりして。アラブ系ぶっ殺せとか言ってるやつがいるかと思ったけどそれはなくて、でも「あれはブッシュの陰謀」とか大声で演説してる人とかはいました。野次馬にはどうみても田舎から来ました!って感じのバイカーの集団がいたり、やっぱりアメリカ人にとっても大事件だったよね、というのを再認識して。
ああ、アラブ系ぶっ殺せで思い出したけどDCで夜ホテルに歩いて帰るときに通りすがりのガイド?かなんかのお兄ちゃんに「日本人?」って声かけられてちょっとだけ話したんだけど、「俺が日本を好きな理由はイスラム教徒がいないからだよ!それが日本がすごい秘訣だ!」とか言われてどう答えろつうのよーという感じになっていました(最初は空手習ってるとか俺の車はホンダだ!とか言ってたから日本を好きってのはある程度本当みたいだけどね)。「んじゃキミは中国も好きに違いないね」って軽く返したら「いやいや中国には新疆ウイグル自治区があるだろ」って意外にちゃんと知ってる答えが返ってきて逆にびっくりしたりね。よっぽど近くに住んでる日本人だってそこらへんがムスリムって知らない人のほうが多数派だろうに…あなどれん。
そんなこんなで、朝以降の別の話題はまたアップします。
グラウンドゼロで行われる式典には当然といえば当然、資格がないと入れないというのは前から知っていました。場所の関係で遺族すら全員は入れない?みたいな事も読んだ気がしていて、まあでも近づけるところまで行ってみるかという程度でしかなかったんだけど、やっぱり同じ事を考える人はいるもんだというのが結局のところ。ちなみにメモリアルの資料館のようなものも出来たのですが、こちらは一般公開が一瞬差の14日から、しかもウェブで時間枠を指定して事前申し込みをしないといけないということで、あきらめです(http://www.911memorial.org/)。ちなみにこのサイトでは、あの日に起こったことが時系列で見れるようになっています。クルーとの交信記録や当時の映像など。
旧WTCの一個前の駅で降りて地上に出るともう結構人がいて、まだ結構離れているのに、すぐに道路が封鎖されていました。そこにもう報道がうろうろしてたのでそれ以上前にいけないのかと思ったんだけどまあまだ時間もあるし、ということで回り込んでみると、北からのアプローチに比べて東側は割合近くまでいけそうだったのでそちらへ。西と南はほぼ海ね。
で自然とグラウンドゼロに近づきたい人はみんなその一本の広い道路沿いに黙々と歩く、って感じになって、その流れとともに南へ。すべての通りには警官が張付いていて、相当な動員だったんでしょう。僕はそれを眺めて「この人たちにドーナツ全部ただで配ったらダンキンドーナツ破産するな」とかアホなことを考えていました。
この時点でその通りには結構人がいるんだけど、なんかその通行量の割りにやたら静かで、それが異様さをかもし出していたように思います。別にみんな沈黙してるようでもないのに、やたらと空気が重くて。こういうのこそ文章にできるものじゃないよ。なんていうのかな…それこそ借りてた部屋みたいに吸音材がどこかにあるみたい、っていうのがたとえとして近いのかな。
ちょうどトリニティじゃないほうの教会(St.Paulかな)を越えた辺りで8時46分を迎えました。近くにあるトリニティ教会が鐘を鳴らしていましたが、特にその瞬間にみんなが黙祷するとかそういったことはなく(多分中ではやってたんでしょうけれども)、割合あっけない「その時」だった気もします。僕は空を見て、ああ10年前NHKで見た時も空は同じように晴れていたなというのを思い出していました。
その後いけるところまで南下し、WTCを通り過ぎて何もなくなった辺りで引き返して、この関連は終わり。何が起こったかといえば特に何も起こらない、でもそれでもそこにいることで何かがあったとは思います。そうそう、やっぱりというかなんというか、宗教(多分キリスト教)関連が目を引きました。小冊子配ったりして。アラブ系ぶっ殺せとか言ってるやつがいるかと思ったけどそれはなくて、でも「あれはブッシュの陰謀」とか大声で演説してる人とかはいました。野次馬にはどうみても田舎から来ました!って感じのバイカーの集団がいたり、やっぱりアメリカ人にとっても大事件だったよね、というのを再認識して。
ああ、アラブ系ぶっ殺せで思い出したけどDCで夜ホテルに歩いて帰るときに通りすがりのガイド?かなんかのお兄ちゃんに「日本人?」って声かけられてちょっとだけ話したんだけど、「俺が日本を好きな理由はイスラム教徒がいないからだよ!それが日本がすごい秘訣だ!」とか言われてどう答えろつうのよーという感じになっていました(最初は空手習ってるとか俺の車はホンダだ!とか言ってたから日本を好きってのはある程度本当みたいだけどね)。「んじゃキミは中国も好きに違いないね」って軽く返したら「いやいや中国には新疆ウイグル自治区があるだろ」って意外にちゃんと知ってる答えが返ってきて逆にびっくりしたりね。よっぽど近くに住んでる日本人だってそこらへんがムスリムって知らない人のほうが多数派だろうに…あなどれん。
そんなこんなで、朝以降の別の話題はまたアップします。
グランドゼロ詣でがおわったあとは、マンハッタン南部を離れてそのまま朝食へ。いっつも朝食というとスーパーで買ってきたものを適当に食べて終わりなんだけど、ちょうど近いしせっかくだからパンケーキでも食うか、ということでBubby’sという店へ(http://gogony.blog5.fc2.com/blog-entry-326.html をみたよ!)。なんか横浜にもあるらしいけど、古きよきアメリカ!って感じでいい感じの内装でした。
上のブログにあるように、分量はshort?でちょうどいいでしょう。あとコーヒー(ちなみにおかわり頼めばもらえます)がメニューになぜかない…あとブログ上では8USDと書いてあるけど、この時から値上がりしたのか、10USD(とコーヒーが4USD)。税抜き14にチップやら税金足すと17とかになっちゃってそれ結構高いなあというのが正直なところだけど、まあしょうがないのかなあ…。まぁでもおいしいですよ、パンケーキ。あ、あとこのブログに書いてないけどアメリカじゃ少ない気がするCash Onlyらしく、手持ちが寒いと寒いです。若干あぶなかった。
食べ終えて、MoMAへ。本当はその前にカーネギーホールを外からだけでも見ていこうと思ってたんだけどグラウンドゼロで思ったより時間を使っていたのであきらめ。MoMAの外見は本当に街中にあるビル、って感じね。ちなみにユニクロの旗艦店はMoMAのすぐ近くに建設中で、MoMAとのコラボTシャツとか作ったりしてます。なまいきな。コピーもやたら強気だし場所は五番街だしなんか調子乗っちゃってませんかね、みたいな話を管理人さんにしたらまぁアメリカでは日本と違って安いだけ、ではなくて結構ブランドとして確立されちゃったからねえ…というお答え。ホントかなあ…と思いながらも確かにうなづける部分もあるような、ないような。
MoMA、まず入場料高い。25とかとられてなんていうかああそうですかそうですか、という感じ。USDだから若干麻痺してるけど、美術館入るのに2000円とか払わないでしょ…。確かに中はきれいで展示もこってるんだけどさ。以前行ったときの森美術館を思い出したので展示の方法などは参考にしたりしているのかもしれません。
特別展"Talk to Me"はデジタルを用いての双方向コミュニケーション、みたいな内容。メディアアートっていえばいいのかな。電通ロンドンがやたら目に付いた気がするのはどういった具合かはまあどうでもよくて、ここが一番つまらなかったセクションな気がします。あとネタ元がとてもわかりやすいパクりを見つけてしまったのが悲しくてしかたありませんでした。通報すんぞ、みたいな。品がねえよ。まあ僕がこの手のもので面白いと感じたことはいままでほとんどないので、なんていうか相性の悪い分野であることも確かなのだと思いながら、それにしてもなんで楽しめないんだろうと自分でも残念ではあります。
あと時々「MoMAに収蔵!」というようなもの(フォントとか、時計とか、なんか色々)の行き先っぽい部屋は、あれは最早センスのいい雑貨屋にしか過ぎないね、と思いました。まぁ単に雑然としすぎてるからかもしれないけど。
MoMAを出て、次はUnion Sq付近へ。お買い物シリーズです。とはいってもまぁ普通かな…Fishs Eddy(http://www.fishseddy.com/)に行ってスカイラインシリーズを買ったりその手前のCrate&Barrel(http://www.crateandbarrel.com/)をのぞいたり。Crate&Barrelは初めて知って入ってみたんだけど(といっても本で読んだだけでわざわざ目指したわけではなく、Fishs Eddyの近くに偶然あったから入っただけ)とてもいいセンスの家具+キッチン用品+小物屋なのかな?なんとなくActus(http://www.actus-interior.com/)を思い出しました。最近全然行ってないけどなー。でもここで買っても持って帰れないだろ、というツッコミがどこからか入ったのであきらめ。眺めるだけ。
Fishs Eddyでお買い物して、そのまま北(確か)上。そしたら管理人さんのお土産用の店としてオススメのBrooklyn Industries(http://www.brooklynindustries.com/)があったので★さんにTシャツなど購入。全体的には普通のストリートカジュアルの店で、Tシャツ以外は別に面白いって感じでもなく(でも全体的に安い気はした)。んで、その近くにはこれまた管理人さんオススメの古本屋Strand Books(www.strandbooks.com) が。いやこれはなんていうか、ニヤニヤしちゃいますね。いいにおいで満たされた店内はもう天井までよくわからん本がたくさん並べてあって、特に写真集とかアート関係の本は個別に見ていったらもう何日でも過ごせるんだろうなーと。この日はまわるところがやたら多かったので結構ちゃんとタイムテーブル組んであって、時間がなかったのが本当に残念。今度きたらじっくり…と思うは思うけど、観光で来てそんなゆったりする瞬間なんてあるんだろうか…いや、あってほしいんだけどね。例えば出張で2週間くらい来る機会があれば、その休日の一日をここに充てたり出来るんでしょうが…はい自分で商売でも立ち上げない限りありえませんね。
昼は本当はTimes SqにあるShakeShack(www.shakeshack.com) に行く予定だったんだけどマディソンスクエアパークにもある(というかそっちが本店)、というのを思い出し、そちらへ。どこかにも書いてあったとおりアメリカにしちゃちんまりな量で、でもおいしかった。やたら並んだんで結局持って帰って食べることになって一番おいしいアツアツ時には食べれなかったんだけどね…ちなみにシャックバーガー(だったかな、普通の)とチーズポテト(フライドポテトにチーズのディップがついてる)を頼んだのでした。むしゃむしゃ。
で、予定より遅れて帰ってきてちょっと休憩して、また南のほうへ。夕方は911メモリアルと題したコンサートでした。StLukesというNY本拠の室内管弦楽団(ちなみにメンバーには日本人が多いらしい)といくつかのダンスカンパニーの合同イベントのような感じで、川辺の公園でのイベント。管理人さん大遅刻で僕たちはほとんど最後の曲だけしか見れなかったんだけど…うーん。悪くないけどどうもこうも、という感じ。曲はブランデンブルクの6番と3番かな。で、それにあわせてダンスの人が踊るという感じだったんだけど、拍子を意識してない踊り(振り付けの問題か踊り手の問題かはわからないけど)やら、完全に踊りの伴奏になっちゃってる演奏とか、結構いろんな意味でぬーーーな気持ちになったのでした。振り付けに関してはフィギュアスケートを見てても同じことを感じることが多いんだけど、なんでなんですかね。コンテンポラリーな演目とか流派でわざと力点を外すならわかるんだけど、衣装も結構音楽を意識したようなトラッドなものだった割に音楽のアクセントを全部無視してて。ブランデンブルクの3番なんてvn3vl3vc3+鍵盤とかで合計10個(だよな)のパートのひたすら追いかけあいで、そういう意味で構造はわかりやすいんだからパートが集まったり散ったりとかってのを踊りで表現したら面白いだろうなあとか自分では思うんだけど。踊り手10人用意してそれぞれ楽器のパートを割り当てて音に対して動きを作っていくだけで音の呼応とかが視覚化されて面白いと思うのです。
とかとか演奏見て色々考えたんだけど、今回考えたのはそれだけじゃなく、ステージとかその裏側の運営のことも。一番気になったのはこのイベント、屋外だったにも関わらず雨対策が一切見られず、これ降ってたらどうしたんだろう、ということ。アメリカ流はノーガードでGoなんすかね。あと演奏がへたくそに聞こえたのは確実にマイクのせい、ってのはあったんだろうなと思いました。屋外だから音飛ばないししょうがない面は当然あるにしても、でも演奏者のためにリハ時間を多分あまり取らなかったんだろうという気がしたのね。ああいう音が反響せず、返ってこない場所で弾いてると、ホールで弾きなれてる人は自分の音聞きながら次の音を出していくのに慣れているせいですごい調子が落ちる、というのは実体験としてあって、それに慣れるための時間をもう少し与えてあげてもよかったと思うのです(といって1時間とかでどうにかなる問題なのかは微妙だけれども)。いや、もしかしたら時間はあったけど自分をならせなかっただけかもしれないけど。
でもそんな文句はいくらでも言えるけど、じゃあお前日本でこれできるの?って言われたら無理なわけで、それはすごいなと思います。低いレベルのものだったらやらないほうがマシ、という考え方を割合取るほうではあるけど、それにしたってこういうものに触れられる空間を無料で提供できるってのはなあ…という。でも(といってまた話題がずれるかもしれないけど)最近それだけじゃなく金の出し手について考えるようになりました。例えばこの時のスポンサーはどこかの財団だったようなんだけど、まあ簡単に言って演奏者にギャラ出てるのかな?という。
よくヨーロッパは芸術に対して理解があるからコンサートの入場料が安い、とか無料イベントがたくさんある、という話をよくきく。僕も以前はそれってすごいなあと漠然と思ってたんだけど、本当にそうなのかな、という話。財団とかが満額ギャラを払ってくれればそりゃ勿論それはとても気持ちのよいことでありがたいことなんだけど、そうするとものすごい額になると思う。いくら税制上の優遇措置とかがあるっていってもその財団とかがそんなに金あるのかね。
要するに、単にあの界隈ではぶらぶらしてる自称演奏家が多すぎて過当競争なので値段が下がりまくった挙句にギャラの水準が恐ろしくおさえられてるからこういうのが無料でも成り立つんじゃないかな、という事です。今回のはそれなりに有名なオケのようなので違うと思うけど、下手したらギャラ出なくたって自分のプレゼンと思えば受ける人が出てきちゃったりするのがそういう世界じゃないですか。そう考えると日本は演奏家が多いといったってそういう仕事をタダで請けるほどではないからまだいろんなところで値段が高止まりしてる、とも考えられるわけで…いや、真相は知らないし、日本だって既に若手の演奏家はよっぽどじゃないと仕事ないしタダでも弾く場所ほしい、ってのはあると思うんで、簡単にこう、といえるような話じゃないんだと思いますけど。
とにもかくにも見学後はなんとなく近いし、ってこともあってWorld Financial CenterというWTCの隣の建物へ。多分新しい建物だと思うんだけど、ちょうどその広場みたいなところがガラス張りでWTCがよく見える(まぁ隣だし)んですな。よく見えました。んでそっからだらだら歩いてヴィレッジヴァンガードへ。雑貨屋じゃなくてジャズクラブね。そしたら既に第一回めのショーには遅い、ということで店の人(多分日本人)に教えてもらったElephant & Castle(http://www.elephantandcastle.com/)というアメリカンダイナーへ。ちょっとフォントが懲りすぎてて店の名前がわかりにくいけど、その名前どおり陶器の象だらけ。オーナーが好きなんだとか。ここで食べたルッコラとエビソテーのサラダは相当高得点でございました。安いし、超おすすめです。店主がすごい優しい感じ(まあ外国では「ゲイっぽい」っていわれるタイプ)の人で、色々説明してもらいながら…で、食べ終わってさあジャズを、となったんだけどその頃にはもう僕は睡魔に翻弄され、というか店の中で既に口あけて寝てたりして、これで薄暗いところいってビールでも飲んだら開始から終わりまでずっと寝っぱなしだろうなというような雰囲気…なので涙を呑んであきらめたのでした。
まあでも最後の夜名残惜しいし別に僕もじっとしてなきゃ大丈夫だから、ということでタイムススクエアまで散歩。歩きながらいろんな話をしたりM&Mのフラグシップ?店(http://i-radio.cocolog-nifty.com/ak/2009/11/nymm-61c4.html)のぞいてあのチョコっていうかなんていうか…な独特なにおいが充満した店内でアイテム数に感激したり(でもその割に無難だよねーあと一歩だよねーと)、そんなことをしながらNY最後の夜は終わっていったのでした。
上のブログにあるように、分量はshort?でちょうどいいでしょう。あとコーヒー(ちなみにおかわり頼めばもらえます)がメニューになぜかない…あとブログ上では8USDと書いてあるけど、この時から値上がりしたのか、10USD(とコーヒーが4USD)。税抜き14にチップやら税金足すと17とかになっちゃってそれ結構高いなあというのが正直なところだけど、まあしょうがないのかなあ…。まぁでもおいしいですよ、パンケーキ。あ、あとこのブログに書いてないけどアメリカじゃ少ない気がするCash Onlyらしく、手持ちが寒いと寒いです。若干あぶなかった。
食べ終えて、MoMAへ。本当はその前にカーネギーホールを外からだけでも見ていこうと思ってたんだけどグラウンドゼロで思ったより時間を使っていたのであきらめ。MoMAの外見は本当に街中にあるビル、って感じね。ちなみにユニクロの旗艦店はMoMAのすぐ近くに建設中で、MoMAとのコラボTシャツとか作ったりしてます。なまいきな。コピーもやたら強気だし場所は五番街だしなんか調子乗っちゃってませんかね、みたいな話を管理人さんにしたらまぁアメリカでは日本と違って安いだけ、ではなくて結構ブランドとして確立されちゃったからねえ…というお答え。ホントかなあ…と思いながらも確かにうなづける部分もあるような、ないような。
MoMA、まず入場料高い。25とかとられてなんていうかああそうですかそうですか、という感じ。USDだから若干麻痺してるけど、美術館入るのに2000円とか払わないでしょ…。確かに中はきれいで展示もこってるんだけどさ。以前行ったときの森美術館を思い出したので展示の方法などは参考にしたりしているのかもしれません。
特別展"Talk to Me"はデジタルを用いての双方向コミュニケーション、みたいな内容。メディアアートっていえばいいのかな。電通ロンドンがやたら目に付いた気がするのはどういった具合かはまあどうでもよくて、ここが一番つまらなかったセクションな気がします。あとネタ元がとてもわかりやすいパクりを見つけてしまったのが悲しくてしかたありませんでした。通報すんぞ、みたいな。品がねえよ。まあ僕がこの手のもので面白いと感じたことはいままでほとんどないので、なんていうか相性の悪い分野であることも確かなのだと思いながら、それにしてもなんで楽しめないんだろうと自分でも残念ではあります。
あと時々「MoMAに収蔵!」というようなもの(フォントとか、時計とか、なんか色々)の行き先っぽい部屋は、あれは最早センスのいい雑貨屋にしか過ぎないね、と思いました。まぁ単に雑然としすぎてるからかもしれないけど。
MoMAを出て、次はUnion Sq付近へ。お買い物シリーズです。とはいってもまぁ普通かな…Fishs Eddy(http://www.fishseddy.com/)に行ってスカイラインシリーズを買ったりその手前のCrate&Barrel(http://www.crateandbarrel.com/)をのぞいたり。Crate&Barrelは初めて知って入ってみたんだけど(といっても本で読んだだけでわざわざ目指したわけではなく、Fishs Eddyの近くに偶然あったから入っただけ)とてもいいセンスの家具+キッチン用品+小物屋なのかな?なんとなくActus(http://www.actus-interior.com/)を思い出しました。最近全然行ってないけどなー。でもここで買っても持って帰れないだろ、というツッコミがどこからか入ったのであきらめ。眺めるだけ。
Fishs Eddyでお買い物して、そのまま北(確か)上。そしたら管理人さんのお土産用の店としてオススメのBrooklyn Industries(http://www.brooklynindustries.com/)があったので★さんにTシャツなど購入。全体的には普通のストリートカジュアルの店で、Tシャツ以外は別に面白いって感じでもなく(でも全体的に安い気はした)。んで、その近くにはこれまた管理人さんオススメの古本屋Strand Books(www.strandbooks.com) が。いやこれはなんていうか、ニヤニヤしちゃいますね。いいにおいで満たされた店内はもう天井までよくわからん本がたくさん並べてあって、特に写真集とかアート関係の本は個別に見ていったらもう何日でも過ごせるんだろうなーと。この日はまわるところがやたら多かったので結構ちゃんとタイムテーブル組んであって、時間がなかったのが本当に残念。今度きたらじっくり…と思うは思うけど、観光で来てそんなゆったりする瞬間なんてあるんだろうか…いや、あってほしいんだけどね。例えば出張で2週間くらい来る機会があれば、その休日の一日をここに充てたり出来るんでしょうが…はい自分で商売でも立ち上げない限りありえませんね。
昼は本当はTimes SqにあるShakeShack(www.shakeshack.com) に行く予定だったんだけどマディソンスクエアパークにもある(というかそっちが本店)、というのを思い出し、そちらへ。どこかにも書いてあったとおりアメリカにしちゃちんまりな量で、でもおいしかった。やたら並んだんで結局持って帰って食べることになって一番おいしいアツアツ時には食べれなかったんだけどね…ちなみにシャックバーガー(だったかな、普通の)とチーズポテト(フライドポテトにチーズのディップがついてる)を頼んだのでした。むしゃむしゃ。
で、予定より遅れて帰ってきてちょっと休憩して、また南のほうへ。夕方は911メモリアルと題したコンサートでした。StLukesというNY本拠の室内管弦楽団(ちなみにメンバーには日本人が多いらしい)といくつかのダンスカンパニーの合同イベントのような感じで、川辺の公園でのイベント。管理人さん大遅刻で僕たちはほとんど最後の曲だけしか見れなかったんだけど…うーん。悪くないけどどうもこうも、という感じ。曲はブランデンブルクの6番と3番かな。で、それにあわせてダンスの人が踊るという感じだったんだけど、拍子を意識してない踊り(振り付けの問題か踊り手の問題かはわからないけど)やら、完全に踊りの伴奏になっちゃってる演奏とか、結構いろんな意味でぬーーーな気持ちになったのでした。振り付けに関してはフィギュアスケートを見てても同じことを感じることが多いんだけど、なんでなんですかね。コンテンポラリーな演目とか流派でわざと力点を外すならわかるんだけど、衣装も結構音楽を意識したようなトラッドなものだった割に音楽のアクセントを全部無視してて。ブランデンブルクの3番なんてvn3vl3vc3+鍵盤とかで合計10個(だよな)のパートのひたすら追いかけあいで、そういう意味で構造はわかりやすいんだからパートが集まったり散ったりとかってのを踊りで表現したら面白いだろうなあとか自分では思うんだけど。踊り手10人用意してそれぞれ楽器のパートを割り当てて音に対して動きを作っていくだけで音の呼応とかが視覚化されて面白いと思うのです。
とかとか演奏見て色々考えたんだけど、今回考えたのはそれだけじゃなく、ステージとかその裏側の運営のことも。一番気になったのはこのイベント、屋外だったにも関わらず雨対策が一切見られず、これ降ってたらどうしたんだろう、ということ。アメリカ流はノーガードでGoなんすかね。あと演奏がへたくそに聞こえたのは確実にマイクのせい、ってのはあったんだろうなと思いました。屋外だから音飛ばないししょうがない面は当然あるにしても、でも演奏者のためにリハ時間を多分あまり取らなかったんだろうという気がしたのね。ああいう音が反響せず、返ってこない場所で弾いてると、ホールで弾きなれてる人は自分の音聞きながら次の音を出していくのに慣れているせいですごい調子が落ちる、というのは実体験としてあって、それに慣れるための時間をもう少し与えてあげてもよかったと思うのです(といって1時間とかでどうにかなる問題なのかは微妙だけれども)。いや、もしかしたら時間はあったけど自分をならせなかっただけかもしれないけど。
でもそんな文句はいくらでも言えるけど、じゃあお前日本でこれできるの?って言われたら無理なわけで、それはすごいなと思います。低いレベルのものだったらやらないほうがマシ、という考え方を割合取るほうではあるけど、それにしたってこういうものに触れられる空間を無料で提供できるってのはなあ…という。でも(といってまた話題がずれるかもしれないけど)最近それだけじゃなく金の出し手について考えるようになりました。例えばこの時のスポンサーはどこかの財団だったようなんだけど、まあ簡単に言って演奏者にギャラ出てるのかな?という。
よくヨーロッパは芸術に対して理解があるからコンサートの入場料が安い、とか無料イベントがたくさんある、という話をよくきく。僕も以前はそれってすごいなあと漠然と思ってたんだけど、本当にそうなのかな、という話。財団とかが満額ギャラを払ってくれればそりゃ勿論それはとても気持ちのよいことでありがたいことなんだけど、そうするとものすごい額になると思う。いくら税制上の優遇措置とかがあるっていってもその財団とかがそんなに金あるのかね。
要するに、単にあの界隈ではぶらぶらしてる自称演奏家が多すぎて過当競争なので値段が下がりまくった挙句にギャラの水準が恐ろしくおさえられてるからこういうのが無料でも成り立つんじゃないかな、という事です。今回のはそれなりに有名なオケのようなので違うと思うけど、下手したらギャラ出なくたって自分のプレゼンと思えば受ける人が出てきちゃったりするのがそういう世界じゃないですか。そう考えると日本は演奏家が多いといったってそういう仕事をタダで請けるほどではないからまだいろんなところで値段が高止まりしてる、とも考えられるわけで…いや、真相は知らないし、日本だって既に若手の演奏家はよっぽどじゃないと仕事ないしタダでも弾く場所ほしい、ってのはあると思うんで、簡単にこう、といえるような話じゃないんだと思いますけど。
とにもかくにも見学後はなんとなく近いし、ってこともあってWorld Financial CenterというWTCの隣の建物へ。多分新しい建物だと思うんだけど、ちょうどその広場みたいなところがガラス張りでWTCがよく見える(まぁ隣だし)んですな。よく見えました。んでそっからだらだら歩いてヴィレッジヴァンガードへ。雑貨屋じゃなくてジャズクラブね。そしたら既に第一回めのショーには遅い、ということで店の人(多分日本人)に教えてもらったElephant & Castle(http://www.elephantandcastle.com/)というアメリカンダイナーへ。ちょっとフォントが懲りすぎてて店の名前がわかりにくいけど、その名前どおり陶器の象だらけ。オーナーが好きなんだとか。ここで食べたルッコラとエビソテーのサラダは相当高得点でございました。安いし、超おすすめです。店主がすごい優しい感じ(まあ外国では「ゲイっぽい」っていわれるタイプ)の人で、色々説明してもらいながら…で、食べ終わってさあジャズを、となったんだけどその頃にはもう僕は睡魔に翻弄され、というか店の中で既に口あけて寝てたりして、これで薄暗いところいってビールでも飲んだら開始から終わりまでずっと寝っぱなしだろうなというような雰囲気…なので涙を呑んであきらめたのでした。
まあでも最後の夜名残惜しいし別に僕もじっとしてなきゃ大丈夫だから、ということでタイムススクエアまで散歩。歩きながらいろんな話をしたりM&Mのフラグシップ?店(http://i-radio.cocolog-nifty.com/ak/2009/11/nymm-61c4.html)のぞいてあのチョコっていうかなんていうか…な独特なにおいが充満した店内でアイテム数に感激したり(でもその割に無難だよねーあと一歩だよねーと)、そんなことをしながらNY最後の夜は終わっていったのでした。
【番外編】暇だったので映画を見たよ
2011年9月13日 感想文。 機内。シーズンの問題か僕の趣味か、映画にしてもしょんぼりなものしかやってなかったのでしょんぼり前提で見たら楽しめたのとやっぱり、というのと。カンフーパンダは面白いらしいけどしゃくだったので見てない。
1)Gantz Perfect Answer ★★★☆☆
最初にこれを見たってのがもう既に期待感のなさをあらわしているでしょう。でもマシだったほう。前半の地下鉄アクション辺りは相当面白かった。全体的な感想はhttp://cinefun.blog89.fc2.com/blog-entry-324.html にかなり近いです。僕はもう少し評価してるけど。なぜなら原作は途中まで斜め読みって程度だから誰が誰だかわからないし、設定が変でも「ああ原作知ってる人ならわかるんだろうな」でスルーできるから。いや、本当は映画の中で全部解決してないと駄目なんだろうけど…。
この上のブログの人も書いてるけど、特に地下鉄の女吸血鬼vsGantzの人たちの殺陣は邦画原作物らしからぬスピード感でよかった。ちょっとどきどきした。女の子すげー動けてるな!と思って調べたけど(水沢奈子というグラビアアイドルらしい)Wikipediaみたかんじではバックグラウンドにそういうものがある人ではなさそうなので、多分カメラワークがうまかったのでしょう。
後半?まぁアイドルだったらあんなもんでしょ。最後の向き合って撃ち合うのはなんぼなんでもさすがにやりすぎだと思ったけど。痛みを感じないとかいう設定ならともかく普通に撃たれて傷つくし、それなら普通避けるだろ。ゾンビ同士の銃撃戦みたいになってた(※でも死ぬ)。あ、そうそう、この映画の何が一番わからなかったかって、敵が「これは復讐だ!」みたいなことを口々に言うんだけどそれ前編の内容だから劇中全く触れられないのよね。前編見てない僕にはそもそも敵の目的がわからないというこの致命的な。ま、いいんですけど。
2)男たちの挽歌 A Better Tomorrow ★☆☆☆☆
韓国映画って見るのとても久しぶりかも。あの男たちの挽歌がリメイクされるってのはどこかで読んだな…でも超絶☆悪い予感と思ったんだけど、やっぱり悪寒ばりばりでした。
全体的に薄っぺらいというか…「ああ、リメイク前は名作だったよね」って感じ。素材はいいのに料理が駄目感がそこここに出ていてなんというか。あ、ちなみに僕は元のは10年以上前に読んだだけなので相当記憶がおぼろげです。でも「刑事さん!」の辺りとかはなんとなく覚えていて…ねえ?かなしい。あ、でもそのままリメイクじゃなくて舞台やら設定を変えているということは評価できると思うんですよ。やりきる力が足りなかった気がするけど。
あとこれは僕の問題なんだろうけど、韓国人の役名が覚えられない&結構最初の派手にやってた頃とその後で顔やら服が変わっていて誰が誰になったのかよくわからなかったりもしましたよ。特にヨンチュン。ていうかヨンチュン。あれかっこいいおにいちゃんは?みたいな。まあ、チョウヨンファと比べるのは酷なのかもしれないけど…。
http://banka2011.com/about/character.html
あとどうでもいいけど公式サイトの人物相関図の社長ひどい。名前含め全部空欄…。サイトくらいはちゃんと最後まで作ってあげなさい。
3)X-Men First Generation ★★★☆☆
ふつー。面白いけど、派手さというか突出した点はなし。当時の社会情勢(アメリカvsソ連)とミュータントvs人間ってのをクロスさせるというアイディアの大枠はとても面白いんだけど…なんだろうなあこのいまいち感は。
そうそう舞台が昔、つまり1世代前だからだけど、よく知ったX-Menはほとんど出てきません。そこらへんもあるのかなあ。そうそう、あとこの時代のスーパーヒーローものだとウォッチメンを思い出してしまって、あれは暗いけど結構リアリティ(っていうのか?)があって面白かったからそれと比べるとねえ…という。
4)ワイルド・スピード MEGA MAX ★☆☆☆☆
見た感じバカ映画で実際バカ映画。脇役のおっさんかっこよすぎだろあと腕太すぎと思ったらロック様だったので星1個あげるけど本来は…とかなんとか。それになりに作りこまれてるX-Menを見た後だとそのチープさが更に強調されてというかなんかこう、せつなくなりますね。ていうかロック様今俳優として割とちゃんと評価されてるのね。確かにあんまり棒って感じもしなかった(でも自分が知ってる顔より大分年取った感じ)。
なんていうか貧乏人のバカガキをターゲットにした感じで、頭使わずに楽しもうぜヒャッハー!って汁が全編あふれてます。あふれすぎです。自分が金ほしいために無関係の警察官殺しまくるしチンピラ雇って警察官(ロック様だけど)脅迫するし主人公のやる事がめちゃくちゃすぎてしかもそれがいちいち深い理由もなく別に面白くないので不愉快。最後のカーチェイスだって客観的には警察署襲撃して金庫盗んでるんだからパトカーにおっかけられても銃撃されても文句言えないでしょ、それをもうなんであんなにゴミみたいに殺すかね。でもやつら仲間内の友情とかは優先してお泪頂戴的なことをやるわけですよ。ぺっ。ロック様だってかわいい部下の復讐だからってそんなあっさり…。いやしかしなんていうかここでのロック様のかっこよさはデスペラードでのダニー・トレホ(ナイフの先っちょでダイアルするよ)ばりですよ?
ああなんかwikipedia読むと最初の方は車フィーチャーしまくりの映画だったのね。そういう一箇所大プッシュでそこに説得力あれば確かに別に他の舞台設定とかどうでもよくなることもあると思うんだけど、今回はそこも力が抜かれてるというかほとんどまともなレースシーンがないのよね・・・「お互いの車をかけてレースで勝負」とかって本来熱くなる戦いもレースシーンは一切描かれず1コマ後には勝ってるし、あとはメンバー同士でゼロヨン!とか突然言い出すシーンがあるけどお前らみんな同じ車種なんだからそれでゼロヨンやっても…って話じゃね?あと別のところでちょこっとドリフトするシーンとかはあるけどね。あ、でも女の子がみんなかわいいです。Gal Gadotとか…。
お子様向けなのに倫理的にむちゃくちゃすぎてお子様には見せられない内容。いったい誰のほうを向いて…と思ったら興行成績良いのかこれ!俺もうやだ。
1)Gantz Perfect Answer ★★★☆☆
最初にこれを見たってのがもう既に期待感のなさをあらわしているでしょう。でもマシだったほう。前半の地下鉄アクション辺りは相当面白かった。全体的な感想はhttp://cinefun.blog89.fc2.com/blog-entry-324.html にかなり近いです。僕はもう少し評価してるけど。なぜなら原作は途中まで斜め読みって程度だから誰が誰だかわからないし、設定が変でも「ああ原作知ってる人ならわかるんだろうな」でスルーできるから。いや、本当は映画の中で全部解決してないと駄目なんだろうけど…。
この上のブログの人も書いてるけど、特に地下鉄の女吸血鬼vsGantzの人たちの殺陣は邦画原作物らしからぬスピード感でよかった。ちょっとどきどきした。女の子すげー動けてるな!と思って調べたけど(水沢奈子というグラビアアイドルらしい)Wikipediaみたかんじではバックグラウンドにそういうものがある人ではなさそうなので、多分カメラワークがうまかったのでしょう。
後半?まぁアイドルだったらあんなもんでしょ。最後の向き合って撃ち合うのはなんぼなんでもさすがにやりすぎだと思ったけど。痛みを感じないとかいう設定ならともかく普通に撃たれて傷つくし、それなら普通避けるだろ。ゾンビ同士の銃撃戦みたいになってた(※でも死ぬ)。あ、そうそう、この映画の何が一番わからなかったかって、敵が「これは復讐だ!」みたいなことを口々に言うんだけどそれ前編の内容だから劇中全く触れられないのよね。前編見てない僕にはそもそも敵の目的がわからないというこの致命的な。ま、いいんですけど。
2)男たちの挽歌 A Better Tomorrow ★☆☆☆☆
韓国映画って見るのとても久しぶりかも。あの男たちの挽歌がリメイクされるってのはどこかで読んだな…でも超絶☆悪い予感と思ったんだけど、やっぱり悪寒ばりばりでした。
全体的に薄っぺらいというか…「ああ、リメイク前は名作だったよね」って感じ。素材はいいのに料理が駄目感がそこここに出ていてなんというか。あ、ちなみに僕は元のは10年以上前に読んだだけなので相当記憶がおぼろげです。でも「刑事さん!」の辺りとかはなんとなく覚えていて…ねえ?かなしい。あ、でもそのままリメイクじゃなくて舞台やら設定を変えているということは評価できると思うんですよ。やりきる力が足りなかった気がするけど。
あとこれは僕の問題なんだろうけど、韓国人の役名が覚えられない&結構最初の派手にやってた頃とその後で顔やら服が変わっていて誰が誰になったのかよくわからなかったりもしましたよ。特にヨンチュン。ていうかヨンチュン。あれかっこいいおにいちゃんは?みたいな。まあ、チョウヨンファと比べるのは酷なのかもしれないけど…。
http://banka2011.com/about/character.html
あとどうでもいいけど公式サイトの人物相関図の社長ひどい。名前含め全部空欄…。サイトくらいはちゃんと最後まで作ってあげなさい。
3)X-Men First Generation ★★★☆☆
ふつー。面白いけど、派手さというか突出した点はなし。当時の社会情勢(アメリカvsソ連)とミュータントvs人間ってのをクロスさせるというアイディアの大枠はとても面白いんだけど…なんだろうなあこのいまいち感は。
そうそう舞台が昔、つまり1世代前だからだけど、よく知ったX-Menはほとんど出てきません。そこらへんもあるのかなあ。そうそう、あとこの時代のスーパーヒーローものだとウォッチメンを思い出してしまって、あれは暗いけど結構リアリティ(っていうのか?)があって面白かったからそれと比べるとねえ…という。
4)ワイルド・スピード MEGA MAX ★☆☆☆☆
見た感じバカ映画で実際バカ映画。脇役のおっさんかっこよすぎだろあと腕太すぎと思ったらロック様だったので星1個あげるけど本来は…とかなんとか。それになりに作りこまれてるX-Menを見た後だとそのチープさが更に強調されてというかなんかこう、せつなくなりますね。ていうかロック様今俳優として割とちゃんと評価されてるのね。確かにあんまり棒って感じもしなかった(でも自分が知ってる顔より大分年取った感じ)。
なんていうか貧乏人のバカガキをターゲットにした感じで、頭使わずに楽しもうぜヒャッハー!って汁が全編あふれてます。あふれすぎです。自分が金ほしいために無関係の警察官殺しまくるしチンピラ雇って警察官(ロック様だけど)脅迫するし主人公のやる事がめちゃくちゃすぎてしかもそれがいちいち深い理由もなく別に面白くないので不愉快。最後のカーチェイスだって客観的には警察署襲撃して金庫盗んでるんだからパトカーにおっかけられても銃撃されても文句言えないでしょ、それをもうなんであんなにゴミみたいに殺すかね。でもやつら仲間内の友情とかは優先してお泪頂戴的なことをやるわけですよ。ぺっ。ロック様だってかわいい部下の復讐だからってそんなあっさり…。いやしかしなんていうかここでのロック様のかっこよさはデスペラードでのダニー・トレホ(ナイフの先っちょでダイアルするよ)ばりですよ?
ああなんかwikipedia読むと最初の方は車フィーチャーしまくりの映画だったのね。そういう一箇所大プッシュでそこに説得力あれば確かに別に他の舞台設定とかどうでもよくなることもあると思うんだけど、今回はそこも力が抜かれてるというかほとんどまともなレースシーンがないのよね・・・「お互いの車をかけてレースで勝負」とかって本来熱くなる戦いもレースシーンは一切描かれず1コマ後には勝ってるし、あとはメンバー同士でゼロヨン!とか突然言い出すシーンがあるけどお前らみんな同じ車種なんだからそれでゼロヨンやっても…って話じゃね?あと別のところでちょこっとドリフトするシーンとかはあるけどね。あ、でも女の子がみんなかわいいです。Gal Gadotとか…。
お子様向けなのに倫理的にむちゃくちゃすぎてお子様には見せられない内容。いったい誰のほうを向いて…と思ったら興行成績良いのかこれ!俺もうやだ。
ああそういえばもうアメリカ行ってから(というか帰ってきてから)一週間も経ったんだ、ということに軽く驚いたりしてます。帰ってきてからも相変わらずずっと眠く、それに相当行動を制限されてる感じです。酒飲んでてもすぐ寝ちゃうし、昨日なんか飲んでもいないのに19時くらいにはもうダウン寸前で結局22時には寝て、朝10時まで直行…ではないにしろ、ほぼそんな感じで。
この眠気、一応時差ぼけが原因ってことになるんでしょうけれど、それにしたってなんか長いよね。いままでそんな時差ぼけってなった事ないってこともあって、なんかなーと思ったりしています。なんかなーってなんやねん、って感じでもありますが。
さて、仕事について。ひまーひまーとか言ってたのも今は昔、忙しくなりつつあります。暇なときは暇なときで「ぼくなんかいらないこ」とか思ってるんですが、いまや僕は部下が3人くらいほしい状態です。既に今から明日のタスク詰まってるなーとさっきシャワーしながら思ったくらいです。
でもよく考えてみると(と書くと自分のおろかさを晒しているようで悲しいのですが)そのタスクの数割は忙しくない時期に処置できたことで、ひまーひまーとか言いながら自分が据わった椅子を右に回すか左に回すか悩んでいた時に考えてれば手が打てたというか有効に時間使えてよかったね、といった物件だったはずで、なんだかかんだか、やっぱりおろかですね。僕(だけじゃないと信じたいけど)の悪い傾向として、忙しくなるにつれて真面目に仕事に向き合うようになってやらなきゃいけないことがぽろぽろ思い出され、逆に暇なときはまったく仕事したくないモードになってしまうのですよ。それを自覚はしているので思いついた時になるべくToDo表に期限切らないで書き込み、暇なときはそれを見返して一個一個つぶす様にしているんだけど…まぁ効果がないわけじゃないけど、足りてないよねえ結果から見るに。
そうそう最近ディスコバンド?に加入したりしています。しかもベース。お前どこに行くの?という感じではありますが、何故かCant take off my eyes of you("I love you baby~")とかそんなのを弾いています。この手の曲はフレーズ自体はわりと簡単なのでありがたいものの、1コードだったり一曲ずっと循環コードだったりしてもう今が何回目であと何回ループするのか、キメがどうなってるのかとか意識を失いそうになるのが玉に瑕です。あと曲知らない…。僕以外のメンバーはそういうのが好きな人ばっかりが集まってるらしく、正直浮いてる感じ!まぁ僕はスタジオで音出したいだけつう感じなんでいいんですけど…。
まぁそのバンド、僕はリハごとにクビになるんじゃないかと怯えています。僕以外はあつまって1年経ってるとかで結構それなりに練れてるし弾けてるというのがまず原因。あとまぁ僕ベースでスタジオ入るのなんてもう10年ぶりとかなんでそもそも結構下手、というのもある。んでしかも渡された音源聞くとどう考えてもこれフレットレスで弾く曲じゃないよね…という。そうそうフレットレスなんですよ僕のベース。もっと落ち着いたグルーヴのない曲用なのになあ…とこれは自己申告してるんだけど相手がいいっていってるからいいのか。よくわからん。そんな感じです。
でも割と新鮮というか冷や汗流しつつも楽しんでるのも事実。当たり前だけどパートが一人しかいないから自分の演奏丸裸だし、フロントじゃないしわりとフレーズがループだから周りの音を聞く余裕もあ(る場合もあ)って、アンサンブルってものについて色々考えさせられたり。11月にはライブ、とか言ってるけどどうなることやらー。
この眠気、一応時差ぼけが原因ってことになるんでしょうけれど、それにしたってなんか長いよね。いままでそんな時差ぼけってなった事ないってこともあって、なんかなーと思ったりしています。なんかなーってなんやねん、って感じでもありますが。
さて、仕事について。ひまーひまーとか言ってたのも今は昔、忙しくなりつつあります。暇なときは暇なときで「ぼくなんかいらないこ」とか思ってるんですが、いまや僕は部下が3人くらいほしい状態です。既に今から明日のタスク詰まってるなーとさっきシャワーしながら思ったくらいです。
でもよく考えてみると(と書くと自分のおろかさを晒しているようで悲しいのですが)そのタスクの数割は忙しくない時期に処置できたことで、ひまーひまーとか言いながら自分が据わった椅子を右に回すか左に回すか悩んでいた時に考えてれば手が打てたというか有効に時間使えてよかったね、といった物件だったはずで、なんだかかんだか、やっぱりおろかですね。僕(だけじゃないと信じたいけど)の悪い傾向として、忙しくなるにつれて真面目に仕事に向き合うようになってやらなきゃいけないことがぽろぽろ思い出され、逆に暇なときはまったく仕事したくないモードになってしまうのですよ。それを自覚はしているので思いついた時になるべくToDo表に期限切らないで書き込み、暇なときはそれを見返して一個一個つぶす様にしているんだけど…まぁ効果がないわけじゃないけど、足りてないよねえ結果から見るに。
そうそう最近ディスコバンド?に加入したりしています。しかもベース。お前どこに行くの?という感じではありますが、何故かCant take off my eyes of you("I love you baby~")とかそんなのを弾いています。この手の曲はフレーズ自体はわりと簡単なのでありがたいものの、1コードだったり一曲ずっと循環コードだったりしてもう今が何回目であと何回ループするのか、キメがどうなってるのかとか意識を失いそうになるのが玉に瑕です。あと曲知らない…。僕以外のメンバーはそういうのが好きな人ばっかりが集まってるらしく、正直浮いてる感じ!まぁ僕はスタジオで音出したいだけつう感じなんでいいんですけど…。
まぁそのバンド、僕はリハごとにクビになるんじゃないかと怯えています。僕以外はあつまって1年経ってるとかで結構それなりに練れてるし弾けてるというのがまず原因。あとまぁ僕ベースでスタジオ入るのなんてもう10年ぶりとかなんでそもそも結構下手、というのもある。んでしかも渡された音源聞くとどう考えてもこれフレットレスで弾く曲じゃないよね…という。そうそうフレットレスなんですよ僕のベース。もっと落ち着いたグルーヴのない曲用なのになあ…とこれは自己申告してるんだけど相手がいいっていってるからいいのか。よくわからん。そんな感じです。
でも割と新鮮というか冷や汗流しつつも楽しんでるのも事実。当たり前だけどパートが一人しかいないから自分の演奏丸裸だし、フロントじゃないしわりとフレーズがループだから周りの音を聞く余裕もあ(る場合もあ)って、アンサンブルってものについて色々考えさせられたり。11月にはライブ、とか言ってるけどどうなることやらー。
ラザニア / 去る寄る
2011年9月25日 日常 相変わらず仕事は忙しく、その観点でいえば充実しています。祝日が多すぎるとあふれて結局休日出勤するようなこれくらいの忙しさは多分僕にとってちょうどよくて、ようやくエンジンかかってきたかなという感じ。ただちょっと仕事が粗いというかいってしまえば雑になりはじめてはいるので、そこは気をつけたいところ。やっぱ本当は後詰めがほしい。きっちりした性格の人で、至らない僕を叱り付けて…ってこりゃあれかね、妄想。
ただ最近は休日に考えて平日に実行に移すというサイクルになっていて、平日には本当に考える隙間がない(正確にはそこまで夜遅いわけじゃないから考える時間自体はある、気力がないだけ)から、なんかこうもう少し有効に時間を使いたいな、というのはある。移動時間とかほとんど寝てるしなあ…そう、僕はわりと寝ないと動けない人間であることに加えて、人と話すのは多分割と得意だけど消費も多いので話す前後にはできれば寝たい人なのです。だから一日同僚と外回りとかだとその人としゃべってなきゃいけなくて辛いのよね…一回寝させてくれ…という。
そんな感じの毎日です。実は弊社新製品を出す予定になってまして、それにかかりっきりなのです。詳しく書くとあっさりバレる(というかこんなこと書いてるだけでわかる人にはわかるし、わからない人にはいくら書いてもわからないでしょうけど)から省略するとして、まあ第一作目を出した時には業界慣習・通称空気を読めなかったりして多少お行儀悪かったせいもあり、割と話題になったりしたもんなのですが、その次を仕込んでいるのです。
当然というかなんというかうちの会社は小売業ではなく、全くの新規参入。取引慣行を知らんということもあるけど、そもそも物流の仕組みを持ってない(から梱包材は東急ハンズに自転車で買いに行くし、宅急便で出すかメール便で出すか悩んだりする)とかバーコードってどうやって取得するの?とか色々なはじめて、があるわけ。というかほとんどすべてが初めてで、それが僕には面白いんだけどものすごい時間を食うことも確か。本当はこれ分業だろ…と思うような仕事です。ひとつにかかる時間、というより少量多品目で色々押し寄せてくるのでどんだけ無双というか要するに荒くてもいいからさばくか、そして誰も「何が出来てないか」教えてくれないからそれに気づけるかという勝負。
ただ僕が恵まれているのはやっぱり新規参入とはいえ隣接分野なので、社内に部分部分で強い蓄積がある、ということ。「ブランド」とかいうあいまいなものではなくて(あ、取引相手に対してはあるし、「さすが」とか言われると実際気分いいけどね)、全体の絵図は誰もかいてくれないし描き方も教えてはくれないけど、部分については任せられる。人脈にしても作業上のことにしても。
だからついつい自分では結構俺一人でやってる、という気がしちゃうんだけどそれは全く違っていて、「つよくてニューゲーム」なんだなあと感じます。以前ちょっと書いたけどやっぱり僕の立ち位置は「恵まれたスタートアップ」なんだよね。誰も助けてはくれないけど、資源は使わせてくれる。そして給料も(低いとはいえ)一応払ってもらえる。幸せなことです。ただその自覚がなく社員だ、と思ってしまうと途端に緩んでしまって駄目になる。だめです。
ああなんの話だっけ。まあとにかく原稿の手配・手直しやら物流の手配、取引先との交渉や宣伝などほとんどすべてのコーディネイトをしていて、それでわあわあやっているわけですね。特に細かい出荷・入荷・納品・請求がシステマチックに構築されてないのでexcel管理で、でも自分でもどういうテンプレ使えばいいかわかってないしその辺が…。
自分が震災の翌日だかに言い出したプロジェクトがここまで大きくなってしかも会社にとってもいい方向に(多分)行っていて、それが僕はとても嬉しいです。って多分社員一同誰の発案だか既に覚えてない気もするけど…。
一時めっちゃ否定されたんだけど、いつの間にやらこんなことになってるもんなあ。ただ上司に裏で言われてるらしいけど、実際通常業務やる時間がほとんどないのも事実で、今まだこの事業が話題先行でちゃんと収益化されていないのが痛いなーとも思ってます。僕は飽きっぽいというか刺激がたくさんある話があると今やってる仕事ほっぽり出してそっちに行ってしまう雇われとしては相当アレな傾向があるんです自覚してますごめんなさい…とかとか。
んで、ああそうそう今日はラザニアつくりましたよ、というそれだけ。昼はジェノベーゼ。最近全然そのことに触れてないけどわりと料理してます。まだ多品目をちゃんと時間そろえて作ったりする機能が足りないのでそこは要修行だな…と日々思いながらプロマネと料理の共通点ってことを言う人が結構いるのを思い出したり。確かに特に違う種類の料理を平行して作ると、お互いに関連しない作業が狭い空間の中で同時多発的に起こるし、例えばコンロの口数なんかがボトルネックになるから火を使う行程が発生する時間はずらさなきゃ、とかそんなことを色々考えなきゃいけないわけで…ああさらに言えばターゲットとか食材の効率的な消費考えて献立考えるとか昨日買ったトマトソース使い切るためにラザニアのつもりがホワイトソースが必要でしかも全然使い切れなかったから結局余ってんじゃんとかあばばばば。
そんな感じです。原料費のマネジメントもできる子になりたいです。
最近また人が去っていくピリオドに入った気がしてる。去られる、というのは自分にはショックが大きい出来事…ってそりゃ誰にとってもショックだろうけど、なんだか結構頻繁…とまでは言わないまでも時々は周期的に起こっている気がして、そうなるとまあ、自分に原因があるんじゃないかと疑いますわな。いくら僕が自信家であっても、起こっていることは起こっていることなわけで、さすがに現実と争ったら自分の方が正しくはないだろうと思うくらいの常識は持ち合わせているので、なんというかかんというか。
あーなんかあれだな煮え切らない書き方だな。
こういうのも仕事やらのストレスというか加重なんかで気弱になったりそういう可能性もあるのでいちいち気にしてもしょうがないといえばしょうがないんだけど、当事者に「それってバカらしいよ」って言った所でその時感じてる重さが軽減されるわけもなく。。。ってああやめよう。なんかループしてるだけだ。
そんな今日この頃です。
ただ最近は休日に考えて平日に実行に移すというサイクルになっていて、平日には本当に考える隙間がない(正確にはそこまで夜遅いわけじゃないから考える時間自体はある、気力がないだけ)から、なんかこうもう少し有効に時間を使いたいな、というのはある。移動時間とかほとんど寝てるしなあ…そう、僕はわりと寝ないと動けない人間であることに加えて、人と話すのは多分割と得意だけど消費も多いので話す前後にはできれば寝たい人なのです。だから一日同僚と外回りとかだとその人としゃべってなきゃいけなくて辛いのよね…一回寝させてくれ…という。
そんな感じの毎日です。実は弊社新製品を出す予定になってまして、それにかかりっきりなのです。詳しく書くとあっさりバレる(というかこんなこと書いてるだけでわかる人にはわかるし、わからない人にはいくら書いてもわからないでしょうけど)から省略するとして、まあ第一作目を出した時には業界慣習・通称空気を読めなかったりして多少お行儀悪かったせいもあり、割と話題になったりしたもんなのですが、その次を仕込んでいるのです。
当然というかなんというかうちの会社は小売業ではなく、全くの新規参入。取引慣行を知らんということもあるけど、そもそも物流の仕組みを持ってない(から梱包材は東急ハンズに自転車で買いに行くし、宅急便で出すかメール便で出すか悩んだりする)とかバーコードってどうやって取得するの?とか色々なはじめて、があるわけ。というかほとんどすべてが初めてで、それが僕には面白いんだけどものすごい時間を食うことも確か。本当はこれ分業だろ…と思うような仕事です。ひとつにかかる時間、というより少量多品目で色々押し寄せてくるのでどんだけ無双というか要するに荒くてもいいからさばくか、そして誰も「何が出来てないか」教えてくれないからそれに気づけるかという勝負。
ただ僕が恵まれているのはやっぱり新規参入とはいえ隣接分野なので、社内に部分部分で強い蓄積がある、ということ。「ブランド」とかいうあいまいなものではなくて(あ、取引相手に対してはあるし、「さすが」とか言われると実際気分いいけどね)、全体の絵図は誰もかいてくれないし描き方も教えてはくれないけど、部分については任せられる。人脈にしても作業上のことにしても。
だからついつい自分では結構俺一人でやってる、という気がしちゃうんだけどそれは全く違っていて、「つよくてニューゲーム」なんだなあと感じます。以前ちょっと書いたけどやっぱり僕の立ち位置は「恵まれたスタートアップ」なんだよね。誰も助けてはくれないけど、資源は使わせてくれる。そして給料も(低いとはいえ)一応払ってもらえる。幸せなことです。ただその自覚がなく社員だ、と思ってしまうと途端に緩んでしまって駄目になる。だめです。
ああなんの話だっけ。まあとにかく原稿の手配・手直しやら物流の手配、取引先との交渉や宣伝などほとんどすべてのコーディネイトをしていて、それでわあわあやっているわけですね。特に細かい出荷・入荷・納品・請求がシステマチックに構築されてないのでexcel管理で、でも自分でもどういうテンプレ使えばいいかわかってないしその辺が…。
自分が震災の翌日だかに言い出したプロジェクトがここまで大きくなってしかも会社にとってもいい方向に(多分)行っていて、それが僕はとても嬉しいです。って多分社員一同誰の発案だか既に覚えてない気もするけど…。
一時めっちゃ否定されたんだけど、いつの間にやらこんなことになってるもんなあ。ただ上司に裏で言われてるらしいけど、実際通常業務やる時間がほとんどないのも事実で、今まだこの事業が話題先行でちゃんと収益化されていないのが痛いなーとも思ってます。僕は飽きっぽいというか刺激がたくさんある話があると今やってる仕事ほっぽり出してそっちに行ってしまう雇われとしては相当アレな傾向があるんです自覚してますごめんなさい…とかとか。
んで、ああそうそう今日はラザニアつくりましたよ、というそれだけ。昼はジェノベーゼ。最近全然そのことに触れてないけどわりと料理してます。まだ多品目をちゃんと時間そろえて作ったりする機能が足りないのでそこは要修行だな…と日々思いながらプロマネと料理の共通点ってことを言う人が結構いるのを思い出したり。確かに特に違う種類の料理を平行して作ると、お互いに関連しない作業が狭い空間の中で同時多発的に起こるし、例えばコンロの口数なんかがボトルネックになるから火を使う行程が発生する時間はずらさなきゃ、とかそんなことを色々考えなきゃいけないわけで…ああさらに言えばターゲットとか食材の効率的な消費考えて献立考えるとか昨日買ったトマトソース使い切るためにラザニアのつもりがホワイトソースが必要でしかも全然使い切れなかったから結局余ってんじゃんとかあばばばば。
そんな感じです。原料費のマネジメントもできる子になりたいです。
最近また人が去っていくピリオドに入った気がしてる。去られる、というのは自分にはショックが大きい出来事…ってそりゃ誰にとってもショックだろうけど、なんだか結構頻繁…とまでは言わないまでも時々は周期的に起こっている気がして、そうなるとまあ、自分に原因があるんじゃないかと疑いますわな。いくら僕が自信家であっても、起こっていることは起こっていることなわけで、さすがに現実と争ったら自分の方が正しくはないだろうと思うくらいの常識は持ち合わせているので、なんというかかんというか。
あーなんかあれだな煮え切らない書き方だな。
こういうのも仕事やらのストレスというか加重なんかで気弱になったりそういう可能性もあるのでいちいち気にしてもしょうがないといえばしょうがないんだけど、当事者に「それってバカらしいよ」って言った所でその時感じてる重さが軽減されるわけもなく。。。ってああやめよう。なんかループしてるだけだ。
そんな今日この頃です。