相変わらず仕事は忙しく、その観点でいえば充実しています。祝日が多すぎるとあふれて結局休日出勤するようなこれくらいの忙しさは多分僕にとってちょうどよくて、ようやくエンジンかかってきたかなという感じ。ただちょっと仕事が粗いというかいってしまえば雑になりはじめてはいるので、そこは気をつけたいところ。やっぱ本当は後詰めがほしい。きっちりした性格の人で、至らない僕を叱り付けて…ってこりゃあれかね、妄想。
 ただ最近は休日に考えて平日に実行に移すというサイクルになっていて、平日には本当に考える隙間がない(正確にはそこまで夜遅いわけじゃないから考える時間自体はある、気力がないだけ)から、なんかこうもう少し有効に時間を使いたいな、というのはある。移動時間とかほとんど寝てるしなあ…そう、僕はわりと寝ないと動けない人間であることに加えて、人と話すのは多分割と得意だけど消費も多いので話す前後にはできれば寝たい人なのです。だから一日同僚と外回りとかだとその人としゃべってなきゃいけなくて辛いのよね…一回寝させてくれ…という。

 そんな感じの毎日です。実は弊社新製品を出す予定になってまして、それにかかりっきりなのです。詳しく書くとあっさりバレる(というかこんなこと書いてるだけでわかる人にはわかるし、わからない人にはいくら書いてもわからないでしょうけど)から省略するとして、まあ第一作目を出した時には業界慣習・通称空気を読めなかったりして多少お行儀悪かったせいもあり、割と話題になったりしたもんなのですが、その次を仕込んでいるのです。
 当然というかなんというかうちの会社は小売業ではなく、全くの新規参入。取引慣行を知らんということもあるけど、そもそも物流の仕組みを持ってない(から梱包材は東急ハンズに自転車で買いに行くし、宅急便で出すかメール便で出すか悩んだりする)とかバーコードってどうやって取得するの?とか色々なはじめて、があるわけ。というかほとんどすべてが初めてで、それが僕には面白いんだけどものすごい時間を食うことも確か。本当はこれ分業だろ…と思うような仕事です。ひとつにかかる時間、というより少量多品目で色々押し寄せてくるのでどんだけ無双というか要するに荒くてもいいからさばくか、そして誰も「何が出来てないか」教えてくれないからそれに気づけるかという勝負。
 ただ僕が恵まれているのはやっぱり新規参入とはいえ隣接分野なので、社内に部分部分で強い蓄積がある、ということ。「ブランド」とかいうあいまいなものではなくて(あ、取引相手に対してはあるし、「さすが」とか言われると実際気分いいけどね)、全体の絵図は誰もかいてくれないし描き方も教えてはくれないけど、部分については任せられる。人脈にしても作業上のことにしても。
 だからついつい自分では結構俺一人でやってる、という気がしちゃうんだけどそれは全く違っていて、「つよくてニューゲーム」なんだなあと感じます。以前ちょっと書いたけどやっぱり僕の立ち位置は「恵まれたスタートアップ」なんだよね。誰も助けてはくれないけど、資源は使わせてくれる。そして給料も(低いとはいえ)一応払ってもらえる。幸せなことです。ただその自覚がなく社員だ、と思ってしまうと途端に緩んでしまって駄目になる。だめです。

 ああなんの話だっけ。まあとにかく原稿の手配・手直しやら物流の手配、取引先との交渉や宣伝などほとんどすべてのコーディネイトをしていて、それでわあわあやっているわけですね。特に細かい出荷・入荷・納品・請求がシステマチックに構築されてないのでexcel管理で、でも自分でもどういうテンプレ使えばいいかわかってないしその辺が…。

 自分が震災の翌日だかに言い出したプロジェクトがここまで大きくなってしかも会社にとってもいい方向に(多分)行っていて、それが僕はとても嬉しいです。って多分社員一同誰の発案だか既に覚えてない気もするけど…。
 一時めっちゃ否定されたんだけど、いつの間にやらこんなことになってるもんなあ。ただ上司に裏で言われてるらしいけど、実際通常業務やる時間がほとんどないのも事実で、今まだこの事業が話題先行でちゃんと収益化されていないのが痛いなーとも思ってます。僕は飽きっぽいというか刺激がたくさんある話があると今やってる仕事ほっぽり出してそっちに行ってしまう雇われとしては相当アレな傾向があるんです自覚してますごめんなさい…とかとか。


 んで、ああそうそう今日はラザニアつくりましたよ、というそれだけ。昼はジェノベーゼ。最近全然そのことに触れてないけどわりと料理してます。まだ多品目をちゃんと時間そろえて作ったりする機能が足りないのでそこは要修行だな…と日々思いながらプロマネと料理の共通点ってことを言う人が結構いるのを思い出したり。確かに特に違う種類の料理を平行して作ると、お互いに関連しない作業が狭い空間の中で同時多発的に起こるし、例えばコンロの口数なんかがボトルネックになるから火を使う行程が発生する時間はずらさなきゃ、とかそんなことを色々考えなきゃいけないわけで…ああさらに言えばターゲットとか食材の効率的な消費考えて献立考えるとか昨日買ったトマトソース使い切るためにラザニアのつもりがホワイトソースが必要でしかも全然使い切れなかったから結局余ってんじゃんとかあばばばば。
 そんな感じです。原料費のマネジメントもできる子になりたいです。


 最近また人が去っていくピリオドに入った気がしてる。去られる、というのは自分にはショックが大きい出来事…ってそりゃ誰にとってもショックだろうけど、なんだか結構頻繁…とまでは言わないまでも時々は周期的に起こっている気がして、そうなるとまあ、自分に原因があるんじゃないかと疑いますわな。いくら僕が自信家であっても、起こっていることは起こっていることなわけで、さすがに現実と争ったら自分の方が正しくはないだろうと思うくらいの常識は持ち合わせているので、なんというかかんというか。

 あーなんかあれだな煮え切らない書き方だな。

 こういうのも仕事やらのストレスというか加重なんかで気弱になったりそういう可能性もあるのでいちいち気にしてもしょうがないといえばしょうがないんだけど、当事者に「それってバカらしいよ」って言った所でその時感じてる重さが軽減されるわけもなく。。。ってああやめよう。なんかループしてるだけだ。


 そんな今日この頃です。

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