帰り道の電車の中です。

 ようやくようやく愚者と愚者の3巡目くらいを終わり、覇者と覇者に入りました。ページをめくることに喜びを感じつつも、逆に見えた終わりに向かって進んでいるというこの状況が悲しくもあります。ページをめくらなかったからといって時計がとまるわけでもないけれど、それでも、ね。

2章まで読んだ感想。せりふよりト書きの部分にいい言葉が多い気がします。うろ覚えだけど愚者でいえばパンプキンの「われわれは女の子の海から出撃して女の子の海に帰る。その限りにおいて負けることはない」とかみたいな、あるいは今日のタイトルみたいな(これは覇者。)やつね。

あまりに読みたくてでも読みたくないのでとりあえず一旦休憩してこれを書いて、 また一章読んだら今度はさっき買った別の漫画を読んで…となるべくあとにあとにまわそうと思います。


 さて青森旅行。

 特にやることも決めていないというのに青森は雨で、相当行動が制限されたわれわれは部屋が無線LAN使えることからもう一回室内で楽しめる遊びを探したんですが…それがない。ちなみに関係ないけどスタジオも少ない。部屋一個とかのところが市内にひとつあるだけ…?美術館はボックスアート(一部でとても話題になっているようですが…)だし三丸だって外だし…。しかしだらだらしようにも宿を10時に出て新幹線は20時のなので相当時間があるわけですよ。時間変えると指定の料金無駄になるし…。

 で、色々グーグル先生に訊いた結果龍飛岬に行こうということになりました。青森市から2時間程度でお手軽だし、ということで。いやホント今回★さん来てくれてよかったですね。雨で一人だと何にもやることないですから、多分予定を早めて昼には帰っちゃったか偶然盛岡の近くまで帰省している指揮者氏の家とか訪問しちゃったりしてたかも。
 まぁそういうわけで運転手がいてくれたので龍飛へ。車中は僕のもってきたCD(忘れてて出掛けに秒単位で決めたのであまりいいセレクションではなかったんだけど…)の論評大会。★さんは一応元ボーカリスト(いまは何もしていない)でピアノも弾けて音楽理論にうるさい人で僕はそういうところでは全然ついていけないんですがこの曲CMってより使うとしたらドラマだよねとかなんかコード進行が竹内まりあっぽいとかこっこはベスト+裏ベストで終わったからあとは音速パンチみたいな曲でぬるく暮らしていくといいと思うとかあの人こどもがいるって噂があるけど歌がよかったころのこっこって自分が壊れてたからこどもとしてはとても苦労が多かっただろうなぁとか、まぁそんなくだらない話。二人とも好きな曲が結構似ていてやっぱ雲路最高、みたいな最終合意に達したわけですが。

 僕のよくいうことなんですが、魂系の女性ボーカルで幸せになっていい歌歌い続けてる人はいませんねやっぱり。ってまあ当てはまるのこっこと三上さんとCooくらいなんですが。


 まぁそんな腐った雑談をしながら龍飛へつき、岬先端へ。なんかあられだか雹だかが降ったり止んだり妙に短いサイクルだったり風がものすごくて飛ばされそうになったり色々でしたが楽しめました。曇りだったけど北海道もちらりと見えたし。どうでもいいけど防衛省管轄の施設がありました。ばっちりカメラに撮られながら撮影してきたので明日僕が街中で拘束されたらそういうことなのでしょう、とか言っちゃったりして。
 横のレストラン???で海鮮ラーメンとやらを食し、途中で義経こんなところまで来てないはずなのにある「義経寺(http://www.jodo.jp/03-077/)」(ちなみに眺めがよい。だいたに訊いたら「そういう伝説があるんですよ、キリストの墓だってあるんだから別に細かいこと気にしなくていいじゃないですか」って…)にも寄って青森へ帰着。
 エクセルシオールで時間を…と思ったら結構電車の時間はすぐで、あわただしく八戸行き特急に乗車。そして八戸から八食センターという市場とレストランが一緒になった施設へ100円バスで移動し、お土産など購入しました(ちなみにセンターの横には本屋があったりDIY系のでかい店があったり、相当大規模です。バスが100円とかで出てるし、自治体が力を入れているんだと思いますが)。
 市場は魚が大半ですが青果や酒、肉(倉石牛?はなんかで賞を取ったらしいです細菌)屋もあって生鮮ならなんでも、って感じ。そこでりんごを買って発送し、あとはりんごワインと洋ナシワインを所望。本当は魚も買いたかったんだけどちょっと帰りの新幹線の中でにおいが心配なのとアイス詰めてもちょっと鮮度が心配で断念しました。八戸ってあんこうもとれるのねー。なんか普通に買って帰って料理したいところですよ。今度はなんか食事自分で作るような宿に来ようかしら。職人(大学の同級生。元すし職人)なんかと一緒にくれば料理は万全だし…ってそりゃ他人に頼りすぎか。
 ということで晩飯はセンター内のすしとか色々食べれる場所で。僕は南部せんべいをいれたというせんべい汁を。まぁまぁうまかった。食べなかったけどいくら丼がやたら安かった記憶があります。

 バスがなくなってしまい「まぁあそこにタクシー乗り場あるからさ」なんて言ってたら既にタクシーもおらず、しょうがないので近くの本屋で漫画買って店員さんに電話帳貸してもらって配車頼んだのでした。


 そんなこんなであと2時間足らずで僕たちは東京に着きます。誘ったほうとしてもまさか3日前だしくるとは(ほらそれに一応女の子だし…)思わなかったけれど、ばたばたしてた割にはいろんなところの繋ぎはスムーズだったしちょこちょこたくさんの所にいけたし僕は楽しめたと思ってます。運転面では頼ってしまってちょっと申し訳なかったけど★さんも楽しんでくれたのなら何よりなのですが(隣で3年くらい狙ってる最近奥さんと別れた会社の上司と行くコンサートのチケットをヤフオクで落とそうとしてずっと携帯いじってる。結局取れたみたいだけど)。ちなみに勿論なにもなく、それはそれで他人には絶対理解されないながらもいい関係なんだろうなと思うわけです。一緒に旅してても全然ストレスとかないし。なんかお互い駄目なところとか知ってるけど別にそこに期待はしてないし、従って駄目だなぁとは思ってもストレスにはならない…んだと思うんですよ少なくとも僕はそうです。
 どうなんでしょうね。結婚したら間違いなく続けられない関係だろうし、まぁそもそも次回以降があるかもわかりません。ま、結婚しちゃったら飯食いに行くことすら難しくなるよね。

 しかしそれにしても金は相当使った気がします。これが大人の遊びってやつ?なんて気取ってる余裕ないよ。口座に1600円しか入ってないよ。でも11月12月どう見積もっても酒だけで15万円くらい予算が必要だよ。ROIとか言ってるけどそれは来年の話ですからね。はい貯金切り崩し。


 余談:「付き合って一ヶ月の彼氏に放置かまされて別れようとしていただいたさんのサイドストーリー」
 会社の先輩に紹介されて慶応卒の3歳だか年上の男と付き合いだしただいたさん。それは出会って6日めのことだったそうで、彼女いわく「毎日電話してきて好きだという熱意に負けた」「レストランとかタクシーとかで扉開けておいてくれるのに好感を持った」だそうなんですが(後者は当たり前というか落とすと得点失うほうじゃないかなあと思ってしまうのですが)、その彼は彼女を釣り上げた瞬間に餌やらない派に転向。はやいよ。 
 で、彼女はうんざりして別れる、みたいな話になっていたそうなんです。で、まったく関係ないところで友達にお見合いパーティに誘われたから今晩行ってきますーとかって言ってたんだけどなんとその会場に彼氏が…。そしてその彼氏は途中退出禁止のはずのそのパーティから忽然と姿を消したらしいんですね。
 あれ?ていうかそもそもこのパーティちゃんと予約してないとはいれないはずでは?という所もあり…彼に「なぜあそこに?って訊いたら「偶然見つけて尾行してた」」って…。いやそれ…っていうかなんでくっついてきただけで入れるの…という謎は解けず。しかも「そういえば前付き合って一ヶ月記念で会おうって言ったときも急に忙しくなったからってドタキャン食らったんですがこのパーティやってたんですよねーその日」だって。ふーん。
以上。

 明日も練習だしなぜかやることになってることが他にたまりすぎ。チケットのデザインとか…。やってらんねー。

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