良すぎる!!!最近良い作品に当たってる気がしてますが(サンキュースモーキングとか)この映画はその中でも特上です。今まで最高?の時かけをあっさり超えました。

 僕は結構軍事趣味だし国際政治の裏的な話が好きなので当然この話は知っていました。最近こういう裏面史的な映画が多く(例えば武器商人を描いた"Load Of War"→2006年1月6日)、まぁでも好きなので見に行こうかな、と思ったくらいの興味で行ったんですけどね。あらすじとかはどっかで見てください。

 反政府勢力であるRUFが少年兵を作り上げる洗脳の手段を「脅すだけ」みたいな稚拙さじゃなく、「褒める」というステップまでちゃんと描いている事とか撃たれたんだか地雷踏んだんだかな救急車見つけて大喜びでカメラ持って中継始めるジャーナリストとか(これはジャイモン・フンスー扮するソロモンと家族の感動の再会のシーンでシャッターきりまくるヒロインも一緒)、そういう嫌な面をしっかり描きつつ、ドラマとして凄くいいです。ま、確かに各所にご都合的というかお約束的というかまぁそういう所はあるんですが。

 あーこういう良い映画を見るごとにそれを上手く言葉に出来ない自分にイライラしますよ。文才ほしい!

 役者の人たちもよかったです。ジャイモン・フンスーもディカプリオも。ディカプリオなんてちゃんと演技できる人間だと思ってなかったもんね。どっちかっていうと助演(主演だっけ?)男優はジャイモン・フンスーにあげたいなーとか思う。結局取れなかったけど。

 あ、どうでもいいですけどこの人凄く意識的にレイプとかそれを想像させるシーンを避けてましたね。手足切断とかは描いてるのに…。ポリシーなんでしょうか。


 長崎市長が撃たれたらしいですが今回都知事選挙に出るとか噂されてた正気塾を思い出しますねー。

うまい。。。。

2007年4月17日 音楽
http://www.youtube.com/watch?v=9z9oKHuy_tg

ギターの手をなめたくなる理由がよくわかります。すごい脱力。

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