ちょっと風邪を引いて治りかけの台北の宿でこれを書いています。今日書き終えられるかな。あ、食べながらは一切飲んでないんだけど、持ち込んだウィスキーをちょっとだけ飲みました。

 今回の台北はわりとゆったりしていて(旅の話はまた書くよ)、さっきからごろごろと2011に自分が書いた日記を読み返したりして、やっぱり今年は地震ももちろんだし、とっても色々あった気がするのに読み返してみるとそれが残ってないな、というのがちょっとだけ悔しかった。それはインパクトのある出来事のせいで全体的な印象がひきずられてしまったのか、それとも書き留めるべき事を書き留める努力を僕が怠ったのか…もう今からじゃわからない。ま、そんなことは今から悔やんでも仕方の無いことだけど。

 僕の2011年で大きかったことは、地震を除けば偽名さんの正体知っちゃった関係、引き続き海外に行ったことの2つなのかな(あと仕事で立ち上げたプロジェクトが大層うまくいったというのはあるけど…)。去年は多分転職と中国にちゃんと関わり始めた、というのが大きかったと思うんだけど、今年はわりとプライベートな…というのかな?こうして並べてみると自分の内面の話にインパクトがあった、ということなのかもしれません。


 偽名さん関係。いまだこの人をどう扱っていいかという結論がでない。扱って、というか位置づけて、なのかな。この間も書いたように、この人のある種気合の入ったというかこうあろうと決めたかのような生き方が好きです。
 そうそう、書きながら思ったけどこの人多分、「自分が世間から見たら変であること」をちゃんと咀嚼してるような気がするんだな。普通の(変と呼ばれる)人はそれを受け入れられなかったりするんだけど、この人の場合はもう言われ続けて慣れてるのか原因はよくわからないけど、「普通」に振舞う(というか世間とうまくやっていく)事をそもそもあまり考えずそれでついてこれる人だけと付き合おうという感じなのかも。あ、いわゆる「私不思議ちゃんです」で気を引こうというとはもちろんまったくレベルが違いますぜダンナ…。それは諦めや開き直りでもあるような気もするけど、翻ってある種の強さというか意思の力?でもあると思う。色々な可能性を諦めざるをえないだろうし、僕の好きな「自発的な選択によってそこにいる」という意味で尊敬…まではいかなくてもやるねえ、と思うのかもね。時折見える冷徹な線引きもとても自発的というか恣意的なというか、そういった作りこみを感じさせるしね。
 そういった対面している時に考えた事以前に、この人の正体を知っちゃった(いや結局まだ確定してないけど…)その経緯の流れの中で否応なしに考えさせられたこと、例えば国籍の話や名前とは一体どのような機能を持つものなのか?などということはなんていうか…うーん普段まったくといっていいほど考える機会がないことだったので、それも学びでした。ところでこの人と同棲している彼はどこまで知っているんでしょうか…本当にそれが気になる笑。全て含んで(いや他に男がいる云々はしらんだろうけど、単純にその名前の数とか)付き合ってるとしたらすごい度量の持ち主だと思うし、逆に友達になってみたいとさえ思う。いまさら偽名さんとお付き合いするということはありえないわけで、ならいいじゃーんと思ったりするんだけどね。でもきっと嫌がられるだろうなあ…まあ徒に事態をこれ以上複雑にしたくない気持ちはわからなくもありません。お前の罪だろとは思うけど。

 今年の目標、というほど大きなものではないけど、やっぱこの人のポジショニングをはっきりさせたいというのはあります。すごく魅力を感じている人だからこそ、腹を割って話したい。それが叶う日はくるんでしょうかね。


 海外。そもそも2010→2011の年越しは香港でした。んで確か4月5月と仕事もあって中国に行き、7月に突発シンガポール、9月にアメリカ、そしてこの上海→台湾。わりと(大層)いいペースで海外にいけました。いきすぎやろ。

 ★さんとの二回目香港は、思わぬ人の紹介でディープな香港音楽業界人年越し飲みに混ぜてもらって一緒にカウントダウンするというめっちゃレアな体験をさせてもらったのよね。広東語わからん!でも言葉わからなくてもみんな歌ったりしててすごい楽しいパーティだった。★さんの虚勢張ってるけどたまにチキンが見えるところはとてもほほえましく…この時点では彼氏を騙しての海外逃避行のはずが、6月だったかにめでたくお別れしましたね。

 上海は短期で集中したこともあってかなりホーム化してますね。今回も地図持たずガイドブック持たずで楽勝だったし、タクシーの運ちゃんやらレストランの注文やらくらいならどうにかなるし、お友達たくさん(しかも増える)だしということで毎回楽しめてる町だと思います。能力があって言葉がしゃべれてセクシーで美人(かつ少数民族)という北京人のアンさんとまったく連絡が途絶えてしまったのが残念ではありますが、まあついたりはなれたりの人間関係をあまり考えても仕方がないということにしましょう。

 シンガポール。鬱上がりのタンタン氏と突発的に行ったSGは、現地在住者に連れてってもらったカレー屋かなー1番は。マカンスートラ(グルメ本)買ったけど使えるのはいつやろ…。泊まったホテルのソフトウェア(人)がクソだったことは記憶に鮮やかです。狗さんの元彼氏にも会いました。

 NY。911から10年のその日にグラウンドゼロに行きたい、と思ってそれを実現しました。その日のあの雰囲気は忘れられません。いろんなことを考えました。この気持ちはなんか言葉に出来ないなあ…。とりあえずなんかすごい泣けた。あととても強行軍な日程だったのでディナーしながらもれなく毎日寝ていたような気がして、ちょっともう少し余裕持ったスケジュール組もうぜ…とも自分に突っ込んだ旅行でしたね。ウェストサイドストーリーとかほぼ記憶ないし。

 今回の旅行はまた別途総括ね。今年は由子先生帰国前に3月か4月に上海、夏に出来ればヨーロッパ、そして夏の終わりに仕事で中国各地、というのは目標にしたいと思ってます。

 今年の目標についてはこれもまた別途で。

The End of Love

2012年1月3日 非日常
The End of Love
The End of Love
The End of Love
 昼で終わってしまった。1月1日夜は…あれなんだっけ。もういろんなことがすでに思い出せない…。ああそうそう、阪急に例のOPENちゃんのグッヅ屋が入っているというので年賀状に貼るかーっていうので市政府あたりをうろうろしてみたんですな確か。あとシャンハイタンの店内に香るあのジンジャーフラワーの香りが好きな僕はショウガ由来専門の色々なケア商品を売ってるという隣のデパート内の店にも興味があり。
 阪急は去年末だかにオープンしたらしく、きれいで明るいけどテナントはまあ普通のデパート。特筆すべきことはゼロ。逆にショウガ屋が入っていた誠信(多分元々は書店のチェーン)は入っている店のセンスのよさになんていうか…うん、すばらしかったです。雑貨、家具、文房具にもちろん本。派手なものばかりではなく地味だけどちゃんとしたものもあり、各階ともに非常に好感触でした。文房具屋にあるラッピングペーパーとかもかわいかったし。思わず目当ての店以外も色々とお散歩してしまい、年賀はがきを買い足したりしていました。小物もだし、1Fにあった人民元や米ドルを丸めた形のクッションあれ持ち帰りたかったなあ…。ショウガ屋は…んー思ったよりスペースが狭くてこわくて入れなかった…基本女性用だしねえ。

 夜は南機場夜市という、駅からちょっと離れた夜市へ(http://www.taipeinavi.com/food/511/)。バスで行けば一発かもしれないけど駅からだと徒歩20分くらいかな?そのせいか、初めて日本語を聞かない観光地でした(ここも座敷童子さんご推薦)。ここで食べた餃子は結局台湾で食べた唯一のおいしい料理でした。食い物のウラミはおそろしい!…ってそれだけで台湾の印象語ってるわけじゃあさすがにありませんぜ、多分。来来という餃子屋さんで、壁にはそのほかに酸辣湯もあると書いてあるけどそれ以外にも野菜炒めなどもあるようです…周りのテーブル見た限り。この店はかなり繁盛していて、それもあってかあんまり丁寧に接客してくれる感じではありません。屋根あるけど基本屋台なわけで。なので勝手に席を見つけて座り、走り回ってるおばちゃんみっけて注文するっきゃなく、そのガッツがないときっと苦労するでしょう。そう、初めてとは言わないまでも中国語ちょっとわかってよかったーと思ったのはこの店で注文した時かも(って本当に注文とサイズとかその程度の話です)。僕はその酸辣湯(大中小あるので注文のときそれも言うのよ)と餃子だけ頼んだけど餃子は時間がかかり、酸辣湯だけでしばらく過ごして餃子ちゃんと注文通ってるかなーと大分不安でしたが、ちゃんと通ってました。最初10個単位で、多分バラで追加注文できます。
 あと全然関係ないけどその夜市にはインドなんとかって屋台が出てて多分インド系のスパイス使った肉をパン(肉まんの皮みたいなやつね)ではさんだようなものを提供していて大人気…と思ったらやってるのインド人でした笑。別にいて不思議じゃないけど、でも不思議だインド人。


 実質最終日である2日。まずは茶関係を、という事でたっかーーーーい(けどすばらしい)茶器があるというシェラトン地下の茗泉堂茶荘へ。確かによいものをそろえているのでしょうけれども、お値段も相当なものです。明らかに他よりぬきんでて色具合がすばらしいものがあったのでこれお幾ら?って訊いたら急須だけで20万とかだったかな?まあぬきんでるだけのことは…といって隣にあったそこそこの人たちも6だか8万円くらいだったので、茶器って高いんですね、という結論でした。2,3万くらいなら出せるかと思ってきた身にはねえ…。どんだけ抜いてるんだろ…なんて思わなくもないけど、まあ良いものを受け入れられる価格で売っているのなら、金もないし顧客じゃない僕がぐちゃぐちゃいう話じゃないですわな。ほしい人がその値段で買うから成り立つんだからさ。
 茶杯は普通の小さなもの(お猪口みたいなやつ)から、湯のみみたいなサイズのまで。聞いてみたら日本式ですーって。台湾ってなんか日本の茶道の影響でティーでセレモニーするらしい(似非外人みたいや)ってのは聞いた事あったんだけど茶器にも影響受けてるのね。上で書いてる高級なのも、そういわれてみると日本の影響が見えなくも無いような…?といって日本の磁器に詳しいわけでもなく、よくわからないんだけどね実際。茶飲むのは好きだけど別になんもしらんしなあ…と少し自分の不明を恥じたのでした。しかしどうしても「日本の影響」っていうと悪いって言えばいいのか…微妙な気分になったりしますね。

 その後土産用の茶を買いに、安くてそこそこという噂の某店へ。ここもなんていうかぼってんじゃね?ってもうそういう目でみるのよくないですか。まー詳しくは写真をよく見比べるアル…ってわかんないか。2枚目が注文用紙、3枚目が茶の缶なんだけど、缶に貼り付けてある値段と日本語の注文用紙の値段が三倍くらい違うアルねー。こういう雑な商売するところがタイワンニン嫌いアルー。いやこれも好意的にとらえりゃ茶の缶のシールは古ぼけてたから昔の値段のままかもしれないんだけどねー。まーいいけどねー。とりあえずそういう色目をもって見ている僕としては「またやってらあ」という事で下がったのでしたよ。でもばら撒き用に買ったジャスミンティのティーバッグ60個入りは会社で大好評でした。こういう「物は良いんだけどやりくちがこすい」がやっぱり芸風なんですかね、台湾。ちなみに設定としてはご主人日本語ぺらぺらということになってますが、そこまででもありません。早口でしゃべるはしゃべるけど多分みんなに同じトークしてるだけやなーと思います(たまにおばちゃんに質問とかされて困ってたりピントはずれな事答えたりしてたので)。まーあたしの知ってるペラ子さんたちのレベルが異常ってだけかもしれませんが。

 昼は昨日食欲の関係で退散した華山1914創意文化園区のレストランへ。シャレオツなビュッフェだけどたけええよ(うっかりサービス料も取られて合計600TWD=1800円くらい)。おいてあるものも…ううむ。まあいいんですけどね。僕の好みにはまったく合いませんでした。

 んで次は携帯リベンジ、ということで今度は獅子林ビルという携帯屋ばっかり入っているという噂のビルへ。西門という原宿的な位置づけの駅から5分くらい。昨日行った光華はデジモノ…というかPC中心だったんだけど、獅子林は香港で言う先達廣場みたいなものらしく携帯オンリー…ということでココロもときめくじゃないですか。ていうか先達廣場も去年いったんだからそこで勝負つけておけば…というのはまあ、終わった話よね(ていうか先達行った話書いてないような…)。
 ま、とにかく獅子林ビル、という勇ましい名前のビル、中は繁盛しているかというとそうでもなかったような?いや、あいてる店が少なかったのは曜日のせいかな?あとなんでか2F以上が機能してない…これも曜日のせい?なわけないよな。
 でもそれでも携帯屋は10軒弱はあって、今度は勇気を振り絞って"Do you any two SIM card Smartphone?"って聞いて回ると("Dual SIM"は通じない…)、いやー、ないね。ないない。みんな没有。結局持ってたのは2件だけで、一件は8500元…2万五千円くらいか。それはちょっと予算オーバー、ということでもう一件の店で購入。ここは二種類あって、まあ昨日の店の高いのと安いのの間くらい。クレカで払うと5%手数料だお、とかほざくからそういうの忘れよ?忘れてくれたら気持ちよく買うよ?って言ったけど全然ダメで、じゃ値段安くしないならおまけよこせ!と結局電池二個とイヤフォン、それににいちゃんが持ってたカタログぶんどって交渉成立。ケツのケまでむしってやったぜ…って実は電池とかイヤフォンはデフォでついてるっぽいです。結局カタログ(にいちゃん手書き書き込み付)だけかよ…。ちなみにこの店、Docomoの1月のカタログが既においてありました。あと2回行って1回しかいなかったけど、ねーちゃん(にいちゃんのボスらしい)は日本語ちょっとしゃべれます。米魯通敷(←この文字だけちょいと違う)位科技という1F正面入り口入って右手右側かな?。にいちゃん英語も微妙だけどまあ意思は通じるし悪くないんじゃないでしょうかー。

 その後夜まで数時間あるなーということで徒歩で故宮いこうかと思ったら道を間違えて山のてっぺんに登っちゃった話は間抜けだから省略させていただきます。あ、のぼり途中に国家安全部?とかいうのがあっておーとおもった。

 夜。23時にシャツのピックアップがあったのでそれにあわせてご飯を…と思い、最後の晩だしなんかいいもの食いたいぜ!と思ったけどまともなレストランなんて一人じゃ入る気しないし、散々お世話になった座敷童子さんを誘ってみたんですが袖にされ(まあそりゃいきなり「ご馳走するから台湾で一番良いレストランおしえてください」って言われても困るよねーでも僕他に手段なかったし)、欣葉101店は諦め、ひとりで本店へ…と思ったらバスが全然来ないので挫折。ってか欣葉101すげーとかいってたってカレー屋とかやってるんでしょグループで(http://www.tabitabi-taipei.com/html/data/10030.html)?どうなのー!ってまあ行けなかった負け惜しみですが。
 で、結局夜はシャツ屋にピックアップに行ったついでに「この辺で旨い店教えてよ」で教えてもらった台湾料理屋へ。日本人街なんですかね、銀座飯店やら東京国際飯店やらよくわからないホテルが立ち並ぶエリアでメニューは当然日本語、客もほとんど日本人という(あとのれんが「網走刑務所」)もう僕どこにいるのかわからない、な感じの店でした。あ、でも牛肉麺そこそこうまかったけどね。高くもないし。

 そんな感じで台湾は終わっていくのでした…ちなみに翌朝乗り遅れかけて空港内ダッシュしたのは秘密でもなんでもない!40分前チェックインでも人間は国際線に乗れるんだ、ということを知りました。台湾出入国って勉強になるなあ(と学んだつもりで図に乗ると絶対どこかで失敗するんだろうけど…)。ちなみに原因は台北駅で空港行きのバスターミナルが見つけられずかなり離れた普通の長距離バスの乗り場に行ってしまって15分ほどロスしたことです。15分早かったって1時間前じゃん?というつっこみは大人の人からはうけませんからね。


 てことで台湾はどうでしょうねー。誰かと一緒である程度の目標があれば滞在自体は言葉が楽勝、比較的安い、費用も含めて簡単に行ける、という意味で負担がないから考えなくもないけど、一人ではもう二度と行かないでしょう、という結論かなー。
 考えてみればこれでグレーターチャイナーと呼ばれる地域の大きな都市は全部まわったことになるのか?まあ中国国内の大都市の定義は難しいけど少なくとも北京、上海行ったし、マカオ、香港、台北、まあ付け加えるならシンガポールも行ってる。今度これらの都市を統一の軸から好き勝手評価してみる的なことをやってみても楽しいかもな。っていってもホント、「知り合いがいるか」で相当な違いがあると思うのでそういう意味ではフェアじゃないよな、台湾にとって。あ、マカオがぼちぼちだったのもそのせいか・・・?ぬう。
書き溜め。
山を越えたと思ったら風邪が本格化したっぽいです。

http://42583.diarynote.jp/200801010509390000/
http://42583.diarynote.jp/200812311703055241/
http://42583.diarynote.jp/200912310100485220/

 と3回もやって自分で見返して楽しかったのに去年できなかった忘年会こんだけやりましたよ自慢、も書かなきゃね。旅行記も残さないとね。あと今年の目標とかも決めなきゃね!なんでこんなに文章打ってるんだろうと思ったりもしますよ、休日のはずですのに。

 さて、今年は何件やったのでしょう。記録によると(めんどいので前半はコピペ混入)…

12/2 去年一緒に香港を楽しんだ幼馴染の元カノ: 麻辣? ★★★☆☆
 年末で仕事をお役ごめんになってしまった彼女は今後どうするんでしょう…中途半端に、というと失礼だけどローでちゃってしかも知財関連に興味が、というと就職先は非常に限られてそう…相変わらず不思議な子で、僕があと4倍くらい楽器弾けたらきっとあわせていたでしょう。

12/4 元ドラマーズ: ローダーデールランチ ★☆☆☆☆
http://42583.diarynote.jp/201112050033378083/
離婚ネタがメイン、ってことで楽しいって話じゃあないわな。

12/5 起業家さんたち: バー的なかんじ ★☆☆☆☆
なんかよく遊んでくれるシャチョーがわっかーい感じの子を集めて忘年会?をやってるのに同年代だからと混ぜてくれたんだけど、おこちゃま過ぎてなんだかかんだか。あと見た目が明らかにいけてない(なんかヲタ系)起業家ってなんなんすかねあれ。そういうタイプがいるって斬新(んで話しても予想通りというか残念ながらというかつまらない)

12/7 取引先: 軽いフレンチ ★★★★☆
 音楽関係で以前フェードアウトした人。なんかよくわからないけどディナーすることになり、ちょうどカスレー食べたかったし今シーズンいってないし、ということで広尾と恵比寿の間にあるあそこへ。音楽関係のむっちゃ真面目な話(和声の分析やら演奏家の批評やら)から男の話、仕事の愚痴まで色々きいたりはなしたり。二件目は尻尾の人(元先輩)がご執心のバーテンダーさんのお店へ…立地がアレだからどんな店だろうと思ったらわりとレベルの高い店で(違う意味で)期待はずれ。しかしこの日のお相手はなんだろうなー、年上だけど心が弱い人なのよね多分。ちょっと心配。

12/8 のん:たまに飲む大学の後輩。謎の古風なバー(非オーセンティック、70年代風)→ベルギービール ★★☆☆☆
新宿アルタ裏にあるオーセンティックとはまた別の意味でふるーーーいバー。面白かったけどネタだなありゃ。その後ビアバーに流れ、ちょいちょいなんか深めな話はしつつも平均深度は浅め。本当は三人で飲むはずが結局サシになってしまった日なのでした。


12/10  無敵なNちゃん:アイリッシュパブ ★☆☆☆☆
 前の月にひっっっさしぶりに会った無敵な後輩Nちゃんからどういう風向きか女の子を紹介したい!といわれ(その点に関してはホント感謝)待ち合わせ3人で飲んだんだけど…うーむ、色々なことはあれど、とりあえず僕は胸元が緩い女の子が苦手なんです再認識。いや比喩とかじゃなくてたまにいるよねなんか多分サイズがあってないの…服的な意味で…。女の子の事情は知り得ませんが、それは色気というようなものではなく寝巻きのまま出てきてしまったのと一緒でしょうが。でも目が行ってしまうリトル愚かなわし…男の子ってかなしいね。
 というわけで別に向こうからガンガンくるでもなく共通のネタがあるわけでもなく、そして僕がやる気を失っていたのでそうなりゃ会話が続くわけも無く。明らかな遠投行為としてNと共通の知人の近況ネタにでもいこうかともおもったんだけどさすがにそれは…いや黙りがちな気配を察知してなのかNからふってくるんだもん…といった煩悶の中静かに箸を置いたのでした。おしまい。
 ちなみに無敵なNちゃんとの久しぶりの邂逅は一緒にいた三人目=5個下?当然離れすぎていてあまり関わりの無かったはずなのに相当盛り上がったのですよ。三人共通のネタがなくなって噛み合えば盛り上がるのです。あ、この日の会がいまいち盛り上がらなかった原因のひとつは仕事で僕とNちゃんが多少からんじゃってた状況の中僕からインフォーマルに聞きだしたいことがあったみたいで、それが本当は目的(ってそのためだけに設定したとも思えないけどね)だったのかなあ、なんて思っちゃうくらい。

12/13 元彼女: バー飯みたいな ★★☆☆☆
 これもけっこう会うの久しぶりでした。詳細は日記に書いた気がする。

12/14 偽名さん: パン屋(昼)? ★★★☆☆
 なぜか半休取った日をどんぴしゃで指定され、ランチすることに。この人の混沌はもうなんていうかうん、奥が深い(もう繰り返しになるから書かないよ)。とりあえず女子力MAXしかも平日昼ということで人相風体が怪しすぎる僕がいる場所でなかったというのは確かです。でも女子力高い店にありがち(侮蔑)なまずい店ではなく、なんか変に高い気はしたけどものはおいしかったような。

12/15 狗: おもおもフレンチ ★★★★☆
まー店出た後の結果があれだったんでおもおも、というのではなく入店から3時間とか食べてたわけです。皿数がそんな多いわけではないけど時間をかけて食べる、バターがたくさん使われた料理。今年…かはわからないけど少なくともこの数ヶ月で一番豪勢であり、おいしい食事でした。多分トラディッショナルなフレンチってこういうのなんだろうな、という感じでまたいろんな…あでもこの日はあまり難しい話はしなかったかな。近況だとか終わった展示会の裏話だとか。楽しい時間でした(って書くと泣けるー)。

12/16 バンド忘年会: 新疆料理 ★★★☆☆
 我が家のアコーディオンさんの再就職おめでとう&忘年会。まー普通というかこの組み合わせは意外に話の幅が広がって面白いのです毎回。しかし時間的には今年はめずらしくさらっと終わった気もする(アコさんがその後仕事だったということもあり)。

12/17 クリスマスパーティ: ★★☆☆☆
なんか演奏しろとか色々強要された会。最後酔っ払いきったあとあたりは楽しかったけどそれまでは途中でマジ帰ろうかと思ってました。その日イベントですごい疲れててその足で行ってみたら結局ピアニストはおらず、「なら伴奏なきゃ弾けない」つうてるのに「ヴァイオリン弾く人が来るってみんなにいっちゃった」とか「知り合いは無伴奏でも弾く」だのぐだられじゃあそいつ連れてこいよハゲ的な…。この場であった国営放送のDさんはなんとなくつながっておけば何かになる気もするなー、といいつつ翌日の挨拶状だけで連絡とってねえや。

12/18 ロックバンドの人たち:インドカレー
リハ後。自分の演奏がなんというかごめんなさいだったのでためしにしんでわびます。食ってる間のことはわすれた。

12/19 留学系:イタリアン?★★★☆☆
 長年お世話になってるバーテンダーさんが開いた店を使わせてもらい、毎年恒例留学系忘年会…しかし日にち勘違いするやつやらドタキャンやらで個室をせっかく借りたのにかなりあれな感じになってしまいました。しかしその参加者の中に某超一流企業を辞めて政治の道を志す男が現れようとは…しかも組織の種類言っただけでわかっちゃうような政治家養成組織に内定。ほおおお!(中国人風感嘆詞)という感じです。
 でもなー教育関係に興味があるから志したというから上海の教育関係紹介しましょうか?→ぜひぜひとかって話の流れになったのに具体的な話流したら反応なしですよ。まーそんなもんかね。

12/20 ★さん:ハワイアン ★★☆☆☆
 お互い若干飲み疲れたよパトラッシュ状態、そして入ったこの店の真向かいは元クライアント…という…。ハワイアン業態に当たり無しという僕の経験則はやはり覆ることはなく、薄目でした。まあ相手が★さんだったからよかったものの(まずかったら容赦なく言うし)他のつまらない男/女だったらもう目も当てられなかったでしょう。来年どうしよう、みたいな話もしていたような気もする(確か金貯めて欧州にとかいってた)

12/21 業界系忘年会:和食 ★★★☆☆
 最初横に座った人にすんごい「道化さん道化さんおひさしぶり!!」とか話しかけられまくったのに誰だかわからずずっとフリーズしていましたよ。あと会うの三回目(伝聞)の人と名刺交換しそうになった(2回目の時はした)。僕はまったく覚えてないのに向こうは毎回わかってた模様…そんな会でした。たまらず途中でトイレに立った主催者を追いかけて席順答えあわせが行われたことは想像に難くありませんというか事実。
 まあでも後半ちょっと座が暖まってからは悪くない展開だったかも。何の話をしてたかはさっぱり覚えてないけどね!あそうそうなんか横の人に「うちの後輩もらってやって!」ってずっと言われてた。よくわからん。

12/22 会社の忘年会:焼肉 ★☆☆☆☆
 まるでお通夜のようでした・・・いやうちらのテーブルだけね。相当どうでもいい感じの配役になってしまいしょうがないから話す、という感じ。肉もばさばさやで…タダで食べさせてもらってるものに文句言うのは違うと思うから言わないけど(でもこうして書く)…。まあそんなこともあろうかと夜から仕事を入れておいたのでそれを口実に途中で抜けて、仕事をぱぱっと終わらせて知り合いのバーで軽くやって帰宅。

12/23 もう書いた中国系忘年会? ★★★★☆
http://42583.diarynote.jp/201112241911234074/
正確には4.5かな。今まで5をつけた会にはどういうのがあったか見直しちゃったくらいには良い会でした。楽しかったし、多分パーティ的なものではここ数年で一番でしょう。後につながるような関係も作れた…かもしれないし(とりあえず今二人に向けてそれぞれ違う切り口で再会ネタになりそうな事は仕掛けられそう、プラスもう一人もダイレクトなネタとしてはどうかわからないけど、もしかしたらまたサシで飯でも食いますかーくらいの話にはなるかも。あと陰の実力者っぽい人とはぜひセットしたいけどネタが無いんだよなーそれがくやしすぎる)、単純に会自体も中国どっぷりだけではなくいろんな人がいて面白かった。在住の人と話すのも面白いけど、こうやって外にいる人たちと話すのも楽しいね。

12/24
ふられた

12/25 職人夫婦: お招かれ ★★★☆☆
 遠い…片道二時間かけてマイホームまでお呼ばれして庭の水周りの素材によって材料費が変わる話を聞かされていました。奥さん相変わらず面白いし、商社に入って数年で結婚し子どもが生まれて家を買ってという同年代にしては珍しい王道の成功の道を歩んでいる人はこういう生活をしているんだな、と僕はなんというかわが身を振り返って慄然としたりして帰り道は缶で売ってる上善飲みながら寝ちゃって電車の中で微妙にこぼしたりするわけです。だめだこりゃ。

-----ここから上海編-----
12/26 由子先生:西北料理 ★★★☆☆
 この辺は書いてるのでさらりと。
12/27 由子先生と彼氏:湖南料理 ★★★★☆
 由子先生は日本語>中国語>英語で僕は日本語>英語>中国語、彼氏は中国語>英語>日本語なんで3人でコミュニケーションが難しいわー。彼の英語もそんなにうまくはないし…中国語勉強しなきゃ!
 ああこの日のランチはベトナム料理with主婦連でしたね
12/28 紹介された中国人若手経営者:火鍋(昼) ★★☆☆☆
 昼食いすぎてしかも風邪だったので昼寝した後そのままKTVへ。潰れられて困りました。あと結構中国語の勉強になった気がする。「中国の女」読んでからKTVいくと薄目度合いが増しますな。
12/29 某紙編集長with元留学仲間とかその辺の人たち ★★★☆☆
 飯自体は東京にも良くある女性向けってだけで何故か値段の高いカフェ飯ってかんじでしたん。いや高くは無いけど。適当にわいわいやってる内にあっという間に11時をすぎ、中国系企業は普通に31日までですんでーって事で解散。僕も朝まで平気ってタイプではないにしろタクシー普通にある環境(上海タクシー安いし)なら1時とかまでなら全く抵抗がないのでうわーはやーと思ったとか思わなかったとか、まあその後一応ライター氏と飲みなおしたりしたのでしたけどね。

 あとは人とってのはないので2011年はそんな感じでしょうか。忘年会oftheYEARは「会」という意味なら23日の中国系、サシを入れるならその後にいろいろな苦さはあれど狗とのフレンチは話の内容も料理もかなりよかった気がするかな。由子先生&彼氏は今後もしかしたらビジネス的に(って別に俺が儲けるというより彼のやりたいある種の夢のようなビジネスを助けるって意味で)面白い展開があるかも?という期待も込めて4です。僕は個人的に由子先生がとても好きだしよくもしてもらって感謝もしてるのでそういう贔屓目もありですけどね。まあ友達の友達を信用するかどうか、その人のために動いてあげるかどうかなんてそんなものでしょう。
 2011年は例年に比べて件数も多かった気もするけど結構楽しい会が多かったような?いつも振り返ってみると意外と「こなし」が多かった気がするんだけどねー。どういうことなんでしょ。
 そうそう、ちょっと面白い話。今回の旅はなんか東南アジアがすごい色んな所で顔を出したのよ。東南アジアの国ってタイの洪水云々以外はニュースで見る事もないし、ましてや自分の身の回りで関わってる人なんて全然いない。あ、ごめんシンガポールはれっきとした東南アジアなんでそこだけ例外ってことで(あまり一般的な「東南アジア」ってイメージじゃないでしょ、いや普通のシンガ人って結構いわゆる東南アジア気質って話も聞くけど)。
 そう、で関わってる人なんて全然いなくてすんごい考えた挙句に出てくるのがそういや学部の時のクラスにタイ人留学生がいたなあ、ってのと時々友達がベトナム行ったりしてるな、ってくらいが関の山。そもそも僕自身あまり興味を持ってない。あ、そうそうタイといえば謎のSkypeオンリー友達がバンコクで先生してますね。ってもしやそれだけで結構関わりあるほうなのか??

 …とよーく考えていくと話の前提をうっかり自分で崩してしまいそうなのでやめましょう。話を進めましょう。とにかく今回でてきたのがマレーシア、インドネシア、ベトナム。
 マレーシア。これは由子先生(僕の上海における庇護者であり音楽の先生)の彼氏さん関係。この彼氏さんが香木を輸入しようとしてる&金を生む仕事としては彼はホテルやオフィスのインテリアデザインみたいなことをやってるらしくて、継続的にマレーシアと関わってるんですな。彼曰く「マレーシアはマレー人優遇政策で(能力にふさわしくない?)マレー人ばっかりが政府にいるから腐敗しまくりで紅包利きまくりっすよわっはっは」などと…紅包って何かはぐぐってもでてこないかもね(割に有名だと思ってたからびっくり…でも文脈でわかりますよね)!

 インドネシア。これは3日目かな?元同僚というか先輩のご紹介でランチさせていただいた怪しい中国人はバリ島でイタリア人デザイナーが作ってる家具ってのを輸入しているそうで。アジア系の家具ってすごい特徴がありすぎてあんまり普通の家には調和しないようなイメージもあるんだけど、高級家具として売り出す予定だそうです。中国人ってこういう素材感丸出しのものよりごてごてとした装飾があるもののほうが好きなイメージもあったんだけど(彼もそこがチャレンジだと言ってた)どうなんでしょー。あとダヴィンチという超成功してた家具屋が産地偽装(イタリア製とかって言ってた家具が実は国内産だった http://blog.livedoor.jp/amuro001/archives/3401363.html )というような話が今結構話題になってたりして高級家具マーケットは今すごいチャレンジだーとかなんとか。

 ベトナム。これは軽いというか僕との関わりという意味では薄い話だけど面白かったので。語学学校に通うために僕のいた宿に長期滞在していた座敷童子さんの通う学校の生徒の大半はベトナム人なんだそうです。彼らはみんな中国語ぺらぺらなんだけど語学を学ぶというビザで入国してきて、台湾の料理屋で皿洗ったりして稼いで仕送りするんだとか。中国語ぺらぺらならなんか他にやれることあろうが…と思ったりもするんだけど…っていうのはともかく、台湾が「出稼ぎ先」になっているというのと、逆にベトナムが「台湾で稼いだ金で家族を養えるほど物価が安い国」って両方の認識が僕にはなかったので面白いなと。いや安いには安いけどそれならアメリカ行ってはたらかね?みたいな。まあ近いからかなあ…比較的。でもアメリカなら受け入れのコミュニティもあるだろうし、色々整ってて楽な気がするんだけど、そりゃ浅いのかな。でも給料が1日10時間働いて1000TWD…3000円くらい?とからしくて、やっぱ日本と違って結構物価の上下がある国で底辺の仕事してもあんまもうかんねえんじゃねえの?というのは相変わらず謎のままでしたよ。

2012の目標

2012年1月8日 日常
2007: http://42583.diarynote.jp/200701040240470000/
2008: http://42583.diarynote.jp/200801010509390000/
2009: http://42583.diarynote.jp/200901041854024444/
2011: http://42583.diarynote.jp/201101050133112693/

 2010はなんだかんだ、書かなかったっぽい。ざっと見直してみると2009の年頭にはもう転職とか「派手に動ける年じゃない」とか書いていて、おおお前わかってんな(自分に対してもえらそう)とかなんとか。
 2010はちょうどもう仕事辞める気まんまんはまんまんで年内で辞意を伝えたか伝えてないか、くらいで(正確なタイミングは多分その周辺の記事ちゃんと読めば書いてると思うけど)いまの仕事に決まったのが年明けちょっとしてからだったので、つまり身分が完全に空白状態の時で目標つうても動き方がきまらんとなんもなあ…という感じだったから、まあないのは納得できます。ちなみにこの時書いてましたが、今の仕事決まってなかったらわりと本気で上海移住を計画していました。願書まで出したしなー。

 …とかなんとか、こうやって長期間日記を書いていると振り返れて色々面白いな、と思ったりします。いや一貫性持っちゃうとやばいのもわかってるんだけどね…。あと恥ずかしいので読み返したくない部分も勿論たくさん…まあまあわあわあわあ。


 さて、今年の話。
 …とか書いておきながらいきなり時間軸が今年を突き破る話だけど、転職話。再三書いているように、今の会社に長く居続ける事はないと思ってます。ただ同時に、今年はまだ辞めるために積極的に動く年でもないとも思ってます。というのは来年の秋に僕が関わりたい大きな企画が(今のところ)進んでいるから。「音楽が社会に対して何ができるか」というのが僕の抱える大きな問題の内のひとつであり、来年秋の企画はそれに対するひとつの回答…というと言葉が整いすぎてるかな、でもきっかけにできるかもしれないと思っているのです。
 また、その企画は今まで知る人ぞ知るだったその流れのひとつの結実でありかつ、年齢的な意味から多分その流れ自体の仕掛け人の最後の花火になるような気がしています。僕はその人がその流れを作り出した事を心から尊敬するし、彼の力になれるならばなんでもやりたい、そして実際、彼とならば大きな仕事ができると信じている。だから彼の多分最後の大仕掛けには付き合ってから身をきれいにしたいなと…やっぱ書いてる事整いすぎかな。でも真実、そう思うのです。というか彼亡き後(って別にこの企画が終わったら引退するとまでは思ってないけど)のこの会社で魅力的な人物ってのが…まあまあ。

 ということで目処として2013年冬あたりをもって、ということを考えると2010年春入社から3年半、そう考えると既に折り返してるのか…というのはいいとして、ではあと1年半を塩漬けにせずにどう過ごすかという事を考えねばなりません。その時僕は31歳になっていて、しかもこんなエンタメ業界からの転職。相当に厳しい事は今からも簡単に想像がつくし。その恐怖心を考えると正直もう今からでも転職活動(というか転職)したいくらいで…っていまからやったところで「マシ」ではあっても決して楽な道のりではないんでしょうけどね。


 そんな事を念頭においてやれる事はそれまでの期限に
- 出来るだけのスキルをつける
- 人と出会っておく

 ということでしょう。正規の方法での転職は難しい気がするので、人となるべく会って何かのチャンスをもらえないか?ということは大切になってくる気がします。

 スキルについてはまず中国語でしょうねえ…転職に役に立つかは謎だけど最悪生存するだけなら中国大陸に逃げればどうにかなる気もしないでもない(ここまでと打って変わってすっげえ適当)ということもあり、中国語を実用レベルにしたいなと。とりあえずHSKが3月にあるのでそれの2級でも受けますか…っておい3月18日って上海いこうかと思ってる期間とかぶってるじゃないの…。まあしゃあないですな。申し込みは2月中旬まで受けてるようなのでそれまでにどうするか決めましょう。いや由子先生&彼氏がその時期来日するって話もあって、なら僕その時いってもしゃあないね、という可能性もあり…あちらの動きがわかったら組む、という感じですな。HSKはこの時逃すと次は6月だけど、まあそれまでにさらに上のランクを受ける、というのでもいいわけで。
 で、あとは語学学校。料金の交渉&体験入学までしといて会社から補助金むしれなかったせいでほっぽってあったんですがこれも再開というか再始動しなきゃ。試験、学校、そして自主的な勉強を入れればそれなりに時間を使わされるわけで…少しはスキルあがるでしょ。

 あとはなんだろう、スキルというと…ああ英語をもう少しブラッシュアップするってのはあるね。これも課題。余裕があればなんかネタで書士系どっちかとってみたいとか思ったりもするけど…さすがにネタで取れるような難易度じゃないよな…とかとか、まあこの辺は妄想ですな。

 んで、人と会う。これどうしようかな…具体的な策があるわけではありません。やっぱ名刺ばっかりはける交流会系はう○こだと思うし…。少なくとも自分の周りの人で僕が助けられる範囲の事で助力を必要としてる場合はコストをある程度度外視してでも助ける&恩を売っておくということをより自覚的に、って感じかな。
 あと人と会いたい、というからには自分も他人に誰かを紹介するという事を心がけなきゃね。たくさんポートフォリオもっとかないとマッチングなんてうまくいかないからやっぱりよりネットワーキング…って俺人と会うの嫌いではないけどでも疲れるんだよね…根はそういうの向いてないんだし。ホントようやるわ。

 はい、その二つをクリアした上で、今年は出来るだけ中国駐在を狙っていきたい。これは3つ理由があって、単純にその経験が履歴書的においしいから&語学も勿論伸ばせるだろうからということ、いい加減実家でなきゃなーということ、そして正直いまのオフィスで自分の仕事はあるのか?というのがちょっと疑問だから、ということ。
 最後のだけ補足。正直、今のチーム(というか社員)にすごい限界を感じています。特に若手はもうなんていうか…うん書かないけどとりあえずやばくて、それが事実かどうかはともかく僕はもう自分ががんばってもどうせこいつらのところでザルの目とおっちゃって徒労だなという感覚を持ってしまっている。正直それもがんばりきれない要因のひとつ。でもまあ周りからしたらそんなの言い訳で「結果出してよあんた能力高いんでしょ」ってなる。で僕はそれに対して有効な反論ができる気がしない。単に「僕一人じゃ限界があるんです。ある程度できるメンバーで死ぬ気になってやればできる(かも)」ってだけなんだけど、それはさすがに通らんでしょう。
 だからそれを見切られる前にどうにかこのオフィスを抜け出したい。13年秋企画の準備の段に戻ってくればいい。そう考えると理想的には今年秋から半年くらい行ってGW前辺りに帰ってくるのが一番良いんだけど…まあどうでしょうね。そこまでうまく行くor行かせることができるかはわからないけど…一応それを理想(まあ厳密に理想というなら1年くらいは住んでおきたいけど…)として工作しましょう。日中国交正常化40周年だしね。


 別に中国にどっぷりな年にするつもりはないんだけどなあ…ほかになんかあるかな。ああ年の前半に片というか進展させておきたい話としてはは僕を振ったお狗様と再び会って関係を何かしらの方向に落ち着けるってのがあるね。別に目標でも何でもなく、やる事ですが。理性に訴えて説得するような話ではないけど、それにしてもなんかぼんやりしたまま終わるのはイヤだし、そういう話以外にも彼女としたい話はたくさんある。
 そう、今ちょっと長い間ごちゃっとしていた思想系が、年末やこの三連休少し時間をとって読んだ本がうまく欠けたピースを補完したり刺激をしてくれたおかげで頭の中で少し形になりつつあって、それを彼女にぶつけたいなあという気持ちも…って重ったるいよなあこれぶつけられるほうとしては…まあ諦めてくださいなんまんだぶ、ていうしかないねふひひ。

 
 あとは何かなー。去年は年末で大事なものをごっそりなくして大分スカスカになったので(あーこれに関しても書いてないな、まあ機会があれば)作っていく、得ていくという事を考えなきゃね。あと最近「金欲しいな」ってわりとリアルに思ったりしています。年を取ったと思う事はそんなにまだ無いけど、あと5年くらいしたらちょっとは金持ってないとかっこわるいよな、とかそういう話。それもまた転職を考えるひとつの理由でもあります。海外行ってユースホステルとかって年でもねえだろ?っつう話ですわ。
 まず、悪い話を手早く。一昨日?だか、某オケの事務局でバイトしながら演奏活動してる子と渋谷で香港粥などすすっていたんだけど、その日部署の新年会があったらしいんですな。伝聞です伝聞、ということで何があったかはこれでわかると思うのですが。えーっと開催自体知りませんでしたけど?みたいな。粥食い始める直前に「道化さんどこいるの~?」とかって浮かれた声で電話かかってきて「いや渋谷だけど」って答えた辺りでまー相手も気づくわけです。うわー大切にされてねえのが赤裸々、ちがうな白日の下に晒された!という感じですね。というかこれはいじめかしら…。まあ勿論「今から来たら?」とか言われたって行きませんわなそもそも飯の予定入れてるしもう相手と一緒、ということで若干イラっとしたのでした。
 で思ったんですけど、やっぱ仕事できない人って結局こういうのも段取れないよね。悪意があるならまだ救いがあって、お前らそろいもそろって首の上についてる帽子掛けがご立派でらっしゃる!…とまで言うのは拗ねてるからという事を否定しきれないけど、それにしても頭の悪さがにじみ出ていると思い、さらにうんざりしましたよ、と。
 最近いかんなーと思うのはこういう同僚がアホだと思う瞬間が増えている事。それは事実であることもあれば、多分僕がそういう目で見ているからそう見える、という事もあろうと思う。そして後者については時間が経つにつれて当然悪くなっていく一方(偏った印象を元に新しい偏見が生まれていくわけだからね)の悪循環。別にどうでも良い人たちの自分の評価がどうなろうがそれは心底どうでも良いんだけど、それは同時に自分の孤立を招くだろうというのが問題なわけで、なんかどうにかせないかんなーと思います。そういった「馬鹿にした態度」を特に疲れている時など全て隠し通せないのが僕の限界であり、それくらい自覚しているのです。その日前職の同僚が一人退職する事になりわーっとランチの予定を組んでたりして、その時のパキパキとした進行が思い出されたということも否定しませんけどね。つうか前職職場はあまり好きでなかったし別に今戻りたいなんて思わないのにこういう段取り系で結構比べちゃってるのよね、結局。あの人たちが特段「頭が良い」なんて思ってたわけでもないのに、というのが切ないところです。

 はいおわり。

 ここの所、由子先生の彼氏さん来日が決まったのと自分の仕事で邦楽(尺八とかね)についてリサーチする機会があって、なんか和まみれ。邦楽ジャーナルなんか読んじゃったり(意外とお洒落な表紙だったけど中身の広告比率に編集部の苦労がしのばれる...ってそれにしたって読める記事がいくらなんでも少なすぎです)してやっぱ顔ぶれかわんねーなーとか思ったりしてね。僕自身別に邦楽に積極的興味を持っているわけではないけど、よく異ジャンルとのコラボに出てくる人くらいは知ってる。でもきっと面白いんだろうなーとか思いつつ、やっぱり周りに手を引いてくれる人がいるわけでもないので実際聞いた/見た経験って本当に少ない。でも興味はある。ってなんかクラシック音楽も同じような感じだよねー未経験者からすれば。

 で、そうそう。由子先生彼氏がそういうのに興味がある人ということで、最初は骨董美術の市場への参加権を持ってる(会員制だったりして相当敷居が高いようなんですわ詳しくはしらないけど)神保町の店主と引き合わせようかと思ってたんだけど、そうなると道具の売買とかの商売の色気が神保町側に出そうな気もして、あと彼氏の好みと現時点での知識がはっきりとはわからんということもあってどうすんべかな、というのもあって。

 そこで改めて考えてみて気づいたんだけど、自分の周りって意外にそういう伝統系の習い事とかやってる人いるんだよね。華も茶も能もいるし、親が三味線教えてるってのもいる。日舞もどっかにいた気がする。これを「意外にこういう習い事をする人も(やってる人には失礼な表現だけど)たくさんいるんだ」ととらえるのが素直なんだけど、ひょっとして「自分の周りにはそういうのが好きな人が多い」なのかもね、わからないけど。でもそういう人たちが周りにいるからって、普段そういう話なんかしない。というか今回思い出して色々訊いた相手にだって下手すりゃ「むかーしやってるって言ってたけどまだやってる?」みたいなのが最初の質問だったりするんだけど。
 ま、でもそれ以上なにか、ってわけでもないんだけど…別に「普段からそういう話ときゃなんかもっと楽しかったのかもしれないのに!」とかそこまでいつも情熱みなぎってるじゃあないしなあ…。

 んでそうそう、彼氏繋がりで僕のほうの彼氏の話。今回年末の旅行の計画中に多分「連絡が取れない」とかってここでも何回か書いたと思うんだけどどこまで書いたかよく覚えてないからまとめて書くと、

1)一ヶ月前くらいから出発一週間くらい前まで連絡とれない。なんどメールしても電話しても無反応。日時を指定してその日までに連絡無かったらこっちで全部決めると通告。これにも返事無し
2)その締め切りを過ぎて出発一週間くらい前の昼間だかに彼から電話があって、出たは出たけど昼間だから対応できず夜時間を指定してコールバックを約束
3)約束の時間(さらに細かく言うなら昼に約束してた時間に「今まだ無理だから何分後に連絡する」という旨メールして同意を得る)に電話するも出ない。夜遅かったが翌朝もコールバックなし
4)あきれつつも更に数日待つがなし
5)いい加減嫌になって一人旅に計画を変更し(変更した事は通知しませんでしたが)、自分で旅程全部組んでお楽しみ

といったかんじだったわけです。あ、航空券は彼も取ってたんですが…。結局今に至るまで向こうが僕の連絡をほぼ全て無視した理由はわからないまま、なんか帰りの台北空港で会ったのに(まあ同じ便取ってたし)思いっきり無視されてなんかよーわからんなあ、というような話です。
 まあ普通に考えてメールなり電話が一切出来ないなどという状況は有り得ないわけだから要するに甘えてただけで、ちょっとぼおっとしてたら状況がどうにもならなくなっちゃっただけだと思うんだけど、それなら早めにあやまっとけばいいのね。大人なんだしさお互い…ということで中学一年生から始まった僕たちの蜜月は15年目くらいにして唐突に終わりを迎えたのでした。
 普通ならこんなたいしたことのない話こじれずに解決できるんだろうけど彼は今大阪在住であまりこちらに帰ってこないという状況、それに今回の事はいくらなんでも僕に非は無いのでつまり僕から何かアクションを起こす事は有り得ないとなるとこの先どうなるんでしょうねー。そこまで読んでるんならお前からアプローチしろよ、という話もあるだろうけど、そういうことやっちゃうと自分が何したかわからないまま幕引きになっちゃうので今回そのつもりはありません。彼がこういう友情を失う事に対してどこまで重さを感じるかは知らないけど…僕は残念だと思ってるんだけどね結構…。
 という事で現実的には彼と僕の間にいる友達が諭す、という展開になるんでしょうね。間に突っ込まれる方としてはめんどくさいことこの上ないだろうけど、まあきっと協力してくれるでしょう。これも僕としては自分からそっちの流れに持ってくのは筋論的に違うだろ、という気持ちはあるんだけど…そこ位は折れなきゃいけないのかな、と思ってもいます。めんどいけど。ホント、「すみませんでした」って最初の段階で一言いっときゃメールでも済んだ話なのに、ありがとうとごめんなさいは早ければ早い方が良い、というある種とても当たり前なお話でした。

 まあそんなわけで、年末で好きな子に振られるわ彼氏を失うわなんつーか色々な意味で大事な人間を失ったなあ、という話でした。両方ともそりゃそれなりに大事な人間なんで取り戻す努力はするけどね。


 そして昨日はサークルのOB会。だらだら書くとホント一記事長いよねー。まあこれはたいして書くことなくて、背の高い2年生がかわいかったです以上。

 …いやさすがにもう少しだけ書こう。その会は5個くらい上の人から現役までそろったんだけど、もうまったくわからん人が沢山ってのが新鮮でしたわ。5個上はわかるし、5個下くらいまではわかる自分はわりと知ってるほうだと思ったんだけど現役層が思ったより厚くて…ひとりもしらんからねえ。んでその子達から見ると10歳上とかって話になると遠い目つうかなんつうか色んな目になりますよね。薄目とか。そりゃ最近ダイガクセーなんかと知り合う機会が少ないわけだわ。
 あとちょうど僕の下の代あたりで大きな断絶があって、具体的には多分一人も来てなかったんじゃないかな、1個下。んで僕は結構その辺りとの方が仲良かったりするのでアウェイ感はなおさらで。たくさんの人と話せたわけじゃないけど、それなりに面白い会でしたわ。
 ああそうそう一応この会の趣旨は来月開かれる室内楽の会みたいなののパートナー探し、ってことになってて、なんか話の流れで横でわきゃわきゃ言ってた正体不明っぽい人(初対面)と組む事になり、その人がなんかやたらと積極的に(やる曲しらないのに笑)動き回ってメンバーを見つけてしまい、現役OB入り乱れてアンサンブルを一曲やることになったんですね。んでそのわきゃわきゃ言ってる人は名刺交換してみたら音大卒だったというオチがついてなんでお前素人のサークルの集まりにいるだよ…って。エキストラ要員で音大生がいることはあってもこうやって普通の会?に混ざれるほどなじむ人ってあんまりいなかったからちょっと驚いたし、明らかに周りのメンバーはその人より格段に下手なわけで大丈夫かなあ…というのが心配でもあります。
 というか集めたメンバー、ほとんどの人がどれくらい弾けるかわからない状態な上に僕が選んだのは例によって超マニアック多分日本初演的な曲。大丈夫かな…というか半年とか練習すりゃ誰でも弾けるくらいの難易度(つまり「超絶技巧的なフレーズがあってそもそも練習しても弾けるようにならない可能性がある曲」ではないという意味)ではあるけど一ヶ月しか本番までには時間がなく、しかも一人那須塩原在住で土日しか稼動できないのがほぼ確実、逆に多分フリーの演奏家であるわきゃわきゃ言ってる人は土日難しいだろうし、学生は試験があるし…ということでもう色々と前途多難ではあります。でもこの曲を演奏できることがあるなんて!という感じなんでほかはどうあれ自分はがんばりますけどねー。


 追記:そうそう目標追加。0時半に終了して寝る準備をなるべくしよう(って既に破ってるけど)

夏の旅行計画

2012年1月21日 非日常
 今から考えてもしょうがない面もありつつ、でも妄想おいしいから夏の事を考えてみる。

 とりあえず、目的は
- ジュネーブに居るツノさんに会いに行く
- ルツェルン、ザルツブルク、ブレゲンツ、バイロイト音楽祭のどれかまたは複数
- ベルリンにいる網友に会う

といった感じでしょうか。
それに加えてパリとかリヨンいきてーとかも思うけど、ちょっと西のほうは今回無理な気がする…。

 今回のこのスイスドイツ旅行、結構近そうに見えてベルリンが遠い…だけどチューリッヒから夜行が出ているようなのでどうにかなるかな、というのが今回のあらすじ。

 地図で調べるとブレゲンツとルツェルンは実はともにチューリッヒから1時間圏内。そしてジュネーブからチューリッヒは飛行機で一時間弱。だから

1日目: ジュネーブ入りして某国際機関の従業員(という表現はあってるのか?)のオケというのを見学する ジュネーブ泊
2日目: チューリッヒに飛んで荷物を預け(http://okwave.jp/qa/q5978392.html)、ルツェルンでコンサート聞く ルツェルン泊
3日目: チューリッヒで荷物を引き取り、ブレゲンツでコンサート聞く ブレゲンツ泊
4日目: ブレゲンツからミュンヘンに電車(http://www.oebb.at/en/Travelling_abroad/SparSchiene/Germany/Timetable_Bregenz-Munich/index.jsp)、昼過ぎにはベルリン着。ベルリン観光
5日目: ベルリン観光
6日目: 帰る

これくらいで最短かなー。あ、最初に1日移動時間足す必要ありかな。やっぱ会社の夏休みだけじゃ無理だな…そしてベルリンは成田から直行便ないってどんだけ遠いんだよ…心が折れそう。あーでも逆に休みさえ取れればパリ経由にしてストップオーバーで数日パリ泊まっても良いのか。

 あー1人でこんな旅するのってもったいないよね…一緒に行く人が見つかると良いですね。
 これ含めて8回しか日記かいてない!そしてその内半分は旅行記…。やっぱ去年から週1が定着しちゃってる気がするね、あまりよくない事柄ね。

 まあこれといった出来事もない気がする日が多いのと、これといった事があると帰宅した頃にはぐったりしているというのが最近の私でして、これが老いか、と誰かが言ったりするんでしょうかね。いや別に老いてるとは思いませんけどね・・・とかなんとかそんなわけで今週の忘れたくない事だけダイジェスト。

 月火曜でなにがあったかはほとんど全く覚えてません。適当に生きていた気がする。水曜はコンサート行って、木曜は年末の忘年会(http://42583.diarynote.jp/201112241911234074/)で出会った中国人の若い子とご飯。かなり面白い子だったんだけど来月北京に帰っちゃうとのことだったんで急いでセッティングしたんです。話を聞いて見ると帰ったら報道系に就職希望とのことで、その理由は「変わっていくだろう中国を特等席で見たい」だって。確かに向こう数年で大きく変わりそうな気はするけどね。あまり自分で世の中を動かしたいとかそういう不健全な欲求はなさそう…というか話していてあまり信念や哲学を感じないというか、若干不満が残る感じ。アメリカの大統領選なんかについては話せるんだけど、なんだろうなー、ネタが床屋談義というか「政治報道をネタにしたお話」を超えていない気がして。健全にしろ不健全にしろ欲求がもっと表に出ていたほうが僕個人としては面白いと感じるのですが。まーその辺は僕との関係性の問題(まだ浅いので僕に対しては開示されない)もあると思うんだけどね。あとこういう言い方は嫌らしいけどそこら辺がまだ学生の甘さ、なのかもね。あと政治的に色々面倒な国だし、あまり知らない人と自分の政治思想について話す事には危険が伴うだろうという判断があってのことだとしたら、それはそれで賢いと思います。
 そんなわけであまり実になる話には結果的にならなかったんだけど、この日何より悔いた…というか皮肉だなと思ったのは、この人に思いっきりはまりそうだったのがアンさんだったこと。アンさんの場合は経済にすごく興味があって、多分そこに密接に関係しているから政治を見たいという志向だったんだけど、それにしてもすごく北京勤務にこだわってたし(まあ実家が北京というせいもあるだろうけどね)、日本では同じ大学に在籍していた。両方女の子で日本語を喋れるという共通点もあって僕と切れてなければ紹介してあげればお互い良い友達になれたのかも、と思ったりしたのですよ。つうか俺が紹介するまでもなく実は知り合いでした、とかって可能性も大いにありますわな。でもま、僕はいまやアンさんとは全く連絡がとれないわけで、終わった事を悔いても仕方がないんだけど…って別にこの子と引き合わせたところで自分に何かプラスがあるかと言うとないわけだし。ちなみに前職の絡みやら適当にそこらへんで出会った人やらで僕の周囲には報道関係の人が多いんで、その彼女の望みによっては紹介できるかなと思ってたんだけど、ちゃんと聞いてみると全然僕が想定していたところと望みが違って…っていう背景があったんです皮肉とか上に書いてるのは。最近ちゃんとメンテしてる、例えば有名メディアのディレクターとかよりもどうでもいい…というといいすぎだけど適当な個人的関係、しかも既に過ぎ去った関係のほうが正解に近かったってのがね。

 金曜は…カレーでも作ってたのか?記憶なし。

 土曜はとにかく音楽の日。詳しくは書かないけどとりあえずバンドのりハと以前の日記でさらっと書いた来月の室内楽の会用のあわせがあり、大変でした。1日楽器弾いてた気がする。ギターは前回相当嫌な汗をかいたあとに自主的にスタジオ練習などに励んだ結果とりあえずごまかせるレベルにはなってた気はして全体のレベルとしてもこんなもんかなと。しかし誘ってくれた人なのでなんともいえないんだけど、Voの力の無さ露呈だなー。音量もそうだし、表現力の幅も相当に薄い。まあ遊びでコピーバンドやるにはいいのかもしれないけど、注文つけられるレベルにすら至ってないので正直辛いなー、という感じ。最初に決めた曲がなんとなくまとまってしまったんで次どう動くかが大きいだろうなと思うんですが、はてさて。
 室内楽は…ううむ。練習せな。自分が思っていたよりは形になったんだけど、それにしたって本番までの時間が短すぎる…。ある一箇所で自分がドツボにはまってうーうー言っていました。まあバンドのほうが次決まるまではこっちに集中できるからなんとかしましょう、って話ね。はい…。

 本日は昼間楽しい会食。TY系列の新しい代官山のレストラン…駅近いし周辺環境もよいし、休日のランチにはいいでしょう(でも思ったよりたかかった!)。食事した後はTSUTAYAの上のラウンジも色んな本やら展示がある&iPadで注文できたりしておもしろいし。
 ただ夜来る立地じゃないかもなー。バー利用にはいいかもしれないけど、ディナーにしちゃ周りががちゃがちゃしすぎてる気がね、ってのはあたしの個人的な好みかもしれないけど、TYの他の店ってわざとだとおもうけどあまりアクセスよくない場所にある場合が多いからそういうのとの違いが気になっているのかも…って書くとTY好きな人みたいだなー。いや嫌いじゃないですけどそれにしたってBeaconを某店の廉価版とののしった過去があるのは勿論忘れていませんよ。いやコストパフォーマンス考えれば別に文句は無いんだけどさ。というような感じで、ふと振り返るといつの間にか系列全店舗制覇しているんですね僕。

 夜はまた某所でパーティのお誘いがあったんだけど昼がビッグイベントだからなーと思ってお断りしたら正解でした。昼間ってのもそうだけどやっぱ昨日の音楽みっちりが結構な疲労になっているようで、今すでにもうベッドの中でだらだらこれを打っています。来週もがんば…りたくないなあ。とりあえずこれを書き終わったらだらだらヴィンランドサガを再読したりして怠惰な週末の残りを過ごそうと思うのです。本当は靴磨いたり風呂桶磨いたりいろんな雑事が僕を待っているんだけどもう燃料がありません。

 来週は何があるんだろう。やっぱ土日がどろどろしてた気がするけど平日は何もないのかな…再来週にはぽちぽち入っているんだけど、という常に一週間前に色々予定が入っていく僕にしてはわりと珍しいパターンかも。料理の練習でもするか。


 今週のはじめましてスコア:2

だらだら

2012年1月29日 日常
 そうそう今日行ったそのTSUTAYAが作った代官山の新しい…なんだあれは、複合商業施設?というとなんか雰囲気違うけどその一角は裏から見ただけではあまりそれとわからず、先日代官山でカスレーなど食っていた後に「新しい場所を見物したい」とお狗さまを引き連れて目の前まで行ったのに気づいていなかったんだという事に今日気づいたわけですよ。あれ、あの時引き返した建物の真後ろじゃん、て。まあいいんですけど。

 さっきの記事を書いたあと少し寝たおかげというかせいというか、中途半端な時間にぼおっとしているのでまたここに何かを書きつけている次第。ああでもなんかメールボックスとか見る気がしない。
 人は(と一般化したいけれどとりあえずのところ僕は)とても忘れっぽいのでここに書かないと大概の事はそのまま忘れてしまう。そもそもネタと呼ばれるものをひりだすのは好きなのに思い出というものに興味もそれをとどめる能力も著しく欠けているようで、ここに書いてあったから思い出す(というかそれは「思い出す」というのか?単に再発見してるだけな気も…!)という事も多く…はないにしろぼちぼちあるという。いや、そもそもあまり読み返さないからね。でも決まって読み返す年末には毎回、年初の頃にこんなこと考えてたなーとか薄目にはなります、毎年。

 昨日夜になって祖母が入院しまして、深夜はわたわたとしていました。なんか心臓痛いから?病院行ってみたら心筋梗塞の恐れアリだからというので家族が病院に呼び出されたりして。まあ結果的には大事じゃなかったのでよかったのですが、昼間の音楽の時間で体力気力を使い尽くした後だったので早々と寝ようとした所で待機かけられてその後病院まで行ったので疲れた…という割には今日早く起きれたのは自分的にはすばらしかったのですが(ま、そんなんだから帰ってきたら電池が切れたのでしょう)。
 家が近かった事もあったし頻繁に会うこの祖母にはかわいがってもらえたという事もあって、なんだかまた眠い頭でぼんやり考えてしまいました。
 僕の尺度に「6時間の人」というのがあるってのは前も書いたかもしれない。要約すれば「2時間過ごせる相手は沢山居るけど6時間同じ空間で時間を過ごしたいと思える相手はそうそういない」という事で、要するに普通の言葉で言う所の親友みたいなものなんでしょう。こっぱずかしいから言い換えてるのかもね。で便利な事に一人の人間を複数のグループに入れられる僕のアドレス帳にはその人との関係性(学校繋がりとか、職場とか)分けの他に「6時間s」というグループがあって、そこには数人登録されている。
 6時間の人というのはまあ知り合って相当古い人ばかり。普通の友人から「昇格」するわけだから当然といえば当然だけど、一番付き合いの薄い人でも…ってああ偽名さんが入ってるや…まあでも3年くらいになるのか?もう。まあいろんな意味で特殊事例なこの人を除けば全員5年以上の付き合いで、一番長いと年齢とイコール(幼馴染…親同士が友達)だったりする。

 この6時間のリストが最近どんどん短くなっている、という話…はあれ、昨日考えた事と別だけどまあいいや、とりあえずそんな話もあります。自分が壊した関係もあり、相手に壊された関係もあり、そして何故かうまくいかなくなる関係もあり。そんなものの積み重ねでそういう長いスパンの人間関係の中から見ればとても短い、たったここ2年くらいの間で数人消えました。それなり以上に大事にしていた人間関係だからこそ自分だってそれを保つ努力はしたし、その上でもどうにもならなかった以上後悔している、というわけではないと思います。
 しかしゆっくりしたスパン、しかも人間関係というのは移り変わっていくものだし自分はそれをむしろ普段は肯定的(という表現は正しいのか?)に見ているとはいえ、こうしたいわば「自分の真によりどころになる人間関係」が視覚的にわかる形で痩せていくというのは辛いものがあります。木と一緒で植えた所ですぐに使えるようになるものではなく、一旦減っちゃったら増えにくいものなわけだしね。そうそして辛い、ということと同時に自分が何か変わっていって行ってるのかもしれないという懸念もそこにはあって。…懸念って言った所で別に悪い方向だとは限らない、というか人間の変化なんて良いか悪いかで判断できるものではないはずだけどね。
 いやさ、表面的な(というといいすぎか)人間関係の数の増減はいいのよ。その場が楽しければそれでいいということもあながち悪いわけではないと思うし。僕だって沢山の人に会うし、仲良くなったり不義理をしたり、全ての人にたいして気を抜かずにケアなんてできない。する気もない。でもそれとは全く別に、比喩的な意味での家族というか、疲れない人間関係というのは聖域として守りたいなあ、という話…かな。ある種の甘えなのかもしれないといわれればそうかもだけどさ。うーん話の内容、散ってるかなあ。


 そうそう、で昨日考えたのは恋の話。寝たいから餌としてお付き合いして下さいなどという子はこの年ではなかなかいないでしょうけれど(寝たければ寝ればいいし…相手がそれを承諾してくれるならね)、じゃあ恋…というかこの人と付き合いたいってなんなんですかね、という…表現に気をつけないとお前は中学生か、と突っ込まれるというかあきれられる話なんですけど。その基準のひとつが自分がどのような局面に至っても判断を任せられる人なのかな、という。それって信頼の問題なんだろうし恋というよりこの人と結婚できるの?って話なんだろうとも思ったりするんだけど、でも結局それこそ中学生じゃあるまいし結婚する気もない人間と付き合わないでしょ、というところもあり…うーんなんかぐるぐるしてるな、まあいいじゃないですか。
 いやなんか最近「久しぶりにコクハクするんですよ~」とか周囲の人間に言ったら(言うなって話?)どこかが好きなのなんでなのとか訊かれたりしたんだけどあまり明確に答えられなかった事もあって、ようやくなんかその答えのひとつがこれなのかな、という事に祖母が検査室から出てくるのを待ちながら思い至ったということです。ってこれもあんまうまい言葉になっとらんけどなー。
 てかあの子に再プレゼンする機会とやらはめぐってくるのだろうか。一応先週だったかに「なんか消化不良気味なんで時間作っていただけませぬか」みたいなご連絡はしたんですけど、「お会いしたいのはやまやまですが今月は予定が詰まっており無理です。来月めどがついたら連絡します」という普通に考えたらこれ遠投(©道化)だよなあというお返事で。でもこの人わりと浮世離れしてるから特に深い意味はなくて文面どおり来月連絡くれるってことなのかも・・・!とか期待しちゃってる俺、あさましいねえ。ま、いいじゃないですか。それなりに惜しいと思っている相手でもう言ってみればダメモトというかダメにしちゃったわけですからねえ、多少はあがきましょうよ。


 全然違う話。最近自分より何かに詳しい人、というのに会う事が多くて、そしてそれに驚きを感じている自分にどうかなーと思ったりしています。適切な例が思い浮かばないんだけど学問(こりゃまあ自分があまり興味を持っていない分野なんて腐るほどあるし、学校で専門にやってりゃそりゃ詳しいでしょという諦めもあり)以外の話、例えば映画でも小説でも世情のことでも良いや、今までのコミュニティでわりと自分は誰と話してもその誰よりも詳しいか、最低会話は成り立つ程度の知識はあったはずなんだけど最近まったく歯が立たない相手がぽつぽつといて、それが悔しいというかなんかすごく不思議な気分。驕りによる怠慢かね。


 年始に何回か休日を読書にあてられていたのに。この先そういう日を作れそうな気がしない。2月辺りに休みを取って本を担いでどっかに行きたいなと思ってます。京都かなあ。

(かなり眠い)

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