SIX Degrees

2011年3月14日 日常
六次の隔たりってのは「世界ってせまいね」って言いたい時に枕としてよく使われる、スタンレーミルグラムのあれです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E6%AC%A1%E3%81%AE%E9%9A%94%E3%81%9F%E3%82%8A
六次の隔たり

 いや今回の話ね。今避難しているのはざっくり40万人くらいで、それはおおざっぱに日本国民の300人ちょいにひとりくらい、になるのかな。でも当然均一に分布してるわけじゃないし、なんか遠い世界だと思ってた。直接の知り合いは一応1人いるけどね。
 でもこうしたことが起こってみると2次くらいのへだたりだと意外に身の回りに多いんだな、というそんな実感。僕の場合、

親戚:仙台在住。元々おそらく仙台最強の建物に勤務しているからほぼまったく心配せず。あそこにいて駄目ならもう本当に駄目だし、いなかったら運が悪すぎて考えてもしょうがないなと。勿論(?)無事でした。
指揮者氏:実家が釜石。直接の家族はなぜかみなこちらにいたようで無事でよかったよかった。友人などはわからないけど…
同僚さん:気仙沼沖合いのちいさい島が実家とかで震源判明時から相当やばそげな感じ。今日になって両親とも無事なのがわかってよかったよかった。
Twitterの人:盛岡。「余震やべー」とかのんきな書き込みしたまま1日以上書き込みないからあばばと思ってたら携帯が圏外になってただけでした。よかったよかった。でもまた今日盛岡のデパート爆発で今度こそだめか(デパート勤務なのは知ってた)と思ったら昼頃「自分の昼飯分の握り飯も売れちゃったからしょうがなくてマック」とかしょうもない書き込みをしていてよかったです。
偽名の人:よくわからない(でも近いっぽい)関係の人とはまだ連絡とれず。
メッセンジャーの人:ふかひれ加工業、ということで多分気仙沼、しかもきっと会社は業種の関係上水際だよな…ということでまだ連絡とれてません。祈ってます。まぁもし大丈夫だったとしてもメッセだからPCからだけだし、避難所だろうからしばらくは無理なんだろうけど。きっとそれだけ。

…結構いるよね。釜石とか気仙沼沖で大丈夫だったんだからきっとメッセの人も、偽名の人の友人(?)も、大丈夫なはず。もうみんなが無事とかは無理なのはわかってるけど、エゴなのもわかってるけど、自分の周りの人だけでもみんな助かってください。そう願ってます。


 それはそうと、仕事に絡めて金集めができないかなと思って社員向けに提案書を書いたりしていました金集めようとかはずかしながら僕史上はじめてです。被災経験者のくせに中越地震とかに個人で金出したこともなかったけど、さすがに今回はねえ…正直、自分が片鱗でも味わったってことも関係あると思う。
 あとシンガポールいくのもやめました。ちょうどシンガポール航空が多分被災者向けと思われるキャンセル手数料取りません宣言してたので便乗して。宿も週末とろうと思ってたから懐いたまないしね。いや結構たまってたしぱーっといきたい気持ちはあったんだけど今ひひとりで行ってもぱーっと、ってのには遠いだろうし。んー、戻ってきた金で上の人たちに飯でもおごって回るかね…。
 

あ、今日は家で仕事をしていました。Skypeとメールアクセスあれば割合仕事できるなと思いながら、でもやっぱ気が滅入るねえ。からだがかたい。

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