リアルタイム更新しちゃうよ、というわけではないけれど（9/14-9/15朝）
2008年9月15日 非日常
なんだっけ、空港出れなくなる映画。スピルバーグが買い取った、確かドゴール空港の話。そんな気分です。ちょっと準備が適当すぎました。結構明るい…というか普通の光の下なのは別にこの際どうでもいいとして、空港の”フリー無線LAN”の正体は登録制だったようで「SMSで暗証番号送ります」というふざけたもの。多分どっかにある普通のPCのところにいけばいいんだろうけど、とりあえずは意味がありません。というか５００箇所以上アクセスがあるってそれもしかしてトランジットエリアの中だけのことなのかしら。かしら。ああもう。ていうかたらたらしてたらもう３時半だしまぁ２時間くらい寝れれば楽勝な気にもなってくる。
唯一むかつくのは隣！隣のぼおっと座ってるにいちゃんがずっとメタリカを結構大音量・・・ただしスピーカーがわれまくりなので多分すごい小さいハンディのの音量をすごい上げてるっぽいんだけど、を聞いてる。うるさい。あしぶみすな。
ていうか２時すぎまでのはずの電車が３時半になっても終わらん。駅の真横にいるからつらいのよねー、アナウンスが。これすぐ消えるだろと思ってここに陣取ったのにさ。
まぁいいや、そろそろバッテリの無駄遣いしないで覚悟決めて寝ます。
多分明日書くけど、今回の旅行の目的は観光ではありません。考えること。介入されない環境で、考えるべきことを考える時期にあるのかなと、まぁそんなことを思ったのでしたよ。仕事のことでもあり、人生のことでもあり。こんな大仰？なことしないと考え事もできないってのもあれだとはおもうんだけどね。
そうそう、あとよくわからん連中が空港の中をうろうろしてる。子供とか。なんなんだ？普通の人間が起きてる時間でもないし、別にここに楽しいものはなにもないと思えるんだけれど。
========ここまで========
宿につきました。とはいえオフィシャルチェックインは午後二時。そして迷ったり色々したとはいえ、ついたのは８時。やれやれやれやれ。しかも（ここがネックなんだけど）雨です。そんなに強くないとはいえ…というわけでラウンジにいれてくれたのでラウンジにいます。でも事情を知ってる人はフロントにいて、ラウンジはレストランに隣接しているのでレストランの人がちょっと怪訝な目で見ている気がしなくもありません。でも水くれました。しかも雨だから…ってあったかいやつ。うれしいいな。
つうてもずっとラウンジにいるわけにもいかないよね。荷物は預けたから身軽になったし。というか座ってたら寝そう、ってのもある。結局空港では５時まで…つまり１時間半くらいしか寝てません。いつもならどうとでも…とまではいわないけど、とりあえず飛行機に詰め込まれてた後だからより一層疲れたよ、って言ってもいいよね（早くも弱音）。
で、外をのぞいてみると風とか吹いてたりするわけ。やる気なくすわー
さて、今回の旅の目的。多分何度か書いているとおり、今回は観光のためにきたわけではありません。もちろん普通の観光はするつもりだけど、たとえばどこかの美術館の絵が見たくて、とかそういうのではないわけです。で、その代わり…というわけではありませんが、今回は色々考えようと思います。仕事…この後どうするか、にもつながることではあるんですが、まずはもっと大きく「思考を進める」一歩にできればいいなぁと思います。
なんか怪しい雰囲気の話になってきましたが、なんだろう…つまり（これはずいぶん前だけど）何度か書いているように、僕は常に自分のはるか先にある地点を見ています。ただしその「地点」は辿ってきた道筋を振り返って何度か修正しています。よく統計やなんかでデータを重視しない人たちが「データは所詮過去の集積に過ぎないから、前提の違う未来の予想になんか使えない」なんて言ってるのを聞く（そしてこの部分ではそれはそのとおりだと思う）けれど、それとは違うと信じたい感覚で、振り返って積みあがった自分の経験や興味を持ったものをつき合わせてみるとひとつの結果というか、道が浮かんでくるんです。だから新しい経験が積まれれば、自ずからはじき出される共通の要素は変わってきます。
僕は常にはできないまでも、折々でそれを振り返り、少なくとも現時点での自分の持つ方向性にあったものを取り入れようとしました。現状肯定がうまい人間で、何をやっていても結構楽しい気分になれちゃうんですよ、はじめちゃえば。でもそれは本当に楽しいことなのか？（少なくともその場で楽しいのはうそじゃないけど）それはちょっと疑問。それに流されないためにも、時々楔を打ち込みたいなと。
でなんとなく、そろそろかな、と思ったんです。普段こうしたことを考えるきっかけってたとえば大きな出会い（学問とか、考え方とか、職業とか、色々）があった時が多いんだけど、今回はそうではありません。
でも、「もう若くないから」とかいう気もないのだけれど、社会人も３年目（契約とか入れたら今の会社に…４年とかいるのか？）だしそろそろ向こう何年かのプランをちゃんと考えてもいいかなと。それにはちゃんと自分が持っているものを消化しなければいけない。僕は仕事を口に糊するためのものとは思ってない。自分の思想にちかづくためにやっていると思っている。ならば、仕事がそれに相応しいか考えながら進まなきゃいけないよね、ということ。自分が日々やっていることは何なのか。他人（上司だけでなく、客もね）が考えた作業を行うだけの駒になっていないか。もしなっているならばそれは自分の問題か、職場の問題か、客の問題か、それとも業種の病巣なのか、とかねぇ。
まぁそんなことを書いていたら掃除機かけはじめましたこのラウンジ。やれやれ。ごめんなさい邪魔な子で。寒いし、そろそろちょっとお出かけしようかな。
ちなみに写真は僕のベッド。普通の椅子です。目をさましたら横に銃持った兵隊が５人くらいうろうろしていました。多分単に歩いてただけですが。
9/15。やたら歩く。
2008年9月15日 非日常
その後はチャイナタウンをうろうろしていったん帰投…と書くとなんか一行で済んでしまって切ないけどこれでもう１０kmくらい歩いてます。チャイナタウンは時間がはやかったせいかあまり店もあいてなく（しかも月曜休みのところも多いとか）、面白かったのはやたらテイラーがあったくらいかな。８時間でできるならシャツ一枚くらい…とおもわなくもないけどちょっと店が多すぎます。そして誰も客がついてない上に店員誰もやる気ない感じでさらになんか怪しい気がしちゃう。
そこまでは暑さを感じないんですが、もうこの時点で上下汗でぐちょぐちょ。リュックサックがシャツに接してる部分も湿ってくるくらい。いやぁ働いたな、と思ってホテルに帰って準備できたー？って聞いたらOKしてくれたんだけど、部屋に入ってみたらまだぜんぜん10:30でした。ありがとう（さっきも書いたようにオフィシャルのチェックイン時間は午後二時）。
一眠りして昼へ。マックスウェルの天々海南鶏飯がうまいとの情報で向かったんだけど、残念ながら丸ごと定休or閉鎖中。定休にしちゃシャッターだけじゃなくテープで区切ってあったからなぁ…なんかあったのでしょうか。仕方ないのでチャイナタウンコンプレックスなど見学してここで飯を…と思ったらちょっと混みすぎてて、ついでに道を挟んだ反対側にあるピープルズ・パークコンプレックスへ。ここも庶民向けのデパートで、向かいのコンプレックスよりでかいし面白いです。デパートというより小商店の集合ですね。となりにOGとかいうこれはホント…だけど多分安いデパートは入ってますが。コンプレックス内はホント色々売ってて面白いです。ゲーム屋の店員がウィニングイレブンかなにかに熱中していました。
昼はここでラクサを（３SGD！）。なんかホーカーって最初に場所とれ！って書いてあるんだけど一人だし荷物は大事なものしかもってないから無理なんだよね、といいつつここはセルフなのでお盆もってうろうろしてもおっけいらしいです。まぁここも最初行った時は席が詰まってたので空腹を我慢して待ったんですが。結構うまかったですよ。しかし店が多すぎて相当迷うね。
で、ここでまた帰還。デパート系を見てたおかげで結構時間を食い、またちょっと寝た後は今度はオーチャードでした。あれ今日中に主要な観光名所徒歩で踏破しちゃう？みたいな。
オーチャードはある意味では面白くないところ。おいてあるものも東京と変わらないもんね。あ、Shangaitangはみつけました。ちょっと自分の格好がラフだったので入りませんでしたが。途中でフードコートを見つけ、ここで夕食。どっかで話題にあがってたところなので…ここもそんな高くないけど、全体的（ってまだサンプル数２だけど）に僕にとっては量が中途半端かも。二つとるとちょっと多そうだし。
で、そんな伊勢丹とか高島屋の近くのパラゴンの地下にスーパーを発見。普通の国だとそこらへんにちょこちょこあるんだけど流石は料理しないシンガポリアン、そもそもないんですよある程度の規模があるスーパーとかが。このスーパーはそういう意味ではとてもいい感じ。ということで明日明後日の朝食用に色々買ったりビール買ったり（確かにほかの食品の物価に比べれば高いけど騒ぐほどでは…）しました。土産とか。僕の土産は大体スーパーで購入したものになります。バンドメンバーへの土産は麻婆豆腐キットとかになりそうだし。
一日分は予定ができたんですが、それをやってしまうと二日目にやることがありません。明日は篭ってマックスウェルに昼だけ食いに行って、明後日にアラブ→インド→カトンコースをたどろうかなと思ってます。時計ない身ではあまりスケジュールタイトにしたくないしね。あと明後日の夜対策も明日の午前に考えないといけませんね。流石にまた椅子で寝る気はしないので…突然ならあきらめもつきますが、わかっててやりたいことではありません。
今日の写真は歩いてる途中に見つけた普通の家。でもなんかこれってなんつーか香港っぽい？のかな？面白くないですかね。あ、あとシンガポールの家は全般的に簡単にぽきっといきそうなほど細いのが多いです。
[氷入りハイネケンを呑みながら]
