芸能界は待ち時間が多いと聞く。知らないし興味もないけれど「待ち時間の間にこの小説読んでたら感動しちゃって〜」なんてせりふ、一度は聞いたことが有るんじゃないかと思う。多分。

んで僕が今何かというとなんと「機械待ち」。おおなんとむなしいこの響き。だって機械の処理終わらないと帰れない...ってかまぁY売の記者の締め切り待ちってのもあるんだけどさ、まぁそっちは瑣末というかいざとなったらばっくれというか。別にたいした用事じゃないからいいわけよ。でも機械の方はもう終わってくれないと僕帰れないわけです。いやぁこれぞまさに機械の奴隷ってやつ？ま、その間に日記なんか書いちゃうわけですけどね。ていうか社員みんな帰ったんですけどね、正確には女傑三人衆を残して。てか俺社員じゃないってば！来週休みたいって言ったら鼻で笑うなって！再来週休むけどね。復讐だ。ヴェンデッタ！ 　

　まぁそんな感じで気付いたら実は密かに勤務はじめて一年だったわけですがあまりに忙しくて忘れて素で忘れてました。忘れてた事実が切ないっす。もう飲みに行くとかいう時間じゃないしなぁ…。しかも明日はまた銀座系ファゴットとの逢瀬だし。いや単に飲み会なだけですが。どうなるんでしょうねぇ…やつ風邪なのにやる気マンマンだしなぁ…。でもまぁ楽器を持たずに行く（書いたっけ？日曜は朝から銀座の家の近くで練習なんですよ）ので泊まりはないでしょう。でも絶対誘われる気はするしおれはどうすればいいのやら。いやこんなにうじってて行ってみたら別にシカト、とかだったら杞憂...ていうか若干淋しいですね。乙女の心をもてあそばれた雰囲気？？ 　そんな感じで待ち時間はふけていくわけですが僕は一体どうすればいいのでしょう。


　んでその待ち時間に同じく残っていた人と話していた。その人は最近転職してきたんだけど結構出来る系。んで話してたのは辛かったクライシスコミュニケーションについて。その人がつらかったのは社員が自殺した時の記者会見だってさ。内部告発かなんかで洩れたらしくてもうその会社の広報部ががたがたで中年の男の人とかが会見の前に半泣きだったとかそういう話。でも儲かるんだよねーって笑。まぁアレはド短期だろうし超スキルがないと逆に油撒いちゃう事にもなりかねないしそりゃ高いだろうけど。ちなみに現場に入る偉い人は時間で20万取ってたって笑。

　まぁそんな感じで結局終電、明日も出勤、と。