ある日非連続の車内での思考など。
2006年5月22日 考え事以下の記事は連続しない三日ぐらいにわたって携帯で書いていたものです。それに今色々色々手をいれました。
社会人のフリをしはじめて早くも一年、経とうとしている。そんなある日の電車の中で思った事(やっぱ風邪です。体内ぐちゃぐちゃ)。
例えば我が身を振り返って、小学校の時は中学生が、中学生の時は高校生がやたらと大人に感じたって経験はある(はず)。でもその高いと思った壁の向こう側からさっきまでいた所を見てみると実は大して差がない事に気付く、ってのも多分ありがち。
社会に出るのも「今度だけはきっと大きな差が」とか思っていたけど結局同じ事。勿論適応するまでは大変なわけだけど(まぁそりゃ中学生になった時だってその時分なりに大変さは感じていたわけで)慣れてしまえばなんという事はない。単に「変わった」だけなのだ。まぁうちの会社は変な会社でスーツも着ないし出社時間も適当だしその辺がそう思う原因のひとつではあるのだろうけど(前サークルみたいだねって他の部署の人に言われたし)。学生となんも変わらん頭の悪い(というか考えてない)人も沢山いるしやる気の無い人もいる。
でも仕事って結構システムで、組んでしまえば誰がやっても動く。その為に例えば挨拶とか色んな色んな(頭を使う事から解放させる)仕組みが出来ているのだ。そのシステムが存在せず、いわゆる「頭のいい」「機転の利く」人じゃないと出来ないのならばニート以外のほとんどの人が仕事に就けるなんて現実はうまれない。ま、勿論個人の能力がそこに色を添えていくわけだけど。
僕らの業界は比較で言ってしまえば「頭のいい、学歴の高い」人間が集まる業界と考えられるであろうとは思う(嫌な言い方だけど…)。でもそれは頭が良いことを示すわけではない。「ルール(行動の規範となるテンプレート)を沢山知っている」事を示すのだ。例えばうちみたいな外資ならば「外国人のルール」を知っている人があつまるわけ。そしてそのルールを心地よいと感じる人たちといちゃいちゃと仕事をしていく。
大体ルールというのはレールで、任せていれば間違いない自動的な反応(要するに「影響力の武器」で言う「カチッ、サー」反応だね)だから近しいルールを両方同時に取り入れるのは難しかったりする(なぜなら自動的に出来る反応というのは考える必要もなく自明でなければならないわけで)。そういう意味で「外国人のルール」に染まってしまうと(特に違うルールを受け入れる文化に欠けるきらいがある日本では)途中から日本人のルールで動く社会に溶け込む事は難しかったりするのだろうな、と思う。それでも溶け込めるのが「個を尊重する」というお題目で自分を曲げずとも社会に入っていけるアメリカのようなところなのかなと。
うちの業界は多分沢山の業界と仕事をするという意味では他に並ぶもののない業界だと思う。そうやって暮らしていく為にはルールを沢山知るか、自分のものとせずともそれに柔軟に適応できる能力が必要だ(そのはず)。だけどそんな業界でありながらウチは…。
僕は別に帰国子女じゃないけれど多分外資のルールの方が好き、ただし人生の大半を日本で過ごしている身として日本のルールも知ってるし好き嫌いを別として従わなければならないと思っている。だから外資にいても「日本的でないもの」に対して色々と考えを巡らせてしまったりするのだろうなぁとか思ったりもする。
そうそ、「外国人のルール」って書いたけど外資の考えかたからファイバーミニの広告はでないな、と思った。だってあれの面白さ、多分言葉(=論理)で説明できないもん。あの手の微妙というかユル系はね。どういうブリーフ(というかプレゼン)するとあれが通るのか不思議だけど…って別にアレのネタが酷いって事じゃなくアレを多少でも言語化して論理づけて他人に説明する、って現場が想像できないって話。だってあれってノリとしては会議で煮詰まっちゃって退屈になったクリエイターが落書きしてたのを彼(クリ)がトイレ行ってる間に隣のディレクターが目をつけて勝手みんなで回し読みしてクスクス笑って…みたいな感じじゃないすか。面白いんだけどね。
ま、そんな横道がありつつもなんとなく書きたい事、でした。
さて、今日は他にも仕事で色々考えさせられた日。
ま、またもや実際に進行中の案件でやばいので詳しく書けないのだけれどここんとこほぼ専従でやってるのはあるクライシスコミュニケーション。ある事件をきっかけにあるもの(まぁ仮に物質Aとしようよ)に対する疑惑が広がってそれを払拭するために勉強会をやろう、って話。この案件の拾い方が凄くて、もっぱら役立たずとの誉れ高いうちの顧問がなんと事件を報じる新聞読んでいきなりその会社にTelしたみたいなんですよ。一応海外にある本社の社長を知ってたみたいではあるんだけどそっちじゃなく日本の方にね。それでだまくらかして仕事にしちゃった。その力業がすごい。まぁ業界的にとっても怪しいのであまり継続的にはお付き合いをしたいタイプではないのだけど(グレーだけど金は持ってるし払いはいいタイプ、かな)「新聞にネタが転がってる」ってのはすごいな、と。自分が新聞読まない事を反省しました正直。
ただこの人、元Dなんだけど態度は悪いし実務能力は微妙。日本の代理店にいたのに日本語ちゃんと書けないし事実関係の数字とかを頻繁に間違えるので相手からすると多分かなり心配だろうなぁと思う。あと喋る内容も大した事ないし(偉そうなのに笑)。
だから社内的には相当バカにされてる&相手にされてない。僕もそう思ってた。でもこの人にも凄い面があるんだな、って見直したわけ。凄く日本企業で
■今日学んだこと
昔ちょろっと書いてた英語トリビアよりは長生きするか?な新コーナー。
というわけで。
1、日本にある唯一の外国捜査機関の支部はATF(連邦アルコール・タバコ・武器取締局)のものである。
偶然たどり着いたmixi内のそれ系のヲタが語ってました。真偽不明。ATFの公式には支部の位置とかがぱっと見なさそうだったので…。検索してもないので(mixiで書いてる人はなんか知り合いがいるっぽい事を書いてた)多分公式にはないんじゃないすかね。すくなくとも広報はやってない。
ATFは銃器の密売なんかの摘発もやってるわけで世界有数の組織暴力が本部を構える&密売拳銃を沢山生産してる中国とかが近くにある日本に支部(つうか出張所?)があってもおかしくないとは思うけど(麻薬は多分FBIが一括)。
ちなみに
http://www.rivertop.ne.jp/wm/wm1/ptsatu/tatf.html
ここ、制服売ってる…。アメリカ国内持込禁止って処理はそれだけでいいのかなぁ…。
社会人のフリをしはじめて早くも一年、経とうとしている。そんなある日の電車の中で思った事(やっぱ風邪です。体内ぐちゃぐちゃ)。
例えば我が身を振り返って、小学校の時は中学生が、中学生の時は高校生がやたらと大人に感じたって経験はある(はず)。でもその高いと思った壁の向こう側からさっきまでいた所を見てみると実は大して差がない事に気付く、ってのも多分ありがち。
社会に出るのも「今度だけはきっと大きな差が」とか思っていたけど結局同じ事。勿論適応するまでは大変なわけだけど(まぁそりゃ中学生になった時だってその時分なりに大変さは感じていたわけで)慣れてしまえばなんという事はない。単に「変わった」だけなのだ。まぁうちの会社は変な会社でスーツも着ないし出社時間も適当だしその辺がそう思う原因のひとつではあるのだろうけど(前サークルみたいだねって他の部署の人に言われたし)。学生となんも変わらん頭の悪い(というか考えてない)人も沢山いるしやる気の無い人もいる。
でも仕事って結構システムで、組んでしまえば誰がやっても動く。その為に例えば挨拶とか色んな色んな(頭を使う事から解放させる)仕組みが出来ているのだ。そのシステムが存在せず、いわゆる「頭のいい」「機転の利く」人じゃないと出来ないのならばニート以外のほとんどの人が仕事に就けるなんて現実はうまれない。ま、勿論個人の能力がそこに色を添えていくわけだけど。
僕らの業界は比較で言ってしまえば「頭のいい、学歴の高い」人間が集まる業界と考えられるであろうとは思う(嫌な言い方だけど…)。でもそれは頭が良いことを示すわけではない。「ルール(行動の規範となるテンプレート)を沢山知っている」事を示すのだ。例えばうちみたいな外資ならば「外国人のルール」を知っている人があつまるわけ。そしてそのルールを心地よいと感じる人たちといちゃいちゃと仕事をしていく。
大体ルールというのはレールで、任せていれば間違いない自動的な反応(要するに「影響力の武器」で言う「カチッ、サー」反応だね)だから近しいルールを両方同時に取り入れるのは難しかったりする(なぜなら自動的に出来る反応というのは考える必要もなく自明でなければならないわけで)。そういう意味で「外国人のルール」に染まってしまうと(特に違うルールを受け入れる文化に欠けるきらいがある日本では)途中から日本人のルールで動く社会に溶け込む事は難しかったりするのだろうな、と思う。それでも溶け込めるのが「個を尊重する」というお題目で自分を曲げずとも社会に入っていけるアメリカのようなところなのかなと。
うちの業界は多分沢山の業界と仕事をするという意味では他に並ぶもののない業界だと思う。そうやって暮らしていく為にはルールを沢山知るか、自分のものとせずともそれに柔軟に適応できる能力が必要だ(そのはず)。だけどそんな業界でありながらウチは…。
僕は別に帰国子女じゃないけれど多分外資のルールの方が好き、ただし人生の大半を日本で過ごしている身として日本のルールも知ってるし好き嫌いを別として従わなければならないと思っている。だから外資にいても「日本的でないもの」に対して色々と考えを巡らせてしまったりするのだろうなぁとか思ったりもする。
そうそ、「外国人のルール」って書いたけど外資の考えかたからファイバーミニの広告はでないな、と思った。だってあれの面白さ、多分言葉(=論理)で説明できないもん。あの手の微妙というかユル系はね。どういうブリーフ(というかプレゼン)するとあれが通るのか不思議だけど…って別にアレのネタが酷いって事じゃなくアレを多少でも言語化して論理づけて他人に説明する、って現場が想像できないって話。だってあれってノリとしては会議で煮詰まっちゃって退屈になったクリエイターが落書きしてたのを彼(クリ)がトイレ行ってる間に隣のディレクターが目をつけて勝手みんなで回し読みしてクスクス笑って…みたいな感じじゃないすか。面白いんだけどね。
ま、そんな横道がありつつもなんとなく書きたい事、でした。
さて、今日は他にも仕事で色々考えさせられた日。
ま、またもや実際に進行中の案件でやばいので詳しく書けないのだけれどここんとこほぼ専従でやってるのはあるクライシスコミュニケーション。ある事件をきっかけにあるもの(まぁ仮に物質Aとしようよ)に対する疑惑が広がってそれを払拭するために勉強会をやろう、って話。この案件の拾い方が凄くて、もっぱら役立たずとの誉れ高いうちの顧問がなんと事件を報じる新聞読んでいきなりその会社にTelしたみたいなんですよ。一応海外にある本社の社長を知ってたみたいではあるんだけどそっちじゃなく日本の方にね。それでだまくらかして仕事にしちゃった。その力業がすごい。まぁ業界的にとっても怪しいのであまり継続的にはお付き合いをしたいタイプではないのだけど(グレーだけど金は持ってるし払いはいいタイプ、かな)「新聞にネタが転がってる」ってのはすごいな、と。自分が新聞読まない事を反省しました正直。
ただこの人、元Dなんだけど態度は悪いし実務能力は微妙。日本の代理店にいたのに日本語ちゃんと書けないし事実関係の数字とかを頻繁に間違えるので相手からすると多分かなり心配だろうなぁと思う。あと喋る内容も大した事ないし(偉そうなのに笑)。
だから社内的には相当バカにされてる&相手にされてない。僕もそう思ってた。でもこの人にも凄い面があるんだな、って見直したわけ。凄く日本企業で
■今日学んだこと
昔ちょろっと書いてた英語トリビアよりは長生きするか?な新コーナー。
というわけで。
1、日本にある唯一の外国捜査機関の支部はATF(連邦アルコール・タバコ・武器取締局)のものである。
偶然たどり着いたmixi内のそれ系のヲタが語ってました。真偽不明。ATFの公式には支部の位置とかがぱっと見なさそうだったので…。検索してもないので(mixiで書いてる人はなんか知り合いがいるっぽい事を書いてた)多分公式にはないんじゃないすかね。すくなくとも広報はやってない。
ATFは銃器の密売なんかの摘発もやってるわけで世界有数の組織暴力が本部を構える&密売拳銃を沢山生産してる中国とかが近くにある日本に支部(つうか出張所?)があってもおかしくないとは思うけど(麻薬は多分FBIが一括)。
ちなみに
http://www.rivertop.ne.jp/wm/wm1/ptsatu/tatf.html
ここ、制服売ってる…。アメリカ国内持込禁止って処理はそれだけでいいのかなぁ…。