クラシックって難しいと思われてる。というか自分自身つい数年前まで思ってた。アバドが5m位のところにいても爆睡してたし。オケの曲ってなんであんな長いかねポップスなんて大体5分なのに、とか思ってましたよ正直(結構今でも思ってたり)。

 今民音のサイトで楽譜を探していてその検索が結構頭悪いもんで正式名称とかを探し回っていたわけです。すると。

http://chorch.fc2web.com/title.html

こんなページに。
日本人の明らかに狙ったような曲は兎も角クラシックの普通の大作曲家の狂った曲名が面白い。

 ハイドンの交響曲第60番「うっかり者」は最初わざと狂ったチューニングで弾いて途中で気がつき、演奏を止めてチューニングをしなおす…らしいし

 自分が一番好きな曲「月光」の作曲者ベートーベンなんて
「失われた小銭をめぐる興奮」、
「冷たく、生暖かくはなく」、
「作品が出来上がった、金を調達しろ」、
「お願いです、変ホ長調の音階を書いてください」
等先生どうしたんですか状態。ちょっと調べたらベートーベン、こういうの始めたの1817年(47才)からですね。聴力が落ち始めた頃とちょっと重なるかも。まぁ若い頃からコツコツ書き溜めてたんじゃなくて良かった。

 あとあと語感としてはサティの「犬のためのぶよぶよとした前奏曲」なんかどうしようもない感じ!

 あとコンセプチュアル?なものとしてヴィオラの達人ヒンデミット作曲(厳密には編曲かも)「午前7時に村の井戸端で二流楽団が初見で演奏する『さまよえるオランダ人』序曲」なんかそもそもチューニングをわざと狂わせてその上途中で別の曲になっちゃうという…。カルテット用の曲らしいんで弾いてみたいっす是非。

 似たようなものとしてそのページには載ってないけどチャールズアイブスの「Country Band」ってのがありますね(田舎のへたくそなブラスバンドの演奏を忠実?に譜面に再現したんだったかなんだったか。譜面どおりに演奏すればするほど下手に聞こえるらしい…)。多分どっちかがどっちかを参考にしてる…って両方重症だ。って
http://64.233.167.104/search?q=cache:HfOQy75XgBQJ:www3.ocn.ne.jp/~tad.wind/osirase.html+Country+Band+Ives,+Charles&hl=ja&lr=lang_ja

…日本のオケが演奏会でやってる…しかもアンコールでもなくプロが…

 昨日HDDが変な音をたてて止まったので本気で移住を考えねばなりません。これを書き終わったらやるか…あ、その前に楽譜書かなきゃ。

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