料理の鉄人。

2004年2月2日
 …青椒肉絲を作ってみる。
半年に一度くらい、いきなり料理をしたくなる。夕方まで何もせずなんか今日暇だなーと思ったりした時に。
今日がその日。

 なぜか朝(昼)起きると頭の中は青椒肉絲。何故毎度毎度思いつくのが野菜炒め系かという疑問を自分に対して抱きつつもまたもインターネットを駆使してレシピを探す。あと一時間強でテストだというのに。

 テストを受けつつ爪を研ぐ。問題はRiskControlとRiskFinanceの違いを書けとかそういうの。なんか全く勉強?してないので元からの知識で勝負、な感じで。それでもどうにかなってしまうあたりがなんだかなぁ教授も半年間教えた内容を問うた問題作ってるつもりなのに可哀想に…等と他人事のように考える。

 テスト後偶然となりの教室でテスト受けてた友人とCDを買いに生協へ。全くクラシックを聞かない人なのに僕に影響を受けたのかシューベルトの冬なんとかが欲しい、などと言い出す。シューベルトなど知らん、というとお前クラシックやってるんだろう一応、などといわれる。知りません。弦楽合奏は時代が偏っているのですシューベルトの作品はありません等と無駄な抵抗(「死と乙女」はあのマーラーが編曲したものがあります。四重奏版だけど合奏でやったりも)。

 青椒肉絲。スーパーに行って気付いたこと。狂牛病。実感。牛肉のコーナーが小さい上に国産しかないでやんの。〜牛とかじゃなくていいって。普通の切り落としは5百円とかだった気がするのにいまじゃ7百円越えです。一緒にピーマン買ったら1000越えちゃって。高い。

 帰宅。フラメンコの巨匠パコの演奏を聞きつつ(演奏と一緒に手を叩いたりして)料理。青椒肉絲とフラメンコ。しかし有ると思った材料が無い。片栗粉が無い。調理用日本酒が無い。仕方ないので片栗粉は諦め、調理用日本酒はテキーラで代用。

 この辺から道を踏み外す。

 …今書いていてなんでまたテキーラを使ったか、という謎が解ける。普通ウォッカとかジンとかそれ以外にも酒はたくさん自分専用酒蔵庫にあるんだからテキーラの前に選ぶ酒はあるだろう自分、などと突っ込んでみたりしつつ。
 …ああ、フラメンコ聞いてたからだ。
 下地には卵を半分使うらしい。しかし今家には自分ひとり。容器もないし卵半分取っておいても腐るだけ。勿体無い。という事で一個使っちゃうことに(酒が無くてもう自棄)。他の材料も倍量入れて肉を沈めるとめでたくぐっちゃんぐっちゃん。油引いてにんにくに火を通してその後肉を入れるとぐっちゃんぐっちゃん。火が通ると強烈に酒の匂い(テキーラというよりワイン系)。かなり強烈な匂い。
 
 そしてご飯にのっけて食う。肉は水を吸って縮みなんとも哀れ。高い牛丼。作ってしまった200gはどうにか処分せねば…と食うもテキーラ臭くて酔う。気持ちよくならず、ただ飲みすぎて気持ち悪くなった時のあの感じ。困ったもんだ(あとから親が食したところそうでもなかったそう。料理してる時からずっとそのカオリを浴びてたからじゃん?との事)。今日の料理ショーは大失敗でしたよ。ホントに男の料理、って感じ。

教訓:テキーラを青椒肉絲に使うのはよしましょう。

…なんでか歯迄痛くなってきた…。
ヴァイオリンの弦を代えました。いつものペースからするとちょっと間が開いたかな。三ヶ月ぶりくらい。高いからなー。

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