アイヌコタンへ(青森→阿寒湖)
2012年6月2日 非日常 ふかひれさんとバイバイして新幹線に飛び乗り、盛岡を経由して青森へ。青森では新幹線と寝台の接続に1時間くらい余裕があったので、青森在住の面白い後輩だいたちゃん(だいたひかるに超似てる)を3年半ぶりくらいにお呼び出しし、雑談。久しぶりに会ったのにそれか、というくらいふっつーの話やまあ少しの近況報告はしたけどすぐに時間は来てしまったのでした。当たり前だよな1時間…。「センパイもっと早く来ればよかったのに」とか恨み言を言われたけど、ごめん君はサメの心臓に負けた(と明言)。10月に同期とはじめての海外(ハワイ)だそうな。3年会ってないと大人になるね(同じような事を月初に元上司に言われた)。
今回っていうか最近このパターンばっかだな(京都名古屋行った時も長距離列車にかけこんでばかりでした)、と思いながら寝台に駆け込み。それこそ前にだいだちゃんに会った3年半前ぶりに寝台に乗ったんだけど(その時は青森まで寝台、今回は青森から)車両はちょっと違うとはいえ、基本的には構造ってか設備は一緒ね。固いといえば固いけどそこまで気にならず、ちょっと本読んでたら眠くなって終了。この日朝早かったしね…。
次の日、起きたら札幌。6時着。そこで発覚したのが乗車券がえらく複雑になってることが招いた悲劇…。僕は
1)前もって東京で一関→札幌間の乗車券(a)と特急券(新幹線と寝台)(b)
2)当日朝に東京で(a)を廃棄し、新たに東京→新青森の乗車券(c)と東京→一関の特急券(d)
3)当日夜に新青森→札幌の乗車券(e)がない?と思い購入
を持っていたんです。上を注意深く読むと、っていうか図を書くとわりと明快にわかるんだけど(c)がおかしいんですね。本来ならこれ、東京→札幌じゃないといけないのになぜか新青森で止まってる(eは不要だったはず)。これには原因があって、2)の話を駅員さんに相談してたらJRの管区(っていうの?)をまたぐ話しだもんでなんか思った以上に複雑だったらしく時間がかかり、発車時間間際になっちゃったんで駅員さんがあせってたんですね、多分それで間違えたんだと…。
札幌で降りるときになくしたと思ってた(a)をみつけてしまい、駅員さんに相談して、結局(a)を後日払い戻し(JR北海道では対応できないので東日本の駅にいってね、という事らしく)という決着がつきましたがこれをわかってもらうのに時間がかかった…そりゃ駅員も困るよね。まったく未使用の(a)と(e)をもってこられても…って今考えるとこれ重複してるの一関→新青森間だけだからそこだけ払い戻しすればいい気もするけど…まあいいや。
で、このすったもんだをしたあとは駅の構内のおにぎり+豚汁屋さんで朝食を食べ、すぐこんどは特急おおぞらで…何時間だ。4時間くらいかな。ホント今日は移動ばっかりですわ...釧路へ。そして釧路では宿からの迎えのバスを3時間待ち。しかし釧路もなんもないので…とりあえずフィッシャーマンズワーフMOOとかいうのを見て(川沿いに建ってるけど相当変な建物、用途不明)、和商市場という駅の近くの魚市場(観光向けだね)で勝手丼という名物をお昼に。勝手丼というのはご飯と具が別の店で別売りになってて自分で具を選んで刺身を乗っけるというものなんだけど…高い。いや刺身はそれなりに美味しいしあまり食べられない具もあるし、そもそも刺身って地味にもともと高いものなのは知ってるんだけどさ…と釈然としない道化さんは凶相のままどんぶりをかきこんでいましたよ。時知らず(サーモンのうまいの)が季節だ!といってたけどほんとか。ちんまりした刺身で一切れ200円…いや、店で食うとちんまりした数切れで1000円以上だった気もするのでしょうがないというか別に高くないんだけど…けど(エコー)…。
食べてもまだまだ時間が楽勝余ってしまっている上に何もすることが見つからずとりあえず駅の反対側行ってみたけど謎のザンギ屋しかなくて、まあそれじゃあということでザンギのちっさいパック買って食べながらまた駅舎に戻ってうろうろしてたらありましたよ、古本屋。でなめてみたら好きな売れてない昔の作家のもう今は売ってなくて偶然出会うしかないような本があったので購入し、駅の売店でヤンジャンを購入し、あとはカフェらしきところで紅茶を飲みながらひたすら読んで時間つぶし。宿へのバスに乗っても寝るか本読むかで時間つぶし。ずっとそんな感じ。
本日の宿は阿寒湖に面した「鶴雅」という宿。阿寒湖の周りでは多分一番でかく、きれいでグループのホテルもたくさんもってるようです。Twitterで「道央から道東にかけてのおすすめ温泉おしえて!」って教えてもらったんだけど、確かにいいです。大型ホテルだしあまり安くはないけど、快適。
まずサービスがやたら丁寧。1ゲストずつ荷物を持って部屋に案内し中の説明もしてくれたりいろんな所に人が配置されていて、まあきっとコンサルみたいな人が見たら「人多すぎ!」って怒りそうなくらい、館内にサポートしてくれる人が多い。そして部屋の内装も暗めだけどうまく木を使っててとても素敵。和洋室という、ベッドの横になぜかたたみで上がれる部分がついてるという謎仕様だったんだけど内装の雰囲気は今まで泊まった事があるホテルの中でも1,2を争うまとまり。色に統一感があるし、清潔だし。なのになんで廊下が普通の宿…というか壁紙ピンクやねんってのが少し残念ではあって、これを内装にあわせる(って普通ぎゃくやが)ことができたらもう何も言う事はなくなるでしょう。
風呂もかなりいいです。大浴場はB1と8Fにふたつあって時間で男女交代、両方入ってきたんだけど8Fは屋上が露天になってるからホント何もさえぎるものがない空を見ながらぼーっとできるし、B1のほうも湖が見渡せる。大浴場自体の面積も相当広くていろんな風呂が楽しめるし、清潔です。すばらしい。改善点があるとしたら露天にはやぶ蚊?の大群が所々にいるので、あれを追い払えれば…男の子はともかく、女の子にはつらいでしょう…。あと温泉としては多分単なるお湯です。特に何かに効果があるとかそういうのはないと思うんで、湯治とか楽しい!って以上を求めるなら多分別のところへいかれたほうがよいかと思います。ここも誰かときたかったなー。ひとりでも楽しいけど、きゃいきゃいしたらもっと楽しそう。
知らなかったけど、阿寒湖ってアイヌの拠点なんですかね。ホテルの周りには「アイヌコタン」というアイヌ土産?屋が軒を連ねる通りがあったり、そもそもこのホテルもアイヌテイストをいろんな所に取り入れていたり。しかし「アイヌ部落」って抵抗なく書いちゃう/言っちゃうのはカルチャーの違いかねえ。僕アイヌの模様結構好きで、あれを取り入れた布で作ったシャツとかほしいなーと思うんだけどそういうのはなさそう。木彫りの熊、みたいなんだけじゃなくてそれこそ京都の若い人がやってるみたいに自分の民族の色んなものを現代とミックスしたら結構面白いってこともあるんじゃないかなと思ったりするんだけど。
今回っていうか最近このパターンばっかだな(京都名古屋行った時も長距離列車にかけこんでばかりでした)、と思いながら寝台に駆け込み。それこそ前にだいだちゃんに会った3年半前ぶりに寝台に乗ったんだけど(その時は青森まで寝台、今回は青森から)車両はちょっと違うとはいえ、基本的には構造ってか設備は一緒ね。固いといえば固いけどそこまで気にならず、ちょっと本読んでたら眠くなって終了。この日朝早かったしね…。
次の日、起きたら札幌。6時着。そこで発覚したのが乗車券がえらく複雑になってることが招いた悲劇…。僕は
1)前もって東京で一関→札幌間の乗車券(a)と特急券(新幹線と寝台)(b)
2)当日朝に東京で(a)を廃棄し、新たに東京→新青森の乗車券(c)と東京→一関の特急券(d)
3)当日夜に新青森→札幌の乗車券(e)がない?と思い購入
を持っていたんです。上を注意深く読むと、っていうか図を書くとわりと明快にわかるんだけど(c)がおかしいんですね。本来ならこれ、東京→札幌じゃないといけないのになぜか新青森で止まってる(eは不要だったはず)。これには原因があって、2)の話を駅員さんに相談してたらJRの管区(っていうの?)をまたぐ話しだもんでなんか思った以上に複雑だったらしく時間がかかり、発車時間間際になっちゃったんで駅員さんがあせってたんですね、多分それで間違えたんだと…。
札幌で降りるときになくしたと思ってた(a)をみつけてしまい、駅員さんに相談して、結局(a)を後日払い戻し(JR北海道では対応できないので東日本の駅にいってね、という事らしく)という決着がつきましたがこれをわかってもらうのに時間がかかった…そりゃ駅員も困るよね。まったく未使用の(a)と(e)をもってこられても…って今考えるとこれ重複してるの一関→新青森間だけだからそこだけ払い戻しすればいい気もするけど…まあいいや。
で、このすったもんだをしたあとは駅の構内のおにぎり+豚汁屋さんで朝食を食べ、すぐこんどは特急おおぞらで…何時間だ。4時間くらいかな。ホント今日は移動ばっかりですわ...釧路へ。そして釧路では宿からの迎えのバスを3時間待ち。しかし釧路もなんもないので…とりあえずフィッシャーマンズワーフMOOとかいうのを見て(川沿いに建ってるけど相当変な建物、用途不明)、和商市場という駅の近くの魚市場(観光向けだね)で勝手丼という名物をお昼に。勝手丼というのはご飯と具が別の店で別売りになってて自分で具を選んで刺身を乗っけるというものなんだけど…高い。いや刺身はそれなりに美味しいしあまり食べられない具もあるし、そもそも刺身って地味にもともと高いものなのは知ってるんだけどさ…と釈然としない道化さんは凶相のままどんぶりをかきこんでいましたよ。時知らず(サーモンのうまいの)が季節だ!といってたけどほんとか。ちんまりした刺身で一切れ200円…いや、店で食うとちんまりした数切れで1000円以上だった気もするのでしょうがないというか別に高くないんだけど…けど(エコー)…。
食べてもまだまだ時間が楽勝余ってしまっている上に何もすることが見つからずとりあえず駅の反対側行ってみたけど謎のザンギ屋しかなくて、まあそれじゃあということでザンギのちっさいパック買って食べながらまた駅舎に戻ってうろうろしてたらありましたよ、古本屋。でなめてみたら好きな売れてない昔の作家のもう今は売ってなくて偶然出会うしかないような本があったので購入し、駅の売店でヤンジャンを購入し、あとはカフェらしきところで紅茶を飲みながらひたすら読んで時間つぶし。宿へのバスに乗っても寝るか本読むかで時間つぶし。ずっとそんな感じ。
本日の宿は阿寒湖に面した「鶴雅」という宿。阿寒湖の周りでは多分一番でかく、きれいでグループのホテルもたくさんもってるようです。Twitterで「道央から道東にかけてのおすすめ温泉おしえて!」って教えてもらったんだけど、確かにいいです。大型ホテルだしあまり安くはないけど、快適。
まずサービスがやたら丁寧。1ゲストずつ荷物を持って部屋に案内し中の説明もしてくれたりいろんな所に人が配置されていて、まあきっとコンサルみたいな人が見たら「人多すぎ!」って怒りそうなくらい、館内にサポートしてくれる人が多い。そして部屋の内装も暗めだけどうまく木を使っててとても素敵。和洋室という、ベッドの横になぜかたたみで上がれる部分がついてるという謎仕様だったんだけど内装の雰囲気は今まで泊まった事があるホテルの中でも1,2を争うまとまり。色に統一感があるし、清潔だし。なのになんで廊下が普通の宿…というか壁紙ピンクやねんってのが少し残念ではあって、これを内装にあわせる(って普通ぎゃくやが)ことができたらもう何も言う事はなくなるでしょう。
風呂もかなりいいです。大浴場はB1と8Fにふたつあって時間で男女交代、両方入ってきたんだけど8Fは屋上が露天になってるからホント何もさえぎるものがない空を見ながらぼーっとできるし、B1のほうも湖が見渡せる。大浴場自体の面積も相当広くていろんな風呂が楽しめるし、清潔です。すばらしい。改善点があるとしたら露天にはやぶ蚊?の大群が所々にいるので、あれを追い払えれば…男の子はともかく、女の子にはつらいでしょう…。あと温泉としては多分単なるお湯です。特に何かに効果があるとかそういうのはないと思うんで、湯治とか楽しい!って以上を求めるなら多分別のところへいかれたほうがよいかと思います。ここも誰かときたかったなー。ひとりでも楽しいけど、きゃいきゃいしたらもっと楽しそう。
知らなかったけど、阿寒湖ってアイヌの拠点なんですかね。ホテルの周りには「アイヌコタン」というアイヌ土産?屋が軒を連ねる通りがあったり、そもそもこのホテルもアイヌテイストをいろんな所に取り入れていたり。しかし「アイヌ部落」って抵抗なく書いちゃう/言っちゃうのはカルチャーの違いかねえ。僕アイヌの模様結構好きで、あれを取り入れた布で作ったシャツとかほしいなーと思うんだけどそういうのはなさそう。木彫りの熊、みたいなんだけじゃなくてそれこそ京都の若い人がやってるみたいに自分の民族の色んなものを現代とミックスしたら結構面白いってこともあるんじゃないかなと思ったりするんだけど。