今から外で昼飯であるがまぁ少し時間が有るので。
昨日の広告労協ブログ(http://adunion.cocolog-nifty.com/column/2005/08/post_6f1e.html
で"Raising Cow"のBlogを使用したステルスキャンペーンの失敗について取り上げられていた。まぁそんな話今から遅いよ、2ヶ月か三ヶ月前の宣伝会議に取り上げられてたじゃん、と思って今念のためこっちの引用元の日付調べたら二月でした…同じ人が書いてたのかBPの記事のほうを宣伝会議がパクったか…。まぁキャンペーン自体は要するに大手ブロガーに握らせて商品の宣伝をさせるという稚拙なものだったんです。そりゃばれるわ、って感じですよね。ですよ。
 やっぱり企業の担当者って言うのは自社製品に愛着を持っているせいか「否定的であっても大幅な露出があればよい」という考え方には乗ってきにくいのかな、と再確認。これはうちの職場でも起こった事なんですけどね。最後にはまぁ一応名前は伏せますが辛辣さで売ってるというかなんというか、な2ちゃんねる系有名ブロガーになんか書いてもらうか、とかいうトコロまで行きましたから。流石に止めましたが。
 このrasing cowだってちゃんと時期をずらして(または新製品発売の時期にあわせてなら多少日付がかぶってもみんな納得するだろうし)皮肉って書かせればばれなかったと思いますよ。どのくらいのPVがあった連中なのかは知りませんが今や有名ブログならネタにしてもらったら(正確な金額換算ができないのがアレですが)相当の金額になるはずですから…。


 同じ記事内にあった面白かった記事。自民党の世耕さんが温度を取ってブログ・メルマガ界の有力者と懇親会をやった、って話。http://www.surusuru.com/news/archives/Entry/2005/08/28_0215.php
この辺にほぼ全文の聞き書きがあったりするのです。でもこれ出席者どうなんだろう…正直知らない人ばっかりだし自民党的にブロガーの中に味方を増やしたかったのならもっと面子選べよ、とか思っちゃったりします。いや今回の参加者だって数字的には有名なんでしょうけれども。まぁそれでひろゆき呼べ、とは思いませんけれども。

PR会社、選挙戦の攻防


プラップジャパン(自民党)VSフライシュマンヒラードジャパン(民主党)

 突然の選挙戦突入で大忙しなのは議員センセイだけじゃない。昼夜を分かたずフル回転しているのがPR会社だ。選挙の命運を握る“陰の参謀”とされるだけに責任重大。彼らはどう存在感を示すのか。

 プラップジャパン――。この7月ジャスダックに上場したばかりのPR会社だ。1月に自民党と契約を結び、「立党50年プロジェクト」や「候補者公募」などのほか、党内のさまざまな広報活動に普段から携わっている。
 自民党が広告会社ではなく、PRを専門とする企業を使うのは初めて。同社の起用を決めたのは「プロの知恵を借りたい」(党幹部)という理由からだ。03年の衆院選、04年の参院選で、民主党の攻勢にあって期待した結果を残せなかった反省がある。
 プラップジャパンはどんな活動をしているのか。同社も自民党本部もなぜか口を閉ざして語ろうとしない。口外したくないほど大きな役割を担っているからか。自民党関係者がこう話す。
「プラップの担当者は、ふだんから党広報本部長とともに行動することが多く、幹事長室や政務調査会などのメンバーともつながりが深いですね」
 さまざまな提案から文言のアドバイスまで広告の手法を用いたアプローチが得意。当の党広報本部長もマスコミ取材に対して、「第三者の視点は刺激になる」とプラップの役割を評価する。

 民主党をサポートするのが米系PR会社の「フライシュマンヒラードジャパン」。2度の選挙で民主党の躍進を支えた実績を持つ。世論調査などマーケティング手法を取り入れたメディア戦略がうまいと評判だ。
「党が決めた方針を具体的なカタチにするのが彼らの仕事。キャッチフレーズやコピーなどイメージづくりに長けている」(民主党関係者)
 04年参院選で岡田克也代表の“頑固さ”を売り出したのも同社の手法だった。
 岡田代表のテレビ出演では、限られた時間内で収まるメッセージをつくり、併せて話し方も指導。化粧もするというきめ細かさだ。
 気になるのはプラップとフライシュマンの攻防の行方だ。
「選挙は郵政解散。本来なら小泉自民党対岡田民主党という対立軸だが、今回は複雑。自民党は郵政に反対した議員潰しも同時にやらなければならないからだ。初めて選挙を手がけるプラップには荷が重い。その点、民主党は争点を郵政ではなく、政権交代に置いて戦おうとしているのでやりやすい。フライシュマンに有利でしょうか」(マスコミ関係者)
 軍配はどちらに。



8月13日、gendai.netより。日刊ゲンダイの記事と同内容なのかな?
まぁ一応プラップの契約が続いていた(一応最初は6月までの契約だったはずなんで)事が確認できた、という事で(テレビなんかで取り上げられた、らしいという話は聞いていたんですけど)。しかし選挙のことはどうなんでしょう。選挙参謀については非常に興味の有るトコロで別途勉強したいと思いますがその辺を引き入れないでプラップがもし自力だけでやってるなら大変だろうなぁ、つうか「客観的に見れば誰でも出来る事」は出来るだろうけどそれ以上は大変だろうなぁ、と思ってしまう次第で御座います。だって政治の知識とか…。

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