楽しい一日(サンキュー・スモーキング★★★★★)。
 楽しい一日でした。こういう日を、覚えていたいなと思います。無理だろうし、でも少しの抵抗としてこういうものを書くわけです。

 まず最初は髪を切りに。愛する?美容師さんが辞めちゃったので次にどこ行こうかなぁ…と帰国以来考えたり別いろんな店の前を通ったり(基本意気地なし)していたのですが結局同じ店の引継ぎを試してみよう、という事で再訪。男の人だったんですが結構おっかなびっくり?で切られたのが微妙…ではありましたがちゃんと切ってくれて喋りも及第点、という事でそのまま行こうと思います。基本的に男に切られるのイヤなんですけどね…でもまぁOK。

 かなりさっぱりした(なんせBeforeは「なんか引きこもりみたいな髪型だよね」ってボケたら同意されたくらい…どんな自爆だよ)後は急いで日比谷へ。なんか結構詰まった日なんですよね。シャンテ地下の謎のカレー屋で食し、映画「サンキュースモーキング」へ。カレー屋はとにかく安かったです。別にたいしておいしくなかったけど安さはすごい。美味しくはないけど値段考えると赦せてしまう。

 肝心の映画。いいです。最高です。超黒いです。MODs特捜隊入りたい(おいおい)!いちいち台詞が最高すぎてとても1つを選べません。見るべきです!「飛行機が落ちたらボーイングのせいにしますか?」は銃規制論に対するよく使われる例えですよね。MODsの皆様が最後には主人公の子供とまで仲良くなって子供のディベート大会の表彰式で一緒に大喜びしちゃってまるで家族になってる辺りがほほえましいです。間接的人殺しの癖に笑。僕は特にマリア・ベロが好きでしたねー悪女最高。
多分DVD買います。すごく勉強にもなるし。あと細かい笑える所が結構有ったんで多分再見すればまた発見できるかと。

 唯一といっていい残念な点はウェブと訳語が違った所。「ヴァーモント州はチーズに関しては…」という台詞を一応決め台詞みたいにしてるんだからその訳が字幕では違ってるってのはないでしょう…。ウェブ見てから映画見た英語わからん人は「そんな台詞なかったけど?」って事になっちゃう…。まぁ翻訳とウェブ構築なんて平行でやってるんだろうからこういう事もあるだろうけど。

 まぁそんな細かい事はどうでもよくて、名作だな、という事でした。映画鑑賞後は銀座は近い、という事でShanghaitangへ。冬物が熱いです。ってまぁ毎回熱いんですけどね。革のロングコートがよすぎました。17万円弱かな。買っちゃいそうです。バカだと思いますがなんというかスラっとしていてすごくシルエットがいいんですよね。あと裏地がピンクで下品(プラス評価)。まぁ即決できるほど給料貰ってるわけじゃないので「稼いできます」って言い残して去りました。でも欲しいです。道に17万円落ちてたら即買います。ってか10万でも買うけど(馬鹿。いつもいる店員さんの話ではバーバリーとかと同じような立ち位置、つまり最上級(近くにビル作ったGUCCIとかね)の一個下辺りのクラスを狙ってるとのことでしたが…。ちなみに来週の一周年では特にパーティみたいな事はやらずにシャンパン開けるって程度だそう。やっぱ売れてないんだろうなぁ…。撤退する前に買わなきゃ笑。

 んで店を出てそのまま学校へ。学園祭で弾く事に、ってのは昨日の日記に書きましたね。着いてみたら巻きまくってるとの事でN林との打ち合わせもそこそこにすぐ演奏。「できるだけ引き伸ばせ」との指示だったのでぐだぐだな曲紹介を絡めたトークもいれつつ進行しました。僕以前はみんな普通のクラシックをやってたわけで、N林がmixiで書いてたようにかなり浮いてましたね、うちのプログラム。まぁ狙ったんですけど(シャツは当然スタンドカラー)。しかも途中で「弾きながらめくったら次の譜面がない」というすごいオチまで…。馬鹿ですね。でも何故か凄くお客さんが笑ってくれて事なきを得ました(何事もなかったように次の曲へ)。

 演奏は営業終了ちょっと前までだったんでそのまま最後までぼーっとつきあい、OG(つうても後輩)を1人捕獲して飯を食いに。夜第九オケの練習があったのでそれまでの時間つぶしたかったのですよ。でも営業終わったのがかなり早い時間、しかもその後輩のん(四年生)は戻ってまた練習する、という事で学校の近く縛りがあってやってるところが居酒屋しかなく、結局サシノミに突入。勿論練習はブッチでした。のんもなんか赤くなって結局練習相手に楽器を預かってもらってさらに待たせた挙句練習をブッチ。馬鹿です。相手は絶対怒ってましたね。

 んで途中からのん彼(ちなみにサークルでここを知る唯一の人間。合宿総括でも書いたけど勝手に検索エンジンからたどり着いたらしい)が合流。ずっと研究室にこもってた彼は飯がまだだ、という事で三人共通の帰り道飯田橋ワタミへ。こんな少人数で和民って始めてかも…なんて話をしつつ犠打(のん彼)は飯を食い、うちらは既におなかからあふれそうだったのでそれを見物しながら飲んでトーク。まぁ今のサークル事情からオオサカ(死体系一年生)がいかにおかしいかまで。あと自分の仕事の内容とかの説明とかもしたかな。って俺ばっか喋ってたのか?よく覚えてない…。

 んで結構限界近いな、と思いつつ二人と別れ、計画のコースに戻って土産を渡しに四谷へ。そうしたら先客がいてワインを持ってきていてご相伴させていただく事に。なんでもロマネコンティの作り手が作ったとかいう白、あとその後先客の夫君が現れて更になんか赤までご馳走していただいちゃいました。でも店で座って何も飲まないのもアレなので…という事で一杯注文し、結局一杯しか飲まないつもりが三杯に。結構厳格に計算して残り杯が決まってたのでやばかったです。結局寝て地元まで帰り、タクシーで自宅まで運送されました。久しぶりに上着をハンガーにかけずに倒れこみましたね。

 思い返してみると何が楽しかったのでしょうね。よくわかりません正直。一つ一つの事は普通にあることなんですがそれが重なったのかな?これ書いてるのは日曜の夜なんですがなんかすごく思い出して切ない気分。明日から正社員ってのも勿論あるし今日その学園祭の打ち上げに行きたかったのに祖母宅行く予定入れちゃった自分の迂闊さってのもあるんですが…。

 多分すごく「学生らしい」事をしたのかな、と。もう学生じゃないけど。合宿終わったあとの寂しさと似てるのかもしれません。あーそう、もう合宿行く事はないんですよね僕。せつないな。昔僕の三個上の人が「四年になって初めてサークルが楽しくなった」って言ってたけどそういう気分かもしれない。後輩もみんな可愛いしさ(一部うざいけど笑)。出来るだけ練習行って、12月の演奏会には出たいな。

 明日から頑張ろう。別にやることなんてなにも変わらないけれど。

[悲しい気分なので庭でタバコを吸った後ウィスキーです。飲んでます]

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