ようやく週末弾丸・上海滞在記。 
 無目的に上海に来ています。みんな「わけわからん」とか言うけど、たかだか週末を使ってやる遊びじゃないですか。別にいらんでしょ目的なんて。みんな「何目当て?万博?」とか言うけど、別に興味ないです。ホントに万博関連何も見なかったし(とつっぱる)。
 まぁでも一応、3ヶ月の試用期間も5末で終わるし、今の会社を選ばなかったら行っていただろう上海音楽院を結局一度も見れてないからぜひ一度とは思っていたのは確かで、それが目当てといえば目当てだったのかな。

 それにしてもなんか俺ホント最近旅行が好きな人と化してるね。あんまり自覚はないというか「~にいきたい!」とかいつも考えてるわけでもないんだけど、でも最近ちょっと長い休みには絶対どこかへ出国してる気がするし、去年のシンガポールとかこの旅行とか、休みがなくても無理やり休んだりなんか色々してちょこちょこ出てる。一人でこうして外に出ると色々考えるし、色んなものが全然違う土地で感じるものってのは意外と色々あって、それが好きなのは確か。まぁでも流石にそろそろ行きたい場所ってのもそんなにないし…とかって言ってるとまたどうせ夏休みにどっか行きたくなるんだろうな。でもヨーロッパはこないだ行ったばっかだし、アメリカはグランドゼロが出来て10年の来年に行きたいと思ってるから今回は行かないし、ホントに今んとこないんだけどなぁ…まぁなんとなくアジアのどこかに行く気がしています。まったくあてはないけど。香港かなー。つうか金と相手、集めなきゃね。


 さて、今回は夜まで結構遊んでいたし期間が短いのでちょこちょこと日記も書けず、全て終わってからまとめて書いています。一日歩いてみて思ったのは、一面すごくシンガポールと似てます、上海。まぁシンガポールだって中華系多いしアジアなわけで当たり前といえば当たり前なのかもしれないし、そもそも俺アジアって他あんまり知らないからって気もするけど、デパートの構造とか建物の外観(例えば上海のタイムズスクエア見たらもうあれシンガポールのオーチャードにある新義城だし)とか、なんかあまり似ている国とも思ってなかったのに似てるのが面白い。あーでもやっぱ人間の量とか動き方とかは全然違うし、やっぱ中国はゴテゴテと派手だけどね。

 今回の旅は木曜から。普通に会社を終えて、なんとなく誰かと飯を食いたいなと思ったのでパーカッションを叩いてる友達を呼び出してオーバカナルへ。なんかやたら酒が回る日で、やたら顔が赤くなってたのが自分でも驚き…そしてなんか珍しく魚なんか食ったりして、でデザートはチョコ選んだんだけどそれがあまりにも予想通りだったらしく、デザートメニュー出てきた瞬間に相手が半笑い。で「チョコくれ」って言った瞬間爆笑。覚えてないけど彼女とご飯を食べる時はいつもチョコ食ってるらしい…といったことを指摘されたりしていました(その子的には絶対チョコを頼むと思って実際頼んだからツボだったとか)。つうか俺洋菓子苦手なものが多いからデザート、っていうと結構チョコにいっちゃうのよね!いや好きだけど。チョコ大好きだけどさ。

 宿は成田に取ってあったので流石に早めに行動しないと電車なくなるだろ、ということでさらっと解散。いやぁ普通に行くと成田って遠いですねホント。しかも成田空港までの便は終わってて、京成成田からタクシーってのがまた予想外に遠い。3000円とかアホかと。せっかく宿泊費安いのにタクシー代でフイになってんじゃん。色気出して飯とか人と食わないでさっさと移動しときゃよかったって話なのはわかってます。 とにかくもう日付変わりそうな時間にホテルに入り、この日はセットになっていたビールを飲みながら割合すぐに就寝。

 別に旅行に限らずだけど慣れてくると驕りというか変な慣れが出てトラブる、って話はよくするんで結構今回は警戒というかなんかやっちゃうかなーと思ってたけどそんなこともなく、余裕の1時間前チェックインで普通にフライトして、普通に入国。ホテルへも迷わずにいけたしね。ホテルはマグニフィシェント(華美酒店だったかな)という8号線の大世界と老西門の間くらいのホテル。大世界は人民広場から1駅だし、金陵東路という楽器屋街の最寄駅、めっちゃ中心部…なんだけど8号ってあんまりメインの路線じゃないようで別に他で使わないので、結局どこへ行くのでも一旦人民広場に出なきゃいけなくてそれはそれで面倒なのでした(地下鉄はもともとは1号と2号しかなかったらしく、今でもその2本がメインなんだとか)。安いしタクシー移動前提にしちゃえばいいのかもしれないけど。あ、でも新天地も豫園も普通の人の徒歩圏内です(15分とか?)。宿自体は広いけどぼろい、細くて高いよくある上海の建築って感じでもう少し掃除しろとは思うけど…まぁ値段並で、別に不満に思うほどではありませんでした。

 で着いて落ち着いたらまた雨だよ(前回来た時も雨だった)と思いながらまずうちの上海オフィスへ顔出し。素敵なブランドの店が入ってるビルの上にあって驚きです。なんか前職だとそういう所に見栄張って入るってわかるんだけど、なんでなんでしょうね。思ったより歓迎してくれて、みんなに色々質問されたんだけど英語だからやりとり辛いわ…。うちの上海スタッフって日本人いなくて、公用語は完全に中国語。そしてみんなかなりいい英語を喋る。見くびってました。それでもがんばって色々話したおかげで色々ためになりました。あんまり中国クラシック事情なんか知る機会ないしね。例えばグラモフォンがクラシックの雑誌を出版してたんだけどこないだ廃刊になったおかげで使えるメディアがないとか、やっぱりコンサートシーズンは秋がピークだとか、特定のアーティストに人気が集中する傾向が強くてそれ以外はほとんど値段だけ(?)で選ばれてるとか。あとデジタルに関する危機感みたいなのはあんまりというかほとんどなし。まぁ色々特殊な事情があるにしても、自分のビジネスに必要なものだって意識は全然なくてなんか拍子抜けだわ…そういう話題を振ると「なんでそんな趣味の話すんの?」みたいな反応。

 で、オフィスを出て次なる目的地は上海音楽院。後から知ったら2番目に会った元同僚の家の近所だったんだけどまぁそれはよくて、なんか小ぶりな音大でした。日本のどの音大よりも狭そう…でも後からその元同僚は「すごく広い」とか言ってたからもしかしたらなんか建物の裏に道でもあってまだ敷地はあったのかもしれないけれど。ちょろっと中を散歩して、終わり。周りに楽器屋たくさんあるよ、とか書いてる人もいたけど、そこまででもないです。
 ていうかピアノ多すぎ。金陵東路でもそうだったけど、やたらピアノ屋が多い。楽譜もピアノ向けばかり。日本も昔はピアノ習得熱がすごい盛り上がった時期があったからそういう良くあるパターンなのかそれともお国柄なのか、10年後が気になるところです。ちなみにうちの上海スタッフは「よいピアニストを探してる」とか言ってたのもなんでピアニストなのかちょっとひっかかってたんだけど、もしかしたら単純にピアノ人口が多いからレベルが高いとか、逆に客もピアノが好きとか、そういうやつなのかもね。あとピアノ屋には決まって…とは言わないけど、白いピアノとか赤の変形とか、わけのわからんものがディスプレイされてました。やっぱ中国やな。
 ぶらぶらして、教えてもらった楽譜屋(うちのスタッフはみんな上海音楽学院の卒業生)行ったらピアノばっかりでがっかりしてたらもう結構いい時間だったので待ち合わせ場所へ。

 1日目に会ったのは大学在学中に短期留学で一緒だった男で、人材業だったんだけど去年の不景気直撃を受けたりして一大決心、英語も中国語もほとんど喋れないのに上海に来てしまったという人でした。スタバで待ち合わせだったんだけど現地人と相席で新聞読んでるから違う人かと思って散々探したっつー。
 会うのは日本で送別会やって以来だったんでお互いの近況を語り、上海ライフってどうなの?ってな話を聞きながらきれいめな中華料理屋で飯を食いました。気を使ってくれたんだろうけど普通すぎ!な料理だったけど、まぁ普通においしかった。普通に高いけど。で食い終わってちょっと外灘が見える川べりを散歩した後新天地へ移動。新天地は彼いわく「コンビニで5元で飲めるビールを60元で売るぼったくり地域」。まぁ確かに金持ってそうな白人やらおしゃれな人々が沢山。雨だったけど金曜夜ってこともありにぎやかでした。ジャズのライブハウスがあって普通に窓全開でやってるから聞こえるし、かなりいい感じでした。今日行った田子坊もそうだけど、こうやって計画的に昔の情緒と今を混ぜるのにはかなり成功してる気がする。東方明珠塔のあの下品なライティングを考えたのと同じ人種が考えたのはとても思えないよ…。和のものだってこうやって今と混ぜればもっと面白いものができるんだろうな、と思ったけどあんま思いつかないのよね。服で言えばmizraみたいなのはあてはまるのかな?

 新天地を出て、もう11時近かったのでひとまず解散。僕は歩いて宿まで帰りました。途中のなんでもない道がすごい明るくてにぎやかで面白そうだから入ってみたらなんか地元の飲食店街で、そこら辺にホタテの殻とかが投げてあったり、色々ワイルドでした。でもああいうのに混ざれたら結構楽しそう(あとから調べたら「ザリガニストリート」って言って結構ワイルド系のものが食える通りとして微妙に有名みたい)。

 で、次の日は割合遅め集合だったので遅めにおきてちょっとだけ南京東路を散歩して、今度は友人の住む中山公園へ。この駅も結構ハブ的な駅らしく、カルフールもあるし色々あるしね、ということで。集合してまずは麻辣(←漢字これでよいのか?)なんとかという麺を。重慶発祥のローカルフードらしいんだけど、具材と麺の種類、それに辛さを選ぶとそれを入れて作ってくれるって仕組み。色々入れてコーラつけて13元とかでおなか一杯。僕らが入った店はメニューが書いてある紙にチェック入れてけばいいから言葉がわからなくても安心です。こんなわけのわからんもの食う観光客はいないよね、とかって前夜とは打って変わってドキドキしつつもなぜかその店は若い女の子ばかり集まる店で我々は相当浮き上がっていました。なんで辛い麺食うのに女の子が集まってくるんだ?別にかわいさとか何もないんだけど。

 食い終わってカルフール。彼いわくカルフールはフランス系の癖にかなりローカル色が強いということで期待してたんだけど…いやいや期待通りです。特に食材(買えないのが残念)は市場じゃないのよここ、みたいなものもちらほらあったり、西洋資本のしゃれおつな店では全然ありませんでした。ああ一応そういうコーナーもあったけど、小さかったです。んで僕は中華系調味料を色々買い込んだり白酒選んだり。白酒売り場は…というか全般的にだけどやたら案内員みたいなのがいて相当うざい感じでした。これは賞もらったとかなんとかかんとか。あれで売れると報奨金とか出るのかな?しかも客いないとだべってるし、あいつら絶対人件費のムダだと思うんだけどな、とか思ったりもしたんだけど、いるからには何かわけがあるんでしょうきっと。勧められて買うのが好きな人だっていることは確かだし。

 あれ、ていうか今これ機内で打ってるんだけど、今ふとディスプレイみたら離陸から2時間経ってないのに到着まで30分とか書いてある…早すぎだろ。確かに現在地表示既に関東県内…。

 それはまあいいとして、酒を買い込んだ後は天山茶城というお茶のマーケットへ。でもここははずれ。なんか暗いし観光客ほとんどいないしで、初級な僕はとても入れませんでした。つうか雰囲気わるいって。本当はみやげ物、中国茶をコアに考えてたんだけどなぁ…。しょうがないから近々中華街に行きましょう。
 ああそうそう、全然話は逸れるけどその同行してくれた彼、中国人の彼女ができたそうで。彼いわく日本人の男は大体カラオケ嬢と擬似恋愛してるだけであまり素人と付き合うことがないらしく(なんとなく想像はできる)、ラッキーだったよーって。日系企業に勤めるキャリアウーマンだそうで、会ってみたい気がします。金曜夜に来るかも、だったんだけどなんか用事ができたとかで来ず、残念です。しかしホントまともに言葉できないのによくやるよなぁ…言い方悪いけど彼は別に駐在で金持ってるってタイプじゃないわけで、一層すごいなと思います。でもそれでも中国人怖い信用できないってな事を延々言ってました。
 
 茶城のあとは少し休憩を入れて、再び南京東路へ。どうやら南京東路から外灘に抜けるのが地方から観光にきた人たちの定番コースらしく、異常に混んでる中を突き進んでよりにもよってその道沿いの楽器屋「上海民族楽器一厰」へ。なんか自社工場持ってるとからしいけど店自体は相当小ぶりです。楽器自体も全然種類がありそうに見えないしなにこれーと思ったけどとりあえず筆談で「こういうのない?」って聞いたらちょっと待っとけ、とおっちゃんがおそらく近くの倉庫に行き取ってきてくれました。そしてそれが相当よさげだったのでお買い上げ。日本人で何人目の所有者かわからないけど、小阮というギターに似た4弦の民族楽器です。900元弱。恐る恐る値切ってみたけど全然だめ。まぁでも正直値段は結構正当に感じられたので無理だろうなと思ってたんでそれはよいのですが(俺も値切り下手!)。おっちゃんも結構好きでやってそうな感じだったし、ちゃんとお話できたらきっと色々教えてもらったりできるんだろうな、ってのは残念でした。
 
 そしてこの彼とは一番最後の目的地、上海書城へ。目的は以前来た時にパート譜が盗まれていたせいで購入できなかった楽譜。そしてそれ以外にもなんかヴァイオリンやら用でいいものがあれば…と思ったけどそれは特になし。相変わらず非合法アップロードが競合なせいか楽譜がやたら安い。著作権者に適切な利益の分配があるとは思えない40元(=600円弱)でした。日本だったら5倍以上はしますよね普通まともな曲集買ったら。
 なんか案内してくれた彼いわく(自分も確かにそう感じるけど)上海って本屋が少ないらしい。上海書城にしたってでかいはでかいけど別に上海で一番って言うほどすごいわけでもなくて新宿高島屋横の紀伊国屋の方がでかいし、他の駅にもあまり本屋がない。識字率が問題かと思いきや都会に限れば低くもないらしく、じゃあ何が原因なんだろうねーってのが結論がでないところでした。本はCDやらに比べてコピーが面倒なので海賊版ってったって知れてるだろうし(それでもハリポタクラスだとあるみたいだけど)本読む文化がないのか?って言ってもそれもなんか納得できないし。本読んでると殺されちゃうかもって過去の記憶がうずくのかしら。

 そんなんで彼と別れて一旦ホテルに戻って荷物をピックアップ、重い酒やらなんやらはメインのバックに移し変えていざ陳西南路駅へ。さっき出てきた上海音楽院と同じ駅です。そこから5分くらい歩いた所にあるおいしい湖南料理屋に元同僚が連れて行ってくれました。確かに超安、超うま。辛いけど、勧められたスペアリブなんか相当点数高かった!そしてなんか話の流れで白酒の話になり、ああそれならここにもあるよってんで飲んだんだけど、料理が濃いし脂っこいので白酒にも相当あうね。白酒あるのを知ったのが相当最後になって料理があらかた片付いちゃってたのが残念…。そして相手もあまりお酒を飲まない人だし当然白酒なんてちょっとだけ口付けて真剣に「おえっ」ってなってるし。まぁまぁ。

 元同僚は以前巨乳という名前で何度か登場している女の人で、30歳。アメリカの相当いい大学を出ていて英語ぺーらぺら、美人で巨乳というなんとなくこれだけ言うとすごいパーフェクトな感じなんだけどプライド高いしその割りに仕事はあんまりできない…というか機転が利かないのか?よくわかんないけど正直あんまり一緒に仕事したい相手じゃあなかったです。で僕が辞めるちょっと前に辞めて上海のうちのオフィスに移ってきて半年、という感じ。久しぶりに会ったらなんかやわらかくなってた気がしたのは気のせいかやっぱりあの空気が異常だったのか。色々むかつくことはあるようだけれど、それなりに楽しくやっているようでした。そうそう中国語も日常会話程度なら結構いける程度には話せていて、まずそれがすごく印象的っていうかすごいなと。さっき書いたもう一人の男の方はその巨乳より長く上海にいて(といっても半年と9ヶ月だからそんな変わらないか)中国人の彼女がいるにも関わらず笑、物買うには困らないけど、って程度なのにえらい違いです。朝ごはん一緒に食べにいったクレープ屋で店のおっちゃんに「この子は友達で決して彼氏じゃない」なんて言ってるし。
 なんとなく彼の方が生命力?あるしローカルの人とがんがん仲良くなって言葉とか喋れるようになってて、巨乳は逆に英語コミュニティから出ないで綺麗なところにだけ住んで生きてそうな気がしてたんだよね。だから言葉もそうだしそういうローカルなところに積極的に入ってみてご飯食べたりとか、そういうことをしてるのが意外というか、えらいなーって。彼女は大学で中国語やってたのがかなり助けになっているとは言っていたけど、それと週一回の家庭教師でこれくらいできるんだ、ってのがホント今回の一番の驚きです。それにくわえてうちの上海オフィスのメンバーがすごいきれいな英語を喋っていたのを聞いて、なんか言語ちゃんと勉強しなきゃっていう刺激はすごく受けた気がします。だからって教室通うかはわからんけど(と逃げておく)…。

 ご飯の後は徒歩で巨乳邸へ一旦帰宅、豫園へ。ていうかホント同僚だからって男の子泊めていいんですかね。友達がくれば泊めてあげるってのは海外で暮らしてた人にとっては比較的普通にやっていることではあるけれど、それにしたって異性ですから。しかもお前あんま俺のこと知らんやん、みたいな。安心できるほどよっぽど仲良ければあれだけどさ。いや信頼してくれた(?)のはうれしいんだけどね。
 豫園は土曜だったせいか理由はよくわからんけど、ガイドブック的にはやってる時間のはずなのにクローズ寸前。周りの商店はもう相当閉まっていて、暗い中を散策してきました。でも中心のあの茶室みたいなのはみれました。なんか昔RainbowSix(3Dの特殊部隊モノのゲームね)で突入したことがあるような気がした…。で帰ってきてなぜか流れでアンチウイルスのソフトをインストールしてあげたりなんなりして、就寝。特に色気的なことはありませんでした。ちょっとドキドキしたけどな!

 翌朝は早く目覚めてパッキングなどしつつ約束の起床時間から30分ほど遅れて起きてきた家主と共に道端で売ってるクレープ?を食べながら豆腐スープ屋?へ。クレープは香菜や甘味噌などが使われててこれもこれで相当おいしいものでした。しかも2人で2元。で豆腐スープ?食って帰宅。彼女は中国語の家庭教師が来るというので僕は一人田子坊へ。アート系の雑貨などを揃えた小さな店が迷路みたいな路地にぎっちり詰まってる不思議空間です。僕にはちょっと商売くさすぎたけど、よく見ていけばいいものもあったかも…。でも中身はともかく確実にその一角の雰囲気はとてもよくて絵になるし、さっきも書いたけどきっと政府にこういうのをプロデュースしてる人がいるはずで、その人は相当センスがいいんだろうなと思ったりしていました。多分常に先端っぽく見せる必要上10年やそこらごとにコンセプトを微妙に変えて場所も変えてこういうのって続けていくんだろうし。

 田子坊は巨乳(なんか巨乳巨乳書いてると相当はずかしい日記だ)の家から徒歩20分くらい。思ったよりはやく終わってしまったので家の近くをうろうろしてたら今更チャイナ屋が並ぶ通りを見つけてそれがちょっとショック…。よさげだなと思ったらガイドブックにも載っていた店だった竹葉なんとかに入ってジャケットを見せてもらったけど、なんかペラペラだしデザインに全然シャープさがなくてがっかりしました。しかし時間がなくてちゃんと見れなかったのも事実。ここは今後また来てみたい地域ではあります。その後巨乳おすすめのイスラム系の人がやってる店で牛肉麺を食べて、解散。次はいつ会うのかな。

 楽器を含めた大荷物を持った僕はなんかチェックインにはあまりにも時間がありすぎたので森ビルへ。でもちょっと駅から遠いのと周りの人ごみにげんなりして、その下を通過だけして、空港へ。空港で茶を買おうとしたら現金足りなくてへこんだり、上海灘でシャツが市中より全然安かったから無理やりカードで買ったり(持ってるカードの暗証番号知らないから「サインで買わせて」って言ってみたら「だめ」って言われたけど差し出された端末みて困ってたらサインで通してくれました。ラッキー。)まぁそんなことをして、フライト。すごいっすよ。楽器を無理やり(こんなんばっか)持ち込んだせいか、隣が二人ともいない席にしてくれました。気がきく!まぁチェックイン早かったからってのもあるんだろうけど、非常に助かりました(多分本当は楽器の客室内持込にはAB席の購入が必要)。そしてフライトがなぜか?やたら短く、所要時間3時間未満。行きは4時間くらいかかった気がするのに…。いいけど。というようなことをカタカタ打ちながら、今バスでTCATに向かっています。明日も普通に仕事だ…。

【写真:巨乳が町で買ったという頑張った感じがよく出ているDVD。パンダコパンダやらまでおさえてあってなかなか】

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