といった話をしていました@六本木。そうそ待ち合わせの前に時間があったんでバーの確認をしつつ散歩しました。いつもは表通り(とまぁ目的地に行く為の裏通り)しか歩かないのだけれど住宅街の中に変なものがあったりとか(例:ヒルズの裏に住民用?の公園。変な色(玩具系)のオブジェが沢山…)してなかなか面白かったです。麻布と六本木の間もあんまり歩かないので自分の中で地図が繋がってなくて(まぁ麻布はまだ全然わからんのですが…)意外な所に出たりして。
 同じ事は…例えば随分前の事だけど銀座と有楽町とかあと大手町とか?そういうところって地上で歩いた事なかったので全然別の場所だと思ってたんですよね。論理的?に考えれば繋がってるに決まってるんですが。

 さて、そうそう。今見直したら昨日の日記、だいたと云々ってのは今日の話だとは一言も書いてませんね。まぁ今日でした。ダーラナ。なんか前はスウェーデン人とのハーフと思しきほんわかしたお姉さんがいたんですが今回はかなり水っぽいイケメン男子二人。どこの店来たかと思った。そして厨房も若い女の子だし…。本当にスウェーデン料理なのかね、とちょっと疑問に思ったりしましたよ(料理も結構普通だったし…)。大体こういう民族系ってオーナーが好きでやってたりするじゃないですか。ま、料理自体は普通でした。喜んでくれたんで別にいいけど…。

 話の中身。要するにこの前ごちゃごちゃ書いたおばさんの話にも絡んでくるのだけれど…「正義を広めんとする人」と「世論を弄繰り回す事に快感を感じる人」の二種類、という事ね。んでなんだっけ…そうそう僕は勿論後者なのだけれどこの快感は三島由紀夫がどっかのエッセイで書いた「若者が芸者を彼女にする楽しみ」に似てるんだろうな、って話。世の中を正攻法で知る前に裏から仕組みを眺めてしまうという事。
 そこには確かに普通では見れないある種の真理があるのだろう。でもその「真理」とは1つだけで全てが説明できる理屈ではなく、滅多に見れない種類かもしれないがそれでも沢山の「真理」の内のいくばくかにすぎない。それを忘れてはいけないんだろうとは思うんだけどね、って話。それこそミクシにも書いたけど「常に自らが刃物を持っている事に恐れを感じる事が人を傷つけないための予防になる」という事。刃物を持つことを恐れるのではなく、それに恐れを感じる事を忘れないようにしなければならない。
 でも無意識に人や自分を傷つけてはならないけれど、目的の…とかまぁ堅いことじゃなくてももしかしたら楽しみの為だとしても兎に角意識的に決めたなら傷つける事をためらうべきでもないとも思う。「火傷するかもしれないから金輪際火を使わない」のは自分が扱ってるのが火だって事を忘れてるのと同じくらい愚か者だと思いませんか?

 ああ、そうそう。なんか最近仕事の種類についても考えたんですよね。「道化くん、あなたどういう仕事やりたいの?」って訊かれる事はまぁ前から有ったんですが職場で結構訊かれるようになってきて…それに上手く一言でまとまった答えを返せなかったので。

 僕がやりたい仕事。前その質問を受けた時には「アパレルとか」って答えました。でもこれは僕のやりたいことではありません。「政治」って答えたこともあります。でも別にこれも自分の専門にしたいわけではありません。ITは得意です、「言葉がわかる」から。でも別にどうでもいいです。出来る事が好きってどうして決めるんでしょうか。趣味として好きな事と金を稼ぎたい事が違う事が違って何がおかしいんでしょうか。そういうものが常に一致してる世界しかない単純な人間がうらやましいです。違いすぎる自分も多分平均に比べれば複雑な人間だってのも想像が簡単につく話ですが。ふう。

 話をもどして。多分簡単に分類できるんですよ。

1、やりたくて、タメになる仕事
2、やりたくないけど、カネかタメになる仕事
3、どうでもいい仕事
4、やりたい仕事だけど遊び
5、やりたくなくて、カネにもタメにもならない仕事。
6、今やりたいわけじゃないけどその仕事を先々の踏み台にしたい

 多分こんなもの。僕は金の為とか経験の為にITをやるのはいいかもしれないと思う。だから2。産業を理解するのに知恵を使う必要が無いから。助走として、ね。
 アパレルは遊び。だから4。やりたくて仕方ないけど、別にキャリアにプラスになると思わないし、自分が目指す「世の中を変える」って事にはならない。僕が多分得意で、そして好きな芸術分野の中で一番現実的に商売になる、って事もある。メセナに音楽を使うとかそういうこともやっていきたいけどこれは商売になりそうだからまぁ4ではない。
 政治は多分6。政治自体には興味が無いけれど最後の目的地に着く為に絶対に通らなければならない場所だと思っている。そしてそれは体が無理に耐えられる内でなければ、とも思う。

 そういう風に「やりたい」にも沢山(でもないか)の種類があって、そんな簡単な話じゃないです。僕は仕事じゃなければアパレルやりたいですよ。別に金にならないだろうけど。あとバンドとかそういうの売り込んだりとか。ラクだし。あと食い物系。

 そうそ、でも「なんでその仕事やりたいと思ったの?」って友人に聞いたら結構そういう趣味レベルで決めてる人間が多い気がして。「〜が好きだから」とか言うわけ。枠組みが好きならいいんだけどそうじゃなく扱ってる商品が好き。ポロシャツが好きだからラコステですか、みたいな。それって単に趣味でカネ貰おうとしてるわけで、ギター弾いて食っていきたいってのとあんまりレベル変わらんよねーと思ったりするわけ。んで意に沿わないことをやらされると「キャリアパスが」とか寝言言って転職しちゃったりね。やだやだやだ。

 とかまぁ他人を批判したりするわけですが僕自身はそういや趣味で生きてるわけで(「趣味に生きてる」とは全然意味が違います)、全部が趣味みたいなもんなんだからその中で選ぶとかそういうのはないよな、とも思ったりしましたね。好きと好きと好きから1つ選べってそれ全部あたりじゃん、みたいな。

(おなかすいたのでラーメン休憩中)

 再開。だから自分はある種の例外なのかもしれないな、と思ったりしました。どう頑張っても楽しいと解釈できない事からは自分の知力の限りを尽くして逃げるようにしているし。

 なんかおなかいっぱいになったら書きたい事が減ってきたような…。まぁいいや。今日はあとT1と山の打ち合わせをしましたね。大体決まり。あとは入り時間さえ決まれば、って感じ。
 

 あそうそう、今日も六本木の後四谷に流れていました。"Bar"っていうのは昔荒くれが勝手に樽から酒飲んじゃったりしたからそれを妨害する為に棒(bar)を渡したのが語源なんだよ、といった事を教わっていました。なんかあんまり暇だからバーテンダー向け教科書みたいなのを読み直してたみたいなんですね。あとはHUBがどうして成功したかみたいな事の分析とか。

 そうそう、今度恵比寿の社長と会ったら聞いてみたい事が1つ。昔は「知る人ぞ知る店」を作るのは簡単で、単にメディアに出なければよかった。でも昔はそうやって自分の所で出来たコントロールが最近は出来なくなってきている。インターネットにかかれちゃうから。例えばaskUとか。だから客層を自分で作るというのが難しくなっているんじゃないかと思う。本当に店それ自体の内装とか価格とか店員の印象とかで判断されてしまう。
 これはちょっと前書いた事に関連することだけれど…。つまり恵比寿は普通ならかなり高い酒が安いが為に安い客が集まってる気がする、という事ね。それを防ぐためにはどうすればいいのか。そこら辺には勿論結構気を使っててオフィシャルのブログも検索にはひっかからないようにしてあるらしいし勿論ぐるなびにも載っていない。それでもそうなってしまう事を考えてどうなんだろうなぁ…みたいな。まぁ別にaskUの影響じゃないかもしれないけど…。

 あ、なんかこのCD(イギリス?のZero7ってチルアウト系)のゲストボーカルの名前が見覚えあると思ったらSONYのBRAVIAのCM(スーパーボールが降るやつ)で歌ってたホセさんでした。確かどっちが苗字でどっちが名前だかわかんねーとかいうコメントをした気がします(してませんでした)。動画が見れるサイトを前掲載してたのでそのURLにトラックバックしてみました。自サイト内でのトラバって有効なのかなぁ…。なんかホセさん、こうして訊くと声、KingCrimsonに似てませんかぁ?ちなみにCMに使われてるHeartBeatって曲は

http://hype.non-standard.net/artist/Jose+Gonzales

で聞けます。あとは曲名でサーチサーチ。ていうかこのサイト、やばくないっすか?いま見つけたんだけど聞き放題だし…。サンフランで聞きたかった(チケット売り切れて諦め)…。

 明日は祖母の誕生日なので祖母宅みたいです。というか世間はお盆ですか、ちっ。ってまぁ別にまだ忙しくもならないのでしょうが。ていうか今日の日記は異常に長いですね。

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