語り継ぐこと

2020年4月27日 日常
 緊急事態になり結局まだ4月からの会社に出勤できず、おれは何をしているのだ気分が相変わらず続いております。1月22日かな?春節の休みに突入して以降、海外放浪と時を同じくしてというか追いかけるようにコロナが各地で発生、それでもあんまりひでえなと思わずそのまま2月の頭に帰国、そしたら中国が国境閉鎖して戻れなくなり東京からリモートで勤務開始…とはいえ電話会議ベースだし中国側も混乱してる(その上強制フルリモート)で仕事してるんだかなんなんだか、な状態が長く続き…うーん、要するにもう軽く3か月くらいまともに仕事してないんですな。わはは。

 この異常な事態が長引くにつれて家にはいづらくなり、家を借りることになりました。しかし期間不明(状態が戻ったらできるだけ早く次の任地にいく)でどのみち短期だとなかなか難しいんですよね賃貸って基本2年単位だし。とはいえ普通の賃貸は4月新生活需要見込んでいたのがかなり崩れたはずなので空き家はたくさんあるはずなのに、まあマッチングの問題ですね…。こうしたマッチングの問題は需要と供給の両方がしっかりしていれば自然と誰かがやり始めるんですが、問題は僕は多分かなりの特異例で、供給は腐るほどあるけど需要がないんですなー。そりゃわざわざこの時期に動こうとおもわんもんな。

 結局この件はご友人というかオトナが救いの手を差し伸べてくれ…なんなんでしょうね、ありがたいのですが。生きてりゃこんなこともあるんだなあという感じで、引っ越してきました。
 前もちょっと書いたかもですが、数年前にちょいとの期間中国の大富豪の世界を見ていたことがありまして。いまはその日本の…いや大富豪というよりは「背景のある人たち」の世界なんですよね。僕ぜんぜんそもそもそういう世界の住人では当然ないのでどう踊ればついていけるのかよくわからんのですが、不器用でもがんばって踊ることが大切と思って日々踊っています(ていうようなことを30代も半ばを超えてやると思ってなかったよほんと)。

 しかしそうやって「踊らせて」もらえるのって、なんか前も書いた気がするけど自分が上の世代のある種の層から「語り部」として見込まれているんではないかと思ったりするんだよね。過去に色々あって体験しているがなかなかそれを適切な人に渡せず困っている(困るってのともちょっと違うかな)人って実は結構いるんですよ。それをきちんと聞き、そこから何かを学び取るということをすることが仕事とかとは関係のない自分に課せられたお役目なのかもしれないなと思うわけです。まあこれはなんだろう、この年って(僕が今聞かされているような壮大な話じゃなくても)そういう立場になる年代なのかもしれないけど。

緊急事態延びそうな気がするけど、じゃあこれ終了条件なに?ってなってる気がするよね。超厳格にやってる中国ですらちょいちょいぶり返してるの見ると。

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