帰ってきました。日本ではNPCですら日本語をしゃべるので街の情報量が多くて若干うざったいです、という感じ。中国にいたら、日本語をしゃべるのは基本自分に関係のある人だけですからね。
日本、まあ思ってたより違和感ないです。というか夜飯食いにでる以外あんまり外でてないけどね。ていうか先月いたっしょって話でもあり、あんまりドラマティックなことはないです。ちぇ。ちょっと街の景色が変わってたりはするけどね。
広州最後のほう、何があったかな。最後の晩餐シリーズ用に紹介してもらった広東料理屋がやばうまで思わずほぼ二日連続で行っちゃったんだけどこれはもっと前に知りたかったなあ...てくらい?くっそローカルで「えお前あんなトコ行ったの?」と地元民ドン引きな感じだけど。予約できないし、店の感じからして普通話通じるのが奇跡って感じ。広東語オンリーでも文句言えない感じ。あ、あと客を連れて広州酒家というわりと有名・鉄板な飲茶スポット行ったらかなりうまくてこれも前からきておけばよかった...という後悔はしましたよ。食い物の後悔ばっかやな。ああ、広東省なのに広東語を全然習得しなかったよね。書いたかもしれないけど、結局広東語圏の中心地である広州も外地からの出稼ぎや移住が多くて、中年以上を除けば普通話が一般的になってしまってるんですね。まあ広州人同士は広東語ですけど...というので広州人の友達を作ってみたら「せっかく中国語(普通話)を勉強したのに何いってるんだかさっぱりわからない」という不思議な状態に…。気を使って「普通話で話そうよ!」「お、おう」ってなってるけど、普通話ってある意味君たちにとっても外国語だからね...。
そうそう、美味かったでいうと、香港のまた中心部にある飲茶プレイスも相当良かった。セントラルのごちゃっとした観光客沢山ウロウロゾーンにあるんだけど、入ってみたらほとんど観光客がいないっていうね...香港長い友人に聞いたら「まあここは来ないっしょ」とのこと。すごいローカルな感じです。でも店は広州にもあって有名だし、ガイドブックとかにも載ってそうなんだけどな...でもおばちゃん態度あんまよくないというか要するに普通にローカルなだけっちゃだけ。こういう店が残ってるのは観光客的には嬉しい(でもそこまでクソ安ではない...って美味しいからこれくらいとられてもそうだよね、って話だけど)。
今日の写真のギンギラギンは、市内の大きな公園、越秀公園の春節特別バージョン。普段は無料なのに、この期間中は30元(=600円)の入場料を取るだけあって、なんか死ぬほどデコレーションされていてピカピカしています。貧相な乗り物なんかもあります。あほ系だけど、まあ地元っぽいといえば地元っぽい...少なくとも外国人はいなそうでした。いるわけねえか。
そう、最後は香港から抜けたんだけど、実は現地で不思議系カメラウーマン(前ちらっと出てきた元ひきこもり)と合流して撮影してきました。そもそも日本でプロフィール(遺影)用に気合いれてスタジオ押さえて写真でもとるっぺか、と言ってたんだけど、話の流れで「ギャラいらんから香港の街で撮ろうや」という謎のコンセプトになり、彼女のアゴアシを負担して来てもらったのでした。カメラマン1泊3日、深夜羽田発早朝香港着に乗って朝飯食べてばちばち撮りながら街を歩いて撮って、夜は酒を飲んで、色々話をして。んで次の日ちょっと遅めに起きて飲茶して帰ってきました。怒涛や。まじ怒涛や。さすがに二人とも夜は若干電池切れていた気がします。しかしホント俺、香港はいつも何の関係もない女連れやな。清すぎや。
今回の目的はひとつは「いつも撮る側だから撮られてみたい」ということだったりして、でも色々指示出されながら撮られて言われたのが「ほんとに撮られるの初めて?」ってのだったりして、結構スムーズに行ってしまったのでそんなもんか、という感じではありました。もっと「おお全然違うぜ!」ってかんじかと思いきや、そういうBeyond the 想像みたいなことはあまりなく。
終わったあと美味しい香港料理屋で打ち上げながら色々感想戦だったんだけど、そこで色々言われたのが面白かったです。やっぱファインダーをはさんで向かい合ってると昔から知ってる関係でも色々見え方違うんだよね。彼女はなんか100%満足ではなかったみたいで、色々原因を聞いていくとそれは、「前から道化さん知ってるのに、そのアドバンテージを引き出せなかった」ということだったみたい。彼女が言うにはわりと僕はオーダーの時点から目的も用途も明確で、ポーズとか表情、そういったものもその目的に沿ったものが出てくる。だから扱いやすいんだけど、それが定まりすぎてて誰が撮っても同じになるんじゃないだろうかと。
で、彼女には前から「あなたはとてもよく作りこまれている」みたいなことを言われていて。「とても自然に嘘をついている」感じなんだそうです。自然だけど嘘だってわかるけど、なんだかよくわからないという。昔から☆さんには「お前は劇場型だ」といわれていたのと何か共通点がある気がしますよね。
そう、でその「作りこまれている」が、多分今回のオーダーとうまくはまってるんですよね。別に僕はいろんな雰囲気とか表情とかができる器用な人ではない(てかそれできたらプロやし)ので、意識的にではないけど、おそらく自分ができる表情や出せる雰囲気から逆算してコンセプトを決めたって感じなんじゃないかと想像しています。
...といったことを考えるのが面白いですね。
ちなみに香港では領事館の人紹介してもらったりしていっしょにムール貝をむしゃむしゃ食べていたのですが、なかなか面白い人で、香港に来る理由がまた増えたなあと。あまり官ぽくない女性。アメリカの大学と院まで出て国家公務員やってると男が寄ってこない(というかステータスでひるむ)んだそうな笑。そういう話として話は聞くけど、実際そうなんだね~。
しかし上海からは由子先生をはじめお世話になっていた人が何人も去り、代わりに香港や広州に友達が出来る。まあ海外在住なんて流動が多いものなんでしょうが、あーそうだよねー、という感じ。上海いく理由が減ってしまいましたね(でも駐在で住むなら上海が一番楽だな、というのは変わらないです)。
あとひそかに秘密プロジェクトでウェブサイトを一個作って公開してみました。続くかなあ...。全部英語なんで更新がめんどいです。あとかなりニッチなジャンルなので、更新のための情報を集めるのがめんどい...検索エンジン経由で効率よく集められるわけでもなく、そういう専門サイトがあるわけでもなく。でもそこに時間かけたくないんだよなー。
しかしまだ総括っぽい言葉が思いつかない。半年行ってどうだったの?って勿論みんなに聞かれるんだけど、どう答えたらいいんだろう、というのがなんかはっきり形を見せないんだよね。もう少し時間を置いたら出てくるのかな。やたら美化されるだけ、じゃないといいんだけどね。
日本、まあ思ってたより違和感ないです。というか夜飯食いにでる以外あんまり外でてないけどね。ていうか先月いたっしょって話でもあり、あんまりドラマティックなことはないです。ちぇ。ちょっと街の景色が変わってたりはするけどね。
広州最後のほう、何があったかな。最後の晩餐シリーズ用に紹介してもらった広東料理屋がやばうまで思わずほぼ二日連続で行っちゃったんだけどこれはもっと前に知りたかったなあ...てくらい?くっそローカルで「えお前あんなトコ行ったの?」と地元民ドン引きな感じだけど。予約できないし、店の感じからして普通話通じるのが奇跡って感じ。広東語オンリーでも文句言えない感じ。あ、あと客を連れて広州酒家というわりと有名・鉄板な飲茶スポット行ったらかなりうまくてこれも前からきておけばよかった...という後悔はしましたよ。食い物の後悔ばっかやな。ああ、広東省なのに広東語を全然習得しなかったよね。書いたかもしれないけど、結局広東語圏の中心地である広州も外地からの出稼ぎや移住が多くて、中年以上を除けば普通話が一般的になってしまってるんですね。まあ広州人同士は広東語ですけど...というので広州人の友達を作ってみたら「せっかく中国語(普通話)を勉強したのに何いってるんだかさっぱりわからない」という不思議な状態に…。気を使って「普通話で話そうよ!」「お、おう」ってなってるけど、普通話ってある意味君たちにとっても外国語だからね...。
そうそう、美味かったでいうと、香港のまた中心部にある飲茶プレイスも相当良かった。セントラルのごちゃっとした観光客沢山ウロウロゾーンにあるんだけど、入ってみたらほとんど観光客がいないっていうね...香港長い友人に聞いたら「まあここは来ないっしょ」とのこと。すごいローカルな感じです。でも店は広州にもあって有名だし、ガイドブックとかにも載ってそうなんだけどな...でもおばちゃん態度あんまよくないというか要するに普通にローカルなだけっちゃだけ。こういう店が残ってるのは観光客的には嬉しい(でもそこまでクソ安ではない...って美味しいからこれくらいとられてもそうだよね、って話だけど)。
今日の写真のギンギラギンは、市内の大きな公園、越秀公園の春節特別バージョン。普段は無料なのに、この期間中は30元(=600円)の入場料を取るだけあって、なんか死ぬほどデコレーションされていてピカピカしています。貧相な乗り物なんかもあります。あほ系だけど、まあ地元っぽいといえば地元っぽい...少なくとも外国人はいなそうでした。いるわけねえか。
そう、最後は香港から抜けたんだけど、実は現地で不思議系カメラウーマン(前ちらっと出てきた元ひきこもり)と合流して撮影してきました。そもそも日本でプロフィール(遺影)用に気合いれてスタジオ押さえて写真でもとるっぺか、と言ってたんだけど、話の流れで「ギャラいらんから香港の街で撮ろうや」という謎のコンセプトになり、彼女のアゴアシを負担して来てもらったのでした。カメラマン1泊3日、深夜羽田発早朝香港着に乗って朝飯食べてばちばち撮りながら街を歩いて撮って、夜は酒を飲んで、色々話をして。んで次の日ちょっと遅めに起きて飲茶して帰ってきました。怒涛や。まじ怒涛や。さすがに二人とも夜は若干電池切れていた気がします。しかしホント俺、香港はいつも何の関係もない女連れやな。清すぎや。
今回の目的はひとつは「いつも撮る側だから撮られてみたい」ということだったりして、でも色々指示出されながら撮られて言われたのが「ほんとに撮られるの初めて?」ってのだったりして、結構スムーズに行ってしまったのでそんなもんか、という感じではありました。もっと「おお全然違うぜ!」ってかんじかと思いきや、そういうBeyond the 想像みたいなことはあまりなく。
終わったあと美味しい香港料理屋で打ち上げながら色々感想戦だったんだけど、そこで色々言われたのが面白かったです。やっぱファインダーをはさんで向かい合ってると昔から知ってる関係でも色々見え方違うんだよね。彼女はなんか100%満足ではなかったみたいで、色々原因を聞いていくとそれは、「前から道化さん知ってるのに、そのアドバンテージを引き出せなかった」ということだったみたい。彼女が言うにはわりと僕はオーダーの時点から目的も用途も明確で、ポーズとか表情、そういったものもその目的に沿ったものが出てくる。だから扱いやすいんだけど、それが定まりすぎてて誰が撮っても同じになるんじゃないだろうかと。
で、彼女には前から「あなたはとてもよく作りこまれている」みたいなことを言われていて。「とても自然に嘘をついている」感じなんだそうです。自然だけど嘘だってわかるけど、なんだかよくわからないという。昔から☆さんには「お前は劇場型だ」といわれていたのと何か共通点がある気がしますよね。
そう、でその「作りこまれている」が、多分今回のオーダーとうまくはまってるんですよね。別に僕はいろんな雰囲気とか表情とかができる器用な人ではない(てかそれできたらプロやし)ので、意識的にではないけど、おそらく自分ができる表情や出せる雰囲気から逆算してコンセプトを決めたって感じなんじゃないかと想像しています。
...といったことを考えるのが面白いですね。
ちなみに香港では領事館の人紹介してもらったりしていっしょにムール貝をむしゃむしゃ食べていたのですが、なかなか面白い人で、香港に来る理由がまた増えたなあと。あまり官ぽくない女性。アメリカの大学と院まで出て国家公務員やってると男が寄ってこない(というかステータスでひるむ)んだそうな笑。そういう話として話は聞くけど、実際そうなんだね~。
しかし上海からは由子先生をはじめお世話になっていた人が何人も去り、代わりに香港や広州に友達が出来る。まあ海外在住なんて流動が多いものなんでしょうが、あーそうだよねー、という感じ。上海いく理由が減ってしまいましたね(でも駐在で住むなら上海が一番楽だな、というのは変わらないです)。
あとひそかに秘密プロジェクトでウェブサイトを一個作って公開してみました。続くかなあ...。全部英語なんで更新がめんどいです。あとかなりニッチなジャンルなので、更新のための情報を集めるのがめんどい...検索エンジン経由で効率よく集められるわけでもなく、そういう専門サイトがあるわけでもなく。でもそこに時間かけたくないんだよなー。
しかしまだ総括っぽい言葉が思いつかない。半年行ってどうだったの?って勿論みんなに聞かれるんだけど、どう答えたらいいんだろう、というのがなんかはっきり形を見せないんだよね。もう少し時間を置いたら出てくるのかな。やたら美化されるだけ、じゃないといいんだけどね。
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