懐かしさと、あと何か。/アプローチ/ きれいなピラミッド
2013年4月23日 日常(飲んでます)
久しぶりに、近所の駅で同業者と打ち上げ?でした。昔彼氏とよく来た店で、なんか懐かしいというかなんというか。いやこれが懐かしいというものなんでしょうけれども。
その同業者、多分日記に登場したことはないと思うんだけど、大学の後輩で、同じサークル。うちのサークルに入って人生狂ったのか僕より早く在学中から業界でお手伝いをはじめ、そのまま小さな事務所に就職してしまったのですが、5月末で寿…のはずが昨日社長と喧嘩して「もう明日以降いかねえ!」みたいに行って飛び出たらしいという報告が昨晩入り、急遽「業界引退同士のサヨナラ音楽業界飲み会」というものを開催したのでした。まあワインがぱがぱ飲みながら業界の醜聞を暴露しあってただけっちゃだけです。結論としてはとりあえず弟子に手を出すな、というのとマネージャに愛人の旅行の手配をさせるな、というところに尽きるわけですが。
最近「就活」というのをしていて戸惑うのが仕事の選び方。なんかこう、みんな…といったら言い過ぎかもしれないけど、人材会社にしても他の友人とかにしても、マーケットバリューをベースにしたアプローチ…ってやばいなこの文章カタカナ多すぎやな、要するに「あなたはこの能力が評価されるからこれを訴えると高く買ってくれますよ」というアドバイスを受ける事が多くて。
まあでもそれは仕方のない部分もあるかもしれなくて、大多数の人は得意な能力を伸ばし、それを売りに好きな(向いている)職業を選ぶものなのかもしれない。好きこそもののなんとやら。でも僕が持ち合わせたスキルで突出しているものは残念ながら別にそれで食おうとはとても思わないものが多くて、そのギャップがなんとなく人材屋と話している時の「なんだかなあ」感につながったりする。なんだかなあというよりやれやれかも。「お前俺を高く売りたいのねハイハイ」みたいな。
別にみながみな人生に目標を持ってそれを軸に自分の仕事を選んでるわけじゃないとは思うけど、なんか主体性がないんだよね…きっと贅沢なことを言っているんでしょうけれども。
そんな中、今選択肢として与えられてる(?)のは3つ。これがすごいいい具合にピラミッドというかなんというか、何かを描いていて面白いので書き出してみます。
1)アドボカシー系(志望度は高いが可能性が低い、決まるまで時間がかかりそう)
食料自給率を上げよう、とかそういうキャンペーンを打っている会社。好況のためになることを私企業の金でやる、というのが基本構造で、まともに事業になっているのは日系代理店二社だけ…というか規模で言ったらDだけですね。
いまの会社でちょうどその部署と絡んでいて、うちの社長も「口はきく」と言ってくれたものの、吹けば飛ぶような会社の社長さんが頼んでどうなるの、というのは根本的な疑問。でも表から行くよりは可能性高い。でも社長は今出張に行っていて、もしかしたら帰ってきた頃には勝負が決まってるかも。
2)日系エンタメ事務所(志望度並・可能性不明・1ほどじゃないけど多分決まるまでに時間かかる)
某超大手芸能事務所がアジアに進出するのに人材募集中。契約からスタートだけど、コンテンツ輸出の中でも割と勝ち目がありそう、しかも音楽だからまークラシックとは色々しきたりが違うとはいえ、共通して使える知識とか経験もありそう。シンガポールでチョコレイトディス●かあ…。ただ短期的には面白いだろうけど、あんた腰をすえて20年こんなエンタメやりたいの?むなしくない?とか正面切ってきかれると戸惑っちゃう。でも面白そう。
3)G(志望度低・でも正直興味は超ある・可能性はわりと高そう・即決・ただし短期契約)
いまやアメリカ企業の分際で多分日本人に知名度95%オーバーくらいだろう、例の聞けばなんでも知ってる「先生」です。いやー社食タダですか。有期の雇用だけどITのスペシャリストだから大人のバイトみたいな契約とは違うプロフェッショナル契約だし、一応音楽とも絡んだ仕事ができそう…ただ多数あるサービスの仲でもかなり日陰系なのできちんとした戦略(つうかポジショニングとターゲット設定だね)がないと絶対に勝てないし自分の履歴書に傷がつくだけなので会ってそこら辺をきいてからかなあ…とかとか。
かなり急いで探しているようで、給料はそういうスペシャリストにしてはあんまりだけど逆にその給料に対して彼らが求めてるものはかなり高水準に満たしているし音楽とITわかるそんなに高くない人材(+多少英語喋れる)なんてそんな転がってないだろうから話は早そうな雰囲気。今の会社5末までだよ、って言ってるのに五月中から働ける?とエージェントから確認が。
先のことを考えると&仕事内容的に働きたいのは完全に1なんだけど、自分をクビにした社長に頼るという不甲斐なさ…は置いとくにしろ、もしうまく行ったとしても先方に話が通るまでにかなり時間がかかりそうで、それを待っていると他のチャンスがつぶれそう。
そのまったく逆が3のG社。さっさと決めたそうで、外資だし2回とかの面接で下手すりゃ4月中にさらっと決まりそうな気がする。給料もまあ社会人としては悪くないけど有期の契約ってのがやはりひっかかる…あと負け組サービスだから、きちんとした戦略がないところにコミットしちゃうと単なる空白期間みたいになってしまいそう。あと外資だから英語のを日本語にローカライズする奴隷作業メイン。でもなーあの会社で一回くらいは働いてみたいよなーとぶっちゃけミーハー心で思う。まあ契約終わるまでに腰をすえて本職捜そう、という考え方もあるけど求人って水物というか今日あったから1ヵ月後同じものがあるかというとそういうものでもなく…まあ後悔の元だよね。そしてこの会社で働くと次はPandoraとかSpotifyとかになりそう。
まー別に全部からオファーをもらっているわけでもなし、もらってから考えろという意見は根強いのですが…好きなことのために博打をするか、安定かもしれないけどその先があまり思いつかない事をするか。難しいところです。このクソバランス、よくできてますわ人生。
選択肢があることは本当にありがたいけど、むずかしいっすね、こういう決断。現実的には全部総なめで受けつつ、オファーをもらったら真剣に考えるという形になるんでしょうけどね。
久しぶりに、近所の駅で同業者と打ち上げ?でした。昔彼氏とよく来た店で、なんか懐かしいというかなんというか。いやこれが懐かしいというものなんでしょうけれども。
その同業者、多分日記に登場したことはないと思うんだけど、大学の後輩で、同じサークル。うちのサークルに入って人生狂ったのか僕より早く在学中から業界でお手伝いをはじめ、そのまま小さな事務所に就職してしまったのですが、5月末で寿…のはずが昨日社長と喧嘩して「もう明日以降いかねえ!」みたいに行って飛び出たらしいという報告が昨晩入り、急遽「業界引退同士のサヨナラ音楽業界飲み会」というものを開催したのでした。まあワインがぱがぱ飲みながら業界の醜聞を暴露しあってただけっちゃだけです。結論としてはとりあえず弟子に手を出すな、というのとマネージャに愛人の旅行の手配をさせるな、というところに尽きるわけですが。
最近「就活」というのをしていて戸惑うのが仕事の選び方。なんかこう、みんな…といったら言い過ぎかもしれないけど、人材会社にしても他の友人とかにしても、マーケットバリューをベースにしたアプローチ…ってやばいなこの文章カタカナ多すぎやな、要するに「あなたはこの能力が評価されるからこれを訴えると高く買ってくれますよ」というアドバイスを受ける事が多くて。
まあでもそれは仕方のない部分もあるかもしれなくて、大多数の人は得意な能力を伸ばし、それを売りに好きな(向いている)職業を選ぶものなのかもしれない。好きこそもののなんとやら。でも僕が持ち合わせたスキルで突出しているものは残念ながら別にそれで食おうとはとても思わないものが多くて、そのギャップがなんとなく人材屋と話している時の「なんだかなあ」感につながったりする。なんだかなあというよりやれやれかも。「お前俺を高く売りたいのねハイハイ」みたいな。
別にみながみな人生に目標を持ってそれを軸に自分の仕事を選んでるわけじゃないとは思うけど、なんか主体性がないんだよね…きっと贅沢なことを言っているんでしょうけれども。
そんな中、今選択肢として与えられてる(?)のは3つ。これがすごいいい具合にピラミッドというかなんというか、何かを描いていて面白いので書き出してみます。
1)アドボカシー系(志望度は高いが可能性が低い、決まるまで時間がかかりそう)
食料自給率を上げよう、とかそういうキャンペーンを打っている会社。好況のためになることを私企業の金でやる、というのが基本構造で、まともに事業になっているのは日系代理店二社だけ…というか規模で言ったらDだけですね。
いまの会社でちょうどその部署と絡んでいて、うちの社長も「口はきく」と言ってくれたものの、吹けば飛ぶような会社の社長さんが頼んでどうなるの、というのは根本的な疑問。でも表から行くよりは可能性高い。でも社長は今出張に行っていて、もしかしたら帰ってきた頃には勝負が決まってるかも。
2)日系エンタメ事務所(志望度並・可能性不明・1ほどじゃないけど多分決まるまでに時間かかる)
某超大手芸能事務所がアジアに進出するのに人材募集中。契約からスタートだけど、コンテンツ輸出の中でも割と勝ち目がありそう、しかも音楽だからまークラシックとは色々しきたりが違うとはいえ、共通して使える知識とか経験もありそう。シンガポールでチョコレイトディス●かあ…。ただ短期的には面白いだろうけど、あんた腰をすえて20年こんなエンタメやりたいの?むなしくない?とか正面切ってきかれると戸惑っちゃう。でも面白そう。
3)G(志望度低・でも正直興味は超ある・可能性はわりと高そう・即決・ただし短期契約)
いまやアメリカ企業の分際で多分日本人に知名度95%オーバーくらいだろう、例の聞けばなんでも知ってる「先生」です。いやー社食タダですか。有期の雇用だけどITのスペシャリストだから大人のバイトみたいな契約とは違うプロフェッショナル契約だし、一応音楽とも絡んだ仕事ができそう…ただ多数あるサービスの仲でもかなり日陰系なのできちんとした戦略(つうかポジショニングとターゲット設定だね)がないと絶対に勝てないし自分の履歴書に傷がつくだけなので会ってそこら辺をきいてからかなあ…とかとか。
かなり急いで探しているようで、給料はそういうスペシャリストにしてはあんまりだけど逆にその給料に対して彼らが求めてるものはかなり高水準に満たしているし音楽とITわかるそんなに高くない人材(+多少英語喋れる)なんてそんな転がってないだろうから話は早そうな雰囲気。今の会社5末までだよ、って言ってるのに五月中から働ける?とエージェントから確認が。
先のことを考えると&仕事内容的に働きたいのは完全に1なんだけど、自分をクビにした社長に頼るという不甲斐なさ…は置いとくにしろ、もしうまく行ったとしても先方に話が通るまでにかなり時間がかかりそうで、それを待っていると他のチャンスがつぶれそう。
そのまったく逆が3のG社。さっさと決めたそうで、外資だし2回とかの面接で下手すりゃ4月中にさらっと決まりそうな気がする。給料もまあ社会人としては悪くないけど有期の契約ってのがやはりひっかかる…あと負け組サービスだから、きちんとした戦略がないところにコミットしちゃうと単なる空白期間みたいになってしまいそう。あと外資だから英語のを日本語にローカライズする奴隷作業メイン。でもなーあの会社で一回くらいは働いてみたいよなーとぶっちゃけミーハー心で思う。まあ契約終わるまでに腰をすえて本職捜そう、という考え方もあるけど求人って水物というか今日あったから1ヵ月後同じものがあるかというとそういうものでもなく…まあ後悔の元だよね。そしてこの会社で働くと次はPandoraとかSpotifyとかになりそう。
まー別に全部からオファーをもらっているわけでもなし、もらってから考えろという意見は根強いのですが…好きなことのために博打をするか、安定かもしれないけどその先があまり思いつかない事をするか。難しいところです。このクソバランス、よくできてますわ人生。
選択肢があることは本当にありがたいけど、むずかしいっすね、こういう決断。現実的には全部総なめで受けつつ、オファーをもらったら真剣に考えるという形になるんでしょうけどね。
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