週末が来る

2008年10月3日 考え事
 この週末はだらだらとすごそうと思います。今日は朝飯前的なイベントだったんですが、なんかそれが終わったら虚脱しちゃって。仕事の内容は本当に簡単なものだったんですが、なんかねぇ。そして夕方にもげんなり2件。1件は僕が悪いんだけど、もう1件は…まぁ別に誰が悪いというよりそれでいいならいいんだけどさ、って程度。金曜だってのになんか腐ったまま。なんかおとといも景気悪い感じのこと書いてたからどうもいつもこうみたいな雰囲気な日記なんだけどそうでもない…んですよ多分。昨日は普通に人と飯食ってたし。


 なんか次に何をしようか、というのがすごく自分の中で熱いんですが、そういうことを相談できる相手がいないことに気づきました。あいや、人間としてとか相談相手として信頼できる友達がいないって意味じゃないのだけれど、単純に経済の側面から話を出来る人がいない。例えばわかりやすい話、多分今も近い将来も外資の金融からは人がばんばん放りだされてる。じゃあその人たちが日系に移るかって言うと日系もそんなに採用に積極的ではないらしいことを聞くと、それじゃどこの業界行くの?ってなる。そんな話をする相手がいないのよね。
 まぁ自分の一生は自分のもので、やりたいことをやればいいのだから別に環境がどうだとかどの業界の競争率がどうって話は関係ないような気もするのだけれど、でも周りのことは知っておいてもいいのかなと。

 なにしようかね。でもなんにせよ金はほしい。ていうか来週だか社長とサシで飯食うんですがぼくはそうりゃいいのでしょうね。仕事どう?とか言われても困る。つまらんことしかやってないもん最近。「自分で自分を売り込まないから云々」なんて言葉も外資だといわれたりするけど社内見ても面白い案件がひとつもないあたりはどうやってご説明いただけるんでしょうかね。やれやれ。


敵対的なTOBのアドバイザリーフィ(この表現そもそもあってる?)っていくらなんだろう、って思った。普通のM&Aだとどうやらレーマン(ちなみにスペルはLehmanで、それならレーマンブラザーズじゃんよ…外人の表記っていつまでも統一されないね)方式とかいうので決まるらしいけど(ぐぐってみると「方式」って割には結構適当だなと思ったりする)。

  自分がちょっぴり関わってた1年位前から敵対的なのは日本だと成功しないしないといわれてて、結局たぶんまだ成功してない(←嘘でした。wikipediaのM&Aの項目見ると知らん会社同士で一件成功したようで…)。注目される上に金がたくさん動く場所だから自然?裏技も使われるしすごく乱暴にいえばちゃんと双方の株主が納得する値付けができて(これが大変なんだろうけど…)法律に問題なければ成立するM&Aと外野が野次飛ばすわ関係者が実弾飛ばすわ怪文書撒くわなお祭り敵対的TOB(要するにより市場を相手にしなければいけない…だって「公開」買い付けなんだから)じゃコストがぜんぜん違うだろうなぁと。

 時系列的にはこの疑問を持ちながら調べたわけじゃないんだけどちょっといろんなことがありましてつい先日日本ハウズイングに友人が勤めてることを知ったんですよ。三年前くらいに「マンション管理会社」に入ったのは知ってたんですが。
 その日本ハウズイングって何?ってのは少し前に派手に敵対的TOBを掛けられてた面白銘柄なんです。それが結構ぐちゃぐちゃしてたりして面白かったのと一応不動産業界だったんで見ていたんですね。
http://blog.livedoor.jp/yuraku_love/archives/51223010.html
↑この記事はそのクライマックス、総会の話のところだけどここの「その他IR」をさかのぼると色々読めます。

 で、そのハウズイングの四半期報告書(http://www.housing.co.jp/ir/pdf2/securities/200813_shihan.pdf)をなんとなく読んでたら(我ながらきもい。そして中身を理解してる自信はいまだに全然ない…)、14ページの損益計算書の特損の項目に、あるじゃない「株式公開買付対策費用」3億6300万円。ってことは雑に四半期だから3で割ると月にして1億2100万円。そんなに払ってるんですねえ…。ちなみにこの話が少なくとも公開の場で始まったのは2月の中ごろなんで多分もっと費用はかかっているでしょうけど。
 この3億6300万円、果たして何に払われているんでしょうか、ってこと。僕の素人頭で考えるとTOBって弁護士と主幹事とか証券会社(これが投資銀行とか?になったりはするだろうけど)費用以外に金かからないんじゃないの。物は必要ないだろうし…。

 で、ほかのスティールともめた所の報告書とかをちゃんと調べると偉い子なんですが面倒なのでそんなことはしません。ググります。
http://aruconsultant.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_aa3a.html

 7億。…ていうか待って。この記事読んでて気づきましたがブルドッグの経常10億で7億。たくさんだよね。で、対してこのハウズイング、

…マイナス1100万。営業利益ですら4300万。それなのにTOB対策で3億6000万。いいのかしらね。まぁよくないんでしょうが。
 ええと、これを比べると会社の規模が営業利益で比べるのが適切かはしらないけど仮に比べると5倍とか違う会社なわけで、それなのにこういう関係の費用が2倍程度ってどうなんですか、ってまず思うんですけど。どっかでボられてない?つうかブルもうちに払うXX万円けちったくせに7億も使ってんのかよ結局(一回呼ばれたけど結局費用面で折り合わなかったんですな)!

 それは余談として、要するに結構取れるんだねぇこういうのの仲介って、というお話でした。それとも単価の高い彼ら金融の人間からするとそれっくらいもらわないとやってらんないのかしら。儲からんとかって話を読んだことがあるけど、これって十分な水域じゃないんですかね。よくわかんないけど。


※今日知ったこと。
日銀はジャスダック上場
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=8301


[たいして遅くもないのに非常に眠い]

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