雨の歌

結局最後はそれか、というか...。今日は週一回の午後出勤（午前に学校なし・の意）の日。でも起きてパンをもそもそ食ってたら折角の遅く起きた幸福感を無残に切り裂く雨。ざんざかざんざかやったら降りましたね。
　んでなんか出社する僕と偶然同じ時間に出かけることになった母の車に乗って駅のホームに上がったら丁度雨が最高潮に達してその音がどこどこ天井を叩いていて。その音で世界が満たされていたのがなんか感動的でした。ホームを幸せそうにニヤニヤしながら歩く僕、相当外から見たら変でしょうな。それまでは凄く不幸な気分だったんですけれど。でも思うんですよ。別に魍魎の箱ってんじゃないけど何に、であれ満たされている事は素敵な事です。みっちり。例えば僕は仕事や勉強など集中したい時はヘッドフォンで音楽をかけます。そうやって「意図する雑音」で聴覚を満たすことで逆にそれを意識しなくなるんです。そういうこと。今日も雨の音で世界が満たされていて、それが凄く完全な感じがしたんですよ。多分。

　
結局今日の終業は1時過ぎ。雨雨なんて書いてたから雨の歌のCDでも買って帰ろうかな、とか思っていたけど当然のように無理でした。終電もとっくに…という事で自棄になって恵比寿で飲んでみました。行ってみたら割合新しいバイトの人が独りだけだったんで「社長は？」って聞いたら「上で寝てます」との事。結局起きてきたんだけどカウンターで寝たりメールしたりまた寝たりしてました。ありえませんね笑。

　「まぁ客も客だし俺寝るわ」とか言うし。

　「ところでおなか減ったんだけど」とか言うし。

　ま、なんか超忙しくてここ3日で3時間しか寝てないとかだったんでかわいそうで寝かしときましたが。まぁ昔は「買い物行ってくるから店見てて」だったからまぁいいほうなのかな…。うん。
それでもきっちり会計は取られた…。

　

　そう、今日の終業が遅くなった原因のひとつはミーティングでした。まぁイベントも迫ってるので最終（の一個前）確認って事で色々細かい点の洗い出しをやってたわけです。まぁんな事はどうでもよくて…今日は取引先（まぁ不穏当な発言をすれば「下請け」と言っても差し支えないでしょう）も参加していたのですが僕はこれまで電話でしか話したことの無かった人もいたわけです。
　その中には女の子もいたわけですがまぁ声からして若いだろうなぁと思ったらほとんど同じ年（まぁググって見れば2年目だったわけですが。…ネットって怖いね）。その子を見て最初に思ったのは「美味しそう」。あーなんか溜まってるのか自分笑。なんか判らないけど「キレイ」とかより最初に直感的に言葉になったのが「美味しそう」でした。なんか自分でまずその言葉に驚いた…。まぁ普通にはキレイですが。真に申し訳ないことにその子が喋ってると（って言っても下っ端だからあまり喋らないけれど）そんな事を考えていたんですよ。食べたいなぁ…みたいな。ああすみません公共の電波に乗せる事じゃない…でもまぁ、ここは一応身分を明かしていない分（まぁ誰が見てるか知りませんが…少なくとも直接の知り合いには誰にも教えては居ないので）正直な事を書き留めましょう、って言うことで。

[飲んでる上に眠い…]