2005年のアニメ業界総括、のような毎日の記事を軽い気持ちで読んでいたら「サラウンドの導入などによる高画質高音質化は製作現場のクビを締める事にならなければいいが」といったことが書いてあった。この「技術の革新に襟首締められる」というのは文中では日本映画の衰退の一因にもなったといった風に書いてあるがもっと最近、ゲームの世界でも起こっていた。スーファミからPSに主力が移った時、最初はCで比較的容易に開発が出来る事が中小の新興メーカーの参入を促す、などと言われていたが結局は低価格化と技術革新によるコスト増でいろんなところのクビが締まった。そんなことを思い出した。

 いや、さらにこの「思い出した」には続きがあって数日前にみずほ総研が出した(あ、出したのは多分もっと前ね)医療制度改革の展望、みたいなレポートを読んでいたんですよ。んでまぁ低所得者にも配慮しつつ実質的には結局負担増は避けられないよね、みたいな話が一貫して書かれているのだけれど…まぁ要するにもうダメなわけですよね、あれも。今はまだ"今の60代は元気だ!"って言って多少人口的にボリュームがあるそこら辺の負担をあげれば多少解決したように思えるかもしれないけど例えば僕らがその年になったらどうなのよ。一家族で5人とかの寝たきりの老人の世話を金銭的に出会ってもせざるを得ない状況が生まれたりするかもなわけですよね。僕らの負担がどうとかより現実的に介護の費用を捻出するのは不可能だろうしそれを税金で、って言っても税金って元は僕らが払った金が戻ってきてるだけで別になんの解決にもなってないっていうかそれを解決にするならどこかに撒くお金をへらさにゃならんわけですよね、それもどうでしょ、無理でしょ。

 僕はまだ若いので若者の勝手な意見ですけどね、残酷なようですがやはり寿命は延びすぎて、今みんなのクビを締めているように思えるのです。解決するにしたって老人殺して回るわけにはいかないしある年齢決めて「はい人生も定年ですお疲れ様でした」って言って安楽死させるわけにも行かないし(自分はこれでもいいけど、50年前からわかってればそんなに取り乱さないでしょ…)結局自然の力とかを頼って例えば大災害が起きたりして有る程度タフじゃないと生きていけないような環境が出来上がる事を望むしかないんですかね。そんな事を考えていたのです。ま、眠いんですけど(現在03:30)。



 STEM / 椎名林檎…この頃からアレンジやりすぎ感漂ってますね。曲はいいのに。
 色々 / Puddle of Mudd…Nirvanaとか言われてるようですが全然上手じゃないですか?Blurryの一発屋にしておくには勿体無いです。ギターが時々面白いことやるし(Blurryのイントロだって普通あんなんやらんでしょー)。
受難曲 / Arvo Part

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