生みの苦しみ

2005年3月4日 日常
 まだ某ビール会社のESを書いている。あと5日ほどで提出。ビールは商品としての価値ではなくイメージの価値で選ばれている商品な気がする。これはすなわち僕みたいなイメージを作って行きたい人間としては真っ白なキャンバスを渡されるようなもの。自分の好きなように塗れる範囲が大きいだけ喜びも大きいというものですよ。

 しかし学生時代に感動した事を2つって難しいなぁ…一つはヴァイオリンを書くにしろもう一つはあちこちの授業に潜った事を書こうと思ったけどそれには「感動」はないしなぁ…勉強にはなったけど。あとは登山か。それもあっさりで挫折がなかったからあまり「感動」とまではいえないのだけれど…。

 むぅう…。

BGM
Piano Trio in A major / Toivo Kuula
トイヴォ・クーラ。夭逝したフィンランドの作曲家でシベリウスの弟子。残した曲はほとんどが歌曲とか合唱曲だったせいもあり国外では全くと言っていいほど無名な人。
 「フィンランドの作曲家でシベリウスの名は誰でも知っている。クーラはシベリウスをしのぐ才能を持っていた。しかし、この人は若くして戦争で死んでしまった。実に惜しい芸術家をフィンランド国民はくだらない戦争のために失ってしまった」とフィンランド人の友人は語ったと小野寺誠さんの「白夜の国のヴァイオリン弾き」にはあります(他にももっとクーラについて書いてある部分が有った気がするけどぱっと見つからなかった)。
 そんなわけで滝廉太郎以来民族的なクラシック?に凝っている僕はタワレコで頼んでみたんです。流石のタワレコでもくるのに2ヶ月近くかかりました。

 肝心の曲は…演奏が酷すぎて判別つきません。ハモってる所の音程がずれてるからかなり目立ちます。クラシックってこのレベルでも「音にすることに意義がある」という感じで録音しちゃう人がよくいるので注意が必要です(マイナー曲に多い)。ただこの曲に限っては事実他に録音がない(最近出たらしいけどまだ日本には入ってきていない)のである程度仕方がないというか涙を飲まざるを得ないと言うか…。そもそも演奏者の苗字が全部一緒って時点で相当なサラブレット家族かそれとも単なる下手の自己満足(言いすぎ)かどちらかだという推測は成り立つわけで…。

 でもまぁ、ところどころ美味しいフレーズはありますね。楽譜見てみたいなぁ…。とりあえず東京音大にはA木嬢経由で問い合わせてみようかと思いますがまぁ流石に期待できないでしょう。大使館に問い合わせるのが一番簡単かもしれませんね。僕はプロじゃないけど喜んでくれる気がする。

 現実逃避のあまり曲紹介が長くなったりしてたりしてなかったり。

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