生還

2004年8月28日 日常
 行ってきました槍ヶ岳。日程(+体力)の問題で山頂寸前の殺生ヒュッテまでしか登れませんでしたが。一日目は朝出発、松本ICまでバスでそこから電車、バスと乗り継いで歩きは横尾大橋横まで。上高地はマイカー規制してるのにアンテナはバリ3なのです。マイカーはいないけどバスはその分嫌って言うほど居て微妙といえば微妙。ただ夜は静かでしょうね、バスの時間が終われば。上高地から明神、徳沢辺りまでは殆どフラットで各1時間ずつ、おばさんまたは子連れでハイキングするにはもってこいでしょう。散歩気分で結構別世界にいけます。でも気軽に行ける分人は多いけど。
 そこからちょろっと登ると一日目泊まった横尾。この辺まで来ると完全に登山する気まんまんの人だけなので数も少なく景色も奇麗でいい感じ。中国か韓国系のおじさんに魚肉ソーセージ他を貰いました。夜からはあいにくの雨。防水はスプレーしたのに全く役立たずでフライどころか中までびしょびしょ。二人ともいつも寝る時間が起床時間くらいだったのでがんばって行き道中に寝なかったせいでほぼ徹夜状態、という事で八時過ぎにはダウン。この辺で何故か下山中の高校の同級生とばったり。彼は同じ大学に行ったんだけど話したのはもう4年ぶり。彼も高校は山岳部だったからなぁ…。
 翌日は5時過ぎ起床。最初は4時過ぎを予定してたけど起きてみたら真っ暗で行動不能。という事で二人で二度寝。出発してまずババ平へ。そこではじめにテントを張っちゃって余計な荷物を放り込み、頂上へアタック。しかしこっからが地獄でいきなり傾斜はかなりきついしババ平で大体海抜2000m位なので空気も薄くてちょろっと頭も痛いし。延々辛いのぼりで正直同行のT1より前に僕がへばりました。ジム行ってる…とはいえ有酸素は避けてたのでそこらへんが弱点でした。15分に一回くらいの休憩を挟んでなんとか登り続けるも(正直多分一人だったら逃げてた)日没前までに戻れない恐れがでて来たので山頂寸前の殺生ヒュッテでちょっと休憩後下山。下山は楽でした。ババ平まで降りてみるとそこはテントのちょっとしたラッシュ。なんか全く現世と隔離された気持ちがないような気もしつつT1の彼女話で盛り上がりつつちょっと遅め(でも9時前)におねんね。
 最終日、つまり今日は六時ごろ起床。チキンラーメンなぞ食いつつひたすら下山して上高地までの所要時間が4時間くらいかな?11時頃には着き、乾杯してちょっとバスが渋滞して危ないと思いつつもなんとか電車に接続、松本でマックしてバス乗って帰ってきました。家着いたのが7時頃で大体総移動所要時間が12時間。ちなみに下りは時速6kmペースでした。
 来年は制覇したいなぁ…。日程さえ大丈夫なら全然いけたのに。でもちょっと混みすぎで本来の「現世からの隔絶」は全く果たせず。各キャンプ場の横のロッジは立派なもので荷物持たないで上がってくる人とかいるし。中高年も居るし。金さえあれば山の頂上でさえ生活できるというのは不思議なもんですよ。

 帰り道にバンドサークル時代の先輩からAIRのコピーにヴァイオリンで参加してくれとのオファー。

 明日は叔母の法事。また朝早い。寝よう。

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